石原慎太郎氏「腰抜け」と政府批判。一方ネットは河野大臣を「英断」

元東京都知事で作家の石原慎太郎氏(87)が17日、自身のツイッターを約半年ぶりに更新。「腰抜けの日本政府はこの国を守るためのイージス・アショアの配置をなぜ日本の固有領土の尖閣列島におこなわないのか」と激しい口調で、イージス・アショアの計画停止問題を批判した。

石原氏がイージス・アショア問題で怒りのツイート

石原氏がツイッターを更新したのは昨年11月25日以来。「腰抜けの日本政府」という強い言葉を使っていることから、言わずにはいられないという石原氏の思いが伝わってくる。

イージス・アショアをめぐっては、河野防衛相が15日、秋田、山口両県への配備計画を停止すると表明。「導入を決めた当時としては正しかったが、コストと期間を考えると合理的な判断とは言えない」と説明していた。

これを受け、身内である自民党内からは不満が続出し、導入を決めた際の担当大臣であった小野寺五典氏は「説明がなければ到底承服できない」と語り、二階幹事長も「党に何の相談もなく、一方的に発表された」と不快感をあらわにしている。

しかし、16日付の毎日新聞によると、「河野氏が配備停止を決めたのは、迎撃ミサイルの発射の際に切り離されるブースターを演習場内など安全な場所に確実に落下させられない『技術上の不備』が発覚し、高額なコストと期間がかかることから『合理的ではない』と判断したため」と報じていて、改良には10年以上の期間と数千億円の費用がかかる公算が大きいという。

河野防衛相の今回の判断を英断とする見方もあり、相応の覚悟と信念がなければ下せなかったとして、ネット上では称賛する声が多数聞こえてくる。

計画停止を受けて、河野防衛相は候補予定地だった地元に説明と陳謝を行うため、19日に山口県、21日には秋田県を訪れることにしているといい、どのような説明がなされるのか注目される。

元国税が暴露。電通「中抜き」問題と官僚天下り問題との深い関係

20億円もの税金が「中抜き」された疑いのある、持続化給付金事業の委託問題。その説明の説得力のなさに納税者の怒りは高まるばかりですが、そもそもなぜ我が国では、このような杜撰な対応がまかり通るのでしょうか。今回のメルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』では元国税調査官で作家の大村大次郎さんが、もはや「国が主導しているとも言える腐敗の構造」を暴いています。

※本記事は有料メルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』2020年6月16日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール大村大次郎おおむらおおじろう
大阪府出身。10年間の国税局勤務の後、経理事務所などを経て経営コンサルタント、フリーライターに。主な著書に「あらゆる領収書は経費で落とせる」(中央公論新社)「悪の会計学」(双葉社)がある。

 

持続化給付金は天下りの温床

前号(6月1日号「すべてはメンツと利権死守。アビガンを厚労省がすぐ承認できぬ闇」)では、「新型コロナ対策では、アビガンがなかなか承認されなかったり、世界で大活躍している日本企業製のPCR検査機器が日本国内では使用不可になっていたりなどの不可解な点が多々ある」「それは厚生労働省の官僚たちが自分たちの権威と利権を守るために、日本の優れた医療資源を承認しないのだ」ということを述べました。今回は、その官僚たちの天下り事情についてお話したいと思います。

昨今、持続化給付金の中抜き問題が大きくクローズアップされています。この問題も、実は官僚の天下りと大きく関係しています。なので、持続化給付金に絡めて官僚の天下り事情をご説明したいと思います。

持続化給付金というのは、新型コロナにより経営が悪化した中小企業に、悪化状況に応じて現金を給付するという事業です。中小法人で最高200万円、個人事業者で最高100万円が支給されます。経営悪化している事業者は多いので給付の総額は膨大になると見込まれ、事務委託費だけで769億円もの予算が組まれています。

この持続化給付金の事業が、「サービスデザイン推進協議会」という団体に769億円という巨額な費用で事務委託され、その委託費は20億円抜かれた後さらに電通などに再委託されていた、それが発覚し問題となったというわけです。

冒頭に述べましたように持続化給付金の委託においての「中抜き問題」も、官僚の天下りが大きく関係しているのです。持続化給付金の委託を受けた「サービスデザイン推進協議会」という団体は、実は天下りの巣窟なのです。

サービスデザイン推進協議会の理事の中には、天下り官僚はいません。さすがに、国から莫大な委託費を受け取っている団体に、天下り官僚などがいれば世間から叩かれるのはわかっているので、官僚たちはそんなヘマはしないのです。

が、サービスデザイン推進協議会に名を連ねている企業が、天下りの代表的な受け入れ先なのです。

サービスデザイン推進協議会は、電通、パソナ、トランスコスモスなどによってつくられた団体です。

電通は昨年も元総務省事務次官の桜井俊を取締役に受け入れるなど、官僚の天下り先として非常に有名な企業です。

またパソナという会社は人材派遣業であり、小泉内閣の経済政策を一手に引き受けていた竹中平蔵氏を会長に迎え、官僚の再就職業務(つまりは天下りのあっせん業務)なども行っていた「天下りの総本山」というような会社なのです。

サービスデザイン推進協議会の理事として名を連ねている「日本生産性本部」という公益法人も、天下りの総本部のような法人です。日本生産性本部とは、労働問題などを研究するシンクタンクですが、国から莫大な補助金をもらっています。そして、この日本生産性本部は、大量の天下り官僚を受け入れており、国会などで何度も批判を浴びて、その都度規模を縮小されるのですが、いつの間にか復活して肥大化するというゾンビのような集団なのです。

このように電通、パソナ、日本生産性本部は、日本の天下りを象徴するような存在なのです。彼らが中心になってつくられた「サービスデザイン推進協議会」が、どういうものなのか、赤ん坊でもわかるはずです。

 

現場は限界。たった40万で介護職員を呼び戻そうとする国の浅はか

深刻な人手不足が続く介護現場の現状を打破すべく、このほど厚労省は、介護職員の再就職準備金を40万円に引き上げる方針を固めました。しかしこの決定を、「その場しのぎの絆創膏治療」と切り捨てるのは、健康社会学者の河合薫さん。河井さんは自身のメルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』で、瀕死の状態に陥っている介護現場の実態と離職が多い理由を紹介するとともに、高齢社会に向き合ってこなかった政府の姿勢を厳しく批判しています。

※本記事は有料メルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』2020年6月17日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:河合薫(かわい・かおる)
健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経たのち、気象予報士として「ニュースステーション」などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後は、産業ストレスを専門に調査研究を進めている。主な著書に、同メルマガの連載を元にした『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアムシリーズ)など多数。

老いる社会の闇

介護現場が“瀕死の状態”に追い込まれています。

慢性的な人手不足に加え、新型コロナの影響で施設の運営が厳しくなる一方で、高齢者の体力や知機能が低下し、業務負担が増大しているのです。

そこで即戦力となる経験者を呼び戻そうと、厚労省は最大40万円を復帰する経験者に貸し付ける方針を固めたそうです。

これまでは「最大20万円」だった介護福祉士修学資金等貸付制度の貸付額を倍増し、2年間介護の仕事を続ければ返済は免除されます。

介護福祉士として登録しながらも、介護職として働いていない「潜在介護福祉士」は全国に45万人(推定)。団塊の世代が全て75歳を超える2025年に必要となる介護職員の人数は245万人。不足する人数は34万人と試算されているので、45万人の人たちになんとか戻って欲しいというのが、国の本音なのでしょう。

これで少しでも戻ってきてくれれば、短期的にはいいかもしれません。

しかしながら、これだけではスズメの涙にしかならない。その場しのぎの“絆創膏治療”では、どうにもならないくらい介護の現場は疲弊しているのです。

「人」相手の介護現場は、常に予想外とイレギュラーの連続です。私たちが想像する以上に忙しく、拘束時間も長い。しかも、まとまった休みも取れません。365日24時間の仕事だし、賃金も安いので、いい意味で遊んで、見聞や視野を広げる機会も乏しく、人間関係も…施設の中だけに限られがちなのです。

40万円は確かに魅力的です。こういった取り組みは必要だとは思います。しかし、それだけでは足りないのです。「ここで働き続けたい!」と働く人たちが思える職場環境がなければ、離職率を下げることも、介護人材を増やすこともほぼ不可能です。

実際、離職した理由を調べると「職場の人間関係」「休暇が取れない」などをあげる人が多く、逆に「離職率の低い」施設では、例外なくスタッフに投資していました。

ある施設では、サバティカル休暇のような長期休暇が取れたり、ある施設では、スタッフの自己啓発の教育支援を行ったり、ある施設では、スタッフ同士、利用者、利用者の家族がつながる機会を積極的につくったり、カネと時間と手間をかけて、「働き続けたい職場作り」に精を出していました。

つまり、そういった職場を作るために、国が出来ることは何か?どんなサポートをすればいいのか?「介護する人」の社会的評価を高めるには、何が必要なのか?

そもそも「介護」において、超高齢社会の日本が大切にしたいことは何なのか?

そういった議論を、今こそするべきだと思うのです。

夏のボーナス6%減も大手企業は92.5万円。ネット「うらやましい」

時事通信は17日、「経団連が発表した大手企業の2020年夏ボーナスの妥結状況(第1回集計)は、前年比6.0%減の92万5947円となった」とし、「リーマン・ショックによる世界同時不況の影響を受けた09年(19.4%減)以来の減少率だ」と報じている。

大企業と中小企業で大きな差

新型コロナウイルスの感染拡大の影響による業績の悪化が反映された数字となった。外出自粛のあおりを受ける形となった非製造業では、減額や支給見送りが出ているという。ただ、今回発表された金額は大手企業のもので、中小企業はさらに厳しい数字が予想され、例年通りのボーナス支給とはならなそうだ。

冬のボーナスも期待できない

夏のボーナスが少なければ、次の冬のボーナスに期待したいところだが、残念ながら思い通りにはならないだろう。新型コロナの影響を受けた企業の業績が、たとえこれから上向きになったとしても、年末に反映されるとは考えにくい。どうやらことし1年間はボーナスをあてにした買い物や旅行はできなさそうだ。

ネット上では「夏のボーナスなどない」「思っていたほど減っていない」「政治家はなぜ減らないんだ」など悲喜こもごもな声が上がっている。

明日は夏のボーナス支給日。ボスから明細手渡しされた。評価低いので見もしなかったけどね…

— montetsutsu (@montetsutsu) June 17, 2020

夏のボーナスなんてねぇよ

— 飛鳥 (@6aaejpjpDC03) June 17, 2020

大手企業の夏ボーナス平均90万以上あるん?やば

— 勝成 (@gotooooooo16) June 17, 2020

夏のボーナス
平均92万とか…
どの平均とってんねって#夏 #ボーナス

— 昭和37年式 (@yamasan55sai) June 17, 2020

大手の夏のボーナス羨ましい額だなあ

— サトゥー (@satwuu) June 17, 2020

大手企業の夏のボーナス減らしいけど出るだけいいじゃないか。こちとら中小企業は出ない上に、現在の給料も少なくてマジ生活できんわ。
10万じゃ足りない!!!

— きよこ (@kiyoko945) June 17, 2020

大手平均が夏に6%減って相当ヤバい感じするな 夏ボーナスって基本は前年度利益だから今年度の影響無い筈で、今年度影響乗っちゃってるなら大手レベルでも内部留保食い潰し掛けてるとか先行き超不透明とかになってるとこ出てるんでは

— 森谷樹里@南東 (@Julie_U_RMP_3) June 17, 2020

※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

source: 時事通信

image by: shutterstock

プラスとマイナスの両面を見てわかる「コロナ禍」からの脱出法

新型コロナウイルスにより不幸にして亡くなった方が多くいる一方、日本ではインフルエンザの患者や交通事故が減ったという悪くない数字が発表されています。メルマガ『毎月1000人集客するプロ講演家が教えるコミュニティづくりの秘訣』の著者にして、ベストセラー作家・起業家の岡崎かつひろさんは、「コロナ禍」から脱出するヒントを掴むにはプラス・マイナス両面を見る必要があると伝えています。例として、テレワークのメリットとデメリットを挙げ、デメリットから注目される「Remo」のようなバーチャルオフィスのサービスを示しています。

コロナ禍からの脱出法。プラス・マイナス、セットで見ること

悪いことばかりじゃない。コロナがあったからこそ助かった命も

コロナをキッカケに世の中が少しずつ変わり始めました。中でも変わったのが働き方じゃないでしょうか。外出自粛も、東京アラートも解除されてだいぶコロナも落ち着いてきた印象があります。コロナで経済が打撃を受けたり、たくさんの感染者が出てここ数カ月は大変でしたが、悪いことばかりじゃなかったともいえます。

というのも、例年に比べてインフルエンザがおちついていたり、交通事故の発生件数も過去最少となりました。2020年4月の交通事故においては、昨年の同じ時期に比べて1万人近く減り、さらにひと月当たりの事故発生件数としては過去最少となったことを考えれば、コロナが流行ったことで外出自粛になり、逆に助かった命もあったんじゃないですかね。

このように物事は、どちらか一方だけ見て判断するのではなく、必ずプラスとマイナスの面、両方セットで見ることが大切です。人は、それぞれ思考の癖があり、プラス面を多く見る人、マイナス面ばかりを見てしまう人がいます。

今回のコロナでいえば、世界全体がマイナス面に目を向けた人が多かったんじゃないかと思いますが、こういうときこそプラス面にも目を向ける癖をつけることが大切。両方見ることで、物事を俯瞰して見られるようになります。

テレワークが急激に増加。働き方はどう変わる?

コロナの影響で外出自粛になり、オフィスワークからテレワークに切り替えた人も多かったでしょう。Twitterでは在宅勤務を永遠に可能にすると発表し、在宅ワーク用機材や保育料も支援しています。そこまでしなくても、テレワークができる環境の人は自宅でテレワークをやり、また必要な機材などを会社持ちで購入した人も多いと聞きます。

テレワークが進んで便利になった人たちと、1カ月、2カ月だったためテレワークになり切れず出社に戻った人たちと、これから2分化するんじゃないでしょうか。その結果、今まで通りの働きかたをする人たちもいます。

テレワークの割合が増えることで、生活そのものが変わる人も増えてくるでしょうね。たとえば、移動しなくていいなら車を持つ必要もなくなりますよね。なかには、これから先は自給自足がもっと流行るんじゃないかと言っている人もいます。ある人は「川沿いに住みなさい」といいます。川沿いをすすめる理由としては、魚が獲れる、水もある。水力発電ができる。そういうわけで、今、川沿いが今一番熱い、というわけです。

僕的には、そこまで世の中が変わるとは思えません。とはいえ、メソポタミア文明など歴史をさかのぼれば川のそばというのは文明が発展します。そういった意味では、川沿いに引っ越すというのも手かもしれません。

筋トレのプロに聞く。人間の体も筋肉もあまり大きくならない理由

がんばってもがんばっても思うように筋肉が大きくならない。「なぜ?」「もう限界?」これは、ボディメイクに勤しむ多くの人が抱く疑問のようです。メルマガ『届け!ボディメイクのプロ「桑原塾」からの熱きメッセージ』著者の桑原弘樹塾長が、人間の進化と体の大きさと筋肉の関係を解説。筋肉は必要以上に大きくならないようになっているからこそ、大きくするには筋トレが必要なのだそうです。すなわち、がんばるしかないようです。

進化と筋肉の関係

Question

shitumon

人間の体は進化と共にこれからも大きくなると思われますか?昔の人に比べれば現代人の体は随分と大きくなったと思いますが、これからもどんどんと体は大きくなるのでしょうか。そして筋肉は何故あまり大きくならないのでしょうか。体が極端に大きくならないように、筋肉も大きくならないように出来てしまっているのでしょうか。(40歳、男性)

桑原塾長からの回答

昔の人に比べて現代人の体が大きくなったのは、やはり栄養的な要素が大きいのではないでしょうか。食べ物がしっかりとあるという大きな前提のうえに、更には栄養学も進んできて、単なる食事ではなくサプリメントまで登場してきたわけですから。

人に限らず生物は様々な環境に適応して進化を続けていますから、とりあえずは現時点での姿はほぼ最適に近いのだと言えると思います。私たち人間も体のサイズには個人差はあっても、だいたい似たようなサイズ感の中での小さな差でしかなく、例えば身長3mの人がいないのはそれが人間として地球で生息していくうえで適していないからでしょう。

地上では重力という負荷がかかりますから、必要以上に大きくなってしまうと、関節や骨への負担が大きくなりすぎて耐えられなくなるという問題もあります。直立二足歩行で両手を器用に操り、高い知能を抱える人間にとっての最適な体のサイズとなると、ざっと一定の枠のサイズに入ってしまうのでしょう。

陸上に生息する生き物では象が一番大きな動物だと思いますが、それ以上に巨大な生き物へとなかなか進化はしていきません。それも大きくなるメリットがあまり無いからだと思います。

大昔の恐竜は確かに巨大な体をしていました。だからそれを支えるために、特に陸上ではティラノザウルスに代表されるように巨大な太腿が重心に近いところから生えて体を支えていました。それ以上に大きくなる場合は、水中もしくは半分水中といった具合に重力という負荷から逃げなくてはいけません。

当時の大きさは生きていくうえでのメリットも大きかったから、あそこまで大きくなる方に進化したのかもしれません。それは補食しやすいという事です。体が大きくて強いという事が捕食に有利になって、生き残る確率をあげていったのでしょう。

そして捕食が十分になることで栄養が行きわたり、そのためにまた体が大きくなる要素が備わって、どんどんと巨大化していったのです。皮肉なことにやがて捕食する獲物が減って来て、強大化した恐竜同士の争いになっていきました。

恐竜の絶滅は巨大隕石の衝突によるものですが、仮に隕石の衝突がなかったとしても巨大化という進化はそれ以上には進まなかったのではないかと思っています。

なぜ、スイカ割りはアドバイスする人が多いほど成功しないのか?

例えばこれまで経験したことがないような事態に直面した際、その解決に「情報」が必要なのは言うまでもありませんが、「質」とともに「量」も重要な要素となるのもまた事実です。では、何をもって「適切な情報量」とすべきなのでしょうか。今回の無料メルマガ『毎朝1分! 天才のヒント』では著者の倉橋竜哉さんが、「スイカ割りの必勝法」を例に取り示唆に富んだアドバイスを記しています。

聞き入れること

去年は我が家育ちのスイカを食べた倉橋竜哉です^^;

「スイカ割りの必勝法を教えてあげようか?」と近くにいた男の子に話しかけていたのは、数年前のことでして…もう30年近く前のことになりますが、生まれて初めてスイカ割りをしました。男3人で海に行って、クーラーボックスにスイカを入れてきた友人がいて、なんかその場のノリで「スイカ割りしようぜ」みたいな話になって、浜辺に落ちていた棒を拾ってきて、タオルで目隠しをしまして、10回ぐるぐる回って「もっと右!」「あと2歩前!」とか言われて、棒を振り下ろしてスイカを叩くわけです。

私がトップバッターだったのですが、いきなりスイカの芯を捉えてしまったらしく、一撃でキレイに割れてしまいました…。声の誘導のおかげで、特に迷うことなく棒を振り下ろすことができました。こんなあっさり終わってしまうとは思っておらず、他の2人は不満そうでしたが、一撃必殺で割った私は、大満足でした(笑)。

それから10年ぐらいしまして、20人ぐらいで海に行った時に、またスイカ割りをすることになりまして、同じように始まったのですが、私が最初にやってしまうと、また一撃で割れてしまって、みんなつまらないだろうなと思いまして遠慮して、みなの様子を見ておりました。

「もっと左!」「3歩前!」「2時の方向!」

参加者が多い分、いろんな声がかかります。ところが誰もスイカを割れません。惜しいところまで行く人もいましたが、少しかするだけでスイカは割れませんでした。

誰も割れない中で「仕方ない、オレの出番か…」と思いまして、いよいよスイカ割り十割打者の私が登場です(1回しかやってないけど)。前回、特に苦労せずあっさり割れたので、今回もそうなるだろうと思っていたのですが、「もっと右!」「5歩先!」「少し右むいて!」とか、20人近くのいろんな声を聞いていたら、混乱してきまして、たぶんココだろうと思って棒を振り下ろしたら…全く違うところで地面を叩いていました。ボスっと棒が砂に刺さる音がしました。「最後にオレが決め手やる」みたいなていで出ていったので、恥ずかしかったですね(汗)。

さらにこの話は続くのですが、それから数年が経ちまして、またスイカ割りの機会がありまして、その時は30~40人ぐらいの参加者がいました。基本的に大人は声援を送るだけで、子どもたちがチャレンジしていました。多くの声に混乱してしまうせいか、正反対に歩き出す子もいましたね。

たまたま近くにいた、順番待ちの男の子に「スイカ割りの必勝法を教えてあげようか?」と言ったところ、興味津々で「教えて!」と聞いてきたので、こんなことを伝えました。

「みんなが、あっちいけ、こっちいけと言うけれど他は無視して、誰か一人だけの声を聞いたらいいよ」

「おじさんありがとう、やってみる!」

と笑顔で言われ、ああおじさんか…お兄さんじゃないんだ、とちょっと凹みつつ、彼を送り出しました。彼の番が来て、目隠しをして10回ぐるぐる回ってよろけながらも立ちまして、しばらくの間、まったく歩きませんでした。どうしたのかな…と思って、周りの声援はどんどん大きくなります。

毎月の保険料を支払わずに年金が貰える人がいるのはなぜなのか?

保険料を支払わずとも国民年金を受け取ることができる「国民年金第3号被保険者」に対して、不満を訴える声が頻繁に聞かれます。この制度、果たして本当に不公平なものなのでしょうか。今回の無料メルマガ『年金アドバイザーが教える!楽しく学ぶ公的年金講座』では著者で年金アドバイザーのhirokiさんが、当制度が誕生した背景を改めて辿りつつ、「第3号被保険者=不公平」が大きな誤解であることを解説しています。

国民年金保険料を支払わなくても年金が貰えてしまうのはなぜなのか

サラリーマンや公務員の扶養に入ってる、年収が130万円未満であるような人は国民年金第3号被保険者と呼ばれ、国民年金の毎月の保険料を支払わなくても支払ったものとして扱われるものがあります。この第3号被保険者は昭和61年4月からできたものですが、平成9年くらいから「保険料払わなくても将来は年金として貰えるなんて不公平だ!」って批判されるようになりました。

背景としては、女性の社会への進出が促進されてきたという点があります。昭和54年に女子差別撤廃条約が国際連合で採択され、日本は昭和60年に条約を批准(内閣が法律の成立を確認するというような意味。批准書を外国と交換すると国際法的な効力が発生する)し、締結国は差別撤廃の義務が課された。だから、日本は雇用条件に関して男女の差があったから、批准の前にまず昭和60年に男女雇用機会均等法を作って差別をなくす必要があった。

平成9年には労働基準法の改正により女子の時間外労働や深夜業も可能になり、原則として男性と対等となり、より女子の雇用の機会が増える事になりました。
もともと女子は時間外の労働とか深夜業は禁止されていたんです。

その平成9年からは夫婦共働き世帯が、妻が専業主婦であるという世帯より多くなった。だから、働く女性から国民年金第3号被保険者は不公平だ!という声が強くなった。私はちゃんと働いてるのに働かないで年金貰えるなんて許せないと。

さて、僕はこの国民年金第3号被保険者制度に対しては、制度としては不公平ではない事を書いてきました。たとえば、夫婦共働きで共に25万円稼ぐ場合(両者で50万円)、夫婦ともに同じ保険料を納めます。まあ、3万円の保険料納めるなら、総額6万円の負担をする。年金総額としても、夫は100万円、妻も100万円受給するというようになる。

じゃあ、専業主婦世帯だと夫が単独で50万円稼ぐなら、単独で6万円の保険料負担をする。将来的に夫が130万円の年金を受けて、妻が70万円の年金を受けるというような事になる。両者の世帯で見る保険料負担と、将来の給付総額は同じになるように設計されている。かなりザックリですがそうなるので、厚生年金世帯での不公平は生じていない。

しかし、これだけの説明では納得してもらったりしてもらえなかったりする。確かに不公平「感」はあるので、それ以上説得はしない。不公平かどうかを考える時、そもそも今の厚生年金の従来(旧法)の形と比べなければいけない。本来はそこから説明しないといけない。

昭和61年3月までの制度は、夫が厚生年金に加入して将来は厚生年金を受給し専業主婦の妻は将来は無年金という考え方でした。でも夫の支払う厚生年金保険料で、将来の厚生年金の給付は妻の生活費をひっくるめた支給をしますという形だった。だから配偶者加給年金も今の制度のように妻が65歳までという縛りはなく、夫に一生加算されていた(離婚したり、妻が死亡したりしないなら)。厚生年金が世帯単位の年金という所以。

夫がすべての厚生年金保険料を支払い、将来の年金給付は夫婦ひっくるめた給付を夫に支給する。つまり、国が年金を支払う際は、年金200万円支払うなら、夫にその200万円すべての年金を支払うという事だった。妻は無年金だけど、夫に夫婦二人分の生活費としての年金を与えますと。夫がすべての年金を握るわけですね。

しかし、このままだともし離婚した場合は、妻は無年金のままだから何の保障も受ける事が出来ません。夫が夫婦二人分の年金を独占して受けてるわけだから。それじゃあ結婚する女子にとってはあまりに危険すぎるわけです。

【書評】そもそも長崎にいなかった?坂本龍馬と亀山社中の関係性

数多く存在する幕末の志士の中でも抜群の人気を誇る人物といえば、坂本龍馬ではないでしょうか。しかし私たちが知る「龍馬像」は、司馬遼太郎氏により作り上げられたもの、というのも定説となっています。今回の無料メルマガ『クリエイターへ【日刊デジタルクリエイターズ】』で編集長の柴田忠男さんが紹介しているのは、歴史学者が坂本龍馬の実像に迫った力作。暗殺の実行犯や指示を与えた人物についても触れられた、フィクションを排した一冊です。

偏屈BOOK案内:町田明広『新説 坂本龍馬』

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町田明広 著/集英社インターナショナル

若い頃は司馬遼太郎の本を手当たり次第読み漁り、最初の全集(全32巻)も発行順に一巻ずつ揃えた。通勤時の定番だったシバリョー。司馬史観という言葉を聞いたのは、遥か後年である。ただのエンタメで読んでいた小説が、いつのまにかノンフィクションのように受け取られ、司馬自身は小説家を超えた影響力をいまも発揮し続けている。司馬史観は歪曲、危険と思うようになった現在。

司馬の描くヒーローたちには事実誤認が散見され、作為も覗える。過剰な表現が駆使され、本当の人物像からかけ離れてしまった。

龍馬がその最たる例である。司馬以降に現在の龍馬像を形作ったものが皆無ではないが、圧倒的な影響力は『竜馬がゆく』であろう。こうして出来上がってしまった龍馬像は始末が悪く、(略)なかなか研究者が手を出しにくい存在になっていった。

フィクションから生まれた坂本龍馬「伝説」が、「史実」となって久しい。最近の出版界では、また龍馬ブームと呼ぶべき現象が起きているらしいが、相変わらず司馬史観寄りが多いようだ。著者は明治維新史が専門だが、主な対象は幕末政治史で、さらに絞り込んで薩摩藩を中心に研究をしている。その中で龍馬の存在はきわめて重要だとする。ここに「新しい龍馬像」が提示される。

龍馬は土佐藩を脱藩した浪人である。現代であれば国籍不明であり、普通は信用もなく活動もままならない。龍馬にとって脱藩の意義はなにか、それを周囲はどう捉えていたのか、いままでにない視点から迫る。龍馬は脱藩後、薩摩藩と行動を共にした後、土佐藩に復帰したというのが通説である。この間、龍馬はどんな帰属変遷を経ているのか、本当に「土佐藩士」として暗殺されたのか。

龍馬は「薩摩藩士」として、長州藩関連の情報を薩摩藩要路に伝える重要な役割を継続して果たしていて、長州藩にとっても薩摩藩を頼る状況下では、極めて貴重なパイプ役であった。薩長の連携は間違いなく龍馬を核に推進されていた。京都における小松帯刀と木戸孝允の歴史的会談は、龍馬が下地を作った。

この本で興味深かったのが、「盟友・近藤長次郎とユニオン号事件─亀山社中はなかった」である。亀山社中とは、小松帯刀配下の、龍馬以外の土佐脱藩浪士グループを中心とした一団を指す。蒸気船ユニオン号の購入・運搬にあたった。長州藩士に対し自分たちを「薩摩藩士としての一団」として「社中」と名乗ったに過ぎず、「亀山」とは明治以降に付け足された後世の創作である。

ましてや社中が、後の海援隊へと無媒介につながったとする連続性はナンセンス。また、彼らはこの段階では龍馬とは一切関係がない。そもそもこの時期、龍馬は長崎にはいないのだ。「饅頭屋長次郎」と通称された近藤長次郎については、司馬本では軽い扱いだったような気がする。現実には社中の代表格、この時点では龍馬と比較しても同格以上の存在であり、過小評価してはならない。

龍馬暗殺の実行犯は京都見廻組。それ以外を犯人と断定できる一次史料は皆無である。根拠は今井信郎・渡邊篤の証言。事件直後から実行犯は新選組とする説も流れたが推測レベル。京都見廻組に暗殺の指令を出したのは会津藩公用人・手代木直右衛門で、実弟・佐々木唯三郎に直接指示した。これが正解だろう。その根拠も書かれているが省略。龍馬愛あふれる本。

編集長 柴田忠男:シバチュー

image by: hayakato / Shutterstock.com

トランプ包囲網。親族、元側近が暴露本出版でスキャンダル告発か

時事通信は17日、「トランプ米大統領のめいで心理学者のメアリー・トランプさん(55)が来月、大統領と過ごした過去や家族関係の内幕をつまびらかにする暴露本を出版することが16日、明らかになった」と報じた。

トランプ大統領のめいと元側近が暴露本出版

メアリーさんはトランプ大統領の兄の娘でめいにあたる。親族が暴露本を出すのは今回が初めてとなり、大きな反響を呼びそうだ。

また、トランプ大統領をめぐっては、ボルトン前大統領補佐官がトランプ政権の内情を描く回顧録の出版を予定していて、米政府は出版差し止めを求める訴えを16日、裁判所に起こした。

トランプ政権はボルトン氏の本には、機密情報が多く含まれるとけん制。約1年半にわたりトランプ大統領を支えた重要人物が、ホワイトハウスの内幕をどのように描くのか注目されている。

秋の大統領選挙に大きく影響か

トランプ大統領にとって、秋の大統領選挙を前にしたこの時期に暴露本を出版されれば、大きなダメージになりかねない。親族、そして元側近からの思わぬ攻撃に、トランプ大統領は戦々恐々としているだろう。この報道に対し、ネット上でもさまざまな声が上がっている。

波乱の予感❓😵😢
トランプ一族のメンバーが、大統領のスキャンダルを暴露するのはこれが初めてとなる。
ドナルド・トランプの姪が暴露本で明かす衝撃的スキャンダル | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン) https://t.co/KNxNN6PUzH

— 本田 宏 (@honda_hiroshi) June 17, 2020

トランプの姪っ子が暴露本を出すようだ。もちろん選挙前にね。https://t.co/ZRoGHQQDoh

— 伊吹かおら (@brand_furugi) June 17, 2020

トランプもこれで終わり!
トランプ米大統領のめい、暴露本出版へ=「破滅的人間関係」回顧 #excitenews https://t.co/H4a5rPmUrt

— 山下孝一郎 (@taka_yt) June 17, 2020

暴露本というくらいだからトランプ翁のあることないこと…つまり俺らが目を皿にして読む内容てんこ盛りということでしょうョ https://t.co/9wrPjGGEyT

— pop (@kkbd0702) June 17, 2020

「トランプ「私との会話はすべて重要な機密情報」。政権としては大統領に不利になるような内容が公になるのを避けたい(要約)」選挙活動真っ只中。「大統領元側近の”暴露本” 出版差し止め求め提訴 トランプ政権 | NHKニュース https://t.co/0FGtUvsqxK

— みなな(old-minana) (@old_minana) June 17, 2020

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source: 時事通信

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