「目に見えない刺青」を身に纏う。政府や自民党の「反社」っぷり

政府や官公庁がしていることを見聞きして、国家権力が必ずしも正義とは言えないと感じることはないでしょうか。森友・加計問題について「各省庁は暴力団と同じことやってる」と語った実業家・藤木幸夫さんの言葉を紹介するのは、評論家の佐高信さんです。今回のメルマガ『佐高信の筆刀両断』では、自公連立の岸田政権や官公庁が権力を笠に着て反社会的なことをしていると指摘。佐高さん自身は、経団連をも「反社」と規定しているとその理由を示し、「暴力団だけが反社」ではない現状を暴いています。

どっちが「反社」か?

反社会的勢力のことを略して「反社」と言う。ヤクザのことである。しかし、私には政府や自民党の方がよほど「反社」ではないかと思う時がある。原発の汚染水をそのまま流すことなど考えれば、自公連立の岸田政権の方がずっと反社会的勢力だろう。

そんな思いもこめてか、「ハマのドン」の藤木幸夫は「不敬罪昔皇室今官邸」という川柳をつくった。松原文枝の『ハマのドン』(集英社新書)によれば、そんな藤木に2009年に発足した民主党の鳩山(由紀夫)内閣で国土交通大臣となった前原誠司がストレートに尋ねた。

「何を聞いても怒りせんか」もじもじしながら、こう前提してだったが、「港で働く人とこういう人とはどういう関係ですか」と頬に指でキズをつくりながら問いかけたのである。

藤木は答えた。
「あんた、よく聞いたよね。偉いよ。男の集団というのはね、必ず共通の娯楽があると。これが丁半なんだ。だって、みんな新聞読むわけじゃない。テレビなんかあるわけじゃない。娯楽はお椀とサイコロなんだ。じゃないと人が集まらないんだ。固いこと言ってたんじゃ。そのかわりプロは入れてないんです」

藤木の父親の幸太郎は港湾事業を通じて山口組三代目の田岡一雄と親交があり、田岡に山口組と手を切らせるために理事長の椅子を譲ろうとした。3日も経たずに田岡が来て言った。「田岡一雄としては私のために旅に出てるのが百何人います。それが帰って来たら」無期懲役もいるのだから、「帰って来たら」は引き受けられないということである。

森友・加計問題に触れては藤木はこう言ったとか。
「各省庁は暴力団と同じことやってるじゃない、権力で。ある人の考え一つに皆が忠実に従う。従わなかったらえらいリンチが陰にある。『目に見える刺青』『目に見えない刺青』で、私なんか見ててまったく同じだもん。国交省しかり、文部省しかり。みんな親分がいて、悪いことやってるじゃない。嘘つけって言われたら、嘘ついてるじゃない。あいつらは国家権力というやつを笠に着てやってる。ヤクザの世界よりか醜いよ」

藤木がつくった「FMヨコハマ」では消費者金融のCMを流さない。ラジオは学生たちが勉強したりしながら「ながら聴取」をすることが多い。その時、電話一本ですぐにお金が借りられるとなったら、電話してしまうだろう。「私が社長でいるうちは絶対にダメだ」こう言って藤木はシャットアウトした。

そのサラ金の雄、武富士を経団連はメンバーにした。武富士のあくどさが発覚しても、経団連は除名しなかった。以来、私は経団連を「反社」と規定している。「反社は本当に反社なのか」という問いかけを私は手放したくない。

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中国相手に「科学的な説得」はムダ。処理水問題に騒ぐ隣国への対処法

福島第一原発の処理水放出に過剰な反応を示し、まさに国を挙げて日本攻撃に走る中国。ここまで過激な行動を取る習近平政権の意図は、一体どこにあるのでしょうか。今回のメルマガ『在米14年&起業家兼大学教授・大澤裕の『なぜか日本で報道されない海外の怖い報道』ポイント解説』では著者の大澤さんが、英国有力誌と韓国大手新聞が伝えた、中国が処理水問題を煽る理由を紹介。さらに自身が感心したという、東京都が始めた中国からの迷惑電話への対応を取り上げています。

【関連】中国人からの「迷惑電話」撃退法、効くのは「天安門事件の真実を教える」

福島処理水、中国の反日キャンペーンの意図

福島原発の処理水をめぐり、中国から東京都に8月31日までに約3万2,800件の苦情電話が入っているそうです。

異常な数です。これについて海外報道を見てみましょう。

まずは英誌エコノミストからです。

表題中国は日本の原発廃水放出への怒りを煽っている。これは健康不安よりも政治に関係しているかもしれない

 

中国は日本の行動を無謀だと非難している。そして日本の水産物の輸入を禁止した。

 

国営メディアはこの計画を支持する科学者たちについてはほとんど触れずに、この話を延々と取り上げている。

 

ナショナリストのネットユーザーたちは、汚染された魚や毒に汚染された人間について根拠のない主張を展開し、日本製品のボイコットを呼びかけている。

 

中国にとって処理水放出は好都合な時期にやってきた。

 

中国経済は苦境に立たされている。毎週がっかりするようなデータが発表される。日本の行動は悪いニュースから目をそらすのに役立っている。

 

また8月18日に米国キャンプデービッドで行われた米国、日本、韓国の首脳会談もこの問題を複雑にしている。

 

日本と韓国は、しばしば険悪な歴史によって分断されてきた。

 

ただ中国の領土主張が日韓の距離を縮めてきた。しかし今、中国は両国の間にくさびを打ち込む機会を狙っているのかもしれない。

 

韓国政府は日本の廃水計画を支持しているが、韓国の野党と国民の多くは反対しているからである。

解説

中国政府の日本批判は国内問題から目をそらすためだという主張です。また韓国人の不安をあおり、日韓を分断しようとているのではないかとも記しています。

その韓国の中央日報もこの問題について報じています。

表題韓国には手を差し伸べ、日本には「汚染水」で叩く…中国の「駆け引き外交」

 

最近、韓日米を相手にした中国の外交接近法は個別対応である。

 

先月の米キャンプデービッド首脳会談で表れた韓日米3カ国の対中圧力基調に対抗し、中国は韓・日・米との2国間関係をそれぞれ別に進めている。

 

韓中では意思疎通チャンネルを復元・新設して接点を広げている。

 

一方、日本に対しては福島汚染水放出を前面に出しながら批判の強度を高めている。

 

中国外務省の報道官が先月31日、4回にわたり汚染水放出を批判するSNS掲示文を載せたほどだ。

 

特に4回目の掲示文に「覆水盆に返らず」という表現を使いながら「日本は手遅れになる前に(汚染水放出を)やめるべきだ」と主張した。

 

一部では、中国が韓中関係の復元を進めるのは、韓日米連携の最も弱い部分と評価される韓国を攻略するための動きという分析もある。

この記事の著者・大澤裕さんのメルマガ

優秀なのに「絶対に採用してはいけない人」って、一体どんな人?

優秀でも採用してはいけない人、これが残念なことに存在するようです。今回、無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者・佐藤しょうおんさんは、人事に携わる人には知っておいてほしい「採用してはいけない人」について語っています。

優秀でも決して採用してはいけない人

人の採用に関わると、どうしても優秀な人、高いスキルを持っている人、素晴らしい実績を挙げている人に目が奪われてしまうんですよ。でもね、それらを採用のセンターピンに置くと、ロクなことにならないというのは、長年採用に携わった人は理解しているはずです。

どんなに優秀でも、決して採用してはいけない人というのがいるんですよ。それが、生きる方向性が狂っている人です。

これは営業系の人に多いんですが、数字を挙げるためには多少の無理は許される、多少のルール違反は見逃してもらえると考える人が、まさに生きる方向性が狂っている人です。そういう人を会社に入れてしまうと、会社自体が社会から追放されることになるのが風の時代です。

しかも優秀ということは、そういう無理とか、ちょっとしたルール違反を隠すテクニックも上手なんですね。だからなかなか不正が見つからないのです。そして人間というのは、最初はおっかなびっくり、ビビりながら不正をするのですが、これがいつまで経ってもバレないとなると、段々と大胆になるんです。というか、感覚がマヒするんですね。

ですから、「この程度ならば~」のレベルが変わってくるんです。最初は、数百円、数千円というレベルの不正だったのが、バレないと分かると数万円、数十万円、1年も経ったら100万円レベルの不正をやるようになるんです。それを優秀な人間がやったら、これは簡単には見つかりませんよ。で、見つかった時には刑事事件にしなきゃならないくらいのスケールになっているってことになるんです。

これはおカネの不正だけの話じゃありません。最近だとセクハラとかパワハラなんてのも同じで、多少のことは目を瞑ろうなんて甘い考えをして、事態を放置していたら自殺者が出たり、裁判沙汰になったりするんです。そもそもマネジメントとして、「多少のことは目を瞑ろう」なんて考えた時点でアウトもアウト、即退場なんですけどね。

スポーツ用品MIZUNO創業者は水野さん。でも、なぜ社名は「美津野」なのか?

スポーツ用品メーカー大手のMIZUNOが世界的企業になれたのはなぜなのでしょうか。今回の無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、その驚くべき社風について語っています。

MIZUNOが世界的企業になった理由 城山三郎(作家)

伝記小説、経済小説の第一人者として知られた城山三郎氏。

多くの創業者を取材する中で、その共通項は何かを語っていただいたことがありました。

『致知』2005年2月号の記事の一部をご紹介いたします。

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いろいろな創業者にお会いして、その人生観の根本に感じる共通項のようなものはあります。

人生を賭けているという感じ。賭けることが生きることなのだという感じですね。そういう気配を、みなさん、備えている。

これは裏を返せば、最後はどうなってもいいや、という一種の諦観ですね。

こう言うと誤解されそうだが、諦観というのは決して後ろ向きのものではない。

深いところから出てくる諦観は、人間はもともとゼロなのだという強さに裏づけられた前向きのものなのです。

創業者の多くはそういうものを備えていて、己が起こした業に人生を賭けている。そこに自分のすべてを投げ出している。

一方、現代では、どうしても持ったものを失うまいとする。小成に固まる。最近もいろいろと創業者は出ていますが、もう一つ海のものとも山のものともつかない危うさが付きまとうのは、そのあたりに原因があるのでしょう。

しかし、最後はどうなってもいいという諦観に立って己の人生を賭けられる人は強いだけでなく、人間として卑しさがないし、清々しいですよ。

卑しく生きてなんの人生ですか。創業者の人生は起こした会社を軌道に乗せ、大きくすることだけを考えていれば、卑しくなくきれいなものになるんです。そこに人生を賭けていれば、自ずとそうなります。

ところが、余計なことを考えるから卑しくなる。

蓄えた財産をどう保全しようかとか、息子に事業を譲りたいとか。そういうのは大概一代でだめになってしまいますけどね。

それは本当に自分のすべてを業に賭けていないからです。真の意味での「魔」がないんです。

なぜ私たちは動画サイトやTikTokにだらだらと時間を使ってしまうのか?

あなたは行動経済学という学問をご存知ですか? ビジネスやマーケティングだけでなく、人生の決定にも役立つといわれるその学問を、今回の無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』で紹介する本が詳しく解説しています。

これでバッチリ⇒『行動経済学が最強の学問である』

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行動経済学が最強の学問である

相良奈美香・著 SBクリエイティブ

こんにちは、土井英司です。

本日ご紹介する一冊は、オレゴン大学ビジネススクールで行動経済学を学び、卒業後に「行動経済学コンサルティング会社」を設立、セイラー教授の共同研究者であるベナルチ氏の下で有名な「スマートプラン(=明日のために積み立てようSave More Tomorrowプラン)」を手掛けた著者が、行動経済学の基礎知識を体系化した一冊です。

類書が雑多な知識をただ紹介するだけだったのに対し、本書では、「認知のクセ」「状況」「感情」の3つの視点から、われわれが非合理的な意思決定をしてしまう理由を解説。

「ナッジ理論」から「プロスペクト理論」「不確実性理論」「アフェクト」「メンタル・アカウンティング」「フレーミング効果」「アンカリング効果」まで、主要58の理論を、きれいにまとめ上げています。

本書では、繰り返しこの「体系化」のことが強調されていますが、個人的には今をときめく先端企業が、どうやってこの行動経済学を活用しているか、具体例を示した点、最新の実験結果と著者の経験が書き込まれている点がいいと思いました。

マーケティングやビジネスの意思決定に役立つのはもちろん、人生の主要問題をどう決定するか、悩んだ時にも役立つ内容だと思います。

どうすれば、「認知のクセ」や「状況」「感情」に振り回されず、賢明な意思決定ができるのか。

リーダーならずとも知っておきたい知識が、事例入りでわかりやすくまとめられています。

ある程度、行動経済学の本を読んだという方も、知識をアップデートするために読んでおくといいと思います。

見た目やページ数はまあまあごついですが、読みやすくまとめられているので、苦労なく通読できると思います。

市川猿之助が入院の特別室「1泊24万円」の上級国民ぶり。退院後あの自宅で“療養”の異常

去る7月28日、歌舞伎俳優・市川猿之助被告が母親と父親に対する自殺ほう助の罪で起訴されました。しかし、その現場となった自宅に、療養のため猿之助は戻ってきていたと女性週刊誌に報じられました。入院中は、高額な宿泊費の部屋にいたとされ、その上級国民ぶりがうかがえる猿之助被告。この報道について、芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんは、衝撃を受けると同時に「ある疑惑」や「妄想」に駆られたと告白。10月に初公判を控える猿之助被告は今、何を思って「あの自宅」にいるのでしょうか?

市川猿之助の近影に思う、10月20日の“柝”の音色…

“逃げ切った…”感の市川猿之助こと喜熨斗孝彦被告の近影が『女性セブン』に掲載されていました。

来月20日、東京地裁で初公判を控える喜熨斗被告、身体は随分痩せたように見受けられましたが特にやつれた様子もなく、普通に自転車で出掛けているのですね。

同誌によれば、7月末に原宿署から保釈後、東京都内の大学病院に入院していた喜熨斗容疑者は、先月半ばのお盆明けに退院していたということです。

私が驚いたのは、退院後の喜熨斗容疑者の療養先です。

取り調べで語った「両親が睡眠薬を飲み意識が混濁したあと、顔にビニール袋を被せ養生テープで留めた」行為をした事件現場である自宅に戻っていた…と『女性セブン』が報じたのです。

正直、度肝を抜かれましたね…。

事件直後は精神的に不安定な状態が続き、決して目の離せない状態だったという人物が、その3ヶ月後に両親と暮らした自宅に戻れるものなのでしょうか。

自宅から事務所関係者に付き添われ、入院していた大学病院に医療的ケアで通院は続いているといいますが、両親が最期を迎えた場所であり、自身も意識朦朧となったクローゼットのある部屋で暮らしていけるものなのでしょうか…短パンにサンダル姿の喜熨斗容疑者の近影に、複雑な妄想に駆られてしまいます…。

彼の通院風景を見ながら、私は自分の記者時代のことを思い出していました。

この大学病院は駐車場が正面玄関前にあり、関係者や親族らの動きが高い確率でカバー出来ます。

取材対象関係者が正面玄関から中に入れば、次はエレベーターを待つことになります。

ここまでカバーできれば、取材対象者が何階のどのエリアに入院しているのかがほぼほぼ特定できるわけです。

『女性セブン』によれば喜熨斗容疑者が入院していたのはこの病院の特別個室だそうで、1泊24万円を超える、日本で最もお高い入院個室…噂では沢尻エリカもここで静かに息を潜めていたようです。

単純に計算すれば、10日入院していれば個室代だけで240万円超がかかりますが、専用のカードキーがなければ入室は出来ず、口の固いコンシェルジュが付いた応接室付きの厳重にプライバシーが守られた要塞が必要な人物にとっては“金に糸目を付けぬ”状態なのでしょうね。

小泉進次郎がサーフィンで“処理水の安全アピール”に「はじめて進次郎構文が役に立った」の声。アンチも驚愕のセクシー波乗りとは?

8月24日13時、海洋への放出が開始された福島第一原発の「処理水」だが、福島県の漁業関係者からは政府・与党へ「説明不足だ」と批判の声があがり、国民の声も賛否両論だ。また中国をはじめ海外から批判の声があがるなど、批判の声は止む気配がない状態に。そんな中、我らが小泉進次郎元環境相(42)が、またも奇策に打って出た。南相馬市の海岸で開かれた子ども向けの「サーフィン教室」に颯爽とあらわれた進次郎は、何と自ら海でサーフィン姿を披露することで「処理水の安全性をアピールする」という、常人には思いもよらない方法をとったのだ。これには、SNS上で久しぶりに「進次郎構文」のキーワードがトレンド1位を獲得。「はじめて進次郎構文が役に立ったところを見た」「意味がとおった」という声が相次いでいる。

漁師に「説明」するでもなく、処理水を「飲む」でもなく

報道によると、進次郎は3日、福島県の海の安全性を示すために、南相馬市の坂下海岸でおこなわれていた子ども向けサーフィン教室に出現。自らサーフィンを楽しむことで、処理水の安全性をアピールした。

 
 
 
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この様子は、進次郎の公式インスタグラムのほか、多くのテレビメディアでも報じられている。「安全なら処理水を飲め!」と批判されている日本の政府・与党だが、飲むどころか自ら海水に身を預け、その波に乗って楽しむという、進次郎以外の人間には到底できない方法で安全性をアピールしたのは衝撃的だ。

今まで「有料レジ袋」「昆虫食」「セクシー」「不倫」など、国民から批判されることの多かった進次郎。しかし今回は、ネタではなくマジの「処理水放出後の海でサーフィン」だった。

これには、ネット上も「斜め上すぎる」「福島の処理水は安全です、だからこそ福島の海で泳いでも安全なのです はじめて進次郎構文が役に立った」など、称賛(?)の声が殺到。

普段は、ネット上で反自民、リベラル寄りの発言が多い脳科学者の茂木健一郎氏(60)も、X(旧ツイッター)で、

「小泉進次郎さんが、福島の海の安全性をアピールするためにサーフィンをされたのは、配信された写真を含め久々のヒットだと思う。人々はサプライズを求める。福島の魚を食べるなどの「絵」は見慣れていて大きな効果がない。政治家は、世論にアピールする際の認知的効果をもっと研究したらいい。」

などと称賛した。

ネット上では「ネタかと思ったらマジだった」「なんかもうお前らしくて大正解だ」「アンチの挙動も計算している」「思いつかなかった維新が歯軋りしてそう」など、さまざまな声があがっている。

“ラーメンの小池さん”今年で90歳!アニメーション作家・鈴木伸一さんが明かす、トキワ荘と手塚治虫とスタジオ・ゼロ

40代以上の世代であれば誰もが知っている、藤子不二雄アニメに登場した、いつもラーメンをすすっているメガネのおじさん、通称「ラーメンの小池さん」。この人物にモデルがいたことをご存知でしょうか? その名はアニメーション作家の鈴木伸一さん(89)。今年で90歳になる“ラーメンの小池さん”こと鈴木伸一さんは、一体どんな生い立ちをたどり、そしてどんな仲間とどんな仕事を残してきたのでしょうか? 漫画原作者で元漫画編集者の本多八十二さんが、元トキワ荘メンバーで、今も現役のアニメーション作家・鈴木伸一さんに単独インタビューしました。

鈴木伸一 (すずき・しんいち):アニメーション作家。1933年長崎県生まれ。漫画家を目指し上京、トキワ荘の住人となる。おとぎプロでアニメーターとして活躍後、トキワ荘時代の仲間とアニメ制作会社「スタジオ・ゼロ」を設立。数多くのテレビアニメを制作。並行して自主アニメを制作し海外のアニメ映画祭の賞を受ける。その後フリーとしてCM・アニメ制作に携わる。杉並アニメーションミュージアムの初代館長として日本アニメの普及に尽力。アニメ制作集団G9+1のメンバーとして現在も作品を作り続ける。

何をしているのかよくわからない「近所のおじさん」の正体

昭和のアニメの象徴といえば、土管のある空き地と、近所の謎のおじさん。きちんとした勤め人ではなさそうだが、おそらく何らかの生業を持っていて、どんなシーンにもさりげなく映り込んでいる。そしてそのおじさんはなぜか常にラーメンを食べていた。

かようなアイコンの代表格、赤塚不二夫氏や藤子不二雄氏らの作品にしばしば登場したラーメン大好き小池さんのモデルとして名高いアニメーション作家の鈴木伸一さんが、これまでの足跡を生い立ちから語り下ろした『アニメと漫画と楽しい仲間』が、卒寿を迎えられる今年、玄光社から上梓された。今回鈴木さんにお話をうかがう機会を得て、脳内にたたずむ近所の謎おじさんの正体にせまってみた。

鈴木さんは昭和8年、長崎県のお生まれ。ご家族で当時の満州にうつられ、終戦後引き揚げて早々にお母様が倒れ、鈴木さんは学校を休んで看病と弟らの世話をするという大変な生活を送られた。そんな生い立ちから、父親の知縁である漫画家の中村伊助氏を頼って単身上京するようすが、本書の序盤にさらりと書かれている。

「僕がディズニーが好きだったもんで、当時『おんぶおばけ』という漫画映画をつくっていた横山隆一先生を中村先生が紹介してくださったのが、僕にとっての大きな転機でした。また、上京してすぐに『漫画少年』編集部にあいさつに行って、編集長から<寺田ヒロオさんがいるから訪ねてみれば?>と紹介されたことで、トキワ荘と手塚治虫先生に繋がりましたし、今思うとそれが人生の始まりでしたね」

学校に通えず家事と看病に明け暮れる鈴木少年を不憫に思われたのかもしれない、お母様は学童社の雑誌『漫画少年』を買い与え、鈴木少年は昼間は家の仕事、夜は投稿、という毎日を過ごした。当時の『漫画少年』には落選も含めて投稿者の氏名が県別にすべて掲載され、その中にはのちにトキワ荘で出会うことになる面々も含まれていた。そのような同好の士との合縁奇縁が、トキワ荘の仲間と設立するアニメ製作会社、スタジオ・ゼロの歴史とともに本書の中で楽しく展開されている。

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トキワ荘にしろスタジオ・ゼロにしろ、同好の士とともに貧しいながらも切磋琢磨し粗末な建屋から出発する、いまでいうベンチャーのロマンのようなものをかんじるわけだけれど、おそらく当事者からとってみればそのような感傷にひたる暇もないほど当時は必死だったのだろう。

だが鈴木さんの語り口からはご苦労は微塵も感じさせず、むしろ同じ志をもつ仲間たちとともに好きな仕事をする喜びや楽しさがあふれ出ている。本書は全体からそのような、人と人との結びつきや縁のようなものの温かみを大事にする精神が貫かれていて、それは実際にインタビューで鈴木さんご自身に接してもひしひしと感じられた。

いわゆる老害、と揶揄されるような、お歳をめした方や一時代を築いた方特有の、自分を大きく見せようだとか、ことさら過去の仕事を強調しようだとかいう欲が一切感じられない。ただただにこにこと控えめに話される語り口に、中村伊助、横山隆一、手塚治虫という三人の師と巡りあえた幸運を「僕は本当にラッキーだったと思うんです」と受け止められている謙虚さが貫かれていることに感銘をうけた。

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東映動画や東京ムービーという大手と仕事をシェアし続けたスタジオ・ゼロ時代を振り返り、次の仕事をどんどん取ってきてくれる番頭というか敏腕マネージャのような存在があれば、もっと長く続けられたかもしれない、というようなことを鈴木さんはおっしゃっていた。

逆に考えれば、”仕事馬鹿”のあつまる職能集団であるスタジオ・ゼロに、次々とアニメ作品の仕事の話が舞い込んできたこと、さらに、フリーの業界雀である鈴木さんに、トキワ荘時代の漫画家らの作品のアニメ化の話がひきもきらず持ち込ま続けたこと自体、鈴木さんへの信頼と、ゆるいながらも魅惑的な吸引力をみせるお人柄が大きく影響したことだろうと思われる。

じっさいご本人も、「彼ら(トキワ荘出身作家ら)が僕に自分の作品のアニメ化の仕事をずっと声かけてくれたのは、こいつに任せればどうにかなる、という思いがあったのかもしれませんね」とお話になっていた。

ついに「核兵器」使用か。“プリゴジンの死”でプーチンの留め金が外れた

8月23日、搭乗していたプラーベートジェット機が墜落し死亡した民間軍事会社ワグネル代表のプリゴジン氏。その影響は世界の今後に大きな影を落としかねないようです。今回のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』では元国連紛争調停官の島田さんが、プリゴジン氏の死がロシア政府や軍内の「ストッパー」を外してしまった可能性を指摘。さらにウクライナ戦争の裏で国際社会の分断がより深刻化する現状を解説するとともに、そのような状況の中で日本はどう行動すべきかを考察しています。

ロシア・ウクライナ戦争の裏で進む「国際社会の大再編」

「我々は早急にウクライナからの出口戦略を立案し、実行しなくてはいけないかもしれない」

国民の7割強、上下院議員の8割が「これ以上の対ウクライナ支援は再考する必要がある」と表明しているアメリカ政府内で強まっている意見です。

NATOのリードを取り、他国に抜きん出て対ウクライナ支援を実行してきたバイデン政権ですが、ロシアによる侵攻から1年半が過ぎても一向に成果が表れず、ロシアに力を蓄え、軍を再編成する余地を与えただけでなく、主導した対ロ制裁が、中国やインド、南アフリカとブラジルをはじめとするBRICs諸国と、中国・ロシアとの距離を縮めつつ、次第に欧米諸国と距離を取り始めた中東・アフリカ諸国に阻まれて機能しない現実に直面した結果、来秋に実施される大統領選への悪影響を排除するために、ロシア・ウクライナ戦争からの出口を探りだしているのが、アメリカ政府・バイデン政権と民主党と言えます。

その波に便乗するように、欧州各国(特に西欧)の政府も“この”戦争からの本格的な撤退を計画するようになってきています。

ビジネス面では、戦争の継続によって、冷え切っていた経済や景気を再ブーストする効果が期待されているものの、ロシア・ウクライナ戦争の泥沼化と長期化により、先の見えないインフレと常に付きまとうエネルギー危機への強い懸念が国民生活を圧迫し、各国の国内政治上、現在のリーダーと与党に対する負の圧力が拡大していることで、“一刻も早くこの戦争から抜け出す必要がある”との認識が広がってきています。

アメリカが供与したアブラハムやクラスター爆弾、ドイツが供与したレオパルト2、フランスが提供してきた装甲車、英国が供与したストームシャドーなどが、次第に成果を収め始めている中、ウクライナ政府と軍が、当初の約束とは違い、それらの兵器を直接ロシア本土への攻撃に用い出したことで、ロシアからの激烈な反撃と報復を懸念し、武器兵器の管理(監理)義務はほどほどに、互いに“いつ”この戦争から抜け出すかを真剣に議論する段階にまで発展してきています。

NATO各国はすでに今年中には解決できないことを確信し、現実的にはウクライナが諦めるか、プーチン大統領がいなくなる(言い換えると死亡する)というサプライズでも起こらない限りは、短く見積もってもこれから3年以上は戦争が続くという分析結果を出し、シェアしています。

調整プロセスの準備をしているNATOサイドの仲間たち曰く、「NATO各国はもう一枚岩とは言えず、可能な限り迅速にこの戦争から手を退きたいという意見が強まっている。物理的に距離があるアメリカはもちろん、直接的な攻撃を受けづらい英国やフランス、ドイツ、イタリアといった国々(西欧)は、表向きはウクライナを支えるそぶりを見せつつ、真剣さが欠如しはじめているように見える。直接的な脅威に曝されているポーランドやバルト三国などについては、NATO内でも非常に対ロシア・ハードライナーの立場を明確にし始め、NATOの諸会合でも加盟国間の意見の調整が実質的にできなくなってきた」とのことで、「NATOとしてのコミットメントの結束がいつ崩れ、対応が“関心国のみ”という形式になるかは、もう時間の問題」との認識が示され始めています。

この記事の著者・島田久仁彦さんのメルマガ

話すことが心底楽しいと思えるか。45歳過ぎからの「英会話」習得の秘訣

中学から高校まで6年も勉強したはずなのに、ちょっとした英語も話せないし聞き取れないアラフィフが大勢いるのが日本の実状です。それだけに「話せるようになりたい」と思っている人も多く、45歳からの英語習得に関する質問が『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』に届きました。人気コンサルの永江さんは「英会話学校に通って話せるようになった人を知りません」と語り、英会話習得に何が必要かを伝えています。

45歳から英語を話せるようになるために

Question

shitumon

45歳も過ぎてから、子会社の監査等で海外出張が増え、英語の必要性を感じるようになりました。良い機会なので英会話学校にでも通おうかと思っているのですが、営業ではないので英語を話せても取引先に行くわけでもなく、そこまでモチベーションも上がりません。ホテルやタクシー程度ならgoogle翻訳で十分じゃないかとも思っています。

ただこの先のサラリーマン生活を考えた時に、英語を話せないと収入を増やしにくいようにも感じておりまして、永江さんのご意見を頂ければ幸いです。よろしくお願いします。

永江さんからの回答

英語はやるのはもちろんありですが、日本にいながら英語が話せるようになれるかは、英語を好きになれるかどうかにかかっていると思います。

日本の主要企業はどんどんグローバル化しているので、特にハイスペックな仕事で英語を喋れないのはデメリットでしかありません。45歳なんてバリバリ現役で、英語が話せてマイナスはないし、チャンスは広がるでしょう。

でも身に付ける方法としては、わたしは英会話学校に通って話せるようになった人を知りませんw。強制的に仕事や生活で使うわけでもなく、英語を話せるようになる人って、大体は映画を丸ごと覚えたとか、スティーブ・ジョブズのスピーチを完コピした人とかです。

これって要は、英語を話すこと・勉強することが心底楽しいと思えるかが重要ってこと。英会話教室に通うかどうかは必要条件じゃありません。楽天なども一時期社内公用語を英語にして失敗していましたが、やらされ感や義務感で英語を習っていても話せるようにはならないでしょう。

例えば、通訳なしで現地の実態を聞いて把握できるとか、現地の人と通訳抜きで人間関係を築けるとか、自分が英語に関心を持ってのめり込めるのはどんなことかを考えて、楽しみながら勉強できるやり方を考えて英語を身に付けるのが良いと思います。

この記事の著者・永江一石さんのメルマガ

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