なぜ今、中国ではここまで「上野千鶴子」が人気になっているのか?

以前、東京大学での入学式スピーチが話題となった、フェミニストであり社会学者の上野千鶴子さん。彼女が今中国で人気になっている件について、今回のメルマガ『黄文葦の日中楽話』で詳しく語っています。

中国では、なぜ上野千鶴子のような人物がいないのか

先日、中国メディアの編集者から、「週刊文春」2月号に掲載された「独身主義の上野千鶴子氏は、実は結婚していた」というかなり目を引く記事について、日本では大きなインパクトがあったのか、記事を書いてほしいと依頼された。

75歳の上野千鶴子氏は結婚歴があったとは、ただのプライベートのこと。もちろん上野千鶴子氏は人格者である女性学者で、当方は彼女を尊敬している。結婚していたとしても、彼女の著作がどう受け止められるかは関係ない。

中国の編集者が当方の意見に同意してくれた。週刊誌が書いているように、上野千鶴子氏20数歳年上の歴史学者との恋愛を長年望み、彼が人生の終焉を迎えつつある中で正式に結婚したことが事実であれば、これはロマンチックで立派なことである。

中国では上野千鶴子といえばフェミニストというイメージがあるが、実は中国には有名なフェミニストはいない。多くの女性は男性と同じように働いている。多くの女性は、自分の利益が侵害されたとき、怖くて声を上げることができない。

最近、「北京大学寮の雑談×上野千鶴子」が話題になっている。発端は、中国の人気サイトであるbilibiliのアップローダーが投稿した、北京大学の同じ寮の卒業生女子3人が、上野千鶴子とフェミニズムについて放送で語り合う動画が、ネットユーザーから「くだらない質問」と嫌われたことだった。ただし、視聴者が多かった。

【関連】フェミニズムは都合が悪い。中国共産党が上野千鶴子氏の著作を発禁にする日

北京大学を卒業した3人は全員結婚しているが、上野千鶴子さんは独身で子供もいない。そこで、最初の質問は、「(結婚しなかったのは)男性に傷つけられたからか、生家の影響か?」というものだった。

このような唐突な質問に対して、上野千鶴子は「結婚には興味ないけど、やっぱり男性は好き」「いわゆる自由は選択肢があること」「大事なのは自分を騙さないこと」とにこやかに答えた。結婚と子育ての関係を探るこのフェミニズムは、ネット上で「女性はどのような自由を追求すべきか」という議論を巻き起こした。

この記事の著者・黄文葦さんのメルマガ
 

表面上だけ改善した日韓関係とサウジ-イラン「和解」。その違いは何か?

韓国の尹錫悦大統領が訪日し岸田文雄首相と会談。戦後最悪と言われた日韓関係に改善の兆しが見えました。しかし、あくまで“兆し”で、それぞれの国内の反応を見るとまだまだ両国の間には溝があるようです。一方、世界を驚かせたのがサウジアラビアとイランの関係改善。今回のメルマガ『富坂聰の「目からうろこの中国解説」』では、著者で多くの中国関連書を執筆している拓殖大学の富坂教授が、日韓接近を後押ししたと見られる米国と、中東の両大国を和解へと導いた中国とで、外交スタンスの違いがはっきり見て取れると伝えています。

日韓関係の改善とイラン、サウジアラビア急接近に対比される米中の対外政策の違い

日本と韓国の冷え切った関係が、やっと正常化へと向かい始めた。そう考えて良いのだろうか。東アジアにとって大きなインパクトを持つニュースが駆け巡ったのは3月16日から17日にかけてのことだ。

韓国大統領として12年ぶりに訪日した尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が岸田文雄首相と会談、シャトル外交の再開と日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の正常化などを決めたのだ。この動きは、日本政府の言葉を借りれば、韓国政府による「旧朝鮮半島出身労働者問題に関する措置」、いわゆる徴用工問題における韓国側の取り組みを日本が「評価した」からだという。

だが、トップ会談を受けた両国の雰囲気が高まっているのかといえば、そうではない。象徴的なのは3月16日の韓国KBSテレビのニュース番組『News 9』だ。冒頭、女性キャスターは「岸田首相から誠意あるお詫びはありませんでした」と、岸田首相が歴史問題で明確な謝罪や反省に触れず「歴代内閣の立場を全体として引き継いでいる」としたことを批判。韓国が差し出したものは得たものより多いと断じた。

細部では、映像の一部で尹大統領が日の丸に頭を下げているような映像を日本のメディアが流したことや、日本が海外の首脳の待遇では、4段階のうち最低のランクで迎えたことも報じられた。譲歩を繰り返した韓国は何を得たのか、と疑問を投げかけた。

悪いことに大統領府の移転に関し、風水師(天供)のアドバイスがあったとの疑惑も浮上し、大統領への逆風が強まっている。韓国の日本接近は国内での反発を招き、見通しも暗い。そもそも岸田政権はアメリカの意向と国内世論に汲々とするしかなく、大きな決断を期待できる相手ではなかったのだ。

尹大統領が持ち帰ろうとした「日本が輸出規制措置を解除した」という小さな手柄も、早速、西村康稔経済産業相が17日の記者会見で「措置を解除したわけではない」と否定。早々と梯子を外されてしまった。

もっとも尹大統領の日本接近には、多くの海外メディアが指摘したように、背後にアメリカの意向が働いた。おそらく尹大統領は核兵器に関する何らかの見返りを期待しているのだろう。だとすれば尹大統領の収支を俎上に載せるのは時期尚早なのかもしれない。

この記事の著者・富坂聰さんのメルマガ

これからのDXは「消費者主導」になる。AI支援型サービスで収益を得るには

多くの企業が取り入れ始めているデジタルトランスフォーメーションですが、メルマガ『j-fashion journal』の著者でファッションビジネスコンサルタントの坂口昌章さんは、これからはさらに踏み込んで消費者主導のDXを考えていくべきだとしています。

消費者主導DXのファッションビジネス

1.消費者主導のDXストーリー

これまでのデジタルトランスフォーメーションでは企業活動の改善からスタートすることが多いようです。既存の業務をデジタル化することによって合理化するという発想です。

しかし、デジタル化によって消費者がまず変化するという発想があってもいいではないか、と思っています。消費者がデジタル化によってトランスフォーメーションするとどうなるのか、ということです。

例えば、消費者が自分自身のアイデンティティ戦略を立て、それに基づくワードローブ計画を立て、合理的な買物やレンタルを行うという一連の流れをAIの支援を受けて実行するというストーリーです。

このストーリーを実現するには、まず消費者が自分自身のアイデンティティを理解し、自分のスタイルや好みを明確に把握する必要があります。これには、AI、ビッグデータ分析などのテクノロジーが活用できそうです。

例えば、SNS上での投稿や購入履歴、検索履歴などから、消費者の好みやスタイルを把握することができます。

次に、消費者がワードローブ計画を立てていきます。自分のライフスタイルや季節、イベントなどを考慮して、必要なアイテムを選択する必要があります。これにもAIやビッグデータ分析などのテクノロジーが活用できるでしょう。

例えば、天候や気温、スケジュール、予定などを考慮して、AIは自動的に最適なアイテムを提案することができるようになるでしょう。

最後に、消費者が合理的な買い物やレンタルを行うためには、デジタルテクノロジーを活用したサービスが必要です。

例えば、AIによるスタイリングアドバイスや、仮想試着、レンタルサービスなどがあります。これらのサービスは、消費者がより合理的にファッションを楽しむことができるよう支援します。

このような消費者中心のDXは、今後ますます進化していくことが予想されます。消費者のスタイルや好み、ライフスタイルに合わせたパーソナライズされたサービスや商品の提供が増えることで、消費者の満足度が高まり、ファッション業界全体の発展につながることが期待できます。

この記事の著者・坂口昌章さんのメルマガ

赤字脱却。閑散期2月の売上を1年前の140%にまで伸ばした飲食店の戦術

飲食店経営のコツは、閑散期も赤字を出さないことがとても重要なんだそうです。昨年2月の売上が赤字だった飲食店の売上を、前年比140%にまでアップさせ、単月黒字化に成功した支援事例を紹介するのは、メルマガ『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』著者で、外食・フードデリバリーコンサルタントの堀部太一さんです。「仮想敵」をイメージして訴求するストーリー作りから、目玉商品作りにリピート客獲得術まで、徹底して取り組んだ利益率向上のための施策を詳しく披露してくれます。

閑散期の2月に売上昨対140%、赤字から営業利益率14%まで伸ばした企業でやった事

3月の前半はご支援先の数値報告がどんどん上がってきます。そんな中で嬉しかった事例を今回はピックアップ。

店舗概要

業態は昼の食事業態。定食やカレー、とんかつみたいなイメージを持って下さい。

最寄り駅の乗降客数は10,000人/日。決して人の流れが良いとは言えません。足元の常駐人口は4,000人・昼間人口は7,000人。大手の出店戦略では確実に省かれるようなエリアです。

昼間人口の方が多いのは事実ですが、そもそも足元でのファンが増えないと売上確保自体が難しい立地です。

2022年の2月は?

坪月商は10万円程。売上に占める新規様・リピーター様の比率は…95%:5%!!!

冒頭の通り足元のファンがいない限り成り立たないと申し上げましたが、全くファンがいない!こりゃいかん!となり、戦術を徹底的に見直す事にしました。

戦術1:ストーリーの見直し

お店なんていくらでもある中で、自分達の優位性は何なのか。それを伝えるためのストーリーを徹底的に見直すことにしました。あまり褒められたものではないかもですが、「仮想敵国」に対して何が良いのか。そこを定めるようにしています。

例)
毎日食べるお米だからこそ、本気で見つめ直しました。

 

通常のご飯屋さんのお米って○○な事が多いです。
しかし安心して美味しい!ってなるには△△が必要です。
では何故△△を多くのご飯屋さんがやらないのか。

 

それは手間とお金がかかるからなんです。
しかし毎日食べるお米だからこそ感動してもらいたい。
本気で見つめ直したお米を是非お召し上がりください。

上記は実際に作った文章からカスタマイズしていますが、構成は基本的にこんな感じです。

仮想敵国を使う理由としては、対比構造があった方が納得性が増すからです。

この記事の著者・堀部太一さんのメルマガ

ただ出すだけじゃ売れない。Amazonで広告運用するために必要な「調査」とは?

商品を売るために必要不可欠な「宣伝活動」。なかでも広告運用は、必ず考えなければならないポイントですよね。今回のメルマガ『週刊145マガジン「腹割って話そうぜ!」まぐまぐ!出張版』では、Webメディア『ECのミカタ』元編集長で株式会社「team145」代表取締役の石郷学さんが、Amazonに特化して広告運用の秘訣を伝授しています。 

Amazon 広告活用する前に おさえておきたい大鉄則 

・商品の立ち位置を明確にする

 商品が売れるためには、広告が必要。今回はAmazonに特化して広告運用の秘訣を考えました。

これを取り上げようと思った理由は、インサイトアイズの榊さんの話を聞いて、広告を出す事よりもその前のロジックが実に本質的で大事だなと思ったからです。

Amazonのメカニズムを考慮して編み出した、結果に繋げる考え方。広告を出す出さないに関わらず必要な理論だし、出せばそれが最大化にもつながります。

彼の話を聞いて思ったのは、Amazonで広告を活用する利点は、商品の立ち位置を「より明確にする」ことにあるということです。「立ち位置?」と思われる人もいるでしょう。

つまり、その出品商品におけるAmazon内での検索結果の精度を上げていくということなのです。その為には、商品の訴求ポイントが自分たちの頭に明確に整理できているかが大事です。

その中で、榊さんは自らが多くの店舗の運営代行に関わる中で、商品特徴の“炙り出し”方が実に的を得ています。案外、彼の問いかけは実にシンプルです。

その店舗の扱う商品の強みはどこにあるのか。多くの人は答えられるはずの質問です。しかしそれを“Amazonというフィールドの中でと言ったら、きちんと”イメージできているでしょうか。

つまり、彼の話の核心はここにあります。そこを徹底して、Amazonの“競合商品”と照らし合わせて、何なのかを突き止めていきます。

・その競合商品はどうやって見つけるのか

では、その競合商品をどうやって見つけるのか。たとえば、悩みから逆算する。案外、商品でそれを見てしまいがちですが、物事を解決するのは、その商品がもたらす解決策だからです。
 

もしも、その悩みが花粉症でそれが自社商品なりの訴求ポイントがあるとしよう。だとすれば、競合は「マスク」であり「目薬」であり、もしかしたら、メガネかもしれない。あるいは、もっと他の商品もあるかもしれません。

それが絞り込めれば、次に見るべきは、それらの商品のAmazonレビューです。それで、そことの対比で、自分たちの強みはどこにあるのか。そこを徹底的に洗い出します。そうすれば、自分たちの打ち出し方がわかってきます。

その時に見るべきは、1評価でも、5評価でもない。寧ろ、平均値の3のレビューだそうです。感情的にならず、冷静にコメントしている分だけ、その全てがヒントとなりやすい。

その競合商品の強みと同じ土俵で語ってはいないでしょうか。あるいはその競合商品での課題が何かを理解して、それが、実は、自分たちの商品の強みになりえないでしょうか。そうやって、因数分解のように切り出していくのです。

曖昧になりがちな商品の強みは、Amazonの中で、そうやってロジカルに“言語化”されていくのです。こうやって対比の中に商品の立ち位置を見出すのです。

この記事の著者・石郷学さんのメルマガ

社会的排除のない国を作るには、まず「普通」を取り除く必要がある訳

近年、注目を集めるSDGs(持続可能開発目標)への取り組み。2030年までに達成すべき17の目標をいかにして成し遂げるか? 私たちも考えていかなくてはなりません。メルマガ『ジャーナリスティックなやさしい未来』著者の引地達也さんは、特に「障がい者」を対象とした目標について、我々がやるべきことを解説しています。

社会での学びが十分ではない17の目標

国連サミット加盟国の全会一致で採択されたSDGs(持続可能開発目標)の17項目は、目標達成の期日である2030年まで残り7年とった。

この目標には「誰ひとり取り残さい」とのキャッチフレーズが掲げられ、目標の中では「障がい者」を対象とした記述も少

17の目標については小中学校で学ぶ機会は増えているようだが、社会での学びは十分とは言えいかもしれい。
働く人にとっても企業の向き合い方で、その認識は大きく変わる。

個人的に意識していたとしても、具体的取組に結びつける社会の「器」もい。

障がいがあることで「学び」が難しい人たちへの取り組み

誰もが自国だけでは生きられい中で、私たちが担う役割として17の目標を位置づけたいとの考えのもと、みんの大学校でもその「学び」を社会で共有する計画を立てた。

特に17の目標のうち「障がい」との言葉が出てくる箇所や「誰もが」の部分を抽出し、目標の4,10,11,16を重点的に考え、障がい者を支援する機関どと共有し、具体的行動に移したいと考えている。

目標4は「質の高い教育をみんに」、目標10は「人や国の不平等をくそう」、目標11は「住み続けられるまちづくりを」、目標16は「平等と公正をすべての人に」が項目である。

ユニセフ(UNICEF:国連児童基金)の分かりやすい解説によると、目標4には「すべての人が技術や職業に関する教育や、大学をふくめた高等教育を受けられるようにする」(4-3)、「障がいがあったり、先住民族だったり、特にきびしいくらしを強いられている子どもでも、あらゆる段階の教育や、職業訓練を受けることができるようにする」(4-5)と示す。

ここにはみんの大学校の存在理由でもある、誰もが高等教育を受けられるための役割機関としての自覚が具体的活動を形作る。

障がい者の生涯学習の枠組みで文部科学省からの委託研究を行いがら、同時にこの目標4を意識して、障がいがあることで「学び」が難しくっている方々への取組を進め、ネットワークを広げたい。

この記事の著者・引地達也さんのメルマガ

頼りにならない国ニッポンの岸田首相「ウクライナ電撃訪問」が意味するもの

21日、ウクライナの首都・キーウを電撃訪問した岸田首相。G7首脳の中で、ウクライナを訪問していないのは岸田首相だけだったこともあってか、「サミットに出る前に無理やり行った」との批判も集まっています。しかし、「この訪問は日本にとってもプラス」と見解を示すのは、無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の著者で国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんです。ウクライナの側に立つことを鮮明にすることは、日本国の国益に沿った行動であると解説しています。

岸田さんのキーウ電撃訪問の意味

皆さんご存知と思いますが。岸田さんは3月21日、ウクライナの首都キーウを電撃訪問、ゼレンスキーと会談しました。

今回は、この訪問の意義について考えてみましょう。

ウクライナ側にとって意味ある訪問

ウクライナ側から見ると、正直日本は「あまり頼りにならない国」でした。なぜでしょうか?

一つは、地理的に遠い。ウクライナ戦争は欧州で起こっています。それで、ウクライナをもっとも熱心に支持、支援しているのは、ポーランドやバルト三国など。つまり、「ウクライナの次にプーチンのターゲットにされそうな国々」です。

少し西側に進むと、迷いが入ってきます。つまり、フランス、ドイツ、イタリアなどは、「ウクライナが多少領土を譲っても停戦すべきだ」と考えている。

距離の遠いアメリカは、どうでしょうか?確かに、アメリカは、ウクライナにとって最大の支援国です。しかし、共和党のトランプ派は、「ウクライナ支援を止めろ!」と一貫して主張しています。だから、バイデンが代わったらどうなるかわかりません。

日本は、正直にいえば、「ウクライナ戦争を自分事として感じている人」は、とても少ないでしょう。その理由は、「遠いから」です。

一方、「近い」中国による台湾侵攻の可能性については、とても気になります。距離が影響をもっているのは、ウクライナにとっても同じこと。

ウクライナが日本にとって、「あまり頼りにならない国」である二つ目の理由は、日本は平和憲法の国で、武器を供与することができない。そして、ウクライナが今もっと欲しいのが、まさに武器なのです。

ゼレンスキーは欧米に、「戦車をくれ!」「戦闘機をくれ!」と要求しつづけています。日本は、武器を供与できない。

以上二つの理由で、日本はウクライナにとって「あまり頼りにならない国」でした。しかし、今年の日本、今年の岸田さんは、他の年の日本、他の年の岸田さんと違います。

何が違うのでしょうか?そう、日本が今年、「G7の議長国である」ということ。

これは、重要でしょうか?重要です。

G7の他に、G20がありますね。G20の参加国は、フランス、米国、英国、ドイツ、日本、イタリア、カナダ、欧州連合(EU)、アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、中国、インド、インドネシア、メキシコ、韓国、ロシア、サウジアラビア、南アフリカ、トルコ。

ここには、ロシアがいる。さらに、ロシアに比較的近い中国、インド、ブラジル、南アフリカ(つまりBRICS諸国)がいる。

政体もさまざま。民主主義の国もあれば、サウジアラビアのように絶対王政の国もある。中国のように、共産党の一党独裁国家もある。

要するに、「ウクライナ支持」で一体化していないのがG20なのです。

一方、G7、つまり、日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダは民主主義、資本主義で価値観が一致しています。もちろん、細かく見れば、既述のように揺れている国もあるでしょうそれでも、一応「ウクライナ支持、支援」「反ロシア」で一体化している

日本は今年、「ウクライナ支援の核」であるG7の議長国である。だから、ウクライナにとって、「今年の日本」「今年の岸田さん」は重要なのです。

岸田さんがキーウに来てくれた。当然ゼレンスキーは、歓迎しました。そして、SNSにこんな文章を投稿しました。

国際秩序の力強い守護者でウクライナの長年の友人である日本の岸田総理大臣をキーウに迎えたことをうれしく思う」

そして、ウクライナ政府は、こんな動画を公開しています。

Встреча Зеленский ? Кишиду. Рабочие моменты

@ロシア語のコメントは、荒れているようですが。

岸田さんは、何をいったのでしょうか?

「何としてもG7広島サミットまでにウクライナを訪問し、ゼレンスキー大統領と直接話し、日本の揺るぎない連帯を伝えたいと強く願っていた」

ロシアによるウクライナ侵略は国際秩序の根幹を揺るがす暴挙だ。キーウとブチャを訪問し、惨劇を直接目の当たりにしてこのことを改めて強く感じている」

「今後も日本ならではの形で切れ目なくウクライナを支えていく。ウクライナの美しい大地に平和がもどるまで日本はウクライナとともに歩んでいく」

実に力強いメッセージを出しました。

日本はウクライナに武器を供与できない。しかし、G7議長国の日本の総理が、「ウクライナの美しい大地に平和がもどるまで日本はウクライナとともに歩んでいく」と宣言した。

岸田さんは5月のG7広島サミットで、「がんばって、ウクライナを支援しつづけていきましょう!」と、議論をリードすることでしょう。

【WBC日本優勝】大躍進を支えるキーマンは誰だ?侍ジャパンの団結力が半端じゃない理由

21日にTBS系で放送されたWBC準決勝 日本ーメキシコ戦。9回裏まで1点ビハインドの展開の中、先頭バッターの大谷翔平がヘルメットを取りながらの全力ツーベースで仲間を鼓舞すると、悩める三冠王・村上宗隆のサヨナラ打で劇的勝利を収めました。そして22日、ついに強豪アメリカを3-2で下し14年ぶりに優勝。“史上最強チーム“と呼び声高い今回の侍ジャパンですが、個々の能力だけでなく、「チームのまとまりが半端じゃない」と話すのは、今回の無料メルマガ『がんばれスポーツショップ。業績向上、100のツボ!』の著者で経営コンサルタントの梅本泰則さんです。「まるで高校野球のチームのようにも見える団結」を支える“あの人物”から、経営術を学ぶことができると解説しています。 

WBC侍ジャパンと経営

1.侍ジャパンのまとまり

今回の侍ジャパンの活躍には目を見張ります。選手一人ひとりの力が、過去のチームに比べて、はるかに高いです。

それだけでなく、チームのまとまり方が半端ではありません。まるで、高校野球のチームのようにも見えます。

そのつながりも、日が経つにつれて一層強くなっているようです。その秘訣はどこにあるのでしょう。それを探ることで、企業経営にも参考になりそうです。

そこで、どうして侍ジャパンがこんなにまとまっているか、少し考えてみてください。どうも、侍ジャパンには、そのキーマンがいるようです。それは、ダルビッシュ選手でも大谷選手でもありません。キーマンは栗山監督です。栗山監督の力が、侍ジャパンをまとめあげています。そして、その方法はまるで企業経営者のようです。

私には、栗山監督が次のことをしているように映ります。

  1. 目標を明確にする
  2. 良いメンバーを選ぶ
  3. メンバーを信頼する
  4. 対戦相手の戦力分析をする
  5. 自チームの戦力分析をする
  6. ゲームの戦略、戦術を組み立てる
  7. ゲームでの選手の適材適所を考える
  8. 勝つための判断、決断を繰り返す

いかがでしょうか。これらは、すごく経営者の仕事に近いと思いませんか。そこで、これらをスポーツショップにあてはめながら考えてみます。

2.良い組織作り

侍ジャパンにとっては「目標」は明確です。当然、WBCで優勝することが目標でしょう。この目標を全員が共有することで、組織は動いていきます。

ですから、経営においても目標が明確になっていなければなりません。また、明確になっていたとしても、従業員に浸透していなければ、意味がありません。

目標は、経営やチーム作りの出発点です。従業員に共有されていなければ、あなたが大きな声で訴える必要があります。

次は、「メンバーの人選」です。良い組織にするには、良いメンバーを選ばなければなりません。ファーストリテイリングの柳井正会長は、「一緒に仕事をしたい人を選ぶ」ことが必要だと言っています。

栗山監督も、自分の思いや方向性を共にできる選手を選んでいるに違いありません。ですから、あなたも従業員を採用する時は、そうした目で人選することです。

そして、「選手の適材適所」を考えます。野球チームは、スラッガーだけを集めても良いチームにはなりません。守りや走りや小技に長けた選手も必要です。経営も同じように、それぞれにあった役目につかせるようにしなければなりません。

のためには、経営者の人を見る眼が求められます。その眼を養うには、日頃から多くの人に会う機会を持つと良いでしょう。

良い人材を選ぶことができたら、次は従業員を「信頼」することです。今回の侍ジャパンは監督と選手との信頼関係が強いように思います。これが、良い組織づくりのポイントです。

3.戦略作り、判断・決断

人の次は、戦略作りに入ります。

そのためには、まず「対戦相手と自チームの分析」が必要です。対戦相手の戦力や戦術を調べて分析します。相手の強みと弱みを知るためです。

当然、相手に強みを発揮させない方法、弱みを攻める方法を考えます。お店の経営も同じです。競合先の強みと弱みを調べて、戦略を考えなければいけません。

そして、相手のことを調べるだけではいけません。自チームの強みや弱みを明らかにしたうえで、強みを活かす戦術を考えます。

スポーツの戦術はその専門家に任せるとして、スポーツショップの場合は、「売り先」「売り物」「売り方」に分けて考えると良いです。

「売り先」とは、「どんなお客様をメインにするか」ということです。

「売り物」とは、「お客様が求めている商品やサービス」を指します。

売り方」とは、どんなチャネルで売るか、どんな価格で売るか、どんな設備で売るか、どんな広告宣伝やイベントで売るか、といったことです。

そして、スポーツでは、ゲームが始まったら、監督やコーチには数えきれないほどの「判断・決断」の場面がやってきます。まさに重要な仕事です。経営者もそれと同じで、日々判断・決断が求められます。

そのためには、目標がしっかりしていて、良い人材が集まり、競合先や自店の分析がされていて、それに基づく戦略や戦術が考えられていることが必要です。そうすれば、侍ジャパンのようなまとまりのあるチームとして、力を発揮することでしょう。WBCを観戦して、そんなことを考えました。

■今日のツボ■

  • 侍ジャパンにまとまりがあるのは、栗山監督の力による
  • 監督やコーチの仕事は経営者に似ている
  • 栗山監督の仕事の仕方から、経営を学ぶことができる

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面倒な上司との“接し方”を相談も?ChatGPTを使ったおすすめビジネス

「話題のChatGPTを使ったビジネスを考えたいけど、どこから始めればよいか混乱している」という経営者からの相談に回答するのは、メルマガ『『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」』著者で、世界的なコンサルティング会社マッキンゼーで14年間もの勤務経験を持つ、ブレークスルーパートナーズ株式会社マネージングディレクターの赤羽雄二さんです。赤羽さんは、ChatGPTを使ったビジネスをする際に踏むべきステップと、おすすめのサービス案を伝えています。

ChatGPTを使ったビジネスを考えたいのですが、どこから始めればいいでしょうか。

Question

shitumon

営業支援の会社の社長をしています。社員20人ほどです。もともと技術系でもあり、ChatGPTが大変に話題なので何とかそれを使った事業を考えたいと思います。ただ、中途半端な情報があふれていることもあり、どこから始めるのがよいか、混乱しています。進むべきステップをご教示ください。

 

 

赤羽さんからの回答

ご相談どうもありがとうございます。ChatGPTは急激に進化していますので、素晴らしい着眼点だと思います。

まずは、新事業立ち上げチームを3~5人で結成してください。ChatGPTにはまり、かつなるべくITへの知見がある人がいいです。ITへの知見がなくても、スマートフォンやPCを普段から駆使している人がいいです。

新事業立ち上げチームのリーダーは、会社のエース投入をお勧めします。売上最大というより、総合的に見て、経営者的視点があり、成長意欲があり、会社の将来にコミットしていて、ChatGPTにほれこんでいる人ですね。

チームの仕事は、まずはChatGPTを使い倒すことです。深津貴之さんのブログやYouTubeが大変参考になります。設定、条件、命令を明示することで、今のChatGPTは一番よい結果を返してきます。

ただ、設定のしかた、条件の書き方、命令の指示のしかた、回答への質問のしかた、さらなる絞り方などで、どれほど有用かが変わりますので、試行錯誤が必要です。

また、今のChatGPTに特に向いている作業とそうでない作業がありますので、それも見つける必要があります。

ChatGPTはまだ成長途上なので、日本語でのやりとりではなく、手間でも英語でのやりとりのほうがはるかに有用な回答になることも十分考えられます。学習データ量の差が比較できないほど大きいからです。日本語で質問し、ChatGPTに英語で回答してもらってから翻訳してもらうほうがよいことも多いかと思います。

さらに、ChatGPTの先端的ユーザーを10人ほど見つけ、彼らから学べることは徹底的に学ぶ必要があります。幸い、YouTubeやブログ、Twitterなどに開示してくれています。あるていど経験を積んだら同様に発信を始めます。

エンジニアでなくても、またITに強くなくても、問題なくできます。発信することで先端的ユーザーの仲間入りもでき、さらに有用な情報が集まります。

ここまでが準備です。2週間程度ですませます。

得た知見をもとに、ChatGPT活用による新事業案を50ほど出します。それを市場の魅力、競合優位性、自社との親和性、立ち上げスピード、ChatGPT関連スキル獲得への貢献などで評価し、20に絞ります。

その後は、メンバー一人ひとりが4~5ずつの新事業案を検討し、ChatGPTを活用してMVPを作ってしまいます。

1週間後にそれらを持ち寄り、評価委員会にプレゼンして3つに絞ります。

チームを3つに分けて、さらに1週間、その3つを仕上げていきます。

1週間後に、1~3のサービス開始を決定します。成長性、収益性、競合優位性、自社との親和性、ChatGPTにとっての得意領域かどうかなどからですね。

こうやって4週間で最大3つのサービス開始が可能になります。

サービス案としては、占い、いのちの電話、恋愛相談、面倒な上司との接し方、転職相談など多種多様なものが考えられます。どちらにしても急速に成長中のChatGPTの得意領域でどう勝負するかを考えて進めていくのがポイントかと思います。

この記事の著者・赤羽雄二さんのメルマガ

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