ケバブだけじゃない。ディープなトルコの料理の世界へ、ようこそ

世界には様々な料理がありますが、あなたはトルコ料理を食べたことはありますか?「トルコ料理」というとピンとこない方も多いかもしれませんが、実は中華、フレンチと並ぶ「世界3代料理」のひとつで、大変美味しい料理がたくさんあります。ホームステイ感覚で、世界の料理を日本在住の外国人から教えてもらえる「ニキズキッチン」が配信するメルマガ「Niki’s Kitchen News」では、そのトルコ料理の魅力を紹介しています。

はじめてのトルコ料理@東銀座

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私は「トルコ料理教室 オスマン」のシェフです。主に東銀座でレッスンを開催しています。

私の出身地はトルコのイスタンブールです。はじめてのクラスは皆さんが想像する「トルコ料理」をご紹介します。スパイスのこと、トルコの食材のこと。トルコのパンについて。一緒にトルコ料理について勉強してみましょう。

私の家族はみんなとても料理上手です。兄はイギリスでシェフをしていて、父はトルコの国営のレストランでシェフをしています。子供のころから私は父の職場が遊び場でした。父からトルコならではのスパイスの使い方、そして色々な調理法を学びました。

大人になってからは、たくさんの本を読み、食べ歩き、そして今のお料理を完成させました。日本でトルコの友人に、わたしのごはんを振る舞うと「トルコに帰ったみたいだ」と喜ばれます。これから がんばって美味しいトルコのご飯を紹介していきます。

トルコ料理は、中央アジアにひろがるトルコ民族のお料理にグルジア(旧ロシア)、 シリア(中東)そしてギリシャが交じり合って発展してきました。

そのためトルコ料理とギリシャ料理。隣同士の国だけれど、味わいがまた異なります。

トルコはアジアで、ギリシャはヨーロッパ。ギリシャからセルビア。セルビアからハンガリー。 そこにあるのは、まるで虹が段々と色が変わっていくような美しいグラデーション。東西の文化が融合する土地ならではの多彩な味を学んでみましょう。

【書評】ありえないほど社員を大切にしたら23年連続黒字になった

社員のモチベーションが低く、倒産寸前に追い込まれていたとある企業が、マネジメントを変えることで23年連続黒字、10年以上離職率ゼロに生まれ変わったという奇跡のような実話があります。無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』の著者・土井英司さんが今回取り上げているのは、そんな会社の社長が著した一冊。書籍の内容を引きながら、その驚くべき手法を紹介しています。

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ありえないレベルで人を大切にしたら23年連続黒字になった仕組み
近藤宣之・著 ダイヤモンド社

こんにちは、土井英司です。

本日ご紹介する一冊は、倒産寸前から年商4倍、23年連続黒字、10年以上離職率ほぼゼロの経営を実現した株式会社日本レーザー代表取締役社長、近藤宣之さんによるマネジメント論。

日本レーザーは、最先端の研究・産業用レーザーや光学機器などを輸入、販売するレーザー専門商社です。

一見、普通の会社のようですが、じつはMEBO(マネジメント・アンド・エンプロイー・バイアウト/経営陣と従業員が一体となって行うM&A)することにより、55人の社員全員が株主になっているという、非常に珍しい会社です。

元々は一部上場企業の子会社で、社員のモチベーションも低く不正もまかり通っていた会社でしたが、そんな会社が、マネジメントを変えることにより、大きく生まれ変わりました。

本書では、著者が一体何をしたのか、どう考え、何を実行したら会社が生まれ変わったのか、その具体的な部分が書かれています。

多くの会社が24時間営業断念を余儀なくされる今、「時短」や「ダイバーシティ」は、マネジメントにおいて喫緊の課題となっています。

本書は、そんな時流に乗った、まさに今求められているマネジメントの考え方を説いた一冊。

【アートミステリー】ゴッホはなぜ宗教画を描かなかったのか?

「ひまわり」や「自画像」など、多くの名作を残し、多くのファンを持つ画家ヴァン・ゴッホ。画家としての才能はもちろん、壮絶な人生を送ったことでも有名な人物です。そんなゴッホは当時の画家としては珍しく、キリスト教をテーマにした「宗教画」を描かなかったことはご存知でしょうか? 無料メルマガ「アート・コラム 美術鑑賞をもっと楽しく」では、ゴッホの「善きサマリア人」という作品を紹介し、ゴッホの生い立ちと少年期に経験したあるエピソードが、宗教画を描かなかった理由なのではないかと予想しています。

ヴァン・ゴッホはなぜ宗教画を描かなかったのか?

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image by: Wikimedia Commons

27歳にして本格的な画家の道を志し、それから10年間、凄絶な芸術人生を駆け抜けたヴァン・ゴッホ

彼が生をうけたのは厳格な牧師の家庭で、彼自身、画家になる前には献身的な伝道活動に身を投じたことはよく知られている。

あまりに献身的で自らの衣類も荒れるに任せていたので、伝道師委員会から伝道師の資格を剥奪されたくらいだ。

そんなゴッホだが、作品を見ると、生活画、風景画、肖像画に比べ、宗教画というのは意外と少ない

西岡文彦著『名画でみる聖書の世界〈新約編〉』によると、彼のオリジナルの絵柄の宗教画はまったくなく、せいぜい他の画家の作品を模写して手を加えたものが少数あるだけだという。

そんな数少ない宗教画の一つが、ドラクロワの絵をもとにした『善きサマリア人だというのが興味深い。

image by: Wikimedia Commons

サマリア人というのは、古代のユダヤ人に軽蔑されていた民族である。

しかし聖書の中に、あるユダヤ人が追い剥ぎにあって困っていた時、結局それを助けたのはそんなサマリア人だったという話がある。

そしてその追い剥ぎにあったユダヤ人を、最初に見捨てたのは、本来ならばユダヤ人が一番頼りにすべき、ユダヤ教の祭司だったという。

口では奉仕活動をとなえながら、結局ゴッホを見放した伝道師委員会。ゴッホ自身がそこから受けた失望と『善きサマリア人の話とは、共通するものがありそうである。

もしかしたらゴッホは、オリジナルの宗教画を描いたら最期、自分はそこでキリスト教との訣別を明示せざるをえないそんな怖れを抱いていたのではなかろうか。

 

image by: Wikimedia Commons

「アート・コラム 美術鑑賞をもっと楽しく」

「リストラされたルノワール」「浮世絵の美人画が伝えたかったものは?」「ゴッホはなぜ宗教画を描かなかったか」など、美術鑑賞が楽しくなるコラムを隔週でお届けします。気軽に参加できるアート鑑賞の機会もできるだけ提供していきます。

中国の宅配業界が、別の意味で多くの問題を抱えている

最近、巷で話題となっている宅配業者の人手不足。アマゾンなどのネット通販の利用が拡大したことにより、日本の物流大手ヤマト運輸が昼間の一部時間帯の配達指定を中止すると発表したのは記憶に新しいところです。たった人口1億人強の日本ですらこの状況で、13億人以上の人口を抱えるお隣・中国のEC市場ではどのような問題が起きているのでしょうか? メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』の著者で台湾出身の評論家・黄文雄さんが、日本、台湾、中国それぞれのネット通販の現状と問題点を詳しく分析しています。

【日本・台湾・中国】いくらネット通販が発達しても中国は無理

● さらば楽天、自前サイトで勝負  厳格ルールから解放・陳列見やすく

ネット通販が日常化している今、まさに揺り籠から墓場までネットで買い物ができるようになりました。リアル店舗には進出できなくても、ネットショップなら開店できるという人も多いでしょう。

まさに需要と供給の双方がバランスよく増加して、利用者の利便性も高まりました。そんな状況下で、日本では物流の問題が起こっています。物流大手のヤマト運輸は、ネットショップの拡大によって宅配便の個数が激増している上に、時間指定、再配達などに対応しなければならず、現場の人手不足は深刻で、いくら残業してもさばききれないと悲鳴をあげています。

そうした問題を解決するためにヤマト運輸が出した結論は、一部のサービスは時間指定を受けないことと、宅配料の値上げです。ネットショップの流れは誰も止めることはできません。社会のインフラが、そうした状況に合わせて変化するしかないのです。

そして、ネットショップ時代は第二段階を迎えています。上記のニュースにあるように、これまで多くのショップは楽天やアマゾンなどのEC(大手電子商取引)モールに出店するのが通例だった状況から、独自のサイトで出店するケースが増えてきているというのです。

大手のモールでは、サイトのページはモールに合わせたデザインを採用しなければならない、メールのやりとりの数にも制限があるなど、様々な制約があります。また、テナント料はもちろん、モール内で自社商品が埋もれてしまわないように広告を打つ必要あり、そうした費用も経営を圧迫します。それならばと、モールを飛び出し自社サイトで勝負する企業が増えているようですこれだけネットショッピングが定着してきた今だからこそできることです。

また、越境ECとして、国境を越えてネットショップを展開するケースも多くあります。この際、進出する国でのネットインフラや物流が整備されているかどうかがカギになります。そういう意味で進出しやすい国のひとつとして挙げられているのが台湾です。

温泉からあがるとき「お湯をかけない方がいい」は本当か?

旅行シーズン真っ只中の今、これから温泉へ行かれるという方も多いのではないでしょうか。さて、温泉好きなら誰でも気になるのが、湯船から上がるときにお湯をかける(上がり湯)と、温泉成分はすべて流れてしまうのか? という素朴な疑問。そこで、メルマガ『『温泉失格』著者がホンネを明かす~飯塚玲児の“一湯”両断!』の著者で温泉通の飯塚さんが、上がり湯の必要性から上手なかけ方まで、詳しく解説しています。

温泉での上手な”上がり湯”の方法とは?

温泉ソムリエであれば誰でもご存じだとは思うが、そうでない読者も多数いるので、今号では表題の件に付いて書いていきたい。

しばしば「温泉では上がり湯をかけないで上がったほうがよい」といわれるがそれには相応の理由がある。 ちなみに上がり湯というのは、お風呂上がりに、全身にお湯をかぶって出る、そのお湯をかける行為のことである。

上がり湯は避けたほうがいいといわれるのは、温泉に浸かって体に付着した成分が洗い流されてしまうからである。 肌に付着した温泉成分は、ものにもよるが、おおむね湯上がり後も23時間ほど効果が持続するとされる。

食塩泉などは湯上がりがベタベタとするが、あれも塩分が肌に付着して、肌を保湿し潤いを保ち、さらに湯冷めを防ぐ効果があるわけだ。 この塩分を真湯(いわゆる水道の湯やシャワーなど)で洗い流してしまうと、前述のような効果は激減してしまう。

ほかにも硫黄泉でいえば、硫黄成分にはメラニンの分解作用があるとされ、これを洗い流してしまうと、せっかく湯上がり後もしばらく続く美白効果が失われてしまうことになる。 硫黄臭いから、といって上がり湯をして上がる女性の方、多いのではなかろうか。

こうしたわけで、せっかくの温泉成分を洗い流してしまう真湯の上がり湯は推奨しない、ということになっているわけだ。

朝鮮半島38度線ツアーに参加した日本人の衝撃レポート

いまだ緊張状態の続く北朝鮮情勢。一部報道では、「今、トランプ大統領が強く出られないのは、北朝鮮がひとたびミサイルを発射すればソウルが火の海になる可能性があるからだ」とも言われています。その北朝鮮と韓国の軍事境界線・板門店を数年前に訪れたという無料メルマガ『タクシー運転手からの内緒話/番外編』の著者・takachanさんが、緊迫のツアーの様子を詳細に記しています。

朝鮮半島軍事境界線に行く

北朝鮮のミサイル発射によって揺れる国際社会と朝鮮半島。何年か前、手軽に行ける韓国に興味をもち何度かソウルを訪れました。飛行機で2時間ちょっとの隣国です。

何度も行っているうちに観光やショッピングにも飽き、明洞という繁華街を歩いていると、「軍事境界線板門店見学ツアー」の看板が目に入りました。そこで店内で説明を聞くと、あの38度上にある板門店に行けるという。但し行けるのは外国人だけで韓国の人は行けないと言いました。

ただ、この場所は現在でも南北の緊張が続き実戦兵士がいるので、参加者の命の保証は出来ないそうです。大げさに言いますと、命がけのツアーです。それでも現実に生きた軍事境界線を見る機会のない日本人の私は好奇心を抱き、その場で申し込みをしたのです。

この軍事境界線、板門店は1953年朝鮮戦争停戦のために北朝鮮と国連軍との間で結ばれた停戦協定された場所の38度線上にあります。ここを境に北側が北朝鮮南側が韓国とし朝鮮半島を二分した重要な場所で今でも南北のそれぞれの兵士や国連軍が警戒にあたっています。そしてここでは「境界線を越えた者相手兵士と会話を交わした者は即処刑される」となっているとても危険な場所ともいえます。そんな場所でも私は興味と興奮を感じて翌日のツアーを待ったのです。

この危険ともいえるツアー、今も南北朝鮮の緊張が続く中、軍事地帯に参加し、普段の日本での日常では絶対起こりえないその詳細を皆様にお伝えいたします。

外来語だった「雨ガッパ」や「たばこ」も取り込む、日本語の凄さ

私たちが無意識のうちに使っているカタカナ語。そんな「和製英語」のために日本人は正しい英語が取得できないとも言われます。これまで様々な言語や語学に関する記事を配信してきた無料メルマガ『1日1粒!「幸せのタネ」』の著者・須田將昭さんは、この件についてどう考えているのでしょうか。知らず知らずのうちに日本語と化した言葉を例に挙げて解説しています。

日本語は懐が広い言語

時々、「カタカナ語があるから日本人は英語が身につかない」という話を聞きます。いわゆる「和製英語が正しい英語の習得を邪魔している、という論です。

まあ英語としては「間違っている」ものが少なくないのは認めますが、それを「英語」と思うからややこしいのです。和製英語はもう日本語なのです。

どのくらい日本語なのか、というのは語によって違います。英語じゃありませんが、たとえば「たばこという語はもとはポルトガル語ですが、外来語の表記で一般的な「タバコ」という片仮名での表記だけでなく、平仮名で「たばこ」と書くことも「煙草」と漢字で書くことも可能です。外来語でも溶け込んでしまうともとから日本にあった言葉のように振舞えるという例です。

カッパ英語ならcapeという語にあたるcapaからきた語ですが、「合羽」という漢字表記も可能だし、「雨合羽」なんて連濁(れんだく)しています。普通、外来語が連濁することはないのですが、ここまで溶け込む語だってあるのです。

もっと古くさかのぼれば、漢語は全部外来語ですね。「山」という語が伝わったころ、実は日本語にはの音がなかったと考えられています。それでも、今でいう片仮名表記で「サン」という音とともにやってきた「山」という字。これを取り込むうちに「ん」という音が日本語に入りました。音の体系を変えつつ、できるだけそのまま取り込むのが日本語の性質と言えるでしょう。

新緑が目にしみる。旅慣れた人だけが集う、初夏の京都を堪能する

紅葉や桜と聞いて京都を思い浮かべる方は多いかと思いますが、新緑と聞いて京都を連想するという人はほとんどいないのではないでしょうか。今回の無料メルマガ『おもしろい京都案内』の著者・英学(はなぶさ がく)さんは、桜の季節がひと段落して街が落ち着きを取り戻したこの時期こそ京都を訪れるべきとし、新緑を堪能できるとっておきのスポットを紹介してくださっています。

新緑の名所を訪ねる

桜が終わると新緑の季節がやってきます。花見の時期は一年で最も観光客が多いシーズンのひとつですが、新緑の季節はねらい目です。静かで落ち着いた京都で美しい新緑を楽しむことが出来ます。

京都には新緑の名所が多いのはなぜだと思いますか? それは、紅葉の名所が多いからです。赤く染まる紅葉の名所は生命力みなぎり美しい新緑の名所でもあるのです。混雑する紅葉の時期とは違った全く別の表情を見に5月に紅葉の名所を訪れてみて下さい

今回は私のとっておきの新緑スポットをご紹介します。参考までにおととしブログに掲載した記事もそれぞれ添えておりますので合わせてご覧になってみて下さい。

親の「認知症」を金融機関に知られると、親の口座はすぐ凍結される

親が高齢になると、子として避けて通れないのが介護の問題。特にその費用に関して、親が持つ資産をアテにしている場合、事前にきちんと準備をしておかないと、予想外の出費や負担に悩まされることも……。そういった事態への対策として、無料メルマガ『一緒に歩もう!小富豪への道』の著者で、銀座なみきFP事務所の代表取締役を務めるファイナンシャル・プランナーの田中徹郎さんが勧めているのが、民事信託の一種である「家族信託」。あまり聞きなれない言葉ですが、一体どのような仕組みなのでしょうか?

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成年後見制度より使い勝手の良い「家族信託」

みなさんこんにちは。

僕のような年齢になってきますと、親の介護について考えないわけにはゆきません。

特に親が認知症になった場合の問題として、例えば介護にかかる費用をどのように負担するのか……もし親自身が保有するお金から支払うとしたら、そもそも判断能力のない親が、果たして自らの介護費用を、サービスの提供者に支払うことが許されるのか……。このような法的な問題や契約上の問題も気になるところです。

案外と知られていないようですが、親が認知症になったことを金融機関に知られた場合、その時点で親の口座は凍結されてしまうので注意が必要です。また契約などの法律行為を行うことも、できなくなってしまいます。これはどういうことかといいますと、親の口座から現金を引き出して介護施設に支払ったり、介護施設への入所契約を行うこともできないということです。

このような問題への対策として、成年後見制度もありますが、費用の点や手続に要する時間などの点で問題があり、お世辞にも使い勝手の良い制度とはいえません。成年後見制度を使おうとし、結局あきらめてしまった方も多いのではないでしょうか。

そのような方には、(家族)信託の活用も検討していただきたいと思います(家族信託は一般社団法人「家族信託普及協会」の登録商標で、民事信託の一形態です)。家族信託は家族のなかで信頼できる人に、おカネの管理を任せるための仕組みで、高齢期に入った親が、子に資産の管理を委託する場合によく使われます。

認知症の親を持つ子の負担を減らす仕組みとは?

特に認知症対策として信託を使う場合、以下のような構成が定番になります。

委託者:親
受託者:あなた(子)
受益者:親

信託という制度の詳細をこのメルマガ一回でお話しするのは難しいので、ここでは上記のケースについて、骨子だけを説明させていただきます。

1.親の財産の一部あるいは全部を分離し、親が委託者になる信託財産として、その管理を子であるあなたに委託する

 

2.委託を受けたあなたは、親に代わってその資産を管理し、親のために使う。つまり信託財産を受託する

 

3.親は委託した財産から発生する収益や便益を受ける

上記のような委託者・受託者・受益者のあいだで作るしくみが家族信託です。

このような仕組みを事前につくっておけば、仮に親が認知症になったとしても、子である受託者が適切におカネを管理し、かつ運営してゆくことができるわけです。

逆にもし何の対策も行わないまま、親が認知症になり意思能力を失ったとすればどうでしょう。例えば親がアパート経営をしているケースを例に考えてみましょう。

上記のようにその時点で親の口座は凍結されますし、アパートの賃借人との賃貸契約の更新もできません。また、アパートの外装修繕などもできなくなってしまいますので、子であるあなたは大変苦労されることになるでしょう。施設への入所費用を賄うため、アパートを売ろうとしても、買い手との売買契約はできません

これに対し上記のような信託契約を結んでいたとすればどうでしょう。信託財産として上記のアパートを委託した後は、受託者である子(あなた)は、賃借人とのあいだで賃貸契約を結んだり、万一の場合不動産を売って、親の介護施設への入居費用に充当することもできます。受託者である子の負う義務は決して軽くはありませんが、それでも対策なしで親が認知症になった場合に比べれば、負担はずいぶん軽くなるでしょう。

親の認知症は子にとっては精神的、肉体的に大きな負担になりますが、少なくとも信託を組成することによって、その何割かは軽減できるのではないかと思います。成年後見制度の活用に二の足を踏まれる方にとっては、少なくことも第二の選択肢になるはずです。

image by: Shutterstock

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