侮るな。なぜ「吉本興業」問題は人ごとでは済まされないのか?

連日、ワイドショーのみにとどまらず、ニュース番組でも大きく報じられている「吉本興業問題」。華やかな世界で起きた一連の出来事は一見、私たちの生活とは無縁のようにも感じられますが、米国在住の作家・冷泉彰彦さんは「人ごとではない」とします。その理由とは?冷泉さんが自身のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』で明らかにしています。

人ごとではない芸能プロ問題

有名な芸能人が、曖昧な理由でその地位を追われたり、金銭的に不利な扱いを受けるというのは、見ていて楽しいものではありません。そうしたニュースが続くことで、回り回って社会を暗くするということもあります。問題は、実はこうした「芸能プロ問題というのは人ごとではないということです。

1番目は、「闇営業」の問題です。今回の吉本興業の問題では、犯罪集団との癒着という問題と、事務所を通さない「闇営業=直取引=バイトの問題がゴチャゴチャに議論されています。まず犯罪集団との癒着については、とにかく厳格な制度と取り締まりが必要ですが、問題は闇営業」です。

この「闇営業」がどうして問題になるのかというと、これは、個々人の芸能人からすると、所属団体が「契約者に対して厳しい独占契約を課す」という状態ですから、強い拘束感があるわけです。勿論、独占契約にした分だけ、ウィンウィンの関係でお互いがハッピーならばいいわけですが、そこに不公平感や「搾取されている」という感覚があるのなら、やはり問題はいつまでも続くでしょう。

この問題は、いわゆる会社員や公務員の場合は「兼業禁止」と重なってきます。会社が兼業を禁止するのは、情報漏れの危険とか、疲労して本業に悪影響があるなどの理由ですが、実は他にもたくさん理由があります。例えば、年功序列で生計費から逆算して生涯の賃金を決めているのに副業収入があると給与の根拠が崩れるとか転勤や残業命令が出しにくい、などの問題です。

こうした問題がどうして不自然なのかというと、「たかが」仕事であるのに、事務所や会社が「全人格あるいは全人生を拘束していることに、非常に不自然な感じ、あるいは自分が自分で自由にならないという強い不快感を持つのが当然だからです。その意味で、犯罪集団との癒着については、厳しく考えるべきですが、「闇営業の問題は切り離して考える必要がありそうです。

2番目は「貸し借り」の問題です。例えば芸能人を育てる際に、事務所が演技、ダンスや歌のレッスンなどを負担するということがあります。そのような育成の直接の費用もそうですが、売れない間も給料や移動費などを負担してゆくわけですから、いわゆる「先行投資」の額は大きく積み上がります。また、最終的に「芽が出ない」で終わるタレントもいるわけです。

ここに「貸し借り」の関係が生まれます。

そうすると、芸能人が「売れた」後で、その売上から事務所が回収」を図るというのはある意味で必然性があります。たくさん「貸している」のだから「返せ」というわけですが、問題はその額が不透明だという点です。十分に事務所に「貢献した」タレントが、それでも契約に束縛されているというのは不自然です。そして独立の意志を明らかにすると、妨害を受けるばかりか独立後は仕事を干される」と一般に言われているわけです。

この「貸し借り」の問題も芸能界だけではありません。例えば、事務職の正規雇用の場合などでも、最初の数年間は研修が中心で、その間は「会社は未熟な新人に貸しを作っている」という状態になります。ですから、「一人前になるまで」は有休は取るなとか、辞めたら補償金を払えなどという横暴が出てくるわけです。

また、中堅社員になると今度はスキルを上に使われる」ということが起きます。どう考えても自分のアイディアなのに、管理職に手柄を奪われるとか、主任教授の功績になる、あるいはボスの発表なのに、パワポは実務クラスがヘトヘトになって作るとか、今度は実務の側が貸しを作っている」感じを持つことがあります。

これも問題です。多くの人は、ヘトヘトになるまで上司に功績を献上し、文書作成でフォローしたとして、自分が管理職になったら、あるいは自分が主任教授になったら同じこと、つまり虐待の連鎖のようなことをやるわけです。とにかく、キャリアにおける「貸し借りの関係」というのは、非人間的であり、明らかに個人の尊厳を壊しますし、ストレスで本当に一人一人の人間を破壊するものだと思います。

では、どうすれば「貸し借り」の関係から自由になれるのでしょうか?

それはスキルを個人につけるという方法です。シンガポールに行くと、日系財界の人から「優秀な現地社員は絶対に5時に帰るし、すぐ辞めるので要注意」という話をよく聞きます。

彼らはどうして5時に帰るのかというと、「ワーク・ライフ・バランス」を重視しているということもありますが、政府が国民に対して生涯学習を奨励しているということが大きいのです。生涯学習といっても、暇つぶしのカルチャーセンターではありません。そうではなくて、法律や会計の実務財務やコンピュータのスキルなどです。

つまり就職していても、「自分で夜学に通って、自分のスキルを身につける」それが政府の政策で、その結果として人材力が高まり国全体も発展してきたわけです。スキルのある人間は、国際労働市場で評価されて、結局は良い仕事へとステップアップして行けるのです。

この点に関しては、日本でも夜学のMBAなどが少しづつブームになっていますが、まだまだ決定的に遅れているわけです。

快進撃の会員制スーパー「コストコ」に見え始めた、限界の兆し

日本上陸を果たした外資系スーパーの中にあって、「一人勝ち」の様相を呈する「コストコ」。熱狂的なファンが多いことでも知られていますが、なぜ日本の消費者にここまで受け入れられるに至ったのでしょうか。フリー・エディター&ライターでビジネス分野のジャーナリストとして活躍中の長浜淳之介さんが、さまざまな側面から分析・考察しています。

プロフィール:長浜淳之介(ながはま・じゅんのすけ)
兵庫県出身。同志社大学法学部卒業。業界紙記者、ビジネス雑誌編集者を経て、角川春樹事務所編集者より1997年にフリーとなる。ビジネス、IT、飲食、流通、歴史、街歩き、サブカルなど多彩な方面で、執筆、編集を行っている。共著に『図解ICタグビジネスのすべて』(日本能率協会マネジメントセンター)、『バカ売れ法則大全』(SBクリエイティブ、行列研究所名儀)など。

快進撃コストコが「成長の壁」にぶつかる日

海外から多くのスーパーが日本に上陸したが、撤退が相次ぎあまりうまくいっていない。そうした中で、1999年の日本上陸以来、1つの店舗も撤退することなく順調に拡大しているのがコストコホールセールである。

日本法人のコストコホールセールジャパン(本社・川崎市川崎区)は、日本全国に26の店舗を擁し年商は約4,800億円(「日経ビジネス」電子版 2018年11月30日付「コストコ進出20年、気づけばスーパー売上トップ10の実力」参照)に達しているという。会員制で年会費が個人4,400円(税抜)、法人3,850円(同)とハードルが高いのに驚くべきことだ。

米国のウォルマートは西友を買収して日本に進出したが、売却の噂が絶えない。フランスのカルフールや、英国のテスコといった、名だたる世界的なメガスーパーが、日本の商慣習と消費者心理を把握できずに撤退してしまった。

その一方で、コストコは買物のガイド本が発売されるほどの人気で、定期的に店を巡回しておすすめ商品をブログやユーチューブなどSNSで発信する、インフルエンサーも多数存在する。

メンバーシップカード1枚で、会員本人と大人2人18歳未満は人数の制限がなく入場できる。子だくさんのファミリーにはお得なシステムだが、少子化が進む日本の家庭に向いているかは疑問もある。なのにコストコの何が、ここまで消費者を引き付けるのだろうか。

コストコの起源は、1976年にカリフォルニア州サンディエゴにある飛行機の格納庫を改造してつくられた倉庫型の店で「プライスクラブ」と名乗っていた。83年には「コストコ」の最初の倉庫店がワシントン州シアトルにオープン。93年に「プライスクラブ」と「コストコ」が合併して、「プライスコストコ」となり、97年にコストコカンパニーに社名変更。99年にコストコホールセールにさらに社名を変更している。本社はシアトル郊外のワシントン州イアクサにある。

米国ではナスダックに上場しているが、日本法人は未上場である。世界の会員数は約9,540万人(18年12月14日現在)で、年商は1,384億ドル(18年度末)となっている。

店舗数は、全世界で774倉庫店(2019年7月1日現在)。内訳は、米国(プエルトリコを含む)が537、カナダ100、メキシコ39、英国28の順に多く、日本の26は国別で5番目である。

米国を中心とした、クルマ社会の北米のライフスタイルに寄り添った業態で、高い天井で商品をパレットで積み上げただけの広大な物流倉庫のような店内は、落とし気味の照明で、BGMも流れておらず、質実剛健で節約の塊のようなイメージを受ける。

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元は小規模な商店の店主が、商品を安く仕入れるために考案された業態だが、一般消費者からすれば滅多に入ったことがない倉庫のような異世界に入り込む社会見学的な体験ができるうえに、積極的に売ろうとする姿勢がないので逆に良い商品を見つけ出して人に勧めたくなる心理が働くのだろう。

サイズがやたら大きかったり、分量がやたら多かったりするのも、非日常性を帯びている。実際に使うには、食品ならば小分けにして冷凍、冷蔵保存するなどのちょっとした手間がかかる。それを厭わない気持ちと時間の余裕がある人が使いこなせるだろう。

コストコの商品が果たして安いかどうかは見解の分かれるところだが、たとえば著名な中華調味料「味覇」(ウェイパー)が、一般のスーパーの3、4倍のサイズなのに、同じくらいの値段で売られているというコストコファンの報告をよく目にする。真剣に探せば年会費を取り戻せるほどの激安商品に、たどりつけるはずだ。この探す行為こそがコストコの醍醐味である。コストコの商品で人気が高い商品の1つ、さくらどりのむね肉は、国産品にもかかわらず、一般のスーパーで売られている輸入品並みの価格である。

実際にコストコの店舗に行けば、幕張倉庫店では出入口外にお勧めの商品が写真付きで紹介されている。メモしておけば、お得な商品を買い求められる確率が高まるのではないだろうか。

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品揃えに関しては、各カテゴリーのトップまたはトップに匹敵するクオリティの2位の商品に厳選。1店舗の売場は1万㎡もありながら、商品数は約3,500品目とコンビニ並みに絞り込んでいる。少ない品目を大量に発注するから、メーカーから安く仕入れられるのだ。

京アニ事件への海外応援でわかる、日本アニメの世界的評価

海外のメディアのニュースを、日本のマスコミではあまり報じられない切り口で本当はどういう意味で報じられているのか解説する、無料メルマガ『山久瀬洋二 えいごism』。今回は、京都で起きた京都アニメーションスタジオでの事件についでの海外報道に触れられています。

京都アニメの惨劇と世界の反応に触れて

訳:京都アニメーションは世界で最も才能のあるアニメーターと、その夢を追いかけている人々のふるさとだ。今日おきた破壊と悲劇は日本だけの損失をはるかに超えている。京アニのアーティストたちはそんな作品を通して世界に世代をこえた楽しみを拡散している。心よりご冥福をお祈り致します。(Tim CookのTwitterより)

【ニュース解説】

京都アニメ放火事件が海外メディアの注目を集めていることは、様々な報道機関が伝えています。
私個人としては、あまり京都アニメについて詳しくはありませんでした。しかし、アップルのCEOティム・クック氏が、ここに記したように哀悼の意を日本語で伝えるなど、世界中が今回の悲劇に反応している背景はよく理解できます。

80年代のこと、出版メディア大国アメリカでは、コミックは一ランク下の出版物とみなされていました。バットマンなどのコミックはコレクターの特殊な読み物で、出版社がそれを扱うことはありませんでした。私がニューヨークで最初に日本の漫画を英文で紹介しようとしたときも、出版社のセールスマンの激しい抵抗にあったことを覚えています。

しかし、そんな状況が次第に変化してゆきました。日本の漫画の質の良さストーリー展開の面白さが少しずつアメリカでも浸透を始めたのです。それは「グラフィックノベル」と呼ばれ、90年代には書店でも堂々と置かれるようになったのです。

その頃、フランスのグルノーブルで開催されたヨーロッパの書籍フェアに参加したことを覚えています。たくさんのフランスやドイツの版元が、日本発のグラフィックノベルの版権を購入しようと日本の作品をみている様子に接し、初めて日本の漫画が世界を席巻するのではと本気で考えたものでした。すでに「漫画」は「Manga」として英語化していました。とはいえ、アニメーションの世界でいうならば、映画と合体した映像産業で圧倒的な強さを誇っていたのはディズニーなどアメリカの大手に他なりませんでした。ですから、日本でも英語のAnimationをカタカナで「アニメ」と訳し、次第に漫画と映像文化との融合がはじまったのです。

その後、「マンガ」は世界に輸出されました。当時私も出版人としてそんな「マンガ」の英文書化に何度かかかわったことがありました。やがて、「マンガ」が世界で市民権を得るのと並行して、今度はさらに進化した日本の「アニメ」が「アニメ」という日本語のまま世界で流通するようになったのです。それから10年以上、私は国際出版事業から離れていました。そして、先週の京都アニメの事件に接したのです。

京都アニメの損失は世界的な損失であると、海外の人は思っています。今年フランスでノートルダム大聖堂が消失したときと同様、世界中の人が人類の貴重な遺産が失われたことに涙したのです。京都アニメに代表される日本のアニメ産業は、日本の顔として世界で評価されていたのです。

もっとも、こうした日本のビジュアルアートへの評価は今に始まったことではありません。実は、世界で最も有名な日本人は誰かという問いに対して、海外の多くの人が思わぬ答えをしてくれています。それは葛飾北斎なのです。

葛飾北斎に代表される浮世絵が、19世紀終盤のヨーロッパで印象派に大きな影響を与えたことは周知の事実です。そんな浮世絵は日本では全く評価なく、明治初期には輸出用の包み紙として使用されていたといわれています。日本政府が世界に紹介しようとした工芸品などを包んでいた紙に描かれていた版画に、ヨーロッパの人々が注目したのです。皮肉かつ痛快な話です。それから100年以上の年月を経て、全く新しくなった日本のビジュアルアートが再び世界に紹介されたのです。

「君は本気でバットマンやスーパーマンを書店で売りたいのか。冗談じゃない」

ニューヨークのセントラルパークに面したホテルのカフェで現地の出版社の営業担当者に初めて日本の漫画に興味はないかと問いかけたときに返ってきた言葉を私は今も忘れません。京都アニメの再生に向け海外の有志によるクラウドファンドが立ち上げられ、二日間で180万ドルもの基金が集まった事実をみるとき、まさに隔世の感を覚えるのです。

一方、京都アニメの消失事件は、日本でおきたテロ事件であるという認識をどれだけの日本人がもっているでしょうか。テロは海外でのこと、日本は安全な国なのでそんなことはありえないと、日本人の多くは日本の安全神話を信奉しています。放火事件はテロ行為以外の何物でもないことを、メディアはちゃんと伝えているでしょうか。海外の多くの人は京都アニメは非道なテロ行為の犠牲になったと思っているはずです。

今回紹介したTimCookのTwitterを検索すると、事件がおきる前日に彼がSNSなどで使用される絵文字について語っていることに気づきます。
彼はTwitterで、多様な絵文字が作成されていることを賛辞していました。そのメッセージの中で彼は「Emoji」という言葉を使い、日本語の絵文字が「Emojiとして世界で通用していることをくしくも我々に伝えてくれたのです。

「Manga」そして「Anime」から「Emoji」に至る世界で市民権を得てきた日本語を並べてみると、そこに一つの共通項が見えてきます。管制の「おもてなし」や「匠の世界」などといった肩を張った日本文化の押し売りとは違い、人々が権威とは関係なく、本当に面白いと思い、没頭し、苦労を重ねながらも、じわじわと市民権を得たものがまさに文化として世界に拡散するのだということが。TimCookと同様、犠牲者、そして失われた作品や才能に向け、心を込めて合掌したく思います。

image by: 京都アニメーション公式HP

【書評】蒙古襲来で攻めてきたのがほぼモンゴル人ではなかった訳

 歴史の授業で「蒙古襲来」を、「モンゴル人が攻めてきた」と教わった方も多いのではないでしょうか。ところがどうやら真相は、そう単純なものではなかったらしく…。今回の無料メルマガ『クリエイターへ【日刊デジタルクリエイターズ】』では編集長の柴田忠男さんが、文永の役と弘安の役、この2つの歴史的大事件に関わった「民族」たちを解き明かした一冊を紹介しています。

偏屈BOOK案内:宮脇淳子『世界史のなかの蒙古襲来』 

91TNIl12fbL世界史のなかの蒙古襲来
宮脇淳子 著/扶桑社

モンゴル帝国5代目の皇帝フビライ・ハンは東アジアへの支配を拡大し、独立を保っていた日本も征服しようと企てた。フビライは、まず日本にたびたび使いを送って、隷属するように求めた。しかし、朝廷と鎌倉幕府は一致してこれをはねつけた。幕府は、執権の北条時宗を中心に、元の来襲に備えた。元・連合軍は、1274(文永11)年に対馬・壱岐を経て博多に来襲した(文永の役)。

さらに7年後の1281(弘安4)年には、大船団を仕立てて日本をおそった(弘安の役)。日本側は、略奪と残虐な暴行の被害を受け、元軍の新奇な兵器にも悩まされた。しかし、鎌倉武士は、これを国難として受け止め、果敢に戦った。元軍は、のちに「神風とよばれた暴風雨にもおそわれて敗退し(略)日本は独立を保つことができた。この2度にわたる元軍の来襲を、「元寇」という。

これは自由社 中学社会『新しい歴史教科書にある元寇の説明である。この程度が日本人の一般常識といっていいだろう。大正時代に小谷部全一郎が『成吉思汗ハ源義経也』を著し、義経=成吉思汗説が世間に流布した。戦後、高木彬光が推理小説『成吉思汗の秘密』を著し、最近では義経説のコミックがあるらしい。井上靖『蒼き狼』は日本人的なチンギス・ハーンを描いてる。

ロシア映画『モンゴル』で、チンギス・ハーンを演じたのは浅野忠信だった。司馬遼太郎の『韃靼疾風録』は満洲人とモンゴル人を混同している。日本人の描くモンゴル人や満洲人は「日本的なものの再生産であった。この本では史実に基づきモンゴルやモンゴル人の姿に迫っていく。鎌倉時代に「蒙古来襲」といっていた出来事は、江戸時代に「元寇」という呼び名になり定着した。

元という国が攻めてきたのは確かである。それを「蒙古襲来」ともいうから、蒙古すなわちモンゴル人が攻めてきたと日本人は思っている。モンゴル型の鎧や兜を身につけていても、それがどんなモンゴル人だったのか、本当に草原の遊牧騎馬民だったのか、大きな疑問が浮かぶ。そもそも何を「モンゴル」と考えるのか。文永の役弘安の役は本当に蒙古襲来と呼ぶものだったのか

正解は「蒙古来襲は決してモンゴルが主になって攻めてきたのではなかった」である。日本討伐を担当したのは「征討行省」が置かれた東の地域の、特に遼陽行省を含め、モンゴルの家来になったもとの女真族と契丹人金の漢人そして高麗人らだった。モンゴルの中央にいた「羊を飼って遊牧する草原の人」であるモンゴル人には、ほとんど関係のないところで行われた遠征だった。

その担当部署が自分たちの領分で、仕事として日本征伐を行って功績をあげれば、自分たちの取り分が多くなり、役所も大きくなって地位も上がるというのが理由だった。モンゴル帝国をよく知った著者が再検証してみると、「蒙古来襲」というが、モンゴル人はほとんどいなかったという実態が見えてくる。元軍が勝てなかった理由は一つでなく、いろいろな要因が積み重なったからだ。

元は二度の日本遠征の失敗にもかかわず、日本を征服する気満々で、三度目も企画されたようだ。13世紀後半、フビライ・ハーンの命で日本に遠征してきたのは、モンゴルだけがやってきた蒙古来襲ではなく元寇だった。元朝にモンゴル人はいた。それより多くの種族がいたのだ。リアル「蒙古襲来」は大相撲である。元大関照ノ富士はいま幕下、捲土重来を期す。がんばれー。

編集長 柴田忠男

image by:  Katiekk / Shutterstock.com

部屋の中で見つけた「青いボタン」の正体がわかったときの衝撃譚

日常生活において不思議に思ったり、ちょっと気になったあれこれについて考察するメルマガ『8人ばなし』の著者の山崎勝義さんが、つい先日まで気になっていたのは、2か月前に部屋で発見した「青い飾りボタン」のことでした。そして、このボタンの正体がわかったときの衝撃を語るとともに、自信を持っていた能力に対し懐疑的になったと述懐。自己弁護のためにある一つの真理を導き出しています。

青いボタンのこと

書斎の床で青いボタンを見つけた。2か月前、ちょうどゴールデンウィークのことである。 「青い」と言っても、ただ青いだけの普通のボタンではない。青色の糸が経緯をなして小布を作り、それがボタンのおもて面全体を覆っているのである。形状はマーブルチョコレートのようで大きさはそれよりも一回り大きい感じである。裏側は白いプラスチック製で、中央部分の留め具のようなパーツが折れているように見えた。

困ったことに、これが何のボタンなのか皆目分からない。既に説明した通りの飾りボタンである。きっとコートやジャケットなどの上着類か、あるいはバッグなどの小物類から取れてしまった物に違いない。そう考えてあれこれ思い出してみる。 あり得ない。大体「青い飾りボタン」である。自分の持ち物の中にこのボタンの出所となるような物はない筈だ。一応念のためクローゼットの中も確認する。やはり自分の物ではない。となると、誰かの物ということになる。

発見場所の周辺を捜索して手掛かりでも見つけられればいいのだが、あいにくそれは私の書斎の状態、というより常態が許さない。それこそ足の踏み場もないのである。そこここに書類や郵送物が堆く積まれており、不用意に手を出したら大惨事を招きかねない。 そういう危険もあって、この部屋には基本的に自分以外には入ることはない。かと言ってまたゼロとも言い切れない。仕事関係で訪ねて来た人に書類などを直接部屋まで持って来てもらうことも時にはあるからだ。 それに該当する可能性があるのは男性1人、女性2人の計3人である。どうにも無視する訳にはいかなかったので、全員にボタンの写真を送って確認してもらった。誰も見覚えがないと言う。

ここにおいて万策が尽きた次第だから自分としてはもう打っちゃっておく他ない。青いボタンはキーホルダーなどとともに小物入れの中に安置されることとなった。
それから2か月が経った7月のある暑い日に私はその答えを知ることになる。

意欲が低下した子どものやる気を引き起こす「成功インタビュー」

高校3年の受験生の息子さんが勉強の意欲をなくした様子だという親御さんから、メルマガ『子どもを伸ばす 親力アップの家庭教育』の著者で家庭教育のプロの柳川由紀さんの元に相談が届きました。高校3年生ともなると親からの働きかけをためらってしまうこともあるようですが、柳川さんは、上手にやる気を引き出すための声掛けのコツや、5つの質問からなる「成功インタビュー」の方法を教えてくれました。

すぐに実践!やる気アップコミュニケーション

Q. 受験生として勉強に頑張っている息子がいます。しかし最近、やる気がなくなってしまったようです。何が原因なのかわからず、「どうしたの?」と聞いても「何でもない」と答えるばかりです。 今からやる気がなくなってしまったら、大学受験に差し支えます。けれど、親としてはなるべく口を出したくありません。(高校3年男子のお母様より)

柳川さんからの回答

受験生の親として心配ですね。やる気がなくなった原因が何かあるとは思いますが、お子さまが話したくないのであれば、アプローチ方法を変えましょう。親としての声掛けのコツをご紹介します。

1.原因論ではなく目的論へ

なぜやる気がなくなったの?」と原因を探す投げかけ(原因論)は、過去に起きた何かが今に影響していると考え、その原因を追究します。けれども追及したところで、それを変えることはできません。 一方、「どうしたらやる気が上がる?」という投げかけ(目的論)は、過去に何があったとしても、未来の目標を持つことで今の状況を変えたり、選んだりすることができます。

2.未来にフォーカス

人は目的を持つと前向きになる傾向があります。それが長い人生の目的であったり、数年先の目的、或いは来月、今月などの近々の目的でも同じです。そこで、1で問いかけた答えを目的に定め、子どもと一緒にその目的のためにできることを建設的に積み上げていくのです。 「わかんない」という答えが返ってきた場合は、何をしているときが一番楽しいのか、嬉しいのか、気分が良いのか、などを尋ね、それを足掛かりに目的を定めましょう。

それでもやる気が湧いてこないときがあります。子どもの「自己効力感」が下がっているときです。自己効力感とは、「自分がある状況において、必要な行動をうまく遂行できると、自分の可能性を認知していること」を言います。 自己効力感が下がっているときには、まず、その自己効力感を高めるところからです。次回、自己効力感の高め方についてお伝えします。

子連れお客様の子どもの気を瞬時に惹きつける販売員の2つの仕草

学校が夏休みに入ったこの時期、さまざまなお店でたくさんの家族連れのお客様をみかけます。今回の無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』では接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんが、子連れ客の場合、お子さんの気を上手く惹きながら接客することがポイントであるとし、身につけておくと役立つ2つのコミュニケーション方法を具体的に記しています。

子どもと目線とハイタッチ

そろそろ、小中学校あたりは、夏休みに入っている時期かと思います。ちょうど原稿を書いている今も、いつも通っているカフェのスタッフさんがお子さんを連れてきていて、「先週終業式でした」とおっしゃっていました。

ということは、これからの時期は、(お店にもよるでしょうが)お子様連れのお客様やお子様同士での来店が増える時期になります。ですから、お子様への対応力もしっかりと身につけておきたいところですよね。

ちなみに私はと言いますと、いつの頃からか、お子様と仲良くなるのが得意になりました。お客様がお子様を連れてこられたりすると、なぜかあっという間にお子様が懐いてくれて、それがお客様にも喜んでもらえるのです。

自分でもなぜなのかがよくわかっていなかったのですが、よくよく考えると、2つのことをやるようになってからそうなっていました。それが、「目線を合わせること」と、「ハイタッチをすること」です。なぜこの2つをやるようになったのかは、よく思い出せないのですが、確かに今も、お子様と会うとよくやってしまいます。

目線を合わせるというのは、まぁよくある話です。お子様はまだ身長が低いので、大人からすればものすごく低い目線で立っています。そこに、大人が普通に立ったままの状態で話しかけても、なぜかうまく話せません。ですが、お子様の目線と同じ高さに腰を落としたりしゃがんで話をすると、お子様は話をしてくれるようになります。

子どもが実際にどう感じているかはわからないので、どうとも言いようがないのですが、子どもではなくても目線を同じにして話をするというのは、大事なことなのでしょう。それだけでも、子どもは話しやすい人だと思ってくれるようです。

そしてもう1つ、よくやっているハイタッチ。シチュエーションで言いますと、お客様からお子様のことをご紹介いただいた時などに、「こんにちはと挨拶をした後などにやります。「ハイタッチしよう」なんて言うわけではなくて、普通に話していて、会話が終わりそうな時などに、「イェイ」みたいな軽いノリでハイタッチをするのです。これも面白いもので、ハイタッチの位置に手を出すと、子どもたちは恥ずかしそうにしながらも、ハイタッチをしてくれます。

個人的には、このハイタッチができると、子どもたちとの距離感が一気に近くなる感があります。お客様の帰り際などにもよくやるのですが、楽しそうにハイタッチしてくれる子が多いのです。

お客様だって、自分の子どもが楽しそうにしているのを見て嫌になる人はまずいないので、笑顔で見守ってくれます。すると、子どもとの距離感だけではなくて、親であるお客様との距離も近くなります

まぁこの2つはあくまでも、私がよくやっていることなだけであって、読者の皆さんに合う方法かどうかは何とも言えません。しかし、これからの時期だけではなく、お子様と仲良くなる方法というのは持っておいて損はしないコミュニケーションスキルです。

ぜひとも、ご自身ならではでいいので、お子様と仲良くなる方法を見つけてもらえたらと思います。

今日の質問です。

  • 子どもと仲良くなるコミュニケーションスキルはありますか?
  • どんなことをすれば、子どもたちは喜んでくれるでしょうか?

image by: Shutterstock.com

「質問」が威力を発揮。子が親の言うことを鬱陶しがりはじめたら

日々成長している子供は、それまで素直に言うことを聞いていたのに、ある時期からうるさがるようになるものです。ではそんな中で、してほしいことを子供に伝える際、親はどんなところに気を配ればいいのでしょうか。今回の無料メルマガ『子どもが育つ「父親術」』では、「質問」の効用と成長に応じた使い分けについて、具体例を交えながら紹介しています。

質問で導く

前回、「その言い方が後あと祟る。子供にやってはいけないアドバイス」で、「言われたことは、自然とイメージしてしまう」「イメージすると、行動もそちらに向かう」という性質があるから、子どもの意識を向けさせたい点を話題にして声をかけてあげましょう──とお伝えしました。ところが、「思ったようにうまく行かない」とのご相談が、いくつか寄せられています。ご相談の内容を見ると、

  • ひとつひとつの行動の意義を伝えても「わかってるよ」などの反応しか来ない
  • 親にあれこれ言われること自体をうるさがる

など、こちらの期待する様子で話を聞いてくれない、という状況のようです。せっかく実践してくださったのに、うまく行かず思い悩んでしまった皆さま、ごめんなさい。もう少し、お伝えしなければいけないことがありました。

子どもが、親の投げかけを素直に聞かないことがあったとしても、これはこれで、仕方のないことなのです。どんな子にも、親にあれこれ教え示されることに反発する時期がありますし、子どもによっては、何歳であってもそういった働きかけを嫌うタイプの子もいます。

このことを、残念に思う必要はありません。裏を返せば、こういう時の子どもは、親がいちいち教え示すことを必要としていない──つまり、自分で考えて見つけられる力を発揮しようとしている、ということ。成長したなぁと感慨深く喜んで、見守ってあげていれば、OKです。

とは言え、まったく親が関与する余地がないというわけでも、関与する意味がないというわけでもありません。そんな子であっても、時には、親からの働きかけで意識の向け先を変えてあげることが効果的な瞬間もあります。

そんな時に便利なのが、“質問を使った働きかけです。

親から「…だよ」と言われることに抵抗感がある子でも、質問されたことに答えるのは平気ということは、よくあります。人に答えを言われるのは嫌だけど自分で考えたことを言うのは問題ない、そんな感覚ですね。

「夏休みは合宿とかキャンプとか予定がいろいろ入っているから、暇なうちに宿題をやっておけると、最後にいっぱい遊べるよ」

こう言われると、お説教臭くてイヤだ!と思う子には、

「夏休みは合宿とかキャンプとか予定がいろいろ入っているけど、宿題のペース配分は考えてあるんだっけ?

と、軽く質問するだけでいいでしょう。この時、子どもの返事を聞いて、さらに突っ込みたくなることが頻繁にありますが(笑)、そこは子どもの自主性に任せておきましょう(もしそれで失敗するのであれば、それは必要な経験だったんだと受け止める度量を持ちましょう!)。

大事なのは、子どもの自身の意識がどこに向いているか、です。言い換えれば、子どもの意識が適切な方向に向きさえすれば、言って諭すでもいいし、質問して思い出させるでもいいし、そういった直接の働きかけでなくても、いいのです。

ある程度大きくなってきたら、親自身が見本を見せるだけでも充分──という時期がやってきます。そうなったら、子どもにあれこれ口を挟む必要はありません。「今のうちに仕事を済ませて、気分よく旅行に出られるようにしておこう」と独り言をつぶやいて、黙々と作業する姿を見せるだけで、充分です。

近づくな危険。人を不幸せにする「不幸依存の人」の4つの特徴

心身ともに健康で生きてゆくためには、予見できるリスクは避けたいもの。それは「人間関係」にも同じことが言えるでしょう。今回の無料メルマガ『東北NO1メンタルトレーナーが送る『自信をはぐくむ、幸せな自分のなり方』』では著者で心理カウンセラーの吉田こうじさんが、他人を不幸せや惨めな出来事に巻き込みがちな「不幸依存の人」が持つ4つの特徴を紹介しています。

不幸依存の人の見抜き方

「不幸」や「惨めさ」がないと生きていけないというか、自分を保てないと思い込んで「不幸惨めさに依存している人がいます。この不幸(惨め)依存の人は関わる人に対しても、「同じように不幸惨めになって欲しいという無意識の願望があるので巻き込まれるとかなり厄介です。

じゃあ、どうすれば見抜けるのかってことですが、これまでの経験から不幸惨め依存の人に共通する特徴をいくつか列挙しますので、まずはチェックしてみてください。

ただし、注意していただきたいのは、「あの人は不幸依存だ!という決めつけのバイアスで人みることはくれぐれもやめましょうね。あくまでも「注意の目安」くらいに頭の片隅入れておくと、人間関係で余計に消耗することを防げると思います。

1.行動する前から不幸な結末を予知する

例えば、

「このままだと離婚されて孤独な人生になります」
「私みたいな人間なんてどこも雇ってなんかくれません」

こんな感じで、まだなんのアクションも起こしていないのに、何か絶望的な未来がやってくることを最初から確信しているのです。

こういう人は何かと情報通だったりして、ああでもないこうでもないと、さももっともらしい理由を語りますが、とにかく行動しないというのが特徴です。行動しないので、残念ながらいつまでたっても現状は変わりません。

2.楽しいことや感動したことが話題に出ない

私たちは習慣の生き物です。慣れたくはないのですが、不幸や惨めさにも慣れてしまうものです。なので不幸(惨めさ)依存の人は楽しいことや感動するようなことにほとんど触れるとか体験することがないのです。

別次元の話くらい、楽しいことや感動することに縁がないというか自らそういう場所に飛び込もうとしないので、話題にも登ってこないということですね。

3.突出した自己愛(プライド)がある

このプライドについてはかなり屈折した表現方法をとります。どういうことかというと、他者を攻撃したり非難することで自分の尊厳を満たそうとする傾向がかなり強いです。

「これこれこういうことを言ってくるなんてひどい!」
「これこれこういうことをしろだなんてひどい!」

など、何かとその人の悪口を言ってはその悪口に対して「あなたもそう思うでしょといちいち共感を求めてくるなら、不幸(惨めさ)依存人物として要注意でしょう。

4.自己犠牲を強要してくる

不幸(惨めさ)に執着する理由は、自分が犠牲者というポジションを取ることで同情でも憐れみでもなんでもいいからとにかく構ってもらいたい認めてもらいたいからです。

多くの場合、不幸(惨めさ)依存の人は「これをしてくれたらお礼にあれをしてあげる」という一見美味しそうな餌に飛びついてしまい、それを裏切られるという痛い経験をたくさんしています。そうした経験をベースにして

「私はこんなにも痛い経験をしてきた。あなたは何も苦労していないじゃないの!」

こんなふうに罪悪感を刷り込んだりしつつあなたも犠牲になりなさいということを遠回しに言ったりやったりしてくるんです。

以上の4つが不幸(惨めさ)に執着しているというか、依存しちゃっている人に共通する特徴です。特に自己肯定感が低い人や共感力が人一倍高い人はこうした不幸惨めさ依存の人に何かと巻き込まれやすいので十分注意してくださいね^_^

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ドラゴン桜の指南役が伝授、集中力のない子は椅子を変えてみよ

宿題をしようと机に向かったのはいいけれど、どうも集中力が持続しない…。お子さんに対してそんな悩みをお持ちの親御さん、もしかしたらその原因、「椅子」にあるのかも知れません。今回の無料メルマガ『親力で決まる子供の将来』では、著者で漫画『ドラゴン桜』の指南役としても知られる親野智可等さんが、子どもを勉強に集中させる際に重要なパーツとなる「椅子」について論じています。

椅子によって勉強への集中力が変わる

子どもが勉強に集中できないとき、その理由にはいろいろありますが、意外に見落としがちなのが机と椅子のことです。

例えば、リビングやダイニングで勉強する場合、テーブルや食卓が机の代わりになりますが、それらが勉強に適した高さになっていないことがあります。あるいは、これらはよくても椅子が勉強に適した高さになっていないこともあります。

身体に合わない高さの物だと、文字の読み書きがしにくくなり姿勢が悪くなったり疲れやすくなったりします

特に大事なのは椅子です。椅子が高すぎて座ったとき足がブラブラしている状態だと、身体全体が安定しません。当然、勉強に集中できません。

クッションが柔らか過ぎる椅子も身体が安定しませんし、固すぎる椅子だとお尻が痛くなります。

今は人間工学を活用した身体に優しい椅子の研究が進んでいて、長時間の勉強や作業でも疲れない椅子が市販されています。身長に合わせて高さが変えられる椅子、疲れにくい背もたれの椅子、足置きステップがある椅子、座ると自然に背筋が伸びて姿勢がよくなる椅子、などです。

従業員の椅子を変えただけで業績がアップした会社もあるそうですから、子どもの椅子を変えることで成績が上がるということも大いにあり得ることだと思います。

親御さんたちの中にも、椅子の大切さに気づいて、机やテーブルでなく椅子だけ買い替えるという人がいます。

私は仕事柄、塾や習い事の教室を見学する機会が時々ありますが、机や椅子への配慮がまったくない教室もけっこうあります。

みなさんの教室はいかがでしょうか?子どもたちの勉強中の姿勢を見ながら机と椅子について再考してみてください。

初出『Smile』(学研エデュケーショナル)

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