「もっと魚を獲れ!」金正恩の至上命令で、今年も続く漁船襲来

最近、北朝鮮関連の報道が鳴りをひそめていますが、昨年のいまごろは北朝鮮の漁船が相次いで日本海側に漂着し、世の中を騒がせていたことを覚えていますでしょうか。北朝鮮研究の第一人者が発行するメルマガ『宮塚利雄の朝鮮半島ゼミ「中朝国境から朝鮮半島を管見する!」』では、日本海が荒れ始めると北朝鮮漁船の漂着は避けられない面もあるものの、昨年と今年では、漂着の背景に少し違いがあると指摘しています。木造船が大量に北海道へ漂着している今、必見の内容です。

体制護持と保身が約束され金正恩が注力するコト

例年の北朝鮮ならば、この時期は各地の協同農場で繰り広げられる、秋の収穫報告の分配の集いが新聞紙上を賑わすのだが、そのようなニュースも消えてから久しい

今はアメリカの中間選挙の行方に世界の注目が集まっており、北朝鮮も選挙の結果を固唾(かたず)をのんで待っているところだろう。韓国の文在寅大統領と政権与党の対北融和迎合姿勢は卑屈なほどの印象を与えているが、このような状況はしばらく続きそうだ。日本のお茶の間のテレビにたびたび出ていた「北朝鮮問題の専門家」たちの顔もしばらく拝んでいない。

先月韓国に行って、ローソク派のデモならぬ、太極旗・星条旗グループのところに行って、いろいろ文在寅政権の行く末や北朝鮮問題についての情報を入手してきた。文政権の経済政策の失敗は日増しに深刻度を増しているようで、国民の不満のはけ口を常套手段の「日本たたき」に向けている。一方の北朝鮮の目立ちたがり屋の金正恩も今のところ出番がない。

今この原稿を書いているところに、「北陸朝日放送(テレビ)」から、連絡があり、日本海側に北朝鮮の鋼鉄製の母船が現れ、その写真を撮ってきたので分析して欲しいとのことだった。北朝鮮漁船の出没は聞いており、あとは例年のごとく、日本海側の海岸にいつ漂着・漂流し、物議を醸し出すようになるのかということだった。

金正恩はトランプとの会談で「体制の護持と自らの命の保身が約束された」ので、今では安心して国内での現地指導に力を入れている。夫人の李雪主を同行して、新義州の化粧品工場を現地指導して、化粧品の出来栄えを見て喜悦しているニュースもあるが、日本海側の水産加工工場に行っては、「もっと魚を獲れ、取った魚にもっと付加価値をつけて、おいしくて栄養のあるものを作れ」と叱咤激励している。

水産品の加工工場といっても、「塩辛製造工場」が主である。塩辛は保存も効いて、栄養価もあり、何よりも運搬もしやすい。軍隊への納入品としてはもっとも喜ばれるものである。

五輪後5年でおとずれた「ギリシャ危機」、東京2020は大丈夫か?

2009年に莫大な財政赤字が発覚し始まった「ギリシャ危機」は、2004年のアテネ五輪当時、国民の誰もそんな心配をしていませんでした。その五輪以来、久しぶりにアテネの地に立ったのは、メルマガ『ジャーナリスティックなやさしい未来』の著者でジャーナリストの引地達也さん。夢とプライドに満ちた五輪開催からどん底を味わい、なんとか立ち直りつつあるギリシャのいまを確認しながら、2年後に迫った東京2020の「その先」に思いを馳せています。

五輪開催から14年、ギリシャの新しい世界

久々にギリシャの首都アテネで過ごした。2004年のアテネ五輪の取材で大会期間中と前後の真夏の太陽を日々浴びた時から14年ぶりである。あの日々、ギリシャには希望があった

オリンピアの聖地に五輪が帰ってきたことは、ギリシャ人のプライドを回復させたし、莫大なオリンピック予算にもEUの一員として「うまくやっていける」ような楽観的な希望があった。しかし、オリンピックの莫大な費用は国家財政を締め付け、2009年の政権交代をきっかけに公表よりも莫大な財政赤字があることが発覚することから、「ギリシャ危機」は始まった

10年近くにわたるギリシャの黄昏を経て、久しぶりに見る首都アテネはやはり古代遺跡の存在感は圧倒的で、観光地には観光客が群れをなす。ここ2年間で財政収支が黒字に転換したという自信とあらたな楽観も垣間見られるアテネ。相変わらずのホームレスの姿も目にしながら、やはりまだまだ光と影が点在しているようにも思う。

英BBC等の欧州メディアによると、ギリシャは今年8月に債務危機からの脱却に向けた3年間の欧州連合(EU)からの金融支援プログラムを終了、欧州安定メカニズム(ESM)は計619億ユーロ(約7兆8200億円)を支援。ギリシャ政府や金融機関の資本構造の改革に充てられた資金だ。これに加え国際通貨基金(IMF)の支援や融資を含めると2010年から2600億ユーロ以上となり、「国際金融史上で最大の救済プログラム」(BBC)である。これに応じたギリシャの政府の緊縮財政政策も真剣だった分、国民の反感も根強い。

それでもギリシャはEU離脱を回避し、近代国家としての存在感を示した、という見方も成り立つが、先行きは不透明だ。ギリシャ支援の旗振り役だったドイツのメルケル首相が引退を表明しており、ジャン=クロード・ユンケル欧州委員長、マリオ・ドラギ欧州中央銀行総裁も来年には勇退する。ギリシャ救済に積極的だったプレーヤーがいなくなる。その後はどうなるのだろうか。

このままいけば家庭が崩壊。今こそ起こせ、個人個人の働き方革命

昔は「滅私奉公」といって、プライベートを犠牲にしてでも会社に尽くすことが立派とされていました。この考え方、今でも人々の心理の奥底で脈々と息づいているようです。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、あるべき家庭生活を実現するにはまず働き方・職場の空気を変えることが必要とし、そのためにも世のご主人たちに立ち上がってほしいと訴えています。

時短オトコ

さて、本日は家事に対するオトコの言い分のお話。

知り合いにイクメンやカジメンがいるんですが、彼らも初めからそんなに家事が得意だったわけではなく、結婚後にだんだんやるようになって上級者に至ったそうなんです。ま、そりゃ誰にも初心者のときはありますからねえ。

…で、ワタクシ的には興味があったんですよ。

どうしたって初心者はモタつきやすい。手際もダンドリも、出来上がりも悪い。そのときにオクサマからダメ出しをされて、凹むダンシ多数。うん。で、そりゃじゃ彼らは

  • どうやって

そういう辛い時期(?)をクリアしてきのたか?なので、ここで問題になっているのは、家庭内主としてオクサマとの関係のはずですよね。

…と、思っていたんですよ(^Д^)

ところが、驚いたことにテキは別の場所にいたようなんです。そう

  • 職場

です。日本では、男性は文字通りめいっぱい働いてナンボのところがありますから、

  • 子供が熱を出したから遅刻
  • 病院に連れていくから早退

というワケにはいかないんでしょう。なんというか、半人前というか信用ならないというか、いつでもなんでも出来る状態でないと男社会の中では

  • フルメンバーと見做されない

んでしょう。

しかも、昨今これまでとはベクトルは違うけどやってることは全く同じという

  • 時短ハラスメント

なる状態が現れているんです。これ、知らない方のためにちょこっと解説しておくと、

  • 業務が全く変わっていないのに
  • 定時に上がるよう圧力をかける

ことを言います。定時に上がるのはイイですよ、そりゃ。でも、それ以前には残業せざるを得ない状態だったわけなんだからその残業せざるを得ない業務やり方を改めない限り

  • 定時に上がれるはずがない

わけですよ。働き方改革とかって、ソレを改めるのが目的だろうと思うのに、現実は「定時に上がることだけにすり替わってしまったんですね。この定時に上がらせる激しい圧力がもはやハラスメントの域に達しているんです。…ここまでが時短ハラスメントのお話です。

ここではおそらく部内の誰もがかーーーなり無理をして仕事をこなすことになるはずで、その中で

  • 家事や育児のために先に上がります

とは言えない状況になるんでしょう。

いずれのパターンでも、いままでの働き方では男性は

  • 全人格的に労働する

ことが要求されてしまっているわけです。この状態で家事や育児をやって欲しいというのは、別の意味で物理的に無理なんじゃないかと思います。

東大理三卒の医師が1ヶ月で満点990点のTOEICで815点取った方法

どんなにもっともらしいノウハウも、実践により証明されていなければ説得力はありません。今回の無料メルマガ『セクシー心理学! ★ 相手の心を7秒でつかむ心理術』では著者で現役精神科医のゆうきゆう先生が、1ヶ月の勉強でTOEICスコア800点をクリアした体験記と、成し遂げてみて改めて気づいた「TOEICと英語の真実」について記しています。

【結果発表】東大理三が教える!TOEICで、1ヶ月で815点を取る方

こんにちは!ゆうきゆうです!先日の続編。TOEICの結果についてです。リスニングが455点(495点満点)、リーディングが360点(同じく495点満点)。あわせて815点990点満点)でした。これは、うん。いいか悪いかというと、悪くはないのだと思います。たぶん。女性の胸でいうなら、Eカップくらいなんだと思います(990点をZカップとして)。受験者の平均点が570点くらいとされているので、うん。800点台なら、うん。まぁ。1ヶ月前後の勉強にしては、まぁ、よくやったのではないかなと。

リスニングはかなりできたと思うのですが、リーディングはそれなりで、やはり最後の問題までたどりつかずに時間が来てしまったのが、ちゃんと結果に出たのだなと思いました。とはいえリスニングは、最初に話した「バカほど正解」という攻略法をはじめ一応はその受験テクニックが生きた感じに。このTOEICの点数によって、履歴書に書くことで就活が有利になると考えれば、意外とTOEIC、現代におけるチートことウラ技なんじゃないかと思います。あなたもぜひTOEICを。

いずれにしても、リスニングだけでも高得点を取れたので、これから先、街中で外国人美女に突然話しかけられる事態があっても、即「イエス・アイラブユー」と返せる自信があります。TOEICというよりHENTAICHじゃないかと思いつつ。

使った参考書は?「どんな勉強をしたの?」

自分自身、大学受験で、東大理三医学部)というところに受からせていただき、このような本を出しました。

●『夢をかなえる勉強術』(ゆうきゆう 著/SBクリエイティブ)

これはマンガにもなっています。

●『マンガで分かる逆転発想勉強術 1巻』(まったくモー助 著/少年画報社)

この本の内容を本当に一言でまとめると、「とにかく楽しみながら勉強をしろ!」「特に苦しんで何かを解こうとせず、気軽にパターンを暗記していく感じで行け!」というものです。一言というより二言でした。

自分を楽しませつつ、気楽にチョコチョコやることで、受験勉強をこなしていこう…そんな内容です。この方法は、TOEICでも使えるのではないかな、と考えました。

親なら一工夫を。朝が苦手な子を叱りつけずに起こす方法あれこれ

子どもにきちんと早起きの習慣をつけたいと思いながら、ついつい叱り飛ばしてしまい結果的にうまくいかない、とお悩みの親御さんも多いようです。今回の無料メルマガ『親力で決まる子供の将来』では著者で漫画『ドラゴン桜』の指南役としても知られる親野智可等さんが、叱り飛ばさず上手に子どもを起こすノウハウを、メリットと合わせて紹介します。

朝自分で起きない子。起こし方は?合理的な対策は?

朝なかなか起きられない子もいます。こういうときも、いきなり叱って起こすのは決していいことではありません。これについても、いろいろな工夫をすることが大切です。

まず、大切なのは、毎日決まった時刻に寝ることです。決まった時刻に寝れば決まった時刻に起きやすいからです。毎日バラバラの時刻に寝ていれば、決まった時刻に起きるのが大変になるのは当たり前のことです。

また、朝、親が部屋のカーテンを開けてあげて、朝日が差し込むようにするといいでしょう。これだと、体と意識が少しずつ目覚めることができます。また、時計も大事です。ある子は、自分の好きなオルゴールの曲が流れる目覚まし時計にしたら目覚めが良くなったそうです。目覚まし時計を複数にしてうまくいった例もあります。

寝るときに水で濡らしたおしぼりを枕元において朝目が覚めたらすぐ顔を拭くというのもお薦めです。寝たまま手足をにぎにぎする運動をしたり軽いストレッチをしたりするのもいいでしょう。寝たまま金魚運動をするのもいいでしょう。金魚運動とは西式健康法の中の代表的な運動であり、寝たままできます。これは便通にも効果があります。詳しくは「金魚運動」で検索してみてください。

眼鏡をかける人はすぐにかけましょう。目先がぼんやりしたままだといつまでも目が覚めません。朝の時間にその子が好きなことができるようにするのもいいでしょう。それを楽しみに起きられるようになるからです。

大臣就任が裏目。文春砲に狙われた片山さつき大臣の「四面楚歌」

連日、数々の疑惑により野党議員からの集中砲火を受け続けている片山さつき内閣府特命担当大臣。そのきっかけとなったのが、週刊文春が報じた国税庁への口利き疑惑でした。元全国紙社会部記者の新 恭さんは自身のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』で、次々明らかになる「新事実」を挙げつつ、この疑惑を徹底追求しています。

音声データを認めてもなお往生際の悪い片山さつき大臣

「別に私がそう申し上げてもおかしくないなというものはある」

片山さつき地方創生大臣は今月15日、週刊文春が国税への口利き疑惑をめぐって公開した音声データの声について国会でそう答弁した。声の主が片山氏自身であることを認めたといっていい。

製造業社長X氏の依頼で国税当局に「青色申告の承認取り消しをしないよう口利きする見返りに100万円を税理士資格を持つ秘書の口座に振り込ませたという、その疑惑。“文春砲”が放たれて以来、国会では片山氏への追及が続いている。

文春オンラインによると、音声データは、2016年7月26日のもの。X氏からの電話に、片山氏とおぼしき女性が「もしもし。ああ、はいはい、どうもご無沙汰しております」と応じるところから録音は始まっている。

2015年、X氏の会社に税務調査が入り、青色申告の承認が取り消される恐れがあった。

このためX氏は知人の紹介で財務省OBの片山さつき事務所を訪れ、私設秘書で税理士資格を持つ南村博二氏に対応を依頼した。

その後、「着手金100万円を、至急下記にお願い申し上げます」と片山議員南村秘書の名を明記した書類が送られてきたので、X氏は指定通り、南村氏を代表とする税理士法人の口座に15年7月、100万円を振り込んだ。

ところが、結果として、青色申告は取り消された。話が違うではないか、とX氏は憤って片山氏の携帯に連絡してきたのだ。

X氏はこの会話が録音される10カ月ほど前、すなわち100万円を振り込んで約2か月後の15年9月に、片山氏を参院議員会館に訪ねている。約束通り国税への働きかけをしてくれているか、確かめるためだ。

このとき、片山氏はX氏の地元の国税局長に電話した。連絡はとれなかったが、「うまくいったら100万円なんて決して高いものじゃないわよね」とX氏に言ったという。

だが、そもそも今どき、財務省OBの国会議員が、かつて同僚だった国税局長に電話でひと声かけたからといって、どうなるものでもない。人事上の圧迫感を受ける総理や官邸に忖度して官僚が動くのとはワケが違うのだ。片山氏も南村氏もそれを承知のうえで、引き受けたフシがある。

片山氏がX氏の前でこれ見よがしに国税局長に電話をしたのは、自分の力を誇示しようとしたにすぎないだろう。安倍首相に顕著なことだが、政治家はできないことでも、“やってる感を見せたがる

ゴーン氏逮捕は官邸案件か?各紙の伝え方に警戒心を持つべき理由

日本国内のみならず、海外でも大きく報道されているゴーン氏の逮捕劇。日を追うごとにさまざまな新情報が明らかになり、「政治的な案件」との見方が強くなってきました。そして22日午後8時過ぎ、日産はゴーン氏ら2人を解任すると発表。19年にも及ぶゴーン体制が幕を閉じました。このような状況を新聞各紙はどう伝えたのでしょうか。ジャーナリストの内田誠さんが自身のメルマガ『uttiiの電子版ウォッチ DELUXE』で詳細に分析しています。

カルロス・ゴーン氏逮捕を巡る最新情報を新聞各紙はどう伝えたか

はじめに~政治的な案件

日産のゴーン会長らが逮捕された事件、一言で言えば、剛腕経営者のウラの顔は強欲の塊だったという「超・私的な印象でスタートしましたが、背景に、フランスの事実上の国営企業でもあるルノーと日本の基幹産業である自動車会社の一角を占める日産の経営陣との暗闘”という、ナショナルな規模の衝突という相貌が明らかになってきました。

何ヶ月も前から日産経営陣と検察当局が気脈を通じて情報をやり取りし、ルノーと日産の合併の直前にこれを阻止する動きとして、地検特捜部がゴーン会長らを逮捕するという流れには、容疑内容を越えた意味がありそうです。

ということは、この件に関するどんな些細な情報も、最初から徹頭徹尾、政治的にバイアスが掛かった情報だった可能性があり、メディアは政府の思い通りにコントロールされていた可能性もありますから、今後も十分警戒しなければならないということです。新聞もテレビも、その他のメディアも皆、情報の扱いには細心の注意を払わなければならないことになりますし、受け取る側もいつも以上に警戒心を持たなければならない、そういうことだと思います。

さて、きょうはどんな情報が飛び交っているのか…。

ラインナップ

◆1面トップの見出しから……。

《朝日》…「ゴーン会長が虚偽記載指示」
《読売》…「ゴーン容疑者姉へ資金」
《毎日》…「日産社長から任意聴取」
《東京》…「失踪者 時給500円最多」

◆解説面の見出しから……。

《朝日》…「財団解散 成算なき文政権」
《読売》…「文氏 支持層に迎合」
《毎日》…「総括会社が権力基盤」
《東京》…「慰安婦財団 解散」

ハドル

3日連続となりますが、日産関係で出てきている情報を整理してお
きましょう。

クーデターではなく「我慢の限界」

【朝日】は1面トップに9面と35面の関連記事。見出しから。

1面

  • ゴーン会長が虚偽記載指示
  • 側近へのメール押収
  • 特捜部捜査

9面

  • 高額役員報酬 米欧流の波
  • 1億円以上 国内上場企業で最多538人
  • ゴーン容疑者「20億円」 米大企業並み
  • 透明性に課題も
  • ゴーン会長の解任
  • ルノー見送り 日産と違い

35面

  • ルノーCEO 3社を支配
  • 総括会社トップ 権力の源泉
  • 仏政府擁護「証拠ない」
  • 日産幹部「我慢の限界」

uttiiの眼

1面トップ。ゴーン容疑者がケリー容疑者に虚偽記載を指示していたとの内容は、今朝の《東京》も報じている。しかし《朝日》は、ゴーン容疑者からケリーへ容疑者に指示したメールを捜査当局が押収したとの点が独自の内容。本当であれば、2人の容疑者の「共謀犯意を立証する物証」が出たことになり、捜査側としては極めて重要な事実となる。「関係者への取材で分かった」というときの“関係者”は、捜査当局かもしくは日産社内の協力者のどちらかだろう。

9面経済面の記事「高額役員報酬 米欧流の波」は、日本でも増えている「1億円プレーヤー」が2018年3月期決算で538人おり、トップ10の半数は外国出身者という状況であること。しかし、トップはソニーの平井会長で27億1,000万円だったという。重要なのは、ゴーン会長が少なくとも5年間、約20億円を受け取っていたといっても、米大企業の役員と同水準かやや少ない程度だということだ。アメリカの場合、一般的な働き手との格差は特に大きく、米主要350社のCEOの平均報酬は21億3,000万円で、平均的な働き手の312倍。日本の場合、高額報酬の役員がいる国内100社で見たところ、従業員の平均給与との格差は30倍だったという。

35面は日産とルノーの「暗闘」の部分についての記事。ゴーン会長は、ルノーのCEOとして、統括会社「ルノー・日産B・V」のトップになり、3社に対する支配権を今も握っている。 そのゴーン氏に対して日産との経営統合に進むよう促しているのが仏政府でありマクロン大統領という構図のようだ。日産側は、もともと経営危機を救ってくれたルノーとゴーン氏に頭が上がらないが、経営統合を避け、むしろルノーとは対等の関係に持ち込みたい。そのような軋轢の中で、今回の会長逮捕劇が起こったという見立て。

国際的に見れば、年20億円もらっていても不思議はないのだとしたら、ゴーン会長による「年10億円の報酬隠し」は、“不要な工作”だったのだろうか。ともあれ、内部告発者と地検特捜部の側から見れば、「報酬隠しはゴーン会長の弱みであり、その弱みを突いて彼を追い落とし、その復活も阻止できれば、日産がルノーとフランス政府に飲み込まれる事態を防ぐことができる、そのように意味づけられていることだろう。

少子化時代に「習い事教室」を成功させた企業の徹底的な仮説検証

子供に習い事をさせたいけれど、何が向いているのかわからず悩んでいるという「習い事難民」と呼ばれる親が増えているそうです。そこに目をつけ特徴的な事業を展開する企業が注目されています。今回の無料メルマガ『MBAが教える企業分析』では著者でMBAホルダーの青山烈士さんが、人気の習い事教室の戦略と戦術を詳しく解説しています。

仮説検証の大切さ

習い事教室を特徴的な内容で展開している店舗を分析します。

● 企業の新規事業支援やコンサルティング事業を手掛けるGOBインキュベーションパートナーズが運営する「PAPAMO」が展開する「PAPAMOスクール

戦略ショートストーリー

子どもに向いている習い事を見つけることが難しいと感じている方をターゲットに「独自開発のメソッド」に支えられた「1ヶ所で多様な習い事ができる」等の強みで差別化しています。

「スポーツからアートまで! 年間10種類以上の習い事に取り組める教室」という話題性で注目を集め、子どもが楽しく通える習い事として、顧客の支持を得ています。

■分析のポイント

仮説検証の大切さ

「PAPAMO」が実施した3~5歳の未就学児を持つ首都圏在住の親300名を対象にした「こどもの習い事と遊び」に関するアンケート調査によると

  • 約7割の親が、自分のこどもに何が向いているかわからない習い事難民であることがわかった。
    →子どもに向いている習い事を見つける難しさを感じていることが伺える。
  • 7割近くの親が未就学児のうちは多くの習い事を体験させたいと思っているものの、8割の家庭で2つ以下となっていることがわかった。
    特定の習い事に絞らざるを得ない現実が伺える。

といった結果が得られたようです。

「習い事難民」という言葉は初めて聞きましたが、同じ未就学児を持つ親としては共感できます。親でも子どもが何に夢中になるかはわからないものです。習い事としては水泳や英語が人気ですがこのアンケート結果を見ると、子どもの向き不向きに関わらずとりあえず習わせている方も多いかもしれませんね。

また、多くの習い事を体験させたいというニーズを持つ親も多いようですね。ですが、現実的には、時間もお金も限りがありますから、特定の習い事に絞らざるを得ないというのもわかります。

これらの親の問題を解決するためにオープンしたのが「PAPAMOスクール」ということです。親の抱えている悩みにフォーカスした、目の付け所の良いサービスだと思います。

実は「PAPAMOスクール」は正式オープン前にプレオープンを3教室で実施しています。その結果、2教室でキャンセル待ちが出るほど盛況だったようで、参加者アンケートでは、100%の保護者の方に満足の回答をもらえたとのことです。これらが何を意味しているかというと、十分な準備をしたうえでオープンしているいうことです。

恐らく「習い事難民」や「特定の習い事に絞らざるを得ない親」が一定数存在するのではないかという仮説を検証するためにアンケートを実施して、仮説の確からしさは得られたはずです。

しかし、「PAPAMO」の場合、そこで終わらずに、仮説をより正しいものにするためにプレオープンをすることで実際にサービスを提供し顧客ターゲットである親の反応を確かめています。結果として、盛況だったので、仮説はほぼ正しいと判断されたということでしょう。その後、都内に2店舗をオープンし、多店舗化も視野に入れているようです。

このように見てみると「PAPAMOスクール」のオープンまでに入念な準備がされていることが伺えます。「仮説検証」はビジネスの基本ですが「PAPAMOスクール」は「仮説検証を丁寧に行うことの大切さを改めて考えさせてくれる好事例だと思います。

オープンした2店舗でも様々な仮説検証を繰り返しながら多店舗化を現実のものにしていくのではないかと思われますので今後に注目していきたいです。

木下優樹菜、年下王子に興奮「もうキスしちゃえ!」

11月17日、AbemaTVのAbemaSPECIALチャンネルにて、“オトナ女子”と年下男子による恋愛リアリティーショー『私の年下王子さま Winter Lovers』#3が放送された。

本番組は、ピュアな美少年=年下王子と、年の離れた“オトナ女子”が出逢って恋をする奇跡の恋愛リアリティーショー。お泊り旅行や抜けがけの個別デート、ホームパーティーなどを通して仲を深め合い、年下王子から女性に告白することがルール。さらに“不意打LINE”で時に甘く、時に残酷な指令を出す“執事”の存在により、男女の気持ちが激しく揺さぶられる。その脈ありサイン、本気にしていいの?とびっきり甘くて切ない、恋の駆け引きに揺れて乱れる“オトナ女子”たちの戦いにも注目だ。

この日の放送回では、年下王子が気になる“オトナ女子”を楽しませるためのプレゼントを持参。“貰えないかもしれない…”と不安のあまり涙を見せる“オトナ女子”も。年下王子が考えに考えたプレゼントを手渡す中、この様子をスタジオで見守るゲストの青山テルマは「チェキいい!このプレゼント1番好きかも」と、ある年下王子のプレゼントを絶賛!

番組MCの木下優樹菜も、チェキで仲良く2ショット写真を撮る姿に、「もうキスしちゃえ!」と興奮しながらコメントする場面も。

続いて宿へと到着した一行は、年下王子と“オトナ女子”に分かれてバーベキューを楽しむ中、“オトナ女子”の部屋に、ある王子が呼び出される事態に…。果たしてその理由とは!?

2泊3日京都旅行の模様をお届けした。年下王子は、気になる“オトナ女子”を楽しませるためのプレゼントを持参。

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気になる“オトナ女子”のために、お揃いのTシャツや、マグカップ、お酒など、考え抜いた渾身のプレゼントが手渡される中、“貰えないかもしれない…”と不安のあまり涙を見せる“オトナ女子”の姿も。年下王子からプレゼントが手渡されると、執事から「恋が加速するよう、明日の夕方に“強制リタイア”の投票を行う」と連絡があった。全員に“強制リタイア”の可能性があり、その場が騒然となる場面も…。

続いて本日の宿へと到着した一行は、年下王子と“オトナ女子”に分かれて、それぞれバーベキューを楽しみながら、プレゼントの中身や、相手の反応について盛り上がっていると、女子会では、“サバサバ系の姉御女子”Tokico(トッキー)の提案で、ある年下王子を呼び出す事に。

“オトナ女子”だけが集まる部屋に突然呼び出された年下王子と、その理由とは一体!?

次回11月24日(土)夜10時の放送は、2泊3日の旅行2日目。いよいよ強制リタイア”の投票が行われる。果たして第4話にして、“強制リタイア”となるメンバーは出るのか!? ぜひ、お見逃しなく!

©AbemaTV

<関連サイト>
木下優樹菜、“混浴”「(女子が)欲しがっちゃってる」
http://www.entameplex.com/archives/46526

木下優樹菜「超ハーレム」青山テルマ「獲物は見つけた」
http://www.entameplex.com/archives/46426

木下優樹菜「キュンキュンしようね!」待望の新章が決定
http://www.entameplex.com/archives/46301

 

 

記事提供EntamePlex

ウソをついてまで物を売ろうとする人間が結局は損する明白な理由

営業マンは担当ノルマ、営業課長は課のノルマに追われ、ともすればだましに近い営業トークに走りがちです。学歴やコネが無くても年収1,000万円になれるスキルをセミナー等で多くの人に伝えている佐藤しょ~おんさんは、自身の無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』で、顧客に対し正直に接することが、結果的に売上・利益といった業績拡大につながると説いています。

正直が一番儲かるんだよね

ビジネスには顧客が付きものです。誰かに何かを買ってもらうということがビジネスなんですから、買ってくれる誰かがいなければ、ビジネスは始まりません。

そしてビジネスとはそんな顧客を繋ぎ止め、これを増やしていくというゲームなんです。これをゲームだと考えられる人はビジネスを大きくすることが出来ると思います。

そんなビジネスで、どうやって顧客を増やすかが最も重要なテーマになるわけですが、これは顧客を裏切らないということに尽きると思うんですよね。欺さない、誤魔化さない、ウソを言わない、後悔させない、そういうものを総称して「裏切らない」と言っていますが、私のような零細企業では、この評判こそが最も重要でして、ここに甘えとか驕りが混じるとあっという間に破滅の憂き目に遭うことは必定です。

私が提供するモノといえば、今はこのメールマガジン、各種セミナー、過去にちょこっとだけやったコンサルが該当するわけですが、ここにウソや誤魔化しは無いのだという自信が私を支えていると言っても過言ではありません。

は?そんなの当たり前でしょ?と思ったあなたはまだ世間を知らないんです。世間では驚くほど、有料で提供しているモノにさえウソが混じっているものなんですよ。怪しい系の知識なんて、ホントのことに辿り着くのにどんだけガセネタにぶち当たるかを正直に書いたら、本が1冊書けるくらいですから。

そもそも書籍であっても、そこに本当のことが書かれているとは限らないんですから。昔、とある先生の占いの教室に行ったら、セミナーの冒頭の方で、

 ■ 私のこの書籍の○○ページから○○ページまでは全部間違いだから

って言い始めて、何を言ってるの?どこかに誤植でもあったのか?と思ったら、その先生、

 ■ たった2,000円の本で本当のことを書けるわけがないだろう

って開き直りましたからね。こんなの良くある話で、ウン万円払って受講したセミナーの内容が、その5年後別のセミナーで、

 ■ あの時の話は全部ウソホントはこっちが正しいの

って言われたときには脳みそが沸騰しそうになりましたから。ちなみに今ではやたらと本を書くようになった先生なんですけどね。最近ではその本の内容やセミナーコンテンツで、どこにウソが混じっているかが、エネルギーで感じられるようになったので、悔しい思いをせずに済むようになりましたけど。

そんなふざけた商売をやってるヤツがいるのか?とお思いでしょうが、リアルなビジネスでも、営業サイドが顧客に伝えるオーバートークとかある意味完全なウソであることも、ままありますよね。私はサービスの実施部隊だったので、営業のそんな調子の良い約束の被害に何度も遭ってますからね。

これ全部、広義の意味では顧客を裏切っているわけですよ。そこに後ろめたさを感じるかどうかは別にして。

私はそれがイヤで、自分が独立した暁には、そういう商売を決してするまいと決めたんです。

ようやく10年経って、それが顧客(読者さんだったり、受講生ね)にも浸透して来たと感じています。

そしてこの部分の正直さって、売り上げとか利益とコンフリクト衝突するものではなくてむしろこれを増やすものなんですよ。ここが肝心ね。