悪い冗談か。今年の漢字に「働」の字を選んだ菅首相の笑止千万

清水寺で「今年の漢字」が発表された14日、記者から自身の今年の漢字を問われ、「働」と答えた菅首相。しかしその「働きぶり」についてはネット上などで疑問を呈する声も上がっています。今回のメルマガ『きっこのメルマガ』では人気ブロガーのきっこさんが、国民のためではなく自分の都合のためだけに働く首相を批判。さらに加藤官房長官ともども記者や野党議員の質問に答えようとしない姿勢を、「完全な職務放棄」と強く非難しています。

菅首相、「今年の漢字は『働』だ」の何様

毎年この時期になると、1年を総括するいろいろなものが発表されますが、12月14日には、毎年恒例の「今年の漢字」が京都の清水寺で発表されました。すでに皆さんもご存知だと思いますが、今年の世相を表わす漢字に選ばれたのは「密」で、2位が「禍」、3位が「病」、以下、「新」「変」「家」「滅」「菌」「鬼」「疫」と10位まで続きました。

少し前に発表された今年の書籍ランキングでは、ほとんどのジャンルで『鬼滅の刃』が1位を独占し、コミック部門では『鬼滅の刃』の1巻から22巻が1位から22位までを独占するという結果になりました。あたしは『鬼滅の刃』は読んだことがなく、劇場版アニメも観ていませんが、コンビニに行ってもスーパーに行っても『鬼滅の刃』のコラボ商品の山なので、大ヒットしていることは肌感覚で理解していました。

こうした世の中の状況から、あたしは、「今年の漢字」は「鬼」に決まり、2位が「滅」、3位が「刃」になり、1位から3位までを並べると『鬼滅の刃』になると予想していました。しかし、かろうじて10位までに「鬼」と「滅」は入っていましたが、あたしの予想はハズレました。今年の「ユーキャン 新語流行語大賞」は、ひと足先に「3密」に決まっていたので、「今年の漢字」もそちらに寄ってしまったのでしょうか?

「今年の漢字」の結果を報じた記事によると「世界中が新型コロナウイルスの影響を受けた1年で、『3密』という言葉が提唱され『密』にならないよう国民が意識しました」とのことなので、今回の「密」は新型コロナ絡みということになります。しかし、「3密」と言われれば新型コロナ対策の「密閉・密集・密接」を思い浮かべますが、漢字一字で「密」と書かれると「秘密」「密会」「密談」「密約」など、良からぬイメージの言葉を思い浮かべてしまいます。

そして、安倍晋三が秘密裏に行なっていた「桜を見る会」の問題、黒川弘務の定年延長問題、河井案里への買収資金提供問題などや、菅義偉が秘密裏に行なっていた日本学術会議の任命拒否問題などが脳裏をよぎります。さらには、安倍晋三の辞任に伴う自民党の総裁選での「菅義偉の選任ありきで進められた流れ」や「あからさまな石破潰し」からも「密」の匂いが漂って来ます。他にも、IOCのバッハ会長が来日している数日間だけ激減した東京都の感染者数や、小池百合子が国とは別の基準で少なく発表し続ける重症者数からも「密」の匂いが止まりません。そんな中、あたしが呆れてしまったのは、次のやり取りです。

記者 「今年の漢字は『密』に決まりましたが、菅総理にとっての今年の漢字一字は?」

菅義偉 「私自身は『国民のために働く内閣』と言っている。私にとっての今年の漢字は『働』という字だ」

おいおいおいおいおーーーーい!医師会からの「即刻中止を」という進言を無視して「Go To 感染拡大キャンペーン」を強行して来たくせに、支持率が急落したら年末年始だけ中途半端に「Go To 中止」って、前後左右どこからどう見ても、お前のやってることは「国民のため」じゃなくて「自分の都合」じゃねえかよ!…と言いたくなりました。

「GoToで感染拡大」の論文を軽視、学問に敬意を払わぬ政治家たち

遅きに失した感はあるものの、ようやく一時停止が決まったGoToトラベル。当キャンペーンについては、東大などの研究チームが発表した「利用者のほうが新型コロナへの感染リスクが高い」とする論文の解釈をめぐり激論が交わされましたが、識者はどう見ているのでしょうか。今回のメルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』では著者で健康社会学者の河合薫さんが、学問の世界に身を置く者としての意見を記すとともに、研究結果について詳しく解説しています。

プロフィール:河合薫(かわい・かおる)
健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経たのち、気象予報士として「ニュースステーション」などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後は、産業ストレスを専門に調査研究を進めている。主な著書に、同メルマガの連載を元にした『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアムシリーズ)など多数。

「GoToで感染拡大」をめぐる調査研究の誤解

今回は「研究論文をめぐる誤解」について、あれこれ書きます(長いです)。

先週の8日に、「GoToトラベル」を利用している人は新型コロナへの感染リスクが高いとする調査結果を、東京大学などの研究チームが発表したことが話題になりました。

しかし、その結果をめぐり、さまざまな解釈の誤りと報道が相次いだので、研究者の端くれとして意見&説明しようと考えた次第です。

件の論文のタイトルは「Association between Participation in Government Subsidy Program for Domestic Travel and Symptoms Indicative of COVID-19 Infection(河合訳:国内旅行のための政府の補助金プログラム参加とCOVID-19感染を示す症状との関連)」で、東京大学大学院の宮脇敦士助教などの研究チームが調査・分析を行っています。

そもそも本研究の目的は、シンプルにいえば「コロナ感染拡大をおさつつ、最大限経済を活性化するための示唆」を得ることが目的です。

そうです。示唆、implication。あくまでもこの研究結果から読み取れることを研究者が提言したもので、「決定的な事実」ではありません。しかし、今回に限らず、研究者の調査研究は「世の中を良くするため」に行われています。だからこそ、先行研究をレビューし、バイアスをできる限り排除できるサンプルを選び、調査項目を精査し、可能な限り確証が得られる分析方法を取捨選択する。

そして、得られた結果を有効に役立たせるための考察を行い、ネガティブデータに注目することも恐れず、研究の限界を考慮するのです。

メディアは「断定とわかりやすさ」を好みますが、学問には不確実性がつきまといます。研究者の話がわかりづらいのはこのためです。

こういった「前提」を理解した上で、研究結果を知ることが大切なのです。

10兆円政府ファンド創設へ。渋沢栄一の子孫は国の本気度をどう見る?

大学の研究や若手の育成を支援する最大10兆円規模のファンドを来年度にも創設することを先日、政府が発表しました。将来的に年数千億円の運用益を目指し、研究費や若手の待遇改善に充てる方針だといいますが、このファンドに注目しているのは、世界の金融の舞台で活躍する渋澤健さん。渋澤さんは今回のシステム構築に、ある米国のルールがとても参考になると解説しています。

プロフィール:渋澤 健(しぶさわ・けん)
国際関係の財団法人から米国でMBAを得て金融業界へ転身。外資系金融機関で日本国債や為替オプションのディーリング、株式デリバティブのセールズ業務に携わり、米大手ヘッジファンドの日本代表を務める。2001年に独立。2007年にコモンズ(株)を設立し、2008年にコモンズ投信会長に着任。日本の資本主義の父・渋沢栄一5代目子孫。

10兆円ファンドは日本の研究支援にどう作用するのか

謹啓 ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

大学の研究支援ファンドを創設することを政府が検討しているという報道がありました。ファンドの運用益が研究基盤整備の財源になる構想ですが、10兆円のファンド規模を3年目途で目指すという気合いが入っている金額に驚きました。

2020年度の国の一般会計の文教科学歳出の5兆5千億円と比べて約二倍の金額なので、当然一年で使い切る支出のような年度予算ではなく、継続的に「積んでおく」性質の資金と考えているのでしょう。

大規模ファンドの適切な運営など色々な課題を整理する必要があり、そもそも肝心な大学側からは様々な制約がある資金財源になるのではという警戒心もあります。ただ、この構想は、これからの日本にとって極めて重要な基盤を構築できる可能性があると思っているので、きちんと制度設計されることに期待しています。

民間が既に展開している領域に官製ファンドの存在意義はありません。一方、民間だけではできていない領域に新しい動きを促進することが、官製ファンドの果たすべき役割だと思います。

今回の大学研究支援ファンドに期待している、その役割とは「新しい資金と知の流れをつくる担い手を育成するエコシステム」です。そして、そのエコシステム構築に参考になるのが、米国の「5%ペイアウト・ルール」です。

毎年、基金の5%が寄付や助成金で社会に還元されれば、米税制法上「非営利」として認められます。従って、基金の95%を長期的に年率5.3%で運用できれば、その基金は持続的に“維持”できることになります。また、長期的に年率5.3%以上の運用利回りが実現できれば、その基金の規模はむしろ“拡大”します。

複利効果(雪だるま式)が生じる長期投資もカギです。基金が拡大すれば、一定割合で還元される毎年の「ペイアウト」の総額も増えます。

ただ、長期的でも5.3%以上の運用利回りを確保するためには債券投資だけでは無理です。日本では「元本保証」という呪縛があるために、近年の運用益の実績は微々たるものです。

国債の利回りはほぼゼロなので、高利回りという人参をぶら下げている仕組債などに手を出して、表面上では見えないリスクを抱えている大学や公益法人が多いです。

米国の「5%ペイアウト」モデルでは基金の長期的な運用収益を求めるために成長性ある株式投資にも配分しています。また、長期的にコミットできる性質の基金なので流動性リスクへの許容もあり、イノベーションをもたらすベンチャーキャピタルファンドや業界再編を促すバイアウトファンドにも積極的に投資をしています。

社会的活動に不可欠な財源を創出すると同時に、産業成長を促す良質なリスク・キャピタルも資本市場に供給する。これが、米国の「5%ペイアウト・ルール」であり、日本社会でもこの考えを応用すべきであると長年、提唱してきました。

部員の4人に1人が飲酒。山辺高校のサッカー選手権出場は是か非か

年末から年明けの風物詩「全国高校サッカー選手権」は、コロナの影響で準々決勝までは一般のファンは観戦できないものの、ほぼ例年通りの開催が予定されています。甲子園やインターハイが中止になった夏を思えば開催されるだけで喜びですが、そんな大会に影を落とす話題があります。メルマガ『J3+ (メルマ)』では著者のじじさんが、部員の飲酒問題、指導者のパワハラ問題で物議を醸す奈良県代表山辺高等学校について、明らかになっている事実を整理し、出場の是非を論じています。

【高校サッカー】奈良県代表の山辺高の飲酒問題について

新型コロナの新規感染者数はここ2週間ほどは高いレベルで安定している。過去最多を記録する県や市はたくさん出ており、明確に減っているわけではないが「感染爆発」というほどではない。指数関数的な増加では全くないことを考えるとコロナのニュースがたくさん報道されるようになって不要な外出などを控える人が多くなった結果、感染拡大はある程度のレベルで抑えることが出来ていると言える。重症者数や死亡者数がとんでもなく増えているわけではないことを考えると「今のところは想定の範囲内」である。

過去の例から「年末年始で学校や職場が休みになって人の移動が少なくなったら感染者は減るだろう」と思われる。帰省をする人も今年は少なくなると思われる。ワクチンの開発が進んでいるので早く国内に日常が戻ることを期待したいが冬の高校選手権は12月31日(木)に開幕する。99回大会になるが全ての出場校が集まっての開会式は行われず。新しい時代に即した簡略化された大会になると思うが無観客試合にはならない模様。2021年1月11日(月)に埼玉スタジアム2002で決勝戦が行われる予定になっている。

今年は名門校の多くが順当に予選を勝ち上がったので1回戦や2回戦から好カードが目白押しである。青森山田高と昌平高あたりが優勝候補に挙げられると思うが東福岡高や前橋育英高や神村学園高なども上位候補に挙げられるだろう。ただし、今年は多くの大会が中止になったので各校の戦力を分析するのは難しい。4人もの高校3年生が横浜FMに入団することになった大阪府の興国高は選手権の出場を逃したがJリーグ入りが決まっている選手は少なくない。青森山田高の2年生のMF松木が今年も注目を集めるだろう。

8月にクラスターが発生した島根県の立正大学淞南高は県予選で敗れたので選手権の出場はならなかった。立正大学淞南高が出場していたら注目を集めたと思うが、今、最も注目を集めているのは奈良代表の山辺高になる。奈良県の予選を突破して初出場を果たしたが「今年の9月に2年生の部員・10人が寮内で飲酒をしていたこと」が発覚して炎上している。11月下旬に学校などに情報提供があって調査を行った結果、事実であることが判明したという。「奈良大会に出場した選手も含まれている」と報じられている。

「仕事は見て覚えろ」がパワハラではなく合理的指導と言える理由

昭和の時代には「仕事は見て覚えろ」なんて言う大工さんや職人さんは多かったと聞きますが、たとえ毎日同じ仕事や作業を見ていたとしても、いざ「やってみろ」と言われた時にできるものなのでしょうか。今回の無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』では著者の佐藤しょ~おんさんが、自身の経験をもとに「鞄持ち」という教育方法について解説しています。

見ているだけである程度のことは分かるようになる

昔の人は、仕事は見て覚えろと良く言ったモノですが、これはある意味、真理なんですよ。見て覚えられないような人は、レベルが低いので教える時間がムダだということでもあります。この考えが厳しいと感じる方は、ビジネススキル以前のところで問題があると思います。

つい先日の話ですが、家人が夕食を作っていたんですよ。私は配膳担当ということで、カトラリーやお箸、お皿などを準備するのがいつものルーティーンです。もう一つの仕事にサラダのドレッシングを作ることがあるんですが、これをやる時にはキッチンの調理をしているスペースに入るわけです。

そうすると、家人がどんな材料で、どんな手順で、何を作っているのか?を見ることになるわけですよ。私は自分が作るつもりはサラサラないんですが、何気なくボーッと見ているだけです。

ところがこれが何年か続くと、不思議なことに家人がやる次の工程がなんとなく予想できるようになるんです。先日はホワイトソースを使ったドリアを作っていたんですが、ご飯に混ぜるホワイトソースの量がちょっと少ないように感じたので、それを指摘したんですが、それがドンピシャでして、家人が

 ■ 毎日見ていてもそれがピンと来ない人もいるのよね

って言ったわけです。これが見て分からない人ですよ。何度も何度も見ていたら、次は醤油が必要だなとか、アンチョビがあった方が美味しいはずだとか、このお鍋はもう洗っても良いなとか、ここにはハーブが必要だなとか、言われなくてもピンと来るはずなんですよ。

それができないという人は、そういう目で物事を見ていないということです。そこが問題なんです。見ていると見えているは異なる動きなんです。物事を理解て自分のモノにするために必要なのは、「見る」という行為なんです。

「見る」は意識して、対象物を取り込むつもりで目に入れることを意味して、「見えている」はその意識がなくて、たまたま偶然対象物が目に飛び込んできたという意味です。両者は似ているようで全く違います。「見えている」には本人の意志が込められていませんから、意識の深いところに入らないで、時間の経過とともに消えてしまうんです。

これだと何年それを見ていても全く覚えられません。仕事に要求されるのは、「見えている」ではなくて意志を込めた「見る」なんです。

現地在住日本人が見た徹底的かつ迅速なアラブ首長国連邦コロナ対策

新型コロナウイルスの感染拡大予防対策に関して、欧米や東アジア各国の動きはたびたび報道されていますが、中東圏の情報はほとんど伝えられていないのが実情です。彼らはどのような形で未知のウイルスの封じ込めを図っているのでしょうか。今回の無料メルマガ『アラブからこんにちは~中東アラブの未知なる主婦生活』ではアラブ首長国連邦(UAE)在住29年の日本人著者・ハムダなおこさんが、UAEの徹底かつ迅速なコロナ対策を紹介しています。

変化の兆し

あっという間に年末が迫っているではないか、と驚くのは毎年のこと。なぜならUAEでは気温が下がらず、また西暦に沿って年末に押し寄せる行事もないために、季節観がないのです。現在の気温は昼間で26度、夜間には17度くらいでしょうか。真夏はもちろん50度を超え、現在とは気温差が20度以上はあるのですが、それでも寒くならないから実感がありません。

灼熱が収まりつつある8月後半から、私たちは家に畑を作り始めました。畑といっても土がないから、庭の砂に植えます。スイカの種を植えたのは、暑い盛りを過ぎた8月末。収穫できたのは10月です。その後にスイカ蔓を始末して野菜を植え始めたのが11月でした。北半球に位置するといっても、季節感が随分ずれています。最近はやたらと蚊が出てきたので、「あぁ、羽虫が生き残れる気温になったか」と感じます。

今年はそれでも例年に比べて暑さがしのぎやすく、昨年まで続いた驚異的な熱波(体感温度56度など)を感じる日は多くありませんでした。加えて、世界中で起こっている局地的な雨が、この砂漠の国にも頻繁に起こるようになりました。突発的に非常に強い雨が短時間だけ降り、住民を驚かすのです。昔はよく子どもたちに、「あなたたちの学校で雨が降ったら、ママのいる家にも雨が降っているのよ」と言ったものです。子どもたちは雨というものを知らないから、自分の上だけに(神様が特別に)水が落としてくれると考えていました。地域全体に雨が降るとか、雨の降る境界線がまったく想像できないのです。子どもたちの通う学校は家のすぐ近くにあり、そこに降る雨が、僅か1、2キロ先の我が家にも降るとは想像できないようでした。ところが最近の局地的な雨は、我が家のあるサルマ地区の北側(ハイウェイに近く、砂漠の入り口のようなエリア)には降らないのに、南側(住宅地として砂漠を開拓しているエリア)にはシャワーのように降り注ぎます。地域は10キロ四方くらいで、そこに学校は一つしかないので、昔のようなことは言えなくなりました。

また雨が降るのが冬とは限らなくなりました。以前は、夏に雨が降ったとしても地上に着く前に乾ききったり、地面に落ちた瞬間にジュっと音を立てて蒸発していましたが、そんな中途半端な雨は見られなくなりました。降るなら住民を危険に晒すくらい強烈に降り、地面に川をつくります。というわけで、雨による季節感もますます無くなっているのでした。

今年、私はたくさんの怪我をして、コロナがなくても家から出る機会は多くありませんでした。昨年の年末年始に日本へ行ったときに、日本で左足の甲を痛めました。連日、大きなプロジェクトを始める準備で歩き回っており、ふと気づくと一歩も歩けないほど左足が痺れていることが何度かありました。UAEに戻ってセラピーに通っているうち、コロナ感染が拡大して、UAEの公的医療機関が大編成されていきました。セラピーの予約はどんどん後回しにされ、外科処置室(セラピーをしていた部署)は病院の離れから院内に移され(それまでは別館にあったのに、別館はコロナ対処棟になってしまった)、それが中央病院や専門病院へと移行され、それらもキャンセルになって、緊急性がないなら休診となりました。

7月には階段から落ちて大怪我をしました。お茶を載せたトレイを持って下りていたら、最後の一段を踏み外し、たかが30センチの段差を落下して、右足首をひどく捻挫してしまいました。転んだ時にトレイに載せていたお茶や牛乳をかぶって、ひどい有り様でした。一昼夜氷で冷やし続けても(コロナで病院にはなかなか行けなかった)しばらくは歩くのも立つのも無理でした。仕方なく膝をついて四つん這いになって歩いていたら、次は膝が赤く腫れてワニ皮のようになってしまいました。

基本給は低いが手取りは一緒?知らないとダマされる給料の基礎知識

コロナ禍でボーナスがないという悲痛な声も聞こえてきますが、ボーナスの楽しみがあるから会社員を頑張っていられるという人もいるのではないでしょうか。そのボーナスの支給額は基本給の○ヵ月分とする会社が多いのはなぜなのでしょうか?メルマガ『萩原京二の「ワークリテラシーの教科書」~ニューノーマル時代の働き方』では、労働契約エージェントの萩原京二さんが、約束通りの報酬はもらえていても基本給の低さに不安を感じている読者の質問をきっかけに、いまさら聞けない給与、賞与、退職金の関係と違いについてレクチャーしています。

給与、賞与、退職金の関係

<質問>
転職をしたのですが、給料は年俸制です。でも、給与明細を見てみると基本給が非常に低く、その代わりに色々な手当がたくさんついています。総額的には約束通りの金額になっているのですが、これって大丈夫なんでしょうか?基本給が安いことで、将来的に何か損をすることはないのでしょうか?

<回答>
前回に引き続き、今回は給与の決め方についてお伝えします。まずは毎月の給与について。給与は「基本給」と「手当」で構成されています。基本給というは、年齢や勤続年数、能力や成果などによって決められます。

手当に関しては、「通勤手当」「家族手当」「住宅手当」など、その会社のルールによって様々なものがあります。ですから、就業規則でご自身の会社の給与体系(基本給や手当の内容)をきちんと確認しましょう。

次に、「賞与(ボーナス)」です。賞与は必ず支給されるものではありませんが、多くの企業で夏と冬の年2回支給されるケースが多いと思います。支給額については、会社の業績などによって変動します。

そして、「退職金」。これは会社を退職する際に支払われる一時金です。勤続年数に応じて金額が決定されることが多いので、定年退職の場合には非常に大きな金額になります。しかし、退職金も必ず支給されるわけではありませんので、こちらも就業規則できちんと確認をしておきましょう。

ここで重要なことは、「給与」「賞与」「退職金」というのは、以下のように「支給の目的」や「評価の視点」がそれぞれ異なるということです。

  • 給与・・・生活の安定=中期的な視点
  • 賞与・・・業績の配分=短期的な視点
  • 退職金・・賃金の後払い=長期的な視点

これまで多くの中小企業では、「賞与は基本給の2か月分」とか、「退職金は基本給の〇〇ヶ月分」といったように、すべての賃金を基本給をベースに計算をしてきました。しかし、上述の通り、そもそも給与、賞与、退職金というのはまったくの別物ですから、基本給を基準に計算する明確な理由はどこにもありません。

強いて言えば、「わかりやすい」とか「計算がラク」ということでしょう。ですから、今後は給与、賞与、退職金は切り離して運用されるようになるというのが、「時代の流れ」です。

詳しい解説につきましては、以下のビデオをご覧下さい。
労働契約エージェントが教える(給与明細の見方とは?)
労働契約エージェントが教える!(給与・賞与・退職金の関係とは?)

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ついに見つけたぞ!お正月「夫の実家」に帰らずに済む完璧な言い訳を

新型コロナにより大きく変化した生活様式ですが、年末年始の過ごし方にもその波は及んでいます。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』で著者の真井花さんが取り上げているのは、政府が推奨している「オンライン帰省」。真井さんはコロナ感染予防とは別の理由で、オンラインによる帰省をオススメしています。

オンライン帰省

さて、本日は迫って来た年末年始のお話。

12月も半ばを過ぎましたね。仕事だけじゃなく大掃除や年賀状の準備も進んでいるでしょうか。あ、最近は年賀状は、あんまり書かないかな。

もっとも、今年は新型コロナの影響で、年末年始やお正月の準備も影響を受けそうですよね。我が家も、初詣は人出の多い日を外して行くつもりです。

そして、もっとも影響を受けるのが

  • 帰省

です。毎年この時期に田舎に帰省している方も多いでしょうが今年に限って言えば、「来ないでくれ」と言われているんじゃないでしょうか。

で、政府が勧めているのが

  • オンライン帰省

ですね。リアルに帰省するのは止めて、オンライン上で顔を会わせるだけにするわけです。そりゃその方が断然

  • 新型コロナの感染拡大を防止

できますからね。

でね。私もオンライン帰省をオススメしますね。

  • 理由はコロナとは別です

が( ̄∇ ̄)。

新型コロナで今まで当然と思われてきた生活習慣がブチ壊されて新しい生活習慣に移行させられましたよね。その習慣の中で一番変化の度合いが大きいものが

  • リアルからオンライン

だと思うんです。これは、人間関係に大きな変化をもたらしました。なにせ直に会えないんですから。このために

  • 会わなくなったせいで疎遠になった
  • リアルな距離の制約を受けなくなった
  • 表情や言葉のニュアンスが掴みにくくなった

など、これまで通りに付き合ってきたら、決してもたらされなかったはずの変化が起きたんです。

そして、これまではこの変化が会社関係や同世代の人たちとの間で起こってきましたね。ところが、帰省は違うんですよ。上下世代やちょっと遠い親戚との間で起こるんです。

フツー帰省先では、通常親世代や親戚、昔の知人などと交流するものです。ですが、この交流が

  • 楽しいものばかりではない

のも事実でした。特に、ギリ親・親戚関係はビミョーだったはずです。価値観が違いすぎていても、年に1度くらい会いに行かないわけにはいかず、しぶしぶ帰省していた人もたくさんいるでしょう。かなりストレスだった人も読者さんの中にいるんじゃないでしょうか。リアルで帰省すれば、費用も労力も時間もかかり、その負担の分

  • ビミョーさが倍マシ

になります。ところが、オンラインなら

  • いろいろ言い訳ができる

んですよね。時間も短くて済むし、表情やニュアンスを掴みにくいことを逆手にとってムズカシーコミュニケーションもスルーしやすくなるし。

は?

  • そんなこと言わずに仲良くしよう

って?いや、それができればいいですよ。問題ないです。そんなロマンチックな希望ばかりでは済まないんだってことは人間関係を長くやってきていれば、分かるんじゃないでしょうか。

仲良くできる相手ばかりじゃないんです。それが逃げられない人間関係なら、ホントにキツい。ムリに仲良くしようとするより

  • 上手くいなして

おくほうがいいと思うんですよね。

今年こそ、帰省はオンライン。仲のイイ人は新型コロナ予防のために。仲の悪い人は距離を取るために。いずれも新しい生活習慣を生み出せると思いますよ。

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彼女できたウェーイ⇒実はアムウェイでした…恋活アプリでマルチ商法被害が急増、女の武器を利用した勧誘の手口とは

かつては「遊び目的のツール」「モテない男女が頼るもの」という認識だったマッチングアプリ。しかし、ここ数年でマッチングアプリは男女が交際するきっかけとして市民権を得つつある。しかし、そこはやはり見ず知らずの男女が出会う場。多くのリスクを抱えていることも否定できない。そんな中、増えているというのが、マッチングアプリを使ったマルチ勧誘。特に女性が色仕掛けで商品や情報商材購入の誘いを仕掛けてくるパターンが目立っている。消費者庁は2022年10月13日、マルチの代名詞とも言うべき「日本アムウェイ」を、23年4月13日までの6か月間も勧誘や契約締結などの取引を停止するよう命じたばかりだが、この問題に歯止めがかかることはあるのだろうか?(2022/10/14更新)

マッチングアプリが「マルチ勧誘」の温床に

かつては怪しさ満点だった出会い系サイト。純粋な出会いを求めるというよりは、男女がお互いの欲望を満たすものというイメージが強く、いわゆるサクラなどの業者が介入することも多かった。

それがいつしかマッチングアプリというやわらかい名称に変身。身分証の提示が必要であることから、ユーザーが安心して使用できるというのが大きな違いだ。

今では上場企業がマッチングアプリの運営をしていたり、テレビCMが流れたりと、出会い系サイトのような怪しいイメージは一切なくなった。

とはいえ、やはり男女が集まるようになればトラブルが増えるもの。特に勧誘系の被害が多く報告されている。その代表的なのが、商品や情報商材の購入を迫る勧誘だ。

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最近では「ネットワークビジネス」という、ITっぽい聞こえの良い名がついているが、昔から存在するマルチ商法。

ちなみに、マルチ商法は「実体のある商品の受け渡しが目的」となるため、法律上は合法である。似たようなものとしてねずみ講というものがあるが、こちらは「実体のない金品の受け渡しが目的」であるため違法となる。

そんなマルチ商法がマッチングアプリを通して続発。多くの被害者が出ているのだ。中には、商品を販売するために勧誘側の女性が男性に対して性的関係を結ぶケースもある。

マルチ勧誘パターン「性的関係を迫る」

マッチングアプリ利用歴約1年という、千葉県に住む会社員のTさん(32歳)。これまで成功したことはなかったが、今年の夏初めて女性と会えることになった。

「何度かメッセージのやり取りはしましたが、会おうとなるまでは意外とスムーズでした。プロフィールではかわいかったのですが、実際に来た少しぽっちゃりした女性。あれ、おかしいなとは思いましたが、マッチングアプリなんてこんなものかと(笑)」

最初は居酒屋で軽くお酒を飲んでいたが、しばらくすると女性がシクシク泣きだした。聞けば、何やら困っていることがあると話し始めた。

「今、思えば典型的なパターンだと思いますが、体を近付けられて相談されてしまったら、その気になっちゃいますよね。しばらく話を聞いた後、何か紙を見せられて1万円と書いてありました。運気が上がるとかいうブレスレッドみたいなやつです。契約してくれたらホテルに行っても良いというので…1万円ならと思い、サインをしてしまいました」(前出・Tさん)

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そのままホテルで女性と関係を持ったというTさん。その後は女性と一切連絡が取れなくなり、「やっぱりただの勧誘だったのか」と改めて思い知らされた。被害額が1万円なら勉強代として仕方がないと諦めたが、悲劇はこれで終わらない。

「後日、商品の請求書が送られてきました。1万円のはずが10万円でした。私があの夜に見た紙には、確かに1万円と書かれていたはずなんですけど。文句を言いたいところですが、女性と関係を持ってしまいましたし…だまされましたね」(前出・Tさん)

マルチ商法の契約を取るため、男性に性的関係を迫ってきた女性。マッチングアプリにはこうした“肉食系”のマルチ勧誘も存在している。

日本全国でマスクが消えた日を忘れるな。中国「マスク外交」の大迷惑

2020年は全世界が新型コロナウイルスに翻弄された1年となりましたが、中には「人為的」に引き起こされたとも言える混乱もあったようです。今回の無料メルマガ『日本の情報・戦略を考えるアメリカ通信』では株式会社オンザボード代表の和田憲治さんが、世界を襲った「マスク不足」とその後中国が展開した「マスク外交」の真相を暴露しています。

習近平の中国が展開した「マスク外交」を忘れるな

和田です。

日々凄い勢いで流れる情報の中で皆さん既に忘れてしまっているかも知れませんが、まさに顰蹙ものの話題がありました。

2019年、11月から中国武漢から始まった新型コロナウィルスの流行は、2020年になると数ヶ月で世界中に広がりました。未知のウィルスに世界はパニックになり、医療物資や医療崩壊を招き、物に溢れた先進国が一夜にして、マスクや防護服や消毒液などすら購入できない状況に変貌していったのでした。

その原因が中国共産党統一戦線工作部です。

北京の動きは速く、2020年1月には習近平は即座に湖北省武漢市をロックダウン。そして、世界各地でマスクやPPE(個人防護器具)などを買い集め中国に送るよう号令をかけ、世界五大陸、数十カ所に散らばる中国人組織が動きました。

米下院情報特別委員会での昨年の証言によれば、動員可能な団体は米国だけでも250を超えています。

中国のメッセージングアプリ「微信(WeChat)」を活用したキャンペーンの規模、スピード、効果は並大抵でなく、災害支援活動を超え、これは事実上の工作活動でした。

名古屋では3日間でボランティアがマスク52万枚を薬局で買い上げ、カナダのトロントにある中国商業会議所のトップは北京から戻り会員に協力を求め、100人近くをPEEの買い占めに動員しました。

アルゼンチンにある中国在外団体は、要請を受けて1週間以内に約2万5,000枚のマスク中国を送りました。

中国政府の統計によれば、2月末までにはマスク20億枚を含む25億品、82億元(約1,300億円)相当が統一戦線主導のキャンペーンにより中国本土に送り込まれていたのです。

これらの事実は、中国国営の新華社通信が報じていることですが、これは数千の組織やソーシャルメディアグループを動員できるということを誇示する中国の公式発表です。

このような行動こそが、世界各国からどれだけ顰蹙を買うか、そういうことすらもはや理解できない…。

これはまさしく、世界的戦略家である、エドワード・ルトワックが言うところのいわゆる「大国の自閉症」ということなのです。

昨年の2月、3月といえば、日本国内には、花粉症対策のためのマスクが大量にあったはずなのに、あっという間にマスク不足になりました。

あの時、中国人グループが薬局の開店にならび組織的に買い占め、中国の親戚に送っている、もしくは、国内転売しているという日本メディアでの報道も確かにありました。

彼ら在外中国人グループは、親戚や身内などではなく、北京のためにマスクやPEEを買い占め送っていたのです。それだけでなく、個人的にも、組織的にも、メルカリやヤフオク、アマゾンでも大量に転売して荒稼ぎもしていました。

中国人グループの暗躍によって、スーパーや薬局からはマスクが消え、国民のみならず、医療用マスクまで不足し、医療現場が深刻な事態になっている中、香川県は、県と市町の備蓄物質から「加油(がんばれ)陝西!」とダンボールに書いて人道的支援という美名の元、あたかも役人だけが自己満足をするかの如くマスク約2万7,000枚を中国陝西省に送っています。さらに、兵庫県も2月10日、マスク約100万枚を友好提携している広東省と海南省に寄贈しました。

このように、地方自治体の公務員達によるポリシーなき安直・安易な友好は、マスク不足にあえぐ日本国民を地獄に落としました。