「ずっと赤字」のカフェが営業利益率40%に。お店が取り組んだことは?

コロナ禍の途中から始めたカフェ事業で、2年以上赤字が続いたお店が、単月ながら「営業利益率40%」を達成できた事例があるそうです。今回のメルマガ『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』では、外食・フードデリバリーコンサルタントの堀部太一さんが、そもそもカフェという業態が大きく儲けにくい理由をわかりやすく解説。ノウハウがない中で売上と利益率を上げるために取り組んだことを細かく教えてくれます。

ずっと赤字だったカフェが営業利益率40%を達成できた理由

コロナ禍でオープンされたご支援先のカフェ店舗。これが辛い事にずっと赤字でした。自社でやろう!と動いた案件ではなく、依頼されて始めたのが経緯であり、かつカフェは初参入。

2年以上赤字となり今年の頭にも「もう流石に撤退だ!」となっていたのですが、それがまだ単月ではありますが営業利益率40%に到達。この辺りの流れを本日のメルマガにまとめてみましたので、意思決定や実行の参考になる事があれば幸いです。

お店の概要

  • 立地:駅徒歩3分
  • 客席:64席
  • 単価:1,200円~1,300円
  • 客層:30代女性

赤字だった時の取り組み

  • 足元商圏への毎月のポスティング
  • Googleの強化
  • 食べログの強化
  • SNSの強化

などなど、施策としてはやる事はやっていました。しかし、そもそも論な問題がありました。

ビジネスモデルが破綻していた理由

カフェは席回転率が悪いビジネスです。一見繁盛していて毎日満席でも、その滞在時間が2時間になると、売上はもちろんあまり行きません。64席が満席になったとしても、売上230万円=1,200円×64席×30日こんな感じになってしまいます。

そしてカフェの場合重要なのは、「人件費率」をどう組むか?です。こちらの場合は35%かかる状況でした。

  • 調理工数が多いので厨房スタッフが必要
  • フルサービスなので接客スタッフが必要

つまり、どこまで売上を上げても利益が出ない。ビジネスモデルが破綻していた理由です。

人件費率の圧縮も限界がある

  • 注文方法の変更
    スタバのような事前決済もしくはモバイルオーダー
  • 料理内容の変更
    仕込みレスにし、調理も工数が似たもののみ

これによって、変動費率で20~25%には抑えることができました。しかし、人件費率の圧縮は結局コストダウンの話。これで損益分岐点は確かに下がりましたが、利益がたくさん出るか?で見ると全く違う話。そこで決めた事があります。

どうやって売上自体を伸ばすのか

「カフェ営業で売上を伸ばしていきますか?」。そもそもゼロベースで考えるのはここでした。結論ここのご支援先では強化しない事に。

もちろん業態としてはあるのですが、

  • 貸切イベント
    法人系・ブライダル系
  • ケータリング
    法人特化
  • MICE
    提携の強化
  • 通常カフェ

通常カフェの優先順位は最も下げました。

  • カフェという業態力を活かす
  • 伸びている領域を伸ばす
  • 1日辺り売上最大化できるものを伸ばす

このように考えました。

この記事の著者・堀部太一さんのメルマガ

「いじめ」であっても例外なし。子どもを育てる“不親切教師”のススメ

教師の仕事とは何でしょう。生徒が困っているときに助けてあげるのはもちろん大切ですが、生徒たちが成長する機会を提供することも、先生の大事な仕事のひとつかもしれません。今回の無料メルマガ『「二十代で身につけたい!」教育観と仕事術』の著者で現役小学校教諭の松尾英明さんは、一見「親切」な行為は長い目で見ると子どもを不幸にするとし、不親切教師のススメについて語っています。

「不親切教師のススメ」をどう実践するか

教員の夏といえば、研修である。自分もこの数カ月、全国の様々な研修の場に何度も立たせていただいた。「不親切教師のススメ」や、クラス会議を含めた「自治的学級づくり」あたりのテーマ依頼が多い。

どの場でも「質問コーナー」で確実に出る質問がある。それは「どうやって周りの理解を得るか」である。あるいは「どうやって周囲と揃えるか」である。

多くの人にとって、この壁が高い。たとえ校長の立場だとしても、周囲の理解を得るのには容易ではない。せめて学年主任ぐらいの立場であれば、自分からやろうと言うことは何とかできる。しかし、新卒数年目や異動したてなどの立場では、なかなか言えたものではない。

そしてどの立場であっても「揃える」は必ず無理が生じる。なぜならば、違う人間が教える違う相手だからである。「全員Mサイズで統一」は必ず無理が生じる。

だからこそ、多様な実践が保障される自由度の高い教育現場であることが大切である。懇切丁寧な方がいいこともあれば、不親切な方がいいことも多々ある。

例えば『不親切教師のススメ https://www.amazon.co.jp/dp/4908983615』では「けんかを解決してあげない」という基本方針がある。自治を考える時、けんかのような対立状況は、最も深い学習のできる機会であると捉える。これを安易に奪わない。本人と相談して可能な限り、見守る姿勢をとるのである。

これがなかなかできない。同僚だけでなく保護者も含めた周りからのプレッシャーに耐えかねる。ベースには「けんかを解決してあげるのが先生の仕事」という常識がある。

ここが子どもが育たないポイントなのである。そういう一見「親切」な行為は、長い目で見て子どもを不幸にする。敢えて解決してあげないことは、一見不親切なようで、子どもの問題解決力や折り合いをつける力を大幅に高める。

「いじめ」であっても即座に介入して解決が正しいとは限らない。把握は絶対にした方がよい。相談にも乗った方がよい。まずいじめられている子どもを守るのが第一優先事項であることに疑いはない。

ただし同時に、本人に「どうしたい?どうして欲しい?」と尋ねることが必須である。「自分でやってみるから、見守っていて欲しい」と言ったら、自立への第一歩を踏み出しているといえる。自分には「安全・安心」の基地があると思えばこそ、外へ出て挑戦できるのである。自らが勇気を出していじめをはねのけたという経験は、子どもにとって一生ものの自信になる。

確かに、いじめがあるという事実は学級の問題であり、学校側の課題である。しかし人間関係の課題は、あくまでも子ども自身の課題である。子ども自身が解決できる方向に導くことが、学校としてあるべき課題解決の姿である。なぜならば、学校の存在意義は、子どもがよりよく成長することだからである。

つまり「いじめを解決する」は間違いなく大切なことなのだが、そのやり方である。大人が全て介入して解決してしまったのか、子ども同士のぶつかり合いの中で解決されたのか。両者は一見同じ「いじめが解決された」という様相を呈しているが、その意味や内実において正反対の結果をもたらす。

 

甲子園なんていらない…プロ野球関係者の残酷な本音。出場経験ある球児「高校野球は先がない人のための大会だ」と主張も

6日に開幕した第105回全国高校野球選手権記念大会、通称「甲子園」。時代は変わり、昔のような“根性論”が見直されつつある現代、今夏は記録的な暑さが続いていることもあり、酷暑の中で全力プレーをする選手に対して「危険だ」との指摘も多い。現に、開幕戦の第1試合、土浦日大(茨城) vs 上田西(長野)では選手が足をつり、担架で運ばれるシーンも見られた。元メジャーリーガーの松井秀喜氏が「酷暑の中での過密日程は選手の大きな負担になっている。甲子園は2部制にしたらどうか」「高校生がふらふらになりながらやって、それが美談としてドラマチックに扱われることに違和感がある」などとスポーツ紙で語ったこともあり、本格的な高校野球変革時代に突入していくのかもしれない。実際に、数年前から「甲子園は不要」と考えるプロ野球関係者も少なくない。一方で、「甲子園は本当に特別な舞台」と語る元甲子園出場球児もいる。両者の声を紹介したい。

球団関係者が明かす「甲子園の弊害」

在京球団の関係者はこう話す。

「当然、スカウトは甲子園だけで判断はしません。スカウト会議で自分が“推す”選手を、練習から練習試合、地方大会、そして監督から聞く日頃の生活態度といったほぼすべてを見ている。選手が3年になり夏の地方予選が始まる頃には、評価はほぼ決まっていると言っていい。後は他球団との情報合戦で、例えば〈この選手は3位でとれそうか?〉〈2位じゃないときついか?それだと、フロントはどう判断するか?担当選手の魅力をそう説得するか?〉と考えていく。だから、甲子園は正直、評価の場としてはあまり意味がないんです」

別の球団関係者も同様の意見だ。

「ほとんどの関係者が思っていることでしょうね。〈頼むから、あの選手を酷使しないでくれ……〉と。ただ、高校生にとっては憧れの舞台。こちらも〈出ないでくれ〉なんて言えない。ただ、監督に対して“さらっ”と圧をかけているスカウトは何人かいますが(笑)」

さらに、別の球団関係者は具体的な「甲子園の弊害」を口にする。

「今も現役プロだが、甲子園の舞台で消耗し過ぎた結果、プロで思うような成績を残せていない…と考えられる選手もいる。投げすぎて、高校時代より明らかに球速が落ちたり、変化球の精度に成長を感じなかったり。すべてが甲子園のせいというわけじゃないが、炎天下でプレーをするということはそれだけダメージが残る危険があるのは事実。私は甲子園完全否定派と言っても良い」

しかし、これはあくまでプロ目線の意見だ。

数年前、実際に甲子園に出場したという男性(20代)は話す。

「3年生の時にレギュラーになって出場しました。すぐに負けましたけど、やっぱり地方大会の球場とは全く違う迫力があって、僕は〈仲間と“ここ”を目指してきて本当に良かった〉と素直に思いました」

結婚を前提に交際していた彼が既婚者だった。それでも「離れられない」女性の告白

芸能人の「不倫」は世を賑わせるものです。しかし、世間は騒がないものの、我々の住む一般社会にも「不倫」はあります。今回、メルマガ『探偵の視点』の著者で現役探偵の後藤啓佑さんが、配偶者のいる男性と恋愛関係になってしまった女性にインタビューをしています。一度は別れを決意したものの、どうしても離れられないワケとは?

業界の暗黙知 浮気相手になってしまった方

今回の第10回目は、「浮気相手になってしまった」方にお話をお伺いしました。

下田さん(仮名)は、結婚を前提に付き合っていた彼氏が既婚者であることが発覚し、別れを決意しましたが、どうしても離れられず、現在もお付き合いを継続しています。

彼女の苦悩と、発覚当時の心境を取材しました。

浮気相手になった女性 下田さん(仮名)

下田氏の状況

未婚で、彼氏だと思い付き合っていた彼が、まさかの既婚者。

当初は既婚者とはわからず付き合っていたが、その後は奥さんから攻撃を受けながらも、付き合いを継続。

どうしたらいいのかわからず、なにかアドバイスを、ということで僕のところに相談となった。

■取材にあたり

探偵の仕事をしていると、当然のことながら「浮気をされた人」と話す機会が多くなります。

しかし、極稀に「浮気をした側」の方からの相談もくることがあり、そのときは調査をすることは無いのですが、ある種のカウンセリングのようなことを行います。

その人にとっての最善とは?今回は、「苦悩」にフォーカスして取材しました。

乗り越える部分

後藤 「発覚からは1年以上経つわけですけど、下田さんは『彼氏が既婚者だった』という部分は乗り越えているのでしょうか?

下田さん 「まだ乗り越えるという感じではないですね。とにかく、早く離婚だけ終わってほしいなっていうのはありますけど…」

後藤 「下田さんとしても、まだ自分がどうすればいいのかはわからないという感じですよね。彼のことは好きでもあるけど、自分の立場がいけないことというのもわかりつつ、離れにくい状況というのにも甘んじてしまっている」

下田さん 「そうですね…。もっと色々と決断できたらいいんですけど…」

後藤 「彼の話も聞いてみたいですよね。なんか彼の行動を聞いていると、乗り越えてるのは彼ですよね。乗り越えてるというよりも多分振り切っちゃってる。ものすごく下田さんのことが好きなんでしょうね」

彼の気持ち

下田さん 「好きというと、私はなんとなく違和感があって。言葉的には執着だと思います。執着されてしまっているというか」

後藤 「執着ですか。たしかにそういうのもあるかもしれませんね。お子さんがいて、マイホームのローンも支払い続けて…。あとは、婚姻費用ですか?となると、好きというのは超えてしまっているのかも」

下田さん 「奥さんには、婚姻費用は月に20万円払っているそうです」

後藤 「おお、まぁまぁな額ですね!」

下田さん 「そうなんです!そういうのもあるのに清算せずに私にくるのって、もうなんか好きっていう感情じゃなくて執着かなって思ってます。彼には、私のことが好きなんじゃなくて、執着心で一緒にいるの?ってたまに聞くんですけど、向こうは違うって否定しますね」

後藤 「男性は結構、好きな人の幻を勝手につくっちゃって、本人を見るんじゃなくて幻のほうを見てる感じの人が多いですよねその幻に自分の都合の良い部分をちょっと付け足しちゃうみたいな

下田さん 「本当、まさにそんな感じがします」

この記事の著者・後藤啓佑さんのメルマガ

ビッグモーターの経営陣は熟読せよ。経営改革で躓くポイントを解説

常に動いていく時代。変化に合わせ、会社経営の戦略も考えていかなければなりません。今回の無料メルマガ『がんばれスポーツショップ。業績向上、100のツボ!』では、著者で経営コンサルタントの梅本泰則さんが、経営改革について話をしています。今話題のビッグモーターの経営陣は必読かも?

経営改革は難しい

世の中の流れが変わっていけば、経営戦略も変わっていきます。経営改善や経営改革が必要にもなってくるでしょう。

しかし、経営改革に踏み込んだとしても、業績が良くなるとは限りません。

今回は、経営改革の話です。

1.経営計画書を作る

あなたのお店も、「経営改善」や「経営改革」に力を入れていることでしょう。その改善や改革は、うまく進んでいますか。うまく行っているとしたら、大したものです。

多くの会社は、経営改善や経営改革をかかげて、経営計画書を作ったり、アクションプランを作ったりしています。ところが、なかなか計画通りに行きません。なぜでしょう。

私の知っている会社も、経営改革を進めました。しかし、結論から言うと、その改革は失敗に終わってしまったのです。今回は、そのてん末を披露します。失敗の原因が分かることでしょう。

創業以来40年を経過したその会社は、社内がガタガタし始めました。二代目の社長になってから、売上が下がっていきます。社員同士もギスギスした雰囲気です。銀行からの借入も増えて、財務状況が良くありません。どうも、先行きの暗い状態になってしまいました。

そこで会社は、経営コンサルタントB氏と契約することになります。Bコンサルタントは、この会社の業績が下がっている原因をすぐに突き止めました。さすがですね。主な原因は3つです。

・売上ばかりを重視して、利益に対する意識がない
・年間の数値計画は立てられているが、計画達成のための実行プランがない
・営業マンは優秀だが、それぞれが個人商店のようで、統一された動きがとれていない

そこで、Bコンサルタントは、各部門の幹部を巻き込んで、5か年経営計画を作ることにしました。その計画書作りの作業は、深夜に及ぶことも多く、合宿をして討議を重ねます。

1年後、苦労が実って、計画書が完成しました。その内容は、この会社にとっては、大改革です。組織も大幅に変更となり、情報システムは刷新され、営業や物流の進め方も大きく変わりました。計画策定にあたったメンバーは、大きな期待をしたことでしょう。

2.経営計画が始まる

この5か年経営計画書がまとまったところで、全社員を集めて発表会を開きます。

最初に社長からの発表です。ところが、ここでちょっとした事件が起こりました。社長の話は、経営計画書の中身ではありません。経営者としての思いや進めたいことを、とうとうと話し始めます。その内容は、計画書のどこにも書いてありません。結局、計画の説明は、管理本部が行うことに。

大問題です。社長の思いは、経営計画とは違っていました。そして、今回の経営計画に乗り気ではありませんでした。それはそうです。5か年計画は、これまでの社長の経営方針を変更することにつながりますから。

計画書を作る過程で、社長は何度も説明を受けていました。しかし、聞くふりをしていただけなのかもしれません。どうせ計画はうまく行かないと、高みの見物をしていたようでもあります。

それでも、現場を巻き込んで作った経営計画です。社長の意向とは別に、計画は進められていきます。毎月の幹部会議には、Bコンサルタントも参加して、その都度アドバイスをもらうことにしました。

彼がリードをして作った計画書ですので、実行すべきポイントはよく分かっています。ところが、会議の雰囲気が良くありません。何人かの幹部が、経営計画に抵抗を示します。あれほど話し合って決めた計画なのに、いざ実行の段階になると、非協力的な態度です。

それもそのはず。非協力的な幹部は、計画の組織変更によって、不本意な部署に配置転換されてしまった幹部です。しかも、会社の主力となる部署ではありません。

それでも、新しく主力部署の幹部となったメンバーたちが中心となって、計画が進められていきます。この先、経営計画はどうなっていくのでしょう。何とも危うい気がしますね。

実家倒産、母の急死、世界恐慌…波乱万丈の天才クリスチャン・ディオールを支えた「大切なモノ」

ファッションに詳しくない人でも、名前くらいは知っている世界的有名ブランド「クリスチャン・ディオール」。しかし、彼の人生は驚くほど波乱に満ちたものでした。今回、メルマガ『歴史時代作家 早見俊の無料メルマガ』では、時代小説の名手として知られる作家の早見さんは、 そんなディオールの山あり谷ありの人生を支えた「大切なモノ」について紹介しています。

クリスチャン・ディオールは友情のブランド

クリスチャン・ディオールはファッションに疎い筆者でも名前くらいは知っている人気のブランドですね。

さぞやお洒落な人生を送ったのだろうと思っていましたが、彼の生涯は、ブランドイメージからは想像もつかない波乱万丈さでした。

ディオールは1905年、フランスのノルマンジー地方マンシュ県、グランヴィルで生まれました。父親は化学肥料工場を経営し、裕福な家庭でした。ディオールは画家を志して美術学校へ進学しようとしたのですが、父親に猛反対されて挫折します。公務員になれという父親の希望で大学の法学部で学びました。しかし、画家への夢断ち難く、父親にお金を出してもらって画廊を経営します。

ディオールは審美眼を備えていたようで画廊は成功しました。ところが、好事魔多しです。弟が精神を病み、母親が急死しました。そこへ、世界恐慌が襲いかかります。父親の化学肥料工場は倒産しました。恐慌はディオールの画廊も押し流してしまいました。

ディオールは26歳、順調な人生が暗転したのです。職も財産も失った彼は友人の家を転々とします。しかし、弱り目に祟り目、結核を患ってしまいました。唯一の慰めは、友人に恵まれていたことです。友人たちの勧めに従い南フランスで静養生活を送り、結核を克服しました。

健康を回復したディオールはパリに戻りましたが30歳の無職男です。彼は職探しを始めます。職種、会社、選り好みなどしていられませんでした。絵画、芸術とは無縁の地味な事務職であろうと面接を受けました。しかし、実社会での仕事は未経験、資格もないデイオールを雇う会社などはありません。面接を受けては落ち、彼は前途に希望を見出せませんでした。

そんなある日、服飾デザイン会社の面接を受けます。事務職に応募したのですが、結果は不採用。その時、デイオールは服飾デザインの現場を見て、少年時代、グランヴィルのカーニバルで見た衣装と自分のデッサンを思い出します。

そうだ、服飾デザインだ。

ディオールはデッサンを始めます。

風力発電より馬力発電?元自民党の秋本真利議員がワイロの隠れ蓑に使った馬主組合

日本風力開発株式会社社長からの資金提供疑惑が浮上するや、外務政務官の職を辞し自民党を離党、そのまま雲隠れを決め込む秋本真利衆院議員。風力発電会社の社長は賄賂性を否定していますが、彼の発言は信頼に値するものなのでしょうか。今回の『きっこのメルマガ』では人気ブロガーのきっこさんが、会社社長が議員会館で秋本議員に手渡しした1,000万円を「証拠が残ると困るカネ」であったと断言。さらに風力発電推進議員と風力発電会社の社長が共同で馬主組合を運営する不適切さを指摘しています。

馬主組合を隠れ蓑に。贈収賄疑惑の元自民議員と風力発電会社のズブズブな関係

自民党の秋本真利衆院議員(47)が、日本風力開発株式会社の塚脇正幸社長(64)から、2021年10月から今年6月までに計約3,000万円を受け取っていた問題ですが、これは完全にアウトでしょう。塚脇社長は「競走馬の購入費用を秋本議員に渡しただけで賄賂には当たらない」と主張していますが、それならどうして秋本議員が管理している馬主組合の銀行口座に振り込まず、わざわざ現金1,000万円を用意して、議員会館の秋本議員の事務所まで出向いて行き、直接手渡したのですか?

塚脇社長の主張が事実なら、これは組合への出資金なのですから、後から「受け取っていない」などと言われたら大変なことになります。そのため、普通は銀行振り込みにして、支払ったという証拠がデータとして残るようにします。これほどの大金をわざわざ現金で用意し、相手に直接手渡すというのは、証拠が残ったら困るお金だからです。甘利明議員の「UR口利き疑惑」の時も、相手はわざわざ現金で数百万円を用意し、議員会館の甘利議員の事務所内で手渡しましたが、まったく同じ構図です。

ま、それはそれとして、あたしは競馬ファンなので、今回はこうした一般論ではなく、競馬の観点からこの問題を分析してみたいと思います。まず、日本風力開発の塚脇社長は、昔から競馬ファンで、20年ほど前から個人馬主として複数の競走馬を所有していました。そして、2021年10月、秋本議員と塚脇社長が45%ずつ出資して、「パープルパッチレーシング」という馬主組合を設立しました。

競走馬の馬主というのは、個人馬主、法人馬主、組合馬主の3種類があります。個人馬主は、年収1,700万円以上、資産7,500万円以上など、他にも厳しい規定がいろいろとあるのですが、組合馬主は年収900万円以上の人が3人から10人で設立できるので、ハードルが低いのです。

で、先ほど、「秋本議員と塚脇社長が45%ずつ出資し」と書きましたが、組合馬主は「最低3人以上」なので、もう1人、秋本議員が知り合いの名義を借り、負担分10%を自分たちで用意し、実際は2人なのに「3人」と偽って馬主組合を設立したわけです。さらに言えば、塚脇社長も自分の名前ではなく、他人の名前で参加しています。

ま、これもこれとして、競馬の賞金は、ほとんどが馬主のものです。その馬が賞金対象の5着までに入着して賞金が支払われれば、そのうち80%が馬主の取り分、10%が調教師の取り分、5%が厩務員ら、そして5%が騎手の報酬となります。賞金1,000万円のレースに勝てば、このうち800万円は馬主の取り分なのです。そう聞くと、「いや~、馬主って本当にいいですね~♪」と、水野晴郎さんぽく言ってみたくなりますが、あたしたち庶民でも馬主になることは可能なのです。

この記事の著者・きっこさんのメルマガ

国家存亡の危機。優秀な若者の「官僚離れ」で立ち行かなくなる亡国ニッポン

かつては多くのエリート学生たちが目標としたキャリア官僚職。しかし昨今、その人気は凋落の一途を辿っていると伝えられています。国も待遇改善に動き出していますが、問題の根はさらに深いところにあるようです。今回のメルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』では健康社会学者の河合薫さんが、若者の官僚離れの原因について考察。志望者を増やすためには、政治家と官僚との関係の見直しが必要不可欠としています。

プロフィール河合薫かわいかおる
健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経たのち、気象予報士として「ニュースステーション」などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後は、産業ストレスを専門に調査研究を進めている。主な著書に、同メルマガの連載を元にした『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアムシリーズ)など多数。

官僚たちの夏はどこへ?若者の「官僚離れ」真の問題

国家公務員を希望する“若者”は増えるのでしょうか。

人事院は7日、国家公務員の今年度の給与について、大卒・高卒の初任給をいずれも1万円以上引き上げるとともに、月給とボーナスも引き上げ、さらには「週休3日」の働き方を可能にするよう内閣と国会に勧告しました。

上級国民という言葉が社会を闊歩する中、国家公務員の処遇改善には批判的な意見も少なくありません。一方で、不夜城と揶揄されるほど霞ヶ関の働き方は異常です。

「仕事だけが人生じゃない」という価値観を、ごくごく当たり前に共有する若い世代にとって、低賃金、長時間労働のブラックな職場は敬遠されるのは自然なこと。今回の処遇是正が、学生、正確には東大生のキャリア官僚離れにどれほど効果があるのか定かではありませんが、時代の流れの一貫としての「処遇改善」としては大賛成です。

しかし、本気でキャリア官僚になりたい!という学生を増やしたければ、政治家との関係性の見直しが必要不可欠です。

「誰のために働いているのかわからなくなる。上司のためなのか、議員のためなのか?」

「政治家の理不尽な要求に応えるために、官僚の道を選んだわけじゃない」

「議員のために働いて、それが国のためになればそれでもいい。しかし、今の腐敗しきった政治家たちを見るにつけ、もはや官僚でいる意味はないと悟った」

…私はこれまでこういった“声”を聞いてきました。

学生の時には「官僚になって日本を変えたい」と夢を語り、意気込んでいた彼ら、彼女らが、政治家との関係に嫌気がさし、やめてしまうのです。官僚への切符を手に入れたときに抱いていた崇高な気持ちが、日々の業務によって心身が蝕まれていく…それが官僚離れの真の問題ではないでしょうか。

戦前の日本は公務員が多く、官僚の政治的権力も強い「官僚天国」でした。その結果、他国より無駄が多く財政赤字が深刻化し、日本は行政改革をいち早く進めることになった。つまり、通常、経済成長に伴い公務員は増えるものですが、日本は公務員を増やさないことでコストを抑え込み、その結果、公務員が少ない国になりました。

この記事の著者・河合薫さんのメルマガ

安倍政治を招いたクーデター「明治維新」が、日本にもたらした“不幸”

日本を近代国家たらしめたとされる明治維新。しかし皮肉なことに、維新を主導した薩長が新政府構想のたたき台としたのは、彼らが暗殺した幕臣による日本初の「民主的憲法案」との見方もあるようです。今回のメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』ではジャーナリストの高野孟さんが、幕末の政治思想家・赤松小三郎が描き提出した建白書の内容を紹介。その合理性を高く評価するとともに、赤松の構想を忌避して明治維新という武力クーデターに走った薩長両藩を強く批判しています。

※本記事は有料メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』2023年8月7日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール高野孟たかのはじめ
1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。2002年に早稲田大学客員教授に就任。08年に《THE JOURNAL》に改名し、論説主幹に就任。現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動中。

公武合体による民選議会開設の構想こそ明治維新の本筋だったのでは?「民権思想」を遡る

前回(No.1214「江戸中期の『忘れられた思想家』安藤昌益」)で、江戸期のどのような思考実験や行動体験の堆積が明治期早々のあの自由民権運動の爆(はじ)けるような展開を生んだのかの脈絡はよく分からないので、脈絡の問題は抜きにして、カール・マルクスより115年前に生まれ125年前に死んだ江戸中期の突出的な共産主義/平和主義/エコロジー/農本主義の思想家である安藤昌益のことを取り上げた。

その狙いは、確かに彼自身は突然変異的にさえ見える異形の知的多面体であるに違いないけれども、少なくともそのどこか一面に拮抗したりそれを継承したりした思想や行動は、我々の偏見や蒙昧のせいで視野に入っていないだけで、すでにかなり豊かで柔軟な江戸中・後期のプレ近代とも言うべき江戸文明社会には色々な形で出現していたのではないか――だから昌益はむしろそうした江戸期の知的豊穣の象徴だったのかもしれないということを問題として提起しておきたかったことにある。

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羽生結弦の結婚相手は美人ピアニスト?2人を「繋げた」ロシアと平昌五輪後の“ある噂”

4日に自身のSNSで結婚を発表したプロスケーターの羽生結弦(28)。結婚相手が誰なのか、さまざまなメディアで予想合戦が活発化しています。そんな中、芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんは、一部メディアの「報道」に注目。そのお相手候補の経歴を辿っていくと、ある「共通点」が浮かび上がってきたようです。

一部メディアが報じたお相手

いや~驚きましたね。

今年の8月4日は“一粒万倍日、天赦日、大安”が重なる最強開運日ということで、ゲンを担ぐことが多い芸能人たちの誰が何をするのか、芸能記者たちの間では大予想大会が繰り広げられていました。

藤田ニコル、元『AKB48』の鈴木まりや、『Juice=Juice』元メンバー宮崎由加が結婚を発表し、割と地味に1日が過ぎていくと思いきや…11時(23時)11分、自らの『X』(旧ツイッター)で、いつの間にか28歳になった羽生結弦が「入籍する運びとなりました」と投稿したのです。

いきなりの入籍発表、御相手の非公開に、芸能マスコミがザワめき立ったのは想像に易いでしょう。

そんな中、一部メディアが“相手は2歳下の美人ピアニスト”と報じてきました…。

このメディアは“2人の接点は2017年の対談。彼女のショパン『バラード第1番』の演奏に羽生が真剣な面持ちで聞き入り、終了後「汗かいちゃいました。素晴らしすぎて!」”とエピソードも紹介していました。

「羽生は“こういう曲で滑ってみたい”と大絶賛でした。彼女も恥ずかしそうに下を向きながらもまんざらではなさそうでした」と当時のスポーツライターの証言を紹介しています。

 もしこのメディアの報道が真実なら、羽生は激しい取材攻勢が続いていた中、6年超も愛を育んできたことになりますね。

さてこの“美人ピアニスト”のプロフィールをなぞって私が強く感じたのは、ロシアを巡る深い縁です。

羽生は2歳からスケートを始めたのですが、その半生で最も影響を受けた選手というのが“氷上の皇帝”エフゲニー・プルシェンコというのは有名な話ですよね。

幼少の頃の羽生の髪型は、あこがれの“皇帝”を真似したものです。

そして“美人ピアニスト”のキャリアにもロシアが強く影響を及ぼしているのです。