ペットへの感染例も増加中。獣医師が教える新型コロナの予防法

新型コロナウイルスの感染拡大初期には、人からペットへの感染例はごくわずかでしたが、事態が長引くにつれて、ペットへの感染事例も増加し、特に猫は呼吸器症状などが確認されています。メルマガ『佐藤貴紀のわんにゃんアドバイス』の著者で獣医師の佐藤先生が、改めて、飼い主が注意すべき予防法を紹介。人間の予防法同様、キーワードは「清潔」のようです。

感染急増!新型コロナから自分の愛犬、愛猫を守ろう!!

緊急事態宣言解除の後、急激に感染者が増えています。人間からペットへの感染は世界で見つかっているため、飼い主さんは心配だと思います。今日は予防についてお話ししたいと思います。

愛犬、愛猫の予防について

1:お散歩。犬の場合にはお散歩の時に気つけてほしいことがあります。それは臭いを嗅ぐ時です。街には菌が溢れています。犬は臭いを確かめながら歩きます。習性を否定はできませんが、せめて綺麗な場所で臭いを嗅がせてあげる。または、お散歩から帰宅したら、ノンアルコールの除菌シートでお鼻を拭いてあげてください。

2:身体に付着してから数日菌が生きているという報告もあります。シャンプーを週1回してあげるか、暖かいタオルで全身を拭いてあげてからドライタオルで拭いてあげてください。身体を清潔にすることは大切です。

3:ケージも清潔にしましょう。一番、菌が増殖しやすいのがケージです。できる限り毎日お掃除しましょう。

●まとめ
新型コロナウイルスに愛犬、愛猫が感染しないためには、飼い主さんがまず感染しないこと。そして、とにかく清潔にしておくことです。もし、ご自分が感染の疑いがある場合には部屋を隔離してください。

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「似たような商品ならあの店で買おう」と客に思われる店の特徴

オリジナルの商品を扱っているお店は別ですが、一般的な小売店となると、どうしても同業のお店で似たような商品を販売することになります。そこでキーワードとなってくるのが「差別化」。同じような商品を扱う店が数多くある中、自分のお店を選んでもらうためにはどうしたらよいのでしょうか。そんな悩みを抱える販売員さんは少なくないようです。今回の無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』では接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんが、「販売員が独自性を身につけるべし」とし、そのヒントを記しています。

独自性はどこから

最近は、どこの店でも似たような商品が増えたように感じます。A店で売っている商品が、B店では商品名こそ違えど似たデザインであったり、似た機能を持っていたりするわけです。普遍的なものが好まれるようになった時代背景もあるのか、こう感じることは少なくないように思います。

別にそのことを否定する気などはさらさらなく、良い商品が増えてくれることはありがたいのですが、販売員側とすれば、じゃあ似たような商品を扱う店がたくさんある中で、どうすれば自店を選んでもらえるかは、かなり頭を悩ますことになります。実際に、「周辺の店でも同じような商品を扱っている店がたくさんあるので、顧客をどう増やせばいいかがわからない」という声は、研修中にもよく耳にします。

そこで求められるのが独自性です。

その店ならでは、その販売員ならではの独自の魅力を持つことができれば、お客様が同じような商品を探す時にでも、「やっぱりあそこへ行こう」と思ってくれやすくなりますよね。だからいかに独自性を作るか、そしてそれをいかに打ち出すかを考えなければいけません。

こうした独自性に関する話は、マーケティング系の記事や本などにも数え切れないほどに書かれている話ではあります。ただ、ここでは販売現場に立つ販売員について考えてみたいと思います。

販売員が独自の魅力を打ち出すとしたら、どんなことが考えられるでしょうか。見た目もあるでしょう。コミュニケーション能力も欠かせません。お客様への気遣いが優れているとか、知識をたくさん持っているということも必要かもしれませんよね。

ですが、個人的に最も欠かせないと思うのは、普通のこと、当たり前のことをどれだけ高いレベルでできるかなのではないでしょうか。

店や商品が(悪い言い方をすれば)画一的になってきている。仮定ですが、この前提があると考えると、販売員も同じように画一的になりつつあると言えます。それは商品が似てきている中で、店の作りや雰囲気なども似てきている中では教育や育成のやり方も近しいものが増えるからです。

例えばオペレーションが同じなのであれば、マニュアルだって同じものが理想的になってくることは当然ですよね(理念とかの話は抜きにしています)。だから、基本とされることも似てきます。

ここで現実的に考えてみると、その基本を高いレベルでやれている人がどれだけいるのかという話になります。

あくまでも個人的な意見ですが、この部分については、正直今現在のレベルはそこまで高いものではないと感じます。業界全体が人材不足にあえいでいる中で、人の確保が優先され、その中身は後から教育するというやり方になっていますが、結果、教育も育成も時間がかけられずに人が育っていない店がたくさんあります。つまるところ、商品についても接客についても、素人同然の人が増えつつあるわけです。

ですから、当たり前だとされているような基本の部分もよく分からないままであったり、低いレベルのままやっているつもりの人が多くなっているように思います。ということは、それらの基本を他の店や他の販売員以上に、高いレベルでやるだけで独自性が現れるということになるのです(前置きが長い)。

何が言いたいかと言いますと、独自のサービスを打ち出していこうとか、こういう新しいことをやればお客様に選んでもらえるんじゃないだろうかとか、そんな話の前に、本当に基本的なサービスや接客の基礎がちゃんとできているかどうかを考えなければいけないということ。それが高いレベルでできているだけで、「この店はすごい」と思ってもらえる可能性が高まっている時代とも言えるのです。

これをやらずに、特殊なことをやってお客様を集めようとしても、結局のところは、お客様に選んでもらえることは少なくなります。販売員としては、ここをしっかり考えて独自性が出るくらいの基礎レベルを持つ意識を持っておきたいものです。

今日の質問です。

  • 独自性を作り上げる要素とは、どんなものだと考えますか?
  • 自分自身の接客やサービスから独自の魅力を出すとしたら、どんなことが必要ですか?

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「1人で爆笑した」この言葉、どこが間違っているでしょうか?

1人で爆笑した」「東大合格者を1人輩出した」これらの言葉はごく普通に使っている言葉ですよね。でも、実は使い方が間違っているんです。何がNGかおわかりですか? このように、普段当たり前のように使っている言葉だけれど、実は本来の意味を間違えて覚えていた…というような経験、お持ちではないでしょうか。今回の無料メルマガ『仕事のメール心得帖(無料版)』では著者の神垣あゆみさんが、そんな間違いがちな言葉をピックアップし紹介しています。

憮然とした顔、どんな顔?

間違って使いやすい言葉をピックアップして、ご紹介しています。

「憮然とした表情」というのは、広島弁で言う「はぶてた表情」、つまり「腹を立てた表情」のことかと思っていました。

しかし、「憮然」の本来の意味は、失望・落胆してどうすることもできないでいる様子、もしくは意外なことに驚き、あきれている様を指します。

ですから、「憮然とした表情」というのは口をへの字に曲げたぶすっとした表情ではなく、失望のあまり、あっけにとられた顔のことです。

もう一つ、「檄を飛ばす」というのは「がんばれ!」と励ましたり、活気づけたりすることだと思っていましたが、実は、自分の主張や考えを広く人々に知らせ、同意を求めることが本来の意味です。

「檄(げき)」とは檄文、自分の主張を述べて同意を求め、行動を促す文書のこと。

「檄を飛ばす」は、檄文を方々に飛ばすように自分はこうなのだ、こうしたいと多くの人々に知らしめ、決起を促すような行為ということになります。

こうして言葉の意味をたどっていくと、漢字や言葉の印象から受けるイメージで意味を勝手に取り違えていることが多いことが分かります。

1人ではなく大勢で

「爆笑」「乱入」「輩出」この3語に共通していることは何でしょう?

いずれも「大勢の人」によってなされる行為であること、です。

「爆笑」は、大勢の人が一度にどっと笑うことで、大声で笑うことではありません。ですから、「1人で爆笑した」ではなく「1人で大笑いした」とするのが適切な表現と言えます。

「乱入」は、大勢の人が無理やりどっと押し入ること。1人が勢いよく押し入ってきたとしても「乱入」とは言いません。「興奮した観衆がフェンスを越えて乱入してきた」のように使います。

「輩出」は、優れた人物が続々と世に出ることを意味し、たとえ優秀な人材でも1人や2人くらいでは「輩出」とは言いません。「人気女優を輩出してきた大手プロダクション」のように使います。

現在では1人の場合でも「爆笑」「乱入」「輩出」という言葉が使われていますが、本来の意味は「大勢の行為」を指すことを覚えておきましょう。

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自分の人生を豊かにするためにシュワルツネッガーが断っている事

自分の時間を他者との付き合いのために使うことを、無駄だと感じるか有益だと捉えるかは人それぞれですが、意に反して時間を奪われるのを防ぐには、どうすればいいのでしょうか。今回の無料メルマガ『弁護士谷原誠の【仕事の流儀】』では著者で現役弁護士の谷原誠さんが、アーノルド・シュワルツネッガー氏の言葉を引用しつつ、「時間を有効活用するためのポイント」を紹介しています。

自分の時間を死守する

こんにちは。弁護士の谷原誠です。

私は、時間を大切にしています。できる限り、自分の時間を、「自分が使いたい作業」に使いたいと思っています。しかし、現実には、そううまくはいきません。それは、頼まれ事であったり、付き合いであったり、色々なことに時間を使います。

他人との関係を断絶し、他人との付き合いを一切廃除する、ということであれば、自分の時間を全て自分のためにつぎ込むことができるでしょう。無人島にでも行って自給自足の生活をすれば、そうなるでしょうか。しかし、そうでなければ、他人のためにも時間を使うことになります。

時間を有効活用するには、このバランスをどう取るか、が重要になってきます。私たちは、環境に影響を受けますので、環境や身の回りにいる人次第では、このバランスが大きく影響を受けることになります。場合によっては、自分の意に反して、自分の時間を大いに奪われてしまう、ということもあり得ます。

そんな時は、どうしたらよいでしょうか。

アーノルド・シュワルツネッガー氏の言葉を参考にしてみましょう。彼は、様々な職業を経験しましたが、もともとはボディビルダーでした。彼は、ボディビル大会の最高峰であるミスター・オリンピアで7回優勝するという偉業を達成した、ボディビル界のレジェンドです。彼は、次のように言っています。

自分と関わりのある人や職場環境などが、自分にマイナスの影響を与えていると感じたら、私はすぐさまその関係を断つ。それが仕事だろうが、友達だろうが、私にマイナスの影響をもたらし、目標に向かうための障害になるのなら、躊躇せずにその関係を断ち、職を変え、トレーニング環境を変え、自分の目標にまっしぐらに向かうだろう。

徹底していますね。

「我慢できなくなったら、仕事を辞めよう」ではありません。「耐えられなくなったら、友達やめよう」ではありません。ただ、「マイナスの影響を与えていると感じた」だけで、躊躇せずに、即座に関係を断つ、と言い切っているのです。そのくらい徹底して自分の環境を整えないと、満足なトレーニングはできない、ということなのでしょう。

多くの人は、ここまで徹底した思考はできないでしょう。しかし、自分の時間は、自分の人生そのものです。他人の感情を害したとしても、場合によってはその人との関係が断たれることになったとしても、自分の時間を守る、ということを考えてもよいのではないでしょうか。

「普通の人間が持って生まれる財産と言えば、時間だけだ」

(アンドリュー・カーネギー、アメリカの鉄鋼王)

今日は、ここまで。

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販売のプロも感心した女性パティシエ「ワクワク」の伝え方とは?

巷を見渡せば、さまざまなおもてなしテクニックや商品販売スキルが氾濫していますが、とどのつまり、接客でいちばん大切なこととは何なのでしょうか。今回の無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』では接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんが、「販売員のワクワクがお客様に伝わることが大事」とした上で、そのためにできることを紹介しています。

ワクワクが伝わる

人の感情というものは、口に出さなくても何となく伝わるものですよね。良くも悪くもなのですが、販売員の接客でもこれは当然起こり得る話です。

つい先日も、そんな接客がありました。ある洋菓子店へ買い物へ行ったところ、若い女性店員さんが接客してくれました。妻の妹が我が家へ来ていたのですが、誕生日が近いということで、私が仕事の帰りにケーキを買ってくることになったのです。

いくつかケーキを選ぼうとしていると、「お手土産ですか?」と聞かれたので、「いえ、誕生日用にちょっと」と返します。誰の誕生日なのかなどを伝えていると、「楽しそうですね!お兄さんはどのケーキを食べる予定なんですか?」などと聞かれます。

「これとか美味しそうですよねー」

「これは一番人気なんですよ!これも美味しいんすけど、私はこっちのケーキもおすすめです。実は私が作ったケーキなので(笑)」

その女性店員さんは実はパティシエだったらしく、自分が作ったケーキを勧めたりもしてくれました。

この接客の間、特に接客的なテクニックがどうということでもなかったのですが、話をしていてとにかくワクワクしてくるのです。「これも美味しそうだな」とか、「また次に寄った時には、こっちのやつも買ってみようかな」という気持ちがどんどん膨らんできます。

これは何より、その店員さんのワクワクが伝わったからではないかと思います。

買わせるためのテクニックなどではなく、終始楽しそうに、自分たちの商品に興味を持ってくれたことに喜びながら接客をする。それにより、出てくる言葉もポジティブな言葉ばかりでしたし、どんな場面で誰と食べるのか、想像を膨らませながら会話が進んでいきます。結果的に、私は大満足で店を出て、自宅でも美味しくケーキを食べました。

接客で一番大事なことは、販売員のワクワクがお客様にも伝わることです。

「この商品、本当に良いんですよ」
「そんな場面で使ってもらえたら嬉しい」

そうしたことが、言葉には出さずとも接客中の雰囲気や表情や、いろんなことからお客様に伝わっていく。それができる人こそが、最もファンがつく理想的な販売員ではないでしょうか。そのために販売員ができることというのは、シンプルです。

興味を持つこと。

商品にしてもそうですし、お客様にしてもそうです。この商品がどんなものなのか、どうやって生まれて、今店頭に並んでいるのか。このお客様はどんな人なのか、どうして自分たちの店や商品を選ぼうとしてくれているのか。

そうしたことに興味を持つことで、ワクワクする気持ちも生まれてきて、お客様にも伝わるようになります。私もこういう接客が常にできるような販売をしたいと改めて感じました。

今日の質問です。

  • 人にワクワクが伝わるような時というのは、どんな時だと思いますか?
  • 自分がワクワクするためには、どんなことに興味を持つことが大事ですか?

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恐るべきオタフクソース。生涯ファンを作る「刷り込み戦略」とは

広島県が生んだお好み焼きソースの定番、オタフクソース。今やアジアや米国にまでその勢力圏を広げていますが、同社がファンを獲得するために打ち続けている、地道とも言える戦略がありました。今回の無料メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』では繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんが、広告やメディアに頼らない、オタフクソースの「刷り込み戦略」を紹介しています。

“刷り込み戦略”で、生涯ファンを創り出すオタフクソース

子どもの心を掴めば、親がついて来る。つまり、子どもにアピールして気に入られたら、子どもは親にねだって買ってもらおうとする、ということです。

この手法で成功しているのが、「オタフクソース」です。年間100カ所もの幼稚園をまわり、お好み焼きイベントを行っているのです。子どもたちに手伝ってもらい、お好み焼きを作り、みんなで食べるのです。子どもたちが楽しいのはもちろん、幼稚園にとっても無料でイベントができるので、非常に助かります。

このイベントで子どもたちの心に残るのは、楽しい想い出と「オタフクソース」のイメージです。楽しいことは家でもやりたくなり、親に「やりたい、やりたい!」とせがみます。そこで、家庭で作ろうとすると、当然、お好み焼きソースは「オタフク」でないと、子どもたちが納得しません。

これが、狙いです。

さらに、味の好みは子どもの頃に決まるので、幼稚園で経験した「オタフク」の味が好きなまま、大人になっていくのです。いわゆる、“刷り込み”です。生涯を通じた「オタフク」ファンの誕生です。

他にも、小中高校生を対象とした「工場見学」や親子・グループ向けの「お好み焼き体験教室」なども積極的に行っています。さらに、お好み焼き体験と一緒に、他の料理も楽しんでもらう、「パーティプラン」も提供しています。

このように、さまざまな角度から、オタフクソースとの接点を創り出すことで、お好み焼きと言えば「オタフク」、というイメージを刷り込んでいるのです。

オタフクファンが多いのは、広告やメディアに頼らない、こうした地道な努力の賜物だと言えます。

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これで効果倍増。筋トレのプロに聞く正しいタンパク質の摂取方法

ダイエットをしている人やトレーニングをしている人にとって、重要なのがタンパク質の摂取。体づくりには欠かせないタンパク質だからこそ、間違った摂取方法は避けたいものですよね。そこで、“筋肉博士”こと、山本義徳さんが自身のメルマガ『-エビデンスによる最新ボディメイク-【博士のダイエット&バルクアップ研究所】』の中で、世界中の研究結果を紹介しながら、正しいタンパク質の摂取方法を教えるとともに、ボディメイクにまつわるさまざまな質問にも答えています。

タンパク質は「小分けに」摂ろう!

一日のトータルでつじつまがあっていれば、タイミングは関係ない。特にダイエットにおけるカロリー神話を信じている人は、そう考えがちです。一日トータルで3000kcalを食べていれば、「一日一食、夕食で3000kcal」でも「一日小分けに6食、毎食500kcal」でも同じだという主張ですが、これはどうなのでしょうか。

マウスの研究ですが、夜行性マウスに昼間に食べさせると、同じ食事でも夜間に食べさせた場合よりも肥満になりやすいことが示されています(※1)。多くの疫学的調査で、食事回数が少ない群のほうが肥満リスクが高いと報告されています(※2)。血糖値やインスリンなどを考えると小分け食のほうがダイエットには明らかに有効なのですが、マウスと違ってヒトの場合は食事回数を厳密に管理することが難しく、時間遺伝子の測定も難しいため、なかなかクリアな結果は出ていません(※3, ※4)。

しかしタンパク質は小分けに均等に分けて摂取したほうが良いようです。26名の男子学生を対象に、体重1kgあたり1.3gのタンパク質を一日に摂取させて12週間に渡り、週3回トレーニングさせた研究があります(※5)。

あるグループは朝食で0.33g、昼食で0.46g、夕食で0.48g。別のグループは朝食で0.12g、昼食で0,45g、夕食で0.83g(いずれも体重1kgあたり)のタンパク質を摂りました。つまり均等にタンパク質を摂った群と、朝食では少なくして夕食で多くタンパク質を摂った群とで比較したわけです。その結果、筋肉量も筋力も均等に摂取した群のほうが伸びていました。

また朝食に10g、昼食に15g、夕食で65g(一日トータル90g)のタンパク質を摂取した群と、毎食30gずつ(これも一日トータル90g)のタンパク質を摂取した群とで比較した研究もあります(※6)。この研究でも毎食30gずつ群(均等群)のほうがタンパク合成は高まっていました。

24名の若者を対象に、ウォームアップ後、レッグエクステンションを80%1RMで10回4セットやらせて、その後12時間の間にホエイアイソレートを80g摂取させた研究があります(※7)。ある群は40gを2回(6時間に1回)、別の群は20gを4回(3時間に1回)、また別の群は10gを8回(90分に1回)としました。

その結果、10gを8回群はタンパク合成もタンパク分解も一番高くなっていました。20gを4回群はタンパク合成は二番目だったものの、タンパク分解が低かったため、トータルの筋肉量増加としてはベストとなりました。

つまり小分けにすれば良いというものではなく、ある程度の量がないと分解が進んでしまうため、それなりの量を摂取することが必要だということになります。特にトレーニング後はカタボリックも亢進しているため、90分に1回、10gでは足りないのでしょう。

この場合、一回20gを90分に1回ずつ摂取すれば合成が最高、分解は最低となり、ベストの結果が出たはずです。そのようにした場合、トレーニング後の12時間で160gのタンパク質を摂ることになります。

睡眠を考えず、すべてのタンパク質をプロテインから摂取するとした場合、「90分ごとに20gのホエイアイソレート」で一日320gのタンパク質を摂取することが、もしかしたらベストなのかもしれません。

現実問題としては、朝食と昼食で20g以上のタンパク質、食間とトレーニング前、トレーニング後にプロテインを20g以上ずつ飲み、その90分後に食事で20g以上のタンパク質、寝る前と就寝中に20gずつのプロテインとすれば、一日に8回のタンパク摂取となります。このあたりが実際に可能なところでしょう。

高タンパクの食事によって血中アミノ酸濃度は高いレベルで保たれますので、90分ごとに摂取しなくても十分な効果は得られると思われます。なお、これは若者対象の研究ですので一回20gでタンパク合成は十分となります。

高齢者は一回20gでは足りません。平均71歳の高齢男性を対象に0gか10g、20g、40gのホエイアイソレートを摂取させてタンパク合成を測定したところ、20gで65%の増加、40gで90%の増加でした(※8)。

71歳ではあんまりなので、平均59歳の男性対象の研究も紹介します。0g, 57g, 113g, 170g の赤身肉を食べさせてトレーニングしたところ、筋タンパク合成率は0gと57gではあまり変わらず、113gになって明らかに上昇。そして170gになると激増したという結果でした。113gの肉には24gのタンパク質、170gの肉には36gのタンパク質。もっと肉の量が多かったら、さらにタンパク合成率が高まっていたかもしれません(※9)。

とはいえ、高齢者が一回40gのタンパク質を一日何度も摂取するのはちょっと厳しいところです。まぁ高齢者がそこまでタンパク合成率を求める必要もないのですが、タンパク質が40g含まれる食事を一日3回、そして40gのホエイプロテインを一日2~3回摂取することで、筋肉量維持には十分働くと思われます。筆者はもっと摂っていますが。

なぜ、アスパラガスを食べると尿の匂いが変わる人がいるのか?

単品でも、アレンジを加えてもおいしくいただけるアスパラガスですが、食後、尿の匂いが変化することがあるのをご存知でしょうか。今回の無料メルマガ『アリエナイ科学メルマ』では、科学者のくられさんがその仕組みを解説するとともに、臭いを感知できない人がいるという事実も紹介しています。

アスパラを食べると尿の臭いが変わる

人気の野菜、アスパラガス。茹でて塩を振ったり、マヨネーズを付けて食べるのが好きだという方も多いでしょう。

しかし、このアスパラ、あまり知られていないことですが、実は「尿の臭いを変える」という特殊能力があるのです。尿の臭いを変える…というのは、言われてみれば、確かに変わっていると知覚されますが、それが、アスパラが原因だったと思う人はなかなかいないと思います。

そんな訳で今回は、アスパラとこの臭いを変える仕組みについて、科学的に紐解いていこうと思います。

アスパラには、アスパラガス酸という、そのまんまの名前の物質が含まれています。この物質は、小さな分子の中にイオウが2個も入った、独特の環状構造を持った酸です。

このアスパラガス酸は、体内で分解されて、ジメチルスルホンやメタンチオールといった、イオウを含む代謝物になります。これらが血中から尿中に排出されるため、尿が変な臭いになるわけです。

とまあ、こういう仕組みなのですが「いや、試してみたけどそんな変化は感じられないぞ」という方もいます。近年の研究によると、この独特な臭いを検知できない人がいることがわかっています。

また、それとは別に、尿中にこれらの物質が出ない人もいることも知られており、代謝一つとっても人の個性というものがあるという、生物多様性を感じさせるものとなってます。

このアスパラに関しての代謝は、尿中に出るまで食べてから20~30分程度という、異様な速度なのも特徴的なところ。アスパラを食べた後、トイレに行ったら、果たして自分は「変わる」タイプなのかどうかを確かめてみてもいいかもしれません。

もっとも、臭いの物質は出ているけど、その臭いがわからないタイプかもしれませんが…(笑)。

いささか尾籠な話でしたが、ごくごく身近なものに、こういった科学トリビアがあったりするものですね。

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豊臣秀吉「中国大返し」に学ぶ、現代のビジネスで天下を取る方法

部下や後輩、チームのメンバーをやる気にさせるにはどうしたらよいのでしょうか? これは、人を束ねる側に立った時に誰でもぶつかるハードルといえるのではないでしょうか。難しいのですが、ビジネスマンにとっては必要なこと。まさに「それが仕事をしていく上で重要だ」と語るのは、無料メルマガ『戦略経営の「よもやま話」』の著者・浅井良一さん。浅井さんは、その例として豊臣秀吉が成し遂げた「戦国ドリーム」ともいえる奇跡のような合戦を挙げ、それを現代ビジネスに変換し解説しています。

“やる気”はどうしたら生まれるか 秀吉の中国大返し

人はどのように“働きかけられた”ときに動きだし、またどのようにすれば“活気づく”のか、これを良く知る者が名指揮者となりえます。ただし、戦略眼がなければ実りのない方向に導いてしまうので、偉大となるためには、リーダーシップと戦略眼が必要であると言えます。難しいのは、この二つをもって変化のなかで成果を得ることです。

※ 一言を入れますが、最大の戦略眼は、すべての人の戦略眼と知恵と貢献を活用することです。

大雑把な解説になるのですが、豊臣秀吉のことを考えてみます。歴史好きな人ならよくご存じだと思うのですが、秀吉の事跡で輝かしい「中国大返し」はその代表的な一つでしょう。備中高松から京までの230kmを2万以上の軍勢を引き連れ10日間でたどりついて、ただちに合戦におよんで勝利し天下取りの道を開きました。

ここでよくよく考えていただきたいのですが、なんで2万以上の将兵が、暴風雨や河川の氾濫を厭わずに大返しをなしたかということです。信長の仇を打とうとして、必死になったのでないことは確かです。この時の将兵を駆り立てた衝動は、例えるなら多額の当たりくじが高い確率で頻発する販売場所に殺到して、くじを買うことだったのでしょう。

時は大きな混乱期で、野望を持つ人間に多くのチャンスを提供する時代で、それは社会の底辺で埋もれているあぶれ者にも、能力さえあれば思いもよらぬ未来が約束されました。

戦国時代の信長は時代に先駆けてのイノベーションを頻発させて、それらを成功させて急拡大したベンチャーだとも言えそうです。そのなかでの秀吉軍は、気前が良く気配りもよい事業部長のもとに、多くのあぶれ人材が引きつけられてふくらんだ勢力だと言えます。このこと踏まえて話を進めて行きたいので、ポイントをご理解ください。

話を「中国大返し」のことに戻しますが、秀吉は、大返しで姫路城にたどりついた時、将兵に城内に備蓄してあった金銭・米穀をその身分に応じて悉く分与してしまいました。帰りつく場所のない、まさに「背水の陣」を敷いたと言えます。勝てば夢のような恩賞、一国一城の主も夢でない、まさに生涯に一度あるかないかの戦国ドリームが現出したのでした。

人をして奇跡とも思える行動に導くためには、この「中国大返し」でおこった状況を現出させることです。今日と言う時代は「情報化時代」であり、100年に一度の変革期であるとも言われており、確かな戦略眼をもって己のミッション(使命)を見切り、能力ある人材に場所と機会を提供し欲求を満たすことです。

多くの急成長しているベンチャー企業がおこなっているマネジメント手法は、人の活力を最大化する基盤をここにおいています。組織形態、管理(広義の)方法においては、従来の型とは異なります。企業のコンセプトや規範の基に、個々の社員が自由に企画して自身の物心両面の夢を適えられるような舞台設定が用意されるのです。

これが多くの成功を勝ち取っているベンチャー企業のビジネスモデルで、ここでは、起業家精神にあふれた人材や専門スキルを活用できることを喜びとするIT等の技術者が心置きなく力を発揮できるのです。

春名風花さん315万円で示談。「中傷した側」の相談また急増か?

女優の春名風花さん(19)がツイッターに虚偽の内容を投稿され名誉を傷つけられたとして、民事で訴えていた問題で、投稿者が示談金315万円を支払うことで示談したと、自身のYouTubeで明らかにしました。春名さんは刑事告訴を取り下げるといいます。

春名風花さん誹謗中傷は315万円で示談成立

春名さんはこの人物から「名誉男性」「彼女の両親自体が失敗作」などとTwitterでたびたび誹謗中傷を受けていました。

そんな春名さんが立ち上がったのは2018年10月。Twitterを訴えたところから始まり、20年1月には投稿者を神奈川県警に刑事告訴していました。

春名さんによると、「これから家宅捜索と取り調べが始まるという直前に、先方の弁護士を通して被疑者から示談金を支払うので、告訴を取り下げて欲しいと申し入れがあった」といいます。

最初は示談を拒否した春名さんですが、現行の法律では軽微な罰で終わると聞き、示談を受け入れることにしたということです。

動画の中で、最後に春名さんは「同じようなことで悩んでいる皆さんへ。嫌なことをされたら『嫌だ』と言っていいし、1人で悩まずにいろんな人の力を借りてください。どうかみんなも勇気を出して立ち上がってほしいと思います」とメッセージを送っています。

誹謗中傷した加害者からの相談件数が増加か?

今年5月に人気女子プロレスラーの木村花さんが22歳の若さで亡くなりましたが、木村さんを苦しめていたのもSNSによる誹謗中傷でした。

その際に起きたのが、誹謗中傷を受けている人ではなく、誹謗中傷した加害者が弁護士に相談するという動き。木村さんが亡くなって以降、弁護士事務所やNPO法人に誹謗中傷した側からの相談件数が増えたといいます。

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木村花さん死去で「中傷した側」から弁護士へ相談急増に怒りの声

今回、春名さんと誹謗中傷した側である投稿者との間で成立した示談金が315万円という高額な料金だったことから、普段からSNS上で名誉を傷つけるような行為をしている人からの相談は増加すると思われます。

しかし、ネット上では春名さんを誹謗中傷した人物の犯人捜しや、この加害者をたたくような動きが始まっており、別の問題へと発展していく可能性も。インターネット上での誹謗中傷をめぐる早急な対策が必要となりそうです。

source : 春名風花YouTube

image by :  こんせCC BY