惚れ込んだ客が大挙。「技術スタッフ集団」を育てた方が良い理由

スニーカーやラケットなど既成の商品はどこで購入しても質は均一ですが、商品の加工や修理などはスタッフの技量に大きく左右されるものです。今回の無料メルマガ『がんばれスポーツショップ。業績向上、100のツボ!』では著者の梅本泰則さんが、「商品のメンテナンス技術はお店の財産」だと強調した上で、特定スタッフの優れた技を店舗側が取り込んで増やしていく事が重要な理由を解説しています。

技術で繁盛している店の今後

スポーツショップは、さまざまな技術を売りものにしています。例えば、

  • テニスラケットのガット(ストリング)をうまく張る
  • 卓球ラケットのラバーをきれいに貼る
  • スパイクの破れを補修する
  • バットやラケットのグリップテープをうまく巻く
  • ウエアやバッグに文字を刺しゅうする
  • ユニフォームにマークやゼッケンを貼り付ける
  • 足型を測ってピッタリサイズの靴を選ぶ
  • 走り方や足の形に合うように中敷きを調整する
  • 野球グローブの型付けをして扱いやすくする

といったものです。どのお店にも、これらの技術に優れたスタッフがいますが、そのスタッフにやってもらわなくてはイヤだというお客様もいます。まるでカリスマ美容師のようです。

そのスタッフの技術は何が優れているのでしょう。例えば、ラケットのガットを張る場合、同じガット張機でお客様の指示通りの強さで張ったとしても、スタッフによって微妙に仕上がり具合が違います。そして優れたスタッフは選手ごとに微妙な調整をして一番ピッタリとした仕上がりにすることが出来るのです。

これは、あらゆるスポーツ用具の技術について言えます。ですから、スポーツの上級者になればなるほど感覚が鋭くなっていきますので、より技術の優れたスタッフを求めるのです。そのため、さまざまなプロスポーツの選手やチームには専門の用具担当者がはり付いています。練習や試合の場で用具の修理や補正をする必要があるからです。

そして、お店の技術については、こんな事例があります。

技術に優れたお店の事例

あるお店が、野球グローブの加工とスパイクの修理がうまいと評判です。もともとは靴屋さんでしたので、スパイクの修理はお手の物。グローブの加工は野球メーカーさんの腕利きに指導してもらいました。

最初の内、加工・修理を頼みに来るお客様はぽつりぽつり。何年も続けていると技術の高さが口コミで評判になります。やがて、山のように加工・修理依頼がくるようになってしまいました。それにつれて野球用品が売れるので大繁盛です。笑いがとまりません。高い技術のおかげです。

そんな状態が何年も続きました。ところが最近はお客様の数が減ってしまっています。今年に至っては、2割減です。当然売上も良くありません。このままいけばジリ貧状態です。

どうしてこんなことになったのでしょうか。一つの原因は、競合店の出現です。近隣の野球に強いお店が、どこもグローブの加工に力を入れ始めました。しかも、価格が安いです。こうなると、お客様がばらけてしまいます。困りましたね。どうしたらいいでしょう。

私がアドバイスをするとしたら技術スタッフを増やすことです。そして、技術屋集団となることです。

保険会社は怖い。交通事故の示談金も弁護士通すとここまで違う

「交通事故での示談交渉など、自分には関係ない話」だと思っている方も多いのではないでしょうか。実際はいつ自分が事故の被害者になるとも限りません。そんな時に、適切な金額交渉ができる自信がありますか?今回の無料メルマガ『弁護士谷原誠の【仕事の流儀】』では著者で現役弁護士の谷原誠さんが、示談交渉を弁護士に相談すべき理由を記しています。

交通事故示談交渉の驚きの真実

こんにちは。弁護士の谷原誠です。

今回は、交通事故の被害に遭った際の示談交渉における驚きの真実についてご紹介します。

交通事故の被害に遭うと、会社を休んだり、後遺症が残ったり、など、様々な損害が発生します。参考記事です。

● 交通事故で正しい後遺障害等級が認定される人、されない人の違いとは

そこで、加害者に対し、慰謝料など損害賠償の請求をしていくことになります。多くの場合には、加害者が任意保険に加入していますので、保険会社との示談交渉となります。

ケガの治療が終わった後に保険会社から示談金が提示されます。この示談金について、多くの被害者は、初めて交通事故に遭うでしょうから、「この金額が妥当なのかな」「大手保険会社が適正金額だというのだから正しいのだろう」などと思ってしまい、示談書に捺印してしまいます。

しかし、これは、大きな間違いです。みらい総合法律事務所では、年間1,000件以上交通事故の被害者からご相談を受け、日々事件を解決しています。ご依頼いただくことで、保険会社から被害者に提示された賠償額が2倍3倍に増額する例は日常的にあります

ところが、中には、驚くほど増額することがあります。実際にみらい総合法律事務所で解決した事例をご紹介します。被害者は、75歳男性です。交通事故で脳挫傷などの傷害を負い、高次脳機能障害の後遺症を残し、自賠責後遺障害等級2級が認定されました。

被害者は、まず自賠責保険に被害者請求をして、自賠責保険金約2,500万円を確保しました。その後、保険会社は、被害者に対し、示談金として、すでに自賠責保険金を受け取っていることから約25万円を提示しました。そこで、被害者は、みらい総合法律事務所に依頼することとしました。示談交渉は決裂し、裁判になりました。そして、最終的な解決金額は、2,315万円で解決しました。

  • 約25万円→2,315万円

なんと、【約91倍に増額したことになります。保険会社の提示額は、どんな計算だったのでしょうか。とても疑問ですね。こんなことが現実に起こっているということです。

その他、金額が大幅に増額したケースでは、四肢麻痺で重度後遺障害が残ったケースで、保険会社が7,800万円を示談金として提示し、みらい総合法律事務所が示談交渉等を行った結果、最終的に、【約2億7,600万円】で解決した事例があります。なんと、【1億9,800万円増額】したということになります。もし、被害者が保険会社が提示した金額で示談していたら、約2億円も損をしていたことになります。

これらは、とても珍しいケースであり、こんな事例ばかりではありません。極端な事例をご紹介しました。そうしないと、保険会社提示額がなんとなく正しいと思って示談してしまう人が多いのではないか、と危惧するためです。

しかし、少なくとも、保険会社が提示する金額が正しいとは思わないでいただきたいと思います。そして、被害者が自分で示談金額を計算するのは難しいので、必ず弁護士に相談して正しい金額かどうか確認していただきたい、ということです。さらに詳しくは、こちらの記事を参考にしていただければと思います。

● 交通事故で弁護士に相談する7つの理由と2つの注意点
● 交通事故の慰謝料請求で被害者がやってはいけない6つのこと

私の新刊です。

人生を変える「質問力」の教え』WAVE出版

法律相談は、こちらから。

● 弁護士が教える法律知識 ご相談・お問い合わせ

今日は、ここまで。

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【書評】文豪は「言い訳」も文学か?作家たちの「自己弁護」大全

生まれてこの方一度も「言い訳」をしたことがない、聞いたことがないという方はまずもっていないと思われますが、それは文豪とて同様。今回の無料メルマガ『クリエイターへ【日刊デジタルクリエイターズ】』の編集長・柴田忠男さんが取り上げているのは、そんな有名作家たちの「すごい言い訳」ばかりをまとめた一冊。果たして彼らは言い訳も「文学的」なのでしょうか。

偏屈BOOK案内:中川越『すごい言い訳! 二股疑惑をかけられた龍之介。税をごまかそうとした漱石』

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すごい言い訳! 二股疑惑をかけられた龍之介。税をごまかそうとした漱石
中川越 著/新潮社

白地に黒のタイトルとヘタなイラスト(漱石がモデルか)で地味というか、手抜きというか、ナントモな表紙。「言い訳」とはなにか。言い逃れ弁解釈明である。「よろしくない事態や非難されるべき原因を作った張本人の立場から逃れるための説明」である。一般にいじましい行為とされるが、つい最近、わたしも主宰するメルマガでそれに類したことをしでかしたような気がする。てへっ。

言い訳は言い方次第で味わい深いものに変化する。その実例を文豪たちに求めたもので、奇想天外、痛快無比、空前絶後のすごい言い訳を紹介している。苦境で発する言葉が言い訳である。切羽詰まると人は思わず素の姿を見せる。著者は既成のイメージとは異なる、新鮮な文豪たちに出会いに興奮したという。

タイトルにある「二股疑惑をかけられた龍之介」とはこういう話。大正5年に漱石が亡くなり、翌年頃から長女の筆子18歳の結婚話が噂になる。漱石門下生で花婿候補ナンバーワンは芥川龍之介だったが、彼にはフィアンセがいた。彼女・塚本文は龍之介と筆子の噂をきいて不安になり、芥川に手紙を送る。

その返事で、「夏目さんの方は向こうでこっちを何とも思っていない如くこっちも向こうを何とも思っていません」と釈明した。さらに神に誓ったり命がけの覚悟を表明したりして、全力で疑惑の払拭に努めた。そのいささか不様な手紙が、後の時代に公開されちゃうんだから文豪も大変である。「現行一致の美名を得る為にはまず自己弁護に長じなければならない」と自著「侏儒の言葉」にある。

税をごまかそうとした漱石」とは、高額所得者でありながら節税を企み、ずっと正直にやって来たんだからとヘリクツをいい、しばらくズルしても帳消しだろうと、偉そうな自己弁護と言い訳に走る漱石を描いている。彼は返済計画と完済期限を勝手に決めた、偉そうな債務者でもあった。田村俊子からの不当な苦情に対して、巧みに猛烈な反駁を盛り込んだ手紙の鮮やかなこと!

下心アリアリのデートの誘いをスマートに断った言い訳の巨匠とは樋口一葉。22歳の才女は30歳の詐欺師の俗欲を、美しい雅文の言い訳で手玉にとり金を巻き上げた。著者は「言い訳を学ぶつもりと書きましたが、この剛胆さと破格の表現力を備えた才女から私たちが学べるものはわずかです。言い訳を趣深く伝えると、大きな説得力が生まれるという事だけは分かりました」と降参している。

言い訳とは自己弁護であり、その説得力が小さければ言い逃れ逃げ口上と思われ、説得力が大きくなれば弁解釈明説明と思われる。芥川龍之介は「侏儒の言葉」で「言行一致の美名を得る為にはまず自己弁護に長じなければならぬ」と書く。言い訳がうまくなる必要がある。わたしも夫婦げんか後に切実に思う。

二心を隠して夫に潔白を証明しようとした恋のモンスター・林芙美子、相手の不安を小さくするキーワードを使って前借りを頼んだ・太宰治、先輩に面会を願うために自殺まで仄めかした物騒な・小林秀雄、親バカな招待状を親バカを自覚して書いた・福澤諭吉……などなど面白多数。全7章63件、夏目漱石はまるまる1章9件と最多。言い訳の巨匠である。

編集長 柴田忠男

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【動画】悪そうな顔…リーフブロワーを振り回し悪役になった少年

子供が庭先などでヒーローごっこをしているのは見ていて微笑ましい。

しかしこちらの動画ではちょっと違うようで・・・?

 

 

庭掃除用のリーフブロワーを振り回して得意げな少年。

しかしその様子は正義のヒーローとは程遠く・・・笑

どちらかといえば悪役側ヴィラン側の立ち振る舞い。なんとまぁ悪そうな顔・・・!

ジョーカーやマレフィセントなど、ヴィラン側を題材にした映像作品も多い昨今、こういった遊びも納得だが、どうか将来はちゃんとした大人に育ってもらいたい。笑

 

(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:YouTube(MakoTitan)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

 

記事提供ViRATES

上皇后美智子さま早期乳がん発見、手術されると宮内庁が発表

本日8月9日、宮内庁は上皇后美智子さまが早期の乳がんと診断され、手術を受けられると発表。左胸の乳腺に腫瘤(しゅりゅう)が見つかり、静養の後、手術を受ける見通しと共同通信をはじめとした報道各社が報じている。





宮内庁によると、美智子さまは先月7月12日の健康診断の際、乳腺エコー検査を受け、左胸の乳腺に腫瘤が発見された。7月15日に東大病院でMRI検査を行い、悪性腫瘍を疑わせる所見が認められた。そして今月2日に宮内庁病院での検査の結果、早期の乳がんと診断された。

8月下旬に上皇さまとともに例年通り長野県軽井沢などで静養された後に、体力の回復を待って手術を受けることが計画されている。

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  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。

保守も取り込み始めた山本太郎を襲う、週刊誌沙汰スキャンダル

先日の参院選で「負け」こそしなかったものの、日本全体を覆う「閉塞感」を打ち払えず、もはや賞味期限切れのようにも思われる現政権。そんな思いが後押ししたのか、同選挙で山本太郎氏率いる「れいわ新選組」が大躍進し話題となりました。「政権奪取を狙う」と言って憚らない山本氏ですが、果たして実現可能なのでしょうか。元全国紙社会部記者の新 恭さんが自身のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』で今後を占います。

日本の閉塞感を打ち破るか、山本太郎「れいわ新選組」の政権奪取戦略

近づく10月の消費増税。日本の景気はどこまで落ちるのか。取り返しがつかないことにならないか。ただでさえ国民の心配が募るなか、日本列島をとりまく国際情勢もまた異常に騒がしい

歴史的経緯を背景とした韓国との深刻な貿易の揉め事をあざ笑うように、北朝鮮は短距離弾道ミサイルなどの発射実験を再び繰り返しはじめた。日韓対立の間隙をぬって、ロシア軍機が竹島周辺に飛来し両国政府を攪乱する一方、メドベージェフ首相は択捉島を訪れてここはロシア領土だ」とアピールした。

そして、いちばん安倍首相が頼りにする米国のトランプ大統領は、日本の昔からの友好国であるイランとの仲を引き裂くつもりなのか、タンカーの安全航行は自国で守るべきだと、ホルムズ海峡の有志連合に参加するよう日本に圧力をかけてきている。さらには、トランプ的強欲度を強める米国との貿易交渉でも安倍政権は守勢に立たされたままだ。

国内では、総理大臣の権力乱用がもとで公文書が改ざんされ、国会ではウソがまかり通り、国の政策決定の指標であるべき統計数字までもが恣意的に操作される。なのに、誰も責任をとることなく時はいたずらに過ぎてゆく

逆に、質問にまともに答えず国会を形骸化する安倍首相が、憲法改正の議論にすら参加しないと野党をなじる始末である。

まずは憲法改正国民投票法を改正しない限り話は進まないのではないか。テレビ・ラジオの有料広告を国民投票法で規制する改正を行わなければ、資金力によりCMの質量に差が出て、偏った印象操作で国民の投票行動が左右されかねない。

それでも安倍自民党はCMの有利性を確保したまま強引に憲法審査会を動かそうとする。つい先日、安倍最側近の一人、自民党の萩生田光一幹事長代行は大島理森衆院議長の交代論にまで言及し、与党内でも顰蹙を買ったが、進まぬ改正議論に苛立つ安倍首相の心中を語ったのであろう。

こうした内外の状況を見て、「政治の安定」といえるのであろうか。安倍官邸への忖度システムは人事の締め付けが効いて安泰であるとしても、国内政治、外交ともに、不安定で欺瞞に満ちているではないか。

『メディア・コントロール─正義なき民主主義と国際社会』を書いた高名な言語学者ノーム・チョムスキーは言う。「政府は政府を守るために市民にウソをつくものだ」。

国民を主権者ではなく観客とし、けっして真実を知らせず、メディアをコントロールして政府に都合のいい国家運営をしていく。これは安倍政権がみごとに実現している、まがいものの議会制民主主義だ。

山本太郎氏の政治活動は、そのアンチテーゼを示すものといえるかもしれない。つまり、国民は観客ではなく政治の参加者なのだ。

8月1日に東京・新宿で行われた山本氏の「れいわ新選組代表街頭記者会見」で、それを象徴する山本氏の発言場面があった。

「4月10日から旗揚げをし、一人一人にご寄付をお願いしました。東京選挙区は入場料だけでも300万円、9人を立てた比例代表は一人600万円の入場料。旗揚げから選挙が終わるまでに4億円の寄付をいただきました。4億円のうち3億円以上、もう使っています。新聞広告、街角の広告ビジョン、新聞折り込み、これだけで1億数千万円飛んでしまいます。大変な金額ですね。そして今残っている金額どれくらいか。約9,000万円です」

まるで、聴衆を株主とした総会で収支報告をしているようではないか。明朗会計そのものである。

「この9,000万円何に使うか。党になりました。そして次期衆院選挙に向け党の体制をつくっていかなくてはなりません。衆院選といえば1議席を争うのが289か所、そして比例もあります。こういうところで山本太郎、100人を立てたいんだ、そして衆議院でしっかりと数を確保していきたいんだ、そしてその先に政権交代をめざしていきたいということをすでに皆さんに宣言させていただいております」

端的な言葉で詳細を説明し、今後の方針も明確に知らせる。そして、100人を衆院で擁立するには10億円が必要だと、さらなる寄付を呼びかける。これほどわかりやすい政治家の演説を聞いたことはない。反原発で立ち上がり俳優から政治家になって6年。すっかり瞬発力がある短文話法の名手になっていた。

15年で日本一。ゆで太郎、驚異の出店数とほっかほっか亭との関係

都内や都下、郊外でよく見かける青い看板の「ゆで太郎」ですが、実はこの15年で一気に200を超える多店舗化を実現したのだそうです。何がここまでスピーディーな出店を可能にしているのでしょうか。MBAホルダーの青山烈士さんが自身の無料メルマガ『MBAが教える企業分析』で、同社の戦略と戦術を詳細に分析しています。

多店舗化のカギ

今号は、日本一の店舗数を誇る「そばチェーン店」を分析します。

ゆで太郎(安くておいしい日本そばチェーン)

戦略ショートストーリー

そば好きな方をターゲットに「挽きたて、打ちたて、茹でたてへのこだわり」に支えられた「美味しい」、「安い」、「ゆっくり座って食べられる」等の強みで差別化しています。

日替わりや期間限定など、毎日通ったとしても飽きさせないメニューが顧客からの支持を得ています。

■分析のポイント

そばチェーン店としては、メジャーな存在である「名代富士そば」、「小諸そば」は、ともに1970年代に開店していて、現在は、両社ともに100店舗前後まで拡大しています。

一方で「ゆで太郎」の1号店が開店したのが1994年ですが、現在の店舗数は200店舗を超えています。フランチャイズチェーンを企図して設立された「株式会社ゆで太郎システム」が2019年に創業15周年ですから実質この15年で多店舗化を実現したと言えます。

先行企業と約20年間の差がある中で、FC化を進めた15年程度で日本一の店舗数を誇るそばチェーン店になったということになります。すごいですね。今号ではその要因について考えてみようと思います。

「名代富士そば」、「小諸そば」は、ともに東京都区内の駅近くに出店し、基本は立ち食いそばの形態をとっていますが、「ゆで太郎」は、郊外店を中心に出店しゆっくり座って食べられる店舗形態をとっています。これらの差が出店数の差につながっている要因と言えます。

「名代富士そば」、「小諸そば」の出店エリアである東京都区内は非常に競争が激しく、競争を優位にするうえで、良い立地を押さえることが重要な要素となります。しかし、好立地を押さえることは容易ではありませんので店舗数を増やすことも難しいと言えます。

さらに、年間二桁店舗出店や多店舗化を実現するには、ノウハウが欠かせません。年間に数店舗ずつ地道に店舗数を増やしてきたチェーン店舗がいままでのペースを変えて、年間20店舗出店など、急激に店舗数を増やそうとしても現場がついていけません。

これらの理由から、「名代富士そば」、「小諸そば」両社にとって年間二桁店舗出店は、戦略的に選択することが難しい打ち手であると言えます。

「ゆで太郎」の場合、郊外中心の出店ですから、東京都区内よりは、出店場所を押さえることは容易でしょうし、多店舗化については、3,000を超える店舗数を展開していた「ほっかほっか亭のFCオーナーから本部取締役まで務めた「株式会社ゆで太郎システム」の代表取締役社長池田氏の持つノウハウを活用できることが大きいです。

上記のような、出店エリアの選定やノウハウが多店舗化実現に大きく貢献しています。

また、郊外を選んだことの効果としてあげられるのが「町のそば屋」のような存在になっていることです。現在、個人で経営されている「町のそば屋さん」は減少傾向にありますが、市場規模が縮小しているわけではないので、そば好きな方が減っているということでもなさそうです。

つまり、郊外においては、「町のそば屋さんの減少により美味しいお蕎麦を食べたい方のニーズを埋める存在が減っていたのではないかと考えられます。そして、国内では、高齢化が進んでいますが、郊外ではより顕著ですから、健康志向の高いシニアの集客が期待できそうです。

そこで登場したのが「町のそば屋」の代わりになる存在、「ゆで太郎」ですね。既存の「町のそば屋」よりもリーズナブルな価格ですから、顧客にとっては通いやすい存在となりますし、

その他の外食チェーン店との比較では専門店の「そばが手軽に食べられることや健康的であることを強みに差別化できそうです。

ちなみに、トリドールが運営するうどん専門店「丸亀製麺」は1,000店舗を超えていますので、そば専門店の「ゆで太郎」がどこまで店舗数を増やしていくのか、「うどんそば」の戦いがみられるのか、注目していきたいです。

韓国には「反日運動になど興味がない一般市民もいる」という事実

「元徴用工問題」や「ホワイト国除外」などを巡り、過去最悪レベルとなっている日韓関係。メディア報道の影響もあり民間人も煽られている状況ですが、「決して韓国の人々皆が反日というではない」という事実を紹介するのは、無料メルマガ『キムチパワー』の韓国在住歴31年目を迎える日本人著者です。今回は時事問題にはあえて触れず、「世界各地を見た中でも日本に親しみを覚える」と語る、ある韓国人経営者のエピソードを紹介しています。

親日派とチンイルパ

今号は、いままでの時事的ものとはちょっと違う視点からの文章であるが、実はこのメルマガでは、こういう内容をたくさん書きたいと思っている。なかなかそうならない。ネタがいつもあるとは限らないことと、時事的問題が毎週毎週(毎日毎日)生じてしまうからである。

さて、きのうのお昼、筆者の住む忠清南道・天安市にある梨花フェニックス病院の理事長経営者)であるハン・ジュヒさんという方と昼ごはんを共にした。ハンさんは、60代後半くらいの男性である。大手企業の会社員勤めをしたあとで退職してから病院の経営をはじめた人である。本人は医者ではない。日本では病院の理事長といえばたいていは本人も医者である場合が多いかもしれないが、韓国ではそうでないケースもけっこうある。

東京に位置するある病院と姉妹血縁の関係を結んでいて、最近その病院を見学してきていろいろのアイディアを得たという。筆者はハンさんと東京の病院との姉妹血縁を結ぶときの橋渡しをしただけである。見学の際、病院の方々から手厚いおもてなしを受けたみたいで、あまりにも感謝の気持ちが大きかったゆえ、誰かとその気持ちを分かち合いたいということで筆者に連絡がきたのであった。

食事をしながら現在の日韓関係、会社員時代の話、病院見学時の話、1代目の大統領から現在までの大統領の話などなど、話題は次から次へと尽きなかった。そんな話の中から、読者の方々にもおもしろそうだと思えるようなことを書いてみたい。

まずは孫の話。東京で仕事(見学、会議)をする前に、大阪に行った。孫をつれて。ハンさんは自分の子どもたちをアメリカで数年育て、中国でも2年過ごしたという。アメリカ駐在員や中国駐在員をやったからである。出張なら、ドイツ、イギリス、オランダ、シンガポール、ベトナムなど、世界の主な国はだいたい行っているというほど、あちこち足を運んでいる。世界のいろんな国を知って、そのうえで孫の教育はなんと日本で受けさせたいと考えている。孫の親(つまり自分の息子・嫁さん)の了解は勿論得ている。

なぜ日本なのか特に今のこの最悪の日韓関係のときに。誰でもそう聞く。筆者も聞いた。そのたびに彼はこう答えているという。「ノーベル賞をバンバン取っている日本という国でひとつ教育を受けたらなんであんなにノーベル賞が取れているのか、すこしでもわかるのではないか」と。日本の教育のせいでノーベル賞が輩出しているのではないような気もするのであるが、京都大の理系あたりで教育をうければ、あるいは何かがちがっているのかもしれないな、なんていう気もするので、あながちこのハンさんの考えが理不尽だとは思わないし、是非日本で教育を受けてノーベル賞をとってほしいと筆者はまじめに思っているのだけれど、お孫さんはまだ小学入学前。大阪で、小学校の入学についてあちこち出向いて行ってかけあってみたけれど、小学校はちょっと難しいということがわかったという。親でも誰でもいいけど保護者がいっしょに住むということが条件になっているみたいなのだ。中学、高校からなら条件がもすこしソフトになるので、中高からかな、といっていた(この部分、筆者にもよくはわからない。確認したわけでもないので右から左と読んでいただきたい)。