【書評】野村克也の閃き。なぜ捕手だけファウルグラウンドにいる?

日本プロ野球史上No.1の知将と言えば、多くの方が野村克也氏の名を挙げることでしょう。そんな野村氏が辿ってきた軌跡や、考え実践してきたことが体系的にまとめられた書籍を紹介しているのは、無料メルマガ『クリエイターへ【日刊デジタルクリエイターズ】』編集長の柴田忠男さん。ID野球誕生秘話や野村氏独特の「捕手観」等々、評者の柴田さんも「野球好きにはたまらない」とするファン必読の一冊です。

偏屈BOOK案内:野村克也『野球と人生 最後に笑う「努力」の極意』

fc20201013野球と人生 最後に笑う「努力」の極意
野村克也 著/青春出版社

野球は奥が深い。弱者が強者に勝てるスポーツでもある。才能がなくても努力次第では天才に勝てる。二流でも一流を超えられる。それを実証してみせたと自負するのが野村克也である。その土台にあるのは「正しい努力」だという。この本はそういう野村が辿ってきた軌跡、考えて実践してきたことの数々を、自著の中から(編集者が)抜き出し、体系的にまとめ直したものだという。

プロの世界で生き残っていくためにはどうしたらいいか。ライバルに勝つには何をしなければいけないのか。答えは「人の何倍も努力すること」である。昼間の練習はみんな同じメニューをこなすので、差は縮まらない。野村は合宿に帰ってから、絶対に2、3時間は個人練習をやった。バットも一日に400、500と振ったという。

野村はバッターのタイプを四つに分類している。

A型:ストレートを狙い、変化球にも対応するタイプ
B型:内角か外角か、打つコースを決めるタイプ
C型:レフト方向かライト方向か、打つ方向を決めるタイプ
D型:球種にヤマを張るタイプ

すべてのバッターがこのどれか、あるいはその組み合わせのタイプに当てはまる。

A型には長嶋、王、田淵、松井らの錚々たる強打者が並ぶ。いわゆる天才型。B型は落合、C型は元木大介、辻発彦、宮本慎也ら。野村はD型の代表だ。典型的なヤマ張りタイプで、A型のような器用なことはできなかった。ストレートを待っているときにカーブを投げられると、もう手も足も出なかった。「カーブの打てないノ・ム・ラ」とよく野次られた。

そこで不器用なりのバッティングを突き詰めることにした。カーブを打つ練習と、ピッチャーの癖やバッテリーの狙いを読むことに没頭した。配球をどう読むか。南海ホークスの名物スコアラー・尾張久次に、「相手ピッチャーが私に投げてくる球種とコースを毎回記録してほしい」と頼み快諾を得る。また、ピッチャーの仕草とデータから、一人ひとりの相手ピッチャーの配球のクセが見えてきた。

狙い撃ちタイプの野村の読みは的中した。気がつけば打率3割を超え、ホームラン王、打点王も取り続けることができた。それだけではなく、データを見つめ直すと、キャッチャーとしてもバッターの心理が読めるようになった。ID野球はこうして生まれた。「考える野球(シンキング・ベースボール)」のベースとなったものだ。

10月14日は鉄道の日。大手私鉄各社「最も古い路線」の意外な歴史とは

10月14日は「鉄道の日」ですが、日本で初めて鉄道が開通したのは9月12日です。では、なぜ10月14日が鉄道の日なのか、その由来をご存知でしょうか? 今回の鉄道・軌道系無料メルマガ『Magazine de Station』では、著者のM.Gさんが、鉄道の日がこの日になった由来と大手私鉄の歴史振り返りながら、知って得する豆知識を紹介しています。

まもなく「鉄道の日」

今年も間もなく「鉄道の日」を迎えようとしています。新橋横浜間鉄道が開通したのは明治5年の9月12日なのですが、これは太陽太陰暦=天保暦での数字であり、翌年から施行されたグレゴリオ暦に直すと10月14日になるからというのでこの日が「鉄道の日」になりました。

なお、新橋横浜間鉄道は現在の現在の東海道線の新橋駅~横浜駅間の大部分および根岸線の横浜駅~桜木町駅が該当します。「大部分」というのはご存知の方は御存知の通り当時の新橋駅は現在の汐留ジオサイト=旧汐留貨物駅の場所にあったからです(汐留ジオサイトの一角に当時の新橋駅を復元した「新橋停車場 鉄道歴史展示室」があります)。

♪汽笛一声 新橋を はや我が汽車は離れたり
愛宕の山に入り残る 月を旅路の友として♪

ご存知、大和田建樹作詞の「鉄道唱歌(第一集=東海道線篇)」の一番の歌詞です。曲については人口に膾炙しているのが多梅稚のバージョンなのですが、他に「一月一日」の作曲者でもある上眞行も作曲しています。…というか大和田建樹が多梅稚・上眞行の両方に作曲を依頼していたというのが真相のようなんですけどね。結果テンポのいい多梅稚のバージョンが世に受け入れられたようです。

さて、今回は「鉄道の日」ということで、大手私鉄で「その会社で一番歴史が古い路線」ながら「その会社の直系の先祖に当たる会社が開通させた路線ではない路線」を取り上げます。なお全て調べたわけではないので抜けがあるかもしれません。

西武・国分寺線

1894年(明治27年)・川越鉄道により開業。

※ 現在の西武鉄道の直系の先祖である武蔵野鉄道(=池袋線を建設した会社)の最初の区間が開業したのは1915年=大正4年。

※ なお西武鉄道の資本的な直系の先祖というべき多摩湖鉄道(=多摩湖線を建設した会社)の最初の区間が開業したのは1928年=昭和3年。

横浜駅「異臭」は地震前兆か?関東大震災でも三浦半島に「ガス噴出」の記述

JR横浜駅や駅周辺で12日、「ガス臭がする」との通報が相次ぎ、改札を一時封鎖する騒ぎがあった。神奈川県内では、横須賀市や三浦半島全体で6月から複数回にわたって「異臭騒ぎ」が続いており、原因不明の異臭に不安の声が広がっている。その不安の一つが、「首都圏直下型巨大地震の前兆」説だ。

6月、7月、8月…神奈川県内で続く「異臭騒ぎ」の謎

この異臭騒ぎは6月4日、横須賀市を含む三浦半島全域で相次いでいた。6月4日当時は250件もの通報が相次ぎ、横須賀市が公式ツイッターで情報を投稿する事態にまでなった。

そして7月17日午前にも、横須賀市周辺で「異臭がする」「ガスの匂いがする」「ゴムのような匂い」「海の方から匂いがする」という通報が地元の消防に相次いでいた。

さらに、8月21日午前、横須賀市の住民から「ガスの臭いがする」という119番が約40件も相次いだという。この際も、テレビのワイドショーや地元新聞などで大きく報道されたが、いまだに原因はわかっていない。

今回の「異臭」「ガス臭」騒ぎで最も懸念されているのが、巨大地震発生の前兆である。

実は、大正12年(1923)9月1日に発生した関東大震災の直後におこなわれた海洋調査で、震源地に近い三浦半島周辺で「ガス発生」が確認されていたのである。これは一部の研究者の間では有名な話だが、関東大地震とガスの因果関係を示す確たる証拠はあるのだろうか

それは意外な場所で見つかった。国立国会図書館に保存され、デジタル版も一般公開されている、ある一冊の書物の付録としてつけられた一枚の「地図」に重要な記述がある。「ガス噴出」だ。

高知小2水難事故、南国市教育委が遺族に姑息な対応。隠蔽許さず真相究明を

以前掲載の「高知小2水難事故に『事件性』示す新事実。捜査を妨害する者の正体とは」等の記事でもお伝えしてきたとおり、余りにも不可解で謎の多い、高知県南国市で起きた男子小学生水難事故。遺族サイドに立ち真相究明に奔走する、現役探偵の阿部泰尚(あべ・ひろたか)さんは自身のメルマガ『伝説の探偵』で今回、これまでも非協力的かつ何かを隠したいとしか思えぬ動きばかりを見せてきた南国市教育委員会の、さらなる呆れた行状を白日の下に晒しています。

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高知県小学生水難事故、なぜ第三者委員会の解散を申し入れ?

高知県小学生水難事故について動きがあった。10月5日、交代したご遺族代理人(弁護士)が高知県内で記者会見を行い、南国市教育委員会が設置した第三者委員会の解散を求めたのだ。

解散を求めた理由は大きく3つの理由であった。

恣意的に設置された第三者委員会

まず、ご遺族がいじめの疑いがあるとして、第三者委員会の設置を求めたのは令和元年11月のことであった。

この際の報道では、「不確かな情報があるため、南国市教育委員会は第三者委員会を設置することを決めた」とされた。

これについて、ご遺族は反発し、すぐの訂正を求めたが、南国市教育委員会はそんなことは発言していないと訂正も撤回もしなかったが、要望書回答書面には、明確に「不確かな情報があり」と書かれていた。

このような法律によって第三者委員会を設置という第一義が示されず、恣意的に第三者委員会の設置を決めた経緯などが問題となっていた。

また、ご遺族が要望していたのは、「他県の専門家による委員選定」を代表に適時要望が提示されることになったが、その回答は新型コロナウイルス感染症の問題もその期間内に発生するなどして時間が掛かっていた。

なぜ日本の女性は怒らない?安倍前首相「女性活躍詐欺」の動かぬ証拠

7年8ヶ月の在任期間中、数々の戦略を掲げてきた安倍晋三元首相。しかしながら、「掛け声」だけで終わってしまったと言っても過言ではない施策も少なくないようです。その中のひとつとして「女性の活躍」を挙げるのは、ジャーナリストの高野孟さん。高野さんはメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』で今回、現状の日本が「女性の活躍」とは程遠い位置にあることを様々な資料を示しつつ解説するとともに、何一つ努力をしてこなかった安倍前首相を厳しく批判しています。

 

※本記事は有料メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』2020年10月12日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール高野孟たかのはじめ
1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。2002年に早稲田大学客員教授に就任。08年に《THE JOURNAL》に改名し、論説主幹に就任。現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動中。

何もかも出任せの言いっ放しという安倍政権の無責任――例えば、「女性の活躍」はどうなったのか?

安倍晋三前首相は何によらず、大袈裟な口ぶりでその場限りの出任せを言って最初のうちだけやってるフリをして、半年か1年もするともうすっかり忘れたかのように、全然別のことを言い出して「やってるフリ」を更新するという風で、検証も総括もせずに放ったらかしにしてしまう。どうせ国民はバカだから、いちいち覚えていないよと思ってそういうことを繰り返してきたのだろうが、そうは問屋が卸さない。安倍前首相の挙動のいちいちをこれからも粘っこく追及して責任をとらせなければならない。それは単に過去を振り返るためだけでなく、安倍前首相の共犯者でありながらそっくりそのまま政権を引き継いだ菅義偉首相の未来を占うためでもある。

「成長戦略の中核」が何だったか覚えていますか?

例えば「女性の活躍」である。多分誰も覚えていないかもしれないが、安倍政権の最初の国民向けのメッセージはこれだった。

第2次安倍政権が発足して3カ月、日銀総裁の首を黒田東彦に挿げ替えて鳴り物入りで「アベノミクス」を発動させた安倍前首相は、4月19日に日本記者クラブで乾坤一擲とも言えるテンションの高い「成長戦略スピーチ」をブチ上げ、その中でこう述べた。

人材資源も、活性化させねばなりません。優秀な人材には、どんどん活躍してもらう社会をつくる。そのことが、社会全体の生産性を押し上げます。

現在、最も生かしきれていない人材とは何か。それは、女性です。女性の活躍は、しばしば、社会政策の文脈で語られがちです。しかし、私は、違います。成長戦略の中核をなすものであると考えています。

女性の中に眠る高い能力を、十二分に開花させていただくことが、閉塞感の漂う日本を、再び成長軌道に乗せる原動力だ、と確信しています。

「社会のあらゆる分野で2020年までに指導的地位に女性が占める割合を30%以上とする」という〔03年に小泉内閣の男女共同参画推進本部が掲げた〕大きな目標があります。

先ほど、経済三団体に、全上場企業において、積極的に役員・管理職に女性を登用していただきたい。まずは、役員に、一人は女性を登用していただきたい」と要請しました。

日本のミサイル防衛代替案に欠陥。軍事アナリストが呆れた平和ボケの実態

防衛省が白紙撤回となったミサイル迎撃システム「イージス・アショア」の代替案3案をようやく示し、自民党内でも議論が始まったと伝えられています。軍事アナリストの小川和久さんは、どの案を進めてもある程度の時間を要するのが「致命的」と問題視。主宰するメルマガ『NEWSを疑え!』で、私案を示しながら、ミサイル防衛の空白期間を可能な限り短くするという意識と議論の必要性を訴えています。

切迫感がないミサイル防衛

防衛省はこのほど、イージスアショアの白紙撤回を受けて次のようなミサイル防衛の代替案を自民党・公明党に提示しました。

(1)弾道ミサイル迎撃に特化した専用艦を含む護衛艦型、(2)石油を採掘するやぐらのような構造物(海上リグ)型、(3)民間船舶活用型─の3案です。

それぞれに長所もあれば短所もあります。これを叩き台に、適切なミサイル防衛能力を整備してもらいたいと思います。

ただ、この防衛省の姿勢には致命的な欠陥があります。それは「戦っている」という意識に欠けていることです。どの代替案にせよ、決まるまでに一定の時間がかかります。違う提案が出てくる可能性もあります。それはよいとして、決まってから実戦配備までの時間は、これまでの例からして少なくとも5年は見なければならないでしょう。政治がらみの失敗によって、普天間基地移設問題のように暗礁に乗り上げることもあります。

しかし、弾道ミサイルの脅威は「いま、そこにある危機」なのです。北朝鮮や中国、ロシアと緊張状態にあろうと、緊張が緩和されていようと、いつ緊張状態が増すかもしれません。そこにおいては、世界に弾道ミサイルの脅威がある限りミサイル防衛態勢を進化させていくと同時に、空白期間をできるだけ短くする工夫が必要です。

戦場で弾薬が切れたとき、弾がなくなりました、補給があるまで掩体(塹壕)の中に避難して待ちます、なんて言わないでしょう。そんなときは、友軍に借りるのは当たり前のことです。ミサイル防衛でいえば、ともに弾道ミサイルの脅威と向き合っている米国の力を借りるのは、同盟国として当然のことですし、米国にとっても利益のあることです。

これまで私は、代替案の実戦配備完了までの「つなぎ」の位置づけで、米海軍のイージス艦を借りて配備するように提案してきました。米海軍は全体で89隻あるイージス艦のうち39隻をBMD対応艦として、中国、北朝鮮などの弾道ミサイルへの防衛に充てています。BMD艦は2021年9月までに48隻、25年9月までに65隻に増やされる予定です。

このうち4隻を借り、常時2隻を日本側の経費負担によって秋田県と山口県沖の日本海に展開するのです。あとの2隻は予備とします。この構想は、日米同盟強化の枠組みの中でスムーズに進めやすいでしょう。BMD艦とBMD艦ではないイージス艦2隻ずつを借り受け、旧型の2隻にBMD能力を備えるための改修を日本側が行うという考えも成り立ちます。

運用に当たる人員は、米海軍の現役に頼るのではなく、その目的のためのPMC(民間軍事会社)を米国政府の承認のもとに設立するか、既存のPMCにBMD艦運用のための部門を新設し、米海軍の経験者を募るのです。そして、艦長など指揮命令系統の要員以外はPMCで補います。このようにすれば、常時2隻を秋田県と山口県沖に展開することも可能になりますし、人員不足に頭を抱える米海軍と海上自衛隊へのしわ寄せも防げるのではないかと思います。

イージスアショアが装備するはずだった新型レーダーSPY-7については、イージス艦には米海軍の新型のSPY-6のほうが適しているという見方もあり、その話は代替案を決める中で決めていけばよいと思います。

とにかく、いまそこにある危機がテーマなのです。戦闘中に同盟軍と連携できないようでは、日本国と国民を守ることなどできるはずがありません。そう考えると、政府に切迫感が欠如しているのは隠しようがありません。せっかく政権を手にしたのですから、菅さん、手腕を見せてほしいものです。(小川和久)

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「離婚したら元配偶者から年金が半分貰える」を決して信じてはいけない

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ことしはいわゆる「コロナ離婚」が増えたと言われています。紙切れ一枚で婚姻関係は終わるとはいえ、生活にさまざまな影響を及ぼします。年金もそのひとつ。離婚をする際、今まで支払ってきた年金額はどのように分割されるかご存知でしょうか。「元配偶者から半分貰える」という話を信じている人も多いようですが、実は間違いなのだとか。今回の無料メルマガ『年金アドバイザーが教える!楽しく学ぶ公的年金講座』では著者のhirokiさんが、離婚の際の年金分割について詳しく解説しています。

元配偶者から半分の年金を分けてもらうという誤解と考え方のコツ(年金の離婚時分割)

来月の話なんですが11月4日の第162号での有料メルマガで、「離婚した時は女子は年金額が不利になる事が多い理由と、離婚時年金分割で年金を増やす」のテーマの事例を書くんですが、それに関連して今回は考え方を覚えてほしいと思います。

すごく簡潔にしてみます。

女子の年金は男子の貰う年金よりも明らかに低い事が多いです。老齢の年金に関しては。個人的な感覚としては、全体の70%くらいは男子の年金のほうが高いという感触です。女子より男子の年金が高い事が多いなんてちょっと許せない!と思われるかもしれませんが、年金計算自体に男女差はありません。

ただ、この差異は時代の違いや、雇用の面での女子の給与がどうしてもまだ男女差が生じてしまう事から、年金額に差が生じてしまいます。特に昭和時代が長かった人は、年金の男女差は顕著です。なので熟年離婚がよく行われる現代ですが、熟年離婚はそのまま女子の貧困に直結して危険な面を孕んでいます。

このような危険もあるので平成19年4月からの年金改正からは、離婚した時に年金が多いほうの配偶者から年金が低いほうの配偶者に年金を最大50%(半分)分けてもらう年金の離婚分割制度が誕生しました。その年金の離婚分割の考え方をザックリと復習します。

さっき年金が多いほうの配偶者から、低いほうの配偶者に最大で50%の年金を分割すると言いました。年金は最大で半分分けてもらいますけど、貰ってる年金の半分を単純に分けてもらうのではなくて分けるのは厚生年金のみです。

たとえば老齢基礎年金を60万円、老齢厚生年金を100万円もらえてる夫から年金を50%貰うっていうと80万円貰うっていう感覚になりますよね。もし、元妻が老齢基礎年金50万円+老齢厚生年金20万円を貰っていたなら、80万分けてもらうと150万円になるという感じでしょうか。まあ…年金の離婚分割をやると考えてる相談者様の多くはこの考え方で期待されてます(笑)。

でも分ける場合は夫の老齢厚生年金のみの100万円の部分だから、最高で50万円を分けてもらえるって事ですね。だから、妻には50万円の年金が増えるって事か…と考えてるかもしれませんがちょっと待った。

夫の老齢厚生年金が多いですが、夫100万円で妻が20万円の年金の状態で夫から半分の50万円を貰ったら、夫の年金は50万円になって、妻は70万円になってしまいますよね。年金が低かった方が、分割した事で金額が逆転してしまいましたよね。

果たしてそんな事が公平でしょうか?いくら何でもそういうアンフェアな事はしません。

「また木村拓哉か」理解不能な新キムタク流にネット苦笑もバカにできぬワケ

俳優・木村拓哉(47)が出演するマクドナルドの新CMが13日から全国放送されることがわかった。気になるその内容は、『ヤベエよ、ダブチ!』編。前シリーズの『ちょいマック』編では、「ドライブスルーでちょいマック~!」と木村のアカペラ熱唱が注目されたが、今回もオンエア前から早くも話題となっている。それはキムタクならではのハンバーガーの持ち方だ。

ハンバーガーの持ち方に「キムタク流」が誕生

今回のCMで木村が紹介するのは、自身も一番好きなメニューと公言するダブルチーズバーガー。辛ダブチ、ハミダブチ、トリチの3種類を実食しながら紹介している。

しかし、さすがはキムタク。普通には紹介しない。2本の指をバンズの上に乗せる“キムタク持ち”を今回も披露し、「これ、オレの持ち方なの」とアドリブのセリフを織り交ぜてきた。

これに対しネットは素早く反応。独特すぎる“キムタク持ち”が野球のピッチャーのボールの握り方に見えてしかたないようで、「これはフォーク?」「ハンバーガーが良く曲がりそうな握りだね」などの声が上がっている。

球種的には、フォークやツーシーム、シンカー、チェンジアップなど「タテの変化」を強く連想させる握り方のようだ。キムタク持ちと「ツーシーム」の握り方を比較してみると、確かに酷似していることがわかる。

キムタク_ツーシーム
※変化球『ツーシーム』の握り方

「野球かよ」キムタク持ちにツッコミ殺到

ハンバーガーを持っているだけで絵になる男、木村拓哉。ダブルチーズバーガーを持っている姿でさえ、オシャレ映像になってしまう。しかし、その一方で、「さすがのキムタクでもこれはダサい」「普通に変」「この持ち方で食べている男がいたら気持ち悪い」という書き込みも目立つようだ。

確かに野球のピッチャーが変化球を投げるときの握り方に見えるが、マッサージで肩を揉む際の手の形にも見える。実際に指圧師界隈では「今にもツボを押しそう」という声が上がっている。

その他、プロレスや格闘技における禁じ手の「目潰し」に見えるという意見や、ドラマ『半沢直樹』で黒崎検査官(片岡愛之助)が股間を鷲掴みするときの手を連想してしまう女子もいたようだ。

いずれにせよ、我々のような一般人がマネをして「キムタク持ち」でハンバーガーを食べるのはかなりハードルが高いと言える。やはり木村拓哉は、我々が何年かけても追いつけない人知を超えた領域にいるのかもしれない。

流行は常に木村拓哉から生まれている、という事実

木村が出演したCMの商品は軒並み売り上げを伸ばし、費用対効果は抜群だと言われている。過去には電通が「木村拓哉で1520億円の経済効果が生まれた」と発表したことさえある。

そして、これまでにさまざまなものが木村拓哉をきっかけに流行してきた。世間に与える影響力は計り知れず、大きな時代の流れを作る。それらはいつしか「キムタク流」となり、一大ムーブメント化してしまうのだ。

SNSなど発達していない時代に、キムタクから生まれる大流行。その代表的なものをいくつか紹介していこう。

伊丹市役所に不自然な申請書?「ここは日本じゃないのか」炎上の理由は

兵庫県伊丹市役所の「申請書」の記入例がおかしいとネットで物議を醸している。申請書の書式は、東京だろうが大阪だろうが大きな違いはないはず。一体なぜ“炎上”してしまったのだろうか?

申請書サンプルで“炎上”? 兵庫県伊丹市

当該場所となっているのは、兵庫県伊丹市の北部にある北支所(きららホール)という市の分所。こちらに置いてある「住民票の写し等交付申請書」の名前例が、『伊 丹憲(イ・タンヒョン)』となっていて、一般的な日本人の名前に見えないのはおかしいというのだ。

有村架純さんや田中将大さんの出身地としても知られる伊丹市は兵庫県南東部に位置し、大阪のベッドタウンとして発展してきた場所。人口は約19万人で、県内には比較的多くの韓国籍や朝鮮籍の方たちも暮らしている。申請書のサンプルの名前表記がこのようになったのはそれを考慮してのことだろうが、日本人向けの説明としては確かに分かりづらい。

伊丹市に住む人たちは少しモヤモヤしていた気分を抱いていたようで、この表記にした意図がわからないという声が上がったようだ。

なお、今回騒動になった写真は数年前に撮影されたもののようで、現在は『伊 丹憲(イ・タンヒョン)』という表記から、『伊丹 太郎』というごく普通のものに変わっているという。

Twitterの反応



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読売新聞の論調に変化? 核ゴミ処分問題報道は「原発礼賛」せず

原子力発電所から出る「核のゴミ」と言われる使用済み核燃料の最終処分場の候補地として、北海道の寿都町と神恵内村が第1段階の「文献調査」を受け入れると表明しました。にわかにニュースを賑わす「核のゴミ」問題ですが、実はタイムリミットは迫っており問題も山積みです。メルマガ『uttiiの電子版ウォッチ DELUXE』著者でジャーナリストの内田誠さんは、読売新聞も「核のゴミ」問題を語るときには「何が何でも原発」との主張に迷いが生じていると分析。「脱原発」に舵を切ったとしても逃れられない問題の深刻さについて解説しています。

読売新聞は「核のゴミ」をどう報じてきたのか?

きょうは《読売》の記事からキーワードを拾います。「核のごみ」あるいは「核のゴミ」が大きな問題になりそうですので、まずは《読売》のデータペースで検索を掛けてみましょう。

記事の中で使われる場合、《読売》は「核のゴミ」としていて、カタカナで「ゴミ」と表記。他の3紙はいずれも「核のごみ」と平仮名で表記している。ただ、反対運動の団体名やプラカードに書かれる場合には「核のゴミ」となっている場合が多いので、3紙がそれらを引用する際には、「核のゴミ」とカタカナで表記するため、1つの記事の中で併用される場合もあるようだ。きょうは《読売》の記事から始める形なので、当メルマガも「核のゴミ」と表記することにした。

《読売》にはサイト内検索と記事検索があり、「核のゴミ」で検索すると前者は29件、後者は70件ヒットした。後者は、この1年間、平均で1週間に1本以上、「核のゴミ」に関する記事が紙面に載ったということを意味する。サイト内の最も古い記事は17年3月のものなので、前者の検索で拾った記事、つまりサイトに残った記事は3年半の間に29本、平均すれば月に1本もないということになるが、逆に、《読売》の主張や取材ものが多く含まれている可能性があるので、こちらを中心に見ていく。まずは「核のゴミ」に関する今日の記事。1面と3面の記事の見出しから。

(1面)
各処分場 寿都町応募へ
文献調査 神恵内村 近く表明

(3面)
核ゴミ議論 拡大契機に
2町村名乗り
処分場選定 待ったなし
原発の将来明示 政府の課題
核燃料サイクルも左右

1面は寿都町と神恵内村が応募するという本記のみ。3面は解説記事「スキャナー」で、2町村の応募によって、「長年の膠着状態が一歩前進した」と評価しつつ、住民の反対が根強いので「候補地決定に至るには不透明感も大きい」としている。

過疎化が止まらない2町村の状況、受け入れを拒否する北海道の条例の存在、反発する住民による住民投票の動き、文献調査だけで20億円が交付されることを巡って「交付金も目的の1つ」と明け透けに語る町長、など、今回の立候補が候補地選定につながるか、まさしく不透明な状況が、手際よく説明されている。

政府はカナダをモデルケースとして、時間をかけて候補地を決めようとしているが、実はタイムリミットは迫っている。廃棄物は既にガラス固化体2万6千本分で、建設予定の埋設量の半分近くに及んでいる。しかも2045年には、今六ヶ所村で「中間貯蔵」されている2500本を搬出しなければならない。