選手感染で活動休止も。Jリーグはコロナ「第3波」から逃げ切れるのか

日本国内で新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない中、クラブの活動休止や試合延期など、大きな影響を受けているのがサッカー「Jリーグ」です。この感染拡大に「第3波」という見方も出ている中、Jリーグはこの状況をかわすことはできるのでしょうか? サッカーをメインにスポーツ情報を取り上げ人気のメルマガ『J3+ (メルマ)』著者のじじさんは、コロナ禍での各チームの状況を詳述するとともに、屋外でおこなわれているサッカー観戦などについて、「危険度は低いのではないか」と持論を述べています。

【コロナ】 第3波の到来。Jリーグは逃げ切れるか?

選手や監督など16人の陽性が判明した柏はチームの活動が休止になっている。ルヴァン杯の決勝は2021年の1月4日に行われることになったので異例のスケジュールになるが、11月21日(土)に行われる鳥栖戦(H)からリーグ戦に復帰できる見込みになった。再開後は過密日程になることが確実になったが無事に試合が消化されることを望みたい。12月19日(土)の川崎F戦(H)がJ1の最終節(=34節)になる。

同じようにクラスターが発生した鳥栖はリーグ再開後は調子が良かった。その後、なかなか勝てなくなったが、柏は鹿島・名古屋・C大阪・川崎Fと上位対戦を多く残している。ACLの出場権争いが熾烈になっていることを考えると、どこかのタイミングで、再度、試合を開催できなくなるとACLの出場権争いにも大きな影響が及ぶ。「34試合を消化できずに終わった場合にどうするのか?」のルールも決まっているが、どんな形にせよ、不公平感は生まれる。柏を含めた全チームが無事に34試合を消化できることを期待したい。

「想像していたよりも早くリーグ戦に復帰できそう」というのはポジティブに考えられるが、日本国内の感染者数はまたしても増えてきた。「第3波」と言えるが、柏以外にもJリーガーの感染者が増えてきた。幸いにして札幌のDF菅大輝、C大阪のGK茂木秀の感染をきっかけにチーム内に蔓延することはなかったが、磐田のFW小川航とDF舩木翔とDF石田崚については「チーム内で感染した可能性がある」と言える。磐田は「1年でのJ1復帰」が至上命題だったが、FW小川航を失ったことで「終戦ムード」が漂うようになった。

「ラストチャンス」と言えたアウェイの徳島戦をベストメンバーで戦えなかったのは磐田にとっては残念だった。アウェイで徳島に敗れたことで「1年でのJ1復帰は絶望的」になったが、J2は今のところ、9節の大宮 vs 福岡が延期になっただけ。それ以外の試合は全て無事に開催できており、延期分もすでに消化されている。J3も今のところは順調に試合が消化されている。C大阪U-23でプレーする機会もあったGK茂木秀がコロナに感染した後も直後の試合が延期になることはなかった。全18チームが26節を消化している。

他人に奉仕する人は大富豪かホームレスになる。両者の決定的な差とは?

人は誰しも成功を追い求めるものですが、そのためには「あること」を意識する必要があるようです。今回の無料メルマガ『セクシー心理学! ★ 相手の心を7秒でつかむ心理術』では著者で現役精神科医のゆうきゆうさんが、「超一流の成功者になる方法」をレクチャーしています。

タダで愛される方法!?ギバー・マッチャー・テイカー

こんにちは。ゆうきゆうです。

今回は、「成功者」に関する心理学調査についてお話していきますね。

三つのタイプ

人間は次の三つのタイプに分かれると言われています。

  • ギバー(Giver)
    人に奉仕したり、喜んでもらえることを幸せだと思う人
    行動例:寄付をする。困っている人を助ける
  • テイカー(Taker)
    相手から奪うことばかりして「自分さえ得すればいい」と考えている人
    行動例:もっとお金をよこせと言う。モノを盗む
  • マッチャー(Matcher)
    ギバーとテイカー、どちらの面も持っている人

そして、これらの3種のうちどのタイプの人が最も成功しているのか、という調査が行われました。すると、ホームレスや低収入といった、「人生がうまくいってない」とされる人には、「ギバー」が多いことがわかりました。人に与えてばかり、奪われてばかりだったため、成功には程遠い生活となってしまったのでしょう。

一方、大富豪であったりみんなに愛されて成功している人達は、どのタイプだったでしょうか。

テイカーあたりかと思われるかもしれません。しかし、実は超成功している人たちも「ギバー」だったのです。

超一流の人もギバーで、一番下の人もギバーだった。同じギバーなのに、なぜこんなにも大きな違いが出たのでしょうか。

成功者の「ギバー」とは

まず「人生がうまくいってない」ギバーたちは、ギブ=人に与える量が少なかったのです。中途半端に人に与えて、その結果様々奪われてしまい、生活に困窮してしまいました。

では「超一流の成功者」のギバーたちはどうしていたのかというと、次から次へと新たなものをギブ=与えていたことがわかりました。新しい価値を作り出したり、多くの人々にプレゼントを配ったり、言葉等で相手を喜ばせてあげたりと、「ギブ」することが日常的な行動になっていたのです。

しかしここで「そうは言っても、人に与えてばかり・奪われるばかりでは成功しないのでは?」と不思議に思う方も少なくないでしょう。確かに一見「奪う」テイカーたちの方が得をしているように思われます。

ただ、ここでご注意いただきたいのが、「テイカーは愛されない」ということです。自分のことばかり考えて「もっとよこせ!」といっているのですから、人が離れていくのは必然でしょう。そして結局、テイカーの人たちも仕事や生活で苦しむようになっていくのです。

でも、ギバーの人たちは違いますね。一緒にいると幸せを感じるため、多くの人がギバーを愛し「この人に喜んでほしい」とお返しをしていくのです。するとギバーも「じゃあ自分ももっともっと皆を喜ばせよう!」と行動します。

そして好循環が生まれていきます。これが、ギバーの人たちが成功する仕組みなのです。シンプルですが、とても深いお話です。

女子高生土砂崩れ死亡事故、マンション住民に課される巨額の賠償責任

神奈川県逗子市でマンション脇の斜面が崩れ、女子高生が死亡するという痛ましい事故が起きてから9ヶ月あまり。その事故の前日、斜面上部に亀裂を発見した管理人が管理会社に報告をしたものの、その情報が県に伝えられていなかった事実が判明しました。このような事態を防ぐ手立てはないのでしょうか。今回の無料メルマガ『まんしょんオタクのマンションこぼれ話』ではマンション管理士の廣田信子さんが、危機意識を持って対応するためのマニュアルによる訓練の重要性を訴えています。

【関連】女子高生土砂崩れ事故で判った、手つかずの危険箇所と行政の後手
【関連】女子高生土砂崩れ死亡事故で痛感する、土地所有者に問われる責任

逗子斜面崩落事故のその後のその後

こんにちは!廣田信子です。

女子高生土砂崩れ死亡事故で痛感する、土地所有者に問われる責任」のさらにその後です。

神奈川県逗子市で2月、マンション脇の斜面が崩れ女子高校生が死亡した事故で、事故の前日にマンションの管理会社が斜面に亀裂があることを把握していたものの、それが行政に伝わっていなかったことが分かった…と報道がありました。

神奈川県によると、事故の前日、斜面の上の方に亀裂が見つかり、管理人が写真を撮って管理会社に連絡した。以前から県が斜面の危険性を調べていたことから、管理会社はその日のうちに県と調査会社に次の調査の日程などを問い合わせた。しかし、この際に、管理会社は亀裂の存在には具体的に触れなかったので、県には伝わらず、対策は取られなかった。事前に亀裂を把握していたことを県に伝えたのは事故の5日後だったといいます。県は「事前に分かっていれば現地に行って危険性を判断できたかもしれない」…と。

この亀裂の写真を見た複数の専門家は「崩落の前兆」と指摘していますが、県の担当者が残したメモや関係者の証言をたどると、管理人が発見した亀裂の情報が危機感を持って共有されず、対応が後手に回った経緯が浮びます。

遺族側は、管理会社には事故前日に異変を察知しながら適切な対応を怠った、住民らも安全管理を怠ったと…として、マンション管理会社の代表を業務上過失致死の疑いで県警逗子署に刑事告訴。マンションの区分所有者の住民を過失致死の疑いで刑事告訴しています。さらに、約1億1,800万円の損害賠償を求め、住民側と協議がされています。

また、逗子市によると、崩壊した斜面はマンション敷地内の共用部分で、住民約40世帯の「区分所有」ですが、応急措置として市が負担した復旧工事費約3,000万円や、今後予定される追加工事費約5,400万円の一部を住民が負担するよう協議が行われているといいます。

県は、本復旧工事に道路のり面等の対策工事で発行できる地方債の元利償還金7割を国からの交付税で賄う緊急自然災害防止対策事業債の活用を考えているといいますが、費用負担は、第一義的には原因者負担ということがあるので、管理組合が費用負担しない訳にはいかないのです。

中国やり放題の悪夢再び?バイデン政権が日米同盟を反故にする日

前回『「トランプかバイデンか」ではない。TVが報じぬ米大統領選挙の本質』という記事で、アメリカ大統領選の見方について解説していた、ジャーナリスト・作家として活躍中の宇田川敬介さん。宇田川さんは今回、自身のメルマガ『宇田川敬介の日本の裏側の見えない世界の話』の中で、オバマ政権時の中国に対するアメリカの弱腰対応を根拠に、今後バイデン政権が発足した後の、日本を含む東アジア情勢に懸念を示しています。

 

今後、バイデン政権で「アメリカ外交」はどうなるのか?

アメリカの大統領がバイデンになって、アメリカの外交はどのように変わるのでしょうか。

内政よりも外交の方が日本と関係があるので、先に外交について考えてみましょう。

もっと単純に言えば、アメリカの内政などはどうでもよいのですが、とりあえず日本の国益を守るために、アメリカがどのように変わるかを見てみましょう、ということです。

日本と関係の深い国の「国家のトップ」交代ということに関しては、かなり重要な関心事ではないかというように考えています。

特に、海を挟んでの隣国である「アメリカ」「中国」「ロシア」に関しては、その国々が大国であることから、様々な意味で重要な相手であると思われます。

逆に言えば、「アメリカの外交」ということを言っても、それは単純に「日本との関係」だけではなく、アメリカとロシアと中国と、そしてその国々と日本との関係がどのように変わってゆくのか、ということを考えてゆかなければならないのではないでしょうか。

日本は「外交」というと、すぐに「二国間関係」ばかりを考えてしまいますが、日本に限らず外交の中心は「多国間外交」です。

特に、日本のように国が軍を持たず何の力もない場合、そして外務省の役人が非常に弱気で土下座外交ばかりをしてしまうような国の場合は、常に多国間外交を考え、そのうえで、多国間の信用の中で物事を解決してゆくということを考えなければならないのです。

そのように心がけるということが全く見えていないのが、大きな問題なのです。

では、そのような視点で見たうえで、アメリカの変化を見てゆくことにしましょう。

猫の腎臓病に特効薬ができるって本当?いつ頃?医学博士に聞いてみた

しゃべる猫「しおちゃん」の飼い主で、米国在住の医学博士しんコロさんの元に、「猫の腎臓病に特効薬の噂。本当に数年で出来るの?」という質問が届きました。しんコロさんは、自身のメルマガ『しんコロメールマガジン「しゃべるねこを飼う男」』の中で、正しい飼い方をしないと腎臓病を引き起こしてしまう事があるとしながら、その可能性がある薬が実用化されるのは事実として、その詳細を記しています。

猫の腎臓病に特効薬の噂。本当に数年で出来るの?

Question

shitumon

猫は腎臓を患う事が多いのですが(正しく飼えてないのか?)、腎臓病の特効薬が数年後には出来るという噂を聞きました。その真偽はどう思われますか?

しんコロさんの回答

特効薬になるかどうかは分かりませんが、そのポテンシャルがある薬が実用化されるのは事実です。質問者さんがおっしゃる通り、正しい飼い方をしないと腎臓病を引き起こしてしまう事がありますが、遺伝的にネコ科の動物は腎臓病になりやすい特徴があります。

以前にも少しこのことについてメルマガで書きましたが、東京大学のグループが「ねこの腎疾患は生まれつき改善しにくい」というメカニズムを解明しました。そしてこの改善しにくい部分を助けてあげることで、腎不全を劇的に改善できる可能性があることが分かりました。

腎臓は血液の老廃物を濾過するフィルターのような器官ですが、ここに何らかの原因で炎症が起きると、組織の破壊によるデブリ(組織の死骸によるゴミ)が生じます。このデブリが腎臓のフィルターに詰まってしまうと、腎臓の組織にダメージが及んでしまいます。

ねこ以外の動物では、腎臓に炎症が起きるとAIMというタンパク質がこの組織ゴミにくっつき、そしてAIMが付着した組織ゴミは積極的に上皮細胞という細胞によって掃除されます。通常、AIMは血中のIgMという抗体に付着して存在します。ねこ以外の動物では腎疾患が起きるとAIMがIgMから解離し、速やかに組織ゴミに付着します。

ところが、ねこではAIMとIgMの親和性(付着する力)が強く、腎疾患が生じてもAIMがIgMから解離しないのです。この研究を元に、AIM製剤の開発と試験が進んでいます。2022年までに商品化を目指す形で進められています。

ただし、この薬は抗体薬と似た扱いになるので、価格がかなり高いことが予想されます。とはいえ、ねこの寿命を劇的に伸ばす薬が開発されつつあるのは嬉しいことです。

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東京五輪、感染過去最多で再び暗雲。フルアーマーバッハ会長 高機能マスクの真意は

東京都は18日、新型コロナウイルスの感染者が新たに493人確認されたと発表した。8月1日の472人を超え、1日当たりの新規感染者数としては過去最多となる。これを受けて都は、専門家が出席する会議を19日に開き、感染状況を4段階のうち最も高い警戒レベルに引き上げる方針だという。

最多感染者数を記録で「東京五輪は大丈夫?」

国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は16日に来日し、菅首相をはじめ、東京都の小池知事や組織委員会の森会長など、大会のキーパーソンと相次いで会談していた。

【関連】東京五輪「開催断念」報道の真偽は?2032年に延期説まで浮上

その中で、「開催を実現する」という強い意思を菅首相と共有。森会長も各国のオリンピック委員会が集まった会合で「絶望を希望に変える」と東京五輪の開催に向けて強いメッセージを送っていた。

しかし、18日の東京都の過去最多となる感染者数は、その思いに水を差す形となってしまった。

バッハ会長が来日中「高機能マスク」でコロナ対策

東京五輪開催に向けて精力的に動いたバッハ会長だが、来日中につけていたマスクがネットで話題となっている。市販されている一般的なマスクとは明らかに違うのだ。菅首相と並んでいる写真を見れば一目瞭然。

これは医療従事者が使用する高機能の「N95マスク」のように見える。バッハ会長は「日本は安全だ」「東京五輪は間違いなく開催できる」と言っておきながら、誰よりも身の安全を守っていると、矛盾を指摘する声が上がっているのだ。

来日していたバッハ会長は、東京都の発表と前後する形で羽田空港を出発。帰国の途に就いた。過去最多を記録した東京都の感染者数を聞き、バッハ会長は何を思うのだろうか。

【関連】内村航平が「東京五輪中止論」に異議。偽陽性乗り越え「やればできる」

また、新型コロナに関しては気になる情報も出ている。米グーグルが17日、今後28日間の感染予測を公表し、18日午前の段階では死亡者数543人、陽性者数5万367人という数値を出した。これは現段階の数値からすると、かなり高いものとなる。

これを受け、加藤勝信官房長官は「政府としてコメントは控えたい」としたものの、「厚生労働省で関係者から予測の前提条件などについて聞くことになっている」と述べたと朝日新聞が報じている。

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障がいを持つミュージシャンらが奏でる「ゴールドコンサート」の意外な魅力とは? まぐまぐ!Liveで生配信(11月21日15:30~)

11月21日土曜日に東京国際フォーラム(千代田区)で一風変わったコンサートが行われる。その名は『ゴールドコンサート』。障がいをもつミュージシャンたちが集まり、その音楽性を競い合うコンサートで、今年で17回目を迎える。このコンサートで受賞したことがきっかけで、メジャーデビューを果たした出場者までいる本格的なコンサートだ。

障がい者たちが出場する「ゴールドコンサート」

『ゴールドコンサート』の最大の特徴は、障がいの重さや種別などは関係なく、純粋に音楽演奏のレベルを競うという本格的な大会であるということ。

障がい者だからというハンデは一切ない。実力主義のコンサート。それを裏付けるように、決勝大会へ出るための予選まで用意されている。レベルの高さを表すように、過去には大手レコード会社からメジャーデビューを果たしたミュージシャンまでいるほどだ。

ゴールドコンサート③

そんな『ゴールドコンサート』を主催するのは、貝谷嘉洋さん。NPO法人日本バリアフリー協会の創始者で、自身も筋ジストロフィーのため電動車いす生活を送る障がい者だ。

筋ジストロフィーとは、手や足を動かすための筋力の低下や筋の萎縮などをもたらす進行性の難病。日本国内に約2万5400人(推計)いると言われている。

貝谷さんも24時間介助が必要な体であるが、そんなことを感じさせないくらい、驚くほどアクティブだ。

ゴールドコンサート⑤

1970年岐阜県で生まれた貝谷さんは物心ついた頃から筋力が弱く、10歳の時に筋ジストロフィーの診断を受けて、14歳で歩けなくなった。

中学2年生の2学期から車いす生活を余儀なくされるが、そんな現状に悲観することなく中学、高校時代を過ごし、当時からバリアフリー環境が整備されていた関西学院大学に進学。

3つのサークルを掛け持ちするなど大学生活を謳歌した後、さらなる刺激を求めてアメリカへと渡る。カリフォルニア大学バークレイ校の大学院に入学したことで、貝谷さんの人生は大きく変わることとなった。

「障がい者は特別ではない」衝撃的だったアメリカ留学

障がい者自立環境が整ったアメリカは、貝谷さんにとって全てが新鮮だった。障がい者も皆全て平等という考えがあるアメリカで様々なことにチャレンジした貝谷さん。

ジョイスティックを用いた片手で運転できる車でアメリカを1周。さらに、ダイビングの資格を取って海に潜ったりもした。日本にいた頃には想像もできなかったことが、アメリカでは実現することができたのだ。

ゴールドコンサート④

障がい者でも力強く生きていけることに感銘を受け、日米の障がい者の自立生活環境について深く研究したという貝谷さん。日本でも障がい者が活躍できる場所を作ることを決意する。

さらに、バークレイ校入学前のデンマーク旅行で見た『グリーンコンサート』の日本版立ち上げも目標に掲げた。

これはデンマーク筋ジストロフィー協会が毎年主催する20万人規模の野外音楽フェスティバルで、活動資金を得ると同時に、障がい者に対する社会的な捉え方をポジティブに啓発することが趣旨としたコンサートだ。

ゴールドコンサート⑥

障がい者にもチャンスがある日本を作りたい

2000年夏に帰国すると、障がいを理由にチャンスが与えられない日本社会を変えるため、2001年にNPO法人「日本バリアフリー協会」を設立。ジョイスティック車の普及、介護事業の立ち上げ、著書の執筆などをしながら、ついに夢の実現を果たすことになる。

帰国から3年の月日を費やしたものの、貝谷はさんは2003年5月5日に『第1回ゴールドコンサート』を開催。出場者数15組、来場者数は188名。ちなみに、副題は『オーディション「探せ!21世紀のスティービーワンダー」』となかなか意欲的なタイトルをつけていた。

それから徐々に規模を拡大し、今では1000人もの来場者数を集めるイベントに成長。出場するミュージシャンのレベルも向上していき、大手レコード会社からメジャーデビューを果たした出場者までいる。また、シンガポールや韓国、ベトナムからの参加もあり、今では国際的なコンテストになった。

ゴールドコンサート②

ゴールドコンサートも今年で17回目。協賛企業も年々増えていき、日本信号、フォーシーズ、三菱商事など大企業が名を連ね、審査委員長は音楽評論家で作詞家の湯川れい子さんが務める。

障がいをもつミュージシャンが集まり、その音楽性を競い合う「第17回ゴールドコンサート」。今年は11月21日土曜日、15時半から東京国際フォーラム(千代田区)で開催される。コンサートに出場するミュージシャンたちの熱い音楽を是非お楽しみあれ!

まぐまぐ!Liveでコンサートを生配信

まぐまぐ!Liveではそのコンサートの様子をライブ配信!コンサートの魅力を余すところなくお届けしていきます!

また、当日は観客賞の選出のため、こちらの特設ページにて投票を受け付けます。出場者の方の中から、最も観客賞にふさわしいと思われるアーティストをご推薦下さい。投票頂いた皆様の中から抽選でAmazonギフト券1,000円分を100名様にプレゼント致します。

まぐまぐ!Liveで「ゴールドコンサート」の感動と興奮を是非味わってください!

写真提供 : 貝谷嘉洋氏

長崎海星高、いじめ自殺を「突然死」に。学校・県ぐるみで事実隠蔽か

甲子園に春夏合計23回出場している野球の名門校・長崎県の海星高校がいじめ問題で揺れている。2017年4月に同校の2年生だった男子生徒(当時16)がいじめを苦に自殺したとされる件で、学校側が遺族に「突然死ということにしないか」と提案していたことがわかったと共同通信が報じている。

長崎・海星高校が生徒のいじめ自殺を「突然死」に

男子生徒の自殺に対して、第三者委員会は同級生によるいじめが主要因と認定した報告書を当時とりまとめたが、間違っている点があるとして学校側は今も受け入れていない。

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この問題を受け、私立校を監督する長崎県学事振興課も「突然死までは許せる」と追認していたといい、学校と県がいじめによる自殺の事実を隠蔽しようとしていたという疑いが持たれている。

海星高校をめぐっては、2019年5月にも校内で男子生徒が首をつって自殺する事件が起きていた。生徒の年齢や学年は明らかにされていない。

不都合な事実は認めない学校の隠蔽体質

なぜ、学校側はいじめによる自殺の事実を認めないのか。同様の事件が起きた時、いじめがあったいう事実は認めるものの、「いじめが原因で自殺した」という因果関係を認めない学校が多い。今回の海星高校のケースも同じだ。

学校側は第三者委員会の設置までは行うものの、自分たちに都合の良い報告であれば認め、不都合な記述があれば受け入れないという、悪しき風潮があるように思われる。

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自殺という事実を偽装して、突然死にしようと遺族に提案するなどもってのほか。何事もなかったように隠蔽しようとしていたことは明らかだ。

海星高校の教育理念は、「神愛・人間愛」を校訓とし、正しい価値判断のできる人間を育てることとしている。隠蔽することが、正しい価値判断と言えるのか?遺族は愛息を失った悲しみだけでなく、学校に対する怒りで震えている。
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国益ゼロ。それでも「トランプ応援団」が日本で増加した意味不明

16日になっても「選挙に勝った」とツイートするなど、頑なに敗北を認めないトランプ大統領ですが、バイデン氏の勝利がほぼ確実となったアメリカ大統領選。日本でもマスコミやネット論壇で大きな盛り上がりを見せましたが、「米国在住の日本人」にはどのように映ったのでしょうか。今回のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』では著者で作家の冷泉彰彦さんが、日本国内にトランプを支持する声が増加したことに対して「理解できない」として、その理由を列挙。さらに「アメリカの選挙制度は杜撰ゆえ、トランプが主張する不正も起こりうる」といった言論が許される情報番組を「FOXニュース以下」と切り捨てています。

理解に苦しむ日本でのトランプ応援現象

今回の大統領選挙報道に関わっていて驚いたのは、意外なことに日本国内にトランプ応援団が増えたという事実です。例えば、前回の2016年に「予想を当ててしまった」という経緯のある木村太郎氏などは、まあ一種の必然があるのかもしれません。ですが、それ以外にも保守ポピュリスト的な人が、かなりの数、トランプ支持に回っていたのはどうにも解せません。

百歩譲って政治的な立場として支持する、例えば「福祉反対、移民反対、減税、非介入主義、保護主義」という特殊なパッケージを評価しているのであれば、まあ分からないではありません。ですが、一部には「リバタリアン」を自称している人がトランプ支持者だったりという、全く意味不明な現象があったりしたわけです。

それはともかく、ネット論壇を見渡して、トランプ応援の声が大きい理由を見てみると、その中身として「中国に対して強硬だから」とか「アンチ・エリートの姿勢に共感できる」といった気軽なものが多いのは気になります。

まず、トランプのアジア政策に関してですが、日本と強固な同盟を維持して、中国とのパワーバランスを保って、日本の「安全を保障」してくれる、そんな政策とは正反対です。まず、中国との通商交渉では思いつきの「ディール」に走る可能性が大であり、日本は無視されたり、切られたりする危険があります。また、2015年から公約として掲げている「米軍駐留費を全額払え、嫌なら出ていくが、その場合は核武装を許す」という「日韓へのメッセージ」は今でも有効で、これは日本の国家としての存立を危険に導く悪魔の政策といっても過言ではありません。

またトランプの「アンチ・エリート」の態度に共感している向きも多いようですが、アメリカの場合は「本当に努力をして、世界観も獲得し、人類を幸福にするために世界を変えてしまう」ようなグローバルなエリートがゴロゴロいるわけです。その成功が巨大であり、結果的に格差を伴うことから負け犬はどうしても屈折する、そこをトランプは巧妙なマーケティングとバラマキですくって行ったわけです。

ですが、日本の格差というのは、高い教育を受けても、生まれた年が「氷河期」だとか、偶然上司が「メンヘラ転じてモラハラ大魔王」だったりして、挫折に追い込まれた層だとか、素晴らしい発想と能力があっても「既得権益」に弾かれた層など本人の責任ではない場合があるわけです。いや、その方が多いかもしれません。また、欧米や中国に拝跪(はいき)をして膨張してきただけの東京圏と、その東京圏に人材も資金も吸い取られて危篤状態の地方があるわけで、この構造に関しては現在その被害者である一人ひとりには責任はありません。

ですから、問題は「エリート」とか「エスタブリッシュメント」あるいは「東京」、さらに言えば「上の世代」の側にあるわけで、だからこそ屈折するのではなく正々堂々と戦って社会を変革することへの大義もあるわけです。簡単に言えば、日本の格差は機会の不平等など不正の結果であり、それ自体が悪であるのですから、格差に反対する人がダークサイドに行く必要は絶無なのです。そこを勘違いして、怠惰で無学無能なアメリカの負け犬に感情移入するというのは、全くもって「ワケワカラン」としか言いようがありません。

トランプとは何だったのか。解き放たれた差別主義と米国第一主義

アメリカ国民を分断し、世界の秩序を乱しに乱したトランプ大統領。なぜ米国社会は彼のような「モンスター」を誕生させ、そして国を任せるまでになってしまったのでしょうか。今回のメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』では著者でジャーナリストの高野孟さんが、冷戦の集結を「アメリカの勝利」と誤認識したジョージ・H・W・ブッシュにその発端を求めるとともに、「白人人口の減少への苛立ち」を第2の要因に挙げています。

 

※本記事は有料メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』2020年11月16日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール高野孟たかのはじめ
1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。2002年に早稲田大学客員教授に就任。08年に《THE JOURNAL》に改名し、論説主幹に就任。現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動中。

バイデンで米国は正気を取り戻せるのか?――米大統領選の不明瞭な結果

雨宮処凛の東京新聞11月11日付夕刊のコラム「米大統領選と相模原事件」には驚愕した。相模原障害者施設で19人を刺殺し26人に重軽傷を負わせて死刑判決を受けた植松聖死刑囚が、今年1月から3月まで続いた裁判の中で「トランプ大統領の名前を何度も出した」のだという。

「立派な人」「見た目も生き方も内面もすべてカッコいい」。そんなトランプが前回大統領選の際、植松の心を動かした。「これからは真実を言っていいんだと思いました。重度障害者を殺した方がいいと」。また、大統領選が11月であることから、その後に自分が事件を起こすと「トランプみたいな人が大統領になったからこんな事件が起きた、と言われるのでは」と思い、その前〔16年7月〕に事件を起こしたとも述べた……。

解き放たれた差別主義

トランプの登場とはまさにそういうことだったのである。米国の著名な精神科医であるアラン・フランセスは『アメリカは正気を取り戻せるか』(創元社、20年10月刊/原著は17年刊)で述べている。

▼白人至上主義者、クー・クルックス・クラン、武装民兵組織、ネオナチなどの過激なヘイト集団は、それまで容赦なく非難されてきた彼らの偏見が、アメリカ大統領によって主流に押し上げられ容認されたことに大喜びした。

▼だがこうしたレイシズムは、かなり社会的地位のある多くの白人の心にも響いたのである。ますます人種の多様化が進むアメリカで、彼らは白人の優位さが急速に失われていることに脅威を覚え、快く思っていない。20世紀前半のアメリカでは、90%が白人だった。現在白人の全人口に対する割合は63%で、人口構成は大きく変わっている。21世紀の中頃には、これまで白人が多いとされていた場所でも、白人が少数派になるだろう。

▼「アメリカを再び偉大に」というスローガンから透けて見えたのは、アメリカを再び白人の国にするというメッセージだったのだ……。

狂気に満ちたトランプの暴力的言動は、それまで長い間、いわゆる良識の壁に囲まれて社会の片隅で密やかに生きるしかなかったレイシズムや女性差別、植松の障害者抹殺論まで含めたあらゆる差別主義を解き放ってしまった。とはいえ、トランプのことをクレイジーだと言ってしまえばそれで済むのか、とフランセスは問いかける。それでは「われわれは社会に潜む狂気との対決を避けることになる。正気でありたいと思うなら、まずわれわれが自分自身を洞察しなければならない。簡単に言えば、トランプがクレイジーなのではなく、われわれの社会がクレイジーなのだ」。