鈴木愛理、渋谷公開スタジオ「UDAGAWA BASE」で重大発表
AbemaTVは、株式会社サイバーエージェントの公開スタジオ「UDAGAWA BASE」において、鈴木愛理のソロ初シングル「Escape」リリースを記念し、彼女をゲストに招いた特別番組『重大発表あり!鈴木愛理ソロ初シング…
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Details長い夏休みももうすぐ終わり、子どもによっては、新学期への不安が高まっている時期です。子どもの不安をやわらげ、前向きな気持ちにさせるには、親のサポートが欠かせません。メルマガ『子どもを伸ばす 親力アップの家庭教育』の著者で家庭教育のプロの柳川由紀さんが、親ができるサポート法を伝え、休みの残り期間と新学期直後に心がけておきたい2つのことをアドバイスします。
Question

夏休みも残り10日を切り、娘がだんだんそわそわしてきました。仲の良かった友人が転校していき、娘は2学期のスタートが心細いようです。女子同志特有の仲間意識があるため、なじめるか心配です。(小5女子のお母様より)
2学期への準備としてはちょうど良い時期です。娘さんの心細さを払拭できるよう親としてのサポート法をお伝えします。
仲の良かった子が転校していき、遊び友だちがいなくなることは、本人にとってはとても不安です。担任もそれなりに気を遣って下さると思いますが、親としても2学期スタートの時点で、担任へ一言伝えておきましょう。
1学期や、夏休みを振り返って、少しでも成長したポイントを大いに認めてあげましょう。例えば、逆上がりができるようになった、泳げる距離が伸びた、或いは伸びなくても、泳ぎのフォームが綺麗になった、など何でも良いのです。
もちろん、学習面の成長でもOK。百マス計算の記録が伸びた、漢字を覚えたなど、探せばたくさんあるはずです。子どもは子どもなりに、2学期を顔張ろうと思っているものです。その気持ちや高揚感を大切にしながら、前向きに認めましょう。
できていること、できるようになったことを周囲が認めると、子どもは自分の成長を自覚します。「自分は頑張ってできるようになった」という自信が、次への挑戦に繋がります。
そこで、子どもの挑戦や夢を語りながら2学期の目標を立てましょう。例えば、体育祭の個人競技で入賞する、合唱コンクールで優勝する、書道で金賞をとる、授業中必ず一度は発表するなど何でも良いのです。
その際、注意することは、子どもが主体的に「●●を頑張る」と自分から言い出すように会話を進めることです。
夏休みの締め、2学期スタートに当たって、親として心がけてほしいことが2つあります。1つは、子どもの「苦手箇所の把握」です。夏休みの宿題帳を見直すと、子どもの苦手箇所がわかります。
例えば、敬語の使い方や「竹取物語」などの古文が苦手だったり、算数の少数の掛け算、割り算が苦手だったりするかもしれません。
苦手なまま2学期になるとますますわからなくなり、その科目自体を嫌いになりかねません。夏休み中に苦手意識をなくせるように、ピンポイントで集中学習しておきましょう。
2つ目は、友だち関係の問題の把握です。クラス内の人間関係は、子どもの元気のバロメータとも言えます。1学期は様子を見ていることもあって、遠慮がありますが、2学期になるとトラブルが表面化する場合もあります。
いじめや喧嘩が起きたり、「先生との相性が良くない」などと訴える子どもも出てきます。子どものそうした訴えや小さな変化には、間をおかず、すぐに対応しましょう。問題の芽は小さいうちの方が担任も対応しやすいものです。
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長年染みついた性格を直すことなんて出来ない…、そう考える人は少なくありません。そんな意見に待ったをかけるのは、無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者・佐藤しょ~おんさん。佐藤さんは今回の記事で、「イジワルな性格を親切な行動で直す」ケースを例にあげ、「行動の繰り返しによる性格改善法」をわかりやすく解説しています。
人間には一人ひとり個性があって、その個性とはある種の偏りのことなんですね。その偏りが感情面で表れることを性格といいます。
これを直すのはなかなか難しいんですよね。というか、ほとんどの人は、性格は直せないと思っていますし、そもそも直そうとも思っていないでしょ。
これは半分正解で、半分は間違っているんです。
性格って直せるんですよ、自分のことなら。つまり他人の性格は直せません。直せるのは自分の性格だけです。そして直すための唯一の条件は、
● 自らの意志で、自分の性格を直そうと決めること
なんです。自分で決めさえすれば、性格は必ず直ります。私もそうやって少しずつ性格をまともなモノに直していますから。というか、世の中の成功者って、これを自分に課している人なんですよ。自分のありのままの性格でもう良いや、性格なんて直らないんだから、このままで良いんだよという人が大成功することはありませんし、一時的に成功してもどこかで必ずしっぺ返しが来るんです。
それが分かっているから、成功する人は自らの意志で、少しずつ自分の性格を直そうと努力するんです。
私は何度も書いているように、ビンボーだった頃はメチャメチャ性格が悪かったんですよ。今の私なら決して付き合わないよな、と思うくらいお下劣で、イヤなヤツだったんですよ。それを地道に直して、今の私がいるわけです。
それならどうやって性格を直すのか?
これは行動を変えれば良いんです。
性格って何か、どこに影響するかというと、あなたの行動なんですね。あなたがイジワルな性格をしているとして、これが問題になるのはその性格を元にした行動をした時なんですよ。こころの中で、人に知られず、イジワルなことをしている映像をいくら作っても、誰にも迷惑は掛かりませんよね。ところがそのイジワルを行動に移してしまうから、揉め事が起こったり、叱られたり、嫌われたりするんです。
つまり、性格が先にあって、それによってあなたの行動が規定されるところに問題があるんですね。そしてその性格を直そうと思ったら、これは順序を逆にすれば良いんですよ。それが行動を変えるということです。
イジワルな性格→イジワルな行動
が問題になっているのなら、イジワルな性格を変えようとするのではなく、
● 今日はひとつだけで良いから人に親切なことをしよう
と決めて、それを行動に移すのです。
親切なことをするというのは、イジワルの真逆ですよね。それを自分に課すのです。あなたのイジワルさはそのままで良いんですよ。イジワルなままで構わないから、今日ひとつだけ人に親切なことをするのです。
そうしたら、その親切な行動から何かのフィードバックが返って来ますよね。普通は、お礼を言われるとか、感謝されるとか、自分の気分が晴れやかになるとか、満足感で満たされるとか。
あなたが直したいと考える性格って、ほとんどネガティブなモノなんですね。それを行動で変えると、当たり前ですがポジティブな反応が返って来るはずなんですよ。それを先に味わってしまうんです。
そんなポジティブな反応が自分のこころにどんな影響を与えるのかを、体験として味わってしまうんです。そうするとこの例では、
● 人に親切にするのって気持ちが良いなぁ~♪
になったりするんです。
それが分かったら、今度もまた性格を変えようとするのではなく、
● 今日は3回人に親切なことをしよう
と行動のレベルを上げていくんです。
これを繰り返していくと、イジワルな頃には感じなかった、親切をすることによるポジティブな感情が立ち上がるわけですよ。それを繰り返していると、性格を直そうと思ったわけでもないのに、行動だけは親切なことを無意識に選ぶようになりますから。
そしてそれが当たり前になった頃には、あなたの性格はイジワルから親切に変わっていますから。
結局、イジワルなあなたというのは、イジワルな行動をすることで、その行動からポジティブな気分を引き出していたわけで、それを続けていたらそう偏るのが当たり前になった(それが性格)だけなんです。だからこれと真逆のことをやり続けたら、いくらでも性格なんて変えられるんですよ。
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CX系「ホンマでっか!?TV」でもおなじみ池田教授は、最近驚いた「3食とも酒だけの食事の村がある」という話を紹介。このことから、巷間語られる健康にいい食事、悪い食事というものへの懐疑をメルマガ『池田清彦のやせ我慢日記』で訴えます。さらに、健康を害すものとして世界では禁止の流れになっている除草剤グリホサートの規制を大幅に緩和した我が国の姿勢を糾弾し、そういった情報を報じないマスコミも非難しています。
『現代思想』2019年8月号の特集は「アインシュタイン」で、興味深い論考が並んでいるが、私が一番びっくりしたのは、アインシュタインがらみの話ではなく、最終ページに載っている「研究手帖」という小文である。砂野唯さんという方が書かれた「フィールドワークの中毒性」を引用させて頂く。
「私が初めてフィールドワークを実施したエチオピアの村では酒が主食であり、それ以外の食事をほとんど口にしない。朝起きると朝食として酒を飲み、日中は畑に居ようが村に居ようが喉が渇くと酒を飲んで喉を潤し、おなかが減ると酒を飲んで腹を満たす。夕方、家に帰ると固形食をつまみながら、酒を飲んで夕食とするのだ。日本人である私の常識では、食事は主食のご飯やパンと副食の肉や魚、野菜料理であったし、酒は嗜好品で食事ではない。しかし、酒ばかり飲んでいるにもかかわらず、彼らは酩酊することはなく健康かつ長寿であり、酒ばかりの食生活に飽きている様子はなかった」([現代思想』第47巻第10号、246頁、2019)
俄かに信じられない話だけれど、続きを読むと、
「科学的・社会学的な調査を進めるうちに、彼らの主食とする酒が低アルコール濃度で高栄養価な食材であり、厳しい気候の中でエクステンシブな農法を行う彼らの生業・生活に適した食事であることが判明した」(同書)
と分かったような分からないようなことが書いてあった。
ちなみにエクステンシブな農法とは、単位面積当たりの土地に資本や労力をあまり投下せず、自然に任せて営む農業のことで、この反対が集約農業である。私流に解釈すると、あまり真面目に働かないので、朝から酒飲んでいても暮らせるということなのだろうか。
酒飲みの私としては実に羨ましい暮らしだけれど、日本で同じことをしたら、家族の鼻つまみになり、うっかりすると病院送りになりかねない。所変われば品変わるとは言え、朝昼夕の三食が全部酒というのは、さすがに驚いた。いくら低アルコール濃度で高栄養価の食事であったとしても、酒だけで健康かつ長寿を保てるのであれば、日本で巷間叫ばれている、酒はほどほどに、週に2日は休肝日、といった標語は、いったいどうなっているのだろうね。
久しぶりにひとり旅をすることになり「ネッシーを見たい」と、ネス湖を目指したのは、メルマガ『NEW YORK 摩天楼便り-マンハッタンの最前線から-by 高橋克明』の著者で米国の邦字紙『NEW YORK ビズ!』CEOの高橋克明さん。時差による眠気に苦しむ高橋さんは、スコットランドの「意地悪」の洗礼を受けたようです。筆者ならではの視点と筆致で綴る、スコットランド旅行記の第2弾。意地悪のせいもあって、まだまだネス湖には着きません。なお、第1弾はこちらです。
チェックインまでにはまだ時間があったので、グラスマーケットにつながるヴィクトリア・ストリートを散策します。この街、唯一のおしゃれエリア。スコットランド人デザイナーによる服やアクセサリーが売られている路面店が並びます。

ウインドウ越しに、豚が丸々一匹焼かれているサンドイッチ屋さんを発見しました。そういえば朝から何も食べていない。ガイドブックにこの街のアイコン店と書かれていたその店に飛び込み、シグニチャーを注文します。食べてみて、忘れていたことを思い出した。ここはイギリス。かつて、贅沢は敵だという風潮のもと、外食産業が伸びなかった国。アメリカ以上に、食に貧しい国。ぱっさパサのポークサンドイッチは、機内食のプレッツエルではないにしろ、まったく味がしませんでした。
ホテルに戻り、チェックインまでまだ数時間あるけれど、交渉してみます。「北米から来て、さっき到着したから寝てないんだ、余分にお金払うから、今、チェックインさせてくれないかな」と。受付の気の良さそうなメガネのお姉さんは「アメリカからの旅行者は(時差の関係上)みんな大変よね。わかった、部屋を掃除次第、すぐにチェックインしてもらうわ。でも、あいにくまだ準備できてる部屋が今はないの」と申し訳なさそうに謝ってきます。謝られるも何も、まだ正式なチェックイン時刻ではないので、こちらこそ謝って、また出直すことにします。時刻はまだ11時。そりゃそうだ。ふらふらその辺を歩いて、1~2時間後に戻ってこよう。iPhoneも充電したいし、Wi-Fiもつなげたいし、何よりベッドに倒れたいから。
その足で、そのまま「セント・ジャイルズ大聖堂」へ。ちっちゃな街なので、ガイドブックに書かれている観光名所は半日で回り終わっちゃいそう。ロイヤルマイルの中心に堂々と建っている教会が、あの有名な「シスルス礼拝堂」が入っている「セント・ジャイルズ大聖堂」。実はこう見えて、ヨーロッパの教会巡りに少しハマっていた時期がありました。宗教上の立ち位置であったり、建築の歴史であったり、むずかしいことはよくわかりませんが、ヨーロッパにくると、必ず、そこの有名な教会には足を運ぶようにしています。

海外のメディアのニュースを、日本のマスコミではあまり報じられない切り口で本当はどういう意味で報じられているのか解説する、無料メルマガ『山久瀬洋二 えいごism』。今回は、今アメリカで、千年ぶりにキリスト教の様々な宗派が一つにまとまろうとする動きが起きていることの歴史的な意味と、そこに潜むリスクについて語られています。
The more you can make your organization invisible, the more influence it will have.
訳:あなたの組織が見えなくなれば、より多くの影響を与えることができるようになる( Douglas Coe の講演より)
【ニュース解説】
Invisible organization「目に見えない組織」という言葉があります。これは通常ビジネスなどでバーチャルな連携によって発生する組織を意味する言葉です。しかし、この言葉は元々宗教活動などにおいても使用されていました。
例えば、キリストが最初に伝道をはじめ、その後彼の弟子たちが教えを広めはじめたとき、それは Invisible organization でした。しかし、その組織は確実に拡大し、やがてローマ帝国末期に国家の宗教として崇拝されるに至りました。
この Invisible organization の運営者であることを自認した人物が主催し、大統領をはじめとするアメリカの政財界の大物が任期中に必ず一度は参加するイベントがあるのです。それは毎年2月の最初の木曜日に朝食からランチ、さらにはディナーに至るまで開催される National Prayers Breakfast です。
2017年の冬に他界したDouglas Coeという人物が運営するThe Fellowshipというキリスト教系の組織がそれを主催します。Douglas Coeは、オレゴン州出身のプロテスタント系の伝道師で、終生自らのことを Invisible organization の主催者だと語っていました。実際、彼の主催する組織の活動に参加した政治家は民主党、共和党を問わず、直近ではヒラリー・クリントンやジョージ・W・ブッシュなど、アメリカのほとんど全ての指導者を網羅しています。
そして、Douglas Coeは、ネットワークを通じ世界中の政治家とアメリカの指導者とのミーティングをアレンジし、イスラエルやアフリカ諸国、ソビエト崩壊後のロシアなど、様々な地域とアメリカとの紐帯に貢献したのです。
日本では知られていない事実でしょう。彼はその組織を通じて一つの目論見を果たそうとしていたように思えます。それはキリスト教の再組成という遠大なビジョンです。
アメリカ人の多くはキリスト教を信仰しています。アメリカ人の最大多数が所属する様々なプロテスタント系の宗教組織に加え、アイルランドやイタリア系のアメリカ人を中心にローマ・カトリックも深く社会に浸透しています。今、そんなキリスト教を一つにまとめようとする動きが静かに進行しているのです。その輪はさらにキリスト教の母体として旧約聖書を共有するユダヤ教にまで及ぼうとしています。元々アメリカの友好国ではあるものの、トランプ政権はさらにイスラエルとの同盟関係を強化し、中東諸国に衝撃を与えています。
さらに、アメリカとロシアも決して以前のように激しく敵対するライバルではなくなりました。ロシアがソ連の主軸国であったころ、アメリカは共産主義への脅威から、ソ連と激しく対立していたことは周知の事実です。しかしソ連が崩壊し、ロシアに伝統的に根付いていたロシア正教の活動が活発になると、アメリカとロシアは猜疑心を持ちながらも静かな接近をはじめたのです。
西暦395年にキリスト教がローマ帝国の国教となって以来、ローマ帝国に保護され、国家の精神的支柱となったキリスト教を、人々はローマ・カトリックと呼びました。そしてローマ・カトリックは自らの教義に相容れないキリスト教徒を異端として追放し、以来長年にわたってそうした人々に厳しい迫害を加えてきました。そして、キリスト教ではないにしろ、キリスト教の母体ともいえるユダヤ教に対しても同様の迫害を加え、その伝統は近現代にまで至りました。帝政ロシアやナチスドイツでのユダヤ人への迫害は20世紀の記憶として人々の心に焼き付いています。
さらに、ローマ・カトリックは、東ローマ帝国が主催するキリスト教に対しても、教義の違いをもって絶縁し、それがロシアやギリシャなどで信仰される正教会と呼ばれるキリスト教の母体となりました。16世紀以降、そんなカトリックの権威に対抗して広がったプロテスタント系の人々の活動も、神聖ローマ帝国とつながるカトリック系の国王や領主などからの厳しい弾劾を受け、プロテスタント系の人々の多くが新大陸に避難し、アメリカ合衆国成立の原動力となりました。
このように、キリスト教の様々な分派は分裂と対立を繰り返し、お互いを強くけん制しながら、現代に至ったのです。
過去にそんなキリスト教世界がまとまろうとしたことが一度ありました。それは、イスラム教国であったセルジュークトルコが東ローマ帝国を圧迫したときのことでした。時の東ローマ帝国皇帝が、絶縁状態にあったローマ・カトリックの教皇に救援を求めたことがあったのです。それが世に名高い十字軍がはじまった原因となりました。一瞬とはいえ、キリスト教が対立から融合に向かった瞬間です。1096年のことでした。
それから千年近くを経た現在、キリスト教の多様な組織が共存するアメリカ社会の中で、それまでの対立から融和へ向かった静かな活動が再びはじまったのです。それは、共産主義の脅威に起因し、現在ではイスラム教との対立軸の中で政治とも融合する一つのうねりとなりつつあります。それがトランプ政権でのイランや中国との対立、さらにはイスラエルとの同盟強化の向うにあるパレスチナの人々やアラブ社会との対立などを生み出しました。こうした静かな動きを支える組織こそが、Douglas Coeなどに代表される Invisible organization なのです。
人は、生まれながらにしてその地域の文化の影響を受けて育ちます。例えば、アメリカの漫画を思い出してください。スーパーマンでも、トムとジェリーでも、ポパイでも、そこには常に正義のヒーローと悪人とが存在し、正義が悪をやっつけるというテーマが底流に流れています。子供の頃から、人々は無意識に、この二元論を植え付けられてしまうのです。
その背景には宗教での正邪の発想があります。この正義と悪との二元論は歴史を通して人々の心に刻まれ、人々を敵と味方に引き裂きました。古くはキリスト教内での異端への弾劾にはじまり、近年では第二次世界大戦において、ドイツ人が自らを正義として、ユダヤ人が悪人であるというレッテルを貼って虐殺しました。
今、アメリカ社会の中には、共産主義を経て、イスラム教への脅威が新たな善と悪という対立項を人々の心の中に植え付けています。この善と悪という2元論が浸透する過程をみれば、最初の段階ではどこにもそれを指導するリーダーは存在しません。それは町の教会での日曜日の礼拝や、学校での道徳の授業、あるいは家庭教育などといったごく日常の中で培われてゆく価値なのです。
そして、その価値がある程度社会の価値として認知されたとき、そこに指導者が現れ、一気に社会や国家を統率するようになるのです。Invisible Organization とは、そうした日常の小さな営みを巨大なうねりに変化させる見えない触媒の役割を担っていることになります。
キリスト教が過去の対立から融合への向かうことが良いことか、それとも新たな二元論へ向けて人々を駆り立てる危険な行為かは、我々一人一人がしっかりと判断しなければならないことでしょう。ただ、現在問題となっている政治の世界でのポピュリズムは、この日常の価値を巨大なうねりへと変化させる強力な触媒となっていることは事実です。
日本と韓国との対立、中国とアメリカとの対立、イスラム社会でのシーア派とスンニ派との対立、さらに宗教に起因するインドとパキスタンの対立など、二元論が社会に浸透するとき、常にそこには Invisible Organization という触媒があり、それによりガスが充満したときの起爆剤の役割を担おうとする、チャンスを狙う指導者がいることを我々は注視しなければならないのです。
image by: Pete Souza [Public domain], via Wikimedia Commons
「トレーニング後にプロテインを飲んでも効果を体感できない」という読者から、メルマガ『届け!ボディメイクのプロ「桑原塾」からの熱きメッセージ』の桑原弘樹塾長の元に質問が届きました。桑原塾長は、筋トレ後のゴールデンタイムのメカニズムを解説。最大の効果を得るための栄養摂取方法を伝えます。
Question

運動不足解消から筋トレ歴1年ほどです。ゴールデンタイムについて教えてください。トレーニングが終わってプロテインを飲むことを勧められますが、あまり体感しません。何故ゴールデンタイムにプロテインを飲むといいのでしょうか。ゴールデンタイムは本当に存在するものなのでしょうか。(41歳、男性)
ゴールデンタイムとは筋タンパクの合成が最も活発になる時間帯のことを指します。簡単に言えば、筋肉が最も発達しやすいタイミングです。以前は、トレーニングが終わって1時間以内というのが一般的でしたが、どんどんと研究が進んだ結果、今では30分以内が定説になっています。
筋トレをしなくては筋肉は合成に向かわないのですが、筋トレをしている最中はほとんど合成は行われていません。元々、筋肉は合成と分解が綱引きをしている状態にあります。この綱引きはどちらかというと分解の方が強くて有利なのですが、幾つかの条件を満たしてやることで合成の方が強くなってくれます。その大前提が筋トレなのです。
しかし、筋トレ最中はエネルギーをひたすら消費して、筋線維もどんどん痛めつけるという作業なので、合成は優位になりようがないのでしょう。ところが、トレーニングが終わった瞬間から、今度は一気に合成が盛り返していきます。一般的には、トレーニングがハードであればあるほど、合成の勢いは強くなります。これがゴールデンタイムの正体でもあります。
合成が優位ということは、血流もよく酸素も栄養素も吸収されやすい体内環境になりますので、ここでプロテインを飲むということがゴールデンタイムを活用することにもなります。
プロテインでなくても、肉や卵といった良質なタンパク源であればいいではないかと思われるのですが、今度は消化吸収のスピードの問題が生まれてきます。トレーニング直後から始まった合成の勢いは、個人差はあるものの約2時間ほどかけてピークを作ります。つまり、トレーニング直後から2時間後までの時間帯に血中のアミノ酸濃度を高めてやりたいのです。
そのタイミングに対して非常に好都合なのがホエイプロテインです。残念ながら肉や卵といったタンパク質は栄養価的には申し分ありませんが、消化吸収を経てアミノ酸濃度を高めるという点では約4時間ほどかかってしまうため、せっかくのピークに間に合わないのです。従って、大豆プロテインやカゼインプロテインも、ゴールデンタイムに摂取するプロテインとしてはお勧めではありません。
逆に、よりお勧めのパターンは、トレーニング直後に必須アミノ酸を摂取して、そこからシャワーなり、着替えなり、少しだけ時間をおいて、ホエイプロテインを飲むというパターンです。ここにホエイペプチドなどを利用するケースもあります。
建造物の取り壊しとなると、爆破したり重機を用いたりというのが一般的だろう。
こちらの動画でも、大きなホテルの取り壊しを行なっているようなのだが・・・?
廃墟と化したホテルの取り壊し現場。しかし重機などは見当たらない。
しかし建物の頂上付近に1人の男性が。
なんとたった1人でハンマーを振り下ろしているではないか!
まさかこの建物を1人で解体しようと・・・?笑
時間と体力がいくらあっても足りないことは明白。どんな思いがあるのかはわからないが、きちんと手順を踏んで安全に解体してほしいものだ。
(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:YouTube(Viral Press)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)
記事提供:ViRATES
連日報道される、あおり運転による被害。ネット上などでは、その悪質な行為に対する法律の不備などを指摘する声が多く上がっていますが、専門家はどう見るのでしょうか。現役弁護士の谷原誠さんが、無料メルマガ『弁護士谷原誠の【仕事の流儀】』で解説してくださっています。
こんにちは。弁護士の谷原誠です。
最近、連日「あおり運転」の報道がされていました。その中で、あおり運転の取り締まりが足りないのではないか、法律に不備があるのではないか、という疑問が出てきています。そこで、法律を確認してみましょう。
道路交通法には、次のような規定があります。
第26条(車間距離の保持)
車両等は、同一の進路を進行している他の車両等の直後を進行するときは、その直前の車両等が急に停止したときにおいてもこれに追突するのを避けることができるため必要な距離を、これから保たなければならない。
これに違反した場合、一般道では5万円以下の罰金(第120条12号)、高速道路では3月以下の懲役または5万円以下の罰金(第119条1項1号の4)が科されます。
第26の2(進路変更の禁止)
2 車両は、進路を変更した場合にその変更した後の進路と同一の進路を後方から進行してくる車両等の速度又は方向を急に変更させることとなるおそれがあるときは、進路を変更してはならない。
これに違反した場合は、5万円以下の罰金(第120条12号)です。
第24条(急ブレーキの禁止)
車両等の運転者は、危険を防止するためやむを得ない場合を除き、その車両等を急に停止させ、又はその速度を急激に減ずることとなるような急ブレーキをかけてはならない。
これに違反した場合には、3ヶ月以下の懲役又は5万円以下の罰金(第119条1項1号の4)。
あおり運転や急な割り込み、急ブレーキ等は、だいたいこれらに該当することになるでしょう。しかし、なかなか取り締まりが難しいのは、車間距離等は、その場で現認しないと、後日否認された際に立証が難しいためであると思われます。
最近、あおり運転の検挙が増えてきているように思えますが、それは、ドライブレコーダーの普及による効果があると推測します。ドライブレコーダーは、道路交通の状況、事故の状況を客観的証拠として保存しますので、交通事故の過失割合などを判断するにも有用です。
ところで、警視庁は2018年1月、各都道府県警に対する文書で、あおり運転の取り締まりを強化し、危険運転致死傷罪や刑法の暴行罪などの容疑の適用も視野に積極的な捜査をするよう指示をしました。
ここで道路交通法ではなく、刑法の「暴行罪」というものが出てきました。そこで、暴行罪を見てみます。
「刑法」
第208条(暴行)
暴行を加えた者が人を傷害するに至らなかったときは、2年以下の懲役若しくは30万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処する。
法律上、暴行に該当する行為としては、人の身体に直接的に接触する必要はなく、人の身体に向けられたものであれば足りるとされています。自動車で急激に接近することにより、身体に対する不法な侵害行為だとみなされるということです。実際に、2018年4月に、北海道警旭川東署が、あおり運転行為を暴行罪で検挙しています。
そして、危険なあおり運転行為により事故を起こし、人を死傷させた場合には、「危険運転致死傷罪」として厳罰になります。
「自動車運転死傷行為処罰法」
第2条(危険運転致死傷)
次に掲げる行為を行い、よって、人を負傷させた者は15年以下の懲役に処し、人を死亡させた者は1年以上の有期懲役に処する。
4 人又は車の通行を妨害する目的で、走行中の自動車の直前に進入し、その他通行中の人又は車に著しく接近し、かつ、重大な交通の危険を生じさせる速度で自動車を運転する行為
怪我の場合は、最高刑15年の懲役ですが、死亡させた場合には、最高刑は、20年の懲役となっています。
8月22日、日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を決定した韓国。これを受け、国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんは自身の無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』で、まず韓国のホワイト国除外を決定した日本側の対応のミスを指摘した上で、今回の韓国側の対応が何を招くかについてについて、米国を含めた視点で解説しています。
日韓戦争ですが、私はこれまで、日本側の対応には「二つの問題がある」と書いてきました。一つは、戦略的問題。もう一つは、戦術的問題です。
戦略的問題とは、日韓関係が最悪になり、日米韓の結束がなくなることで、一番得をするのは【中国】だということ。
戦術的問題には、二つありました。一つ目は、「徴用工問題」の報復として、「輸出管理を強化する」「ホワイト国から外す」というのは、ロジックがやばい。徴用工問題と輸出管理は、全然関係ない話で、国際社会は理解できない。
これ、最近は「今回の措置は徴用工問題とは関係ない」というようになりました。しかし当初は、政府もマスコミも「徴用工問題への対抗措置」といっていて、全国民がそのことを知っていた。
二つ目の問題は、政府の説明があまりにもおおざっぱすぎて、外国メディアが日本の主張を全然理解できていない。たとえば外国メディアは、日本から韓国に輸出した戦略物資がイランやシリアなどに流れ、化学兵器製造に使われるリスクがあるといった話を全然知らない。知らないのは、政府が説明しないから。
政府は、「今回のは、安全保障上の措置」とか、「韓国側に不適切な事例があった」とか、「韓国側の制度に不備がある」などといっていますが、外国人記者は、「まったくわけがわからない。やはり韓国のいうとおり『歴史問題』が本音なのだろう」と思い、そう書いている。アメリカやドイツで、「日本が情報戦に劣勢で悪者にされている」例を、以下の記事でとりあげました。
● 高笑いの文在寅。韓国側の情報戦に負けた日本が「悪役」になる日
さて、次の大きなできごとが起こりました。皆さんご存知のように、韓国が「日韓GSOMIA」から抜けた。これはどうなのでしょうか?
まず、基本から押さえておきましょう。GSOMIAとは、なんでしょうか?軍事情報包括保護協定のこと。日米韓で、軍事機密を共有する協定。日米、日韓で別々に締結している。目的は、北朝鮮の脅威に対抗するため。2012年6月に締結される予定だったが、韓国が1時間前にドタキャン。2016年11月に締結された。韓国は8月23日、ここから抜けることを日本側に通知した。
韓国がGSOMIA破棄を通知
産経新聞 8/23(金)16:39配信
【ソウル=名村隆寛】韓国外務省は23日、長嶺安政駐韓国大使を呼び、韓国政府が日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を決定したことを通知した。同協定は11月22日を最後に終了する。
これ、どうなのでしょうか?
思い出してほしいのですが、日本は、「徴用工問題」の報復で「輸出管理」を強化した。これは、「全然関係ない話なのでヤバイ」という話でした。で、実際、日本は欧米メディアから「悪者扱い」されている。この原則、韓国にだって当てはまるはずです。
今回の措置はどうなのでしょうか?「ホワイト国から外されたから、GSOMIAから抜ける」というのは、全然筋が通っていません。「ホワイト国」と「GSOMIA」は、全然関係ない話ですから。当然、外国は理解できないでしょう。
ちなみに韓国、「ホワイト国除外」への報復は、もうすませています。韓国は8月12日、「日本を輸出管理の優遇対象国から除外する」と発表した。つまり、韓国も、日本を「ホワイト国」から外した。本来、韓国の日本への制裁は、ここで終わらなければならない。いってみれば、「目には目を、歯には歯を。ホワイト国除外には、ホワイト国除外を」です。ところが、韓国は、まだまだ反撃するようです。
この「GSOMIA」離脱、日本の打撃はどうなのでしょうか?実質、「何の影響もない」といえるでしょう。問題とされるのは、「韓国がもっている北朝鮮の情報が入ってこなくなること」です。しかし、韓国が情報を出すかどうかは、韓国が決める。
日韓関係が、最悪である。「レーダー照射事件」で自衛隊と韓国軍の関係も悪い。
こんな状況ですから、「GSOMIAがあるから、知ってる情報を全部日本に出さなきゃ」などと韓国政府が考えるはずはない。つまり、今までだって、「持ってる情報を全部出していたわけではないだろう」と想像できる。要するに、GSOMIAがあっても、なくても、状況は変わらないと。それに、本当に必要な情報は、アメリカから入ってきます。