中国は尖閣諸島を4日で落とす。米軍事専門家が警告する衝撃シナリオ

先日掲載の「北京五輪の終了後が危ない。中国の台湾侵攻に備える米国、無防備な日本」等の記事でもお伝えしているとおり、もはやいつ勃発してもおかしくないとされる台湾有事。当然日本にとっても台湾に対する中国の実力行使は他人事ではなく、安全保障に直結する問題であることは言うまでもありません。そんな「東アジアの危機」に関してアメリカの軍事専門機関が発表した衝撃的なシナリオを紹介しているのは、外務省や国連機関とも繋がりを持ち、国際政治を熟知するアッズーリ氏。アッズーリ氏は今回、専門家らが具体的な数字やシナリオを示し始めた重要性を指摘するとともに、日本人に対しては台湾有事の可能性を十分理解し、領土安全保障を真剣に考える必要性を訴えています。

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中国は本当に台湾へ侵攻するのか?具体的な数字が示す東アジアの危機

中国が台湾に進攻するかどうかの議論は今に始まったものではなく、以前からあった。しかし、以前は中国の国力は米国や日本にはるか及ばず、決して大きな脅威ではなかったが、今日では中国の経済力は日本を抜き、米国に接近しようとしている。昔と今ではまるで東アジアの政治力学は全く違うのだ。

その米国さえも、今では世界の警察官ではないと自認し、それはトランプだけでなく、脱トランプを掲げ大統領に就任したバイデンでも全く同じだ。そして、日本や台湾周辺では、“中国↓ 米国↑”の軍事環境は今後いっそう進むであろう。

そのような中、今日中国と台湾との緊張はこれまでになく高まっている。最近も当局や有識者からもその声が上がっている。しかも、その声は“より具体的な数字”として示されている。これまでではほぼなかったことだ。

例えば、10月になって、トランプ政権で国家安全保障担当の大統領補佐官を務めたハーバート・マクマスター氏はハドソン研究所での講演で、中国が台湾に侵攻する可能性に言及し、来年2月の北京冬季五輪後に危険な時期に入ると述べ、米国や日本、オーストラリアなどが台湾と安全保障面での関係を強化する必要性を示した。同様に、台湾の国防当局も、中国との緊張関係がここ40年で最も高まっており、2025年までに台湾への侵略が可能になり、人民解放軍は既に台湾を侵略する能力を持っていると指摘した。

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また、3月には米インド太平洋軍のデービッドソン司令官が今後6年以内に中国が台湾に進攻する可能性があり、この地域における米中の軍事力が逆転し、中国優位の安全保障環境が予想以上に早く到来する恐れがあると指摘した。

首相が官邸にいる必要はない。危機管理のプロが説く「真の緊急対応」

災害や近隣国の軍事行動など、緊急に対応が必要な事案が発生したときに、官邸に首相や官房長官がいないと野党の政治家やメディアは蜂の巣をつついたように騒ぐことがしばしばあります。しかし、例えばテロが発生したときなど「官邸に戻るのが最悪の場合もある」と説くのは、軍事アナリストで危機管理の専門家でもある小川和久さん。今回のメルマガ『NEWSを疑え!』では、国のトップがいつでもどこでも緊急事態に対応するために必要な機能や準備がどんなものかを具体的に解説。そうした準備ができていないことこそが問題と、岸田首相に課題として突きつけています。

 

官邸に戻るのが最悪の場合もある

北朝鮮のミサイル発射が続いたり、次々と自然災害も起きたりするなか、首相官邸の危機管理に関心が集まっています。

「熊本県の阿蘇山が噴火した20日、岸田文雄首相(自民党総裁)は予定通りに兵庫、広島両県内で衆院選の演説を行い、首相官邸では松野博一官房長官が対応した。19日の北朝鮮のミサイル発射時は、首相、松野氏の『不在』を野党が批判したこともあり、危機管理に神経をとがらせている。松野氏は今後、衆院選の応援に入る際は首都圏を中心にする方針だ。(後略)」(10月20日付朝日新聞)

実を言えば、危機管理を国際水準で眺めるとき、緊急事態が発生した場合でも首相は必ずしも首相官邸に戻る必要はありません。例えば2001年9月11日の同時多発テロの時、当時のブッシュ大統領は米国南部を視察中でしたが、同日夜まで所在が不明となりました。大統領専用機エアフォースワンで空軍基地を転々とし、そこから大統領として指揮をとっていたのです。

このときホワイトハウスに戻ったりすれば、テロリストの標的になったかも知れませんから、これは当然の措置です。これは日本の場合でも同じです。日本が大規模テロや武力攻撃に見舞われたとき、首相は官邸から可及的速やかに安全な場所に移動する必要があります。首相が地方に出ているときも同様です。首相が緊急事態に指揮をとる場所の準備も必要です。野党やマスコミはそうした点を忘れています。

ここで必要なことは、首相官邸にいるのと同じような指揮通信の機能が首相に随伴していることです。例えば、秘書官が提げているアタッシェケース大の装置を開けば、4~6面のパネルが展開し、盗聴防止装置つきの通信装置によって世界各国の首脳の何人かと同時に意思疎通でき、それぞれのパネルには必要な情報が表示されるようになっている、といったイメージです。

また、首相が官邸に戻ったり、安全地帯に移動したりするに当たり、自衛隊のヘリとビジネスジェットは同行しなければなりません。首相が福島県内を視察中は福島空港にビジネスジェットが待機し、車で数分の河川敷などにはヘリが場所を変えながらついていきます。このような形であれば、何か起きたときにも首相は車で数分の場所に居るヘリで福島空港に飛び、そこから羽田空港にビジネスジェットで急行し、羽田から首相官邸屋上ヘリポートまでは再びヘリで移動する。福島県内なら、1時間以内に首相官邸に戻ることができるでしょう。

 

まるで“歩く既得権益”。世襲議員の「食い物」にされる日本国民の不幸

「選挙に行ったところで自分の一票だけでは日本が変わるはずもない」との思いを抱いている方、今すぐそのような考え方は改めたほうがいいようです。今回のメルマガ『神岡真司の人生逆転の心理術』では、法人対象のモチベーショントレーニングや組織活性コンサルティングなどで活躍するビジネス心理研究家の神岡真司さんが、「低投票率と不祥事議員との密接な関係」を分かりやすく解説。さらに日本中に世襲議員が溢れている理由を詳説した上で、投票所に足を運ぶ重要性を強調しています。

※本記事は有料メルマガ『神岡真司の人生逆転の心理術』2021年10月25日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

 

なぜ「選挙の投票率が低く」「世襲議員」が多いのか?

皆さま、こんにちは。「人生逆転の心理術」をお届けするビジネス心理学講師の神岡真司です。今回のテーマは「なぜ投票率が低くなるのか?」と「世襲議員が多くなる理由」について取り上げたいと思います。来たる10月31日(日)は「衆議院議員選挙」の投票日です。今回のメルマガをご覧になった方が、「やはり投票には行かなくちゃ!」と思っていただければ幸いと思い、本稿をお届けする次第なのです。

さて、ご承知の通り、国政選挙や地方選挙の投票率は、昔と比べ、下落傾向が顕著といわれます。たとえば、今行われている衆議院議員選挙の戦後の投票率推移を見ても、1946年から1990年までの18回の選挙では、投票率も概ね70%台が多かったのです。ところが、1993年以降は、これまで9回行われてきた総選挙ですが、一度も投票率が70%台に載ることなく、60%台、50%台が常態化しているのです。たとえば、前々回の2014年の総選挙では52.66%、前回の2017年は53.68%の低投票率だったのです。かろうじて有権者の半数の人が投票している──とはいえますが、あとの半数近くの有権者は投票していないのです。

このことは、80年代後半のバブルが弾けたこととも影響しているといわれます。なぜなら、日本社会の90年代はバブル崩壊の後遺症に苦しみ、90年代後半に金融危機を迎え、以降デフレ経済に陥り、「失われた30年」とも呼ばれる時代に入っているからです。賃金も上がらず、税金や社会保険料が上がって、可処分所得(実質使えるお金)が減る一方の時代だったわけです。現在40代未満の人は、日本のデフレ経済しか知らない世代ともいわれるゆえんなのです。こうした閉塞感が常態化すると、政治への希望も期待も薄れてしまうでしょう。少子高齢化で将来の年金受給にも不安が増しています。

格差や貧困が当たり前のように語られる時代になっています。人々は、どうにもならない、あきらめの境地になっていくわけです。投票したって何も変わらないだろう──というシラケた人達が増えるのも当然というわけです。

「リンゲルマン効果」がはたらいている?

こうした背景から、投票に行かないのは、「自分の一票ぐらいで政治なんか変わらないよ」という諦観が原因──と多くの識者は指摘します。実際、「投票しない理由」のアンケートにおいても、これが理由の第一位になっています。そして、「どの党に投票してよいのかわからない」「投票したい候補者がいない」などの理由がアンケート上位には続きます。

社会心理学では、こうした有権者の態度を「リンゲルマン効果」と呼びます。フランスの心理学者リンゲルマンの実験から名づけられた、社会的手抜き現象のことなのです。運動会の綱引き競技で、みんなが必死に綱を引いている時、必ず何人かは、テキトーに綱を引き、力を抜いている人がいるはずですが、人数が多いと「自分一人ぐらい綱を真面目に引かなくたって、わかりゃしない」という気持ちがそうさせるのです。自分一人ぐらいの投票では、何も変わらない──というのと同じ理屈なのです。

 

“アイディア出し”には不向きな「消せるボールペン」の落とし穴

文房具の世界に革命を起こしたとも言われる「消せるボールペン」ですが、その使用が向いていないシーンもあるようです。今回の無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』では接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんが、自身が講師を務める研修の「アイディアを書き出すようなワーク」では、消せるボールペンの使用を推奨しない理由を明かすとともに、「書いたものを消すことで生じるデメリット」を解説しています。

消えない書き出し

「消せるボールペン」が普及して当たり前になった現在ですが、私が研修をやる時に使う筆記具は、こうしたペンを推奨していません。理由はシンプルに、書いたものを消せてしまうからです。

書いたものを消せるというのは、確かにとても便利なのですが、トレーニングをしたり考え事をする時などには本当に向かないなと思っています。

先日も、研修で書き出しをするワークをかなりしっかりやらせてもらう機会がありました。すると参加者の中には、何名かそういうペンを使ってワークをしている人がいます。でも、やはり顕著に出るというのか、消せるペンを使っている人ほど筆が進んでいかないのです。

はっきり言いますが、書いたものを消すという行為は、頭の中の考えを狭めます。せっかく書いたものを消すという行為は、間違っていると思うから消すわけです。つまり、消さない状態というのは、正解を書いている状態であると言えます。

しかし、学校のテストならそれでよくても、トレーニングの場や考え事をしてアイデアをどんどん出すというような場には、正解という正解はありません。だから、間違っていようがなんだろうがとにかく出し尽くすことが重要です。

それを、書いては消してとやっていると、自然と考えが縮こまっていって、答えが出せなくなっていくんですね。だから私は、トレーニングをやる時などは、書いたものが消せないようなペンを使うことを推奨しているのです。

トレーニングで書き出しをしている時に、綺麗に書いたところで、何の意味もありません。トレーニングの本質は、練習をすることや、販売力を上げることなのですから、綺麗に書くとか正解を書くといった部分に意識を向けても無駄でしかないのです。

とにかく出すこと。

そして、いろいろ出していった中で、正解に近いものを探すこと。

その繰り返しです。

消せるペンで書いては消してを繰り返している人は、本当にやめた方が良いと思ってます。考えの幅が狭まりますよ。

今日の質問です。

  • 書いたものを消すことで生じるデメリットはどんなものだと思いますか?

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なぜ松屋銀座は紳士服売場に「苔」を売るスペースを作ったのか?

リモートワークが増え、家の中に目を向けた人たちによって高まった需要がある一方で、仕事に出ていたからこそ必要だった物は売れなくなっていきました。百貨店の紳士服売場に「苔」を売るスペースができたという話題は、その縮図と言えるのかもしれません。メルマガ『理央 周 の 売れる仕組み創造ラボ 【Marketing Report】』著者の理央さんは、松屋銀座が紳士服売場で「苔」と「コケ・テリウム」用のグッズを売り始めた理由を解説。奇抜な発想に見えて理にかなった売り伸ばし戦略で、学ぶべき点が多くあると伝えています。

 

なぜ、デパートの男性服売り場で、苔を売るのか?~売り伸ばしのための戦略思考トレーニング

ここのところ、百貨店がいろいろ工夫をしています。まず面白いなと思ったのは、銀座の松屋が紳士服フロアで、8月に植物の「苔」売り場を設けたこと。カジュアル系の紳士服売り場をたたんだ後に、イベントスペースを作り、そこに、50種類以上の苔やその関連商品が売られている、ということです。

これがなかなか面白くて、苔そのものに加えて、インテリアに映えるような、「コケ・テラリウム」というグッズも、販売されています。おしゃれな瓶の中に、苔と合わせて、小さな岩や綺麗な砂が敷いてあり、その上に人形や動物の模型などが、うまく飾られています。また、これらのパーツも販売されているので、自分でオリジナルの風景を作れる、というキットも売られているのです。

苔は、育てやすく、水やりは2週間に1度くらいと、メンテナンスの手間がかからないのが特徴です。通常の観葉植物は、水やりや肥料のやり方が難しく、やりすぎると逆に枯れたり、小さな芽が出てきて、見た目もよくなくなったりと、意外と厄介です。

なので、苔のことがわからない初心者が、安心して育てられることもあって、初心者が参加できる、このテラリウムを実際に作ってみる、ワークショップなどもやっているそうです。その意味では、体験型マーケティングの施策でもあります。

このコロナによってリモートワークが増え、出勤が減って、スーツの販売が減りました。そこで、デパート側としても、スペースの活用を考えざるをえなかったのです。

また、顧客側も、リモートワークもあり、自宅にいる時間も増えます。そうなると、何か部屋に癒しが欲しい、というニーズが出て、手っ取り早い植物の人気が出そうです。その中でも手入れが簡単で、マンションなどでも育てやすい苔に目をつけた、ということです。

日経新聞によると、このスペースの発案者は女性の方だそうです。松屋のテラリウムの写真を見てみると、小さい瓶から、金魚鉢のサイズくらいの大きなものの中に、ジオラマのようなものまでかなりの種類が売られています。

紳士服売り場で、苔を売ることは、一見奇抜な発想に見えますが、このような背景を考えてみると、とても理にかなったアイディアでの販売促進です。やはり、厳しい状況の今、世の中がどう動いているのかをつかみ、自社で何ができるかを把握して初めて、このようなアイディアが出てくるのでしょう。

この取り組みまでの流れである、市場の変化、販売の機会の増加、男性をターゲットにする戦略の構築、売り物の開発、という理にかなった、一連の流れの中での企画に見受けられます。その意味でも、「新しい顧客が取れない」という売れない問題の解決策の、参考にできる事例です。

 

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稲川淳二が語る怪談。会社員が逃げ場のない車内で遭遇した「女性」の正体

現代日本を代表する「最恐」の怪談の語り部として、いの一番に名の挙がるタレントの稲川淳二さん。そんな稲川さんは2009年より12年もの長きに渡り、メルマガ『稲川淳二の眠れない怖い話』にて平日のほぼ毎日、思わず背後を確認したくなるほど恐ろしい怪談を届けてくださっています。今回はその中から特別に、東京の郊外で20代の男性が体験したという恐怖譚を公開。霊が現れるのは、夏場に限ったことではないようです。

 

岡田さんの恐怖体験

こんばんは、稲川淳二です。

今日は、青梅にお住いの男性が体験したお話です。

これは、岡田さんという20代の男性の方からいただいた話なんですがね。

岡田さん、東京にお住まいなんですが。

東京といっても、青梅のほうでねえ。

東京にお住まいじゃあない人には、わからないでしょうけど。

まあ、僻地ですよ。

言っちゃうならば、僻地だ。

東京都とも思えないほど遠くてねえ。

ですから、通勤も大変なんですねえ。

でもしょうがない、やっとの思いで買ったマイホームだ。

片道2時間半かかりますけど、通ってるって。

その岡田さんが、4年前に体験した話なんです。

夜、仕事がたまたま早く片付いたんで、

「まあ、一杯どうだ」

仲間に誘われて、飲んだ。

ふだんは、片道2時間半ですから。

同僚の酒の誘いにも断ることが多い。

だから、ひさしぶりに、「行こうか」てんで飲みに行ったんだなー。

で――終電ぎりぎりで帰ることにした。

ところが――。

都内で事故があって。

電車が、青梅の手前で停まった。

快速とか急行しか停まらない駅で。

で、その駅に立ち往生しちゃって、電車はもう、上りも下りもない。

夜の夜中ですから。

で――、「タクシーを手配しますから、駅からこの先はタクシーでお願いします」っていうんだけど、なにしろ人が多い。

立ち往生の乗客が。

で、電車からタクシーに代替輸送する、それ申し込むのにも、結構手間がかかるんだ。

タクシー代、JRが出すんですから。

帰りが遅くなる。並んでるし。

もう早く帰りたい。

疲れてるし、飲んでるし。

一刻も早く帰りたかった。ですから、「少し歩いてみるかな」と。

歩いていれば、流しのタクシーがつかまるかもしれない。

そうすれば、自腹を切ることになるけど、早く帰れる。

そう思って。とぼとぼ、とぼとぼ歩いてた。

駅の周り。

国道のような大きな通りはあるけれども、車がまったくない。

通らない。

「まいったなー」

ここももうかなりの田舎なんだなあ――。

わかって。

「しょうがないなあ。戻るかなー」

って。

で――ふっ、と見ると―――。

道路わきに、赤黒い明かりが見える。

店かな、居酒屋か。

思って、行ってみよう。

とぼとぼ、とぼとぼ

歩いていくと、

赤い、というよりは赤黒い明かりで、「おでん」って書かれてて。

「あぁ、飲み屋か」

 

【夢診断】現れた「コブのある易者」は身近な人物への無意識の評価

正夢、逆夢、悪夢に吉夢。毎日見ているらしい夢でもすぐに忘れるものもあれば、ずっと覚えているものもあります。印象的な夢を見ると、何か意味があるのではないかと気になりますね。今回、メルマガ『富田隆のお気楽心理学』に寄せられたのは、知りたいことには答えてくれない「コブのある易者」の夢の意味を知りたいというもの。心理学者・富田隆教授は“易者”と“コブ”が象徴するのが何かを示した上で、相談者が自身の意思で人生を切り拓こうとしていると後押ししています。

 

「コブのある易者」の夢を見ました

Question

shitumon

最近見た夢についての質問です。どこかヨーロッパ風の街を歩いていて、道に迷ってしまいました。すると、なぜか街角に和風の易者(えきしゃ)が座っています。どこかで見覚えのある男性なのですが、誰だか思い出せません。

占ってもらうことにしたのですが、私の知りたいこととは別の、ピントのはずれたことばかりを言うのです。しばらく我慢して話を聴いていたのですが、突然、その易者のおでこに紫色のコブがあることに気付きました。そのコブが気持ち悪く感じたので、話の途中でお金を払い、席を立ちました。

歩きはじめると、街は、何時の間にか、私の勤務先がある東京の風景に変わっていました。以上が夢の概要です。どんなメッセージが込められているのでしょう。ご意見をお聴かせ下さい。(33歳女性事務職)

富田隆先生からの回答

易者さんや占い師さんは、「相談相手」の象徴だと思います。職場など身近な場所に、相談相手になってもらっている男性はいませんか?

これは、「普段からよく相談に乗ってもらっているその男性の言うことを、あまり当てにしてはいけないと気付いてしまった」、そういう夢です。夢に出て来た易者さんが貴女の訊きたいことからズレた話ばかりをした、ということがそれを示しています。

夢で道に迷っていたということは、貴女がこれからの人生をどう生きようか迷っているということを意味します。その易者さんから離れた途端に、街の風景が馴染みの場所に変わったということは、他人を頼りにしなくても、自分の意思で進むことができるという「自信」を象徴しています。

易者さんのおでこに現れた気になるコブですが、これはおそらく男性器の象徴でしょう。つまり、相談相手になってくれていた男性が、貴女に対して男性としての欲望を抱いていることに貴女は気付き、それを不快に感じたのかもしれません。

いずれにしても、貴女は自分自身の意思で人生を切り拓いて行こうとしています。どうぞ、頑張ってください。益々のご多幸をお祈りいたします。

 

image by: A.Davey from Portland, Oregon, EE UU, CC BY 2.0, ウィキメディア・コモンズ経由で

実は意外と多い“秋のカビ”。家事のプロが伝授する、今こそやるべき対策とは?

梅雨の時期にはしっかりやる人の多いカビ対策ですが、実は秋にもやっておかなければ痛い目を見ることもあるようです。そこで、今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、 秋のカビ対策の基本を伝授。カビやすいのに意外と盲点になっている場所も教えてくれます。

秋といえばカビ

さて、本日はあんまり秋にやらない家事のお話。

先日ダニの話をしたばっかりですが、もうひとつ秋に対策したいのが

・カビ

なんですよ。カビって言うと梅雨時期だけのような気がしますが、

・秋の長雨≒梅雨のころの温度と湿度

なんですよ。部屋に湿気がこもりやすいんですね。

それなのに、梅雨にはカビ対策をしても秋にはカビ対策をしない人がほとんどなんです。秋カビの対策をしている人は

・梅雨カビの11/3

しかいないというアンケート結果もあるようです。ま、なんとなく感覚的に梅雨の方がジメジメしている気がするモンね。自分の感覚がフツーに間違っているってことですね( ̄∇ ̄)

カビが出てきてからでは遅い。キレイに落とすのが大変だし、なにより余計な家事が増える。いや、それが一番イヤよね。

カビが出来やすいのは

・クローゼット
・ベッド下収納
・下駄箱
・エアコン
・浴室

などですが、カビ対策の基本は、なんといっても

・しっかり乾かす

もう、これほんとに大事です。ちなみにダニ対策としてもヨイ。適度な湿度は大敵ですね。

まさかびしょ濡れのまま服や雨でぐしょぐしょの靴や傘をそのまましまわないと思うんですが、生乾きのままとか、ちょっと裾の厚くなっているところが湿っている気がするとか、そのくらいだとやってしまいそうでしょ?これがマズいんです。湿気がこもってカビ一直線です。

なおかつ

・換気する

ことです。クローゼットでも下駄箱でも、晴れて乾燥した日には開け放って換気をするんです。ちなみに、これと関係するのが

・詰め込みすぎない

ことです。モノが詰め込まれすぎていると、換気しても空気が通っていかず、換気にならないんですよ。もちろんモノを取りだして換気すればOKですが、それはそれでメンドクサイでしょ?ゆったりとはいいませんが、ある程度ゆとりがあった方がカビ対策上も効果的なんです。

【書評】「働かないおじさん」は無能ではない。やる気を起こさせる正しいトリセツ

 昔は「窓際族」などと呼ばれていた、50代で賃金相当の仕事ができない会社員。今でも「働かないおじさん」と名を変えて存在しているようです。今回の無料メルマガ『1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』』では、そんな「働かないおじさん」に向き合う管理職にとって必携の一冊を紹介しています。

「働かないおじさん問題」のトリセツ

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「働かないおじさん問題」のトリセツ

難波猛 著/アスコム

日本企業では年齢とともに給与が上昇していく場合が多いので、50代になって賃金相当の仕事ができないと「働かないおじさん」「Windows2000」(窓際族で年収2,000万円)と呼ばれているという。

多くの管理職は、ことを荒立てなくても、数年すれば定年になるのですから、「働かないおじさん」に対して多少不満があっても放置しています。管理職としても、自分より年上、先輩の部下にダメ出しをするのは、心理的に抵抗があり、理解できる部分もあります。

ただ、働かないおじさんは、同じ職場で働く若い人のやる気を奪う場合もあり、放置できないケースもあるのです。

ネガティブフィードバック…短期的には恨まれたとしても、中長期的には必ず伝えてあげた方が良い。(p147)

また、会社によっては人事の方針によって働かないおじさんに対して、「早期退職制度」「選択定年制度」「セカンドキャリアサポート」などを用意し、他の会社で活躍してもらうようにしている場合があります。その場合、管理職は「働かないおじさん」に会社として給与相当の実績を出してほしい、さもなければ早期退職制度によって退社してほしいと伝えていくことになります。

著者はコンサルタントとしてそうした会社の管理職をサポートしているのです。

そのやり方は常識的なもので、会社として求めるレベルを明確にし、働かないおじさんと管理職の対話で目標を設定し、おじさんの目標設定を支援するのです。目標達成できればOKだし、達成できなければ、次の職場で頑張ってもらうということです。

音を聴くと「上司の言う理屈も分かる部分はあるが、感情的に受け入れられない。上司の言うとおりに行動することが、上司の手柄になると考えると馬鹿らしくなる」。(p158)

最近はさすがに「追い出し部屋」のようなところに「働かないおじさん」を押し込めて仕事を与えないといったことは難しくなってきて、「働かないおじさん」と正面から向かい合う必要が出てきたのでしょう。

本書でも説明があるとおり、できるだけ「働かないおじさん」が自ら目標を設定し、自分が決めたという形にすることがおじさんのやる気を引き出すようです。一部にはひねくれた人もいると思いますが、役割分担に応じた仕事をしてもらうのがあるべき姿ですから、いわんや組織に悪影響を与えたり、上司の指示に従わない場合には、会社の規程にしたがって社外で活躍していただけばよいのです。

「働かないおじさん」と向き合うことで長期的にはおじさんのため、という著者の言葉に同感です。難波さん、良い本をありがとうございました。

木下優樹菜の謝罪動画は大ウソだらけ?タピオカ裁判に出廷すらせず悪気なし、反省ではなく“自由満喫”の2年間に批判殺到

10月27日、東京地裁で行われた“タピオカ裁判”の判決で、元タレントの木下優樹菜(33)に40万円の賠償命令が下された。判決の翌日、木下は自身のYouTubeチャンネルで、涙ながらに謝罪する動画をアップしたものの、ネット上では「ウソ泣きがバレバレ」「全然反省していない」など批判的な意見が殺到している。

木下優樹菜は本当に反省してる?芸能界復帰に疑問の声

「本当に申し訳ありませんでした」声を詰まらせながら、涙ながらに何度も頭を下げて反省の弁を述べた木下。

原告のタピオカドリンク店オーナーは木下に1,000万円の損害賠償を求めていたが、最終的には40万円という“気持ち程度”の賠償金命令となった。一方、判決では木下が店長側に送信したメッセージの内容が「社会通念上、限度を超えた脅迫に当たる」と指摘された。

判決が出たことで謝罪する意図はわかるが、騒動から2年後と遅すぎるし、何より相手側に向けてではなく、YouTubeで謝ったことに疑問を感じざるをえない。だが、もっと驚いたのは次の言葉だ。

「母親として悪いことは認めて謝って、娘たちに恥ずかしくないように生きたいと思った。子供たちのためにも、1からこれからも活動していく」とした上で、「何ができるかなと考えても、私にはやっぱりみんなの前に立って仕事がしたいという気持ちがすごく強くて。この2年間、いろんな仕事も考えましたけど、この仕事しかできないと思いました」と述べ復帰を宣言。

木下は芸能活動の再開を電撃的に発表したのだ。

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インスタに動画告知でYouTubeの再生回数狙いか?

タピオカ騒動についての謝罪だけでなく、まさかの芸能界復帰宣言をした木下優樹菜。同じ動画の中で活動再開にまで言及したことで、「謝罪した気持ちは本当なのか?」という疑念が生じざるを得ない。

というのも、木下は自身のインスタグラムで「19時から見てください。」と会見することを告知。これが自身のYouTubeチャンネルに誘導して、動画再生数とチャンネル登録者数をただ増やしたかっただけなのではないかとネット上で批判を浴びているのだ。

告知の甲斐もあってか、開設したばかりのチャンネルで公開された動画は76万超の視聴数を記録し(28日14時現在)、“バズリ”動画となっている。

しかし、その一方で低評価の数が急増。いいねが4500に対し、バッドは20,000と4倍以上になり、まるでTKOの木下隆行(49)を思わせる“嫌われ”ぶりだ。

コメント欄には「2年間BBQしたり楽しんできたくせに虫がいいですね」「インスタを見る限り反省している日々を送っていたようには見えない」など、辛辣な意見が相次いでいる。

「木下さんはタピオカ騒動で引退という形を取ったため、テレビなど公の場には姿を現さなかったものの、ファンクラブは維持していましたし、インフルエンサーとしての活動もしていました。なので、結構収入もあり経済的には困っていなかったとみられています。だからなのか、あまり動画からは悲壮感みたいなものも漂いませんでしたね…」(スポーツ紙の芸能記者)

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木下優樹菜の謝罪&芸能界復帰宣言動画。今後もその内容と態度は大きな議論を呼びそうだ。