太るのではなかったの?いくら糖質を摂っても痩せている人がいるのはなぜなのか

ダイエット効果が高いとされている糖質制限食。逆に言えば糖質の摂取は肥満につながるということになるはずですが、どれだけ糖質を摂っても太るどころか痩せている方がいるのも事実です。その理由はどこにあるのでしょうか。今回のメルマガ『糖尿病・ダイエットに!ドクター江部の糖質オフ!健康ライフ』では糖尿病専門医で自らも「糖質制限食療法」を実践している江部康二さんが、そんな謎の解明を試みています。

※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/メルマガ原題「糖質をたくさん摂っても痩せている人は?」

なぜ糖質をたくさんとっても痩せている人がいるのか

全く糖質制限せず、たくさん糖質を摂取していても、太らないどころか痩せているうらやましい(?)人も一定います。

この人たちはなぜ太らないのでしょうか?

まず基本のおさらいです。

<摂取エネルギーと消費エネルギー>

<基礎代謝量、身体活動量、食事誘発熱産生>

1)

  • 摂取エネルギー>消費エネルギー → 体重増加
  • 摂取エネルギー=消費エネルギー → 体重不変
  • 摂取エネルギー<消費エネルギー → 体重減少

2)通常のカロリー制限食(高糖質食)なら

  • 消費エネルギー=基礎代謝量+身体活動量(運動や家事);食事誘発熱産生(DIT)

3)糖質制限食なら、高糖質食の時には無い

  • 「肝臓の糖新生でエネルギーを消費」→基礎代謝の増加
  • 「高蛋白食摂取」→食事誘発熱産生(DIT)の増加」

が認められる。

1)は生理学的事実です。

2)3)を比較すると糖質制限食の方が高糖質食に比べ、体重が減少しやすいことは明白です。

それでは「全く糖質制限せず、たくさん糖質を摂取していても、太らないどころか痩せているうらやましい(?)人」は、いったいどういうメカニズムいなっているのでしょう。

まず基礎代謝が高い人が、そうなります。

かくいう私も30代までは、炭水化物をいくら食べても太りませんでした。

ラーメンもうどんもご飯もパンもおかずもしっかり食べてましたが体重は不変でした。

医学部で野球部だったので、6年間はかなり運動していて、細身でもそれなりの筋肉量があって、基礎代謝が高かったのだと思います。

いくら食べても体重は学生時代と同じ56-57kgでした。

しかし40代になって、徐々にお腹がでてきて太りはじめました。

これは、十数年間学生時代と同じ体重であっても、運動をしていないので、現実には筋肉量が徐々に減り続けて、脂肪が徐々に増え続けて見かけ上の体重だけが一緒だったのだと思われます。

結局筋肉量が減って基礎代謝が減ったので、同じ摂取カロリーでも、消費カロリーを上回るようになり太り始めたのだと思います。

このパターンが所謂中年太りの本態と思われます。

もう一つのパターンは、インスリンが曲者と思います。

インスリンの分泌が多ければ太ります。

基礎分泌インスリンも追加分泌インスリンも一緒のことで、その分泌量が多いほど太ります。

インスリンが肥満ホルモンたる所以です。

私見で仮説ですが、インスリンは基礎代謝を減らしている可能性があります。

インスリンは同化ホルモンであり、脂肪の分解(異化)を邪魔するので、基礎代謝が減る可能性があるのです。

常々言ってますように、糖質こそが肥満の元凶です。

それは、糖質だけが血糖値を上昇させ、インスリンを大量に分泌させるからです。

脂質は、単独ではインスリンを全く分泌させませんし、血糖値も上げません。

それでは、「炭水化物をしっかり食べても太らない人」とは、基礎代謝が高いタイプ以外にはどんなパターンがあるのでしょうか?

次回に続きます。

(この記事はメルマガ『糖尿病・ダイエットに!ドクター江部の糖質オフ!健康ライフ』2024年3月5日号の一部抜粋です。ご興味をもたれた方は、ご登録の上お楽しみください、初月無料です)

この記事の著者・江部康二さんのメルマガ

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富士五湖震源の“嫌な揺れ”で「富士山の大噴火」に備えはじめた人たち。心配しすぎ?必要な備え?プレッパーでなくても気になる「噴火Xデーの想定被害」

7日午前5時40分頃に発生した、山梨県東部富士五湖を震源とするM3.6、深さ20km、最大震度2の地震。山梨以外に群馬、埼玉、東京、神奈川、長野、静岡でも揺れを観測した。揺れは震度2と決して大きなものではないが、問題は震源が富士山のすぐふもと富士五湖である点だ。

これにネットユーザーが即反応。「富士山噴火?」「とうとう出たね。。。」「首都直下と富士山噴火と南海トラフ3連動なら日本終了」など、この地震から“富士山噴火”を連想する人が多数見られた。しかし言うまでもなく、今回の地震が富士山噴火の前兆という根拠はどこにもなく気象庁も現時点でそのような情報を発表する様子はない

このような状況下で浮上してくるのが、地震を巡る不確かな“予言”。数々の予言を的中させたとするインドの男性預言者が、「24年4月までは特に日本で大きな地震が起きる可能性が高い」と予言しているが、科学的証拠などまったくなく、ましてや富士山噴火の根拠にもならない。ちなみにこの男性、「23年の10月28日から30日の間に日本で大地震が起こる」というピンポイント予言は見事に外している。

しかし、歴とした火山である富士山の噴火が“絵空事”かといえば、それはNOだ。今回の地震に関係なく、噴火はいつあってもおかしくない。そのような状況にあって、私たちが事前にできる準備はないのだろうか。

世界で増殖する「プレッパー」と呼ばれる人々

防災に関する記事を多く作成してきたというネットニュースサイトの40代男性デスクによると、「プレッパー」なる人々が存在するという。ウィキペディアによると、「自然災害や経済恐慌などで発生するカタストロフィに対処するため、生存術や物資の備蓄、避難訓練などに日常的に取り組んでいる人」で、その名称は「『prepare(準備する、備える)』に由来し『備える人』を意味」しており、「自力で生き延びることを信条としている」という。

「私がプレッパーについて調べた際にたどり着いた記事には、『世界はゾンビの集団に襲われて滅亡する可能性があり、彼らの襲撃に備えて食料や武器を備蓄している』というプレッパーが紹介されていました。『それくらいの準備をしておけば大抵のことに対応できる』と話していたのが印象的でしたね」(ネットニュースサイトの40代男性デスク)

アメリカだけをとってみても数百万人のプレッパーがいるとされるが、中には自宅の地下に核シェルターを作る、自給自足生活を可能にするために農場や牧場を所有する、インストラクターに銃の扱いを学ぶという“ヘビー”なタイプもいるという。国土が広く銃の保有が認められているアメリカならではといったところだろうか。

【関連】第三次世界大戦に本気で備える「プレッパー」たちを知っていますか

当方でも調べてみたところ、アメリカでは「PrepperCon」なるイベントも開かれていたこともあり、銃などに並んで湯沸かし器や園芸用品が展示され、バーチャルの銃撃戦や台風などの災害体験もできたという。

そんなプレッパー、日本でも珍しい存在ではなくなっていると、50代のテレビ関係者は話す。

「中部地方の放送局さんなんですが、22年の段階で『プチ・プレッパー』として“防災主婦”なる方を情報番組で紹介しています。700リットル分の水や大量の缶詰などの食料などを備蓄していて、水も電気も使わずに自宅にあるものだけで被災生活体験もしているとのことでした。きっかけは東日本大震災だったと話していましたね」

さらにそのテレビ関係者によると、コロナ流行時に水や食料の備蓄やカセットコンロを買い込みそのままの状態をキープしているという家庭も多いとのことなので、そういった意味では日本でも、「プレッパー」という単語やスタイルも普及中とも言えるだろう。事実、「備蓄系ユーチューバー」と呼ばれる人々も増加しているという。

首都東京を機能不全に陥らせる富士山の噴火

では、富士山の噴火が実際に起きた場合、中部地方や関東周辺はどれだけの被害が想定されるのか。前出のネットニュースサイトの男性デスクは話す。

「内閣府は富士山ハザードマップを公表していますが、1707年の宝永噴火以来300年以上も沈黙している富士山がいざ噴火した場合の被害は甚大です」

【関連】富士山ハザードマップについて(内閣府防災情報)

「中でも衝撃的なのは、ハザードマップの7ページ目にある『応永噴火の降灰分布図』で、富士山周辺では3m、東京都心でも0.5~8cmの灰が降ったとされています」(同前)

富士山噴火を扱ったこちらの記事によれば、大量の火山灰は上空20kmまで吹き上げられ、風に流され広がってゆき、噴火数時間後には東京に到達。道路は灰がつもり通行止めとなり空港は閉鎖され、鉄道もストップし首都機能は麻痺するという。

「たった8cm」と思う向きもいるだろうが、首都を完全に機能不全に陥らせるには十分な降灰なのだ。さらに上掲の内閣府による富士山ハザードマップの8ページ目には、宝永噴火と同じ規模の噴火が発生した場合、「噴火中の降雨等の状況や噴火後の河川の出水等の状況により約1兆22,000億円~約2兆5,000億円規模の被害総額も予測されるとの記載もある。

【関連】富士山ハザードマップについて(内閣府防災情報)

あまりに甚大に過ぎる被害だ。

「プレッパーではない人々」の備えとサバイバルマニアのお勧め

このような状況下で、現在「プレッパー」ではない一般の国民は今、どのような備えをしているのか。ネット上にはこんな書き込みがあった。

《水がヤバそうだから風呂のお湯は洗う直前まで張ったままにしてる》

《小型ソーラーパネル買ってあるけど、灰で太陽が隠れたらアウトか》

《ホムセンで売ってた持ち出し袋はある。でも何が入ってるか確認してない》

中にはこんなポストも。

《ヤバいかなとは思うけどとくに何もしてない。東京は首都なんだし国が威信をかけてすぐに復旧させると信じてるし》

一方、サバイバルマニアによる揃えるべき防災グッズを投稿したポストもある。

《灰から実を守るために使い捨ての防塵マスクとゴーグルがあれば心強い》

《普通のミネラルウォーターではなく災害備蓄用の水なら5年保存できる》

《LEDランプがついてる大容量のモバイルバッテリーは予備照明としても使えるからおすすめかな》

前述のように、気象庁は現時点で今回の地震と富士山の噴火との関連性について発表はしていない。しかし富士山が火山である以上、いつ噴火してもおかしくはないのも事実だ。その被害想定を頭に入れ、日本版プレッパーのような生活を試みてみるのも悪くはないのかもしれない。

バカのフリしてインタビュー?プーチンを取材した米国ニュース元看板司会者が心の中で嘲笑していたワケ

2月6日、ロシアがウクライナに軍事侵攻してから初めて西側のジャーナリストによるインタビューを受けたプーチン大統領。その動画はインタビュアーでアメリカの元FOXニュース看板司会者だったタッカー・カールソン氏の個人ウェブサイト等で公開されましたが、鋭い質問もなく、「ただプーチン氏の主張を聞かされただけ」との評も多く聞かれるものでした。そんなカールソン氏ですが、ここに来て「本音」を語り始めたといいます。インタビュー中、彼はどんなことを胸に秘めていたのでしょうか。国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんがメルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』で紹介しています。

※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/メルマガ原題「タッカー・カールソン衝撃の本音~プーチン主張は超バカげている!」

プーチンの主張は超バカげている!心のなかで嘲笑っていたアメリカ人インタビュアー

全世界のRPE読者の皆様、こんにちは!北野です。

2月6日は、親プーチン派の人たちにとって、「プーチン、偉大な勝利の日」であります。

なぜ?元FOXニュースの看板キャスター、タッカー・カールソンがプーチンにインタビューをした。それで、プーチンの主張が、全世界に拡散された。ということだそうです。

このインタビューを見ながら私は、「タッカー・カールソンは、知識量が十分ではないのだな」と思いました。

プーチンは、「自分に都合のいい事実だけ語り、自分に都合の悪い事実は語らない」という作戦で、インタビューを「情報戦の強力な武器」にしました。見事です。

しかし、RPEの皆さんは、「タッカー・カールソンでプーチンが語ったことの『ホントの部分』と『ウソの部分』」を見分ける力を身につけてください。

実を言うと、このインタビューの「ホント」と「ウソ」について、【裏メルマガ】で語っていました。是非こちらの記事をご一読ください。

プーチンがタッカー・カールソンからインタビューを受けた意味

ついでに、【裏メルマガ】に登録されてみてはいかがでしょうか?

【裏】ロシア政治経済ジャーナル~情報ピラミッドを超越せよ!

なにはともあれ、タッカー・カールソンは、プーチンの言葉をとても素直に聞いていました。私は、「プーチンにとって都合の悪い質問をするほどの知識はないのかな」と思ったのです。しかし、ここにきて、タッカー・カールソンが【本音】を語り始めました(出所URLは、一番最後につけます)。

『Lex Fridman』チャンネル 2月28日付にタッカー・カールソンが出演していました。注目してほしいのは、1時間29分あたりです。

レックスさんが、「プーチンが、戦争継続の正当性は、【非ナチス化】だと言ったことについてどう思う?」と質問しました。

これに対してタッカー・カールソンは、「これは、私が今まで聞いた中で【最もバカげたこと】の一つだと思ったよ!」と正直に応じました。

少々、補足しておきましょう。プーチンは、ウクライナ侵攻の理由として、

  • NATO拡大を阻止するため。ウクライナのNATO加盟を止めるため
  • ルガンスク、ドネツクのロシア系住民を救うため
  • ウクライナの【 非ナチス化 】「非軍事化」「中立化」
  • ロシアが先制攻撃しなければ、ウクライナがロシアを攻撃しただろう

などなど、いろいろ理由を挙げています。

そして、プーチンは、タッカー・カールソンに、「ウクライナを非ナチス化しなければならない!」と主張した。「非ナチス化しなければならない」というのは、つまりプーチンは、「ゼレンスキー政権は、『ネオナチ政権だ』」と主張しているのです。タッカー・カールソンは、それを聞きながら、「これは、私が今まで聞いた中で【最もバカげたこと】の一つだ!」と思っていたというのです。

いじめを受けた子供は思春期の精神的健康を崩しやすいという研究結果

子供時代のいじめの体験は、その後の精神状態にどのような影響を与えるのか。今回のもりさわメンタルクリニックの無料メルマガ『精神医学論文マガジン』で、そんな研究の論文を紹介しています。

いじめは不信感を介して思春期の精神状態を悪化させる

◎要約:『いじめを経験すると、その後様々な側面で精神状態の悪化を経験する可能性が高くなり、それには人に対する不信感が影響している』

児童期のいじめが長期にわたってその後の人生に影響を与えることが指摘されてきました。

今回は、子ども時代のいじめがどのような要素を介して、その後の精神状態に影響を与えるのかを調べた研究をご紹介します。

Bullying fosters interpersonal distrust and degrades adolescent mental health as predicted by Social Safety Theory

いじめは対人的な不信を招き、思春期の精神状態を悪化させる

イギリスにおける大規模なデータ(the UK’s Millennium Cohort Study)を元にした研究で、10,000人を対象としています。

子ども時代のいじめの体験と食事、睡眠、身体的活動等の要素、思春期の精神状態との関連を調べています。

結果として、以下の内容が示されました。

・いじめの経験のある子どもは思春期になり、内的(うつや不安など)、外的(問題行動など)、全体的精神的健康の問題を来しやすくなっていました。

・この傾向に最も影響を与えていたのは、思春期における対人的な不信感でした。

・不信感を持っている場合にはその後、3.5倍精神疾患に罹患する可能性が高くなっていました。

いじめをきっかけとした回避傾向や周囲への不信感は、臨床上の実感と一致する内容でした。

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台湾海峡で高まる緊張状態。なぜ日本メディアは“冷めて”いるのか?

2月14日、中国本土にごく近く、台湾が実効支配する金門島沖で中国の漁船が転覆。2人の漁師が亡くなった事故の原因は、紆余曲折の後、台湾当局の船に衝突されたためということが判明しました。この事態について、「台湾有事」の危険性が最も高まるケースと危惧するのは、多くの中国関連書を執筆している拓殖大学の富坂聰教授です。今回のメルマガ『富坂聰の「目からうろこの中国解説」』では、事故後の中台双方の動きを詳しく伝え、“好物”であるはずの「台湾有事」の緊張が高まっているにもかかわらず、日本のメディアがあまり騒がない理由についても解説しています。

台湾有事を喧伝した日本メディアはなぜ金門漁船衝突で緊張を高める台湾海峡に冷めているのか

台湾有事の危険が高まるパターンの一つに、中国と台湾それぞれの市民が熱狂し、感情をぶつけ合うケースが想定される。双方の民意が妥協を許さなければ、政治がそれに抗うことは難しいからだ。

世論を沸騰させる切っ掛けはさまざまあるが、どちらかに犠牲者が出るトラブルは感情的になりやすい。なかでも一方が当局者で犠牲者が民間人である場合は最悪だ。つまり2月14日、金門島沖で大陸の漁船が転覆した事故は、両岸の緊張を一気に高めかねない問題なのだ。

現場では、4人の漁師が海に投げ出され、2人が亡くなっている。犠牲になった漁師たちには家族もいる。同情の声は瞬く間に大陸に広がり、習近平政権を激しく突き上げる声となった。

こうなれば中国側も、国民に分かりやすい形で「怒り」をアピールをしなければ収まらない。ただでさえデリケートな海域で、中台がにらみ合い、チキンレースのような状態に陥れば、次にどんなハプニングが起きても不思議ではない。

台湾は1月、総統選挙を終え、民進党の頼清徳副総統が勝利を収めているが、権力の交代期に入り、政治的には不安定な季節を迎えている。つまり「台湾有事」を煽り立ててきた日本のメディアならば、連日大騒ぎしてもおかしくない「危機」が進行中なのだ。しかし、なぜか日本のメディアの反応は鈍い。その理由は、何か。おそらく大好きな「中国叩き」にはつながらないことがわかっているからなのだろう。

日本のメディアにとって中国は、いまや心置きなく正義の鉄拳を振り下すことができるイージーターゲットだ。しかし今回はどうやらいつもとは違い、中国を批判する材料に乏しいからだ。

中国大陸からわずか数キロメートルしか離れていない、台湾の金門群島近くの海域で台湾の海巡署(沿岸警備当局)の追跡を受けた中国の漁船が転覆し、乗っていた中国人漁師2人が死亡したのは2月14日だ。

台湾当局は当初、台湾が実効支配する海域に無許可で侵入し、乗組員が臨検に抵抗したため追跡したところ、漁船が当局の船から逃れるため蛇行を繰り返し、転覆、病院に搬送したが2人が死亡したと発表していた。

漁師の死亡という一報を受け、中国側はすぐに強く抗議すると同時に、対抗措置として海警局による同海域のパトロールを常態化させた。ここに中国海警局と台湾海巡署が極めて敏感な海域で長時間にらみ合うことになったのである。

現役精神科医が教える、他人に流されやすい人が自分の人生を存分に楽しめない当然の理由

あなたは他人に流されやすいですか?今回のメルマガ『セクシー心理学! ★ 相手の心を7秒でつかむ心理術』では、著者で現役精神科医のゆうきゆう先生が紹介しているのは、自分の人生を自分で生きていくための秘訣を紹介しています。

他人に流されず、自分の人生を自分で生きていく秘訣

こんにちは、ゆうきゆうです。

元気でお過ごしでしょうか?

さて、皆さんは行動するとき、状況を待つタイプでしょうか?

それとも自ら進んでいくタイプでしょうか?

今回は「自分の人生を生きていく方法」についてお話します。

■ チームを最強にした!監督の特殊な「試合運び」!

ビル・ウォルシュ氏という、アメリカのプロフットボール有名なコーチがいます。

実は、彼はとても特殊な試合運びをすることで有名でした。

普通のコーチは、状況や試合の進み方を見て

「今この瞬間はこうしなさい」

と指示します。

つまり状況を見て、それに合わせた判断をするのが一般的です。

ところがウォルシュ氏は、状況というのを基本気にしません。

「最初はこうだ」

「次はこうだ」

「ラストはこうだ」

というように、相手の出方ではなく、自分から今回の試合運びを決めます。

そしてそれをもとに、選手たちに指示をしていたんです。

この方法は、弱そうに聞こえるかもしれません。

しかし実は、ウォルシュ氏のチームはかなり良い成績を上げ、勝率も高く、有名になっていったのです。

30代で得た経験をどう生かすか。成長できる40代はコレをしている

30代になると、何においても場数を踏み、経験値が増えてきますよね。その経験値を同じくらい持っている人たちでも、成長具合に差が生まれるのはなぜなのでしょうか? 無料メルマガ『【スキル×運】で年収1000万円を目指せ!』の著者・佐藤しょうおんさんが、その理由について紹介しています。

若者から年寄りへの成長法則

若者は経験値が低い上に、知識量も少ないため、視野が狭くなりがちなんですね。これが30代になると、それなりの場数を踏むことで経験値が増えてきて、様々な状況に対応できるようになるわけです。

実はここが人生の岐路なんですよ。ここで経験値に頼る生き方をしてはならないのです。経験値は放っておいても、生きているだけで着実に増えていくんですから。つまり努力をしなくても、勝手に増えて行き、それが自分の能力の拡大だと勘違いしやすい状況を作ってしまうんですね。それって実は、ただ歳を取って経験値が増えただけという状態になりかねないわけです。

これのどこが問題なのかというと、経験値からでしか物事を見られなくなるということで、その結果経験値絶対主義に陥ってしまうところなのです。それはつまり、自分が経験していないことは存在していないことであり、だから未経験のことを拒否し、役に立たない、正しくないと考えてしまうことに繋がるんです。

さらにあらゆる事象を自分の経験の枠内にズラして考えよう、というバイアスが働くことにもなるんです。これは例えば初見の事態に遭遇した時に、ニュートラルな視点を持つのではなく、自分が理解できる経験の上に立って、その経験を前提として物事を見てしまうということです。

例えば、ビジネスに於いて売り上げが下がったら、過去に自分が経験した売り上げの減少状況を思い出して、その時と同じ理由だと措定してそこから対策を考えてしまうような態度を取ることです。それはたまたまあなたが経験したひとつのケースに過ぎないわけで、今回もそれと同じ理由だとは言えないですよね、という理屈を経験値絶対主義者は往々にして理解しないんです。

30代でこれを言い出すようになったら、その人はこれから先も成長しないことがほぼ確定した人だと思った方が良いです。

国民7割反対“大阪万博の強行開催”を煽る大マスコミの醜い本音…「被災地復興よりガンダム優先」まるで令和の翼賛一家

来年4月13日から半年間にわたり開催予定の「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」。維新・馬場代表は能登半島地震の復興との両立に自信を見せるが、万博の“強行開催”は国民と被災地を愚弄する税金の無駄遣いだ。共同通信の2月の全国世論調査では、7割以上が万博よりも被災地の復興を優先すべきと回答。にもかかわらず、万博に批判的なマスコミ報道が少ない背景には、戦中の大政翼賛会を彷彿とさせる万博協会による「テレビ・新聞囲い込み戦略」があるようだ。メルマガ『ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)』が詳しく解説する。

大阪万博は「何が何でも必ず開催されてしまう」

来年4月に開催予定の大阪・関西万博をめぐるごたごたが収まらない。

万博の空調は、「地域冷房システム」で一括管理することで省エネを目指している。ガスや空気で冷水を製造し、地下の導管でパビリオンに送る計画であったが、複数の参加国からは電気式の個別空調を利用したいという要請があったとのこと。

パビリオンに個別の空調を設置する例外を認めることは、「省エネ」を掲げる万博の理念に反するとの指摘に対し、自見英子(じみはなこ)万博担当相は、「カーボンニュートラルの目標は達成できる」と反論した。

万博をめぐってはシンボルとなる「大屋根リング」にも建設業界のトップが懸念を示した。

会場の周囲にリングが完成すると、建設用車両が出入りできる経路が狭まり、内側のパビリオン建設に遅れが生じる可能性があるという。

会場建設費は当初想定の2倍近くに増加。海外が独自出展するパビリオンはおよそ6カ国が建設予定であるが、着工済みは5カ国にとどまる。

しかしながら、それでも大阪万博は絶対に開かれると断言してよい。なぜなら、日本のマスコミがひそかに“協力”しているからだ。

ガンダム!吉本!2億円トイレ!国民怒り

そもそも今回の万博では、何が注目されるのか。最初は「空飛ぶクルマ」が目玉とされた。

しかし、空飛ぶクルマは航空機と同様に扱われ、安全認証が必要。4つの企業グループのうち、2つは安全認証の取得が遅れ、1つは商用運航を諦めた(*1)。万博中の運航は限定的となる可能性が高い。

昨年10月には、国内13の企業や団体が出展するパビリオンの中身が明らかに。バンダイナムコホールディングスは、アニメ『機動戦士ガンダム』の世界観を表現するパビリオンを計画。

また、松本人志の裁判で揺れる吉本興業ホールディングスのパビリオンでは、イベントやショーを想定。ちなみに吉本興業は、前会長の大崎洋氏が万博のイベント内容の「催事検討会議」で共同座長を務める(*2)。

12月には1970年の大阪万博で人気を博した「月の石」を再び展示する構想が浮上し(*3)、今年2月には2億円のデザイナーズトイレが設置されたこと判明。

しかし、これらとて、万博の開催を正当化できる理由にはならない。

万博をめぐっては、開催予算が膨らむことに加え、元日に起きた能登半島地震の復興に予算や人員を集めるため、延期や中止を求める声があるからだ。

「感じて予想」しなくなる不安。元お天気お姉さんが心配する、AIとスパコンに頼りすぎる天気予報が見逃してしまうこと

世界に誇るレベルにある日本の気象技術。気象衛星ひまわりが観測したデータは東アジアやオセアニアなどの国々にも提供されるなど、大きな役割を果たしています。5日には気象庁がAIを活用した新システムを導入することが報じられ、さらなる精度向上が見込まれることとなりました。そんなニュースを取り上げているのは、気象予報士として『ニュースステーション』のお天気キャスターを務めていた健康社会学者の河合薫さん。河合さんはメルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』で今回、新システム導入による気象予測の進化への期待を綴るとともに、「ひとつだけ心配していること」を記しています。

※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/メルマガ原題「空を見ないAIとスパコンの未来」

プロフィール河合薫かわいかおる
健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経たのち、気象予報士として「ニュースステーション」などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後は、産業ストレスを専門に調査研究を進めている。主な著書に、同メルマガの連載を元にした『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアムシリーズ)など多数。

天気予報のAI活用に元お天気お姉さんがひとつだけ心配していること

天気予報がますます進化しそうです。気象庁は気象予報の精度を向上させるための新たなシステムを、3月から導入すると日経新聞が報じました(3月5日付朝刊)。新システムではAIを活用し、最高気温や最低気温、降水確率、降雪確率を5日後まで予想。2030年を目処に高い精度で発表することを目指すそうです。

これまでも1~2日後の予報精度は飛躍的に高くなっていました。しかしながら、3日後以降は精度のばらつきが大きく、特に夏の最高気温は誤差が大きいのが課題でした。

例えば、予想より快晴の時間が長くなるだけで一気に気温はあがりますし、風向や風速の微妙な“はずれ“も最高気温に大きく影響します。特に東北地方や関東地方の気温予測に風向きは重要な要因です。風向きが東よりになると、太平洋側から冷たく湿った風が入り込み雲が予想より多くなり気温が下がる。逆に西よりになると晴れて気温も上昇するのです。

宮沢賢治の詩「雨ニモマケズ」に書かれている「サムサノナツハオロオロアルキ」の原因となる北東の風「やませ」です。

一方で、温暖化の影響などで、夏の最高気温の上がりっぷりは異常になりました。命に危険を及ぼすこともしばしば。しかし、今回導入する新システムはAIの学習に適した、高性能な画像処理半導体(GPU)を搭載しているため、AIの性能が大幅に向上します。計算速度が従来の2倍になる新型のスーパーコンピューターの運用も始まりますし、23年に稼働を始めた別のスパコンとの組み合わせで気温だけでなく、豪雨の予測精度の向上も期待されているそうです。

日本の気象技術は世界的にも高いと言われています。日本列島は海に囲まれ、山が多いので天気を予報するのが極めて難しい。さらに、自然災害が多い。この日本列島の気象予測の難しさが、気象技術向上に貢献したといっても過言ではありません。

1964年に富士山頂に設置された富士山レーダーは世界を驚かせましたし、2014年、15年に打ち上げられた気象衛生ひまわり8・9号は、世界に先駆けて次世代の気象観測センサーを搭載。気象予測の精度向上に欠かせないデータ収集の先頭バターとして日本は走り続けてきました。

そんな中での新システム運用スタートですから、どこまで気象予測が進化するのか?どこまで世界を驚かせるのか?とても楽しみです。

この記事の著者・河合薫さんのメルマガ

中国で今まで見られなかった動き。不振の新興企業に「スムーズな吸収合併」求める提言を習近平は聞き入れるのか

昨今、景気の悪化がたびたび報じられる中国。その波は新興企業をも容赦なく襲い、現在もとあるスマートカーのスタートアップ企業が倒産寸前にまで追い込まれているといいます。そんな中国で、これまでになかった動きが見られ始めたと伝えているのは、日刊で中国の自動車業界情報を配信するメルマガ『CHINA CASE』。今回の記事では、中国自動車業界のご意見番による提言内容を紹介しています。

倒産寸前の新興企業も。自動車業界のご意見番が中国政府に求めること

インテリジェント・ヴィークル(IV)ブランド「高合(HiPhi)」を展開するスマートカー分野のスタートアップ華人運通(Human Horizons)が倒産に向かっている件について、中国では今まで見られなかった動きがある。

中国新興の没落は珍しくないが、その課題が深く掘り下げられ、その対応を国として取り組むべきだ、との提言が出ている。

経営不振のメーカーを健全かつ柔軟に同業他社が吸収合併できるようなメカニズムを構築、社会的ロスを予防しよう、というもの。

中国自動車業界のご意見番が提言した内容

提言者は、中国新興メーカー理想(Lixiang)ファウンダーの李想CEO。

「経営不振の会社を吸収合併することによる社会的ロスを10とすると、経営不振で倒産した際の社会的ロスは100だ」

「米国ビッグ3(フォード、GM、クライスラー)も過去100年、熾烈な競争や吸収合併を通じて今の状態になっている」

などと指摘。

自身も新興でありリスクがある状態と言えなくはない李CEOだが、2023年の急躍進、2024年も急成長継続に自信をのぞかせているだけに、何やら中国自動車業界のご意見番にもなりつつある。

ようやく指摘された「ごくごく当たり前」の問題

今までも中国では自動車メーカーの倒産は珍しくないが、今回、以上の提言を踏まえて、メーカーが本当に倒産した場合、工場やその生産能力が放置される、従業員への給料未払いが発生する、販売店やユーザーが見捨てられる、というごく当たり前の問題が指摘されている。

特に興味深いのは、従来ガソリンメーカーの場合、多くがそれらの株主がしっかりしており、倒産・撤退したとしてあまり問題はないが、新興や新エネルギー車(NEV)専業メーカーの場合、今までの蓄積や後ろ盾がない分、倒産後の問題が悲惨、との分析が行われていること。

例として、広汽集団と合弁していたフィアットや三菱自動車はそれぞれ中国撤退を決断したが、その生産能力や従業員の就業は広汽集団に引き継がれ、ユーザーのサポートも広汽集団傘下の販売店で実施されており、撤退によりもたらされる混乱を最小限に防いだ。

過去には北京ヒョンデの工場を再利用の実績も

生産能力余剰が課題となっていた北京ヒョンデの北京工場を接収して再利用した実績のあるLixiangの李CEOは、「国が主体となって、自動車企業の合併や買収の体系、メカニズムを整備、その中には生産ライセンスの問題を含め、検討されるべきだ」とした。

出典: https://auto.gasgoo.com/news/202402/22I70383256C108.shtml

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