習近平とプーチンは大喜び。イラン核施設破壊に巻き込まれるアメリカが「全面戦争」を望まないワケ

4月19日、イランによる初の「本土攻撃」への報復としてドローンでのイラン直接攻撃に踏み切ったイスラエル。各国大手メディアはこの攻撃を警告の意味合いが強い「限定的」なものであったと報じていますが、国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんは「別の見方」もあると言います。今回北野さんは自身の無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』で、イスラエルの攻撃が大規模作戦前の「偵察」である可能性を示唆。さらにイランの核施設破壊を目論むイスラエルとアメリカ両国首脳が今後の展開に関して頭を悩ませていると見て、その理由を解説しています。

※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:今度はイスラエルがイランを攻撃。その「実に悩ましい現状」とは?

「4正面作戦」を望まぬアメリカを何としてでも巻き込みたいイスラエル

全世界のRPE読者の皆様、こんにちは!北野です。

今度はイスラエルが4月19日、イラン攻撃を行ったようです。『日テレニュース』4月20日。「“イスラエルがイラン攻撃”当局者が認める 米メディア報道」

イラン中部の空軍基地への無人機による攻撃について、アメリカのメディアは、複数のイスラエル当局者がイスラエルによる攻撃であることを認めたと報じました。

 

中部・イスファハン近郊の空軍施設への攻撃について、イランのメディアは、防空システムによって3機の無人機が撃墜されたと伝えました。

 

イスラエルは正式な声明などは出していませんが、「ニューヨーク・タイムズ」は2人のイスラエル当局者などがイスラエルによる攻撃であることを認めたと報じました。さらに、他のアメリカメディアはこの攻撃について、「限定的だった」という見方も伝えています。

ここまでの流れを、とてもざっくり振り返ってみましょう。

まず、2023年10月7日、ハマスがイスラエルを奇襲し、民間人を虐殺しました。イスラエルがこれに反撃し、戦争がはじまりました。イスラエルの攻撃は非常に激しく、「民間人の犠牲が大きすぎる」と批判されています。

ハマスの黒幕はイランです。そして、イランの手下の、レバノン・ヒズボラ、イエメン・フーシ派などが、イスラエルを攻撃しています。

2024年4月1日、イスラエルは、シリアのイラン大使館を攻撃。イラン軍の将官を含む13人が亡くなりました。

2024年4月13~14日、イランは多数のミサイルとドローンでイスラエルを攻撃しました。ちなみに、イランがイスラエルを直接攻撃するのは、これがはじめてです。

そして、2024年4月19日、今度はイスラエルがイラン領を攻撃しました。ドローンによる攻撃だったようです

※ ちなみに、「なぜそもそもハマスはイスラエルを攻撃したの?」に関しては、これまで何度も書いてきたので、今回は触れません。「報道されていないから理由がわからない」という方は、必ず以下の記事をご一読ください。

【関連】イランがイスラエルを報復攻撃。なぜイスラエルはイラン大使館空爆という“挑発”に出たのか?(『まぐまぐニュース』4月16日付)

今回の攻撃、国際社会は「限定的だった」という見方で一致しています。「中東大戦争に発展しないで、世界中がホッとしている」といった感じでしょう。

しかし、今後の展開については、二つの見方が存在します。

一つは、「イスラエルは、イランとの全面戦争を望まない。国内世論を考えて報復しないわけにはいかないが、限定的にすることで、イランからの再反撃を抑えた。つまり対立の鎮静化を図っている」というもの。

もう一つは、「今回のは、大規模な作戦を行う前の『偵察攻撃だった』」というもの。

「逆張りが成り立つ」ことの面白さ。“厳しい”と思われがちな大箱総合居酒屋の客足を伸ばすメニュー展開とは?

コロナ禍で苦戦を強いられた飲食業の中でももっとも厳しい立場に置かれたのが、大箱総合居酒屋。しかし今、そんなお店の需要が高まりつつあるのも事実のようです。今回のメルマガ『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』では外食・フードデリバリーコンサルタントの堀部太一さんが、現在「宴会需要」の受け皿として客足が戻った大箱居酒屋の次のステージを見据えたメニューの組み方を解説。さらに「1組あたり人数が少ないお客様」の獲得方法もレクチャーしています。

※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:大箱総合居酒屋を専門業態にする商品MDの考え方

大箱総合居酒屋を専門業態にする商品MDの考え方

大箱居酒屋を展開し成長されるご支援先。

「えっ、大箱ってもう厳しいんじゃ?」

この辺りは通説だとは思うのですが、経営で面白いのが逆張りが成り立つという事。

コロナ禍でこの手の業態が減った事もあり、逆に今はその受け皿が少なくなりました。

その結果、人口50-60万人以下の都市では大箱居酒屋が成り立つという面白い状況に。

とはいえ。

これがいける!となれば速攻市場は飽和するのは既にわかっている未来でもあります。

その為、徐々にリモデルする事も大切。今日はそのリモデルに関して、どのようにやっていけば良いのか。

この辺りを書きました。

■お客様にどう見られるか?

マーケティングの基本は、

  • どのようなお客様の
  • どのようなお困りごとを
  • どのように事業で解決するか

これに尽きます。

例えば今であれば久々の宴会だが、やれるところが少ない。

この受け皿になったので一気に伸びた。このようなのが今の背景。

次はここからの深掘りです。

上記お困り事は解決しつつも、

  • せっかくなら特徴があるところにいきたい
  • 他府県の人を連れていく大義名分が欲しい
  • 宴会屋は飽きてしまう

このような事も早めに解決しようという事ですね。

特にこちらは他府県からの流入が多いエリアでもあったので、そこの強化をする事にしました。

■重要なメニューの組み方

  • 7アイテム
  • 30アイテム

これを重要な数字として組み立てます。

7アイテムの考え方

この店に来たなら絶対これ食べてね!これの設定です。

人の記憶に残りやすいのは、最初・途中・最後。

ここに3大名物をしっかり準備しつつ、その間に4アイテム入れる感じです。

この7アイテムの中で3-5アイテムは地域特化にしています。

郷土料理があるところはそれで組みます。

この7アイテムはA4のPOPで準備するか、メニューの見開き右側に欲しいところです。

メニューの見開き左側は自分達のコンセプト。右側にこの「初めてならこれ!」の訴求です。

30アイテムの考え方

専門性を訴求するには大切なのはここです。

焼き鳥専門なら関連含めてそれぐらいの品数、串揚げなら関連含めてそれぐらいの品数。

この辺りがないとお客様が早々に、「飽きてしまう」のと「専門が伝わらない」というマイナスポイントが入ってしまいます。

その為、上記のコンセプトと7アイテムの見開きの次の見開きページはこの30アイテムになります。

北海道なら北海道関連を全部詰めますし、青森でも同じく、福岡でも宮崎でも同じくという感じ。

郷土料理としてのポジションがある県だと、この辺りを組みやすいのが良いですよね。

ここではスピードメニューから締めまで、雑多に入っていて大丈夫です。

このページで専門性が視覚的にも伝わり、頼みきれない程の選ぶ楽しさを訴求する。この辺りがポイントになってくるので。

この記事の著者・堀部太一さんのメルマガ

俳優・榎木孝明が語る、劇団四季研究生時代の壮絶な日々と浅利慶太のこと

書籍化され話題となっている致知の人気連載「20代をどう生きるか」。今回のメルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、劇団四季出身で俳優として活躍する榎木孝明氏のお話を掲載しています。

劇団四季の浅利慶太氏が繰り返していた言葉

月刊『致知』で約15年にわたって続く人気連載「20代をどう生きるか」。

今月初旬には、『20代の仕事の教科書』として書籍化され、発売直後に増刷されるなど、好評を博しています。

最新号では、俳優として活躍する榎木孝明氏にご登場いただき、貴重なお話を聴かせていただきました。

その記事の一部をご紹介いたします。

………………………………………

劇団四季での最初の3年間は研究生として呼吸法や発声訓練、ダンスに至る様々なレッスンを受けます。

また実践の学びに重きを置き、研究生時代から昼間は子供ミュージカル、夜は劇団の本公演にエキストラ出演することも日常茶飯事でした。

何より厳しかったのは、3か月に一度行われる進級試験です。

試験ではレッスンで学んだ歌や演技の習得度を見られ、基準に満たなかった場合はロッカーの荷物をまとめ、翌日には退団を余儀なくされます。

ですから中退後もレッスンと舞台にバイトと、文字通り寝る暇もない日々の連続でした。

いま振り返るとあんなに精力的な時代があったのかと懐かしく思いますが、芝居が好きだからこそ、一切苦痛に感じませんでした。

むしろ忙しかったおかげで、考え込まなかったことがよかったのかもしれません。

バイトの休憩中に駐車場で振り付けを覚えるなど、僅かな時間も自主稽古に充あてました。

不器用なりに根気強く、地道な努力が実を結んだのでしょうか。

55人の同期が6人に絞り込まれる中、3年間の研修生生活を終え、劇団員になることが叶ったのです。

この経験から置かれた環境に不平不満を零したり、将来への不安に苛まれるのではなく、目の前の一瞬に全力を注ぐことが最高の生き方であると学びました。

また、創立者の浅利慶太さんより、芝居の基礎を徹底的に叩きこまれたことは感謝してもし切れません。

一挙一動、ひと言発するごとに叱咤が飛んでくる。演技指導は厳しいものでしたが、この世界で生きていくためには欠かせないメンタルを鍛えていただきました。

「演技は“そう思って、そう演ずること”がすべての基本だ」

そこに嘘があったら、嘘の表現にしかならない。単純明快ながらも浅利さんが口癖のように繰り返していたこの言葉は、自分の中に刷り込まれています。

image by: TK Kurikawa / Shutterstock.com

まさに救世主「激安190円のり弁」の弁当屋さんは、経済活動として“健全”なのか?

激安の弁当屋さんは、お金のない人たちにとっては「救世主」になります。しかし、今回の無料メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』で、繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんが案じているのは「果たして健全な経済活動であるといえるのか」という点のようです。

『190円のり弁当』誕生!お客さまの「嬉しい!」を感じるために……

「早くて!! 安くて!! 大満足!!」というキャッチフレーズを掲げたお弁当屋さんが、神奈川県にあります。

2023年、物価急上昇の中、あり得ない安さのお弁当を販売するお店が誕生しました。

「のり弁当190円(税抜き)」「焼きそば190円」「かつ丼290円」「アジフライ弁当290円」「そぼろ丼290円」「みそかつ弁当390円」など。

他に、「ホイコーロー弁当」「チキン南蛮弁当」「ハンバーグ弁当」「しょうが焼き弁当」「からあげ弁当」など、約40種類の中から、日替わりで10種類ほどを販売しています。

また、金土日はカレーもあり、190円。

毎日約700個のお弁当を作っています。

なぜ、ここまで安くしているのでしょうか。

いま、ほか弁屋さんでも短期間の値上げが続く中、これほど安いお店は、地域の人びとにとって救世主のような存在。

実質賃金の上がらないほとんどの人は、節約に追われる生活を強いられているので、こうしたお店ができることは、非常に有難いのです。

店主は、生きづらい社会を嘆き、どうすれば人びとを笑顔にできるのか、何をすれば喜んでもらえるのかを考え、激安のお弁当屋さんを作ったのです。

「高くもなく、お店が潰れない程度に、安過ぎもしない値段にしたい。お客さまに嬉しいと思って欲しい」と店主は言いますが、充分に安過ぎるのではないでしょうか。

いま飲食店では、見ためばかりで、ぼったくりのような食べ物がたくさん出てきています。

そんな悪どい商売とは対極にある、真の商売人だと言えるのではないでしょうか。

人を喜ばすことに心血を注ぐ、誇り高き商売人だとも言えます。

楽天がアプリの統合を発表。で、楽天EdyはiPhoneで使えるようになるの?

楽天ペイメントが「楽天ポイントカードアプリ」と「楽天ペイアプリ」を年内にも統合し、その後「楽天Edyアプリ」も統合すると発表しました。この会見で楽天EdyがiPhoneで利用できない問題について質問したのは、ケータイ/スマートフォンジャーナリストの石川温さん。今回のメルマガ『石川温の「スマホ業界新聞」』では、統合によってiPhoneでは決済できない楽天Edyの残念な状態も解消されるのか、楽天ペイメント側との気になるやりとりを記しています。

楽天ポイントカードアプリに楽天ペイと楽天Edyが統合へ──iPhoneで楽天Edyが支払える日は来るのか

楽天ペイメントは2024年12月頃に「楽天ポイントカード」アプリと「楽天ペイ」アプリを統合すると発表した。その後、電子マネー「楽天Edy」アプリも統合していくという。

確かに楽天の金融やポイントサービスは古くからそれぞれが独立してアプリを提供しており、利用シーンに応じて、別々のアプリを起動しなくてはならなかった。個人的にもポイントを貯めるためにポイントカードアプリを起動することはあっても、結局、その後はPayPayやd払い、au Payアプリを起動していまい、楽天ペイで支払うことはほぼ皆無であった。

他社は金融や決済サービスをまとめて一つのアプリで提供しているところが多いため、他社に追随するというのは当然のことだろう。ただ、個人的に気になっているのが、楽天Edyも統合するなら「iPhoneで決済ができるようになるのか」という点だ。

楽天EdyはAndroidでは決済ができるものの、なぜかiPhoneではアプリはあっても、支払いには非対応のままとなっている。SuicaやiD、QUICPay、waon、nanacoなどはとっくの昔に対応しているのに、楽天Edyは置いてきぼりなのだ。楽天EdyのiPhone非対応問題について、数年前から決算会見などの質問しても、明確な答えが返ってきたためしがない。

今回、「アプリを一つに統合する」と鼻息荒く宣言したので、質疑応答で「楽天Edyアプリを統合するということはiPhoneでも楽天Edyで支払いができるようになるのか」と聞いたところ「他社のポリシーについては私が申し上げる立場にはない。我々としては、可能な限りユーザーにとって利用が最大化できるように期待している」(楽天ペイメント、小林重信社長)とのことだった。

さらに突っ込んで「楽天としては努力しているが、(アップルの)ドアが開かないということか」と尋ねたところ「申し上げるところにはないが、会社としては圧倒的なオープン戦略を掲げており、ユーザーが期待しているのであれば、拡大していきたい。今後もオープン路線を強化していきたいのは変わらない」との回答であった。

個人的にはかつてはEdyのヘビーユーザーであったが、決済系サービスはすべてiPhoneで行うことにしたため、楽天Edyを使う機会がなくなってしまった。

楽天ペイメントとしては「楽天Edyは地方のスーパーなどで、カードによる利用頻度が極めて高い」ということであったが、楽天ポイントカードアプリにまとめていくのであれば、やはり楽天EdyをiPhoneで使えるようにしないことには、ユーザーの期待には応えていないような気がするのだが。結局、楽天EdyがiPhoneで使えない問題は、何が障壁になっているのだろうか。

楽天ペイメント事業戦略説明会 – YouTube

この記事の著者・石川温さんのメルマガ

image by: Guillaume Paumier, CC BY 3.0, via Wikimedia Commons

お金を管理しているつもりでも、実は所得が増えない「お小遣い制」の罠

前回の記事で「お小遣い制には反対だ」という姿勢を示した、無料メルマガ『【スキル×運】で年収1000万円を目指せ!』の著者・佐藤しょうおんさん。今回は、お小遣い制であることで収入が増えなくなってしまう理由について語っています。

収入は増やしていくべきモノ

お小遣い制についてさらに書くと、45歳もしくは50歳くらいまでの人生というのは、収入を増やしやすい年代なんです。人生に於いて最も可処分所得が増えるのがこの頃ですからね。その時に、家計としての収入を極大化するために、何をしなきゃいけないのかというと、積極的な投資なんですよ。

タネ銭をどこかに張って、所得を増やしていくことを思考の中心に据えなきゃならないのです。この投資は、人によって、職業によって、性格によって、ライフスタイルによって変わって来ますよ。だから一概には言えませんが、

情報収集に掛るおカネだったり

自己研鑽のためにおカネだったり

人脈を広げるための交際費だったり

身なりを調えるためのおカネだったり

マネーゲームとしての投資だったり(これもまた収入を増やすひとつの方法です)

副業を立ち上げるための資本金だったり

こういうことに感度を高め、時間とエネルギーを使い、少しずつレバレッジを掛けて成果を大きくしていくことが必要になるんです。どんなことだって、最初から大きなリターンを手にできるわけがありませんし、たぶん最初は勉強代のような形でいくらかマイナスになることもあるでしょう。これも含めて投資なんですよ。

ですから一番やってはいけないことは、例えばご主人が収入を増やそうとして株式投資の勉強をし、実際に株を買い、それが上手く行かず損失を出してしまった時に、

失敗したんだからもう二度と投資なんてやらないで!

と言うことです。

誰しも失敗しておカネを失うために投資をしようなんて考えていません。自分のため、家族の未来のために投資を勉強し、これを実践したわけです。そりゃ最初の数年は赤字になったっておかしくありませんよ。投資のプロじゃないんですから。ある程度の失敗を積み重ねて、勘所を掴む必要があるんですから、これも含めて勉強代だと考えてあげることが必要になるんですよ。

株やFXをやっている人で、一度もマイナスにならずに儲け続けている人なんてほとんどいないんですから。私だって何度も損切りをしていますし、年間トータルでプラスになるまでに何年も掛ったんですから。

お小遣い制だとこれができにくいんですよ。なんたってそもそもの絶対額がカツカツですからね。また奥さんが管理をしている、つまり監視をしている状態で伸び伸びと投資ができるわけありませんよね。

これが副業だったらもっとシビアですよ。最初になにがしかの軍資金が必要になるんですから。

「原因不明だけどお客様に嫌われた」という悩みを持つ販売員は意外と多い

お客様に嫌われてしまった、と悩む販売員は意外と多いようです。そんな人たちへ、無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんが、今までの経験をもとに「突然嫌われてしまった」と感じたときの対処法を伝授しています。

好きと嫌いの感情が「裏返る」とき

ものすごく好きな人に対して、何かの原因で逆にものすごく嫌いになってしまったという経験はありませんか?

大好きな恋人と付き合っていて、別れたらもう二度と連絡も取りたくないみたいな感覚です。(合ってんのかこれ?)

人の”好き嫌い”は表裏一体です。

さっきまで大好きだったはずなのに、突然大嫌いになってしまう。

この間に”無”という感情は意外と少なく、好きであればあるほど、嫌いになるととことん嫌いになったりします。

これを拗らせてしまうと、大好きな推しを自分の思うようにしたくなってしまいSNSなんかで無茶苦茶なことをやり出す人もいますが、今回はその話ではありません。

接客業でも好き嫌いの裏返りは起こるよねという話です。

接客業だと、とても仲の良い顧客と長い付き合いをすることもあります。

長年付き合ってきて、お互いのこともよくわかっている。

しかしある時、突然その顧客が店に来てくれなくなったり、連絡がつかなくなったりします。

引っ越したわけでもなく、普通に道を歩いていたりするのに声をかけてもそっけなくなるわけです。

こういう時って、ものすごく気になります。

「私、何したっけ?」

「何か至らないことがあったんだろうか」

などと色々考えてしまうわけです。

もちろん明らかに何かをやってしまったということもあります。

それが原因なのであれば、言うまでもなく突き詰める必要はありますし、同じようなことを繰り返さないための努力は必要です。

ですが一方で、何もしていないはずなのになぜか嫌われたような感覚になることもあります。

「子供ならいくらでもひり出してみせる!」なぜ“イタリアの女傑”は反乱軍を前にしてスカートを捲り上げたのか?

洋の東西を問わず歴史に名を残す、数々の強くそしてしたたかな女性たち。そんな中から今回、時代小説の名手として知られる作家の早見俊さんが紹介しているのは、「イタリアの女傑」「日本の妖婦」と呼ばれた二人の女性です。早見さんは週刊で配信中の『歴史時代作家 早見俊の無料メルマガ』で、彼女たちの世間をざわつかせたエピソードを取り上げています。

※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:女傑と妖婦

女傑と妖婦

イタリアの女傑、カテリーナ・スフォルツァを紹介致します。

カテリーナは1463年、群雄割拠状態にあったイタリアのミラノで、領主の娘として生まれました。11歳でローマ教皇シクトゥス四世の甥、ジローラモ伯爵と結婚、夫は31歳でした。

20歳の年齢差がありましたが、二人の子供がさずかり、幸せに暮らしました。その暮らしが暗転したのは25歳の時です。

領内で反乱が起き、夫が殺されてしまったのです。カテリーナと子供たちは城外で反乱軍に捕まります。夫の家来たちは城に籠もり、反乱軍と戦い続けました。

カテリーナは反乱軍に子供を人質として預け、降伏するよう説得すると城内に戻ります。しかし、彼女は城内に入ったまま出てきません。痺れを切らした反乱軍は子供を殺すと脅しました。

すると、彼女は城館の屋上に立ち、スカートを捲り上げ、「殺せばいい、子供ならいくらでもこの○○○○からひり出してみせるわ!」と叫んだのでした。呆気に取られる反乱軍の中には、ありがたく領主夫人の○○○○を拝む不逞の輩もいたとか。

やがて、援軍が到着し、反乱は鎮圧され子供たちも無事救出されました。このエピソードはイタリア中に広まり、彼女は「イタリアの女傑(ヴィラゴ・ディタリア)」と賞賛されます。

未亡人となったイタリアの女傑は精力があり余り、次々と男を漁った挙句、7歳年下のジャコモと再婚したものの、ジャコモは領主として専横を極め、前夫同様に領民に殺されてしまいました。カテリーナは激怒し、暗殺犯一味と家族を拷問の末に殺し、亡骸を晒します。

夫二人が殺されてもカテリーナの精力は衰えず、メディチ家最高の美男、4歳下のジョバンニと三度目の結婚に至ります。一男をもうけ、今度こそ女の幸せを掴んだと思いきや、ジョバンニは31歳で死んでしまいます。その翌年、チェーザレ・ボルジアに攻められ、カテリーナは囚われの身となりました。ボルジアは心身共に女傑を征服したかったのか2日間に亘ってカテリーナを強姦したそうです。

その後、ローマの修道院に送られた10年後に病死。修道士に看取られながらの、女傑には不似合いな静かな最期だったそうです。

「核施設はいつでも破壊できる」イラン本土報復攻撃でイスラエルが“宿敵”に送ったメッセージ

長年に渡り“宿敵同士”として対峙してきたイスラエルとイラン。昨年10月のハマスによるイスラエルへの攻撃を発端としたガザ侵攻で中東情勢が不安定化する中、ついに両国が直接攻撃を行う事態となり、国際社会に緊張が走っています。全面戦争ともなれば日本への影響も避けられませんが、この先、どのような推移を辿るのでしょうか。今回のメルマガ『在米14年&海外販路コンサルタント・大澤裕の『なぜか日本で報道されない海外の怖い報道』ポイント解説』では著者の大澤さんが、米有力紙の報道を引く形でイスラエルのイラン本土攻撃に込められたシグナルを解説。さらに日本が両国の「繰り出す手」に学ぶべき点を考察しています。

※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:イスラエルとイランの不気味な対立

イスラエルとイランの不気味な対立

両国の間に緊張が走っています。

そもそもイスラエルとイランの対立は1979年のイラン革命からです。

イランは、革命でイスラム教強硬派が権力を掌握した後、イスラエルの排除を訴えてきました。

イスラエルを、イスラム教支配地域を違法に占拠する国と考えているのです。

当然、イスラエルはイランを自分たちの存在に対する脅威とみなし、イランは核兵器を得てはならないと力説してきました。

イスラエルはイランの中東における影響力拡大を恐れてきたのです。

さて、話は現在に戻ります。

そんな中で2023年10月におこったのがハマスのイスラエル攻撃とそれに対抗するイスラエルのガザ侵攻です。

今月2024年4月1日にイスラエル軍戦闘機が隣国シリアのダマスカスにあるイランの在外公館を攻撃しました。

イランの革命防衛隊がシリアで民兵組織ヒズボラの訓練と資金提供に関与している、そしてヒズボラはカザ地区のハマスを支援している、という理由です。

イランは4月14日未明、イスラエルに向けてドローンやミサイルを発射しました。

はじめてイランが自国領土内からイスラエルを直接に攻撃したのです。

全面戦争に発展する可能性があるのか?

国際社会は、イスラエルがどのように反撃をするのか、固唾をのんでみていました。

ニューヨークタイムズの4月19日記事抜粋をみましょう。

イスラエルのイラン攻撃:限定的な攻撃だが、潜在的に大きなシグナル

 

イスファハンの通常型軍事標的を攻撃するという決定が送ったシグナルは明確だった。

 

イスラエルは、イスファハンのウラン転換施設の防空網を突き破ることができることを示したのだ。

 

攻撃は限定的だが、イランの核開発に携わる科学者チームに対する長期的な影響は、かなりのものになる可能性がある。

 

より多くの核施設を地下深くに設置したり拡張したりする可能性がある。

【関連】イランがイスラエルを報復攻撃。なぜイスラエルはイラン大使館空爆という“挑発”に出たのか?

この記事の著者・大澤裕さんのメルマガ

頂き女子「懲役9年」を嘲笑う悪質ホストクラブの新手口。ツケ払い廃止に抜け道、背後に蠢く「匿流」が暴力団乗っ取りも

ネット上で「頂き女子りりちゃん」を名乗り、男性3人から計1億5500万円を騙し取った渡辺真衣被告(25)に、懲役9年の実刑判決が下された。渡辺被告が新宿歌舞伎町のホストクラブにハマり、ホストに貢ぐ金ほしさから風俗で働きはじめたのは20歳の頃。それでも金が足りず、やがて自身も“騙す側”にまわり男性たちから大金を巻き上げるようになったという。「りりちゃん」に限らず、悪質ホストクラブへのツケ払い(売り掛け払い)などで多額の負債を抱える女性客が近年急増しているが、この流れは今後も止まりそうにない。警察による摘発強化や、業界の「ツケ廃止」をくぐり抜け、女性を「風俗落ち」させる新手口が現れているのだ。ジャーナリスト・山岡俊介氏が主宰する『アクセスジャーナル・メルマガ版』が詳しく解説する。
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:「ツケ廃止でも売春はなくならない!」──ホストによる女性客への売春指示の深淵

ホスト狂い女性の「風俗落ち」はさらに増加、ツケ廃止に抜け道

昨年末ごろから、警察がホストクラブの摘発に力を入れ出しているのは大手マスコミ既報の通り。

東京・新宿歌舞伎町は、ホストクラブのメッカだが、その客が料金を払えず、売春を強要して払わせるケースが多発しているからだ。

ホストクラブのメーン客はオバサンというのは大昔の話。

現在、客の大半は20代の前半。大学生、高校生などの未成年者も少なくない。

そんな若者、未成年者が高額のホスト代を払えるはずがなく、それにも拘わらず、なぜ客になるのか?ここに、現在のホストクラブの根本的な問題がある。

「地方から、今年も4月から大学進学したり、就職で上京して来る。そうした若い女性を、スカウトマンがJR新宿駅東口などで物色し、ナンパするかのように声をかける。またSNSで恋人募集をする。

彼らは皆、見た目はハンサム。それで即、恋愛感情を抱く女の子は多い。で、ホストクラブを紹介され、キャバクラなどならまだマシで、性風俗店、立ちんぼをさせられることが多い。

深刻なのは単なる恋愛感情だけでなく、コロナ禍でホストクラブが急増したように、人間関係が上手く築けず、孤立し、ホストとは疑似恋愛だとわかっていながら、それでも売春してまで貢ぐことが唯一の生きがいになっている女の子が多いことです」(事情通)

だが、こうしたなか、行政もようやく重い腰を上げ、昨年12月、主なホストクラブの経営者と新宿区とが連絡会を持ち、売掛金(ツケ)払いを段階的に減らし、今年4月までになくすことを表明していた。

ツケをなくせば、その時の手持ち現金分以上の料金は取れない=借金は膨らまない=売春しなくて済むというわけだ。

だが、そう表明しながら、表明したホストクラブのホストが、3月29日にも、警視庁保安課に職業安定法違反(有害業務の紹介)容疑で逮捕されている。そのホスト(20)は、20代の女性客に対し、ツケの穴埋めに東北地方の性風俗店を紹介していたという。

しかも、これはいくらホスト経営者がツケをなくすと表明しても、末端のホストにまでは徹底されないという問題ではないと、前出の事情通氏はいう。

ホストクラブに替わって「女性客にカネを貸す」システム

なぜ、ホストクラブのツケ制度をなくしても売春はなくならないというのか?

実はホストクラブに替わって、すでにスカウトが女性客にカネを貸すシステムが出来上がっているのだという。

「むろん、裏の話です。ですが、そういう協定が多くのホストクラブのグループと、スカウトマンの組織側との間で結ばれている。

なぜって、今やホストクラブ=男性がクラブやキャバクラで遊ぶ女性版ではなく、組織化し、若い女性にホストクラブ料金名目に売春させるその実態は実質、違法な売春組織=マフィア化しているからです。

だから、ホストクラブで女性に楽しんでもらうのではなく、若い女性からカネをむしり取るのが目的なので、ツケを背負わせないと儲からない」(同)

では、スカウトに、女性客のツケを立て替える資金力があるのかというと、それは十分過ぎるほどあるという。

警視庁組織犯罪対策部などは昨年11月、通称「ナチュラル」という国内最大規模のスカウトグループの幹部を暴行容疑で逮捕した。

言っておくが、ここでいうスカウトとは、クラブやキャバクラなどへのスカウトではない。まして、男性客を店に誘うスカウトでもなく、こちらは「キャッチ」と呼ぶ。

ここでいうスカウトとは、本番アリの違法性風俗店専門のグループ。

そして、いくら国内最大とはいえ、その所属人数は約2000名とも見られる。歌舞伎町だけでなく、日本全国を網羅している。

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