「察して欲しい」はNG。“名もなき家事”を家族で上手く分担する方法

ここ数年でよく耳にするようになった、「名もなき家事」という言葉。誰かがやらなければ家が回らない重要な家事ですが、ある意味些細であるためシェアの対象になりづらいとも言われています。そんな「名もなき家事」こそ家族で分担すべしと記すのは、無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』著者の真井花さん。真井さんは今回の記事中、この家事が手間以上に精神的負担が大きい理由を解説するとともに、「名もなき家事」を家族に意識させるのに最適なアプリを紹介しています。

名もなき家事をできるようになるには

さて、本日は家事の本丸(?)名もなき家事のお話。

名もなき家事は、名前のつきがたいコマゴマした家事のことを言います。まさにコマゴマしているので、ちゃんとした名前がないんですよね。そして、大問題なのがほとんどの場合

  • コレをやるのは、シュフだけ

だということです。大した家事ではないので、誰にでもできるはずなんですが、現実は誰もやらない。で、結局シュフだけがやることになっていて、これがシュフの

  • 精神的負担

になっているんです。この家事は、手間以上に精神的負担が大きい。

  • こんなことさえ、誰もやってくれないんだ…

という心底ガッカリした気持ちは、空しさと孤独感を募らせます。なんて言うのかなあ、疲弊するっていうヤツですね…。

なので、なんとかして家族にコレをやってもらうようにしたいわけです。

で、さて、ちなみに我が家。オットがやる家事がこんな感じのヤツです。

  • トレペの交換
  • ハンドソープやシャンプーの詰め替え
  • 夕方のカーテン閉め
  • 郵便物の仕分け
  • 醤油さしに醤油を補充する
  • 来客時のスリッパ出し
  • ゴミ出し後のゴミ箱を戻す

などなど。そう、いわゆる

  • 名もなき家事

ってヤツですよ。スゴいと思いませんか♪私、自慢してるんですけど♪スゴいって言って♪

どうしてできるようになったのか?ということを観察してみたんですがおそらく2つのようです。

  • 自分で不都合を感じた
  • 私に直接言われた

名もなき家事は、自分がそれをやらなくてはならない場面に遭遇すると非常に不便を感じるものです。

あ、不便を感じたのにやらずに放置ってのはマズいですよ。それは名もなき家事とかいう問題じゃなくて

  • 家事フリーライダーがいる

っていう問題ですから。いや、フルタイム共働きがスタンダードな今の生活で家事を他人に押しつける人は、タダ乗り野郎と言われても仕方ないでしょう。

そして、フリーライドしていることの認識がない場合もあるはずです。これはハッキリ指摘するしかありません。ここで日本人お得意の「察して欲しい」は止めましょう。いや、却ってメンドクサイし時間がかかるだけだから。サクッと言えばイイだけだから。私もかつてオットにトレペの交換についてハッキリ指摘したことがあります。1回言ったら、サクッとやってくれるようになりましたね。ちなみに、オットもフリーライドしていることに気がついていなかったようでした( ̄∇ ̄)

で、このふたつを根底から支えているのが

  • 当事者意識が高くなった

ことでしょう。ただ、これが何故高くなったのかはイマイチ分かりません。なにかきっかけがあったんだろうか…あるいは、こうした家事をやるようになったおかげで、他の名もなき家事に気がつくようになったということなのかもしれません。

「お座り」でも「伏せ」でもない。犬のスペシャリストが最初に「名前」を教える理由

「躾け本ではなく、飼い主さんへの教科書」を謳い、毎回犬の心理を理解するための情報を届けてくださる、ドッグビヘイバースペシャリスト(犬の心理行動学専門家)のMASUMIさん。そんなMASUMIさんは、犬を迎え入れた際、まず最初にその子の名前を認識させ、続いて「下がれ」を教えると言いますが、その理由はどこにあるのでしょうか。MASUMIさんが発行する、普通の飼い主さんが普通に犬を知ってもらうためのメルマガ『ドッグペディア・Doggies 911』では、「座れ」や「伏せ」ではなく「名前」と「下がれ」を最優先する理由を分かりやすく記しています。

 

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犬に教えるべきこと!座れや伏せではありません

犬を飼いました。まずあなたは、何をしますか?

名前を付けるでしょう。そして、そこから何をしますか?

家の中に連れてきて、犬に何をしますか?何を教えますか?

メルマガも129号になり、分析の仕方や犬との向き合い方をずっと書いてきていますが、これからメルマガに興味を持たれて読む方もいらっしゃるでしょう。基本の基について、お教えします。

というものも、私はクライアントさんにまず聞くことがあります。「その犬に教えていること」を教えてくださいと…。言い方は様々で「ご自分の犬ができることを教えてください」と聞く場合もあります。そうすると、100%、どの犬も「座れ」はできると答えを頂きます。そうです。100%、皆さん「座れ」は教えますよね?

ですが、恥ずかしながら、私の飼っていた犬に「座れ」ができない犬は3匹ほどいました。(笑)。うちにいる、今年道で捕獲したチワワのマナは、未だに「座れ」はできません。偶然座ってトリートを貰うことはありますが、私のコマンドではできません。

「座れ」は、まずどなたも、犬に最初の教える「コマンド」ではないでしょうか?私は犬にまず、何を教えると思いますか?「座れ」でもなければ、「伏せ」でもありません。「マテ」でもないし、「カム」でもありません。以前もよく聞かれることがありましたが、私はこれらをまず教えません。

私が最初に教えるのは、「名前」です(当たり前ですよね?)。でも、皆さん、「名前」を教えますか?ただ、ずーっと名前を呼んでいけば、犬が自分の名前を覚えちゃいますから?特別教えることなんか、しないんではないでしょうか?

私が名前を教える理由は、「こちらを意識させる」ためです。それと必要性があるからなんですよね。

私は保護をやっておりましたから、多頭で飼っている場合、新入りが入ってくると名前を先に覚えて貰わなければならないんですよ。とくに保健所あたりから迎えた犬は、過去その子が呼ばれていた名前などわかりませんから。

そもそも、名前は何の為につけますか?「呼ぶ」ためですよね?アテンションを貰う為ですよね?そうです、私は「呼ぶ」ために、私の発した音に犬がこちらに気づく…こちらを意識する、そこから始めます。

今、メルマガを読まれている方は、「うちの子が名前を呼ばれても来ない」という方、いらっしゃるかもしれません。それも、きちんと名前と意味を理解していないのかもしれませんよ。

 

小型「鉛筆削り」国内シェア8割!たった14名の町工場が起こした奇跡

ものを大事にする心、小さな子供のうちから教えておきたいという親御さんも多いのではないでしょうか。そんな気持ちに応え、身近ものでもったいない精神を学ぶことに繋げる商品を開発し、成功した企業があります。今回の無料メルマガ『MBAが教える企業分析』では著者でMBAホルダーの青山烈士さんが、総勢14名の町工場にも関わらず国内シェア8割を占める鉛筆削り器メーカーが打ち出したとある商品の戦略を紹介しています。

プラスチック小型鉛筆削り器専門メーカーが大切にする「もったいない」精神

今号は、国内唯一のプラスチック小型鉛筆削り器専門メーカーを分析します。

● 株式会社中島重久堂が展開している「TSUNAGO

短くなった鉛筆を捨てるのがもったいないと思っている方をターゲットに「もったいない精神」に支えられた「短くなった鉛筆を捨てないで使える」等の強みで差別化しています。

「物を大事にする心」もったいない精神を学ぶことにつながる世界初の鉛筆削り器として、国内外で注目を集めています。

■分析のポイント

今回、取り上げた中島重久堂は、総勢14名の町工場です。

14名で、国内シェア8割という実績はすごいことですし、人数が少ないことが言い訳にはならないということを示していますね。

今回のポイントは、モノづくりの「想い」です。

クライアントの要求通りにモノを作ることは大切なことですが、中島重久堂のように国内外の文具メーカーから信頼を得るにはクライアントの期待を超えていけるかが重要な要素になります。

その期待を超えるために大切なことが、「想い」です。

中島重久堂はブランドアイデンティティというものを公表していて、価値観として、「もったいないの精神」「創意工夫」「想伝」を重んじる、としています。

創意工夫を大切にされている企業は、多いと思いますが、「想伝」を重んじる企業は、あまり見ませんね。

「想伝」を重んじていることが表れていると思うのが、「自分たちの子どもや孫に恥じることのない商品を作りたい」というコメントです。

この「想い」でモノづくりをしているからこそ、創意工夫の方向性もぶれないでしょうし、結果として、信頼を得ることにつながっていくのでしょう。

今回、とりあげた「TSUNAGO」も まさに、想いが詰まった商品ですね。物を大切に使うことを肌で学ぶことができるという価値は「想い」が無ければ、生まれることは無かったでしょう。

また、「想い」を掲げることは、カンタンですが、皆に共有して、皆が共通認識で行動できるレベルまで落とし込むことは非常に困難です。

日頃から社内で想いを伝えるということをしていないと難しいですが、忙しさの中で、伝えるということは後回しにされがちです。

だからこそ、中島重久堂のように想いを社内外に伝えるということを重んじている企業の存在感が高まります。

想いを伝えることに感しては、企業の大きさは関係ないということを示してくれた好事例だと思います。

今後、中島重久堂がどのような存在になっていくのか注目していきます。

赤ちゃんに早く泣きやんでもらう方法は?子育てコーチが伝授する「秘訣」

赤ちゃんが泣きやんでくれない、なかなか眠ってくれない等々、尽きることのない子育ての悩み。殊に新米ママ・パパとなれば、時としてその度合が深刻なものになることも珍しくありません。そんな精神状態から無理なく脱却できる具体的な手立てを伝授してくださるのは、子育て支援団体「リスタート・ウーマン」の代表で子育てコーチ(CPCC)の資格も持つ山本節子さん。山本さんは創刊したばかりのメルマガ『「楽しい子育てメルマガ~子どもの人格の育て方・鍛え方~」by 子育てコーチ山本節子』で今回、赤ちゃんに安心感と信頼感を持ってもらうことができる接し方をレクチャーしています。

 

赤ちゃんには成長意欲がある

今回は、「赤ちゃんの成長を楽しむ!」です。

生まれたばかりの赤ちゃんの成長は、めざましいものがあります。それは目を凝らしても見えません。「ブワッ、ブワッ」と、毎日大きくなる気配は感じることでわかります。1人1人の自ら成長するエネルギー(気)が、身体中に広がっているのです。すごいエネルギーですね。

この成長のペースは、1人1人異なります。その子のペースで大きくなっているのです。じっくりゆっくり成長する赤ちゃんもいます。これはその子の個性です。遅いくらいで丁度いいのです。

植物を育てることが上手な人は、子育ても上手です。愛情をもって成長を「待つ」ことができるからです。生まれながらに持っている成長意欲の種、自分でのびやかに成長するエネルギーを、愛情を持って見守ってあげてください。

赤ちゃんは感性の天才、泣き声から心を感じよう!

赤ちゃんは感情をもって生まれてきます。赤ちゃんだから何もわからないと、侮ってはいけません。赤ちゃんは、感性の天才と言ってもいいくらいです。

しかし、生まれたばかりの赤ちゃんは、言葉が話せません。泣くしか、表現方法がありません。

「お腹がすいたよー」
「おむつが気持ち悪いから替えてよー」

新米ママやパパは、「ミルクもあげたし、おむつも替えたし…」と、泣きやんでくれない赤ちゃんを目の前にして、一緒に泣きたくなることもあるでしょう。

赤ちゃんが泣く理由はそれだけではありません。なにしろ、快適なママのお腹の中で10か月の間、マイペースでゆっくりしていたのです。それなのに、生まれたとたん、朝になって明るくなったり、夜になって暗くなったり、みんなが寝てシーンと静かになったり…と、はじめてのことばかりです。

基本、赤ちゃんは怖がりです。

「夜になって音がしなくてこわいよー」
「ママが傍にいなくて淋しいよー」
「抱っこしてほしいー」…

いろいろな要求を泣くことで表現します。泣いても誰も答えてくれないと、抗議して大泣きします。「プロテクト・クライニング」と言います。

大人だって誰も相手にしてくれずに無視をされると悲しいですよね。赤ちゃんも同じです。忙しいママは、泣くたびに応えていると疲れてしまうでしょう。でも、できるだけ、泣くことに応えてあげましょう。そのほうが早く泣きやみます。

 

中居正広が事務所独立を大後悔!? キムタク海外大作ドラマ大抜擢の影で番組打ち切り連発のリーダー、明暗くっきり元SMAPの2トップ

俳優の木村拓哉(48)が欧州各国の主要放送局と「Hulu」による大型国際ドラマに出演することがわかった。木村はこれまで海外制作の映画に出演したことはあるが、海外制作ドラマへの参加は初めてとなる。ソロになってからも大活躍を見せる木村だが、一方SMAPの2トップだった中居正広(48)はパッとしない。レギュラー番組を複数抱えてはいるものの、その明暗は徐々にわかれ始めている。

木村拓哉が世界を視野!海外制作ドラマに初出演

木村拓哉の出演が決定したのは大型国際ドラマ『THE SWARM』。同名の世界的ベストセラーが原作で、深海に潜む知的生物と人類の戦いを描くSFサスペンス。木村は科学者グループの創設者役を演じるという。

今回のドラマはドイツ、フランス、イタリア、スイスなど欧州各国の主要放送局と「Hulu」によるビッグプロジェクトで、来年世界同時放送・配信されることが決まっている。

木村は出演が決定したことについて、「原作の世界観の完成度が高く参加できることを大変うれしく思います。頂いた役柄を大切に演じたい」と意気込みを語った。撮影は今月から9月にかけてイタリアで行われる予定で、木村は7月に渡航し参加する。

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さまざま国を横断するドラマのため、キャストはドイツや米国など10カ国以上から集まり、セリフは全編英語で行われる。

木村は2004年に公開された香港映画『2046』出演をきっかけに英語の学習を開始。2009年公開のフランス映画「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」でその成果を見せた。

インターナショナルスクールに通い流暢な英語を操る娘のcocomiやkokiにコーチングしてもらっているという話もあり、これまで出演した作品とは違う “Takuya Kimura” を見せてくれそうだ。

中居正広は20年続く冠番組が“打ち切り”のピンチ

一方、SMAPでともにグループを牽引してきたリーダーの中居正広は受難が続いている。

自身の冠番組で20年続いている長寿番組『中居正広の金曜日のスマイルたちへ(通称:金スマ)』(TBS系)が打ち切りの危機に瀕しているという。14日付のデイリー新潮が報じた。

記事によると、同じ曜日に放送されている人気番組『ぴったんこカン・カン』(同)が秋の改編で終了する煽りを受け、『金スマ』も終了する見込みだという。

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TBSは同局の安住紳一郎アナ(47)が朝の帯番組を担当することで、金曜日夜の番組編成をてこ入れしようとしている。

『金スマ』はここのところ企画が迷走ぎみで、視聴率が悪化していることから、すっかり『金スマ』らしさを失ってしまったといわれている。それだけに、『ぴったんこカン・カン』を終了させるタイミングで、『金スマ』も整理されてしまう可能性が出てきてしまった。

視聴率が低ければ番組が終わるのは仕方ないが、ただ今回の場合は“中居正広がMCを務める冠番組”である。少なくてもジャニーズに在籍していた頃は、こんなことが理由で番組が終わらせられることは考えられなかった。

終了するにしても、番組をリニューアルしたり、放送枠の移動だったりとなんらかの救済措置が取られることが普通だった。にもかかわらず、局側が20年も続く中居正広の番組を簡単に終わらせようとしているのだ。

これはやはりジャニーズという強力な後ろ盾をなくしてしまったからだろう。独立したことで、いわば“扱いやすい芸能人”になってしまい、番組終了などの決断も何も障害なくできるようになったのかもしれない。

実際に今年の3月にも中居がMCを務めていた、金曜深夜のトークバラエティ『新・日本男児と中居』(日本テレビ)が終了している。視聴率が悪かったわけでもなく、業界から驚きの声が上がった。

なぜなら、中居は1996年7月スタートの『中居くん温泉』から25年間にわたり、日本テレビ系の深夜でレギュラー番組を持っていたからだ。これは通称“中居枠”といわれ、番組が変われど常に中居の番組が放送されていた。

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数多くのレギュラー番組を抱える一方、徐々に打ち切られる番組も出てきた中居。今後もその流れは続いていくかもしれない。

愛犬の膝がカクカク。疑うべき「膝蓋骨脱臼」とはどんな病気?

家の中で元気に走り回る小型犬。小走りに駆け寄ってきて愛情を示す姿は飼い主の心を掴んで離しません。そんな小型犬に多く、走り回ることが難しくなってしまう「膝蓋骨脱臼」という病気があります。メルマガ『佐藤貴紀のわんにゃんアドバイス』では、著者で獣医師の佐藤先生が、この病気の原因や症状を解説。飼い主にできる予防法も伝えます。

小型犬に多い「膝蓋骨脱臼」について

小型犬に多い「膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)」皆さん耳にされた事があるかと思います。怪我でできる子もいますが、生まれつきの子が多いのも特徴です。では一体どういう病気なのでしょうか?

1)「膝蓋骨脱臼」とは?

膝蓋骨は大腿骨内にある「滑車溝」というくぼみにはまっています。その溝から膝蓋骨が外れた状態が「膝蓋骨脱臼」です。また、膝蓋骨が内側に外れると「内方脱臼」と言われ、外側に外れると「外方脱臼」と言われています。

「膝蓋骨脱臼」には「外傷性」と「先天性」があり、外傷性は交通事故や高いところからの飛び降りや転倒などが原因で起こります。先天性の場合は、生まれつき膝関節のまわりの筋肉や靭帯に異常があることが原因で、子犬のときから発症していることもあれば、発育にともなって発症してくることもあります。

生まれつきの子は自分で膝を出し入れする事ができる子もいます。しかし、年齢と共にそれもできなくなり、膝が外れたままで歩けなくなる場合もあるので、手術しなければならない場合もあります。

2)膝蓋骨脱臼の予防方法

先天性の膝蓋骨脱臼は防ぐことはできませんが、外傷性の場合には膝にできるだけ負担をかけない生活をするように心がければ予防ができます。

段差や階段のない道を歩くようにしたり、フローリングなどの硬く滑りやすい床にはカーペットやマットを敷くなどの工夫をしてあげる事で膝への負担を軽くすることができます。

★補足
「膝蓋骨脱臼」の症例は、外方脱臼よりも内方脱臼の方が多く見られるようです。また、メスの方が発症しやすく、発症率はオスの約1.5倍だと言われています。

愛犬の体に負担がかからないように生活環境を見直し、もし、歩き方が、膝がカクカクするように見えた場合には早めに動物病院にご相談下さい。

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AMラジオがFM転換で“お払い箱”に。「災害時の強さ」より経営改善、7年後に全国から消滅危機で異論続出

全国の民間AMラジオ47局のうち44局が、2028年秋までにFMラジオ局に転換をめざすことがわかった。AMの送信所の維持が困難なことなどから、これまで補完的に行っていたFM放送を親局とするもので、一部の局では、2023年秋以降、実験的にAM放送を止める。FM転換に大きく舵を切ることになるが、災害時に強いAMラジオがなくなることに疑問の声もあがっている。

民放AMラジオ44局が7年後にFM局に転換

民放AMラジオ局の代表が15日、オンラインで会見を開き、2028年に現在のAMを停波、一部の局を除き、FM局へと転換することを発表した。毎日新聞などが報じた。

決断した理由として、「老朽化が進んでいるAM送信所の更新が困難」「AMとFMの二重設備維持が各局の大きな負担になっている」という2点をあげた。

2023年秋にもFM転換に向けた総務省の実証実験のためAM放送の先行停止が始まる予定で、同年以降、段階的にAM放送が減る見通しだとしている。

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AMのデメリットはFMのメリット

なぜわざわざAMを停止する必要があるのか。一般的にはラジオというくくりでAMもFMも一緒にされてしまっているが、その特性は大きく異なる。

AMの最大のメリットはなんといっても遠くまで電波を飛ばせること。都市部だけではなく山間部にまで到達することから、多くの人たちに届けることができる。一方、デメリットは建物内で受診しにくく、広い敷地に高さ100メートル規模のアンテナが必要となるなど、放送設備が大規模で多額の維持費がかかる。

これがFMになるとメリットとデメリットがガラリと逆転してしまう。

FMの建物内でも受信しやすく音もクリア。放送設備はAMに比べれば簡易で維持費は安く済む。ただ、電波の届く範囲は狭く、山間部には届かない。遠くまで電波を飛ばすためには、多くの中継局が必要となってくる。

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災害時に役立つのはAMラジオ

今回、AM各局がこうした判断を下した背景には、インターネットのラジオアプリ「radiko」の普及がある。

2010年にスタートしたradikoはスマートフォンやパソコンなどでラジオ番組が聴けるサービスで、ダウンロード数は2000万を超え、月間ユニークユーザーは約1000万人とされている。

ラジオを持っていなくても放送を聞くことができ、しかも聴取エリアなど関係なく、好きな番組を選択することができる。

radikoはたしかに便利なサービスだが、ネット環境がなくては楽しむことができない。高齢者やネット環境の悪いエリア在住者にとっては縁遠いツールである。

AMの良さは災害時に強いこと。東日本大震災の時、情報を長時間伝えてくれたツールは間違いなくAMラジオだった。

停電や中継局が損傷してしまった場合、FMやradikoでは災害時に情報収集手段を失ってしまう可能性がある。

FMラジオ局への転換を決めたことは経営判断によるところが大きい。しかし、そのことにより、AMラジオの本質や存在意義や置き去りにしてしまったとはいえないだろうか。

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通信の進化は著しいとはいえ、なんでもかんでも「便利」「経済的」な方向に進んでしまうことに違和感を抱く声も多くある。AMラジオがなくなるデメリットも真剣に議論した方が良さそうだ。

CoCo壱バイトテロ“炎上”に4つの違和感。背景にある外食産業の構造的欠陥

大手カレーチェーン店のアルバイト店員による不衛生行為を撮影した動画が拡散し、運営会社本部が謝罪する事態となったニュースが大きく報じられています。このような「アルバイトの不潔な悪ふざけ」はなぜ頻発するのでしょうか。今回のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』では著者で米国在住作家の冷泉彰彦さんが、これらの問題に対する4つの違和感を挙げるとともに、バイトテロ発生の背景にある「外食産業の構造的欠陥」を指摘しています。

 

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納得できないバイトテロ問題

カレーの全国チェーン店で、厨房のアルバイトが「不潔な悪ふざけ」を撮影した動画が拡散してしまい、チェーンの本部が謝罪に追い込まれました。どうにもやり切れないニュースですが、毎度のことながら、同時にどこかスッキリしないものも感じます。

1つ目は、どうして「そこまで気にするのか」という問題です。まずこうした行動は悪質なモノであっても、イタズラであり、実際に不衛生な食品が消費者に渡るような行為ではないわけです。にもかかわらず、大きく報道され、また報道されることでブランドイメージが、そこまで損なわれるというが、100%理解できません。

勿論、そうした動画を見ただけで不快感を感じて、そのブランドへの購買意欲が減退する、そのぐらい過敏であることが衛生概念の証明だということは言えます。その衛生概念の徹底ということが、今回の新型コロナにおける「欧米と比べて人口比で感染も死亡も20分の1」という結果になっているということも言えます。

ですが、悪いことをしたのは、特定の店の特定の人間が特定の機会に行ったのであって、悪質であってもイタズラであって実害はない、ということを分かっていていて(安全だが)も、何も感じずにそのブランドを利用することはできない(安心ではない)という点ではマイナスイメージが歴然とある、という傾向が強い社会というのは、本当に万人が幸福な社会なのか、そもそも社会として問題や危機に強い社会なのか、ということは考えた方が良いように思います。

アカンことは確かなのですが、そこまで大きく反応すべきことなのかということです。

2番目は、拡散した人間の存在です。この種の事件が起きるたびに、制限された仲間内だけの公開であるのに何故という「犯人」の声が出てきます。つまり、シャレでやって、秘密にしておいて、それで済ますという前提でのイタズラにも関わらず、ネットの空間に流出してしまったわけです。

その場合には、拡散した人間がいると考えるしかありません。犯人の仲間内で、誰かがオープンなエリアに拡散したのです。一旦拡散してしまえば、ネットでは無制限にコピーされて加速度的に拡散するわけですが、そのキッカケを作ったのは、犯人だけでなく流出させた人間です。こちらへの批判や告訴といったことがあっても良いのではないかと思います。

 

経済制裁も不可能に。米の国力を削ぐ「デジタル人民元」の恐るべき威力

世界に先駆けてキャッシュレス化社会の実現に成功した中国ですが、習近平政権主導で開発・導入が進められているデジタル法定通貨、すなわち「デジタル人民元」は国際社会を一変させる力を秘めているようです。今回のメルマガ『週刊 Life is beautiful』では「Windows95を設計した日本人」として知られる米シアトル在住の世界的エンジニア・中島聡さんが、中国企業がデジタル人民元を海外との取引に使うようになった際に起こりうる大変革について解説。さらに、デジタル人民元に対抗可能な「デジタル円」を、既存のプラットフォームを用いて作成するアイディアを記しています。

プロフィール中島聡なかじま・さとし
ブロガー/起業家/ソフトウェア・エンジニア、工学修士(早稲田大学)/MBA(ワシントン大学)。NTT通信研究所/マイクロソフト日本法人/マイクロソフト本社勤務後、ソフトウェアベンチャーUIEvolution Inc.を米国シアトルで起業。現在は neu.Pen LLCでiPhone/iPadアプリの開発。

 

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デジタル法定通貨

このメルマガでは過去に、何度か暗号通貨について触れて来ましたが、最近になって、注目すべき一つの大きな動きが出て来たので、今日はそれについて解説します。

暗号通貨の特徴は、ブロックチェーンという技術により可能になった「分散台帳」(複数の人たちがコピーを持ちながらも、整合性が保てる台帳)を活用することにより、どの国にも縛られない「通貨」の交換を可能にした点にあります。

利点としては、

  • どの国にも全くコントロール出来ない
  • 通貨の総発行量はあらかじめ決まっている
  • 匿名性がある
  • 国境をまたいだトランザクションが容易
  • トランザクションコストが安い

などがある一方、

  • マネーロンダリングや密売に使われてしまう
  • 国境を越えた資産の流れを国が監視・コントロール出来ない
  • 投機対象になって、法定通貨との交換レートが乱高下してしまう
  • マイニングに必要な電気代が莫大である
  • 価格操作も平然と行われている

などの大きな問題点も持っています。

それゆえ、「自分が購入した価格よりも高い価格で将来買う人がいることを期待したギャンブル」でしかないのが暗号通貨の現実です。

そんな中で、暗号通貨の問題点を認識しながらも、その利点と技術に真正面から向き合い、「デジタル法定通貨」の開発を本気で始めた国がいくつかあります。通常の法定通貨と同じく、中央銀行が発行する通貨ですが、紙幣やコインの代わりにデジタルトークンの形で通貨を発行する仕組みで、「中央銀行デジタル通貨(CBDC: Central Bank Digital Currency)」とも呼ばれます。

そんな中で、今、もっとも注目されているのが、中国政府が本格的な実験を開始した、「Digital RMB(renminbi)」と呼ばれる、CBDCです。Digital Yuan(デジタル人民元)と呼ぶ人もいます。

 

少子高齢化が急速に進んでいる日本だからこそ「年金制度」が必要な訳

日本の人口は今後も少なくなる見込みで、すでに進みつつある「少子高齢化」は深刻な問題となっています。そして、その問題に付随して語られるのが「年金」です。今回の無料メルマガ『年金アドバイザーが教える!楽しく学ぶ公的年金講座』は、著者で年金アドバイザーのhirokiさんが、「高齢者が増えるほど年金は必要になる」と語り、その理由について詳しくお話しています。

人口問題が社会に与える影響と年金

年金の話と同時によく問題になるのが少子高齢化です。これからも日本人口はひたすら少なくなっていく見込みですが、今が1億2,000万人程だとしたら2100年には6,000万人程まで減ります。その6,000万人のうち40%の2,500万人程は65歳以上の高齢者となる。

日本は人口減少や少子高齢化の問題が深刻ですが、人口問題は日本だけでなく世界全体の問題でもあります。世界レベルだと人口増加が大きな問題ですが、人口が多すぎると環境破壊や食糧難になってくる。

ところで、なぜ日本においてそんなに高齢者の人口や子供の人口を気にするのかというと、年金制度は現役世代の保険料で高齢になった人を支える仕組みだからです(家族を失った人や障害者の人も保障する)。

少子化で保険料支払う人が少なくなるのに、平均余命の伸びで高齢者の人が増えていくと、一人当たりの保険料の負担額が重くなりすぎてしまう。特に平成16年の年金改正までが最近高齢者が多くなってきたから、もっと保険料を負担していこうという考えでやっていた。

高齢者の厚生年金は現役の頃の60%台は支給したいという目標があったので、その60%を確保するために現役世代から徴収する保険料を決めていた。ただし、平成29年9月をもって厚生年金は18.3%の保険料率を上限にしたため、年金財源としては毎年決まった額が入ってくる事になります。国民年金保険料は平成31年4月に17,000円×改定率を上限とした(改定率というのは物価や賃金の伸びを反映させるもの。貨幣価値は変動するからですね)。

財源が天井なので、その範囲で年金給付を行うという形に平成16年改正から大きく変わりました。年金の考え方が180度変わってしまった。受給者に目標の年金を支給するのを目指すよりも、現役世代の負担を過大にしないようにする事を目指すようになりました。