中国が死者数を虚偽報告と米報道。アジアで大規模感染の可能性も

世界全体の新型コロナウイルスの感染者が1日、90万人を超えた。死者は4万7千人を超えている。感染者は前日の3月31日に80万人を上回ったばかり。コロナが猛威をふるうなか、第一に集団感染が確認された中国が、死者数と感染者数について中国当局が虚偽の報告をしていたと結論づける報告書をアメリカの情報機関がまとめたという驚きのニュースを共同通信米ブルームバーグなどが報じた。同情報機関は先週、報告書をホワイトハウスに提出したという。


コロナ「収束」は程遠いのか?

米ブルームバーグによると、虚偽報告の報道は、3人の政府高官の話に基づくものだったという。中国政府の衛生当局は3月14日時点の記者会見で「感染状況は確実に好転している」と発表。中国全土で退院する人が増えていることなどをあげ、収束への自信を見せていた。

しかし中国では、これまで無症状の人を感染者数に含めておらず、2月末時点で無症状の感染者が約4万3千人いたことが香港紙の報道で明らかになっている。無症状の感染者がほかの人に感染を拡大してしまう確率は、有症状の人と大差がなかったといった事実も中国の研究チームの調査でわかっており、さらに感染は拡大していてもおかしくない。感染者を過小報告し、収束をアピールしていた可能性がある。

各国は感染拡大止まらず

フランスでは、国内の感染者が約5万7000人、死者が4000人に達したと発表した。死者は前日から500人以上も増えた。死者数が4000人を超えたのはイタリア、スペイン、アメリカに次いで4カ国目となる。イタリア、スペイン、アメリカの3カ国は感染者が10万人を超えている。とくにアメリカでは20万人を超えており、依然として深刻な状況だ。

コロナで潰すな。全飲食店経営者が緊急でやるべき「4つの行動」

新型コロナウイルスによる感染症流行の影響で、飲食店が大打撃を受けています。多くの経営者が資金繰りに苦しんでいますが、この苦境を乗り切る手はあるのでしょうか。ライブドアの再建に尽力した経験もある高岳史典さんのメルマガ『銀行とP&Gとライブドアとラムチョップ』では高岳さんが、国や自治体の緊急融資制度でキャッシュを借りられるだけ借りるべきとして、融資を受けるための具体的方法を紹介しています。全飲食店経営者が必読の記事です。

緊急寄稿:飲食店がいま融資を受けるために

3月に入り、あっと言う間に日本をそして世界を新型コロナウィルスが席巻しています。前回のメルマガからわずか3週間の3月30日現在で感染者数は1,989人(前回8日は449人)、死者数は59人(前回は7人)と大きく脹れ上がりました。

数字だけを冷静にみれば、日本の人口と比して決して大きな数字ではなく、人口当たりの死者数の割合も他の国と比べて相当低く抑えられています。しかしながらいま日本には重篤な問題が少なくとも2つあります。

  1. 特に東京などの都心部において感染の拡大が加速していること
  2. それに伴う「自粛」の要請と実際の「自粛」によって経済活動が止まり始めていること

1.を抑えるための2.とわかっていても、何ら「補償」のないままに、そこには行くなと政治から名指しされる業界・業態は、ウィルスにかかる以前に瀕死の状態を迎えようとしています。そこで今回は国や自治体で用意されている緊急融資制度について、実際にウルトラチョップで動いてみた体験から記してみたいと思います。

もちろん融資は、売上や家賃の補償とは違っていずれは返さなくてならないものです。だからといって、来るかどうかわからない補償を待ってる時間はもはやないはずです。飲食店にせよ企業にせよ、キャッシュが廻らなくなったらそこでTHE ENDです。

この災禍は終わりがまだ見えません。だからこそ、すでに火がついている方はもとより、当面は大丈夫という方も、融資については検討してみるべきだと考える次第です。

まずは経産省からこのようなまとめのページが用意されています。

新型コロナウイルス感染症で 影響を受ける事業者の皆様へ

よくまとまっているのですが、普段お店のことで手一杯のオーナーさんやスタッフさんからみると

  • 文章が沢山あって気後れする
  • 似たように見えるものがあってどれがどれかよくわからない
  • どこから手をつけたら良いかわからない

となって、後回し後回しにしてしまっていることもあるかもしれません。

またそもそもランチもディナーもやっているお店ならば、これらの書式や手続きに向き合う時間も物理的に限られてしまう。そうこうしているうちに3月も半ばをすぎ、後半になり、売上の落ちを目の当たりにし、このままでは月末の支払いができないとパニックになる。もう、本当に一刻の猶予もない。現実的に僕の周りでは珍しい光景じゃなくなっています。

これから書くことは、書式の読み方や書き方の解説ではなく、具体的なアクションプランです。制度がどんどん追加になり、状況もどんどん変わっているので、もちろんもっといい方法もあるかとは思いますが、「いま」何をしてよいのか混乱しているならばぜひ参考にしてみてください。

アクション1:直近の支払いをなんとかする

今日はまさに月末です。もはや支払いに詰まったという方もいるかもしれません。また月末をやり過ごしても月半ばに給与の支払いなどがくる方もいるかもしれません。ここはもう自力で乗り越えるしかありません。身も蓋もありませんがこれは厳然たる現実です。なぜなら公的な制度はいまからどう頑張っても着金が早くて4月半ば以降になるからです。但し、自力といっても、それこそ支払いを待ってもらってもいいし、頼れる人からの借金でもいいし。とにかく融資を受けるまで直近の支払いのキャッシュを確保することに専念してください。

都知事会見で医師が回答。根拠ある新型コロナで絶対に知るべき事

新型コロナウイルスに関しては、あらゆるメディアでさまざまな人々が情報やコメントを発していますが、精度については疑わしいものが含まれているのも事実です。そんな中、「絶対に知るべき情報」を紹介してくださっているのは、健康社会学者の河合薫さん。河合さんは自身のメルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』で今回、3月30日に行われた東京都の緊急会見で、専門家である医師が根拠に基づき自分の言葉で語った知見を抜粋・要約して記しています。

※本記事は有料メルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』2020年4月1日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:河合薫(かわい・かおる)
健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経たのち、気象予報士として「ニュースステーション」などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後は、産業ストレスを専門に調査研究を進めている。主な著書に、同メルマガの連載を元にした『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアムシリーズ)など多数。

新型コロナ感染拡大と「腑に落ちる言葉」

新型コロナ感染が拡大する中、東京都が4月30日(月)に緊急会見を行いました。SNSでは小池知事の少々(?)高圧的な態度や、緊急会見を夜間に行うこと、自粛を求めるだけで補償に言及しない姿勢への批判の嵐でしたが、個人的には実に意義ある会見だったと受け止めています。

特に、厚生労働省対策本部クラスター対策班の西浦先生(北海道大学大学院教授)の解説と、記者の質問への回答がとてもわかりやすかった。この内容をきちんとメディアが伝えるだけで、世間にうずまく不安の解消につながると確信できる、質の高いものでした。

その反面、記者さんの質問は、少々首を傾げたくなるものも正直あり、「もう少し、適切かつ意義ある質問ができるだけの最低限の知識と生活者目線を持ってくれよ!」と私の脳内のライオンは大暴れです。

とはいえ、むしろその足りない部分を、専門家の先生方が補っていた記者会見だったので、よけい見応えがあったのかもしれません。

そこで今回は記者会見での「絶対に知るべき情報」を抜粋して、みなさんにお伝えします。…とその前に。厚労省のクラスター対策班が設置された経緯から説明しておきましょう。

2月25日、政府は「新型コロナウイルス感染症対策本部会議」を開催し、「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」を決定。その中で「新型コロナウイルス感染の流行を早期に終息させるためには、患者クラスター(集団)が次のクラスター(集団)を生み出すことを防止することが極めて重要である」という認識が示されました。

それをうけ厚労省は、国内の感染症の専門家の方々で構成される「クラスター対策班」を設置。対策班は、クラスターが発生した自治体と連携して、クラスター発生の早期探知、専門家チームの派遣、データの収集分析と対応策の検討などの業務を行います。

では、本題にもどりましょう。「知るべき情報」を記者会見から抜粋し、以下に要約しました。

【夜の街での感染について】

  • 感染源が分からない患者の確定日別での分析を実施。夜間から早朝にかけての「接待飲食業の場」での感染者が東京都で多発していることが明らかになりつつある。
  • 発生場所の特定は、東京都内の保健所の積極的疫学調査データを整理し分析している。最近2週間の30%の患者が特定業種の場での曝露が疑われた。
  • ただし、保健所の積極的疫学調査に応じない患者も多く、介入が一部困難であることが想像される一方で、積極的に対策を講じなければならない数の伝播が始まっていると考えられる。

気をつけるのはコロナだけじゃない。ペット由来の感染症予防法

世界的に拡大する新型コロナウイルスを封じ込めるのはとても大切なことですが、言うまでもなく警戒すべき病気はコロナウイルスによるものだけではありません。メルマガ『佐藤貴紀のわんにゃんアドバイス』の著者で獣医師の佐藤貴紀先生は今回、動物由来の感染症について、何に気をつけ、どう予防すればいいか教えてくれます。

この時期だからこそ!!ペットから感染する病気、ウイルスには要注意

ペットから感染する病気「動物由来感染症」はこの時期十分に気をつけなければいけません。人間と動物の両方にかかる病気を「人畜共通感染症」「人獣共通感染症」「ズーノーシス」と言います。

人やモノが大規模に世界中を移動している今。いつ、どこで、どんな病気が出てもおかしくはありません。また、珍しい野生動物をペットとして飼われる方も増えており、これらの動物がどのような病気を持っているのかはあまりよくわかっていません。

今、できる予防についてご説明していきたいと思います。

1)ペットに接するときの注意

一番を気つけて欲しい事は「過剰な接触を避ける」という事です。口移しでご飯をあげたり、スプーンや食器を共用するのは危険です。

2)手を洗う

ペットに触った時は必ず、石鹸で充分に手を洗ってください。石鹸は、殺菌消毒の出来るものが良いと思います。

●まとめ
最後に「清潔を保つ」という事も大切です。特にハウス、タオルなどの敷物、お水の食器なども常に清潔な状態にあるようにしてあげてください。

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目覚めの悪い春先の体に刺激。小腸と大腸を刺激する運動法

朝目覚めても体を起こすのがおっくうで気力もわかない。気温の上昇や気圧の変化により自律神経の働きが鈍くなる春先に多い症状のようです。メルマガ『鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」』の著者のぶ先生が、自律神経に刺激を与え、腸の蠕動を促進する運動法を教えてくれます。

疲れやすさが気になったら

【春はとかく疲れやすい】

徐々に気温が上がり始めると、朝目覚めてから体を起こすのがなんとなくおっくうに感じます。朝から気力がわかないのは、一晩眠っても疲れがちゃんと取れていないから。気温の上昇や気圧の変化で、自律神経の働きの高まらない体は、睡眠時の回復効率も高まりません。

毎日の便通が今一つスッキリしないのは、そんな気力の高まらない自律神経の働きのトーンが低いことが原因です。

【便通は疲れやすさの目安】

自律神経の働きが低下すると、内臓機能が高まらず、胃もたれやけだるさ、そして、便意をなかなか催さない便秘になりがちです。腹痛を伴わない便秘は、腸のやる気が落ちている証拠。排便が行き届かない腸は、どんどん便をため込んで、今度は腰痛や足腰の痛みの原因になることもあります。

自律神経の働きに刺激を与えると同時に、腸の蠕動運動を促しながら、疲れやすさを克服する体づくりを始めましょう。

【腸の運動を刺激する】

小腸と大腸を合わせると7メートル半の筋肉の管となります。この長い筋肉の管を太ももの筋肉を運動させることで刺激して、腸の蠕動運動を促します。腸の運動が高まると、7メートル半の筋肉が体内から内臓全体を温めて血流を促し、自律神経の回復力も高めてくれます。やることは簡単で、股関節を前後にゆすぶること。

・やり方

  1. 安定した手すりにつかまって立ちます。
  2. 片足を浮かせて、浮かせた方の足を股関節を中心に、前後に揺さぶります。※くれぐれも腰が反り返らないように注意しましょう。
  3. 最初はひざを曲げながらやるとやりやすいです。
  4. 慣れてきたら、膝裏を伸ばして踵を軽く突っ張らせて重りとして、前後に足全体を揺さぶっていきます。

背筋を伸ばして姿勢よくやることで、内臓全体の血流を促し、腸の運動が始まりやすくなります。日頃股関節が硬い人は、くれぐれも無理のないように、痛みのない範囲で軽めに行いましょう。

1日1分くらいから始めて、徐々に時間を伸ばしていくことで、無理なく腸の運動を促し、良い姿勢を保てる筋力も養えます。手軽なので、ぜひ試してみてください。

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感染者数75万人超。WHOの世界地図から読み取るべきものとは

世界中で報告されている新型コロナウイルスの感染者数を可視化した世界地図が、WHOのウェブサイトにあります。こうした情報の可視化技術を「人類の大きな武器」と語るのは、メルマガ『8人ばなし』著者の山崎勝義さんです。山崎さんは、感染爆発を起こしたアメリカのグラフから、日本においては、今まさに準備と覚悟が必要だと訴えます。ウイルスに対抗するためには、人類が手にした武器をいかに有効利用できるかにかかっているのかもしれません。

WHOの世界地図のこと

WHO(世界保健機構)のホームページから「Coronavirus disease(COVID-19)Situation dashboard」というところをクリックすると新型コロナウィルス感染者数の最新の状況が分かる。
Coronavirus disease(COVID-19)Situation dashboard

そこでは世界地図上に散在する肌色の円の大小でその国や地域の感染者数の多少が表されていて分かり易い。現代におけるこうした情報の可視化技術は人類の大きな武器である。是非一度見てもらいたい。

以下に最新の国別感染者数を示す。(2020年4月1日、日本時間11時現在)
 アメリカ 140640
 イタリア 101739
 スペイン 85195
 中国   82545
 ドイツ  61913
 イラン  44606
 フランス 43977
 イギリス 22145
 スイス  15412
 ベルギー 11899
 オランダ 11750
 トルコ  10827
これらは感染者数が万を超えている国のデータである。これに4桁以下の国々が延々と続き、全世界では実に754948人の感染者数となる。

ここ2週間ばかりこのサイトを毎日見て来ていくつか気付いたことがある。1つは中国が頭打ちになったことである。実際、2週間前は感染者数において第1位であったが現在では第4位となっている。勿論、共産党中国のことだからこの数字をまるまる信じていいものかどうかはやはり疑念の残るところではあるが、逆に人権意識の薄い国家体制なればこそ強引な封じ込めもあるいは可能だったのかもしれず何とも評価し難いところである。いずれにしろこの先しばらくは様子を見る必要があるであろう。

ヨーロッパは悪い予測が当たる結果となった。このサイトの世界地図の両端には帯の部分があって、向かって右側には国・地域別の感染者数が表示されていて、それをクリックすると当該国における1日ごとの確定感染者数が分かる棒グラフが左側に表示される仕様になっている。

2週間前のイタリア、フランス、スペインは毎日その棒グラフが前日よりも長くなるという明らかなる増加傾向にあった。現状は先に挙げたデータの通りである。

感染拡大の状況をヨーロッパの地理に即して説明すると、まずイタリアに上陸したウィルスは半島を北上しアルプスにぶち当たる。そこから地中海北岸を西進しラテン諸国を蹂躙し今は西端のポルトガルまで達している。一方アルプス越えに若干は手間取りはしたもののスイスに到達してからはあっと言う間にベルギー、オランダへと拡がっている。

恐いのはアドリア海沿岸を東進したウィルスがバルカン・小アジア辺りでイランから西進して来たウィルスとぶつかってしまうことである。

またアメリカに関しては突然感染者数が爆発的に増えた。2週間前までは1日2~300人程度の増加であったのに対し、3月17日からは突然それが4桁になり、3月23日からは5桁になった。ニューヨークという世界屈指の大都市を襲ったということもあるのかもしれないがグラフの形状が如何にも不気味である。

アメリカは人口も多く、人間の流動性も高い、加えて極端な医療弱者がいるために大惨事となる可能性が現段階では極めて高い。とにかく小康状態を保っていた3月17日以前の2週間、そこからさらに2週間遡っての1か月間を無為に過ごした失策は大きい。感染症対策において初動の遅れは致命的だからである。

数字は人をパニックにすることも多い。だが解析され、可視化されることで、たとえそれがぼんやりとしたものであっても全体像というものが見えて来たりもする。全体像はある程度の未来予測のヒントをくれるから、準備と覚悟の時間ができる。

我々は、今もう既にこの準備と覚悟が必要な段階にある。では何に対しての準備と覚悟か。「worst」である。そしてその準備と覚悟の内にこそ望むべき「best」があると信じる他ないのである。

image by: WHO公式サイト

軍事アナリストが苦言。今年もあった防衛大卒業式の非任官者差別

防衛大学校の卒業式では、今年も任官を拒否した卒業生の式典出席が許されませんでした。この悪しき慣例が、任官後すぐに退職する「もぐり」のような卒業生を生んでいると問題提起するのは、メルマガ『NEWSを疑え!』を主宰する軍事アナリストの小川和久さんです。小川さんは、全員が任官したらそれこそ「正常さに欠ける集団」であり、非任官者も含む卒業生の団結が日本の国家安全保障にとって重要であると持論を主張しています。

非任官者は防衛大学校学生綱領に忠実

今年も防衛大学校の卒業式について、書いておきたいと思います。3月22日に行われた防衛大学校の卒業式(本科卒業生437人)は、新型肺炎(新型コロナウイルス感染症)の感染防止のため家族や来賓などが出席しない形で行われました。

ちょっと淋しくはありますが、それはまずよいとして、今年もまた自衛官に任官しなかった35人について式典への出席を認めず、別室で卒業証書を渡しました。それが日本の国家安全保障上、由々しき問題をはらんでいるのですが、河野太郎防衛大臣はじめ、関係者は理解していないようです。

この日の記者会見で、河野防衛大臣はジャーナリストの清谷信一氏の質問に次のように答えています。

清谷氏「任官拒否については、第2次安倍政権から任官拒否を卒業式に参加させないというのは、いじめではないでしょうか。任官拒否をするということは、防衛大学校に入ってから、考え方が違うとか、自分が向いていないとか適性のこともあると思いますし、そういった人達をのけ者にする。卒業した人間を、やっぱりみんな一様にやるべきではないでしょうか。そういうふうには思われませんでしょうか」
河野大臣「特に思いません」

実を言えば、それまで叩かれる一方だった非任官者について、最初に正面から取り上げたのは私なのです。1986年のことです。講談社『週刊現代』に「任官拒否」というタイトルで短期集中連載し、それに加筆したものを『リーダーのいない経済大国』(1987年、太陽企画出版)という単行本にまとめました。1期生から26期生の瀧野隆浩さん(毎日新聞編集委員)まで13人の非任官者に登場してもらっています。

そのとき指摘したのは、18歳で入学した全員が任官したらそれこそ「正常さに欠ける集団」であり、20%くらいは他の分野に進むくらいが健全な組織であること、海上保安大学校などと比べても防衛大学校の学生にかかっている税金は多額とは言えず、特別職国家公務員の課業として教育・訓練を受けている立場を考えれば「食い逃げ」ではなく、学生手当を返済する必要はない、といった点でした。

その後、「任官拒否」という言い方についても、少なくともジャーナリズムは「非任官者」と表記すべきだともいい続けてきました。「任官辞退」は防衛省側に立った言い方ですし、任官拒否は反体制的な動きということを前提に、肯定的、否定的両面からのニュアンスに分かれるからです。

グレート義太夫が今だから明かす稀代の天才・志村けんさんの素顔

80年代にデビューし、国民的人気を誇っていた「たけし軍団」その1人であるグレート義太夫さんのメルマガ『貰えるものなら病気でも!』。今回、義太夫さんは最新号を「特別編。志村さんとの思い出…。」と題して、新型コロナウイルスの感染による肺炎で急逝した、芸人として大先輩である志村けんさんとの貴重な思い出をメルマガに綴っています。志村けんさんへの追悼として、今回特別に最新号のメルマガ全文を公開させていただけることになりました。義太夫さんが見た、志村けんさんの素顔とはどのようなものだったのでしょうか?

特別編。志村さんとの思い出…。

最大のピンチ。

芸人・役者・ミュージシャン…。表現者は大変だよ! その「表現の発表の場」が無いんだから! そんなワタクシもイベントが飛びまくりです。これは「死活問題」ですよ

今まで「災害」などで「自粛モード」でライブが出来なかった事は、何度かありましたよ。それでも、ある期間を過ぎたら「やりましょう!」って事になって、被災地の方々を元気づけに行ったのに、逆に元気を貰って帰ってきた事もありました。

などと書いていたら、「志村けんさん」の訃報が入る。にわかに信じられなかった。「この人は絶対死なない」リストに入ってる1人だったから…。

「志村さんの肝臓は、超合金でできている!」

スタジオ前室でそんな話になって、皆んなで大笑いしたのを覚えている。

確かにお酒の量はハンパなくスゴイけど、健康マニアで小まめに病院で検査してる。なんて話もその時に聞いた。横にいたダチョウの竜ちゃんに、

「お前も検査受けた方がいいぞ!」

「ヤですよ、何か見つかったら、お酒飲めなくなるじゃないですか!」

「バ~カ!」

志村さんのスタジオは、笑いが絶えなかった。

加ト・けん・たけしの世紀末スペシャル!!

この3人が一堂に会してコントを繰り広げる。夢のような特番だった。世田谷のTMCスタジオだったと記憶している。朝から夜中まで「コント・コント・コント」この現場にいられたのは、ホンにラッキーで幸せだった。

エレベーターコント一つ取っても、殿と志村さんの作り方は全く違う。志村さんのコントは、台本がきっちりあって、セリフも決まってて、それに伴って志村さんの頭の中には「カメラアングル」まで入っている。

言わば「緻密なコント」それに対して殿のコントは「エレベーター」と言うシチュエーションだけ決まっていて、後はその場のノリでコントを作っていく。もちろん本もあって、それに沿って作っていくんだけど、殿からバンバンアイディアが出る。

その都度、

「こうしてみようか?」

「こっちの方が面白いな」

そうやって、どんどんコントが進化していく。だからスタッフさんは大変だ。ひょうきん族のカメラスタッフの苦労を思い出す。殿のコントは「臨機応変」が大前提(笑)。

殿と志村さんのピンのコント、全くタイプの違う先生の授業を受けているようだった(笑)。もちろん軍団もカラミがあって、コントに参加するんだけど、ほとんどセリフは「口移し」と「だいたいの感じ」を言われるだけ。この時怖いのが、殿が思っている「オチ」向かっての流れにそぐわないセリフを言おうもんなら、烈火のごとく怒られる。殿は、何をするのでも「センスの無いヤツ」を嫌う。そんなコントの作り方を見て、志村さんの作家さんたちが驚いていた。

忘れられないコント。

このお三方との絡みのコントがあった。3人が「整形外科医」で、そこにボクが「包茎の手術」を受けに来る患者。台本には無かったと思うんだけど、いきなりリハで、この3人が「オカマ」と言う設定になった。

「ヤダ~、包茎ですって~」

「ねぇねぇ、誰が切るのよ~」

「ちょっと、そっち抑えなさいよ!」

「ダメよ、摘んじゃ!」

顔に布をかけられて、声しか聞こえないんだけど、それがおかしさ倍増で(笑)。でも、そんな所で笑ったら、コント台無しだからね、大叱られするよ。必死になって耐えた(笑)。当たり前だけど、お三方の「演技の瞬発力、尋常ではない。

幾らかかってると思ってるんだ!

好きなコントがある。ホテルに泊まったお2人が、ふとした弾みで、全裸で廊下に出されるコント。殿は前後を「桶」志村さんは「お盆」で隠しながら、なんとかフロントまで行こうとするんだけど、ことごとく邪魔が入る(笑)。エレベーターに乗ろうとすると、中から団体さんが出てきて、脇の観葉植物に隠れたり、石像のふりをしたり。結局最後は二人が鉢合わせになって、とぼとぼ廊下を歩いて行って、終わりじゃなかったかな?

もちろん桶の下、お盆の下は「全裸」である。カメラワークとお二人のテクニックで、絶対映らないようにしているんだけど、面白いのは休憩の間。もちろん休憩の時は、バスタオルを巻いたり、ガウンを着たりするんだけど、椅子に座っているお2人の体型が、いい感じで「ブヨブヨ」で、ついそれを見て笑ってしまったら、お腹を摩りながら二人声を揃えて、

「バカヤロウお前、この体にするのに、幾ら使ったと思ってるんだ!」

「そうだよ、幾らかかってると思ってるんだ!」

それにまたスタジオ大爆笑(笑)。

笑わない。

お二人のコントを見てて、とにかく凄いのは、お二人とも「絶対に笑わない」もちろんスタジオで見ているスタッフやボクたちは、笑っていい事になっている。志村さんの演技を見た殿、殿の演技を見た志村さん、スタジオは爆笑なのに、お二人は絶対笑わない。

「笑わす側が笑ってどうすんだよ!」

志村さんは、よくそう言われていたそうだ。これ誰から聞いたんだっけな?

宝物。

この番組の打ち上げだったと思う。TMC近くの焼肉屋さんだったね、加藤さんはいなかったんだよね。お二人の他は軍団と、もちろん「ダチョウ倶楽部」の3人もいた。この時、殿と志村さんのお二人から聞いた「印象的な話」をね。殿に言われたのは、

「オイラとけんちゃん(殿は志村さんをこう呼ぶ)は、動物園で言ったら『ライオン』なんだよ、そこにいるだけでいいんだ、寝てても、いるだけで人が見に来る。お前ら(軍団)は犬とか猿だからな、一生懸命芸しないと人は見にきてくれないんだよ。ただな、オイラもけんちゃんも、ライオンの位置に来るまで長かったよなぁ…」

そう言いながら二人顔を見合わせて笑っていた。

構成。

志村さんが話してくれたのは、コントの構成について。要は「順番」だよね。これは聞いていて、目から鱗だった。

「お客なんていうのは、勝手なものでさ、80点のコント続けるだろ、そうすると目が慣れてきて、面白さを感じなくなってくるんだよ、で、どうするかって言うと、最後のコントの前にわざと60点のコント持ってくるんだよ、そうすると最後のコントが80点でも客が勝手に100点にしてくれるんだよ、これが構成力なんだよな」

この志村さんに教わった「構成力」今自分がネタをやるようになって、非常に参考にさせてもらっている。落差・ギャップが生む笑い。同じ笑いでも「順番」間違えると笑いが半減する。それは肝に銘じている。

「面白いものを茶の間に届けたい」

志村さんを突き動かしていた「原動力」は、これだったと思う。

信じられないよ。

入院されて、ICUで治療されていると聞いていた。すぐに良くなって、またコント見せてくれる。と信じていた。「変なおじさん」も「瞳婆さん」も「バカ殿」も、志村さんでないとできないんです。他の誰にもできない「芸」なんです…。沢田研二さんとの「鏡コント」も好きでした。

どうぞ安らかにお休みください。あ~、でもいかりやさんがいらっしゃいますから、ゆっくりはできないかもですね(笑)。

ご冥福をお祈りいたします。

 

image by: オフィス北野ホームページ, Shutterstock.com

やってる感だけで「緊急事態宣言」を出さない安倍首相に批判の声

新型コロナウイルスの感染拡大の勢いが止まらない。1日午後4時半の時点で、東京都は新たに都内で66人が新型コロナウイルスに感染していると発表したとNHKなどが報じている。これで都内で感染が確認されたのは587人となった。こうしたなか「緊急事態宣言」が出されるか注目が集まっているが、安倍首相は1日の参議院決算委員会で「現時点で出す状況ではない」とした。


安倍首相「フランスのロックダウンとは違う」

NHKによると、安倍首相は1日、「今この時点で緊急事態宣言を出す状況ではない」と考えを述べ、私権を制限する側面を持つ緊急事態宣言については「総理大臣や国が強大な権限を持つのではなく、都道府県知事が権限を持ち、必要な要請や指示を行うものだ」と言及。そして、フランスのように早急に都市を封鎖はできないという認識を述べた。

政府内では、緊急事態宣言が出される際の想定をし、水面下で準備を進めている。仮に出す段階になったとしても、都全体ではなく、地域を絞って出す可能性がある。

小池都知事「国が判断すべき」

また、NHKによると小池百合子都知事は31日、緊急事態宣言について「国が決めること」とし、現状は宣言すべきなのかを国は判断すべきだという考えを示している。小池都知事は「(宣言すべきかどうかの判断をする上で)参考になればということで都内の感染状況を伝えた。状況はギリギリと申し上げており、国家としての判断が今、求められているのではないか」としている。

「選手強化に100億円」発言のスポーツ庁長官に無神経と非難殺到

スポーツ庁の鈴木大地長官は3月31日、オリンピックが延期となった2021年度も「思う存分強化できるぐらいの予算を確保したい」として、100億円規模の予算確保を目指す考えを示したと共同通信などが報じている。新型コロナウイルスの感染拡大による影響を受け、生活が困難になっている人や倒産する企業、閉業する店舗が続出しているなかでのこの発言。日本のネット上では「国民生活や人命を優先しろ」「前を見ろ」「日本現状を理解していない」と批判の声があがっている。


20年度の当初予算は101億円

新型コロナウイルスの感染拡大による影響を受け、東京オリンピック・パラリンピックが2021年度に延期となった。これにより、競技団体からはオリンピック開催予定の来年夏まで十分な強化費を確保できるかとの声があがっていた。鈴木氏は、2020年度当初予算101億円と同等の予算を取れるよう全力で取り組むとの意向を示している。

追加費用は一体誰が負担するか

会場などの再確保、大会組織委員会のオフィス賃料など、東京オリンピック・パラリンピック延期に伴う追加費用は総額で数千億円規模だと大会組織委員会で試算されている。ではこの追加費用、一体誰が支払うのか。開催都市である東京都、国、組織委員会はほとんどの予算を使い切っており、スポンサーに負担がいく可能性もある。

すでに多額の費用を投じてきたとあるスポンサー企業の関係者は、ロイターの取材に対して「追加費用を請求されたとしても、支払うつもりはない」と強調。オフィシャルパートナーの東京ガスの内田高史社長も「追加でどれくらい支払わなければならないかなどを伺ってから検討したい」としており、明確な答えはないと回答している。新型コロナウイルスが与えている経済への打撃は大きく、1年前とは状況が異なる企業も多いだろう。そんななか、本来なら発生しなかったはずの費用を追加で支払うとなると迷ってしまう気持ちがよくわかる。