うつ病や統合失調症などの精神疾患がある人は「脂質に変化」研究で判明

正常な人と精神疾患を持っている人では、体内で何か違いが表れるのでしょうか。今回のもりさわメンタルクリニックの無料メルマガ『精神医学論文マガジン』では、その違いの一つとして『脂質の変化』に注目した論文を紹介しています。

統合失調症、うつ病、双極性障害における脂質の変化

昨日は、血痕中のバイオマーカーを用いて、うつ病(状態)の双極性と単極性を見分けることができないか調べた研究についてお伝えしました。

今回は、統合失調症を含む主な精神疾患について、血液中の脂質変化を調べた研究をご紹介します。

Lipid Alteration Signature in the Blood Plasma of Individuals With Schizophrenia, Depression, and Bipolar Disorder
統合失調症、うつ病、双極性障害における脂質の変化

統合失調症、双極性障害、単極性うつ病と診断された980人(平均36歳、52%が男性)と正常対照群として572人(平均34歳、56%が男性)が対象となりました。

結果として、以下の内容が示されました。

・77種の脂質について(今回対象となった全ての集団において)、統合失調症で明らかな対照群との違いを認めました。

・双極性障害、単極性うつ病においても、(診断に関わらず)同様の脂質変化を認めました。

要約:『主な精神疾患において、多種の脂質における変化を認める可能性がある』

薬剤の使用に関する調整をした後でも、脂質変化は認められており、主な精神疾患全体に関して、何らかの脂質代謝に対する影響が考えられました。

image by: Shutterstock.com

韓国人が、疲れていても「布製の椅子」には座らない“恐ろしい”理由

韓国では現在ピンデと呼ばれる虫が出没し、市民の不安やストレスを招いています。そのピンデとは、「南京虫」のことです。今回、無料メルマガ『キムチパワー』の著者で韓国在住歴30年を超え教育関係の仕事に従事している日本人著者が、韓国国内の混乱の様子を語っています。

韓国で「南京虫恐怖症」が急速に拡散

今韓国では「南京虫(=ピンデ)」のためにてんやわんやの大騒ぎになっている。

「最近布になっている椅子はなるべく座らないようにしています。 服に隠れて入るかもしれないじゃないですか。小さくて目によく見えないそうですが、心配です」

京畿道高陽市(キョンギド・コヤンシ)に住む会社員の金ヒジンさん(仮名・31)は最近、地下鉄に空席ができてもなるべく座らない。通勤途中の体はくたくたですぐに倒れるくらい疲れているが、それよりもピンデが移るのがもっと心配になるためだ。座っても「鉄製素材」の椅子にだけ座る。

普段ミュージカルを楽しんでいるが、最近はそれさえも避けざるを得ないという金さん。彼は「劇場椅子が大部分布素材なのでどうしても心配になる」として「気をつけて悪いことはないと思う」と話した。

全国各地にピンデが出没し、市民の不安も時間が経つにつれて高まっている。地下鉄に空席ができても、ピンデが移ってしまうんじゃないかと思って座ろうとしない市民もいれば、ジムや映画館など公共場所の利用を敬遠する市民も続々と出てきている。ついに「珪藻土」など確認されていない民間退治療法も登場しているほどだ。

8日、政府合同対策本部などによると、6日までに全国17市・道に受け付けられたピンデ疑い申告件数は30件余りと伝えられた。2014年から約10年間、関連申告は9件に過ぎなかったが、最近になって急激に増えたものと見られる。9月に大邱啓明大学の寮で発見されて以来、先月仁川の某サウナなど全国各地で出没している。

ピンデは代表的な「吸血虫」に分類され噛まれると皮膚が赤く腫れてかゆい。同時に数匹のピンデから噛まれると高熱症状が発生することがある。

ビンデは狭いドアの隙間に隠れてなかなか「撲滅」が難しい。血を吸わなくても成虫は最長6か月ほど生存できる。このため、防除専門家らはゴキブリよりも処理難度の高い害虫に挙げる。

ために「ピンデフォビア(恐怖症)」も急速に拡散している。すでにSNSには、地下鉄の座席に空席ができても座らないというレビューが相当ある。織物素材になっている座席にはピンデが隠れているという噂が広がってからだ。

会社員のイ・ジヒョンさん(仮名・30)は「昨日出勤途中、地下鉄の座席の端に席が空いたが、ひょっとしてピンデが移らないか心配で座らなかった」とし「足が痛くて座りたい気持ちが全部だったけどピンデの方が怖い」と話した。

ソウル交通公社には7日まで4件のピンデ疑い申告が受け付けられた。ただ、いずれも実際のピンデは発見されなかった。ソウル交通公社関係者は「織物座席の場合、周期的に高温スチーム掃除を別にしている」として「殺虫のための防疫も別に進行中」と説明した。

台湾有事なら日本はどうする?強かな米国が「台湾を守る」と言い続けた後に“ハシゴを外す”可能性

「台湾有事は日本有事」という言葉が日本の政治家らから聞かれるようになって久しいですが、万が一、中国が台湾に侵攻するような事態が生じた場合、日本はどのような行動をとるのでしょうか。今回のメルマガ『在米14年&起業家兼大学教授・大澤裕の『なぜか日本で報道されない海外の怖い報道』ポイント解説』では著者の大澤さんが、香港の有力紙の記事を引きながら、「台湾有事」の際の日本の行動について、米国の出方に関する「ある予測」を記しています。

台湾有事で議論される日本の役割

台湾有事に日本が関与するかどうかを世界が注目しています。

これについて今週に台湾で開催された安全保障フォーラム(Taipei Security Dialogue 2023)で活発な意見が交わされています。

香港のサウスチャイナモーニングポスト紙11月11日 の記事をみて見ましょう。

日本、台湾防衛の一翼を担う意思表示を促される

元米政府高官が台北で開催された安全保障フォーラムで、日本や他の同盟国は中国に対する「集団的抑止力」に従事すべきだと語った。

 

しかし日本の学者は「台湾防衛を正当化する法律はない」「直接関与の可能性はゼロ」と反応した。

 

台北で開催された安全保障フォーラムに出席した専門家によると、北京との戦争が勃発した場合、日本が台湾を防衛するための支援を行うことは大きな意味を持つが、現段階では日本が直接関与する可能性は低いという。

 

アメリカのマット・ポッティンジャー元国家安全保障担当補佐官は、「抑止力は戦争よりも安上がりである」と指摘し、「日本と他のアメリカの同盟国は、北京からのいかなる侵略に対しても集団的抑止力に取り組むべきだ」とフォーラムで語った。

 

米国の安全保障上の同盟国である日本は、1895年から1945年まで日本の植民地だった台湾と緊密な関係を維持しているが、中国を外交的に承認している。

 

「台湾有事は日本有事である」つまり台湾が人民解放軍に攻撃された場合、日本が関与する可能性が高いという考え方は、近年注目を集めている。

 

しかし公式には、日本は中国を刺激しないよう、紛争が勃発した場合に台湾防衛に協力するとは明言していない。

 

ポッティンジャー氏は、 日本は、中国が台湾を攻撃することを抑止する方法として、また日本が米国の安全保障上の同盟国であることを考慮し、立場を明確にすべきだと述べた。

この記事の著者・大澤裕さんのメルマガ

保身のために「ガザ攻撃」を続けるイスラエルの非道。無法攻撃を許す国際社会の無力と米国のジレンマ

ハマスによるイスラエル奇襲から1ヶ月あまり。自衛を超えたと言わざるを得ないイスラエルの激しい攻撃により、ガザ地区では多くの市民、とりわけ子供が犠牲となっています。今後この紛争はどのような推移を辿るのでしょうか。今回のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』では元国連紛争調停官の島田さんが、同地の絶望的な現状を紹介。さらにその状況を引き起こしている国連や諸国の機能不全ぶりと、それらを引き起こしている各々の思惑について詳しく解説しています。

死にゆく罪なき子供たち。地獄と化したガザを救えぬ国際社会

「ガザが子供たちの墓場になってしまっている」

これはグティエレス国連事務総長の表現ですが、ガザですでに1万人を超える死者のうち、6割が女性と子供だと報告されています。またあまりの凄惨な状況のため、エネルギー・電力不足のために命を落としていく新生児の数も、非常に残念なことに日々増えています。

それに加え、2,500人ほどがまだがれきの下に埋もれ、“行方不明”になっていますが、その半数も子供たちであるという情報が上がっています。

あまり好きな表現ではないのですが、グティエレス国連事務総長が表現するように、ガザは今では罪なき子供たちの墓場になってしまっています。

完全に破壊し尽くされたガザの街の様子が映し出される度、国際世論はイスラエルへの非難を強めていきますが、それでもイスラエルのネタニエフ首相と閣僚たちは一向に耳を傾けず、「ハマスの壊滅の日まで戦う」と攻撃の手を緩める気配は見当たりません。

イスラエルに対して唯一影響力を発揮できると言われているアメリカ政府も、バイデン大統領がネタニエフ首相に対して3日間の人道のための一時停戦を要請したり、ブリンケン国務長官が中東各国の意見や姿勢を携えてイスラエルに一時停戦を呼び掛けたりしていますが、イスラエルにはこの要請に応える気配が見えません。

イスラエルは次第に孤立を深め、もう独自路線をひた走ることに決めたように映ります。

イスラエルの唯一の擁護者であるアメリカ政府も、国内で広がる反イスラエルの抗議の声を懸念しつつも、来年秋に選挙を控え、大きな政治的な票田となるキリスト教福音派(ユダヤとともにあり、聖地エルサレムを守ることが聖書を通じて信者たちに課された義務であると説く宗派で、数千万人の信者を米国内に抱えている)の機嫌を損ねるわけにはいかないこととの板挟みで、イスラエル政府に対して、あまり強い態度に出られなくなっているというジレンマに陥っています。

そのアメリカ政治のジレンマと行動の遅延が、日々ガザでの悲劇を生んでいると思われます。

欧米は対ウクライナ支援に当たっては一枚岩の結束を示すことが出来ましたが、対イスラエルについては、イスラエルの自衛権は認めるものの、イスラエルによる反撃と報復は自衛の範囲を超えているというのが共通した見解で、特に欧州各国は、人権擁護を外交方針の最前線に置く姿勢と、これまでにもガザの自律のための支援を先導してきたことから、アメリカとは距離を置き、イスラエルを非難するようになってきています。

今週都内で開かれたG7外相会合(日本が議長国)の場でも、イスラエルの自衛権についての考慮はされたものの、主題はガザ市民の人権擁護と人道支援の迅速な実施が喫緊の課題とされ、即時停戦が勧告されましたが、イスラエルとしては、その声にも耳を傾ける様子はありません。

この記事の著者・島田久仁彦さんのメルマガ

NYタイムズが「ジャニーズ問題」を追い続けた原動力。ジャニー喜多川の“性加害”で自ら命を絶った2人の少年

先日掲載の「悪いのはジャニーズだけじゃない。名物芸能レポーターがTV界から干された真相」や「ジャニー喜多川の卑劣。敵視するジャーナリストへ長期にわたり「報復」の衝撃事実」そして「NYタイムズの「ジャニー喜多川」写真掲載をストップさせた大手通信社、取材を妨害した大手新聞社の名」の記事で、ジャニーズの恐ろしい一面を暴露した、ジャーナリストの上杉隆さん。今回上杉さんは自身のメルマガ『上杉隆の「ニッポンの問題点」』で、最終回として「最後の暴露」をしています。

【関連】悪いのはジャニーズだけじゃない。名物芸能レポーターがTV界から干された真相
【関連】ジャニー喜多川の卑劣。敵視するジャーナリストへ長期にわたり「報復」の衝撃事実
【関連】NYタイムズの「ジャニー喜多川」写真掲載をストップさせた大手通信社、取材を妨害した大手新聞社の名

【ジャニーズカルテル(4)】最終回「帝国は崩壊したか?」

ジャニーズ事務所の問題で本当に悲惨だったのは、デビューできなかったジュニアたちです。 百歩譲って、タレントとして活躍しているデビューできたジュニアは相対的にまだ幸せです。実は、その何倍もデビューできなかったジュニアたちがいるわけです。

そうしたジャニーズジュニアというのは、ジャニーさんとの関係を断った人、もしくはジャニーさんから寵愛を受けなかった人、あるいはデビューまでは我慢したが、心の傷を負い、その後退所した人など、こういう人たちは事務所を辞めていくしかなかったわけです。

そして、辞めてどうなったかというと、やはり少年ですから 心の傷、身体の傷を受けるわけです。その傷を背負ったまま、誰にも言えない苦しみを宿し、親にも 言えない、友人たち、仲間にも言えない。一方で、華々しくテレビの世界で活躍しているジュニアの仲間を目にしながら、人生の負け組というレッテルを貼られ、学校に戻ろうとする者もいるが、実際はそこに居場所はないんですよ。

「あいつ、ジャニーズ事務所にいたよな。だけど、なんかあいつ、全然デビューもできないで終わってしまったじゃん」みたいに強烈な劣等感を植え付けられて、心の傷もそうですけど、キャリアの傷もついて、なかなか普通の仕事や生活もできないわけです。あるいはゲイの世界に引き込まれる人もいました。

だが、一番悲惨だったのは、当時、私が確認したっだけでも2人の少年が、自ら命を絶ったという現実です。これがニューヨークタイムズでの取材の原動力にもなりました。シムズ特派員もそうだったんですけど、これは絶対に許せないな、絶対に放置すべきじゃないと認識を一致したのがこの情報に接したからだと記憶しています。

この問題を3回にわたって記事にしたはずですが、3回目は掲載を見送られた。3回目の取材時に担当のシムズ特派員が アメリカに戻ってしまったので、 ニューヨークタイムズにはこの問題を引き継いでやる記者がいなかったということもあります。そこで、フリーになった私がジャニーズ問題を引き継ぐ形になったんです。

とはいえ、私自身、独立した当初はステルスでした。しかし、この問題は必ずやらなくちゃいけないなと心に決め、実際に力をつけた数年後から発信を再開しました。それが、連載で触れたり、講演で話したり、あるいはラジオやテレビでさわりだけ触れてスタジオを凍らせたり、そんな感じでジャブを打ち続けていました。

しかし、なにをしても、この問題になるとどんなに優秀な記者やメディアでも黙殺になるんですね。『週刊文春』も途中で黙殺しだしたんですよ。松井清人さんが経営に行ってしまい、木俣正剛さんが現場を離れ、島田真さんが別の部署に行ってからは、ジャニーズ事務所の写真集などを出したりね、文春自体も間違いなく妥協していましたね。

そうは言っても、事件は終わらずに、ジャニーズ事務所の横暴は続いていくんですね。当事者のジャニー喜多川さんだけではないですよ、メリーさんはかなり強行でしたし、矢田次男弁護士は変わらず、児童虐待に加担していました。もちろん、テレビ局を中心としたメディアは言わずもがなです。

ジャニーズ事務所の問題にちょっとでも触れるような出演者は即共演禁止という、いや共演NGどころか、メディア業界から基本的に追放されていくんですね。で、何を言いたいかというと、いま現在「噂は知っていた」としらばっくれているメディアの人間は、当時一人残らず、この事件を知っていたということなんです。知らないはずはありません。なにしろ、私自身、ジャニーズ問題に触れるなと言われたことはたぶん100回以上あります。つまり、テレビやラジオのディレクターやプロデューサーやあるいは記者や編集者から100回を超えて言われるということは、上杉隆がニューヨークタイムズ時代にこの問題に触れて、ジャニーズ事務所から「お達し」が届いているという証左なのです。

【関連】旧ジャニーズ「当事者の会」男性が自殺。SNS誹謗中傷で追い込んだ卑怯者は必死にツイ消しか?死してなお犠牲者を出すジャニー喜多川の大罪

この記事の著者・上杉隆さんのメルマガ

加害者は5名。酷すぎる「いじめ」を受け続けた女子中学生が成功させた“反撃”の全記録

これまでに1万人以上のいじめ被害者から相談を受け、数多くのいじめ事件を解決してきた、現役探偵で「いじめSOS 特定非営利活動法人ユース・ガーディアン」の代表も務める阿部泰尚(あべ・ひろたか)さん。阿部さんは今回、自身のメルマガ『伝説の探偵』で、「死にたい」というメールを送ってきた中学生女生徒が相談に訪れ、他の被害者とともに5人の加害者に対して見事に反撃を成功させた事例を紹介するとともに、日本社会でいじめ被害者が置かれているあまりにひどい現状を告発しています。

ある女子中学生から届いた「死にたい」という一通のメール。反撃、そして回復へ

「もしよろしければ、詳しく教えてください。辛いことを話すと気持ちが少し楽になることがあります。また、私共も詳しい情報を教えてもらうことで、何らかの解決の糸口が過去の事例から導くことができるかもしれません」

辛いことは当然わかっている。メールフォームに相談を書いたからといって気持ちが楽になることなどあるまい。ただ、情報がないとどうにも答えようもないという問題もある。

すぐに返信がくることもあるが、断ち切れてしまうこともある。数か月後忘れたころに、脈絡ない相談の続きが送られてくることもある。センシティブな内容の相談を受ける窓口は、きっと同様の悩みを抱えていると思う。

電話は相談窓口が閉まる19時少し前にかかってきた。

中学1年生、公立校に通っている。親は共働きで、弟が一人いる。

学区制で小学生の頃のいじめの加害メンバーと一緒に中学に上がった。

男女混成のグループで悪口から始まり、今では友達と話していると、その友達を呼んでありもしない噂を吹き込んだり、誰も仲良くしないように「引きはがし」をしてくるということであった。

徐々に孤立してきて、今では普通に話せる友達はクラスに2人ほど、本当は4人いたのだが、そのうち2人が同様の被害に遭いすでに学校に来ていないということであった。

私は一般的な傾聴法を使い、尋ねたのは途中で電話代がかかるのでかけ直すための電話番号と「いじめ防止基本方針」を確認したいので学校名くらいだった。

地域的には現在事務所がある中央区八丁堀までは電車で20分ほど、友達でも親でも誰でも構わないので一緒に、土曜日休みの日に事務所で詳しく話を聞く約束をした。

この記事の著者・阿部泰尚さんのメルマガ

“ここ一番に強い”人は、生まれつきではなく「後から身につけた」ものが違うと気づいた理由

営業マンとして実績をあげている人は、いったいどんなことをやっているのでしょうか? 経営コンサルタントとして活躍しつつ関東学園大学でも教鞭を執る菊原智明さんは自身のメルマガ『菊原智明の【稼げる人、売れる人に変わる知恵】』で今回、しっかり結果を出す人がやっているという「2つのこと」を紹介しています。

しっかり結果を出す人がやっている2つのこと

今日の話はハードコア。読み終わって「そうかぁ、やっぱり楽をして結果は出ないのかぁ・・・」と残念に思うかもしれない。

しかしこれが真実。知っておくべきだと思う。

さて、私自身のことを分析すると「ここ一番に弱いな」といった傾向がある。

これは昔からいろいろな場面で経験していた。小学生の頃は野球。中学ではみんなの前での発表。高校では受験。などなど。

ここぞという場面で結果を出せない。ずっとそうだった。

だから半分以上は「そういうタイプなんだから仕方がない」と諦めていた。

その一方、“ここ一番に強い”という人もいる。

とにかく勝負強い。しっかりと結果を出す。

こういったことは「生まれ持ったものがあるのだろうな」と漠然と思っていた。

しかし、ここ最近「勝負強さは持って生まれたものではなく後から身につけるもの」と思えるようになった。

ゴルフのラウンドでのこと。「最終ホールでパーをとればシーズンベストだ」という時があった。

そんな時にかぎってつまらないミスを連発。明らかに“プレッシャーに負けた”という感じだった。

ゴルフではよくある話し。これもいつも通り。「まぁ、こんなものだろう」という感じだった。

とにかく残念な気持ちに。こんな時は心底自分自身にガッカリする。

その一方、私の知人は違う。ここ一番という場面に必ずいいショットを打つ。本当にうらやましい。

例えば左右OBがあるプレッシャーのかかる狭いホールだとする。そこできれいなストレートボールを打つ。これはかなり難しいこと。

その秘訣を聞くと「まっすぐ打てるように毎日素振りを50回はやっていますから」とサラッと言った。

寄せに関してもそう。「週に3回は練習場で30ヤード、40ヤード、50ヤードを練習場で打ち分けている」と話していた。だからこそプレッシャーのかかる場面できっちり寄せる。

その話を聞いた時「それだけやっていれば結果が出るだろうな」と思った。

そして、自分自身、「練習量が全く足りていない」と痛感したのだ。
これはセミナーや講演で言えること。私は一対一は得意だが、一対多は苦手。人前に出ると緊張して上手く話ができない。

へんなテンションになり余計なことを話してしまう。セミナーや講演が終わった後「今日もダメだったなぁ・・・」と落ち込む。

新幹線に乗り込む前にお酒を購入。良くないと分かりながら“アルコールを飲んで忘れる”といったことを繰り返していた。

だから5年やっても10年やっても上達しない。最終的には「自分は文章で契約を取ってきたタイプから口下手の方が説得力がある」などと作話をしていた。

そんなある日のこと――(メルマガ『菊原智明の【稼げる人、売れる人に変わる知恵】2023年11月10日号より一部抜粋。続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)

この記事の著者・菊原智明さんのメルマガ

image by: Shutterstock,com

『なにわ男子』3人目の“文春砲”炸裂。高橋恭平と旧ジャニーズ「自覚なし」でファンから見捨てられる日

これで3人目となりました。週刊文春は、旧ジャニーズ所属の『なにわ男子』メンバー、高橋恭平とグラドルの親密交際をスクープしました。脇が甘い『なにわ』ですが、芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんは、もっとプライベートに厳しい芸能事務所の徹底管理ぶりを例にあげながら、本人と旧ジャニーズの「自覚の無さ」を嘆いています。

3人目の“文春砲” 『なにわ男子』は自由恋愛OK?

今週末、メジャー・デビュー2周年目を迎える『なにわ男子』のメンバー“きょうちゃん”こと高橋恭平がグラビアアイドルでモデルで女優というタレントとの親密交際を『週刊文春』に暴露されました。

8月には同グループ・メンバー西畑大吾が金髪ウイッグで女装し、2歳年下の女子アナとの密会を“文春砲”され、9月には同じく『なにわ男子』長尾謙杜の“時間差3角関係”が同媒体でスクープ…一体どうなっちゃっているんでしょうね。

スキャンダルの宝庫と言っていい『なにわ男子』に、SNSでは「狙われているのに自覚が無さすぎ」とか「せめてもう少しうまくやって」と、ファンたちでさえ呆れてしまうほどのコメントが飛び交っています。

どうやら今の『SMILE-UP.』は、所属タレントの私生活の管理まで手が回らない状況のようです。

“きょうちゃん”の記事を読む限り、スタッフは高橋とこの女性の交際を熟知しているように感じます。

いわゆる事務所公認の仲と。

これに較べてタレントの私生活管理に厳しい芸能事務所スタッフの仕事は本当に大変です。

こういった事務所はタレントの住居前に送迎車が到着するや否や、まずやる仕事は住居周りに不審車輛が駐車していないかをチェックすることです。

中には芸能記者やカメラマンが使う車のナンバーを控えているスタッフや、送り迎えの住居周辺の毎日をスマホで画像に残しているスタッフもいます。

同じ車両が2,3日、住居周辺に停まっているのがわかると、スタッフはタレントのピックアップ方法を変えてきます。

そこには“絶対にプライベートを守ってやる”という強い執念のようなものを感じます。

よく教育された事務所には、タレントをピックアップして目的地で降ろした後再び住居周辺に戻って、さっきと何の風景が変わっているのかを念入りに確認するスタッフもいます。

もし『SMILE-UP.』のスタッフがこれくらい優秀だとしたら、あんなダサい写真を撮られることは100%無かったでしょうね。

大谷翔平もお手上げ?日本の全小学校にグローブ6万個寄贈も「公園で野球できない問題」で“野球やろうぜ!”計画に暗雲

大リーグのロサンゼルス・エンゼルスからフリーエージェントとなっている大谷翔平選手が日本時間の9日、自身のインスタグラムを更新し、日本国内にあるすべての小学校およそ2万校に、ジュニア用グローブを1校につき3個ずつ、計6万個を寄贈すると発表した。「世界のオオタニ」の心意気に日本中の誰もが感動を隠しきれずにいるのだが、そんな大谷の「野球しようぜ!」という善意の呼びかけを、まさに掛け声だけに終わらせてしまいかねない状況が日本社会に広がっている。昨今の公立公園で見かける「野球・サッカー禁止」の看板や、近隣住民からの「うるさい」という苦情がそれだ。

インスタに綴られていた大谷の熱いメッセージ

短パンTシャツというラフな姿でキャッチボールをする自身と、直筆の「野球しようぜ!」というメッセージとサイン、そしてグローブの写真をインスタグラムにポストした大谷翔平。その写真には以下のようなメッセージが添えられていた。

この度日本国内約20,000校の全小学校に各3つのジュニア用グローブ約60,000個を寄贈いたします。

 

野球を通じて元気に楽しく日々を過ごしてもらえたら嬉しいです。

 

このグローブを使っていた子供達と将来一緒に野球ができることを楽しみにしています!

 

またご協力頂きました関係者の皆様に感謝申し上げます。

 
 
 
この投稿をInstagramで見る

Shohei Ohtani | 大谷翔平(@shoheiohtani)がシェアした投稿

ジュニア用グローブと言えども長期使用に耐えうるものであれば、今どきは1個1万円ほどはするのが相場。今回の場合、単純計算しても1万円×6万個=6億円ということになる。さすがは大谷、その太っ腹具合には感服するしかない。私腹を肥やすことしか頭にないどこぞの金の亡者とはワケが違うという話だ。

「公園や学校で野球ができない」という大問題

しかし、である。そんな大谷の心意気を台無してしまいかねない、日本の野球少年たちの熱意をくじく「ある問題」が浮上している。昭和時代に小学校生活を送った人間には考えられない「公園や学校で野球ができない問題」だ。

ここのところ、公園でこのような看板を目にした覚えはないだろうか。

「公園利用者および近隣に迷惑となりますので野球・サッカー等はやめてください」

運動するために公園を訪れた育ち盛りの小学生たちに、野球やサッカーは近隣住民宅の窓ガラスの破損や試合中の声による騒音、さらに他の利用者にとっても危険となるので禁止する、というのだ。

事実、東京・練馬区にある公園では、2017年の開園から6年間で、禁止事項などを記した看板が24枚も乱立していたことが新聞にも取り上げられるほど話題となった。


小学校のグラウンドでも禁止されつつある球技

もはや「静かにベンチに座るだけ」の場所になりつつある公園。それでは小学校のグラウンドはどうかというと、こちらにも近隣住民から「子供の声がうるさい」との苦情が入るという。そんな事情もあって校庭で野球を許されるのは休み時間のみという学校もあり、当然ながら9回までのフルイニング試合を行うことは不可能だ。公園でも学校でも球技ができないという現状、子供たちはどこで野球を楽しめるというのだろうか。

小学生時代から長年当たり前のようにプロ野球を観て育ち、2人の男児を育て上げたテレビ関係者は、近年の「公園での野球・サッカー禁止」という状況についてこう語る。

「言ってしまえば時代の流れなんでしょうけれど、地域全体で子供を育てていくという日本の伝統的な流れが断ち切られてしまったように思いますね。野球に関してい言えば、地上波でペナントレースの試合も放送されなくなりましたし、このままですと野球少年は絶滅してしまうんじゃないでしょうか」

国民的人気を誇る長寿アニメ『サザエさん』の作中でカツオは、中島くんの「磯野、野球しようぜ」という誘いに乗り、近所の空き地で野球を全力で楽しんでいた。そんな「昭和の風景」が観られなくなって久しいが、今や空き地どころか公園ですら野球を禁じられている現状にあって、大谷からグローブを送られる子供たちはどう対応すればいいのだろうか。いっそのこと、いつでも野球やり放題の「大谷翔平記念公園」を日本中に設置し、未来の球児たちを育てるといった思い切りも必要なのではないか。全国の自治体首長の検討を期待したい。

言葉を失う岸田首相。訪問先のマレーシアで遭遇した“想定外の光景”とは

世界各国に広がりを見せている、親パレスチナや反イスラエルを訴えるデモ。岸田首相が先日訪問したマレーシアも、その例外ではありません。今回のメルマガ『浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』』では国際政治経済学者の浜田和幸さんが、マレーシアで激しさを増す反イスラエルの大規模デモと、庶民が独自に展開する反イスラエル運動を取り上げ詳しく解説。さらにガザ危機に関してマレーシアの首相に詰め寄られた際に岸田首相の口から飛び出した「すれ違い発言」を紹介しています。

岸田首相は訪問先のマレーシアで反イスラエルの大規模デモに言葉を失う

ぶっちゃけ、岸田首相は想定外の出来事にぶったまげたに違いありません。

というのはマレーシアではイスラエルによるパレスチナ、特にガザ地区への空爆や地上戦に対する反対運動がかつてない盛り上がりを見せていたからです。

岸田首相にとっては、イスラエルもパレスチナも喧嘩両成敗ではないが、どちらにも言い分があるわけで、「国際法に則り、互いの違いを尊重しながら、和解の道を探りましょう」という「事なかれ主義外交」が本領となっています。

ところが、マレーシアではアンワル首相もマハティール前首相も、全面的にパレスチナ支持を掲げ、「イスラエルの無差別攻撃は許せない」との立場です。

クアラルンプールで開催された大規模な「パレスチナ支援集会」にて、新旧の首相は共にイスラエル非難の大合唱に加わっていました。

しかも、マレーシアの庶民も独自の反イスラエル運動を展開しています。

何かといえば、マクドナルドやバーガーキングのボイコットです。

日本では報道されていないようですが、マクドナルドもバーガーキングもイスラエルでは多店舗を展開しています。

そして、今回、ハマスとの戦闘に参加しているイスラエルの軍人や志願兵に対して、「祖国のために戦うことに敬意を示す」ために、無料で食事を提供し始めたのです。

マレーシアのマクドナルドでは「わが社はイスラエルとは関係なく、100%マレーシアの企業で、イスラエルを支持しているわけではありません」と防戦に努めています。

しかし、似たようなボイコット運動は急拡大を遂げており、イスラエル・ガザ戦争の影響の広がりを感じざるを得ません。

というのは、マレーシアのネット上では「イスラエルのテロ行為を支持する企業リスト」が出回っているからです。

そこには、マクドナルドやバーガーキングの他にも、スターバックスやネスレなども名指しで「ボイコット対象企業」になっています。

要は、イスラエル国内で工場を稼働させていることが批判の対象になっているわけです。

名指しされている企業にとっては大変な迷惑でしょう。

スターバックスの場合は、売り上げが3分の1に減ったとのこと。

マレーシアにおける「親パレスチナ、反イスラエル、反バイデン」のうねりに、岸田首相も唖然とした模様です。

アンワル首相は岸田首相に止めの一発をぶつけてきました。

曰く「ガザ地区の悲劇は看過できません。第2次世界大戦時、広島と長崎に投下された原爆に匹敵すると思います」と、広島出身の岸田首相に詰め寄ったのですから。

岸田首相は戸惑いを隠せず、「来年9月には、筑波大学の分校がマレーシアに開校します。若い世代の交流を促進する拠点にしましょう」と、ぶっちゃけ、すれ違い発言に終始。

この記事の著者・浜田和幸さんのメルマガ

image by: wueelongsupply / Shutterstock.com