【レア物だらけ?】ふるさと納税でもらえる珍特産・特典5選

2015年の確定申告期間が迫ってきましたね。
この時期、一部のファンの間で盛り上がるのが「ふるさと納税」です。

ふるさと納税は、都道府県や市町村など地方自治体へ行う寄付金のこと。寄付すると税額控除が受けられ、特産品・特典が貰えるというメリットがあります。

この「特産品・特典」、多くの自治体ではその土地で獲れた野菜やお肉、お魚というのが一般的なんですが、中には「何それ?」と目を疑うようなものを打ち出しているところも数多くあります。それらを紹介していきましょう。

ふるさと納税でもらえる変わり種特典あれこれ

●フィギュア(鳥取県倉吉市

鳥取県倉吉市ではネットからの申し込み限定で「ねんどろいど 桜ミク Bloomed in Japan」がもらえます。なぜフィギュアが?と調べてみると、こちらのフィギュアの発売元「株式会社グッドスマイルカンパニー」の製造工場があるのが倉吉市なんだとか。こちらが欲しい方は1月30日までに申し込まなければならないのでお急ぎください!

●パソコン(長野県飯山市ほか)

10万円以上、20万円未満の寄付でマウスコンピューターの15.6型ノートPC「LB-F511B-IIYAMA」がもらえます。こちらの商品は飯山市内の工場で生産されているもの。まさに地元の特産品と言って良いでしょう。

メッセージ付き速射連発花火(静岡県 賀茂郡西伊豆町

100万円以上の寄付でもらえるのがメッセージ付き速射連発花火。西伊豆の「堂ヶ島火祭り」で打ち上げられる花火にメッセージを添えてくれますので、プロポーズなどにも最適!先着1名限定です。

●1日町長体験(山形県最上郡真室川町ほか)

山形県最上郡真室川町では100万円以上の寄付で町長体験ができます。行う仕事内容は町内視察や職員への訓示、町長室での記念撮影など。1日町長なんて普通、芸能人やスポーツ選手などにならない限りできませんよ。

●ニュースキャスターになれる券(兵庫県多可郡多可町

100万円以上ふるさと納税で寄付すると兵庫県多可町のケーブルテレビ局「たかテレビ」のニュースキャスターになれる券を限定一名でもらえます。テレビ番組のキャスターというとものすごく難関というイメージがありますが、ふるさと納税ならその夢が叶います!

いかがでしたでしょうか。人気フィギュアがゲットできたり、夢までかなってしまう「ふるさと納税」。気になった方はぜひチェックしてみてください!

(まぐまぐニュース編集部)

高城剛

【世界一美しい島】遠い、高い、面倒、でもトリップアドバイザー1位の小島

こんな面倒臭くて高価な島に誰が行くか、とお思いでしょうが……

『高城未来研究所「Future Report」』第187号(2015年1月16日発行)より一部抜粋

今週は、ブラジルのフェルナンド・デ・ノローニャ島にいます。

もともとこの島は、人口数百人の小さな島でしたが、近年の世界的な観光ビジネスの爆発とともに多くの観光客が押し寄せる場所になり、島民は5000人を超えるまでになりました。

しかし、この島が面白いのは観光客の入域数を制限し、1日あたり450人程度の入島に限定していることにあります。

まず、飛行機が到着するとブラジルの入国検査より厳しい入島審査があります。滞在先とその日数にあわせて、1日あたりの滞在費を日数分前払いしなくてはならず、これがないと、例えば「宿を取ってない」「行き当たりばったり」のゲストは、ここで入島を断られる可能性もあります。

しかも、この金額は安価ではありません。その上、島にはホテルが一軒もなく、「ポウサダ」と呼ばれる民宿が100軒程度しかありませんので、ゲストは、ハイシーズンには事実上言い値の「ポウサダ」の奪い合いとなります。街には、ホテルどころかチェーン店の飲食店も信号もありませんが、その分、この島には素晴らしい海(国立公園)があります。

この素晴らしい海は、2001年に「世界遺産」になったのですが、日本を除く世界の旅行者には「世界遺産」をありがたがる風習はありませんので、面白いことに島内にはまったく「世界遺産」の表記がありません(空港と町役場のそばにわずか)。

その上、この国立公園の特定ビーチに入るには、「事前予約」が必要です。このビーチに入る「事前予約」は無料ですが、オンラインの予約を受け付けていません。しかも、ビーチに入る時間まで細かく指定されている上に、すぐに「予約いっぱい」になってしまいますので、旅行に来る二週間前には、地元のツアーガイドを「事前予約」して、彼らに特定ビーチに入る「事前予約」をしてもらうしかありません。

さらに、この国立公園内に入るには、空港で支払った入島税とは別に、高額な入園料(10日間有効でおよそ1万円)を支払う必要があります。飛行機はブラジルの大都会、例えばサンパウロやリオデジャネイロからの直行便を拒否していますので、ブラジルのレシフェかナタルまで、乗り継ぎのために行く必要もあります。

すなわち、このフェルナンド・デ・ノローニャ島に行くには、ハイシーズンには驚くべき高額になる民宿を予約して、ブラジルの主要都市からレシフェかナタルまで行き、そこから数少ないフェルナンド・デ・ノローニャ行きの飛行機に乗り換え、空港で滞在日数にあわせて入島税を支払い、さらに国立公園の入園料を支払って、高価なツアーガイドに特別なビーチの事前予約とトランスポーテーションをお願いするしかないのです。

いくら海がキレイだ、といっても、こんな面倒臭くて高価な島に誰が行くか、とお思いでしょうが、旅行業界でもっとも影響力があると言われるサイト「トリップアドバイザー」で、昨年「世界でもっとも美しい島第1位」に選ばれたのは、このフェルナンド・デ・ノローニャ島なのです。

多くの旅行者や観光業関係者が誤解していると僕はよく思うのですが、レストランも観光地も、そこに来る「人」がもっとも価値であり、ダメなゲストばかりが来ている場所は、どんなに一時的に人気が上がっても、中長期的に見れば良い観光地やレストランになることはありません。すなわち、「良いゲスト」を呼び込むことが「良い観光地」や「良いレストラン」を作る最大の秘訣です。

この「良い」意味は色々あると思いますが、少なくても「治安」の意味において、観光地では大きな意味を持ちます。このフェルナンド・デ・ノローニャ島では、表のドアに鍵をかける人は、ほとんどいません。また、島の平均的乗り物であるドアがないオープン・バギーに、カバンをおいたまま出かける人は少なくありません。僕が知る限り「東京より治安がいいブラジル」は、ここだけです。

前述しましたように「いくら海がキレイだ、といっても、こんな面倒臭くて高価な島に誰が行くか」と考えるような人はここにはいませんので、それなりにお金があって、それなりに旅行上手な人たちだけが、結果的にこの島に訪れることになります。ですので、あらゆる意味でトラブルが滅多になく、その人たちが「良い環境」を作り上げ、その「良い環境」が「世界でもっとも美しい島第1位」となって世界に発信されているのです。

実は、この島の大きなターニングポイントは、数年前にありました。5年ほど前まで、このフェルナンド・デ・ノローニャ島は、いまほど大きな評価を得ていませんでしたが、国立公園のマネージメントを役所が行うのではなく、数年前に私企業に任せたことが大きなターニングポイントとなりました。それまで、ボロボロで歩くのもままならなかった木の遊歩道は、キレイな再利用可能なプラスティック製に置き換わり、主だったビーチにトイレなどが常設され、マーケティング活動も刷新されました。

あわせて、マネージメントを手がける国立公園の入園料は年々高額になり、当初は地元の人たちからも反発を呼んでいましたが、それによって良い顧客が集まり、治安が著しく良くなったこともあって、いまではその「戦略」に地元の人たちも納得しています。

ダサい役所や古くからの地元の人たちではなく、その地とは関係無いプロフェッショナルに任せたことが、この島のターニングポイントとなって、「東京より治安がいいブラジル」を作り、「世界でもっとも美しい島第1位」に押し上げることに成功したのです。

その成功理由は明白です。ダメな観光地がいつまでたっても飛躍しないのは、その地にいる役所の人々や古くからの権力者が、求める「良いゲスト」と正反対の人たちだからなのです。それをフェルナンド・デ・ノローニャ島は、教えています。

 

『高城未来研究所「Future Report」』第187号(2015年1月16日発行)より一部抜粋

著者/高城剛
1964年葛飾柴又生まれ。日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオビエンナーレ」グランプリ受賞後、メディアを超えて横断的に活動。 著書に『ヤバいぜっ!デジタル日本』(集英社)、『「ひきこもり国家」日本』(宝島社)、『オーガニック革命』(集英社)、『私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。』(マガジンハウス)などがある。 自身も数多くのメディアに登場し、NTT、パナソニック、プレイステーション、ヴァージン・アトランティックなどの広告に出演。 総務省情報通信審議会専門委員など公職歴任。 2008年より、拠点を欧州へ移し活動。 現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。ファッションTVシニア・クリエイティブ・ディレクターも務めている。 最新刊は『時代を生きる力』(マガジンハウス)を発売。
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【イジメ対策】マンガで学ぶ、知能犯との戦いに効果的な作戦


累計10万部を超える『大原さんちシリーズ』がまぐまぐに帰ってきた!
舞台を東京から九州・長崎面佐世保市に移し、
大原さんちの九州ダイナミック!』として大絶賛配信中!
そして!過去の名作マンガをプレイバック掲載!
今回のテーマは「知能犯との戦い」。次男くん、なかなかの策士!?


メルマガvol.111-2-入稿メルマガvol.111-3-入稿メルマガvol.111-4-入稿メルマガvol.111-5-入稿メルマガvol.111-6-入稿メルマガvol.111-7-入稿メルマガvol.111-8-入稿メルマガvol.111-9-入稿メルマガvol.111-10-入稿メルマガvol.111-11-入稿メルマガvol.111-12-入稿メルマガvol.111-13-入稿メルマガvol.111-14-入稿メルマガvol.111-15-入稿メルマガvol.111-16-入稿メルマガvol.111-17-入稿メルマガvol.111-18-入稿

大原さんちの九州ダイナミック

著者・大原由軌子さんからひと言
東京から長崎県佐世保市に引っ越してから約4年。
私たち一家にとって地方都市はとてつもなく住みやすい場所でした。
首都圏にない地方都市のよさや具体的な生活情報、
そしてまさかのリアル艦これコーナーなどなど、
笑いを交えつつマンガと写真で綴っていきます。
『大原さんちシリーズin九州』、よろしくお願いします。
<<サンプルはこちら>>

【雪道】ノーマルタイヤ装着時に大雪・・・覚えておきたい5つの運転術

あまり雪の降らない地域に住んでいると、とかく雪への対策がおろそかになりがち。とくに日頃クルマをよく運転される方のなかで、夏用タイヤで大雪に降られてしまい、立ち往生してしまった経験のある方は、多いのではないだろうか。

そこで今回は、自動車学校の現役教習指導員が配信するメルマガ『運転が好きになる成長のメールマガジン』より、“ノーマルタイヤで雪道を乗り切るためのコツ5つ”をご紹介しよう。

(※あまり雪の降らない都内などで、運転中に雪が降った時のとっさの対応法であり、準備無しでの雪道走行を推奨するものではありません。ノーマルタイヤでの雪道走行は、命の危険があるばかりでなく、交通渋滞で多大の迷惑を引き起こします。絶対にやめましょう)
 

 

ノーマルタイヤで雪道を乗り切るためのコツ5つ

(1)なるべく大きな幹線道路を選ぶ

大きな道路は交通量が多いので路面に雪が積もりにくいですし、除雪車が走る可能性が高いです。

その反面、脇道や抜け道といった細い道は、交通量が少ない上に日光も当たりにくいので雪が路面に残りやすいのです。

あと怖いのは橋の上やトンネルの出口。

特に橋は、その特性から凍結しやすい場所ナンバーワンです。

できることなら橋を通過することは避けましょう。

(2)わだちをトレースする

わだちとは、他のクルマが通過したタイヤの跡のことです。

積雪が少ないうちは、わだちの部分だけ雪がない状態ですから、そこを電車のレールのようになぞっていきましょう。

(3)アクセル・ブレーキ・ハンドル操作は、デリケートに

『滑る!』ということを念頭に置いて、それぞれの操作は羽毛のようなデリケートさで。

4WDを選べるクルマは、迷わず4WDにします。

ただし、ブレーキ性能はどのクルマでも同じで4つの車輪にブレーキが効きますので、下手にシフトダウンをしてエンジンブレーキを急激に掛けるよりも、そ~っとブレーキペダルを踏む方がベター。

(4)上り坂では停止しないようにコントロールを

雪道の上り坂で一旦クルマを止まらせてしまうと、再発進ができなくなる可能性があるので、停止しないように速度を調整するのです。

例えば、上り坂で前方が赤信号の時は、停止線手前で最徐行して青信号になるまで止まらないように時間稼ぎをします。

ただし、『感知式信号』の場合は、停止線直前までクルマを進めないとセンサーに感知されませんのでご注意を。

(5)タイヤの空気を抜く

これはとっておきの手段としてお伝えしますが、タイヤの空気圧を低くすることで、摩擦力の低い道路の走破性が上がります。

タイヤの空気を抜くのは、タイヤが明らかにたわむぐらいまでにしましょう(完全にゼロにしてはいけません、タイヤが傷みます)。

その後雪道を乗り切ったら、ソク空気を補充し空気圧を元通りにしてください。

ABS付きのクルマでもタイヤがロック可能性も

これはノーマルタイヤに限らず言えることですが、もしその場でタイヤが空転してしまったら、バックをして進路をずらしてみるか、駆動輪(動くタイヤ)の下に毛布や板切れを差し込んでみましょう。

そしてここが重要なポイントですが、ブレーキを掛けても滑っていくとき、より強くブレーキを踏んだりサイドブレーキを掛けたりしても意味がありません。

それどころか逆効果です。

ブレーキを踏んでも止まらければ、その恐怖心からブレーキを緩める方向には持って行きにくいのですが、ブレーキを掛けても滑っているということは、タイヤがロック(回転が停止)しているわけです。

ABSが付いているクルマならロックしないと思われるかもしれませんが、そうではありません。

というのは、昨年これでヒヤッとしたことがあって、途中まではABSが作動して車体がまっすぐ安定していたのですが、停止直前にタイヤがロックして急に車体が斜めになったことがありました。

これは、最後の停止時にはABSを解除しないといつまでも停止できないわけですから、最後の最後にはタイヤがロックするという理屈です。

このことから、最近のクルマのほとんどであるABSつきのクルマは、停止寸前にタイヤのグリップを失って滑る可能性があるので、最後まで気を抜かないようご注意を。

information:
『運転が好きになる成長のメールマガジン』
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【入江悠監督】KAT-TUN主題歌の裏話も!『ジョーカー・ゲーム』制作秘話に迫る

『ジョーカー・ゲーム』公開直前!入江悠監督、独占インタビュー

1月31日に、亀梨和也さん主演で公開される本格スパイサスペンス映画『ジョーカー・ゲーム』で監督を務める、入江悠さん。まぐまぐでは現在、『入江悠presents「僕らのモテるための映画聖典」』というタイトルで有料メルマガを配信している。今回は、以前、まぐまぐで有料メルマガを立ち上げる時に行ったインタビューと現在のメルマガの内容が大きく変わっているということで、再度インタビューを行った。

 

――それでは入江監督、よろしくお願いします。

入江「よろしくお願いします」

――今回は前回インタビューをした3年前から、メルマガの内容が大きく変わったので、インタビューを再収録するということでお越し頂いたんですが、監督の最新作『ジョーカー・ゲーム』のことなども合わせてお話しを聞かせて頂ければと思います。

入江「はい、わかりました。よろしくお願いします」

――以前、入江監督は『SR サイタマノラッパー』という3部作映画の制作費用捻出のためにメルマガを配信していたと思います。3部作の制作が終わり、メルマガも辞めてしまうのかなと思った読者さんもいたかと思いますが、現在もタイトルを変え配信を続けてらっしゃいます。この「続けよう」と思った動機から教えて頂きたいのですが。

入江「そうですね、昔は自主映画を作る費用捻出のためにやっていました。で、その制作が終わって、メルマガのことを振り返ってみた時に、このまま辞めてしまうのはもったいないと思ったんです。そんな時に、『映画の評論をガチでする媒体ってあまりないな』ということに気がついたんですよね」

――なるほど、そしてこのメルマガをそういった媒体にしようと思ったということでしょうか?

入江「そうですね、結局、雑誌とかって売るためにはアイドルに出てもらったり、話題性のあるモノを取り扱わないといけないじゃないですか。そういう状況だと『この演技は良かったけど、前はダメだった』みたいなことをガチで書くと差し障りがあるんだろうなと思ったんです。昔だと一般的な映画誌が女優の高峰秀子さんの演技を「前作は良かったけど、今回は駄目だ」とか、しっかり論拠をあげて書いているんですね。提灯記事とは言いませんが、今はある程度、その人を立てなきゃいけないという側面があると思うんです」

――はい確かにそれはあると思います。

入江「もちろん、ゴリゴリに批評している雑誌もあるにはあるんですよ。でも、僕も寄稿したことがあるんですが、その雑誌、原稿料はゼロだったんですね。要するに“好きに書いて良いよ、だけど原稿料はないよ”っていう(笑)。何というか、いびつな二極化が進んでいるなと感じたんです。『もうちょっと読者寄りのメディアがあって良いんじゃないか?』と思っていた時に、だったらメルマガでやれば良いじゃんと思ったんですよ」

――なるほど、確かにメルマガならできますしね。

入江「もうひとつテーマとして持っているのが“映画館に行って欲しいな、映画館に行くきっかけになればいいな”というのがあります。僕らのメルマガは毎週新作も取り上げるので、メルマガを読んで気に入った作品、興味を持った作品を見るために映画館に行ってもらうというサイクルを作りたかったんです」

――入江監督はご自身が映画監督でありながら、メルマガ内で他の方の作品を評論するじゃないですか。この点についてはどうお考えですか?

入江「そうですね、僕自身も映画監督だし、メルマガに寄稿してもらってる駒木根隆介は俳優、林賢一は脚本家ですし、まあ何というかリスクはありますよね。同業者には「よくやってるよね、そんなことして大丈夫?」ってたまに言われます」

――でも辞めずに続けてらっしゃいますよね。

入江「でも昔の本とか読むと先輩方もけっこうやってるんですよね。大島渚監督なんかも同世代の映画監督の作品をけっこう批評してますし、僕の大好きな映画『陸軍中野学校』の増村保造監督なんかも同時代の映画や、ある種アンタッチャブルだった大巨匠、黒澤明監督の作品だってちゃんと正面から良いところと悪いところを論じているんですよ。むしろそういうのがなくなっているのは今だけなのではという思いがあるんです」

――映画制作の大変さを知っているだけに同業者を評論することに抵抗はありませんか?

入江「いわゆる映画評論家ではない“作り手側”が評論することは、新たな切り口として読者さんも喜んでくれるのではないかなと思ったんです。作り手側だからこそわかる『ここ手を抜いたでしょ』とか『このシーンはよく思いついたな~』とかがあるんです。また、映画を作る上で外せないお金の話とか俳優の気持ちなどは当事者だからこそしっかりと語れることではと思っています」

――ご自身の作品を同業者に評論されることもあるんじゃないですか?

入江「僕も評論されることはありますけど、何というか、それで逆に鍛えらている感じもあります。その評論に対してツッコミが入ることもあるでしょうし、そうなれば執筆者も鍛えられますし、ある意味対等だと思います」

――入江監督はどんな目線で映画を見て評論するんですか?

入江「最初の頃はダメだなと思うところが目に付きました。でも、だんだんと良いところを見つけようという目線に変わりました」

――具体的にはどんなところでしょうか。

入江「そうですね……僕はハリウッド映画が大好きで、ハリウッド映画を見て育ったんですが、やっぱりどう頑張っても日本映画はハリウッド映画にはならないんですよ。ということは『良いところをひたすら追求するしかない』ということに気づいたんです。最近では大林宣彦監督にそれを感じました。自分の得意なところ、好きなことだけをひたすら追い続けていった結果、ある種いびつかもしれませんがしっかりと面白いものになるということですかね」

――なるほど、弱点を克服するのではなく、ひたすら良いところを伸ばしていくという感じですかね。

入江「最近では『るろうに剣心』のアクションにも凄さを感じましたね。あの作品は本当に日本の生ぬるいアクション映画を駆逐するような勢いがあるんですよ。あのクオリティのアクションが基準になれば、ダメなアクションを撮ってる人は『ああ、俺の映画は恥ずかしいな』と思うんじゃないでしょうか。高いスタンダードにみんなが慣れ、それが基準になると良いんだと思います」

――その結果、もっと面白い日本映画界になるということですかね。

入江「もちろん僕自身も映画を作るので、それより下のことをやったら『お前できてないじゃん』って言われるとも思っています。でも、それだからこそ自分のやる気にもなりますし、自分にハッパをかける意味もあります」

冷泉彰彦

【イラク戦争~イスラム国へ】ぶれる米国軍事政策が生み出した脅威

ISIL誕生に至った経緯をアメリカは反省しているのか?

『冷泉彰彦のプリンストン通信』第48号

読者の方から、Q&Aの欄に次のような質問をいただきました。本稿の時点では、依然として日本人人質事件は進行中であり、ISILの問題は日本でも大きな関心を呼んでいると思います。そんな中で、この質問は非常に重要な論点と思いましたので、この「通信」の欄でお話することにしました。

いただいた質問は、次のようなものです。

「連日のISISの報道を見て少し疑問に思ったことがございます。ISISの「建国」の経緯を見ると、アメリカの対イスラム戦争が大きな要因となっているように感じられます。確かにISISの暴挙は目に余るものがありますが、アメリカの世論では「ISISを生んでしまったこと」を反省する声は一般的ではないのでしょうか。素人的な発想で申し訳ないのですが、自らの戦争が非人道的な組織を生んでしまったことを反省せず、その組織をまた軍事力で壊滅させてたとしても、あたかも北方謙三が『水滸伝』で描いた梁山泊軍のように、完全なる根絶は不可能であり、同じようなテロが延々と続くことになるような危惧を感じます。」

誠におっしゃる通りであると思います。ISILというグループは、例えばその頭領というべき、アル・バグダディの辿ってきた軌跡において正にアメリカの軍事作戦がもたらした「陰画」であり「因果」であるような性格を持っています。

一つにはブッシュのイラク戦争という問題があります。2003年に始まったイラク戦争では、当初はサダム・フセイン政権を打倒してその大量破壊兵器の脅威を除去する、それが戦争目的であるとされました。空爆に続く短期間の地上戦でバグダッドを陥落させて、サダムを捕縛すれば戦争は片づき、脅威は消滅する、そのようなイメージです。

事実、3月に開始された戦闘は5月に入ると「戦果」は具体的なものとなり、ブッシュ大統領は太平洋上の空母で「着艦パフォーマンス」などという派手なことをやった上で、事実上の勝利宣言を行ったのでした。

ところが、実際はそう簡単に物事は進みませんでした。サダムの残党というべき、旧共和国防衛軍は地下に潜ってゲリラ戦を進め、その中の先鋭的な部分は、アル・ザカルウィという頭領の指導の下で、様々なテロ活動を行うに至っています。

問題は、イラクの新体制作りにおいて、クルド人とシーア派の連合政権が正当とされる中、スンニー派は完全に「締め出し」を食らった格好になったということにあります。1991年の湾岸戦争当時には、先代のジョージ・H・W・ブッシュが「バグダッドに進軍してサダムの政権を瓦解させては、イラクは3つのグループが互いに抗争する中で不安定に陥る」という判断から、サダムの政権を「温存」したわけですが、その際の予言が当たってしまったわけです。

もう一つは、イラク戦争の過程でアメリカをはじめとする多国籍軍と、例えばアル・ザカルウィのような「地下に潜ったスンニー派」との間で、血みどろの「果たし合い」が続いたという問題です。ゲリラの方は、爆弾テロを多角的に繰り出してきて、米英の派遣軍を揺さぶりました。

パトロール中の道路脇、不審な車の突入による自爆テロなどといった手口で、多くの米英の兵士が殺傷され、また生き残った兵士の多くは深刻なPTSDを抱えるに至っています。一方で、米英軍はこうした爆弾テロを抑止するためということで、戦術的には「敵の拠点」を猛爆する、あるいは凄惨な市街戦を仕掛けて面の制圧を図るといった攻撃を繰り返しました。

三番目としては、そうした「どちらかと言えば正攻法」の攻撃では十分な効果が得られない一方で、味方の損害は甚大であり、そうした「守勢」を挽回するために、そして「正攻法では勝てない以上、何とかして巧妙な作戦を」という思いから、米軍は「限りなくグレーな戦闘」へとのめり込んで行ったのです。

要するに人類の常識や国際法の「すき間」をかいくぐったような作戦で、自国の兵士の犠牲を抑え、敵に大きな損害を与えようというのです。それは「電子戦」と言うべきものです。逮捕拘束した敵兵の告白による諜報、盗聴行為の結果として得られた盗聴、そして偵察衛星が察知した情報を総合して、「その場所に敵がいる」という判断ができれば「無人機(ドローン)」を繰り出して、ピンポイントで殺害を行うという方法です。

この新しい「電子戦」というのは、人道的に大きな問題をはらんでいます。一つには、捕虜から情報を得るために拷問行為が日常化していたということであり、もう一つはドローンの使用によって国際法上の規制を逃れるということであり、更には「ピンポイント」攻撃の結果として誤爆による民間人犠牲が不可避という問題です。

こうした戦闘に進む段階では、既に米軍とスンニー派というのは「お互い様」になっており、お互いに「泥沼の中で手段を選ばぬ抗争にのめり込んで行って」いたのは事実かもしれません。ですが、明らかに国際法上の疑念があり、またどう考えても人道上認められない拷問行為が横行し、誤爆による民間人犠牲が不可避となれば、これは「やられた側」としては「どっちもどっち」という話にはなりません。

イラクで一旦は捕縛されたものの、米軍の収容所における過酷な環境に身を置くことによって、自身の中に憎悪を蓄積して行ったのが、アル・バグダディのある種の原点であるのならば、ISILという怪物を生んだ一方の責任がアメリカにあるということは否定できません。

では、アメリカにはそのような「反省の論」はあるのでしょうか?

【えぇ!】『酒とつまみ』監修の酒飲みコンピCD発売決定!でもメルマガは?

2002年の創刊以来、不定期で刊行し続ける酒飲み人生謳歌マガジン『酒とつまみ』。その編集部が監修したコンピレーションCD『酒とつまみ編集部選・酒飲みソングちゃんぽん 天国までの百リットル』が、2月11日に発売されることがわかった。

このCDは、今春4年振りに発売される予定の『酒とつまみ』号外企画の“露払い盤”として企画されたもの。呑んべいに勇気と希望を与える名曲ばかりを集めたコンピレーション企画ということで、全18曲の新旧酒飲みソングが収録される。

ちなみに雑誌『酒とつまみ』といえば、創刊から12年以上経った現段階の最新号が14号(それも4年前の発売)と、そのマイペースな活動ぶりでも大いに知られる。また、まぐまぐ!から配信中のメルマガ『酒とつまみ編集部のメルマガ「まあ飲んでから考えよう。」』も同様に、かれこれ1年以上は配信が途絶えている状況だ。

そんなメルマガ最新号に関しては、編集発行人である渡邉和彦さんのTwitterによると、「ただいま制作中なのですが、ど、どうか、も、もうしばらくお待ち下さい……」とのこと。こちらの動向にも、大いに注目したいところだ。
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『酒とつまみ編集部選・酒飲みソングちゃんぽん
天国までの百リットル』

UVCA-3023(晩酌価格 1,980円+税)
※初回版特典ステッカー付き

 

 

【収録曲】
1. サントリー・オールド~人間みな兄弟~ / サイラス・モズレー.
2. スーダラ節 / 植木等 <モノラル音源>
3. 河内のオッサンの唄 / ミス花子
4. 痛風エブリディ / ブッキーランキン
5. 酔街エレジー / 玉袋筋太郎
6. Bad Bad Whisky -Studio Live Version- / 吉田類
7. 黒田節 / 赤坂小梅
8. 酒は大関こころいき /加藤登紀子
9. アル中ロックンローラー / 子供ばんど
10. おはよう舞妓さん (京都府) /勝手に観光協会(みうらじゅん&安斎肇)
11. 日本全国酒飲み音頭 / バラクーダー
12. ひとり闇鍋 / 石川浩司
13. 帰って来たヨッパライ /ザ・フォーク・クルセダーズ
14. 雪見酒 / 遠藤賢司
15. お父さんが嘘をついた / 六角精児バンド
16. ヨッパローヨッパロー / ザッハトルテ
17. 焼酎のお湯割りをもう一杯~天国までの百リットル ver. ~/ ペーソス
18. 明日があるさ / なぎら健壱

information:
『酒とつまみホームページ』
『酒とつまみ編集部のメルマガ「まあ飲んでから考えよう。」』
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【料理に異物】ステーキけん社長が語る、最高にスマートな対処法

頼んだ料理に異物が入っていたら

『<ロードサイドのハイエナ> 井戸実のブラックメルマガ』 178号店

先週あるレストランで会食をしていると、僕の小鍋に小さい虫が入っていました。小さい虫で羽のついている虫でした。ゴキブリさんではありません。本当に小さい虫です。

料理は結構食べてしまっていたけど、レンゲにその虫をすくってスタッフを呼び、

「虫が入ってたから気をつけてね」

と優しく伝えると、顔を青くして「すぐに作り直してお取り替えします!」と言うので、結構食べていたということもあるし、実際そんなに気にしないタイプなので、

「大丈夫。いいから新しいレンゲだけ頂戴」

と言って、レンゲをもらい残った出汁も虫をよけたあとそのまま飲みました。

その後何度もホールのサービスの責任者の方がお詫びに来てくれましたが、「本当に大丈夫なのでいいですよー」と言って、最後見送りの時までお詫びされました。飲食業に携わっている立場としては、異物混入は絶対に許せないし、どんな事情があったとしても店側の過失は100%で、弁解の余地はありません。お客様の命を預かっている商売なので、できる限り異物混入を防止する対策をしないとなりません。

でも、実際ゼロにすることは物理的に不可能なのが現実です。

大騒ぎをするのは逆効果

そんな事態に直面した時に、ヒステリックに大騒ぎする人とかいますが、本当にもったいないと思います。店側も気まずいだろうし、何よりその日の食事が台無しになってしまいます。

笑顔でお店のスタッフに「気をつけてね」と言って許せば、その日の食事は、お店から挽回しようと最高のサービスを受けられるはずだと思うのです。前にも「グローバルダイニング」のお店で、頼んだグラスワインに小さいコルクのかけらが浮いてたんですね。抜栓の時に落としてしまったんだと思うのだけど、それに気づいて指をグラスの中に入れて除去しようとしていると、その様子にスタッフが気付いて近寄って来たんですね。

それで、「申し訳ありません!すぐにお取替えします!」と言って下げようとしたので、「全然いいよー。気を付けてねー」と笑顔で返した訳です。そのワインを飲みきり、次のグラスワインを頼んだ際に2杯分ぐらいはあろうかという量のワインを注いでくれたんですね。先ほどのお詫びだとスタッフが伝えてくれて。

こういう見返りを期待する訳ではないですが、結果的に言えばこれは全員ハッピーですもんね。

ワインをこぼされた時にはどう対処したか

前にも書いたことがあるけど、あるレストランでホールスタッフの女性が僕の横でトレンチをひっくり返したんですね。その日は、よりによって白いパンツを履いてたんですよ。そこにトレンチから倒れた白ワインが白いパンツにかかったのね。その女性スタッフはもうパニックですよ。言葉が出ないぐらい動揺してたな。マネージャーもすっ飛んで来て僕のパンツを拭いてくれて。そしてこの先どんな要求をされるんだろうと怯える彼女に僕が言った一言。

「赤ワインじゃなくて良かったね」

ですよ。爽やかに笑顔で。多分あの女性スタッフ、惚れたね。僕に。自分自身悦に入ったもん(笑)。

彼女は今もレストランのウェイターをやっているかどうかわからないけど、あの時のシーンは忘れられないだろうなぁ。

まぁそれはさすがに極端だけど、虫の混入もそうで、そういう振る舞いをすることにより、“虫が入ってて最悪だった!”という食事から、“虫が入ってたけど一生懸命挽回しようと良くしてくれた”と幸せの食事に変わるのかと思います。

くれぐれも提供者の立場で異物混入を正当化しようなんてことは思っておりません。何が理由でも許されません。ただお客の立場でそういう状況に遭遇した時は、その日の食事の機会を大事にするための振る舞いをした方が絶対得だと思うんですよね。

でも、デカイゴキブリ出て来たらさすがに発狂するけどね……。

 

『<ロードサイドのハイエナ> 井戸実のブラックメルマガ』 178号店
著者/井戸実
神奈川県川崎市出身。工業高校を卒業後、寿司職人の修業を経て、数社の会社を渡り歩く。2006年7月にステーキハンバーグ&サラダバーけんを開業し同年9月に㈱エムグラントフードサービスを設立。
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【話題書】『ニュースをネットで読むと「バカ」になる』をニュースサイトが読んでみた

自らが主宰するニュースサイト「NO BORDER」や「ニューズオプエド」の活動にくわえ、まぐまぐ!からもメルマガ「上杉隆の東京脱力メールマガジン」を発行されている上杉隆氏が、先ほど一冊の本を上梓された。タイトルはズバリ『ニュースをネットで読むと「バカ」になる』

当サイトも一応ニュースサイトなわけで、今この記事を読まれてる方のなかにも、そのストレートすぎるタイトルにドキリとされた方が多いのではないだろうか。

今や大隆盛時代を迎えているニュースサイトから、まとめサイトやバイラルメディアといった新しめのものまで、現在のネットメディアがいま抱えている問題点に、鋭く斬り込んでいく本書。

「従軍慰安婦問題の検証報道」や「元兵庫県議会議員の号泣会見」といった、昨年大いに話題となったニュースも取りあげつつ、危機的なまでに劣化しているという日本のジャーナリズムの現状に関しても、紙幅が大いに割かれている。

上杉氏自身、ネットやSNSが日本のジャーナリズムを大きく変えるのでは・・・と期待していた時期があったものの、その後の状況に対して失望、そして絶望の寸前である、と告白するだけあって、その指摘や批判にまったく遠慮も容赦もない。

後半部分では、日本に真のジャーナリズムを根付かせる方法、そして受け取り手である我々が、どのようにしてニュースを取り扱えばよいのかが語られる。上杉氏は各個人のメディアリテラシーを高めるための方法として、具体的な方法をいくつか挙げているが、そのうちのひとつが、なんと“(紙の)新聞を読むこと”であるという。

既成の新聞メディアについては、この本のなかでも散々批判していたのに・・・と、思わずツッコミを入れたくなるトコロだが、上杉氏曰く、他の情報ツールと比べ、新聞のほうが、紙面を広げることで政治面、経済面、社会面、スポーツ面など、多彩なトピックに触れることができ、情報を総合的に捉えられやすいという点で、ネットメディアなどと比べてまだ優位性がある、とのこと。

この批判すべき対象であるはずの紙の新聞のほうが、現状では優位であるという逆説的な状態こそ、日本のジャーナリズムがまさに危機的状況にあることを、何よりも象徴しているのかもしれない。

ニュースをネットで読むと「バカ」になる

 『ニュースをネットで読むと「バカ」になる』
上杉隆
KKベストセラーズ
1404円

information
「上杉隆の東京脱力メールマガジン」
「NO BORDER」
「ニューズオプエド」 

(まぐまぐニュース編集部)

【バブル間近?】日本に20兆円規模を上回る景気浮揚効果が!?世界的な株高の流れは見逃せない

大幅な原油安と円安により20兆円規模を上回る景気浮揚効果が

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート』(2015/01/23号)

日本国内の上場企業の企業業績が急改善しています!中小・零細企業は引き続き苦しい経営を余儀なくされているところが多いでしょうが、少なくとも上場企業に関しては、企業業績は急改善しています!♪

「2015年の日本株式市場は、天気晴朗なれど波高し」です。日本の上場企業の業績は、経常利益で、「2015年3月期(今期!!!)」と「2016年3月期(来期!!!)に、それぞれ、「8.6%増し」、「14.0%増し」の増益が見込まれています!!♪♪♪

さらにさらに、日本では、原油安により、貿易赤字が今春にも黒字転換する可能性が出てきています!!♪

一部のシンクタンクによれば、この「大幅な原油安と円安による貿易収支の改善」には、「政府の3.5兆円の景気対策(補正予算)」と合わせると、2015年の日本経済に、「およそ、ざっくり20兆円規模を上回る、超大型の景気対策を行うのとに等しい、景気浮揚効果がある!!!」とされています。

この景気浮揚効果は、「今現在の日本国内の需給ギャップ15兆円」を埋めるに十分な「景気刺激策」です。

今の日本経済には、本当にこの4月には大幅なベースアップが実施されるのかどうか? 地方都市などではガソリン価格が値下っても消費や投資に回らずに貯蓄へ回ってしまうのではないか???などなど、マクロ経済面ではまだまだ懸念が残るもの、ミクロ経済面では、大企業フレンドリーなアベノミクスに支えられて、上場企業の業績が急改善。まさに「バブルへGo!」へとダッシュする「その直前」と指摘できます。

今のアメリカ経済は、アメリカ経済全体のマクロ環境がすこぶる良好なのに、ミクロのアメリカの上場企業が、業績改善を開始して5年目~6年目に入ってしまっていて、そろそろ企業業績の改善にも頭打ち感が出始めている状態。

今のアメリカ経済はマクロがミクロをけん引しています。今の日本経済がミクロがマクロをけん引しているのとは、とても対照的。

今の日本株式市場では、「マクロ系のヘッジファンドたちが怒涛のように押し寄せて来るか、怒涛のように引き上げてゆくか」といった「ヘッジファンドの独断場」に成り下がっていますが、遅かれ早かれ、海外の地道な長期保有目的の機関投資家たちが、日本の企業業績の急改善に気づき始めて、日本株式市場に参入してくることでしょう。

ギリシャの1月25日の選挙結果については、貞子第一メルマガ1月20日号で詳しく解説いたしましたように、恐れる必要は、全く持ってありません。1月25日のギリシャ総選挙の結果が内外のマーケットに影響を与える可能性は、極めて限定的です。

さて、身も蓋もない言い方になりますが、グローバルな資産価格は、いかなる資産クラスであれ(=株であれ不動産であれ、国債あるいはジャンク債などの債券であれ)、日英米欧などの各国中銀のバランスシートの合計に、比例するのです。

中銀のバランスシートの合計が膨張し続ける限り、資産価格は上昇してゆきます。

ですから、ドラギECBが1月22日に大型のバランスシート膨張政策を発表したことは、内外の株式市場にとっては、とてもとても意味深いものです!!♪

アメリカ・イエレンFRBが昨年2014年10月にTaperingを終了して、FRBのバランスシート膨張政策を停止したからこそ、これにバトンタッチするように、黒田日銀が昨年10月31日に「黒トンのバズーカ砲第二弾(50兆円から80兆円へ)」を発射し、2015年1月22日に、ドラギECBも、およそ「1兆1,000億ユーロ規模のアメリカ型バズーカ砲」を発射したわけです。

「国策に売りなし」と言いますが、まさしく、「連合軍の合作に売りなし」です。

 

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート』(2015/01/23号)
著者:藤井まり子
マクロ金融・資産形成 de あそぼ♪」の筆者:藤井まり子が送る「富裕層向けの資産形成のプレミアム・レポート」。このプレミアム・メルマガの購読者の方々は、ゴールド会員として、よりきめ細やかなアドバイスも、常時双方向で無料提供します♪年金不安なんか、ぶっ飛ばしましょう♪
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