女子中学生で最低。親や教師が日本人の自尊感情を潰すという事実

人間が生きてゆく上で重要なセルフエスティーム(自尊感情)ですが、その感情をしっかりと持てない日本人は多く、「世界一低い傾向」にあるそうです。今回の無料メルマガ『「二十代で身につけたい!」教育観と仕事術』では、著者で現役教師の松尾英明さんがその原因を考察するとともに、次代を担う子供たちのセルフエスティームを高めるために大人が留意すべき点を記しています。

セルフエスティームを高める

セルフエスティーム自尊感情について。大学の授業で学んだ際に、面白い話があった。

セルフエスティームとは、簡単に言うと、自分には生きている価値があると考えられる傾向である。日本では、「謙譲の美徳が悪い形でここに反映しており、セルフエスティームが世界一低い傾向がある(特に中学生の女子が最低値になるというデータがある)。ある研修会で、高校の先生から次のような質問を受けたという。

自分の苦手なところやダメなところを自覚するのも同じくらい大切ではないですか

皆さんは、どう考えるだろうか。

ここを、研修講師をしたその先生は、完全に否定したという。それは「間違い」であると。

それも大切だが、「同じくらい」ではない。セルフエスティームが高い方がずっと大切である。なぜなら、セルフエスティームが低い人間にとって、苦手やダメな点を自覚したところで、デメリットしかないからである。自覚させられたことにより更に落ち込むことになりより不活動になる。

つまり、勘違いしている方がずっといい。人間の可能性なんて、誰にもわからない。少なくとも、自分はダメだと思って諦めてしまうよりも勘違いして行動する方が伸びる可能性がある。まずは動かないと、伸びる可能性はゼロである。

子どもの教育では、まずこのセルフエスティームを高めること。苦手を意識させようとしなくても、本人はよくわかっている。それよりも、長所を伸ばす方に全力を注ぐ段階である。

幼稚園児相手に、「できないこと」を羅列して自覚させることの愚かさを考えればすぐにわかる。

「何でこんな簡単なことができないの!」

……子ども的には、何でそんなことを言えるのかを、大人の方に聞きたいところである。一番親身に考えているつもりの、親や教師こそが最も子どもをダメにしている

セルフエスティームを高める。

誰から。

大人からである。あなたがあなた自身の価値を信じることができなければ、子どもが自分の価値を信じることはない。大人のセルフエスティームの向上と、自信の確立。それができれば子どもの可能性を信じることができる

子どもにガミガミ言いがちだとしたら、自分自身のセルフエスティームの低さを疑ってみることが優先事項である。

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接客時に「お客様のプライベートを聞いてはいけない」は絶対か

SNS拡散問題や個人情報保護の観点から、初対面でプライベートに触れない習慣が身についた方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、「販売スタッフの場合、お客様の細かいニーズを得る為にプライベートを伺ったほうがいいシーンがある」とするのは、接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさん。坂本さんは今回、無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』で、具体例を上げその理由を記すとともに、プライベートに触れる際の注意点を記しています。

本当に聞いてはいけないのか?

専門学校で接客の授業をさせてもらっている私ですが、学生たちと話をしていると、「お客様に聞いてはいけないと思っていた」という話がよく出てきます。

何を聞いてはいけないと思っていたかというと、例えば、仕事のことであったり、どんな生活をしているかであったり。要は、少しでもプライベートにかかるようなことを聞いてしまうのは、よくないことだと思っているわけです。

これは、どこかの店に行って、若いスタッフさんと話をしている時にも、よく上がってくる話です。10代後半や、20代前半くらいのスタッフさんと話をしていると、やはり同じように、「プライベートの話はあまり聞かない」「聞くのはいけないことだと思っている」という話が上がってきます。

確かに、お客様のプライベートに対して、あまりにも突っ込みすぎるのは、よくないことなのかもしれません。特に、まだそこまで仲良くなれていないお客様に対して、最初からズケズケとプライベートに突っ込みすぎると敬遠されてしまう可能性は高いでしょう。

しかし、それも、内容によると思います。

例えば、洋服の販売をしているとして、お客様の接客をするとします。すると、お客様がどんな場面で使いたいと思っているかその場面は具体的にどんな場面なのかがわからないと、まともな提案はできるものではありません。

「仕事で使いたいと思っている」というニーズがあったとしても、その仕事がどんな仕事で、どの程度までの服装なら許されるのかや、どんなシチュエーション用なのかが見えてこないと、そのお客様のニーズに正確に合う商品提案にはならないのです。

それを聞かずに、「仕事で使いたい」という情報だけで提案しようとするから、勝手にイメージした仕事用の服の提案になり、結局、お客様の想像とは違う商品を延々と提案することになったり、ありきたりな、誰にでも同じことが言える提案になります。だったら、やはり提案に必要な情報は聞き出す必要が出てきます。

職場では、どの程度の服装まで許されるのか?取引先の人と会う機会は多いのか?社内でだけ着るような服なのか?

そうした情報を教えてもらうことで、初めて、お客様のニーズに合う提案になっていくはずです。好みなども同様ですよね。どんな色や柄が好きなのか?自宅にある洋服はどんなもので、どんな手持ちの洋服と合わせたいと考えているのか?そうした情報があれば、より明確にニーズに合う商品提案につながることでしょう。

それらの情報を聞くことを怖がっていたら、いつまでたっても、本当にお客様のニーズに沿った提案はできなくなってしまいます。これらは、聞いてはいけない情報ではなくて、むしろ聞けてないと困る情報です。

逆に、プライベートの話でも、商品提案とはあまりにもかけ離れた話ばかりをすると、それは敬遠されてしまいます。

大事なのは、お客様に良い商品を知ってもらうためにどんな情報が必要なのか自分が理解しておくことではないでしょうか。そのためには、事前に質問する内容を考え、整理しておくことも大切です。

今日の質問です。

  • あなたの店の商品をお客様に提案する際、どんな情報があれば、良い提案ができますか?

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ビジネス上ではあなたはのっぺらぼう。だからこそやるべきこと

我々には一人ひとり名前があり、性格も異なる個人ですが、ビジネスにおいてはその個体識別はされることのない『ノーバディ』である、と話すのは、無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ』の著者である佐藤しょ~おんさん。佐藤さんは、名前を意識されることのないサラリーマンだからこそ人生を劇的に変えることができると論じています。

我々は全員どうせノーバディ

サラリーマンって、余程有名で無い限り、会社という看板に守られた構成員の一人でしかないんです。あなたの会社のお客さんが、法人(B2B)であれ、個人(B2C)であれ、あなたの会社を信用して取引をしたり、商品やサービスを購入しているわけであって、あなた個人の能力、スキル、信用、実績が購買の決定要因にはなっていないわけです。

つまり購入者から見たら、あなたという個人はほとんど存在していなくて、あるのは名刺に記載された会社名だけなんですよ。昔の人はそれを理解していたから、「お仕事は何をされていますか?」と訊かれたら、

  ■ ○○株式会社に勤めています

って答えたわけです。それってあんたの勤務している会社の名前であって、あなたの仕事とは全然関係ないじゃんか!ってツッコむ人はいなかったんですね。

会社でどんな業務を、どのレベルの責任でやっているかではなく、何という会社に雇われているかで、個人の評価が決まったわけですね。これは今でも、住宅ローンの審査とかでは使われています。

サラリーマン時代に、勤務していた会社が買収されて、それなりに大きな(有名な)会社の子会社ってことになったんですよ。そうしたらすぐに、社内報が回って来て、このグループ会社の社員だけの特別優遇金利で住宅ローンが借りられるってことが書かれていたんですね。

それって社員の勤務評定とか実績は関係なくて、所属している会社が大企業の子会社になったから、所属している人間の評価も自動的に上がってしまっただけなんですよね。

これらの現実は何を意味しているのかというと、サラリーマンというのは基本的に匿名、アノニマスのノーバディ(個体識別が出来ないタダのヒトという意味)なのだということです。あなたには名字も、親が付けてくれた名前もあるかも知れないけど、社会全体から見たら、タダの一人のサラリーマン、名前すら意識する必要が無い無名のヒトなんですね。

これは別に悪い意味で言ってるんじゃありませんよ。

逆のケースを考えてもらったら分かるんですが、あなたの名前が社会に認知されて、それが会社の業務に影響を与えるとしたら、これは怖くないですか?会社の中であなたが何をしたのかは言うに及ばず、プライベートの時に起こったことまで引き合いにされて、批難、批判、称賛されて、それが会社の業績に影響を与えるなんてことになったら、立ちションだって出来ませんよ。

有名人ってそういうことが日常的に起こってるわけですよ。例えばゾゾタウンの前澤社長が、酔っぱらって銀座で立ちションしてたなんてことになったら、会社の株価は下がるでしょうし、広報は記者会見をやらなきゃならないかも知れません。

レストランで注文したものと違うものが出て来て、

 ● これ、頼んだモノと違うんだけど

と言っただけなのに、週刊誌に、

 ■ 上場企業の某社長は、銀座で有名なクレーマーだった!

みたいな嫌がらせ記事が出て、それを釈明しなきゃならないとしたら、もうやってられないくらい面倒ですよね。

こういうのが有名人、著名人にはホントに起こっているわけですよ。日本では有名税とか言われてますが、多くの人に影響力があるということは、良いところもあれば、面倒なこともまたあるわけですね。

で、翻って我々を考えてみたら、6万2,000人の読者の99.9%が、完全に無名、アノニマス、ノーバディに分類されるわけですよ、私を含めて。

このステータスを活かさないのは、実に勿体ないと思うんですよ。

よく言われる「違う観点から考えろ」は「質問を変える」とできる

物事の解決策等を模索している時、私たちは自分自身に「質問」しつつ考えを巡らせているそうです。しかしどうしても「的確な解」が導き出せない場合は、「その質問を変えてみることをおすすめする」というのは、現役弁護士の谷原誠さん。谷原さんは自身の無料メルマガ『弁護士谷原誠の【仕事の流儀】』で、質問を変えることの有用性を記しています。

なぜ質問が大切なのか?

こんにちは。弁護士の谷原誠です。

倫理学の問題で、次のような設例があります。

洞窟を調査していた探検隊が洞窟を脱出しようとして、軽率にも太った男(デイブ)を先頭にしてしまった。

 

その時、デイブが太っているため、出口で詰まってしまい、後ろの隊員が出られなくなってしまった。

 

その時、洞窟の中で突然水があふれ出し、一刻も早くここを脱出しなければならない。

 

探検隊は、デイブをぶっ飛ばして脱出できるだけのダイナマイトを持っていた。さて、彼らはダイナマイトを使うべきか、それともおぼれ死ぬべきか。

以上です。

いかがでしょうか?「人を殺すことは、どんな理由があっても許されない」「5人の命を救うのに、1人の命を犠牲にするのは許される」など、色々回答があると思いますが、答えを考える前に、私たちは、自分に対して質問をしています

「他人の命を犠牲にして自分が助かるのは、倫理的に許されるのか?」
「殺人を犯す、という違法行為をしてもいいのか?」
「人の価値に、量的な優劣があるのか?」
「この設例は二者択一なのか、第三の方法はないのか?」

結局、どういう観点から考えるか、ということは、自分にどう質問するかによる、と言えそうです。自分に対してどういう質問をするかによってどの観点から考えるかが変わってくる、ということです。

他人の場合も同じです。会議で、「売上を伸ばすには、どういう方法があるか?」と問えば、売上を伸ばす方法をみんなが考えるのであって、経費節減の方法を考え出す人はいません。しかし、「利益を増やすには、どうしたらいいだろうか?」と問えば、経費節減の方法を考える人もいるでしょう。

自分が正しく考えるつもりでも、なかなか答えが見つからない、という場合には、質問を変えてみることをおすすめします。そうすれば、全く違った観点から、考え出すことができるしょう。

「もし自分が死にそうな状況になって、助かる方法を考えるのに1時間あるとしたら、最初の55分は、適切な質問を探すのに費やすだろう」(アインシュタイン)

質問に興味がある方は、ぜひ、この本を読んでみてください。

人生を変える「質問力」の教え』(WAVE出版)

今日は、ここまで。

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死亡者が貰えなかった最後の年金はいったい誰のものになるのか

老齢の年金は、死亡した月の年金分までが支払われますが、その最後の年金を貰うためには請求が必要となることをご存知でしょうか。今回の無料メルマガ『年金アドバイザーが教える!楽しく学ぶ公的年金講座』では著者のhirokiさんが、死亡月の年金は誰が受け取ることになるか、という疑問について詳しく紹介しています。

死亡した年金受給者が受け取れなかった最後の年金は誰が貰うお金なのか(未支給年金)

老齢の年金は一旦受給が始まると、受給権が発生した月の翌月から死亡した月分まで支払われます。受給権が発生した月というのはほとんどは、支給開始年齢に到達した月となります。老齢の年金請求が遅れても基本的には支給開始年齢まで遡って支給される(時効の5年を超えると貰えない年金が出てくる)。遺族年金や障害年金も他に支払われる事が無くなる条件が無い限りは、死亡した月分まで支払われます。

ところで、年金は前2ヶ月分を偶数月の15日に支払っています。たとえば、12月15日支払い(令和元年は15日が日曜だから12月13日支払い)の場合は前2ヶ月分である10月分と11月分が支払われるという事です。でも年金は死亡月分まで支払われると言いましたが、じゃあ12月中に死亡したら12月分の1ヵ月分の年金はどうなるの??って話ですよね。12月分の年金は2月15日に1月分と一緒に2ヶ月分支払うんなら、2月まで死亡者の銀行口座に振り込まれるまで待つのか。

もちろんそうはならないです^^;そもそも亡くなられたら、その死亡者の銀行口座は凍結されてしまいますので振り込みはできなくなる。じゃあどうするか。12月分の年金は貰い損をするのか。

死亡者にとっては申し訳ないですが…貰い損になります。でも死亡者が貰えなかったその1ヵ月分の年金を一定の遺族が請求する事はできます。本来は本人の年金を他の人の口座に振り込む事はできないですが、この請求により請求者の口座に振り込んでもらえる。この死亡者が貰えなかった最後の年金を未支給年金といいます。死亡した月分まで年金が発生するから、必ず未支給年金は発生してしまう。

死亡した日以降の年金はすべて未支給年金扱いとなり、遺族が請求しなければもらえない年金となります。この未支給年金を請求できる遺族の範囲は年金法で決まっていて、死亡当時生計を同じくしていた配偶者、子、父母、孫、祖父母、兄弟姉妹、3親等以内の親族の順で一番順位が高い人が請求する事ができます。

生計を同じくしていたというのは、簡単に言えば住民票が一緒だったとかそういう意味。別居でも定期的な訪問や連絡があったとか、そういう関りがあった場合なども含みます。たとえば、死亡者と一緒に住んでたのが50歳の子と80歳の祖父母であるならば、遺族の順位としては子が上なので子の名で請求し、子が指定した銀行口座に未支給年金を振り込む。なお、「子」というのはよく18歳年度末未満の子である事という条件がありますが、未支給年金請求では年齢は関係ない。

簡単な例として、年金月額が20万円支給されてるとします。先ほどの12月死亡の人だったら、12月13日(令和元年)に10月分と11月分の2ヶ月分40万円振り込まれ、12月分の20万円が宙ぶらりんになってしまう。この12月分の年金20万円を請求者の口座を指定して、振り込んでもらう。未支給年金の振り込みはおおむね3 ~4 ヵ月はかかる。

なお、ちょっと発展になりますが、12月13日振り込み前に亡くなられたら年金振込前に亡くなってるので、10月分11月分の40万円も死亡者は受け取る事ができません。たとえば、12月10日に亡くなったとすると、10月11月分も受け取らないまま亡くなっているので、この場合は10月分11月分12月分の3ヵ月分の60万円が未支給年金となります。


※ 注意

未支給年金は一時所得となり、50万円を超える場合は確定申告が必要になってくるので税務署に相談しましょう。


安倍首相、桜を見る会1000人推薦認める。「昭恵枠」に批判殺到

安倍晋三首相は20日の参院本会議で、公費による首相主催の「桜を見る会」招待者の推薦について自身の議員事務所に意見を述べたと明らかにし、参加者の人選過程に事実上、関与を認めたと、共同通信時事通信朝日新聞などが速報で伝えた。これまで自らの関与を否定していたが、それを修正した形となった。

共同通信によると、招待基準があいまいだったなどとして「これまでの運用は大いに反省すべきだ」とも語ったという。菅義偉官房長官は衆院内閣委員会で推薦枠に関し、自民党が6千人、首相が千人程度だったと説明。朝日新聞によると、大西証史内閣審議官は「安倍事務所において幅広く参加希望者を募るプロセスの中で、(昭恵)夫人からの推薦もあった」と明らかにした。時事通信によると、これらの発言は、立憲民主党の那谷屋正義氏への答弁として出たもので、野党は「公私混同の極みだ」と追及したという。安倍首相がこの問題について国会で説明したのは、8日の参院予算委員会以来。同日の質疑では「私は主催者としてあいさつや接遇は行うが、招待者の取りまとめには関与していない」と答弁していた。20日は「内閣官房および内閣府における最終的な取りまとめプロセスには一切関与していない」と強調している。

この安倍首相の答弁を受けて、日本のネット上では「やっぱり」「私人なのに昭恵夫人枠もあったのか」「首相の枠が1000人て」「修正した形って、単に嘘だったんでしょ」など、厳しい意見が多数投稿されている。

Twitterの反応







※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

source: 共同通信時事通信朝日新聞

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日本経済をスカスカにした真犯人、日本発「多国籍企業」の罪と罰

新聞各紙は今冬のボーナス支給額、そしてトヨタ自動車の純利益がそれぞれ過去最高を記録したと伝えていますが、我々一般庶民が「好景気」を肌で感じることは難しいと言っても過言ではありません。その一因に「日本経済の分断」があるとするのは、米国在住の作家・冷泉彰彦さん。冷泉さんは自身のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』で、このような分断が生じた理由を明らかにするとともに、日本経済が「スカスカ」になった原因を考察しています。

【関連記事】● もはや先進国ではない。なぜ、日本経済はスカスカになったのか?

引き裂かれた日本経済 日本的空洞化の研究その1

日本経済の空洞化が止まりません。いつの間にか、日本経済はスカスカになっています。格差貧困ブラック労働に子どもの貧困、こうした問題が国内では進行しています。

今回の消費税アップでは、前回の3%アップ時に消費が低迷したことの再来を恐れて、軽減税率やポイント還元が行われましたが、逆に考えれば、そうした対策をしなくては2%アップのインパクトが吸収できない、そのぐらいに日本国内の購買力は弱っているのです。

その一方で、多国籍企業は空前の利益を挙げています。そしてアベノミクス効果で株高となり都心のタワーマンションなどは高騰しています。いったい日本経済に何が起こっているのでしょうか?

このシリーズでは、「空洞化」それも「日本型空洞化」をキーワードとして、このスカスカになった日本経済の状況に迫ってみたいと思います。最初に取り上げたいと思うのは、日本経済の分断、つまり日本経済というのが2つに分裂しているという問題です。

分裂の第一は「正社員経済非正規経済」の分裂です。

毎年のことですが11月になると、経済ニュースとして「冬のボーナスの増減」が話題になります。例えば、2019年の場合11月14日付の日本経済新聞(電子版)には次のような記事が掲載されています。

経団連は14日、大企業が支給する冬の賞与(ボーナス)の第1回集計をまとめた。平均妥結額は96万4,543円となり、前年比で1.49%増えた。主に春先までの堅調な企業業績を反映し、2年連続で過去最高を更新した。造船や自動車、建設が全体をけん引した。プラス幅は昨年(3.49%)より鈍ったが、経団連は「賃金引き上げの流れは継続している」とみている。

 

東証1部上場で従業員が500人以上の82社分を集計した。製造業は94万7,400円で、前年比1.54%増えた。非製造業も2.01%増え、132万7,787円となった。業種別にみると7業種が増額、5業種が減額だった。

要するにボーナスの支給額が、2年連続で過去最高」だったというのです。しかも平均妥結額は全体で96万とか、非製造業では132万という高額になっています。これは非常におかしな話です。

日本の現在の労働慣行では、正規労働、つまり正社員の場合、給料の5ヶ月分とか7ヶ月分がボーナスとして別に用意されて、夏(6月)と冬(12月)に分けて支給されています。一方で、非正規労働の場合は、会社によって呼び方は違いますが、契約社員など月収の高い契約でも、それ以外のパートや派遣社員の場合でもボーナスはありません

正規と非正規の違いは、ボーナスの有無だけではありませんが、給与体系ということで見れば、この2つを分ける大きな違いとなっています。勿論これは問題です。どうしてボーナスがあるのかというと、給料が毎月の生活費分に消えるとして、それとは別に耐久消費財を買ったり、住宅購入の頭金にしたり、あるいは住宅ローンのボーナス返済に使ったりするためです。

つまり、ボーナスのある正規雇用と、ない非正規雇用の間には、生活スタイルの決定的な違いがあるわけです。違いが連続している中での差ではなく、全く別の所得階層と言っていい差があるわけです。

百歩譲って、そうした制度があるということは前提にするにしても、今回の経団連の発表では、膨大な数の「ボーナスがゼロ」だという非正規の人はそもそも調査の対象に入っていないのです。そもそも、膨大な数の「ゼロ」を計算に入れるのであれば、絶対に「史上最高額」などというセリフは出てこないはずです。仮に正社員への支給額の平均が100万円でも、正社員と同数の契約社員がいて、彼らのボーナスがゼロであれば、平均は半額の50万円になります。

与えすぎたカネ。なぜソフトバンクの投資先はことごとく歪むのか

孫正義氏率いるソフトバンクグループ大赤字の要因の一つとなった、米ベンチャー企業WeWorkへの投資の失敗ですが、他の投資先にも「きな臭さ」が漂っているようです。「Windows 95を設計した日本人」として知られる中島聡さんは今回、自身のメルマガ『週刊 Life is beautiful』で、ソフトバンクが資金を提供したほとんど全ての企業で「歪み」が生じているとし、その原因を同社からの「潤沢すぎる資金」にあるとする記事を紹介しています。

※ 本記事は有料メルマガ『週刊 Life is beautiful』2019年11月19日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール中島聡なかじま・さとし
ブロガー/起業家/ソフトウェア・エンジニア、工学修士(早稲田大学)/MBA(ワシントン大学)。NTT通信研究所/マイクロソフト日本法人/マイクロソフト本社勤務後、ソフトウェアベンチャーUIEvolution Inc.を米国シアトルで起業。現在は neu.Pen LLCでiPhone/iPadアプリの開発。

私の目に止まった記事

The SoftBank Effect: How $100 Billion Left Workers in a Hole

WeWorkの上場失敗で大きな損失を計上せざるを得なくなったソフトバンクですが、このNew York Timesの記事は、それとは少し異なる面から、ソフトバンクのビジョンファンドの問題点を鋭く指摘しています。

ソフトバンクは、WeWork以外にもUber(ライドシェアリング)、Oyo(ホテル)、Didi Chuxing(ライドシェアリング)、Ele.me(フード・デリバリ)、Manbbang(ロジスティックス)などに大量の投資を行なっていますが、それらの多くに共通するのは、Uberの様に個人事業者を束ねてサービスを提供するスタイルのギグ・エコノミーと呼ばれるビジネス・スタイルです。

この手のビジネスを立ち上げるためには、サービスの提供者と顧客の両方が必要です。これらの企業は、ソフトバンクからの豊富な資金を活用して、サービスの提供者にはインセンティブ収入保障など顧客に対しては大幅な割引を提供することにより、一気にビジネスを立ち上げる、という手法でシェアを一気に拡大しています。

しかし、そんな赤字垂れ流しの戦略はいつまでも続けられる訳がなくどこかで破綻してしまうのです。WeWorkの場合は、破綻前に上場を試みたものの、上場目論見書を丁寧に読んだ投資家たちが、そのビジネスモデルの根本的な問題点を指摘したため上場が出来なくなってしまったのです。

中小のホテルを束ねて共通の予約システムを提供するOyoも、破綻に向かってまっしぐらに進んでおり、その結果としてOyoに参加したホテルのオーナーたちが、多大な損失を被ることになっているそうです。

同じ様な歪みは、ソフトバンクが資金を提供したほとんど全ての企業で発生しており、この記事は、その原因がソフトバンクからの「潤沢すぎる資金」にあると指摘しているのです。

ベンチャー企業の成長には資金が必要ですが、本来であれば、まずは「ちゃんと利益が上がるビジネスモデル」を構築した上で、そのビジネスを大きく成長させるために資金を使うべきなのです。しかし、残念ながら、ソフトバンクの投資先の多くは、早すぎる段階で資金を潤沢に与えられてしまったため、まともなビジネスモデルを構築せずに突っ走ってしまっているのです。

中国にまた利用される。習近平の国賓待遇来日が日本を沈ませる訳

数年前までほとんど顧みられることがなかった、中国当局による少数民族・ウイグル人への弾圧が、ここに来て米英などからの非難の声が高まっています。その理由はどこにあるのでしょうか。今回の無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』では、著者で国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんがその理由を解説するとともに、習近平国家主席の国賓待遇訪日について改めて異を唱えています。

100万人のウイグル人が強制収容所に…

米中関係が良好であった時中国の人権問題はほとんど問題視されませんでした。アメリカ政府が、チベット問題、ウイグル問題などで中国を批判することは、ほとんどなかった。これは、欧州も同じこと。欧州は、「世界一人権にうるさい」ことになっていますが、中国の人権に関しては、ほとんど沈黙していました。なぜ?「チャイナ・マネーが欲しいから」でしょう。

国の指導者だけではありません。90年代2000年代日欧米企業は大挙して人権侵害国家中国に投資していました。理由は、「賃金が安いから」「市場が巨大だから」。

2018年7月、「米中覇権戦争」がはじまりました。すると、「中国は人権侵害国家だ!」という批判が、突然起こり始めた。この批判は事実であると同時に、「情報戦の一環なのです。

たとえば、国連は、「中国政府が、ウイグル人100万人を強制収容している!」と非難しています。BBC2018年9月11日を見てみましょう。

国連、中国政府がウイグル人100万人拘束と批判

BBC NEWS JAPAN 2018年09月11日

 

中国政府が新疆ウイグル自治区でウイグル人を約100万人、テロ取り締まりを「口実」に拘束していると、国連は懸念を強めている。国連人種差別撤廃委員会は8月末、最大100万人のウイグル人住民が刑事手続きのないまま、「再教育」を目的とした強制収容所に入れられているという指摘を報告した。8月半ばにスイス・ジュネーブで開かれた同委員会の会合では、信頼できる報告をもとに中国政府が「ウイグル自治区を、大規模な収容キャンプのようにしてしまった」と委員たちが批判。

どうですか、これ?21世紀の今、世界第2の経済大国でヒトラー時代のドイツやスターリン時代のソ連と同じことが起きている。本当に驚くべきことです。

なぜ中国政府は、こんな残酷なことをするのでしょうか?ウイグル族は、イスラム教徒なのです。中国は、共産主義をベースに建国された国。そして、共産主義は無神論なのです。その為、中国人の約90%は、「無宗教」「無神論」です。

ところが、新疆ウイグル自治区の約6割はイスラム教徒(残り4割は、ほとんど漢人で無神論)。中国政府にとっては、「イスラム教徒というだけで弾圧の理由になる。ちなみにチベットは、「チベット仏教」を信じているので、これも弾圧の対象です。

さらに、ウイグルには独立論者」もいる。ウイグルの人たちは、長年ひどい境遇に置かれています。たとえば、ウイグル自治区では、1964年以降46回もの核兵器実験が行われてきた。

こんなウイグル族に「追い風」が吹いてきました。米中覇権戦争がはじまったので、アメリカやイギリスが、「情報戦争にウイグルを使い始めた。そして、アメリカやイギリスが動いたので、国連も他の国も動き始めました

中国は「ウイグル族の拘束やめよ」 22カ国が共同書簡で非難

BBC NEWS JAPAN 2019 7/11(木)13:06配信

 

イギリスや日本など国連人権委員会加盟の22カ国は、中国・新疆(ウイグル自治区)におけるウイグル族の処遇について、中国政府を批判する共同書簡に署名した。共同書簡はミチェル・バチェレ国連人権高等弁務官あてのもので、10日に公開された。「新疆のウイグル族などの少数派を特別に対象とした、大規模な収容所や監視、制限の拡大」に関する報告書を引用し、新疆の現状を非難している。その上で中国政府に対し、国連や独立した国際組織の査察団へ、「新疆への実質的なアクセスを認める」よう強く促している。国際人権組織ヒューマン・ライツ・ウォッチによると、署名した国は、イギリスと日本のほか、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、カナダ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、アイスランド、アイルランド、ラトヴィア、リトアニア、ルクセンブルク、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、スペイン、スウェーデン、スイスの各国。

2019年7月18日、ペンス副大統領は、「信教の自由に関する閣僚級会合」で演説しました。曰く、

ペンス副大統領は、新疆ウイグル自治区での状況について「共産党は100万人以上のウイグル人を含むイスラム教徒を強制収容所に収容し、彼らは24時間絶え間ない洗脳に耐えている。生存者によれば、中国政府による意図的なウイグル文化とイスラムの信仰の根絶だ」と述べた。
(ウェッジ 2019年8月8日)

さらに、ポンペオ国務長官は、

ポンペオ国務長官は、「中国共産党は中国国民の生活と魂を支配しようとしている。中国政府はこの会合への他国の参加を妨害しようとして。それは中国の憲法に明記された信仰の自由の保障と整合するのか」、「中国では、現代における最悪の人権危機の一つが起きている。これはまさしく今世紀の汚点である」と述べた。

ウイグルの人々が解放される日が来ることを、心から望みます。

この件で、日本政府は何を考えるべきでしょうか?「100万人のウイグル人を強制収容所にとじこめている国のトップを国賓として招くのはダメでしょう。習近平が天皇陛下、皇后陛下と談笑する映像が世界に拡散され、「日本の天皇皇后はウイグル人100万人を強制収容している国のトップを歓待しているなと思われるのは極めてまずいことです。

そして、習近平はかなりの確率で、「近い将来ご訪中ください」というでしょう。天皇陛下、皇后陛下は、立場上拒否できません。両陛下が訪中される時、ウイグル問題で中国批判はさらに強まっているはずです。香港では現在2人犠牲者がでている。近い将来、犠牲者はさらに増え、この件でも中国は大いに批判されているはずです。

そんな中で天皇陛下は訪中される。「日本は相変わらず人権無視だな」と非難されることでしょう。

200万人の不思議な力があなたに降臨。運気のインスタント上昇法

お墓詣りに対して、ただただ面倒な儀礼的行事と思っている方、もしかしたらその考えを改めたほうがいいかも知れません。今回の無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ』では著者の佐藤しょ~おんさんが、運勢が上向きになるお墓詣りの「効能」を紹介しています。

インスタントに運を改善させる方法

久しぶりに、怪しい系のネタを書いてみようと思います。

人間って、そして人生ってどうやっても運勢という大きな流れから離脱することはできないんですね。世の中の成功者ほどそのことを理解していて、だから

  • 人生で最も大事なことは運が良いことだ

って言われるわけですよ。故松下幸之助さんは、面接でこの質問を頻繁にしたようで、この答えが「イイエ」の人は決して採用しなかったというのも有名な話ですよね。

私も運についてはずいぶん長いこと研究しています。昔の私は非常に運が悪い人間でして、それが当たり前だと考えていたのですが、怪しい系の研究をするようになってから、それを修正することが出来るようになったんですね。

今では基本編セミナーや他のセミナーで、運を改善させる方法をあれこれ人に伝えられるようにまでなりました。

でもここで教えることって、王道で切れ味は良いのですがやっぱりちょっと時間が掛かるんですよね。今日やって明日から良くなるなんてことは全く無くて、長い目で見ると1年くらい掛かったりするんです。おまけにその間もずっと、トレーニングが必要だったりするので、飽きっぽかったり、継続力の無い人は、サクッと止めてしまうこともままあるわけです。

そこで私は考えました。私の人生で、運勢が好転する何かのアクションで、最もインスタントに効果が出たモノが無かったのかを。

そうしたらひとつ思い出したんですよ。これはスゴく簡単。おまけにやればやるほど効果が高まってくるというスゴいワザが。私は毎日やって2ヶ月継続したのですが、普通は10回とかでも効果が出るかも知れません

それは何かというと、お墓詣りなんですね

我々一人ひとりには、親が二人いるわけですよ。その親にもまた二人の親がいるわけですね。これを延々と続けていって今の私たちが存在しているわけです。最近では子供を産む年齢が高くなっていますが、歴史を振り返ってみると子供って、親が20代前半くらいまでに生まれることがほとんどだったんですよ。つまり100年経つと4世代から5世代になるわけですね。

このそれぞれに二人の親がいるわけですから、トータルでは2^4とか2^5(^はべき乗を表します)つまり16人から32人の先祖がいるわけです。これは一番古い4世代とか5世代前の先祖の人数で、親たちの合計は、16+8+4+2=30みたいになるわけです。

これを関ヶ原の戦いから計算すると、あれから400年以上つまり20世代くらいはこの連鎖が続いているんですね。2^20っていくつか計算出来ます?これ、だいたい100万人になります。20代前の先祖が100万人で、そこに行くまでの累計ではその倍の200万人になるわけです。

我々ってそういう先祖の連鎖の頂点にいるわけです。この人たちの一部が眠っているのが、先祖代々のお墓なんです。おまけに彼らはみなさんあなたの直系先祖ですから、基本的にあなたを応援する存在なんですね。

お墓詣りとは、そんなご先祖さんから応援波動をもらう行為ですから。これが効かないわけがないんですよ。行けば行くほど、あなたの運勢が良くなるようになっているんです。

私の父親の墓は、移住前の家のすぐ近所にあったので、簡単にお参りが出来たんですね。だからアメリカ留学の前は、2ヶ月くらい毎日仕事の帰りにお墓によって、軽く挨拶をしてから帰るようにしました。このアメリカ留学が私の人生の全てを変えたわけですからこの効果は確かにあったんですよね。

ちなみに私から見て、運が良いなと思われる人はみなさん、定期的にお墓詣りをするというか、年に何度かは自分の先祖のお墓に行く人が多いですね。結婚して親戚になると、相手の方の先祖のお墓にも行ったりしますから。

結婚って家と家との結びつきです。ということは、結婚して相手方のお墓に行くと、そちらの方からもエネルギーをもらえるわけです。だって既に親戚ですから。ご先祖様的にはもう他人じゃ無いんだからコッチの子孫にもエネルギーを与えてあげなきゃって思うわけですね。だからこれは行かなきゃ損ですよ。

ですから今ひとつ運勢が良くならないという人は、積極的にご先祖のお墓詣りをすることをオススメします。

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