軍事アナリストが「調査の虫」を刺激されたドキュメンタリー映画

7月18日に東京渋谷のシアター・イメージフォーラムで公開され、順次全国で公開される映画『誰がハマーショルドを殺したか』。1961年、第2代国連事務総長ダグ・ハマーショルドが飛行機事故で死亡した事件を追ったドキュメンタリーは、事件の真相に近づくに留まらず、アフリカの闇と呼べる謀略の痕跡にまでたどり着きます。軍事アナリストの小川和久さんは、この映画で元記者としての「調査の虫」が大いに刺激されたようで、主宰するメルマガ『NEWSを疑え!』の編集後記で紹介しています。

映画『誰がハマーショルドを殺したか』を観賞して

久しぶりに、私の中の「調査の虫」がムズムズするような映画に出会いました。18日から全国で公開された『誰がハマーショルドを殺したか』です。

第2代国連事務総長ダグ・ハマーショルドは、1961年9月17日夜、北ローデシア(現在のザンビア)上空で乗っていたチャーター機が墜落、56歳で亡くなりました。

ハマーショルドは在任中に亡くなった唯一の国連事務総長ですが、その死には謀殺説がつきまといます。それは、理想主義者ハマーショルドの後押しによってアフリカ諸国がこぞって独立し、ダイヤモンドなどの鉱物資源をはじめ、様々な資源を手にしていた植民地宗主国の恨みを買っていたからです。ハマーショルドは、関係国が死んで欲しいと願っていたただ一人の事務総長とも言われています。

コンゴを手放すことになったベルギーに始まり、利害関係で結ばれた米国、英国、フランス、南アフリカなど関係国の殺意に満ちた視線がハマーショルドに注がれます。そういう中、コンゴ動乱の停戦調停に向かっていたハマーショルドの専用機DC-6が墜落、全員が死亡します。

謀殺説が飛び交うなか、事故機には被弾や爆発の痕跡が発見されなかったことを理由に、いったんは事故説で決着を見ますが、2013年、国連が調査委員会を設置、調査に乗り出します。2017年10月に公表された調査報告書は、外部からの攻撃や脅威が墜落の原因である可能性を示唆しました。

映画は、事件の謎を追うスウェーデン人とデンマーク人ジャーナリスト(監督)が、現場写真など断片的な証拠を丹念に集め、事件を知る人物を追うなかで、チャーター機をジェット戦闘機で撃墜したとされるベルギー人傭兵に関する証言を手にしたほか、予防接種と偽ってエイズウイルスを拡散させ、黒人の絶滅を企てた白人至上主義者の研究所の存在など、アフリカの闇とも呼ぶべき謀略の痕跡にたどり着きます。

これ以上はネタバレにつながりますから、観てのお楽しみにしますが、陰謀説でもフィクションでもありません。これぞドキュメンタリーだと頷きながら、この編集後記を書いています。(小川和久)

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なぜ、家事のアドバイザーは自宅で「和食器」ばかり揃えるのか

和風に洋風、中華にエスニック…と、複数の国の食文化が「ミックス」され、あらゆる地域の料理を各家庭で作ってしまう日本。主婦のみなさんが世界中の料理を作ってしまうのですから、日本の家事レベルは本当に凄いですよね。そんな私たちのキッチンに必要なのは、一体どんなジャンルの食器になるのでしょうか。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、収納スペースまでをも考慮した「食器の選び方」を紹介しています。

和食器のススメ

さて、本日は和洋折衷のお話。

現代の日本の家事は、ハイスペックです。特に

  • 料理

はハイスペックです。いや、海外事情を知っているわけじゃなくても、そう言えるのは日本人が家庭で

  • 各国料理を作っているから

です。和食も中華も洋食も、エスニックも作ってしまいますよね。そんなスーパーシェフが各家庭にいるって、どういうことよ。って思いませんか。自国の料理が作れるだけで十分なんじゃないの?( ̄∇ ̄)

そんな日本の家庭に必要な食器は、なんでしょうか。デパートや雑貨屋さんには、ステキな食器がたくさん売っていますよね。それを目移りするままに買って行くと

  • 膨大な収納スペースが必要に

なってしまいますよ( ̄∇ ̄) なので、どうしたって選ぶ基準が欲しいんです。

で、そもそも論ですが、洋食器の利点はなんでしょうか。これは

  • 大きさに基準があること

これに

  • 基づいて使い途が決まっていること

です。25センチ前後の大皿は、メインのおかずの盛り付けに、小ぶりのものは、パン皿に。カタチも大半が丸形、せいぜい四角とオーバル。カタチが決まっているため、収納時に重ねたりするのもラクなんです。

和食器の利点は

  • 一器多用

です。用は、汎用性が高いということで、ひとつの皿を何通りにも使えるんです。ひとつのお皿を、刺身用に使っても焼魚用に使っても、ちゃんと使えるわけです。

逆に洋食器の欠点は

  • ある程度皿を揃える必要がある
  • 和食に合わない

ことでしょう。ディナー皿とパン皿、スープ皿(あるいは大きめのマグ)くらいは揃える必要があるでしょうし、それに伴ってナイフ・フォークスプーンが必要になります。汎用性がなく専用性が高いので仕方のないことではありますね。

他方、和食器の欠点は

  • 用途が定まりにくい
  • 形・大きさがバラバラすぎる

ことです。なんでも使っていいということで、逆に迷ってしまうんですね。また、形も大きさも基準がなく、足がついていたり、片口があるものもあり収納するときに苦労します。

では、どうしたらいいのか。私の個人的な考えですが、

  • 和食器で
  • 洋食器みたいにカタチとサイズ感が揃っているもの

がいいのではないかと思います。

まず大きなくくりとして、食器は断然和食器の方がいいです(あ、日本国内の話ですよ)。というのも、日本の食卓は非常にバラエティに富んでいて、和洋中華を自然に食べていますよね。洋食中心になっていると思っているご家庭でも、餃子やシュウマイを食べるでしょうし、焼魚や鍋物やお餅を食べるでしょう。これら複数の食文化に合わせてもおかしくないのは

  • 汎用性の高い和食器

です。洋食器じゃないんです。

  • それなら、汎用性の高い洋食器にすれば

という意見もあるでしょう。これもイイと思いますよ。ただ、汎用性のある洋食器って、それって多分

  • 白無地の皿
  • 白無地のボウル

って感じで、すぐに飽きてしまいそうに思うんですよね。それにあの、その、以前飼っていた柴ワンコのエサ皿が、その、白無地のボウルで、その、ワタシ的にはワンコ皿に思えてその。

ところが、和食器は用途が定まりにくく、カタチが様々すぎます。なので、

  • 洋食器を基準に選ぶ

んです。洋食器があのサイズ・カタチに洗練されていったのはおそらく歴史的な理由があるはずです。使いやすいんでしょう。なので、

  • カタチは、丸か四角、せいぜいオーバル
  • 大きさは、25センチくらいを大皿、21センチくらいを中皿

というふうに洋食器を基準にし、これを満たしている和食器を選ぶんです。我が家では、取り皿をこの基準で買って非常に満足しています。なにせ

  • 登場回数が多い

ですね。和食にも洋食にも中華にも合い、いつでも使えます。

そして、これ以外に買い足す場合には

  • 思い切り洋食っぽいもの
  • 思い切り中華っぽいもの

にするといいでしょう。言ってみれば、ファッションの中のアクセサリー的な位置づけで、これが食卓に現れるだけで

  • あ、なんだか洋食な感じ

と思えるようにするのです。食卓が一新された感じがしますよ。

日本の食卓に必要なのは、和食器。これを中心に揃えて、洋食器や中華はアクセント使いにするとうまくいくのではないでしょうか。

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知る人ぞ知る経営法。ピンク・レディーが教えてくれる人事管理の秘訣

経営する上で大切な人事管理。扱うのはモノや商品ではなく「人」であるため、なかなか管理するのは難しいものです。しかし、ビジネスの世界には経営哲学という言葉があるように、人事管理の中でも哲学の概念はとても大切だといいます。哲学の考えを人事管理に注入することで、スムーズにいくことがあるようです。今回の無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、わかりやすい哲学書として大きな反響を読んでいる芳村思風氏の著作『人間の格』から、ピンク・レディーを例にあげたわかりやすい人事管理の秘訣を紹介しています。

ピンク・レディーと人事管理の話

5月下旬にテレビ番組で紹介されて以来、大きな反響を呼んでいる『人間の格』。本書は、経営者を中心に全国から引きも切らず講演の依頼がある芳村思風氏による代表的著作です。

深い思索と実人生の中から、芳村氏は人間の本質として感性をつかみ取り、独自の理論体系を構築されました。「悩みを乗り越える技術」や「教育の最終目標」「自分で自分を教育する」など、実生活に即した論理の展開は明解で、大変示唆に富む内容です。

哲学書と聞くと、難解なイメージを受けてしまいがちですが、非常に読みやすく、若い世代の方にもぜひご一読いただきたい一冊です。

本書の中にある「時間的価値と空間的価値」というお話が非常に興味深い内容のため、項目の全文をご紹介します。

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人間が本物の人間であるための第三の条件に移ります。その条件は、価値について考えるところから出てきます。価値は人間にしかない世界です。そして、第三の条件は、この人間にしかない価値の世界から導き出されてくるのです。ですから、第三の条件も人間にしかできないことです。

一般的に、世界は時間と空間という構造を持って存在していると哲学では考えます。価値の世界にも、時間的価値と空間的価値が存在します。いや、価値は存在するのではなく、生み出されてくるものですから、時間的価値のつくり出し方、空間的価値のつくり出し方、あるいは空間的な領域での価値の現れ方、時間的な領域での価値の現れ方、というふうにいうことができます。

時間的価値というのは、時間の経過に従ってだんだん価値が出てくる世界です。先ほど述べた、より以上を目指して生きる生き方、つまり自己実現の努力によって自らを確認しながらつくっていく価値が時間的価値です。自分で自覚的に努力することによってつくっていける価値です。

空間的価値はどういうものか。その前に空間の構造を知らなければなりません。

存在と存在とが横の関係で有機的に結び付けられている世界が、空間世界の基本的構造です。宇宙でもそうです。全部の星は横の関係で結び付けられて秩序を保っています。人間世界も同じで、すべての存在は空間という世界の中で横の関係を持って有機的に結び付けられています。

そこで、空間的価値とは何か、です。存在と存在とが関係を持つことになると、Aという存在とBという存在が関係を持たなければ出てこないような、独特の価値、意味が出てきます。時間的価値は自らが努力することによって自覚的につくっていくことができますが、空間的価値はそうではないというのが特徴です。

もっとわかりやすくしましょう。たとえば、少し古くなりますが、ピンク・レディーです。ピンク・レディーはミーとケイという二人の女の子が一緒に仕事をするわけです。すると、どうなるか。ミー・プラス・ケイではなくて、ピンク・レディーというまったく新しい一つの世界が誕生する。ミーの実力とケイの実力とを足せば二になるというのは数量的計算ですが、そうではなく、ピンク・レディーという一つの価値を生み出してしまう。ここに空間的価値構造の面白い世界があります。人間と人間が関係を持てば、その人達が関係を持たなかったら出てこない独特の世界が成り立つのです。存在と存在とが関係を持つことによって、その相乗効果として、そこから出てくる価値、それが空間的価値です。

価値は存在するものではなく、つくり出すものですが、その価値の出てき方には二つの原理があります。一つひとつ、一歩一歩努力していって、自分で確認していって、価値を自己表現としてつくっていく。そういう価値創造の世界が一つあります。そして、自分が誰かと関係を持つことによって、独特の価値が生まれてくる。そういう価値の出てき方の構造がある。両方とも創造的な価値であることは同じです。

安倍政権がまた迷走。「Go To」キャンセル料補償でネットは怒号

政府は観光支援事業「Go To トラベル」の対象から東京都発着の旅行を除外した対応を巡り、キャンセル料を補償する方向で調整に入った。菅義偉官房長官は20日の記者会見で明らかにした。安倍政権の肝いり政策がまたふらふらと迷走を始めたようだ。

「Go To トラベル」キャンセル料を補償する方向で検討

「Go To トラベル」をめぐっては、対象から東京を外したことで批判が続出。赤羽国土交通大臣は17日の会見で、東京除外に伴うキャンセル料について国は補償しない考えを示していたが、与党内からも疑問の声が上がり、政府は対応を迫られていた。

補償をめぐっては、自民党の岸田文雄政調会長が19日、記者団に「検討を始める動きがあると聞いている」と発言し、対応を協議していることを示唆。

20日付の時事通信によると、菅氏が「『実態を把握した上で必要な対応を早急に検討する』と強調。22日のキャンペーン開始までに判断する方針を明らかにした」と報じている。

肝いり政策また一転。迷走を続ける安倍政権

キャンペーンの開始まであと2日。この期に及んでとんでもないドタバタ劇だ。旅行代理店にはキャンセルの電話やメールが殺到。「Go To トラベル」で売り上げが戻ることを期待したものの、それどころか売り上げは減り、キャンセルは増えるという完全な逆効果となっている。

東京都発着の旅行除外がいつ解除されるのか、また大阪や北海道など、東京以外の道府県も除外される可能性もあるため、もし政府がキャンセル料を補償するとなれば、かなりの金額が必要となりそうだ。

あまりにも政府の対応が悪すぎる。いくらでも抜け道があるだけではなく、「キャンセル料補償」を悪用しようと考える人たちも出てきかねない。残り2日間で政府はどのような方法を提示するのか。4連休は目の前だ。

Twitterの反応

また税金ですか…。
マスクといい、Go To キャンペーン、更にその補償まで?
見切り発車も大概にしてよ。#血税

— ヒスイカズラ (@G1Fvg6StF9Tr7Mu) July 20, 2020

Go toキャンセル料補償するくらいなら最初から旅行業に補償しなよ。

— 飛べないだや (@dayadanyan23) July 20, 2020

キャンセル料を補償するのは旅行者じゃないから。ホテル等の事業者、つまりお店だから。

Twitterを見る限りGo Toキャンセル全額補償について誤解してる人多そうです。 https://t.co/FQFYe8AyRI

— 伴 和馬/Ban Kazuma (@22kazuma224) July 20, 2020

Go Toキャンペーンやるのは良いけどさ、もう少し落ち着いて混乱さないように発表しなよ
キャンセル料の補償もやむを得ないと思うけど、何で俺が他人の旅行キャンセル料を払わないといけないんだよ

— Hiro_Chu (@CHU_161) July 20, 2020

Go toキャンペーンのキャンセル補償いらなくない?それより飲食とかもっと困ってる人達に補償したほうが良いのでは

— ゆきなし (@_yukitans_) July 20, 2020

Go Toキャンセル全額補償するなら
緊急事態事態宣言で結婚式キャンセルした俺らにもキャンセル料補償しろよって思うわ

まだまだ延期にして多額のキャンセル料払わないといけない人いるだろうにグダグダすぎて腹立ってくるわ

— たっちゃん@cbr600rr (@tatsusan103) July 20, 2020

政府の決めたGO TOのキャンセル料補償だけど、多くの予約を受けてるところはほど多額の補償を受けられる可能性でてくるんだけど、それならあまり予約入ってないところも今から知り合いとかに頼んでたくさん予約して後でキャンセルしてもらえばいいってならないかな・・・

— Toru S. (@Toru_S) July 20, 2020

※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

source : 時事通信

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「やらないこと」を決めたほうが、1日に使える時間が増える理由

以前掲載の「現役弁護士が警告。自分の時間を無駄にする、2つの残念な思考法」等の記事で、時間を有効に活用するノウハウや考え方を紹介してくださっている、現役弁護士の谷原誠さん。今回谷原さんは自身の無料メルマガ『弁護士谷原誠の【仕事の流儀】』で、「やらないことを決める」ことで使える時間を確保する方法をレクチャーしています。

やらないことは何だ?

こんにちは。弁護士の谷原誠です。

自分の時間を有効活用するために、「今日1日でやるべきことを決める」ことはとても重要です。そして、それを書き出しておく、ということも有効です。なぜ、書き出すか、というと、頭で憶えておくように努力すると、それだけでウィルパワーを消耗し、かつ、集中力が低下するためです。書き出して忘れてしまうことが重要となります。

それでも、なかなか計画どおりに生活できない、という方には、反対に、「やらないことを決める」という方法をとってみることをおすすめします。

私たちの1日は24時間です。日中の集中力を重視している人は、睡眠時間も一定でしょう。そうなると、使える時間は、1日のうち、決まった時間なわけです。私たちは、毎日、この決まった時間の中でやりくりして生活しています。

この使える時間は、増えることはありませんので、日常生活の中に、新たにやることを追加することはできません。新たにやることを追加するためには、何かを削らなければならないわけです。

「何を当たり前のことを」と思うかもしれません。しかし、私たちは、「今日1日でやるべきことを決める」時に、あわせて、「そのために、今日できなくなること」を考えているでしょうか。

多くの場合には、「やるべきこと」だけを考えて、「時間がない」「時間がない」と言っていないでしょうか。スマホにLINEが来るたびに返信を続け、1日のうちに膨大な時間をLINEの返信に費やして、「時間がない」と言っていないでしょうか。

1日に使える時間は決まっています。しかし、その時間のうち、「やるべきこと」に使える時間は、「やらないこと」を決めることにより増やすことができます。

そして、やらないことを決めたら、同じように、書き出すことをおすすめします。なぜなら、「やらないこと」を決めても、忘れてしまうからです。書くことにより決意を文字にする、ということです。そうしないと、惰性でついついやってしまうからです。

時間が足りなくて困っている方は、一度発想を転換してみていただければと思います。

やらないことを決める。それが経営だ。

(スティーブ・ジョブズ)

今日は、ここまで。

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知らないと損。実は国民年金をもっと増やす方法があるらしい

誰もが不安な老後の生活。国民年金だけで老後を賄おうとするのは難しいと嘆く声も多く聞かれます。では、このまま何も対策をしないで、老後を迎えてよいのでしょうか。人生は思っている以上に早く時が過ぎていきます。では、国民年金のみを受給している人たちが、年金額を増やす方法はないのでしょうか? 今回の無料メルマガ『年金アドバイザーが教える!楽しく学ぶ公的年金講座』では著者のhirokiさんが、ひとつの方法として「国民年金基金」を挙げ、その詳細を解説しています。

国民年金だけだと年金額が厳しい!もっと増やす方法の一つである国民年金基金事例

現在の国民年金からの給付である老齢基礎年金の金額は、原則として20歳から60歳前月までの480ヶ月間完璧に年金保険料を納めた場合は781,700円(令和2年度価額)です。ちなみに40年間に足りない人は60歳から65歳になるまでの60ヶ月間の間に任意で国民年金に加入して、老齢基礎年金額を増やす事が出来る。40年間完璧に国民年金納めた人が受給できるのは、月額としては65,141円。

国民年金のみ加入という人は主に自営業者、学生、主婦、フリーター(働き方によっては厚生年金に加入)などの人。厚生年金はサラリーマンや公務員(公務員は平成27年10月の被用者年金一元化で厚生年金に統合)が加入して、主に65歳から老齢厚生年金と老齢基礎年金を受給します。

厚生年金と国民年金の違いは何かというと、まず国民年金はどんな人も平等の定額の保険料を負担して、定額の年金を受け取る。保険料を納めた期間によって金額は変化するので、加入に比例した年金。納めた期間が同じなら給付も同じ額になる。厚生年金は人によって過去の給与により、年金額もバラバラ。つまり報酬に比例する。

なお、20歳から60歳までは厚生年金に加入してる人も国民年金に同時に加入してる状態なので、国民年金からの給付の上に厚生年金が支給される。よって厚生年金は国民年金だけの加入である自営業などの人よりも基本的に手厚い。

それにしても、完璧に40年間国民年金に加入して保険料を納めても月額65,141円にしかならないとしたら自営業の人は老後の生活が厳しすぎますよね。何か増やす手は無いのか?

国民年金のみの加入の人は、付加年金というのがあります。付加年金は国民年金保険料(月額16,540円)と合わせて、毎月400円支払うと1ヵ月につき200円の年金になる。たとえば、付加年金の保険料を最大40年間(480ヵ月)納めたら、200円×480ヵ月=96,000円の年金になる。そうすると老齢基礎年金781,700円+96,000円=877,700円(月額73,141円)となる。ちなみに付加年金はサラリーマンや公務員、国民年金保険料を免除されてる人、専業主婦(サラリーマンや公務員の扶養に入ってる人)などは加入する事はできないので注意。

自営業者は付加年金に加入して増やす事はできるけど…それでも大した額にはならないですよね^^; 2年で元が取れる年金としてオトクであるという事が言われますが(保険料400円×480ヵ月=192,000円で、200円×480ヵ月=96,000円の年金だから、2年貰えば保険料の元が取れる)、年金額が非常に小さい。

じゃあ他に増やす方法は無いのか?というと、あります。いくつかあるのですが、よくテレビとかで宣伝されてる国民年金基金というものがあります。毎月の保険料は加入した年齢によって違い、受け取る年金額は加入した年齢によって異なる。本日は国民年金基金を交えて考えていきましょう。

トランプ、米から2億7千万の中国人締め出し?共産党員入国禁止へ

トランプ政権が全ての中国共産党員とその家族に対して、米国への渡航禁止を検討していることがわかったとロイターWall Street Journalが報じている。現在はまだトランプ大統領が最終的な署名をしていないとはいうものの、これからどのような対応を取るのか注目されている。

米国への入国禁止で米中関係が泥沼化

トランプ政権が中国共産党員の締め出しに動くのか。悪化する米中関係。中国には9200万人の共産党員がおり、家族にも措置が及べば、最大で2億7000万人が影響を受けるという。これがもし実施されると、現在米国内にいる党員と家族のビザが無効になり、追放されてしまう可能性がある。

実は中国共産党員の中には、家族を米国に住ませたり、資産を米国に持っていたりする人物が多い。つまり、米国に逃がしていた人やモノを戻さなくてはならなくなり、最悪の場合、米国内の隠し口座は凍結されてしまうかもしれない。この渡米禁止はその言葉以上にさまざまな影響を与える、大きな意味を持った措置なのだ。

実際に米紙ニューヨーク・タイムズが政府筋の話として、7月15日にこれを報じると、Googleトレンドでは、「脱党」や「退党」というキーワードが急上昇。ロイターWall Street Journalなど他のメディアも追随すると、そのたびに上昇の山ができるといった関心の高さを見せた。

もしこれが実施されれば、中国が相応の報復措置を取ってくることは容易に考えられる。そうなれば、米国と中国がお互いにそれぞれの権益を削り合うという泥沼な状態になりかねない。

深刻化に歯止めがかからない米中関係。果たしてトランプ大統領はこの「米国への渡航禁止」を承認するのか。その対応に注目が集まっている。

Twitterの反応

「アメリカは、全ての中国共産党員と家族を入国禁止への検討」について、共産党は無論激おこですが、中国国民はそれを大歓迎だそうです。「奴らの米国での資産を開示してください」のようなコメントもたくさんあります。トランプさん、見事な動きです👍 https://t.co/iHb71EDk2K

— ⛩SaoirseNuwen🇺🇸🇹🇼🇭🇰 (@NuwenSaoirse) July 17, 2020


中国人ではなく、中国の共産党員に対して、ということですが、2億7千万人に影響ということなので結構な網羅率ですね。それにしても見事なくらいな徹底してますな。https://t.co/81Inwelbtz

— 本間奈々 (@nana0504) July 17, 2020


中国共産党の米国旅行禁止をトランプが検討している。共産党員らが猛反発。共産党は米国などに隠し資産を持っている。共産党が怒っていることはトランプの大統領命令案が発行さればはかなり効果的な取り締まりになるのであろう。そのお金が日本など他国に移動しないと良いのだが。 https://t.co/oRF1DScB0Z

— アーロン大塚 (@AaronOtsuka) July 16, 2020


米連邦議会に、中国共産党員9000万人以上、その家族、人民解放軍関係者、米国に永住権を取った中国人は全員米国入国禁止にするための法案が提出された。

トランプ大統領はもうすぐ署名するだろう。

米国籍、永住権を持っている中国人も取り消す。

共産党幹部及びその家族の米国の財産も没収する。 pic.twitter.com/DOg7uNgvQX

— 539 (@963ekaoyoniakes) July 18, 2020


中国外務省報道局長
トランプ米政権が中国共産党員やその家族の入国禁止などを検討しているという報道受け、
「報道が事実なら、14億の中国人に敵対する選択であり、非常に馬鹿げている」と強くけん制

— かぼちゃん🎃 #DOJ (@10PinMiss) July 19, 2020

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source : ロイターWall Street Journal

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元国税が暴露。日本人の「生命保険は掛け捨てが得」という大誤解

少しでも負担を軽くしたい生命保険。いろいろなタイプがあって悩みますが、万一の際の保障だけを考えれば、掛け金の安い「掛け捨て型」がトクだと言う人がいます。しかし、この考えは多くの人にとって正しいとは言えないようです。元国税調査官の大村大次郎さんが、自身のメルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』でわかりやすく解説。月1万円貯金をする余裕のある人なら、生命保険料控除により「貯蓄型」を選んだ方がトクをすると教えてくれます。

※本記事は有料メルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』2020年7月16日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール大村大次郎おおむらおおじろう
大阪府出身。10年間の国税局勤務の後、経理事務所などを経て経営コンサルタント、フリーライターに。主な著書に「あらゆる領収書は経費で落とせる」(中央公論新社)「悪の会計学」(双葉社)がある。

「生命保険は掛け捨てがいい」という誤解

昨今、生命保険について大きな誤解がされています。それは「生命保険は掛け捨てがいい」という誤解です。なぜ生命保険は掛け捨てがいいという噂が広まっているかというと、その理論は次のようなものです。

「生命保険には貯蓄性のある保険と、貯蓄性のない掛け捨て保険がある」「貯蓄性がある生命保険は、利率が非常に低いので、まったく意味をなさない、それよりは、掛け捨ての生命保険に入って、保険料を安く抑える方がいい」というわけです。

しかし、これはすべての人に当てはまることではありません。というより、大半の人にとって、これは当てはまりません。というのも、この理論には、「税金」という観点がまったく抜け落ちているからです。

現在の税制には、「生命保険料控除」というものがあります。有名な控除なので聞いたことがある人も多いでしょう。生命保険料控除というのは、生命保険に加入している場合、一定の所得金額を控除できるというものです。ほとんどの方は、何らかの生命保険に加入しているので、ほとんどの方がこの控除を受けているはずです。

秋口に保険会社から生命保険料控除の証明書が送られてきて、サラリーマンの場合、会社にそれを提出すると、生命保険料控除が受けられます。会社から言われて10月ごろ、生命保険料控除の書類を提出した方も多いはずです。この生命保険料控除で安くなる税金分を考慮すれば、「掛け捨ての生命保険は決して有利ではない」のです。生命保険に加入することによって得られる節税額を考えれば、貯蓄型の生命保険も決して悪いとはいえないのです。

生命保険料控除の計算方法は、たとえば、年間8万円以上の生命保険に加入していれば、所得税の場合は、4万円の所得控除が受けられます。また住民税の場合は、28000円の所得控除が受けられます。サラリーマンの平均的な税率は、所得税率10%です。この所得税の税率が10%の人の場合は、所得税、住民税合わせて6800円の節税になるのです。

年間8万円の保険に入って6800円節税できるなら、けっこう大きいはずです。貯蓄性の生命保険に加入して、この6800円を利息と考えれば、金融商品としてかなりいいものといえます。8万円支払って6800円の利息がつくのと同じですからね。なんと8%以上の利率になるのです。またもう少し年収が多い所得税率20%の人は、10800円の節税になります。10800円のお金が浮くのは、けっこう大きいはずです。

ただし生命保険料控除は、掛け金が年間8万円のときが、控除額は最高の4万円となります。掛け金をそれ以上増やしても、控除額は4万円が限度です。なので、生命保険の掛け金は年間8万円にするのが、もっとも節税効率が高いといえます。年間8万円ぴったりの生命保険などはないと思われますが、だいたい8万円になるように狙っていけば、最大の利益が得られるわけです。

掛け捨ての生命保険ならば、年間8万円にはなりませんので、この恩恵は受けられません。だから生命保険に加入する場合は、生命保険そのものの有利不利だけではなく、節税額も含めたところで選ばなくてはならない、ということなのです。

アメリカも未だ警戒。なぜ、世界は「日本」を恐れているのか?

1945年、アメリカを中心とする連合国軍に完膚無きまでに叩き潰された日本。その「開戦の原因」は諸説語られていますが、米国はいつ日本との戦いを決意したのでしょうか。今回の無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』では国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんが、リアリズムの大家・ミアシャイマー氏の驚きの説を紹介。さらに、世界が未だに「日本を恐れ続けている」理由を記しています。

世界は、なぜ日本を恐れるのか?

最近、リアリストの神ミアシャイマーさんの本を読み返しています。ミアシャイマーさんは、「いつアメリカは、日本との戦いを決意した」と考えているのでしょうか?これ、いろいろな説がありますね。

フーバー元大統領は、「狂人のルーズベルトが、日本を戦争に誘導した」と断言している。つまり、ルーズベルトは、真珠湾攻撃よりずっと前から日本との戦争を計画していたことになる。一方、リアリズムの神様ミアシャイマーさんは、「1941年の6月だ」と書いています(『大国政治の悲劇』)。なぜ?

1941年6月、ナチスドイツがソ連に攻め込んだ。ミアシャイマーさんの見立てはこうです。もしこの時、日本がソ連を攻撃すれば、ソ連は消滅した可能性がある。そう、ソ連は西のナチスドイツ、東の日本で、戦力を分散させなければならない。そしたら、歴史はどうなった?ナチスドイツは、ソ連を破って、欧州の覇権国になっただろう(かもしれない)。日本は、ソ連を破って、中国も破り、アジアの覇権国になっただろう(かもしれない)。そして、日本とドイツは、同盟国。世界の構造は、

  • アメリカ 対 日本、ドイツ

ということになります。こういう見通しがあったので、アメリカは、「日本を潰そう!」と決意したと。これ、私じゃなくて、リアリストの神様が書いているのです。現代の私たちには、「想像を絶する展望」ですね。日本が、中国全土と、ソ連の東半分を支配している???「絶対あり得ない!」と思えます。

ちなみに歴史は、アメリカの想像とは違う方向に行きました。ゾルゲ、尾崎秀美などの工作によって、日本はソ連ではなく、東南アジアを攻めることにした。それで、ソ連はシベリアの戦力を西に戻すことができ、ドイツに勝利できた。

私たちは、中国、韓国のみならず、アメリカも日本を恐れていると感じることがあります。たとえばジョー・バイデンは、「日本に核を持たせないために、アメリカが日本国憲法を書いた!」と断言している。こういう発言を聞くと、アメリカのエスタブリッシュメントは、「いまだに日本を警戒しているのだな」と感じる。

なぜなのでしょうか?私たちは、75年間も羊のようにおとなしく暮らしているのに…。

南シナ海の緊張「尖閣」にも。日本に降りかかる米中対立の火の粉

地球上のあらゆる価値観を覆したと言っても過言ではない、新型コロナウイルスによる感染症。その収束に世界規模の協調の必要性が訴えられる中、混乱に乗じ自らの存在感を強めるため、大きな賭けに出た国があるようです。元国連紛争調停官で国際交渉人の島田久仁彦さんは自身のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』で今回、トルコと中国の動き及びその思惑を解説。両国が「賭け」に勝つようなことがあった場合、極限の混乱を世界にもたらしかねないとしています。

 

中国とトルコが選んだ欧米との決別─新しい世界秩序へ!?

新型コロナウイルス感染拡大により、私たちはこれまでの国際秩序や体制について考える機会を得ました。

経済面では、戦後、技術の革新と移動の自由化がもたらした経済合理性に基づいた効率の良い経済活動を享受してきましたが、移動が止まり、医療物資や食料といった戦略物資の調達がままならない中、新しい経済発展モデルが必要ではないかとの声が出ました。

アメリカ・トランプ大統領が仕掛けたAmerica Firstの政策は、コロナ以前から各国に経済発展モデルの再考を促してきたといえますが、COVID-19のパンデミックはそのスピードと必要性を一気に高めました。

内向き志向の傾向が顕著になる中、コロナ対策については、十分に発展したICT技術を用いた国際的な協業(グローバルな生産・経済活動)が加速してきました。

そして、外出制限が世界にもたらした温暖化効果ガス排出の削減、久々の青い空、澄んだ川…これらはグリーンリカバリーの機運とクリーンエネルギーへの転換への流れを一気に高めました。

また移動の制限の下、人とのつながりの貴重さもこれまで以上に実感され、その“つながり”を保つためにSNSやICTが大いに活躍しています。

新型コロナウイルスとの戦いを通じて、各国がまた結びつきの大事さを実感し、国際協調の上に立脚する安定へと進もうとしていた中、COVID-19によって引き起こされた混乱に乗じて、自国の影響力の拡大のため、世界に対して大きな賭けに打って出た国がいくつかあります。

その典型例は、このコーナーでも“もう一つの覇権国”として取り上げている中国と、中東・北アフリカの要を自負するトルコでしょう。

互いに行っていることは似ているところもありますし、全く違うところもありますが、共通点が一つあります。

それは【欧米との決別を辞さない】方向に舵を切ったことです。

まずトルコについては、最近しばらくニュースになり、世界が固唾を飲んで見守っていた世界遺産アヤソフィアの“性格”についてトルコ・エルドアン大統領が仕掛けた挑戦です。

1934年のアタチュルク派の内閣決定により政教分離のシンボルとして博物館に認定され、イスラムとキリスト教の融合という類まれなる性格はUNESCOの世界文化遺産として認められてきました(キリストのモザイク画とイスラム教の装飾が共存しています)。私もトルコ政府とはいろいろと仕事をしてきましたので何度も1,000トルコリラを支払ってアヤソフィア博物館に足を運び、毎回のように感動してきたのですが、それが今回、再モスク化されることが決定しました。

トルコ政府の発表では、「イスラム教の礼拝中を除いてはこれまで通りに見学も可能だが、礼拝中はキリスト教のモザイク画は光線かカーテンを使って目に触れないようにアレンジする」「モスクゆえ、見学は無料とする」といった内容を伝えていますが、欧米諸国は揃って遺憾の意を表明し、「トルコの国際的な評価を損ねることになるだろう」と述べ、最近、関係悪化が進んでいたEUからは“トルコ国民に与えていたEU域内への入国・就業に関する特別ビザを廃止するべき”との声も出るほど批判が高まっています。

またそれを受けてUNESCOもコメントを発表し、「今回の決定により、世界遺産認定の前提条件に変更が加えられるようなことがあれば世界遺産認定を取り消す必要があるだろう」と述べ、保存状態を今後確認し、都度審査する必要があるとしています。

欧米およびUNESCOの反応はもちろん政治的な意図も見え隠れするのですが、エルドアン大統領とトルコ政府は「アヤソフィアをいかに用いるかはトルコの主権問題であり、他国や国際機関が口出しする問題ではない」とのコメントを出し、対抗姿勢にでました。

しかし、なぜこのような賭けに出たのでしょうか。