なぜ子供たちはストレスを溜め込みながらSNSに依存し続けるのか

近年、子供たちを襲う人間関係のトラブルの原因は「SNS」がほとんどだと言われています。SNSに依存し、ある意味「距離が近くなりすぎた」子供たちに何が起こっているのでしょうか。今回の無料メルマガ『いじめから子供を守ろう!ネットワーク』では、スクールソーシャルワーカーの村崎京子さんがその現実を解説するとともに、親として何をすべきか、そして何を教えていくべきかを記しています。

子どもたちが、人間関係において適度な距離感を保つためには

子供も人間関係で悩んでる。親ができる思春期の子の『心のケア』」では、子どもたちのストレスには、人間関係上のものが多いこと、それをのり越えるため、相手の長所を見るようにしましょう、他人に対する寛容さや包容力につなげる教育が大事だ、ということをお話ししました。

しかしながら、未然に予防教育をしていても、現実的には、ストレスにさいなまれ、視野狭窄になってしまい、もう他のことが考えられない状態になってしまう場合もあります。特に、「5月のGW明けや9月1日には自殺が多い」、「注意しなければ」と教育界では言われています。これは、連休中や夏休み中には人間関係の悩みから解放されますが、結局は先延ばしに過ぎず、休み明けが近づくと苦しくて思い悩んで衝動的な行動に走ってしまうと考えられます。そうだとしたら、とても悲しいことです。

しばしば、スクールカウンセラーは「逃げていい。避けてもいいんだよ、休みましょう」と声をかけることがあります。緊急避難的にフリースクールや教育支援センター(適応指導教室)に通うこと、それも大事な選択肢のひとつです。いったん他の空間なり他の人間関係の中でリハビリして元気が回復するのを待つことはとても有効だといえましょう。

ただし、今通っている学校から離れてしまうと、なかなか復帰しにくく不登校が継続しがちです。特に、本人の側に正義や理があって、人間関係に軋轢を生んでしまった子どもには、あとあとまで葛藤を生みやすく心にダメージを負いやすいという難点があります。

頑張る子、学校に通いたい子、環境を変えたくない子のためにも、できる限り短期間で解決したいものです。その際に、解決法を示してあげることが効果的です。

トランプの顧問で超反日。キッシンジャー氏が掲げる新世界秩序

先日掲載の「裏切られる米国民。弾劾を免れても変わらぬ窮地のトランプ大統領」でも詳しくお伝えしたように、米国内で厳しい立場に置かれるトランプ大統領。無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』によると、そんなトランプ大統領を変わらず支える重要人物のひとりが、政界の大物キッシンジャー氏だとか。メルマガ著者の北野幸伯さんは、同氏が未だに日本を許さない理由と、彼の掲げる「新世界秩序」について記しています。

「トランプの外交顧問」キッシンジャーが目指す新世界秩序とは?

敵の多いトランプさん。しかし、超大物キッシンジャーさんはトランプさんを支持しています。

トランプさんが勝った最大の理由は、「FBIが、大統領選直前にヒラリーのメール問題捜査を再開したこと」とされています。そのとおり。

しかし、その前に「流れを変えた出来事」がありました。そう、2016年5月に、キッシンジャーがトランプに会った。以後、キッシンジャーは、トランプの外交顧問」のような役割をしています。例えば、ごく最近も、トランプに会っています。

<キッシンジャー氏>トランプ氏に外交政策指南

毎日新聞5/11(木)21:44配信

 

【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領は10日、キッシンジャー元国務長官とホワイトハウスで会談し、対ロシア政策やシリア情勢など米国が直面する困難な外交問題について意見を交わした。キッシンジャー氏はトランプ政権の外交顧問役とみられており、今月末にイタリアで開かれる主要7カ国首脳会議(G7サミット)への出席や中東諸国歴訪など、トランプ氏の外遊デビューを前に指南した模様だ。

アメリカ政界の怪物キッシンジャー。1923年生まれの93歳(5月27日で94歳に)。1960年代末から70年代前半、米中の和解を主導した(まず大統領補佐官、後国務長官として)。ニクソンの訪中から45年が過ぎ、キッシンジャーは、いまだ現役しかも影響力を保持したまま。彼がロシアにいけば、プーチンが会う。中国にいけば、習近平が会う。すごいことです。私たちも、キッシンジャーを見習って、「生涯現役」で行きたいですね。

ところで、トランプに大きな影響を与えているキッシンジャーさん。彼は、何を考えているのでしょうか? そして、何を目指しているのでしょうか? このことを知っておくことは、非常に重要なことです。なぜなら、キッシンジャーは、トランプに大きな影響を与えている。

今回は、「キッシンジャー自身」に語ってもらいます。テキストは、『キッシンジャー回顧録 中国 上・下』。これ、ホント、驚愕物の事実がバンバン出てきます。世界の裏事情を知りたい方は、是非ご一読ください。

本田圭佑「チャレンジして失敗した部下を怒っては絶対ダメ」

5月21日のボローニャ戦(セリエA37節)で、ペナルティーエリア手前から今シーズン初ゴールを決めて、ミランを4シーズンぶりに欧州の舞台へと戻すきっかけを作った本田圭佑。

その本田が、シーズンオフやブレイク期間を利用して世界各国を強行スケジュールで飛び回るビジネスツアーに密着する、本田の有料メルマガ「本田圭佑『CHANGE THE WORLD
」の人気コーナー、「密着“本田圭佑ビジネスツアー”」。

前回前々回に続き、MAG2 NEWSでは今回も、その内容の一部を特別に公開いたします。

本田圭佑自身が取り組む教育事業活動や各国でどんな動きをしているのか、いままで明かされることがなかったツアーの様子やビジネスマン本田圭佑の姿を、本人の名言とともにご紹介します。

2016年初夏、主に小学生を対象とした台湾でのサッカークリニック(スクール)を無事に終えた本田は、スタッフとともにレンゲの上の小籠包に舌つづみを打ちながら、どんな夢を語ったのでしょうか?

密着“本田圭佑ビジネスツアー” in 台湾 Vol.3

スクールの台北会場であるスタジアムを後にし、スタッフやコーチたちを伴い、台湾グルメの代表格「小籠包」で有名なレストランへと向かった本田。

極上の小籠包を堪能した本田は、そこでもレンゲを片手に自身のビジネス哲学について語り始めました。

 

- ちょうど今回、台湾に来ていた某テレビ局のディレクターが「天才の育て方を取り上げる番組をやったけど、視聴率があまり良くなかった」と言っていた。

「もう日本企業の典型的な悪いところで。目先の利益だけ追求している。目先で結果が出なかったらやめるんですよ。

いやいやいや、待ってよと。物事を大きく変える作業は、一般の人たちに理解されづらいものなんですよ。おそらくそのテレビ局が取り組んだプロジェクトというのは、最先端すぎるんですよ。だから一般の人がついてきてない。

でもいつか理解されるはず。

それを怖がらずにやり続けるのがアメリカなんです。全然、怖がらない。だって彼ら見えているから。それに対して目先でやめちゃうのが日本。続けられない、びびっちゃってる。

フェイスブックとか最近のIT企業は、とことん赤字経営で突き進むんですよ。

母数を広げてから、ビジネスにする。とにかく何億人が使っているアプリにしたい。それまではとにかく投資を募る。利益はあがらず、赤字、赤字。でも最終的にはどっかんといきたい。

その勇気があるかどうか。ビジョンがあるかどうか。

最終的に世界を変える力は、5億人、10億人が使っているアプリしか起こせない」

 

今まで「現役」のうちにスクールをやることの意味について語っていた本田は、ここへ来て自身のビジネス論、経営哲学について熱く語り始めました。

スタッフたちに違う意見があってもうまく対話をして導く印象がある…本田についてそんな声がスタッフたちからあがると、さらに議論を掘り下げます。

 

「俺が怒るのは、相手が常識を振りかざしたときですね。

今日も『それは無理』と言われたから、その発想を変えろと言った。

一方、チャレンジのミスに対して、全然怒らない。チャレンジのミスを怒っても、次にそいつは絶対にできるようにはならないんですよ。

大事なのは成長させることで。次の成功に導くことが大事。

サッカーをこれだけやってきて感じるのは、ミスしたやつに『なんでミスしてんねん』って怒ったとしても、次に同じシュチュエーションがきたときに絶対にミスするんですよ」

 

サッカーに例えて、わかりやすく自身のビジネス哲学について説明する本田は、こうも続けます。

 

「1回ミスしても次は成功に導きたいわけですよね。

だから大事なのは、それが油断からミスを招いたのか、チャレンジをしたけど現時点の能力不足でミスが起こってしまっているのか。上司や経営者は判断しなきゃいけない。

後者の場合は絶対に怒っちゃダメ。

チャレンジしたことは評価して、次はどう成功に導くかというやり方のヒントを1個、2個、与えてあげる。たとえば、こういうシュートの打ち方があるよというのを2つくらい。で、それを自分なりに試すのか、違うやり方を選ぶのかは、そいつ次第ですけど。

でも怠慢さが原因のミスは、絶対に許してはいけない。

そのメリハリが上司にとっては大事です。なめられたらダメなんで、上司は」

 

と、上司や経営者としての目線から語る本田は、この後、より大きな世界観のテーマについて語り始めました。

 

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それにつけてもおやつはカール、東日本で販売終了にSNSも騒然

【速報】明治の「カール」、中部以東で販売終了へ。背景にポテチの定番化とコーン系の苦戦

菓子大手の明治は5月25日、同社の主力製品の一つであるスナック菓子「カール」シリーズの販売を東日本で終了すると発表した。8月で同地域での生産を終了し、9月には店頭から消える見通し。なお、中部以西では「チーズあじ」「うすあじ」の2種類のみ販売を継続する。

主力の坂戸工場(埼玉県坂戸市)など全国5カ所の生産拠点のうち8月中に4カ所で生産を終了、今後は子会社の四国明治(香川県三豊市)の1カ所に縮小して西日本限定で販売する予定だという。なお、「カレーあじ」「大人の贅沢カール」「小つぶカール」は生産終了する。

「カール」は、ポップコーンにヒントを得て、1968年に販売を開始。以後、50年近くに渡って国民的スナック菓子として親しまれてきた。近年、スナック菓子業界ではポテトチップス系に人気が集中するようになり、コーン系スナックは売り上げが低迷していたという。最盛期の90年代には小売りベースで190億円程度あった売り上げは現在、約60億円と3分の1以下に激減。

一時は全国での販売中止も検討していたそうだが、長く愛された商品であることを考え、全面打ち切りは見送られた。

TwitterなどのSNSを中心に、ネット上では関東在住者らによる販売終了を惜しむ声が続々と上がっている。(随時更新)

 

 

 

 

 

 

 

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宝くじや競馬を例に社会の仕組みを考えると超分かりやすかった

「何であいつは人の意見に反論するんだ!」などと腹を立てた経験、誰にでもあることでしょう。でも、考えてみてください。全員の趣味嗜好が同じで、反対意見がひとつも出ない会社、学校、サークル、社会…何だか座りが悪くありませんか? 今回の無料メルマガ『1日1粒!「幸せのタネ」』では、著者の須田將昭さんが「多様性」について考えます。

多様性こそ社会を作る

先日、宝くじ売り場の前を通ったときに、5億円や7億円など景気のいい数字を見て、ふと「さて、5億円当たったら何をするかなあ」と考えました。めったに宝くじは買わないのですが、妄想するのはただですから…。みなさんならどうされますか?

家を買う。高級外車を買う。いやいや、物に変えても高が知れてる。そこは世界一周旅行だろ。いやいや。それだけのまとまったお金があれば投資にまわしてもっと儲けよう…。

人それぞれ違った答えが返ってくるかと思います。ものすごく乱暴な言い方をすれば、これが多様性です。

田園調布に忍び寄るゴーストタウン危機。セレブ住宅街の辛い現実

田園調布、芦屋、成城学園前といった「憧れの高級住宅街」が今、ゴーストタウン化の危機に陥っているようです。無料メルマガ『まんしょんオタクのマンションこぼれ話』の著者の廣田信子さんは、近年これらの地区が抱える高級住宅街ならではの苦悩を紹介し、「これは都市部の住宅問題の象徴」であると警鐘を鳴らしています。

「田園調布」がゴーストタウンに?

こんにちは! 廣田信子です。

田園調布に家が建つ」。そんなギャグが流行ったことがありました。調べていたら1980年のこと、星セント・ルイスという漫才コンビによるものです。そのくらい田園調布に家を持つというのは成功の証、誰ものあこがれだったわけです。

その田園調布の高級住宅街に空き家が増えゴーストタウン化するのでは…と危惧され、最近、その様子がテレビなどで取り上げられています。何だか、感無量です。

田園調布に限らず、誰もが知っている高級住宅地である芦屋、成城学園前、目黒なども、土地が高くて売れない家が放置され、高級住宅街としての質を維持するのが危ぶまれる状況があるのです。

そこには高級住宅地ならではの苦悩があります。

オープン1週間でレジオネラ菌検出。駅前温泉の呆れた釈明

複合型温泉施設「西武秩父駅前温泉 祭の湯」の男女露天風呂から基準値を上回るレジオネラ属菌が検出され、温泉エリアを営業休止しています。同施設は、秩父の新名所として期待されていただけに、今回の事態は「管理の不行き届き」としか言いようがありません。メルマガ『『温泉失格』著者がホンネを明かす~飯塚玲児の“一湯”両断!』の著者で元大手旅行雑誌編集長の飯塚さんは、「まともな清掃をしていなかったのでは」との厳しい見方を示しています。

またレジオネラ菌騒動。 根本的な対応を!

またか、という感じさえもしちゃうのだが、西武秩父駅前温泉祭の湯』で、基準値を越えるレジオネラ属菌が検出されたとして、同施設は現在営業を休止している。 オープンは今年4月24日だったかと思う。 検出された浴槽は男女の露天風呂の大半の浴槽で、わずか1週間あまりでの「事件」にあきれてモノがいえない、というところである。

秩父の温泉施設 「祭の湯」で基準超のレジオネラ属菌検出

西武秩父駅前温泉でレジオネラ菌検出 男女の露天風呂…温泉営業休止

「西武秩父駅前温泉 祭の湯」レジオネラ属菌の検出による温泉施設の営業休止について

冒頭のコラムにも書いたが、僕は先週の17日に、札所めぐりの最後にこの湯を初めて訪ねたわけだが、確かに、あんまりにも人が多過ぎだな、とは思った。

ただ、露天風呂の浴槽のうち、菌が検出されたのは源泉を加熱したものではなくて、いわゆる沸かし湯の浴槽の方である。 僕は幸い菌の出なかった源泉岩風呂にしか浸かっていなかったので、今のところ何ら健康被害はない。

菌がどのくらいの量、検出されたかなどはまだニュースにはなっていないが、加温源泉浴槽からはレジオネラ属菌が出ず、沸かし湯(つまりは循環ろ過)の浴槽だけ出た、ということと、男女ともに出た、ということを考えると、原因は循環ろ過装置の管理面での問題であろうと推測される。

まあ、たぶん、だが、まともな清掃をしていなかったのだろう。

しかし、埼玉新聞の記事には「消毒を強化して安全が確認できるまで、温泉エリアの営業は休止するという」とある。

ここで問題なのは「消毒を強化して」という文言である。

日中の首脳が相互訪問呼びかけへ。二階氏の訪中は正解と言えるのか?

今月16日、北京で習近平国家主席と会談した二階幹事長。習氏は「両国が歩み寄って関係を正しい方向に発展させたい」と述べ、終始和やかなムードだったと伝えられています。これを受け、無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の著者で中国事情にも詳しい北野幸伯さんは、「日中関係は以前に比べると改善された」としながらも、「中国には今後も警戒が必要で、決してアメリカの存在を忘れてはならない」と指摘しています。

日本と中国、「適切な距離」の測り方

2012年の「尖閣国有化」以降、最悪になっていた日中関係少しよくなってきたようです。「親中派」の代表、二階さんは5月16日、習近平と会談しました。結果は?

二階幹事長、中国の習国家主席と会談 安倍首相親書、首脳の相互訪問呼び掛け

産経新聞 5/16(火)13:10配信

 

【北京=石鍋圭】自民党の二階俊博幹事長は16日午前、北京で習近平国家主席と会談した。習氏は「両国が歩み寄って関係を正しい方向に発展させたい」と述べ、日中関係の改善に意欲を示した。二階氏は安倍晋三首相の親書を手渡した。首相は親書で「適切な時期」に両国首脳の相互訪問を実現したいとの考えを伝えた。

習近平が、「両国が歩み寄って関係を正しい方向に発展させたい」と言ったそうです。これを聞いて、読者の皆さんの多くは、「またウソ言ってる」という反応かもしれません。二階さんについては、「やめてくれ!」と思うかもしれません。特にRPE読者の皆さんは、中国の「反日統一共同戦線戦略」を暗記していることでしょう。その骨子は、

  1. 中国、ロシア、韓国で、「反日統一共同戦線」をつくる。
  2. 中国、ロシア、韓国は、日本の領土要求を断念させる。
    断念させる領土とは、北方4島、竹島、尖閣・「沖縄」である(中国によると、日本に「沖縄」の領有権はない!!!)。
  3. 「反日統一共同戦線」には、「アメリカ」を引き入れなければならない。

●絶対必読、完全証拠はこちら→反日統一共同戦線を呼びかける中国

これを知ったら、「習近平、またウソ言ってる」「二階さんやめて!」という反応になるのは、当然かもしれません。しかし…。

これは酷い。国語のプロが追及する、新センター試験「12の不備」

現在、大学入試で行われているセンター試験に代わって、平成33年から実施される「大学入学共通テスト」のモデル問題例が文科省によって決定されました。まぐまぐの新サービス「mine」で無料公開中の、「ふくしま国語塾」主宰・福嶋隆史さんの記事では、今回のモデル問題例を「求めている技能が明確になった」と一部評価しつつ、「不備が多過ぎる」と12箇所の問題点を厳しく指摘。福嶋さんは「作問者と採点基準のレベルの低さ」を痛烈に批判し、「50万人規模での記述設問は廃止すべき」との持論を展開しています。

大学入学共通テスト(センター試験新テスト)モデル問題例「12の不備」を追及する

設問の狙いは優れている。しかし、問い方と採点基準に不備が多すぎる

これが、国語モデル問題例1の大まかな感想だ(問題例2もおおむね準ずる)。

そして結論としては、こうだ。

50万人規模での記述設問は無理。やるなら従来どおり全てマーク式にするしかない。しかし、それでは国語テストとして有効に機能しない。ゆえに、センター試験の代替テストそのものをまるごと廃止すべきである(少なくとも国語は)。1次試験は廃止。現在の2次試験のみを試験とし、各大学が各大学の基準・方法で試験をする。これが最善だろう。

むろん、記述設問には価値がある。記述させてこそ、思考力を測ることができる。しかし規模として無理なのだから、仕方ない。

私は大学入試制度の専門家ではないので、制度上の解決策については今はこれ以上述べない。私は国語教育の専門家であるから、なぜ「無理」だと言えるのかについて、あくまでも具体的な問題例をもとにして述べることにする。

これを書いている今は、2017/5/17の深夜(つまり5/18未明)。

大学入学共通テスト(仮称)の問題例等は、昨日(5/16)、大学入試センターのサイト上にて公開された(こちらにPDFへのリンクがある)。

直後、すぐに国語の問題例を解いてみた。解答解説も含めて詳細に妥当性を検討した。そして今日、中3~高3の生徒10名に問題を与えてみた(さらにその翌日、中2~高1の生徒9名にも与えたので、中2~高3の19名に与えたということになる)。

そのプロセスにおいて判明したことを、ここに記録しておく次第である。

【動画】乱入者のせいでNEWS番組の雰囲気が一変する動かぬ証拠

シリアスな雰囲気が漂う、本番中のロシアのニュース番組。

ある乱入者によって、その雰囲気も砕け散ってしまうのであった・・・。

 

 

どこからか、大型犬がやって来たのである。

アナウンサーは驚きつつもちゃんと読み上げを行っているあたりは、さすがプロ。

ロシアのテレビ局は、色々とフリーダムなんだな・・・。

 

(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:YouTube(МТРК Мир)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

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