ウイグル人への組織的レイプは「虚偽」と居直り。中国「収容所」文化の時代錯誤

最近、毎日のようにネットやテレビで報道される、中国政府によるウイグル人の虐殺および性被害のニュースですが、特に欧米を中心に非難の声が高まっています。こうしたウイグル人などへの弾圧について、かつての毛沢東時代を想起させると語るのは、メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』の著者で台湾出身の評論家・黄文雄さん。黄さんは毛沢東時代と習近平政権の共通点として「収容所」というキーワードをあげ、いつの時代も独裁化した中国共産党による人権弾圧は中国の人々を苦しめるだけだと批判しています。

※本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2021年2月24日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:黄文雄こう・ぶんゆう
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』(徳間書店)など多数。

【中国】いまも昔も「収容所」が中国の文化

● 中国、性被害証言「うそ」 ウイグル女性の写真手に非難

中国政府がウイグル人を集団虐殺したとか、ウイグル自治区の収容施設内でウイグル人の女性たちが組織的にレイプされているなどといったニュースが、最近は毎日配信されています。

これらのニュースが出るのは、だいたいが欧米のメディアです。欧米のメディアが被害者の証言を取り上げ、欧米の政府が中国を非難するといった現象が起きています。

もちろん、中国政府はそんなことを認めるわけもなく、外務省の報道官が記者会見で、証言者の一人の写真を手に名指しで「嘘つき」呼ばわりしています。

報道官は、証言者の女性の写真を手に、「米国で(反中)勢力の訓練を受けた後に説明を変えた」「中国を中傷し攻撃するための役者にすぎない」と、主張しました。

英BBCの報道によれば、中国はさらにこんなことも言っています。以下、報道を一部引用します。

「BBCは3日、収容施設で警官や警備員らから組織的にレイプや性的虐待をされたとする女性収容者たちの生の証言を報じた。

これに対し中国外務省は、BBCの報道を『間違った報道』とし、告発内容は事実ではないと述べた。

同省の汪文斌報道官は、『女性に対する組織的な性暴力や性虐待はまったくない』と話し、中国国内のすべての施設は人権ガイドラインに沿って運営されていると説明した。

さらに、『中国は法治国家であり、人権は憲法で保障され守られている。そのことは法制度に盛り込まれており、政府はその法制度の下で機能している』と述べた」

● ウイグル女性、収容所での組織的レイプをBBCに証言 米英は中国を非難(BBC日本語版サイト)

欧米が、こうして中国の人権問題に集中砲火を浴びせているのは、世界に関して中国に主導権を握らせないためかもしれないし、来年の冬季北京五輪ボイコットや開催地変更を目論んでいるのかもしれないと、一部の評論家は言っています。

確かに、道徳的な問題ならば、世界各国に有無を言わさず同調させる圧力を含ませることはできるかもしれません。そうして中国を孤立させ、弱体化させ、欧米中心の世界秩序を維持しようとしている側面もあるでしょう。国際力学は武力ではなく知力で左右されるものです。

渋沢栄一が断言「お金は悪くない」大切なのは“集め方と散じ方”

新型コロナウイルス感染拡大の影響で世界は一変しました。それはモノや現象だけではなく、人々の考え方や価値観すら変えたと言っても過言ではありません。NHK大河ドラマ『青天を衝け』もスタートした、日本の資本主義の父・渋沢栄一の子孫で、世界の金融の舞台で活躍する渋澤健さんは、家族に対する思いが変わったことが一番大きいと説きます。それはどんなところに表れているのでしょうか?

プロフィール:渋澤 健(しぶさわ・けん)
国際関係の財団法人から米国でMBAを得て金融業界へ転身。外資系金融機関で日本国債や為替オプションのディーリング、株式デリバティブのセールズ業務に携わり、米大手ヘッジファンドの日本代表を務める。2001年に独立。2007年にコモンズ(株)を設立し、2008年にコモンズ投信会長に着任。日本の資本主義の父・渋沢栄一5代目子孫。

子どもが「お金の本質」を学ぶことはとても大切

謹啓 ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

あれからちょうど1年。武漢で発生した新型コロナウイルスがダイアモンドプリンセス号で日本に上陸し、一気に不安が広まりました。しかし一年後の世界が未だパンデミックの脅威に怯えているとは誰も想像できなかったでしょう。

この1年、多くの常識が様変わりしました。一方で、変わらないもの、あるいは再確認できたこともありました。

例えば、「ワークライフの当たり前」が変化して、子どもと一緒に過ごす時間が長くなったご家庭が多かったと思います。一方、お孫さんになかなか会えなくなったと寂しい思いをされているかもしれません。

いずれにしても、今までの日常生活が一変したことで、家族への想いが高まった方々が多いのではないでしょうか。

これが原因かもしれません。コモンズ投信では子ども向けの口座開設が目立って増えているのです。

2008年に同志らと設立したモンズ投信は2009年1月から「世代を超える長期投資」を運用しています。設定以来、子ども(未成年)口座は預かり口座全体のうち6人に1人の割合です。

ところが、2020年通年では子ども口座の開設比率が3割へと高まり、直近の12月、1月では資料請求のおよそ半分になりました。

運用実績12年のコモンズ投信は日本全国の大勢の皆さまのおかげで着々と運用資産残高が積み上がっていますが、まだまだの存在です。しかしながら、コモンズ投信は運用業界で世界一の特長があると自負しています。それは「子ども」です。

もちろん金額や件数ベースではなく、あくまでも資料請求数、口座開設数全体の比率ですが、間違いなく、世界No.1でありましょう。

是非とも、次世代の子ども達に感じてほしいことがあります。それは、「お金」について。コモンズ投信では小学生を中心とした子どもや親御さんたちと一緒に「こどもトラストセミナー」で「4つのお金の使い方」を学びます。

1)使う

例えば、「コンビニでお菓子を食べたい」となれば、お金が必要です。これは小さい子どもでもすぐに分かるお金の使い方です。

2)貯める

例えばゲームが欲しいけれど、お値段がちょっと高価で手元のお金では買えそうにない。でも、お小遣いを貯めれば、いずれ買える。これも、小さな子どもでもよく理解してくれます。

3)寄付する

お子さんが「助けてあげたい」という良心があっても、一人で親から離れて助けに行くこともできないし、仮に行けたとしても力がなくて役に立たない。困ってる人がいるのに何もできないことを想像する子ども達は無力感で顔が曇ります。

しかし「自分は行けないけれども、他にお手伝いに行ける人がいる。その人が困った人を助けにいけるように、自分のお小遣いをちょっとだけ「寄付」すれば良いんだ。

それだけでは全然足らないけど、友達や家族や大人たちと一緒に寄付すれば助けることができる」と気づくと、お子さんたちの表情が今度はパッと明るくなります。「自分は無力ではない。ちゃんとできるんだ。皆と一緒に」と。

消費と貯金というお金の使い方はMe、自分のことなので小さなお子さんでも直ぐにわかってくれます。しかし、寄付というお金の使い方がわかると、Mがひっくり返ってWになる。つまり、Weのお金の使い方があるということに気づきます。

フワちゃん、生放送で“乳首ポロリ”も人気凋落の危険。治らない遅刻癖、横柄なマネージャーの悪評でタレント生命ピンチか

テレビで見ない日はないというほど、大活躍をしているユーチューバー芸人のフワちゃん(27)。そのフワちゃんにとんでもないハプニングが起きてしまった。レギュラー出演をしている『グッドラック』(TBS系)で26日、生放送中に乳首を“ポロリ”してしまったのだ。本来なら大問題になりかねない一件だが、そこはフワちゃん。独自のキャラクターで大きな批判もなく事なきを得ている。しかし、その一方で、テレビ業界関係者の間から「フワちゃんが使いづらくなってきた」という声も聞こえてくる。

フワちゃんが生放送で“チクビ”をポロリ

ユーチューバーというより、今やすっかりタレント業で忙しくなってしまったフワちゃん。同番組の生放送中に、熱弁するフワちゃんの胸元から乳首が見えてしまった。

フワちゃんはその事実を認め、自身のツイッターで「本当にすみません!!!!!グッとラックで乳首見えてたらしいです!!!!!!」と謝罪。 さらに、この日出演していた歌舞伎役者の市川海老蔵(43)に対して、「海老蔵は気づいてたけどセクハラになると思って言わなかったそうです!!!!!!! これに関しては言えや!!!!!!!!!」とツイートした。

これを受け海老蔵はブログで「途中で気がつきどうしようかと思ったわ」と記し、さらにフワちゃんの発言をリツイートし、「言えんわ!」とアンサーした。

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業界関係者から煙たがられる男性マネージャーの存在

フワちゃんだからこその微笑ましいエピソードだと言えそうだが、フワちゃんを取り巻く環境はここ数カ月で激変し始めた。

というのも、ユーチューバー芸人としてテレビに出始めた当初はすべてを1人でこなしてきたフワちゃんだが、さすがに対応しきれなくなってきたようで、元芸能事務所社員の男性がスタッフとしてついている。

しかし、この男性スタッフの評判がすこぶる悪い。バラエティ番組に携わる制作会社関係者は次のように語る。

「番組のスタッフに対して相当な上から目線で接してきます。しかも、収録現場でも横柄な態度を取る。フワちゃんが売れっ子だからわかりますが、ギャラ交渉に関してもかなりの強気。一緒に仕事をしたいと思う人物ではありませんね」

仕事のオファーの窓口になることもあれば、現場でマネージャー的な動きもするというこの男性。フワちゃん本人の好感度は高いものの、男性に対しては悪評しか聞こえてこない。

「大手の芸能事務所にこうした勘違いマネージャーはいません。大手になればなるほど、そこの部分はしっかりしていて、売れて天狗になりがちなタレントを諫めるのがマネージャーの役目です。自分が現場で偉そうにするようなマネージャーは大手では皆無ですから、経験が浅い人がフワちゃんについてしまったのではないでしょうか」(前出・制作会社関係者)

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タレント本人が原因ではなく、マネージャーや所属事務所の態度に問題があり、テレビの前から姿を消していった芸能人はたくさんいる。

勘違いしてはいけないのが、番組の出演者を決める権利を持っているのはスタッフであり、彼らに嫌われてしまってはキャスティング会議で名前すら上がらない。そうして干され、「あの人は今?」状態になってしまうのである。

売れっ子となり、身の回りや仕事のサポートをするはずが、タレント本人の足を引っ張るようなことになってしまってはいけない。そのことにフワちゃん自身が気付けるかどうかが今後重要となりそうだ。

点けっ放し、やりっ放しが直らない子や夫にしてはいけない3つの事

何度注意しても、電気をつけっぱなしにしたり服を脱ぎっぱなしにする子や夫に困っているという声、よく聞かれます。そんな行動が改善しないのには訳があるとするのは、心理コンサルタントの飯田文隆さん。飯田さんは自身の無料メルマガ『メンプロブログ~コミュニケーションと心理学』で今回、その理由を分かりやすく解説した上で、繰り返すうちに「点けっ放し、やりっ放し」が直るものの言い方をレクチャーしています。

点けっ放し、やりっ放しが改善!

今号は【点けっ放し、やりっ放しが改善!】するコツについて…。

電気を点けっ放し、服を脱ぎっ放し何度注意しても直さない。このような声を多く聞きます。直さないのには訳があり、直させるコツがあります。

先ず、子どもに「してはいけない3つのこと」がありました。

  • 怒鳴る
  • 何度も注意する
  • 「また、点けっ放し、やりっ放し」と言う

この3つをしてしまうほどどんどんやらなくなります。なぜならば、「私は、点けっ放し、やりっ放しにする人なんだ」という暗示が入るからです。これをラベリングと言って無意識にレッテルを張っています。

それでは、直させる言い方について…

  • 電気、消していい?

と確認して消す。または

  • 電気、消すよ

と声を掛けて消す。これは、「電気は消す」という暗示(躾け)を入れています。そして、非難せずに確認しているので子どもも反発しない。子どもは、「あっ、点けっ放しだったんだ」と気付き「消してくれるんだ(悪いな)」と反省(感謝)します。

この言い方を繰り返しているうちに電気を消す、服を掛ける習慣が付いていきます。

因みに、この言い方は夫にも有効です!

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9割以上の新築物件がOK。ペット飼育可能マンションが激増の訳

かつては「集合住宅でペットを飼うのは不可能」という考え方がある意味当たり前でしたが、それはもはや「古い常識」のようです。今回の無料メルマガ『まんしょんオタクのマンションこぼれ話』では著者でマンション管理士の廣田信子さんが、現在新築マンションのほとんどでペット飼育が許可されているという事実を紹介。その上で、ペット不可マンションをペット可にする議論が出ても良いのでは、という見方を記しています。

ペット飼育可、不可の分かれ目の竣工年は?

こんにちは!廣田信子です。

みなさんのマンションは、ペット飼育可ですか、不可ですか?

コロナ禍で、自宅で過ごすことが増え、犬や猫などのペット需要が高まっているといいます。遊びに行けずにストレスをためる子供の心を癒やすために、ペットを飼い始めたというお宅もあります。

Aさんは、ペットを飼ったことがなく、共働きで、昼間誰もいなくてペットがかわいそうだとこれまで、犬を飼いたがる子供たちを説得していたのですが、在宅勤務が増え、その理屈も通用しなくなったので…と犬を飼い始めました。今では、大人の方がペットに癒やされている、父親と娘の会話も増えたみたい…と、ペット効果を感じていると言います。

Aさんのマンションは築17年。最初から、ペット飼育可の規約だったので、飼うことに何の問題もありませんでした。マンションを購入するときは、ペットを飼うことを特に考えていなかったので、もし、ペット不可でも購入していたかも…。たまたまペット可のマンションでよかった。実は、子供同士が仲良しの隣のマンションのママ友Bさんがとっても困っているみたいで…と。

Bさんのマンションは築22年、外から見ると、同じような大型マンションですが、こちらは、最初から、ペット飼育不可なので、ペットを飼うことはできません。学校の友達同士でペットの話で盛り上がっているのに、ペット不可のマンション暮らすBさんの子供は、その話に入れず、寂しくてたまらないのです。何でペットを飼えないマンションを買ったの…と責められて、巣ごもりのイライラもあって、なんか親子げんかになることが多くて…と。

管理規約の説明をすると、規約を変えるように管理組合に言ってよ…と言われるし、ペットアレルギーの人がいるかもしれないから、ペット不可を可に変えるのは難しいのよ…と言ってもどこにペットアレルギーの人がいるの?お隣のマンションには絶対にペットアレルギーいないの?と理屈で迫ってきて…何か、自分も、状況は変わるのに、最初にどちらの規約だったかで、運命が決まってしまうって、何だか納得いかなくなってきた…とBさんは言っているのです。

Aさんは、Bさんに、ペットを飼ってよかったということはなかなか言えなくて、飼うと、やっぱりいろいろたいへんよ~なんて言っているけど、何だか気の毒で…と。

実は、AさんのマンションとBさんのマンションの竣工年度の差のあたりに、ペット飼育に関する管理規約の大逆転があるのです。

いいことずくめ。なぜメーカー直営店はここまで人気が高いのか

たとえば酒造メーカーである酒蔵などが、問屋を介さずに自ら店舗を経営する「メーカー直営店」が増加傾向にあります。その直営ならではの強みとは一体何なのでしょうか? 繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんは、自身の無料メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』の中で、メーカー直営店のメリットについて解説しています。

生産者と消費者が直接繋がる

牧場が営むステーキハウス。酒蔵が営む居酒屋。漁師の活け魚料理店。こうした直営店が増えています。大手メーカーも積極的に参入しています。

この動きは、これまでほとんど直接的な繋がりが無かった、生産者と消費者が互いに引き寄せ合った結果です。消費者は、より新鮮なもの、安全なもの、本物を求め、生産者は、消費者の生の声を聞き、直接語り掛けたかったのです。

そしていま、問屋・卸しといった、流通のひとコマが不要になりつつあります。裏を読めば、生産者と消費者が直接繋がることで、中間コストが無くなり、生産者は儲けが多くなり、消費者は安く買えるようになるのです。大手スーパーなどは、生産者からの直接買いつけや自社農場などによって、この動きを加速させています。

「メーカー直」は、ますます多くなるでしょう。辛子明太子のメーカー「やまや」はよく知られていますが、ちょっとユニークな直営店を持っています。明太子を販売するお店ではなく、もつ鍋屋です。

ここでランチを食べる人は、やまやの辛子明太子が食べ放題となります。「もつ鍋」という別業態を展開しているのですが、圧倒的なファンを確保している辛子明太子を食べ放題にすることで、これまでのファンを呼び込み、別業態を下支えしようとしているのです。

また、新規客を取り込みやすいランチで、食べ放題にすることで、宣伝効果も大きくなっています。確実にやまやの辛子明太子ファンを魅了する、ウマい戦術だと言えます。

これも直営店の可能性のひとつです。直営ゆえに、あらゆるチャレンジが許されるのです。

少し前の事例で言えば、東京駅の「東京おかしランド」。ここでは、グリコの“できたて”チョコレートやカルビーの“揚げたて”ポテトチップスを買うことができます。これ以上の新鮮さは他にありません。話題性も十二分。たくさんのお客さまが押し寄せています。

産直、メーカー直、生産者の顔……時代が求めるキーワード。生産者は、より良いモノを作るだけではなく、消費者にどう売っていくのかも考えなければならないのです。

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トヨタの技術者が「者に聞くな、物に聞け」と繰り返し続けるワケ

トヨタの物作りの現場で生まれ、今や世界で通用するまでになった「カイゼン」という概念。そんな現場では、今でも繰り返し口にされている言葉があるといいます。今回の無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では同社で長く人材育成等に携わってきた海稲良光氏が、印象深い3つの言葉を紹介しています。

トヨタの技術者が繰り返してきた言葉 海稲良光(OJTソリューションズ専務)

日々の知恵と改善により、ものづくりの場を高めていくために、トヨタで繰り返し言われている言葉があります。

「者に聞くな、物に聞け」

者とは人のことであり、物とは現場や商品・製品のことです。

現場の作業者から聞いたことと、実際に現場で起きていることが食い違っていることがよくあります。

ですから、管理監督の立場にある人は、部下からの情報に頼り切るのではなく、実際に自分の目で現場を見て、何が起きているかをつかまなければなりません。

「やってみせ、やらせてみて、フォローする」

「やらせてみて」までは実施していても、その後の「フォローする」まで徹底している会社はほとんどありません。

教えたことを本当に守り、実践するまでフォローすることが重要なのですが、実際には、「たぶんやっています」というレベルにとどまっているケースが多く見受けられます。

「教えたとおりにやっています」と言い切れるところまできっちりフォローしていかなければなりません。

金正恩は「法の上」の存在。傲慢指導者と食糧難に喘ぐ北朝鮮人民の悲惨

コロナ防疫のために国境を封鎖する北朝鮮では、金正恩氏自慢の肥料工場の稼働もままならず、中国からの支援米11万トンも大連港に留め置かれたままとなっているようです。メルマガ『宮塚利雄の朝鮮半島ゼミ「中朝国境から朝鮮半島を管見する!」』著者で北朝鮮研究の第一人者の宮塚利雄さんは、厳しさを増す北朝鮮の食糧事情を紹介するとともに、禁煙法を制定しながら、自身は「法の上」に存在するかのようにタバコを燻らせる金正恩氏の指導力にも疑問を呈しています。

食べる問題を解決できると思えない「法の上」の金正恩

朝鮮中央通信によると、平壌で開かれた朝鮮労働党中央委員会第8期第2回総会(2月8日~11日)は9日、2日目の会議が行われ、金正恩総書記が報告で今年の経済目標や対外活動に関する課題に言及した。

その中で、農業問題について「食料問題の解決のためにあらゆる代価を支払っても結果を出すべき国家の重大事」と訴え、農業生産の向上を強調し、対策を指示した。

会議では「今年の農業の成否がかかっている」として、営農物資を保証するための国家的対策を至急講じる方針も打ち出されたが、北朝鮮は中国・武漢発の新型コロナウイルスの防疫を名目にした国境封鎖が1年以上におよび、北朝鮮の食糧難に追い打ちをかける中、金正恩総書記は危機感を抱いている。

「衣食足りて礼節を知る」と言うが、北朝鮮は「食衣住」である。金日成主席が「我が朝鮮人民の最も理想とする生活像」は「白いコメのご飯を食べて、肉入りのスープを飲み、絹の着物を着て、瓦ぶきの屋根の家に住むこと」と言って人民に希望を持たせたが、実現できず、続いて金正日総書記も「我が人民がかつてトウモロコシ米を食べていた、などと言われることがないよう」にと、「白いご飯と肉入りスープを飲む」ことの実現を図ったが、単なる言葉の羅列に終わった。さらに、金正恩総書記も「我が人民がこれ以上ベルトを締めることがないように」食糧増産に励み、朝鮮人民の長年の宿願である「食べる問題の解決」を口にしたが、いまだに実現できずにいる。

昨年だったか、金正恩総書記の肝いりで建設された北朝鮮屈指(?)という中部の肥料工場ですら必要な部品が輸入できず、稼働を停止したという。食糧生産においては「良質な肥料と土壌、それに種子」の供給が全てであるが、国境封鎖で肥料などが入ってこなくなった。北朝鮮は「我が国が誇る主体肥料の生産が実現した」と喧伝したことがあったが、その「主体肥料」が北朝鮮の農業生産にいかほどの貢献をしたのか、その後あまり報じられることはない。

北朝鮮では「窒素・燐酸・カリ」の3大肥料をまともに生産できず、人糞を代用しているのが現実である。北朝鮮は長年の食糧不足を輸入や海外からの人道支援に頼ってきたが、昨年、中国が対北支援用に準備した米11万トンについて、コロナウイルスの流入を防ぐという理由で受け取らず、中国の大連港に留め置かれたままだと報じられている。

国内だけで通用するレベルで満足してしまう日本人の「悪いクセ」

日本にはガラケーを代表格に、独自の規格で進化した製品やサービスが多くあります。高品質高機能がユーザーを助け、愛される一方で、「ガラパゴス化」がマーケットを狭めるなどの弊害も取り沙汰されています。メルマガ『NEWSを疑え!』を主宰する軍事アナリストの小川和久さんは、ワールドクラスを目指さない日本の傾向の原因をクリティカルシンキング(批判的思考法)ができていないためと主張。朝日新聞に掲載された小西美術工藝社社長D.アトキンソン氏のインタビューから、大学での学びの問題点を伝えています。

日本の弱点はクリティカルシンキング(批判的思考法)の不在

2月23日の朝日新聞朝刊にデービッド・アトキンソン氏(小西美術工藝社社長)のインタビューが載りました。ゴールドマン・サックスの元アナリストで、官房長官時代から菅義偉首相に近く、観光政策などを助言してきた専門家です。

菅首相が以下にあるアトキンソン氏の考えとは対極にあることは明らかですが、コロナ対策をはじめとする菅政権の政策や日本の将来を考えるうえで参考になると思います。私の考え方ともぴったり一致するので、ご紹介することにしました。まずはインタビューから。

日本人が語る「日本」は理想論 アトキンソン氏の違和感

 

「(東京五輪・パラリンピック大会の)組織委で大会コンセプトを作っているときに、一番難しかったのは、日本人が考える『日本』はほとんど理想論だったことです。こうあってほしい、という願望に近い。日本のベストだけみればそうかもしれないということを、一般化しようとする。

 

『多様性と調和』というコンセプトについて、会議では『日本は世界一寛容な国』という人がいた。日本はどんな文化でも取り入れて、日本は多神教で海外は一神教だとか。

 

これは学問的には正しくない俗説です。

 

(中略)日本人は思い込みや俗説が多い。専門家に確認しない、検証しない。厳しく言えば、プロ意識が低い面があることは共通しています。それは寛容の一環かも知れませんが。

 

例えば、東京五輪が日本経済の起爆剤になるというのも、俗説。エビを食べて長寿にあやかるのと同じ。数週間のイベントがGDP550兆円の日本経済に大きな影響を与えるはずがありません。

 

(中略)日本の決定的な問題は、クリティカルシンキング(批判的思考法)が十分にできていないこと。これは、仮説を立てて、ロジックを分解し、データで検証し、結論を導き出すもの。

 

大学の問題が大きい。クリティカルシンキングができるようになるのは大学生の年齢。人間というものは、勝手な思い込みをする生き物なので、それをなくすため大学教育が発達した。

 

大学の4年間、先生とのやりとりで、思い込みで発言したら、根拠はなんですか? 評価に客観性はありますか?と聞いて答えさせる。日本の大学はそれが十分できていない。

 

だから日本は事後対応しかできず、いつも後手に回る。事前に仮説をたてて議論しても、受け入れられないのです。予想はできるのに、何も手を打たない。私がアナリストとして関わった銀行の不良債権問題もそうでした。いくところまでいかないと、変わらない。

 

重ねていいますが、東京五輪はやっても、やらなくても、日本経済には中長期的にはさしたる影響はありません。(後略)」(2月23日付 朝日新聞

私がお伝えしたかったのは、ここに出てくるクリティカルシンキング(批判的思考法)についてです。

官僚も姑息。菅首相ロン毛長男を違法接待に走らせた衛星放送利権の闇

繰り返し放たれる「文春砲」により次々と事実が明らかになってゆく、菅首相の長男による総務省のエリート官僚らへの違法接待疑惑。これまでに同省幹部11人の処分が発表されましたが、官邸サイドはこれを以て当案件の幕を引くつもりでいるのでしょうか。今回のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』では元全国紙社会部記者の新 恭さんが、週刊文春が暴露した接待時の音声データの内容から窺い知れる参加者たちの思惑を推測。さらにこのような接待は「社交儀礼の範囲内」であるとは思えないとし、贈収賄に当たる可能性にも言及しています。

【関連】総務省汚職事件に発展か。疑惑の菅首相長男に忖度するマスコミの及び腰

衛星放送利権の闇に紛れ、菅ジュニアの誘いに応じ続けた高級官僚たち

菅首相がかつて総務大臣だったころ、大学を卒業後間もない25歳の長男、正剛氏を政務秘書官にした意図はどこにあったのだろう。

いまや中年となった菅正剛氏は、東北新社なる衛星放送関連会社の部長として、昔なじみの幹部官僚たちを高級料亭などでもてなし、違法接待事件の主役に躍り出ているが、まさか菅首相がそんな活動を待ち望んだということはあるまい。

正剛氏らが衛星放送事業を有利に運ぼうとしていた疑惑を裏付けるような音声データつきの第2弾を文春砲がぶっ放し、総務省が調査報告や懲戒処分で幕引きを焦るなか、ようやくテレビの報道番組も、監督官庁に起きた不祥事の報道に本腰を入れ始めた。

接待されたなかには、これまでに文春が報じた4人の幹部官僚のみならず、菅首相の記者会見を取り仕切る山田真貴子内閣広報官らも含まれ、発表されただけでも13人、のべ39件の会食が判明、深刻な汚染状況が明瞭になりつつある。

総務省が2月22日に発表した調査報告によると、39件はいずれも東北新社側が費用を負担しており、国家公務員倫理規程に違反する疑いがある。接待されたのは、総務審議官、情報流通行政局長、その下の衛星・地域放送課長といった面々だ。BSやCSなど10チャンネルを子会社が運営する東北新社はあきらかに利害関係者である。

山田内閣広報官は、総務審議官当時の一昨年11月に菅正剛氏らと会食していたという。なんと、このときの食事代金は1人あたり7万4,203円。よほど高い酒でも飲まないかぎり、こんな額にはならないだろう。

山田氏は、安倍政権下の2013年から15年まで広報担当の首相秘書官を務め、いったん出身官庁である総務省に移ったが、菅首相が内閣発足とともに呼び戻した。放送メディアへ睨みを利かせるための人事でもあった。

谷脇康彦総務審議官、吉田眞人総務審議官、秋本芳徳情報流通行政局長、湯本博信情報流通行政局官房審議官の4人についても、東北新社との会食は、これまで国会で報告された回数を上まわることがわかった。2016年7月から20年12月にかけて延べ19件。谷脇氏が4件、吉田氏が5件、秋本氏が7件、湯本氏が3件というから、まさにズブズブの関係といえる。

おそらく、菅首相と東北新社の親密な関係は、総務省の電波・放送畑では周知の事実なのだろう。