聞かされる方は大迷惑。正義や相談の皮をかぶった単なる「愚痴」

誰かに一生懸命話をしていて、相手に「愚痴を聞いて欲しいの?」などと言われようものなら烈火のごとく怒り、「これは何も言えないあの人を思っての愚痴なの!」などと反論していませんか?しかし、メルマガ『伝授!潜在意識浄化法』の著者・齋藤翔さんは、「例え誰のためであっても、愚痴はあなたの問題でしかない」とバッサリ。これを読めば、愚痴を正当化する相手を徹底論破できるかもしれません。もちろん、自分も同じ事をしていないか振り返るのもお忘れなく。

「愚痴をこぼす自分」を許している状態だから

前回の続きです。「愚痴」に丁寧に取り組んでいきましょう。

他人の愚痴に対処しようとするとき、次のポイントは重要です。

愚痴は、「他者からの承認欲求」という低次の承認欲求に基づく行動なので、「愚痴を言っても何のプラスにもならないし、みっともないし、雰囲気も悪くする」といった意識は働きません。

愚痴を聞く相手の気分などお構いなしに、「愚痴をこぼす自分を優先している状態で、相手や周囲を気遣う余裕はありません

相手ではなく「私に共感して」「私を認めて」という「私、私、私」状態なので、言い換えれば究極の自分本位モード

まずここが基本です。

良いコミュニケーションの基本は相手本位」でしたね。だから愚痴をこぼす相手と上質なコミュニケーションを取るのは難しいのです。

お互いが相手本位をキープするのが良いコミュニケーションの条件なのに、相手が「究極の自分本位モード」にある以上、あなたが一方的に歩み寄る以外にまともなコミュニケーションは成り立たない、ということになります。

「一方的に」が通常のコミュニケーションと異なる部分です。相手のほうからはまったく歩み寄ってこない、ということです。

ここまで、よろしいでしょうか。

まずは原則的な話を押さえておきましょう。

これだ…傘を盗まれない「ある方法」がナイスアイデアすぎる!

「傘立てに傘を置いていたら盗まれた」という経験が一度や二度はあるであろう。

Twitterユーザー・大阪私営はんてん(@hanten_)さんは、傘を盗まれない方法を考えたようだ。

早速、ご覧いただきたい。

 

 

存在しない組織や架空の組織名を印刷したテプラを傘に貼ってみたという。

「内務省警保局保安課」「首都圏治安警察機構警備部」。

確かに、この名前は効果ありそうだ。

 

Twitter上での反応

 

 

 

 

 

 

この傘は盗みにくい。

 

※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

 

記事提供ViRATES

台湾では今、古き良き「日本統治時代の建物」が観光地化されている

台北市の旧総督府をはじめ、日本統治時代の建築物が数多く残る台湾。近年、当地を襲った二度の大地震にもびくともしないその堅牢さと優美さ、そして台湾の人々の「日本統治時代は古き良き時代」とする思いから、今も大切に使われ続けています。台湾出身の評論家・黄文雄さんは自身のメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』で、そんな建築物の数々を紹介しつつ、日本人の先達たちが苦難の末に台湾に築いた歴史的建造物や街並みを訪れ、日台の絆を再確認してほしいと記しています。

【日台】台湾各地で進む日本時代の建物の観光地化

日本では今、古い建物をリノベーションして新しく生まれかわらせるといった動きがブームになっていますが、台湾でもここ十年来、同じようなブームが続いています。台湾での古い建物といえば、やはり日本時代の建築物です。

日本の建築は基礎も造りもしっかりしているので長持ちするため、戦後70年以上経った今でも、台湾に残された日本時代の建築物の多くは健在です。しかし、老朽化が進んでいるのも事実です。そこで、リノベーションが登場するわけです。ただ、日本好きの台湾人のことですから、多くの場合、建物の原型や良さを尊重し、それらを有効に残しながら、使いやすいように改善することが多いようです。その典型的な例をいくつか挙げてみましょう。

宜蘭設治記念館

1 宜蘭設治紀念館外景

image by: WikimediaCommons(Outlookxp)

宜蘭設治記念館

台湾宜蘭県で、当時の行政長官「西郷菊次郎」(初代宜蘭県長)の官邸として建設された和洋折衷の建物です。歴代の行政長官が住んでいた官邸で、立派な建物の周囲には日本庭園や樹齢100年を超えるクスノキが保存されています。建材は、太平山から切り出された檜を使っており、建築史学上でも貴重な存在です。公式ホームページの解説を以下に引用しましょう。

本建築約完成於1906年、庭園占地800坪、建築面積74坪、融合了日本木造房舍與西洋古典建築的形式、呈現和洋式混合的建築風格。除了官邸建物、庭園也是最具特色的空間、枯山水、枯石流的日式庭園景觀、花木扶疏、恬靜幽雅。

この建物は、今は歴史館として、宜蘭県の200年に及ぶ歴史を学ぶ資料館になっています。また、同じ敷地内には、「舊宜蘭監獄門廳」「舊主秘公館」「舊農校校長宿舍」があり、「舊主秘公館」は日本料理店として活用されています。

日本を意識した落ち着いた内装と、繊細な料理を提供しています。観光客が疲れた体をゆっくりと休めるにはちょうどいい場所です。「舊農校校長宿舍」は、今は宜蘭文學館という名前に変わっており、文化交流の場として解放されています。金城武が登場した中華電信のコマーシャルのロケ地としても有名です。

 

この宜蘭設治記念館の周囲は観光地として多くの観光客が訪れる場所ですが、この観光エリアの中心になっているのは「シルクプレイス宜蘭」という大型リゾートホテルです。現代的な大型リゾートホテルを中心とした繁華街の中に、日本時代の建物群が存在するという、台湾の新旧の良さが両方味わえる観光地なのです。

シルクプレイス宜蘭

中国人の「経済的な自由度」を9段階に分けたランキングが奥深い

毎回、さまざまな中国の情報を配信している無料メルマガ『上海からお届け! 簡単3分、写真で覚える生活中国語』。中国在住の日本人著者・ジンダオさんが今回取り上げているのは「中国人の考える、自由とは何か」についてです。政治的な理由も含めて、さまざまな制約がある中国人にとって何をもって「自由」と言うのか。この、日本人があまり考えたことのない「自由」の捉え方には思わず目が点になってしまうかもしれません。

中国人が経済的な自由で一番欲しい品とは? 【自由】

アナタにとっての自由ってなんでしょうか? 中国人の目標とする最終的な自由は「アレ」だそうです。日本人には余り考えたことが無い部分では無いでしょうか。

中国版LINE「WeChat」の「モーメンツ」機能で、複数人の中国人が同じ記事を投稿していました。多分中国人には共感できる内容なんでしょうね。

どんな記事が掲載されていたのかというと、「中国人の経済的な自由度を9段階に分けたらアナタは何段目?」という見出しの記事。

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具体的には一段目からこんな段階に分けていました。

  • 初段:スーパーマーケットの自由
  • 二段:レストランの自由
  • 三段:旅行の自由
  • 四段:自動車の自由
  • 五段:学校の自由
  • 六段:仕事の自由
  • 七段:治療の自由
  • 八段:家の自由
  • 九段:国籍の自由

初段、二段、三段、四段、八段は物欲に関すること。お金があれば自由に何も気にせずに買い物ができますからね。

体罰を黙認するのは後進国。恐ろしかった「昭和の鬼教師」列伝

昭和生まれの人なら、一度くらい学校の先生にゲンコツやビンタをされたことがあるのではないでしょうか。昔は「竹刀を持った体育教師がいた」という話もよく聞きましたが、今回のメルマガ『NEW YORK 摩天楼便り-マンハッタンの最前線から-by 高橋克明』は、著者で米国の邦字紙「WEEKLY Biz」CEOの高橋克明さんが、自身が受けた教師からの体罰の歴史を振り返り、「体罰に愛はあったのか?愛があればアリなのか?」という難しいテーマを扱っています。

体罰は是か否か

先日の日本出張中、入った喫茶店(カフェではなく、喫茶店)でついていたテレビから流れるニュースで気になる報道がありました。

都内の高校のバスケットボール部の生徒が、ペナルティとして炎天下の中10キロ走らされ、熱中症になるというニュースです。

目標としていたタイムを切れなかった為、指導と称して32度の猛暑の中、2日間で20キロを走らされ、救急搬送された時には脱水症状を引き起こし、意識不明の重体だったのだとか。

あいかわらずだなぁ。 。 。 と思ってしまいました。 この国の体罰に対しての意識は僕が渡米する前の17年前から、基本変わってないように思えます。

もちろん僕たちが子どもの頃から比較すると劇的に変わったとも思います。 それは「教育法」であったり文科省からの通達であったり。 書面、ルールの面で。 ただ指導する先生のマインドの部分はあまり変わってないように思えます。「愛のムチ」とやらの言葉でコーティングして、結局は痛みでわからせる」。

この類の報道がされると、必ず少数派ですが「体罰賛成派」の意見も少なからず出てきます。 「人情派キャラのタレントさんに多い気がします。

「自分が子どもの頃は、鉄拳制裁が普通だった。 でもそこには愛があった。 だから恨んでないし、むしろその鬼教師たちに感謝してる」という意見です。

一見、もっともなようにも聞こえます。 で、愛がないから、今の体罰はよくない、と続けます。 だいたい。

ただ、愛があるかないかなんてニュースの資料映像だけではわからない。 たとえ現場に居合わせたとしてもわかる気もしません。

愛が、あるか、ないかー。 そんなのは後付けでどうとでも言えます。 あまりに抽象過ぎる表現で的を得ない。 愛があったとして脱水症状を引き起こすまで走らせていいわけがない

アメリカではこの種のニュースは滅多に聞きません。

アメリカでは半数以上の州が法律で体罰を禁止しています。 もちろんリベラル州の代表格ニューヨーク州もその半数以上に入っています。 国全体でも体罰を受けたことがあると答えた生徒は、この40年間で150万人が10万人に減ったというデータもあるそうです。

体罰を容認、とまで言わずとも、黙認している時点で後進国のイメージが僕にはあります。

請求しないと損。意外と手厚い障害厚生年金の「配偶者加給年金」

以前掲載の「実は最強。民間の医療保険よりお得な『障害年金』って何?」では、障害年金の仕組みや受け取り金額について紹介しました。今回の無料メルマガ『年金アドバイザーが教える!楽しく学ぶ公的年金講座』では、著者のhirokiさんが障害厚生年金の配偶者に支給される「配偶者加給年金」と、65歳以降に選べる3通りの貰い方について、事例をもとにわかりやすく解説します。

障害厚生年金の支給からの配偶者加給年金と振替加算後の夫婦の年金のその後

今回は障害厚生年金の配偶者加給年金から振替加算への流れについて。あと、夫婦のそれぞれの65歳以降の貰い方。というわけで事例。

ア.昭和28年9月20日生まれの男性(今は64歳)

厚生年金支給開始年齢(日本年金機構)

この男性の年金記録。

20歳になる昭和48年9月から昭和51年3月までの31ヶ月は夜間学生として国民年金保険料納付済み。昭和51年4月から民間企業に就職して平成15年2月までの323ヶ月は厚生年金加入。この間の平均給与(平均標準報酬月額)は500,000円とします。

この民間企業に勤めている間に腎疾患の診断(初診日は平成14年5月25日)。平成15年3月から平成19年3月までの49ヶ月は国民年金保険料納付済み。平成19年3月に腎疾患から慢性腎不全に悪化して、障害年金請求に踏み切り、平成19年5月に請求した。初診日が厚生年金期間中にあるから支給される障害年金は障害厚生年金になる。

その翌月分(6月分)から障害厚生年金2級が認定された。障害年金の決定初回振込みまでは約3~4ヶ月はかかる。支給に時間がかかっても請求月の翌月分から遡って支給される。

で、慢性腎不全以降は人工透析療法を継続している。ちなみに、人工透析は障害年金では等級としては2級以上になる。

平成19年4月から60歳前月である平成25年8月までの77ヶ月間の国民年金強制加入期間は障害年金が2級以上の人だから、法律上当然に国民年金保険料が全額免除になった(平成26年4月以降は申し出により納める事は可能になった)。この法律上当然に国民年金保険料免除になるのを法定免除という。ちなみに生活保護受給者等も法定免除扱いになる。この法定免除による全額免除は将来の老齢基礎年金の2分の1の額に反映する(平成21年3月以前は3分の1)。

法定免除(日本年金機構)

※参考

障害厚生年金請求が5月であり、また、2級に認定されたので障害厚生年金の受給権発生月は5月ですが、前月の4月から国民年金保険料の法定免除適用になる。

イ.昭和29年3月11日生まれの妻(今は63歳)

妻の年金記録。

18歳で高校卒業した翌月である昭和47年4月から昭和53年5月までの74ヶ月は厚生年金加入。しかし自営業の元夫と婚姻を機に退職し、その時、厚生年金加入中の保険料を脱退手当金として支給されて、この74ヶ月は厚生年金に加入しなかったものとみなされた。

※注意

この脱退手当金制度は昭和61年3月をもって廃止され、今は経過的にごく一部の人にしか適用されません。なお、昭和61年4月以降に何らかの年金保険料を納めたり保険料免除期間がある場合は脱退手当金として貰った期間は老齢の年金を貰う為の受給資格期間10年以上に含むカラ期間になる。脱退手当金として貰った記録は日本年金機構にある。

脱退手当金はもう昭和16年4月1日以前生まれの人のような昔の人にしか適用されていませんが、女子の場合は年齢に関係無く昭和29年5月から昭和53年5月までの間に2年以上の厚生年金期間があると脱退手当金を請求できた特例があるから、上記の妻も貰えている。ただし、脱退手当金をカラ期間に入れる場合は昭和36年4月1日以降昭和61年3月までの期間に限る(20歳以上か未満かは関係無い)。

カラ期間(日本年金機構)

日本人は知らない、反日教育になびかぬ2億人もの中国人たち

反日感情の高い国として報道されることの多い中国。しかし、今回の無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の著者で国際関係研究者の北野幸伯さんが紹介しているとある書籍によると、現在の反日的中国は「旧世界」で、その価値観とは相容れない「新世界」世代の中国人が増えているといいます。日中関係を好転に導く可能性を持つ彼らの特徴とは?

日本の希望、中国には、習近平に洗脳されない「新人類」が2億人

今、とても面白い本を読んでいます。

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大国の暴走 「米・中・露」三帝国はなぜ世界を脅かすのか
渡部恒雄・近藤大介・小泉悠 著/講談社

これは、3人の天才の対談です。

一人目の天才は、渡部恒雄先生。先生は、日本人でありながら、アメリカ戦略国際問題研究所で、上級研究員だった(ルトワックさんも、このシンクタンクにいました)。当然、アメリカのことはメチャクチャ詳しい

二人目の天才は、近藤大介先生です。近藤先生は、宮崎正弘先生と並び、日本でもっとも中国に詳しい研究者です。

三人目の天才は、小泉悠先生です。小泉先生は、ロシア科学アカデミー世界経済国際関係研究所の研究員をされていた。ロシアの軍事にもっとも詳しい人物として知られています。

米中ロの動向に超詳しい先生方の対談ということで、いろいろ書きたいことが多い。しかし、今回は、一つ「中国関連」で面白かったことをシェアさせていただきます。

実は職場の室温やトイレの数まで国の規則で決められていた!

オフィスの温度や湿度、トイレの数に明るさなどなど、「職場環境」に国が定める法令があることを知る方は少ないのではないでしょうか。今回の無料メルマガ『新米社労士ドタバタ日記 奮闘編』では、「衛生基準規則」等を取り上げながら、職場環境を整えることの重要性を現役社労士が提示。さらに「産業保健相互支援センター」の活用法についても紹介しています。

職場の温度・湿度・照度

暑い夏もそろそろ終わりかな。今年は、従業員の方が熱中症になったという相談は来なくて良かったですが、職場では、環境に対していろんな対策が求められています。

新米 「事務所の室温や湿度って、夏は28度、冬は18度とかいいますが、何かで決められているんですか?」

深田GL「社労士試験の範囲ではそこまで勉強しないけど、職場の環境には、衛生基準規則っていう法令があって、基準が決められているんだよ」

新米 「へぇ~、やっぱりそういう基準があるんですね」

深田GL「室温は、17度以上28度以下湿度は40%以上70%以下になるよう努めなければならないってね。ただし、サーバールームは別扱いでOK!」

新米 「サーバールームは、温度低いし、特別扱いなんですね」

深田GL「職場の室温は、『外気温より著しく低くしてはならない』っていう体調を考えたルールがあってね…」

新米 「へぇ~、外気温より極端に低くしたらダメっていうことまで決まっているんですね」

中秋の名月を見る前に知りたい「月がずっと追いかけてくる訳」

今年の中秋の名月は10月4日ですが、車などで移動中、「なぜ月は追いかけてくるように見えるのだろう」との疑問を持ったこと、ないでしょうか。今回の無料メルマガ『1日1粒!「幸せのタネ」』では著者の須田將昭さんが、その答えを科学的な観点から子供でもわかるよう解説しています。

追いかけて~追いかけて~

子供達に「月」について教えていた時のことです。

「先生、なんで月は追いかけてくるの?

お父さんの運転する車に乗っている時に気付いたそうです。

ずっと同じ方向に見えてて家に着いても見えた! なんでなん、先生?」

いい質問ですね。一言で言えば「月がめちゃくちゃ遠くにあるから」です。地球と月の距離は、おおよそ38万km。例えば時速50kmの車で30分走ったとします。移動距離は25km。38万kmの距離から見たら、移動したうちに入りません。

と言われてもピンときませんね。1万分の1に縮小しましょう。

38km先を想像します。東京駅から横浜駅までで30km。まだ足りない。東京駅から千葉駅これで37km。これにしましょう。

東京駅から千葉駅を眺めます。2.5m移動してまた千葉駅を眺めます。全く違う方向に見えるでしょうか? まあ気づきません。その差はほとんどわかりません。大阪駅から京都駅が43kmとほぼマラソンの距離で、少し離れ過ぎていますが、似たような感じです。