言い値で武器買う“飼い犬”にご褒美。バイデンが岸田首相を大歓迎した裏事情

首相として初となる訪米でバイデン政権から予想を上回る歓待を受け、上機嫌で帰国した岸田文雄氏。なぜ米政府は岸田首相に対してここまでの厚遇ぶりを見せたのでしょうか。今回のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』では著者で元全国紙社会部記者の新 恭さんが、そのもっともすぎる理由を端的に解説。さらにやみくもに米国の軍事戦略に追従する危険性を訴えるとともに、そのような日本政府の姿勢に対して批判的な見解を記しています。

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バイデン政権が岸田首相を厚遇した本当の理由

「朝食会も含め、バイデン政権は首相を非常に歓迎し厚遇いただいた」

防衛費倍増のお土産をたずさえ、意気揚々とワシントンを訪れた岸田首相。同行した木原誠二官房副長官は記者団にそう語った。

バイデン大統領がわざわざホワイトウスの南正面玄関まで他国の首脳を出迎えてくれるというのは「極めてまれだ」と木原氏は言う。バイデン氏は岸田氏の肩に手をまわし、にこやかな笑顔を浮かべてローズガーデン沿いの廊下を歩いた。

日本国内では、やることなすこと批判され、ついには無策だ、無能だとレッテルをはられるにいたった岸田首相だが、バイデン大統領と握手するその顔はいかにも晴れがましい。

5月19日から21日まで広島で開かれる「G7サミット」の議長をつとめるためのプロローグとして、フランス、イタリア、英国、カナダと続いた花道から本舞台のワシントンにやってきたのだ。

内閣支持率の下落に悩みながらも長期政権を貪欲に狙う岸田首相にとって、来年秋の自民党総裁選は最大の関門である。その意味で間違いなく、これからG7サミットまでの約5か月が岸田政権の正念場となる。

通常国会を無難にこなし、サミットを成功させて、内閣支持率が上向きになったタイミングで衆議院を解散し、総選挙に勝利すれば、国民の信任を得たとして「岸田おろし」の動きを抑えることができる。そう希望的算段をしているはずだ。

トランプ前大統領に対する安倍元首相のように、昨今、米大統領の気に入られるのが外交的成果だとする風潮が日本にはある。バイデン大統領はそれを承知のうえ、岸田首相のイメージアップに協力している。それというのも、岸田首相がバイデン政権の要求を忠実に守ろうとしている点を、高く評価しているからであろう。

昨年5月にバイデン大統領が来日したさい、岸田首相は防衛費の「相当な増額」を確保することを約束した。そして、それを履行するため12月には国家安全保障戦略など安保関連3文書を改定、相手のミサイル発射拠点などを直接攻撃できる「敵基地攻撃能力」(反撃能力)を保有することにし、23年度から5年間の防衛費を、これまでの1.5倍の約43兆円へと増額した。27年度にはGDPの2%に防衛予算が膨らむことになる。

この決定に米側は沸き立った。バイデン大統領はもちろん、ブリンケン国務長官、オースティン国防長官、サリバン大統領補佐官から手放しでほめたたえる声明が出された。

バイデン政権には、政治的にリベラルだが外交・防衛面ではタカ派で、軍需産業とも深い繋がりを持つ、いわゆる“リベラルホーク”が多い。ブリンケン国務長官、ビクトリア・ヌーランド国務次官、サマンサ・パワー国際開発庁長官がその代表格だ。オースティン国防長官は前職が巨大軍需企業レイセオン・テクノロジーズの取締役である。米軍産複合体の利益が彼らの政治判断と不可分に結びついているのだ。

彼らが望むからといって、日本が予算を倍増させて防衛力もそれに比例するかといえば、甚だ疑問である。たとえば「5年間43兆円」は米側の要求をかなえたイメージをつくるための「規模ありき」の数字であって、必要な装備などを積み上げたものではない。

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“時速20kmの死神”無免許ノーヘル電動キックボードが生む大事故…「俺は人を殺したくない」四輪ドライバーに緊張走る

“公道の悪夢”とも呼ばれ畏怖されてきた電動キックボードに、運転免許なしで乗ることができる新制度が7月1日からスタートする。最高速度は車道で時速20km、歩道で時速6km。電動アシスト自転車と原付一種50ccバイクが悪魔合体したかのような「新型」の出現に、自動車ドライバーからは絶望の声が続出している。

電動キックボードの「無免許、ノーヘル」合法化へ

各紙報道によると、7月1日に施行予定の改正道路交通法で新たに認められる電動キックボード(特定小型原動機付自転車)の概要は次のとおり。警視庁では現在パブリックコメントを募集中だが、今の自転車におおむね近い規制となるようだ。

  • 原則として車道左側や自転車レーンを走行(最高速度20km/h)
  • 歩道や路側帯も走行可(最高速度6km/h)
  • 運転免許証は不要(16歳未満は運転禁止)
  • ナンバープレート設置や自賠責加入は必要
  • 携帯電話の使用や酒気帯び運転は禁止
  • ヘルメットの着用は努力義務にとどまる

クルマよりコンパクトで環境負荷が低く、地域内の気軽な移動手段となる「マイクロモビリティ」として期待されている電動キックボード。従来は、国が認めた一部特例を除き、公道を走るには原付免許が必要だったが、7月以降は最高速度20km/h以下のものに関して「自転車並み」の身近な乗り物になる。

だが今回の規制緩和に対し、ネットでは疑問や反発の声が数多く上がっている。四輪ドライバーを中心に、「自転車や原付ですら怖いというのに…」「交通ルールを守るとはとても思えない」「どうせ事故の過失責任はクルマ、嫌すぎる」など、予測不可能な交通事故により、自分自身が加害者となってしまうことを危惧する人が少なくないようだ。

なぜ電動キックボードは「恐ろしい」のか?

7月からの新しい規則では、電動キックボードが車道を走行する際は緑色のランプを「点灯」、歩道を走行する際は「点滅」させる必要がある。

だが、電動キックボードはこのルールを平気で破ってくるのでは?と心配している人が多い。

背景には劣悪な道路環境もありそうだ。車道左側には迷惑駐車、自転車レーンは少なく、歩道も途切れ途切れの細い道ばかり――日本ではお馴染みの光景だ。

電動キックボードとしては、時速20km/hで車道のクルマの流れに乗ることは不可能だから、そのときの状況に応じて「走りやすい道を選んで走る」状態になりやすい。

電動キックが車道と歩道を簡単に行き来できないように、走行中は設定を変更できない構造になるというが、最高速度20km/hを示す緑のランプを「点灯」させたまま歩道に侵入する不届き者が出てくるのは時間の問題だろう。

クルマのドライバーとしても、電動キックボードがいつ車道に飛び出してくるか分からない状況は恐ろしい。

車道に16歳新人(無免許・無講習)が溢れかえる

さらに、交差点での直進・左折・右折それぞれの優先度、一時停止といった基本ルールへの理解や、左右・後方確認など安全確認の面でも、電動キックボードの運転者に対して不安を抱いている人が多い。

内輪差を考えずにすり抜けしようとした自転車や原付バイクが、左折時にクルマに巻き込まれる事故がよく発生しているが、電動キックボードではなおのこと注意が必要だ。

比マルコス大統領の訪中で見えた、ASEANが米より中国と親和性が高い理由

会見での険しい目つきと強い口調での主張が特徴だった中国報道官、趙立堅氏の左遷やビザ発給一時停止のニュースに、日本の多くのメディアが「戦狼外交」の文字を踊らせました。こうした決めつけるような捉え方が、中国の真の姿を見誤る原因になっていると指摘するのは、多くの中国関連書を執筆している拓殖大学教授の富坂聰さんです。今回のメルマガ『富坂聰の「目からうろこの中国解説」』では、訪中したフィリピンのマルコス大統領との会談で見せた中国の「修正力」に注目。相互内政不干渉を重視し、経済協力を軸に友好関係を深める姿勢は、ASEAN諸国との親和性が高いと解説しています。

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フィリピンのマルコス大統領の訪中から見える中国とASEANの深い関係

中国外交を「戦狼外交」と呼ぶことは、習近平の対外政策を誤解させている。その陰に隠れた中国の強かさをかえって見えなくさせてしまうからだ。

20大(中国共産党第20回全国代表大会)後に「権力を強化」し、「ブレーキ役を排除した」政権の危険性の強調も同じだ。行き着く先は「独裁者の暴走」となるのだが、そんな単純な話はどこにもない。むしろ日本が警戒しなければならないのは、中国の修正力である。

20大で党中央政治局委員に昇格した王毅外相(国務委員)が発表した「2023年の中国の特色ある大国外交の6大任務」(=以下、6大任務)からはそれが読み取れる。

6大任務のなかで王毅は、「中米関係の修正と正しい進路への回帰を目指し、中国EU関係の安定した持続的な発展を推進し、周辺諸国との友好・相互信頼と利益の融合を深め、発展途上国の団結と協力を強化する」ことを打ち出している。また「中露の包括的・戦略的協力パートナーシップを揺るぎないものに」することにも言及しているので、要するに全方位だ。

習指導部がこうした選択をする背景には、ASEANの存在が大きい。2022年を「内政の一年」と位置付けてきた中国は、20大後、一気に外交に力点を移した。そして、この2カ月余の動きから見えてくるのは、「対立の解消」への努力だった。その成果の一つが、フィリピンのフェルディナンド・マルコスの中国への公式訪問(1月4日)だ。

絵解きを急げば、中国はこのポジションをとることで国際社会での中国の存在感を大きくし、求心力を高められると学んだのだ。それは繰り返しになるがASEANとの関係から導き出されたと考えられるのだ。事実、1月4日の習近平国家主席とマルコス大統領の会談の中身は、中国側から見てほぼ満点だった。

マルコスは「これは私が大統領に就任してから東南アジア以外の国を訪れる初めての公式訪問だ」と訪中の重要性に触れた後、「中国はフィリピンにとって最も強力な協力パートナー。比中の友好の継続と発展を妨げて得るものは何ない」と友好関係をアピールした。

両国が接触する度に「懸案」と報じられる南シナ海問題でも、マルコスは「われわれは友好的な協議と交渉を継続することによって問題を処理したい」とした上で「石油や天然ガスの開発に向けた交渉を再開したい」と中国に呼びかけ、少なくとも深刻な対立を抱えていることを感じさせなかった。会談の最後には共同声明が発せられ、一帯一路をはじめとした数々の協力文書に両国が署名したのである。

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私を殺そうとした事を知っている。金正恩総書記が米CIA長官に放った一言

トランプ政権下でCIA長官や国務長官を務め、現在はシンクタンクに身を置くマイク・ポンペオ氏。そんなポンペオ氏が近く刊行する回顧録の内容が話題となっています。今回の無料メルマガ『キムチパワー』では韓国在住歴30年を超える日本人著者が、CIA長官時代に訪朝したポンペオ氏に金正恩総書記が放った「渾身のジョーク」と、ポンペオ氏のユーモア溢れる返答が綴られた部分を紹介。そのやり取りについて、「凡人には演技できない境地」と感嘆しています。

金正恩「私を殺そうとしたことを知っている」。米ポンペオ前長官が回想録で明かした「暗殺計画」

マイク・ポンペオ元アメリカ国務長官が2018年に米朝首脳会談の事前作業のために訪朝した当時、北朝鮮の金正恩国務委員長と「金正恩暗殺」をテーマに冗談を交わしたエピソードを公開した。

17日(現地時間)、フォックスニュースは24日に発刊されるポンペオ前長官の回顧録『一寸も退くな、私が愛する米国のための戦い(Never Givean Inch, Fighting for the America I Love)』の抜粋本の一部を入手し報道した。

この本の中でポンペオ元長官は、米中央情報局(CIA)局長だった2018年3月、自身がドナルド・トランプ当時大統領の特使資格で秘密訪朝した時を振り返った。

ポンペオ元長官は「それは私が計画していたイースター週末ではなかった。私の秘密任務は2018年3月30日の聖金曜日(復活節直前の金曜日)、アンドリュース空軍基地を離陸して始まった」とし「目的地は北朝鮮の平壌だった。私は金正恩委員長に会うために地球上で最も暗い場所の一つに向かった」と書いた。

彼は「任務はごく少数にだけ知らされた完全な秘密だった」とし「私の目標は北朝鮮の大量破壊兵器(WMD)を除去できず、事実上現在の脅威につながった過去の失敗した努力を正すことだった」と説明した。

金正恩と初めて対面した時については、「この小さくて汗に濡れた邪悪な男は、あらゆる魅力を動員してぎこちない雰囲気を払しょくしようとしたが、虐殺犯にふさわしい水準だった」とし、「(金正恩は)『局長(Mr.Director)』と口を開き、『私はあなたが現れるとは思わなかった。私はあなたが私を殺そうとしたことを知っている』」と回想した。

彼は「私と私のチームはこの瞬間(金正恩と対話を始める瞬間)のために準備したが、暗殺に関するジョークは『彼が私を迎える時に言えるリスト』にはなかった」とし「しかし私はCIA長官であり、それ故、彼の機知あふれる発言を理解することもできた」と書いた。

つづいて「私はユーモアで応戦することにした。『委員長、私は依然としてあなたを殺そうとしています』と答えた」とし、「その対話直後に撮った写真で、金正恩氏は依然として笑っていた。彼は私が冗談を言ったと確信しているようだった」と伝えた。

ポンペオ前長官は特使訪朝から約40日ぶりに国務長官資格で再訪朝するなど、数回にわたって平壌を訪れ、米朝首脳会談を調整した経緯がある。2024年の大統領選出馬を秤にかけている彼は、出馬するかどうかを今春明らかにすると公言している。

ジョークではなくて本当だからこそジョークになるのだろう。逆説の逆説さらにまたその逆説といったロジックを駆使して対話が進むとなると、凡人の筆者などにはやはり到底演技できない境地だ。おそれいりましたというしかない。

(無料メルマガ『キムチパワー』2023年1月19日号)

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MBAホルダーが分析。自宅で「サウナ体験」可能なブランケットが大人気になった理由

サウナ人気がますます高まるなか、自宅で手軽に「ととのう」ことができる商品が発売され、大きな話題を呼んでいるようです。今回は、MBAホルダーで無料メルマガ『MBAが教える企業分析』の著者である青山烈士さんが、いま注目の「サウナブランケット」の戦略を徹底分析しています。

自宅で手軽にサウナ体験ができる注目のサウナブランケット「SANUKKU(サヌック)」を分析

今号は、注目のサウナブランケットを分析します。

● 株式会社リクラモが展開する「SANUKKU(サヌック) 」

手軽にサウナを楽しみたい方をターゲットに「ものづくりへのこだわり」に支えられた「自宅で手軽に温活習慣・サウナ体験・快適空間が手に入る」等の強みで差別化しています。

サウナ人気が高まる中、コロナ禍であっても、自宅で手軽にサウナ体験という選択肢を提供することで注目を集めています。

■分析のポイント

数年前からサウナブームと言われていますが、サウナ人気は衰えるどころか、ますます高まっているようにも感じます。

サウナ─と呼ばれる方も増えているようですが、サウナが好きな方でも、さすがに毎日のように通うことは難しいですよね。

そういった方のために、家に設置するタイプのサウナがあるわけですが、設置するためのスペースが必要ですし、モノによっては設置コストが高額になってしまうということがネックになりそうです。

今回、紹介した遠赤外線サウナブランケット「SANUKKU(サヌック)」はコンパクト省スペースであることを強みにしているので、スペースの問題は解消できています。

「SANUKKU(サヌック)」も決して安価ではありませんが、北欧仕様の家庭用サウナは100万円以上するものですから、そういった選択肢と比較すれば、手軽であると言えるでしょう。

また、もし1年間毎日のように使うのであれば、売り値78,160円を365日で割って1日当たり214円になりますし、2年間使うなら、その半分です。

単純計算ではありますが、サウナ施設に毎日通うよりも安上がりです。

電気代も少額ですので、費用対効果で考えれば、魅力的に感じる方もいらっしゃる。つまり、コスパが高いということです。

クラウドファンディング(Makuake)で目標金額達成率1,005%達成したことが、そのことを示しています。

サウナ好きな方は、毎日のようにサウナ体験をしたい方が多いと思われますので、そういった方からすれば、手軽にサウナ体験できる価値に対して、それほど価格が高いという印象を持たないということでしょう。

恐らく、普段は「SANUKKU(サヌック)」、週に一回はサウナ施設で、といった形で、併用する方が多いのではないでしょうか。

そういった意味で、「SANUKKU(サヌック)」はサウナ施設と競合する部分は少ないように感じます。

あくまでも、サウナ好きの方が、サウナライフをより楽しむための選択肢の一つなのだと思います。

今後、「SANUKKU(サヌック)」がどのように拡がっていくのか注目していきます。

浮気調査って「100%クロ」じゃないの?現役探偵が明かす実際の結果

探偵に「浮気調査」を依頼させるほど疑われる行動をとっている人は「100%クロ」なのでしょうか?今回のメルマガ『探偵の視点』では、著者で現役探偵の後藤啓佑さんが、ご自身の会社での結果を公開し、なぜそのような結果になるのかを解説しています。みなさんは100%クロだと思いますか?

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浮気調査をしてシロだったことはあるの?

「浮気調査ってやっぱり100%クロなの??探偵のところに相談に来るってことはみんな浮気してるんでしょ?」

これはよく聞かれる質問です。実際はどうかと言うと、僕の会社で言うと85%ぐらいが黒です。何故クロの率が高いかと言うと、要因は2つあります。

僕はほぼ弁護士さんからお仕事を頂いています。となると、もうその時点でお客様は「離婚したい」から弁護士さんのところに来るもしくは「浮気されてる」から弁護士さんのところに来るのどちらかが多くなります。そして、弁護士さんが「これは探偵が必要だな」と判断し、僕を繋いでくれます。このように弁護士さんのフィルターを通った後に僕のところに紹介が来ますので、ほぼクロの状態で相談に来るのです。

もう一つは、探偵に相談するというハードルが高いことです。料金はわからない、たまに詐欺されたというニュースも見る。なんか怖い…。そんなイメージがある探偵に相談してみよう!という決断をするには、相当切羽詰まっていないとしないですよね。お客様がご自身で、「これは浮気してる!!」という確信が無ければ、そんな怖いイメージのある探偵に接触しないのです。

この2つの要因が、結果的にクロの人が多くなっているのだと思います。

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彼の存在なくして天下なし。将軍・徳川家康「影の立役者」伊奈忠次の偉大な功績

今年のNHK大河ドラマは「どうする家康」ということで、松本潤さん扮する徳川家康が主人公です。そんな家康を支え、江戸を大都市に発展させた「影の立役者」がいるのをご存知でしょうか? メルマガ『見ル野栄司のシブすぎ技術秘話』の著者で元エンジニア漫画家の見ル野栄司さんが、そんな隠れた偉人「伊奈忠次(ただつぐ)」という武将について紹介しています。

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大河で家康の今伝えたい「伊奈忠次」という武将について

いま、大河ドラマで「どうする家康」をやっておりますが、今回のタイトルの伊奈忠次さん。

彼はれっきとした徳川家康に使えていた武将です。それでいて、ちゃんと戦国を生き抜いたつわもの。

歴史好きにもあまり知られていませんが、彼は江戸時代に入って家康のもとで治水や道路などの整備、いわゆるインフラを請け負った名武将なのです。

お蔭で今の東京があると言ってもいいでしょう。

なぜ彼があまり有名ではないかと言うと、それは派手な合戦ではなく、兵站に専念していたからなんですねー。

兵站とは、このメルマガでよく出てくる言葉ですが、戦争の準備やおぜん立てをする部隊のこと。

少年たちがやっているボーイスカウトもそのひとつです。

戦国の大軍団が移動するには、大量の米や塩、建築資材、道路の整備など下準備がかなりかかるわけで、これがしっかりしているかどうかで戦の勝敗は決まったと言われています。

なぜ私が伊奈忠次に注目しているかというと、ある時代劇雑誌に持ち込みをした時に、見ル野さんなんだから戦国武将列伝よりも、もっとシブいモノづくり系でいったらどうでしょう?ということになりまして、だったら戦国の兵站なんか面白いんじゃないか?となったのですが、これが調べても出てこない!!

本当に記録が少ないんです。(笑)

それで調べに調べていきついたのが伊奈忠次。

彼が歴史で有名になったのが、豊臣秀吉の小田原攻め。

なかなか亀みたくなって言うことを聞かない北条をやっつけようと豊臣秀吉は20万人の軍団を引き連れて小田原遠征をするのですが、これこそ兵糧や道がとてつもなく大変だったのです。

この時の兵糧奉行は長束正家。彼は忍城攻めなどで石田三成に使えた有名な人ですが、もうひとり、道などを造る役目に任命されたのが伊奈忠次なんです。

居酒屋で喫煙は問題外?がんのリスク「飲酒と喫煙」どちらが悪いか現役医師が考察

居酒屋が「禁煙」の看板を掲げる理由はここにあるのかもしれません。それぞれ、がん罹患の可能性を上げるとされる「飲酒」と「喫煙」。それではどちらがよりがんリスクを高めるのでしょうか。今回のメルマガ『糖尿病・ダイエットに!ドクター江部の糖質オフ!健康ライフ』では、糖尿病専門医で糖質制限の提唱者としても知られる江部康二先生が、国立がん研究センターがサイト上でも発表している研究データを元に「どちらが悪いのか」を解説。さらにがん全体の発生率が高くならない1日の酒量を紹介するとともに、飲酒と喫煙が重なった際にがんリスクが高まる理由を考察しています。

 

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がんのリスク「飲酒と喫煙」では、どっちがより悪いのか? 国立がん研究センターの研究を考察

私はお酒をよく飲みます。糖質制限OKのお酒を、雨の日も風の日も晴れの日も雪の日も、ほぼ毎日、律儀に飲んでいます。

しかしながら、定期的に検査している肝機能は全く正常であり、人生で一回も肝機能障害を経験したことはありません。

万一、肝機能障害が発症したら、きっと酒を減らすと思います。

一方、タバコは人生で一回も吸ったことはありません。

ですから、患者さんを診察するときには、酒飲みには優しく、喫煙者には厳しい傾向があります。

このように、私は、酒とタバコに関してかなりバイアスの入った診療をする医師ということになりますが、さて、「飲酒」と「喫煙」と、どっちがより悪いのでしょう?

とりあえず、一番懸念される「がん」について、国立がん研究センターの多目的コホート研究(JPHC研究)を調べて見ました。

お酒も量が過ぎれば将来がんになりやすい

時々飲酒しているグループと比べると、男性において、アルコール摂取量が日本酒にして1日平均2合未満のグループでは、がん全体の発生率は高くなりませんでした。

一方、飲酒の量が1日平均2合以上3合未満のグループでは、がん全体の発生率が1.4倍、1日平均3合以上のグループでは、1.6倍でした。

要するに、お酒をたくさん呑むほど、単純にがん発症リスクが増えるということであり、左党(酒飲み)にはとても頭の痛いお話しです。

なお、日本酒1合と同じアルコール量は、焼酎で0.6合、泡盛で0.5合、ビールで大ビン1本、ワインでグラス2杯(200ml)、ウイスキーダブルで1杯です。

女性では、定期的に飲酒する人が多くないためか、はっきりした傾向がみられませんでした。

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戦争する気マンマン岸田首相が「新春外遊」で交わしたトンデモない約束

1月9日から1週間に渡る欧米歴訪を無事終えた岸田首相。自身は記者会見で「国際社会を主導していく責任の重さと日本に対する期待の大きさを改めて強く感じる歴訪」と述べましたが、評価は大きく分かれているようです。今回の『きっこのメルマガ』では人気ブロガーのきっこさんが、この歴訪を「新春外遊すごろく」と揶揄するとともに、中でもワシントンで行った日本向けの記者会見に一番呆れ返ったとしてその理由を解説。さらに「首相が日本を再びアメリカの植民地へ戻した」と強く批判しています。

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外遊三昧の岸田首相、一番呆れ返った「侃々諤々」発言の噴飯

1月9日から15日まで1週間の日程で、フランス、イタリア、英国、カナダを回った岸田文雄首相の「新春外遊すごろく」は、13日に最終目的地のアメリカに到着し、15日に「上がり」を迎えました。しかし、初日のフランスでは、到着したとたんに日本向けの記者会見をし、その後にマクロン大統領と会談するという意味不明なスケジュールでした。通常は訪問国の首脳と会談し、その後にどのような内容の会談だったのかを会見で述べるのに、これでは何の意味もありません。

その上、次のイタリアでは滞在時間がわずか5時間、もはや「訪問して首脳と会談した」という日本向けの既成事実づくりとしか思えませんし、相手国に対しても失礼なレベルでした。次の英国も、次のカナダも同様で、1週間の日程なのに、フランス、イタリア、英国、カナダの4カ国はすべて半日から1日ずつ。そして、先発のピッチャー岸田は、本来の目的だった最後のアメリカに、残りの3日間を全力投球したのです。

13日にアメリカに到着した岸田首相は、真っ先にバイデン大統領との無能会談…ではなく、首脳会談を行ないました。そして、翌14日にはジョンズ・ホプキンス大学で講演を行ない、翌15日には日本向けの記者会見を行ないました。しかし、13日の首脳会談の内容も、14日の講演の内容も、15日の記者会見の内容も、すべてが、昨年の暮れに臨時国会が閉会してから勝手に閣議決定だけで決めた「安保関連3文書改定」に関する内容だったのです。

確か「新春外遊すごろく」の最初のサイコロは振る前には「5月に広島で開催するG7サミットに向けて環境整備を図ることが目的」だと言っていたはずです。それなのに、どの国の首脳会談でもG7サミットの話なんてオマケ程度で、会談のメインディッシュは「軍事協力」のことばかり。イタリアではメローニ首相との会談で、両国の関係を「戦略的パートナーシップ」に格上げした上、新たに外務・防衛当局間の協議を開始することで合意しました。英国ではスナク首相と、自衛隊と英国軍がお互いの国に滞在した際の法的地位を定める「円滑化協定」に署名しました。もう、米軍の傘下として憧れのNATO軍の一員となり、戦争をする気マンマンです。

岸田首相は、どの国でもロシアのウクライナ侵攻を出汁(だし)に使って「国際秩序を守り抜く」と連呼し、日本の軍拡にお墨付きをもらって回りました。そして、これほどロシアのウクライナ侵攻を日本の軍拡の言い訳に使いまくっていたのに、1月6日の電話会談でウクライナのゼレンスキー大統領から「首都キーウへの訪問」を求められた件については、「検討する」と答えたままホッタラカシで、結局、今回は訪問しませんでした。G7の首脳の中で、これまでウクライナを訪問していないのは日本の岸田首相だけなのですから、本当に「国際秩序を守り抜く」と思っているのなら、アメリカの滞在を1日減らしてもウクライナを訪問するのが優先事項だったはずです。

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