【書評】医者が指南、限られた時間でも質の高い睡眠をとる方法

「一流のビジネスパーソンは、常にコンディションを整え、一定のハイパフォーマンスを実現している」と言うのは、無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』の著者、土井英司さんですが…、なかなか難しいものですよね。ご安心ください、「忙しすぎてそうもいかずどうしたらいいのかわからない」という方の悩みを解消する1冊を、土井さんが紹介してくださっています。

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一流の睡眠』裴英洙・著 ダイヤモンド社

こんにちは、土井英司です。

今だから告白しますが、30代半ば、起業直後で猛烈に忙しかった頃の土井は、睡眠不足で肩が凝っては深夜マッサージ屋に行き、また睡眠不足で翌日マッサージ屋に行く、という悪循環を繰り返していました。仕事による脳の疲れも、身体の疲れも、肩凝りや眼の疲れも、基本的には睡眠で治るにもかかわらず、です。ビジネスパーソンはつい、コンディションが悪くてもパフォーマンスが良いことを自慢しがちですが、本当の一流は、常にコンディションを整え一定のハイパフォーマンスを実現しているものです。

そこで本日ご紹介したいのが、安定したパフォーマンスを実現するためのコンディションメイキングの本。著者は、MBAホルダーでかつコンサルタント、医師という異色の肩書きを持つ、裴英洙(Hai Eishu)さんです。本書では、人口に膾炙した「90分サイクル神話」のウソを指摘し、ビジネスパーソンが限られた時間でも質の高い睡眠がとれる方法を指南しています。なかでも、「『快眠戦略』のキモ」や、「徹夜のダメージを最小に抑える4つのステップ」は、忙しいビジネスパーソンには、良いアドバイスだと思います。

さっそく、全体からポイントをチェックしていきましょう。

年末のサンタさん「Amazon」が選んだ、知育・学習玩具ランキング

今、子供や孫に買うべきオモチャは? Amazonの「知育・学習玩具大賞」から、失敗しないプレゼント選びが判明! 

オモチャ量販店に足を運ぶと、色とりどりさまざまなオモチャが出迎えてくれる。小さなもの、大きなもの、安価なもの、高価なもの。対象年齢は?男の子向け?女の子向け?電池で動くものもあれば、昔ながらの積み木やブロックといったものもある。バリエーションが増え、色々なオモチャで遊べるというのは子供にとっては喜ばしいことだが、それを送る立場はどうだろう。孫や子供にオモチャを送りたいと思ってもどんなオモチャを選んだらよいのかわからないといった悩みも聞こえてくる。

そこで、先日行われた「Amazonの知育・学習玩具大賞」を見てみよう。

Amazonといえば、デジタル系アイテムに強いショッピングサービスだ。そこで賞として選ばれるものとなると、最新技術やテクノロジーをふんだんに使ったデジタルオモチャというイメージを抱くかもしれない。しかし実際には…?教育学脳科学育児保育の専門家はどんなオモチャを選んだのだろうか。

 

 意外! 2016年の知育・学習玩具大賞は…木の積み木

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 知育玩具部門の大賞に選ばれたのはKAPLA社の「カプラ200」。

液晶も、電池も一切使っていない、同じサイズの木の板を積み上げるだけというシンプルなオモチャが知育玩具の大賞に選ばれた。評価に繋がったのは、アイデア次第で多種多様なものを自在に作ることができるという点。そして、一人ではなく多人数で遊べるといった点。子供の発育に重要な「コミュニケーション」を生み出すきっかけとなるとしている。

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学習玩具部門での大賞は「世界の国旗かるた」。

学習玩具部門もまた、アナログなオモチャだ。「遊びながら学ぶ」といった学習玩具において重要な要素を持ち合わせており、楽しく国旗や地図を学ぶことができる。また、子供から大人まで家族全員で楽しめるといった所も評価点になっている。

審査員特別賞もまた、シンプルなおもちゃ

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審査員特別賞として、東京大学院 教育学研究科教授 秋田喜代美氏は、自由にパーツを組み合わせることができるブロック「アソブロック BASIC シリーズ スペシャルパック ドラゴン」を選んだ。

 

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東京大学 薬理学教授 池谷裕二氏は、サボテンを倒さないようにパーツを差し込んでいくバランスゲーム要素のあるパズルブロック「サボテンバランスゲーム」を提案。さまざまな角度から立体を把握する訓練にもなると述べている。

 

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 育児保育の専門家、NPO法人フローレンス代表理事、駒崎弘樹氏が選んだのは、大きなブロックがたくさん入った「ニューブロック たっぷりセット」。子供が扱っても安全で、友だちと一緒に遊ぶことでコミュニケーションのきっかけにもなるとしている。

プレゼントの本当の意味は?

本当に意外な結果になった。今回の「Amazonの知育・学習玩具大賞」で選ばれたおもちゃは、積み木、かるた、ブロックといった、誰でも使いやすく男女に関係なく幼児期から幅広い年代が一緒に遊べるようなものだった。これらはどれも親世代、祖父母世代が遊んだことがあるようなものであり、昔から文化的に引き継がれてきたオモチャだ。そういったものが、現代では新たな発想で作り直され、評価されているのである。

たしかにテクノロジーを使った、最新のデジタルオモチャも魅力的だ。使いこなせるならば、それらもまた子供の興味・成長の芽生えとなってくれるに違いない。しかし、まずは自分が使いこなせなければ遊びを通じて学ばせる切っ掛けや育みの切っ掛けを失ってしまう

オモチャは子供たちにとっては教育だ。

オモチャを買い与えるということは、子供の成長を促すということになる。そして同時に大事なコミュニケーションでもある。子供・孫へプレゼントしたいのであれば、物を渡すだけではなく、我々も童心に帰って一緒に遊ぶべきなのだ。

それこそが、子供にとって本当のプレゼント。子供の成長と思い出を育む大切な贈り物となるに違いない。

Amazonの「知育・学習玩具ストア」ではこれらの他にもさまざまな、オモチャがピックアップされている。ぜひ、今後のオモチャ選びの参考にしてほしい。

 

image by: Wikimedia Commons

「日韓は核武装せよ」。米国の論文から見える「冷酷な事実」とは

アメリカの外交専門誌に、「日韓を核武装させるべき」という内容の記事が掲載されたそうです。無料メルマガ『日本の情報・戦略を考えるアメリカ通信』の著者で戦略学者の奥山真司さんは、この内容に対し「本当に核武装をする必要はないが、脅威である国に対してハッタリをかますのは時として必要であり、そのツールとして核武装というタブーが使われることは十分に考えられる」との見方を示しています。

日韓は核武装して中国を牽制せよ!(という記事)

おくやまです。

ナショナル・インタレスト誌にとても興味深い挑発的な記事が掲載されておりました。そのタイトルは、ズバリ「日韓を核武装させよ」というもの。

Go Ahead. Let Japan and South Korea Go Nuclear.

ところがその内容は実は3段階になっておりまして、

  1. 北朝鮮が核拡散を続けることによって北東アジアの不安定の要因になっている
  2. その北朝鮮を支えているのは中国だ
  3. 中国を本気にさせるために、日韓に核武装させよ

ということなのです。ここまであからさまに北朝鮮の崩壊や、さらには日韓の核武装を提案している記事も珍しいわけですが、私が気づいたのは、以下の3つの点。

第一に、核武装という物騒なことも、実はクラウゼヴィッツが『戦争論』で説いているような、国家の政策にとってのツール」でしかない、という冷酷な事実です。

「核武装」というのは、日本国内の一般的な感覚としては、即「戦争」と同じくらいタブーの香りのする、できれば触れたくないトピックであります。ところがわれわれはそのために思考停止しているわけで、これをあえて「利用しようという考えには至りません

われわれは戦後70年間に安全保障の問題について自分のこととして向き合わず、なるべくタブーには向き合わずに過ごしてきたわけですし、しかも向き合わずに過ごせてきたわけですから、ある意味で幸せだったわけです。

ところが国際政治のパワーゲームとしては、このような「タブーで脅しをかけるというのは日常茶飯事。しかもこの「タブー」というのも、政治的には十分な「ツール」となり得るのです。

もちろん日本がそれをしろ、とはいいませんが、まずそのような現実があることに気づくことが重要でしょう。

シルバー川柳のレベルが高すぎる。「センス凄い」「笑えねぇ」

高齢者による「シルバー川柳」が面白いと話題になっている。

こちらのツイートをご覧ください。

 

 

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どれも面白い!!

Twitterでは以下のコメントが寄せられた。

 

 

 

 

 

 

あなたは何番がお好き?

 

※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

image by: Shutterstock

記事提供:ViRATES

 

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日本人が持つ「米国の笑いは日本より稚拙」という根拠のない自信

「日本のお笑いは世界で一番レベルが高い」「アメリカ人のジョークはつまらない」日本のお笑い芸人がこんな発言をしているのを聞いたことはありませんか? 米国の邦字紙「WEEKLY Biz」CEO 兼発行人でメルマガ『NEW YORK 摩天楼便り-マンハッタンの最前線から-by 高橋克明』の著者である髙橋さんは、自身が米国で16年過ごした経験から、この意見は「根拠のない自信」だと疑問を呈しています。なぜ日本人は、こんな考えを持つようになったのか、高橋さんがその理由を考察します。

「日本のお笑いはアメリカよりレベルが高い」は本当か?

ひょっとしたら、最近になって、やっと、わかってきたことかもしれません。

アメリカに暮らして16年—。 ここ最近まで僕は信じて疑いませんでした。

日本のお笑いの方が、アメリカのお笑いより、ずっとクオリティが高い】、ということを。いまだって、実はそう思ってます。 そうに違いない、と。だって、クリスロックのスタンダップコメディより、ブラマヨの漫才の方が断然、面白いしね。

実際、妻がよく見ているこっちのシットコム(シチュエーションコメディ。だいたい30分の1話完結もの。日本でも有名な「フレンズ」や「となりのサインフェルド」などを代表とするテレビ番組)を僕も見るともなく、見ていると、そこまで笑えることは少なかったり。

自宅のテレビについてるので、結果、見てしまうトークショー(代表的なところでは、今はジミー・ファロンとか、ジミー・キンメルとか)も、爆笑することがなくもないけれど、そんなに多くないし。

そう、思っていました。

ただ、圧倒的な事実を忘れていました。日本とアメリカ、それぞれのバラエティ番組を比較するにあたって、最低限、絶対、必要な最低条件を。

当たり前ですが。 【両者を同レベルで理解できる語学力】です。オレ、英語、苦手じゃん!(笑)

さすがに15年以上生活しているので、日常会話で不便することはありません。 アメリカ人の友人も何人もいるし、アメリカ人のクライアントとも日々、会話をしています。

でも。有名トークショーの、ホストが早口でまくしたてるジョークを、本当の意味で、底の底まで理解出来ているか。 時事ネタも必ず放り込んでくるギャグの伏線を100%把握できているか

そう聞かれると、間違いなく「NO」です。 絶対的な本質まで理解は出来ていない。

ひょっとすると、四半世紀この国に暮らし、日本語よりも英語の方が得意な、うちの家内ですら、言語は100%に近く理解出来ても、言葉の裏に潜む文化のメタファーなり、時事ネタの隠喩を理解してることはないです。

つまりは、(元も子もないこと言っちゃうけど)「お笑い」ほど、その地域に根ざした文化もないはずなのに、単純に比較なんて出来ないはずです。

にも関わらず、僕は、僕たちは、日本のお笑い芸人さんは、【 日本のお笑いは最高。 アメリカのお笑いは稚拙という根拠のない自信を持っている 。

比較する前に、両者を同レベルで理解していないと、比較なんて出来ないにも関わらず。なのに、どうして、根拠なく「日本のお笑いの方が上」だと僕たちは思い込んでいるのでしょう。

そこで、僕なりに考察してみました。

銀座のママがお金持ちから学んだ「正しいお金と時間の使い方」

毎回好評をいただいている銀座の美人ママによるメルマガ『銀座ママ日高利美のメールマガジン「銀座の教え」』。今回は、利美ママが“お金持ちの成功者”から学んだ「お金と時間の使い方」についてお届けします。あなたがいつまで経ってもお金持ちになれないのは「お金をかける場所」や「時間の使い方」を間違っているのかもしれません。きちんと理解すれば、お金持ちに一歩近づけるかもしれませんよ!

お金と時間の使い方について

お金と時間について真剣に考えたことがありますか?

私が銀座で出会ったお客様で成功者と言われる方々はお金と時間について真剣に考えている方ばかりです。

人は生きていく上でお金という存在とは切っても切れない関係なのではないかと思っています。

日本人の感覚的に人前でお金の話をすることははしたないという感覚を潜在的に持っている気がしますが、果たしてお金について考えたり学んだりしないままでいいのでしょうか?

人生には多かれ少なかれお金が必要です。

お金に対してネガティブなイメージを持っているとお金から嫌われてしまうように感じます。

ですので、お金やお金持ちに対する自分が持っているイメージを紙に書き出してみることをおススメします。

ネガティブなイメージを持っていれば持っているほど、あなたの世界からお金が遠退いていきます。

私の経験上、お金を持っている、お金持ちと呼ばれる人たちはお金に対して勤勉です。

消費を抑え投資をし、それなりに貯蓄もあるので未来に対する不安な気持ちを何もしていない人たちに比べて持っていないと感じます。

かく言う私はお金持ちではないですが、自分の思い込み、信じていることに

「私は私が必要なお金に困ることはない」

というよくわからない思い込みが昔からあるからか、お金が必要な時にちょうど保険が満期を迎えたりして必要なお金に困ったことがありません。

ですが、必要以上のお金を作り出すことができないので、なにか自分の中にブロックがあることは気がついています。

私が向き合わなければと思っているお金に対する課題のひとつです。

未来に不安を持っている人たちの大半は働いて収入が得られなくなった後のことや健康でいられるかなど、老後に対して不安を持っているけど、何が不安なのかを具体的に考えないので、対処する方法を描き対処することも出来ず、不安な気持ちを解消することが出来ないまま時間だけが過ぎてしまいます。

あえて管理栄養士に聞く「コンビニごはん」から選ぶならどれ?

コンビニエンスストアやスーパーで売られているお惣菜。沢山の種類があり迷ってしまいますよね。

そんな時に「できる限り健康的に」という視点で選ぶ際には、どのような選び方をしていますか?

今回は参考にしていただきたい、管理栄養士の私がお惣菜を選ぶ際の基準と、おすすめしたいお惣菜をその理由とともにご紹介いたします!

管理栄養士がお惣菜を選ぶ基準とは?

1.普段の生活で摂りにくい食品が含まれている

コンビニやスーパーのお惣菜を利用する時は、大豆製品や海藻など普段の生活で中々摂りにくい食品が入っている商品を選ぶようにしています。

例えば大豆を家庭で摂ろうとして、水煮缶1缶を開けると使い切るのは結構大変です。でも、コンビニやスーパーのお惣菜であれば手軽に食べきりサイズで買うことができます。

2.カロリーは250 kcal以下のものを選ぶ

今では女性向けのヘルシーなメニューも多く販売されているコンビニやスーパー。でも、揚げ物など比較的高カロリーのお惣菜も売り場には並んでいます。

お惣菜は他の料理やご飯などと組み合わせて食べるものなので、1食の合計カロリーが高くならないよう、お惣菜1つ当たり250kcal以下を目安に選んでいます。

3.なるべく裏面の原材料表記が少ないものを

お惣菜の裏面のシールには「原材料」の欄があり、使用した食材や添加物が記載されています。そして、添加物が多く入っている製品は裏面の原材料表記の欄にびっしりと文字が記載されていることが多いのです。

もちろん、野菜を沢山の種類使ったお惣菜などは原材料の表記も多くなりますが、これは問題ありません。添加物の種類をチェックし、沢山使われていないか確認するようにしています。

おすすめお惣菜5つとその理由

1.豚しゃぶサラダ/豆腐サラダ

特にランチを選ぶ時、お惣菜で意外と不足してしまう栄養素がたんぱく質です。豚しゃぶサラダや豆腐サラダは、豚肉や豆腐でたんぱく質を摂取することができます。

また、他のサラダに比べてボリュームがあることが多いこともポイントです。このサラダとおにぎりやパンなどを組み合わせると、栄養バランスの整った立派なランチになります。

2.海藻サラダ

海藻は食物繊維やミネラルなどの栄養素を含む優秀な食材。でも、料理での使用頻度が少ないため、家庭の食事ではなかなか取り入れるのが難しい食材でもあります。お惣菜であれば、食べきりサイズで海藻を手軽に摂取できます。

また、海藻サラダはカロリーが低い事も魅力の1つです。

麺類などもう1品ちょっとほしい時、海藻サラダをプラスすればカロリーを気にせず食事のバランスを摂ることがでます。

尚、海藻サラダはせっかく素材のカロリーが低いので、ドレッシングはノンオイルタイプを選ぶことをおすすめします

3.「野菜たっぷり!」シリーズ

普段の食事で野菜が不足している方や、野菜をなるべく摂りたい方におすすめなのが「野菜たっぷり!」と商品名に表記されているサラダやスープなどです。

商品にもよりますが、こうした表記がある商品には厚生労働省がすすめる1日分の野菜摂取量の1/3から半分以上の野菜量を摂取することができるようです。

4.サバの塩焼き/味噌煮

特に一人暮らしの方におすすめのお惣菜です。青魚にはDHAなど積極的に摂取した栄養素が含まれています。

一人暮らしで魚を調理するのは中々大変ですが、お惣菜であれば手軽に調理することができます。また、パウチタイプの商品は日持ちがする場合が多いので、冷蔵庫に常備しておくのもよいでしょう。

5.サラダチキン

鶏のむね肉に味付けし、蒸してパックした商品です。朝のサラダのトッピングなど忙しい時に活用することができます。

鶏のむね肉を使っているためカロリーは控えめです。

また、ハムなどの加工肉よりも塩分が少ない点もうれしいポイントです。

便利なコンビニやスーパーのお惣菜。便利に加え、栄養バランスや添加物をチェックすることで、もっと美味しく楽しめます。ぜひ上手に活用してみてくださいね。

執筆:永吉 峰子(管理栄養士)
 
<執筆者プロフィール>
永吉峰子(ながよし・みねこ)
管理栄養士。大手小売企業にて店長、商品開発を経験後、現在は「健康」「食」に関する執筆を中心に活動中

image by: Shutterstock

 

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プライドの高さと謙虚さの欠如。だからシニア起業家は失敗する

「亀の甲より年の功」という言葉があるように、年長者の経験は貴重で、若い人には到底かなわない部分がたくさんあります。しかし、新しいことに挑戦する際、それが大きな障害となってしまうこともあるようです。無料メルマガ『がんばれスポーツショップ。業績向上、100のツボ!』では、現役コンサルタントの梅本泰則さんが遭遇した、「成功しないシニア起業者」の特徴が記されています。

年配者からの相談

私のところには、年配者の方も相談にやってきます。先日も、60代後半の方が来られました。1時間の無料相談です。「30年間勤めた会社でつかんだ節税ノウハウがあるので多くの中小企業に伝えて、相手の役に立ちたい」とのことでした。

よく聞いてみると、コンサルティング活動をしたいというのが結論です。大きな夢をお持ちのようです。自信もあります。私は尋ねました。

「どんな方をお客様にしたいですか?」

相談者「中小企業の経営者です」

「そのお客様は、どこにいますか?」

相談者「日本全国にいますよ」

「どうやってそのお客様をつかまえるのですか?」

相談者「それが分からないから相談に来たのです」

なるほど。私は、少し不安になりました。

「それでは、その販売戦略を聞かせてください」

相談者「販売戦略? 何ですかそれは?」

「どんな商品を、どんな方法で、いつまでに、どれくらい販売するか、という計画のことです」

相談者そんなものはありません。私のノウハウは素晴らしいものなのだから、説明する機会さえあれば、皆が導入してくれるに決まっています」

ますます不安になりました。

「では、事業や商品を説明するためのホームページはお持ちですか?」

相談者「ありません」

ブログとかメールマガジンとか、見込み客にアクセスする方法は持っていますか?」

相談者パソコンは苦手ですから、まったくありません」

ちょっと困りましたね。

【裏稼業】昼間に路上で寝ていた中国人の「夜の顔」が意外すぎた

中国の街を歩くと、道端に置いた椅子で昼寝をしている人をそこここで見かけるといいます。なぜ? 仕事はしていないの? そんな気になる素朴な疑問を、無料メルマガ『上海からお届け!簡単3分、写真で覚える生活中国語』の日本人著者・ジンダオさんが直接彼らに聞いてくださっています。そこで発覚した驚きの真実、いったいどんなものなのでしょう?

意外な裏稼業。日中は昼寝で夜はどんな稼ぎ? 仕事【工作】

中国の街を歩いて、こんな事を思った事ありませんか? 道端にリクライニングシートを置いて、グースカ昼寝をしている中国人をみて、どうやってお金を稼いでいるのかしら? 仕事やる気がないのかも?

私も住み始めて、寝ている中国人を見かけると思っていたのですが、実際にグースカ寝ている中国人から衝撃の事実を聞くことができました。

自宅近くで自転車修理を路上で行っている中国人がいます。羅さんという方で、私が住み始めた12年前から道端で商売をしています。留学の際は毎日、今でも一週間に一度はすれ違うので、挨拶をしている間柄。彼の商売は自転車の修理とカギの付け替えなのですが、パンク修理はそんなに数が多い訳でもないですし、空気入れはタダ同然でさせていますし、正直なところどうやって生活をしているんだろう、そう思っていました。

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また城管と呼ばれる街の整理屋が、不正営業を取り締まり始め、軒並み店が壊され、撤去される最中、路上営業という一番初めに撤去されてもよさ気な、この羅さんの店だけはいつも通りに営業を続けていました。賄賂でも払っているのか? しかし商売の単価から考えても、路面店のオーナーに比べたら大した賄賂は渡せないだろうし。そんな事を考えていたのですが、私が最近引っ越しを行ったのをキッカケに、セキュリティの為にカギを取り替えようと思い、羅さんに相談。取り替えて貰うために自宅に来てもらい、作業開始。作業の合間に「仕事が終わったら夜、何しているの?」と他愛もない質問をしたところ、驚きの話しを聞くことができました。

もんじゅ廃炉の裏に、新たな「天下り利権」死守の目くらまし疑惑

ようやく高速増殖炉もんじゅを廃炉とする方向で動き出したとされる政府。これまで1兆円もの血税を注ぎ込んだものの稼働のめどすら立たない「無用の長物」が処分されるのは喜ばしいようにも感じられますが―。メルマガ『国家権力&メディア一刀両断』の著者・新 恭さんは、お得意の「目くらまし」の可能性があると指摘、もんじゅは廃炉にしても核燃サイクルの開発は続けるという政府の真の意図を白日のもとに晒しています。

もんじゅ廃炉は核燃サイクル利権死守の目くらましか

使った以上のプルトニウムを生み出すというふれこみで研究開発が続けられてきた高速増殖炉「もんじゅ」は、いよいよ廃炉になる方向のようだ。それでも、「核燃料サイクルという国策は継続し、高速炉の研究を続けるという。どういうことなのか。

「もんじゅ」の廃炉で、いかにも重大な政治決断をしたように見せかけ、その実、「核燃サイクル」にかける予算や人員は減らさないということではないか。いつものように目くらましでごまかされないよう、政府の真の意図をさぐっておかねばならない。

いまさらいうまでもなく、原子力発電の最大の矛盾は、いつまでも放射能を出し続ける使用済み核燃料の処分方法が確立されていないことだ。

いずれ、科学技術の力で克服できると踏んで、とりあえずスタートさせたものの、最終的に地中深く埋めておく処分場が、候補地の反対でいっこうに見つからず、使用済み核燃料は各原子力発電所のプールに貯まり続けている

この状況を打開し、ウラン資源を持たない弱みを解消するための、一石二鳥プランとして浮上し、事業化したのが「核燃料サイクル」である。

使用済み核燃料を再処理し、プルトニウムを取り出して再び使うというサイクル計画。そこには、自力で核兵器をつくる技術的な能力を持っていたいという政府の思惑もある。

それを承知のうえ、米国が原子力協定を結んで非核保有国である日本に再処理を認めたのは、思うがままコントロールできる、いわば「属国」という双方暗黙の前提があるからだ。

この事業計画のかなめとなるのが高速増殖炉「もんじゅ」だったが、トラブル続きで36年経っても実用化できなかった。1兆円もの巨費を垂れ流し、多くの職員やファミリー企業の雇用を維持するだけの存在となっていた。

民主党政権下の平成24年9月には、「革新的エネルギー・環境戦略」なる文書のなかで、「研究を終了するという目標が打ち出された。「もんじゅ」廃炉のチャンスだったが、しょせん目標は目標にすぎなかった。

そして、自公に政権が移ったあと、原子力ムラの勢いが復活し、2013年12月、政府はエネルギー基本計画を作成して、民主党政権が決めた「原発ゼロ」方針を撤回、「もんじゅ」に関しては「研究終了」から「実施体制を再整備するに転換した。