逆らう政治家は吊し上げろ?財務省「バラマキ批判」発表の大勘違い

財務省事務方トップの矢野康治事務次官が、与野党による経済政策論争を「バラマキ合戦」と強く批判した記事が月刊誌「文藝春秋」に掲載され大きな話題となっています。なぜ矢野次官はこのような論文を寄稿するに至ったのでしょうか。今回のメルマガ『藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~』では京都大学大学院教授の藤井聡さんが、そのウラ事情を探るとともに、そもそもこの「バラマキ批判論文」が間違いだらけであることを様々な資料を挙げつつ解説しています。

(この記事はメルマガ『藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~』2021年10月9日配信分の一部抜粋です)

 

矢野・財務省事務次官の「国家財政は破綻する」論文が間違いだらけであることを丁寧に解説いたします

この度、文藝春秋誌に財務省の現役の事務次官・矢野康治氏の「財務次官、モノ申す:このままでは国家財政は破綻する」という記事が発表されました。

この記事の主旨は要するに、次の様なものです。

まず、総裁選や総選挙における総裁候補や与野党の代表らによる「バラマキ合戦のような政策論」を聞いていると、「これは本当に危険だ」と憂いを禁じ得ない、これは「タイタニック号が氷山に向かって突進しているようなもの」であり、「このままでは日本は沈没」してしまう。だから、「やむにやまれぬ大和魂」を持つ自分は、もうじっと黙っているわけにはいかない、「ここで言うべきことを言わねば卑怯でさえある」と思うので、「心あるもの言う犬」「有意な忠犬」(一公務員)として、「どんなに叱られても、どんなに搾られても」

(a)プライマリーバランス黒字化目標(国債発効規制)を取り下げるな
(b)消費税減税は絶対止めよ
(c)10万円の給付金などの損失補償を、絶対止めよ

と、「勇気をもって意見具申」します、というものです。

つまり、矢野氏は自分にはやむにやまれぬ大和魂があるので、クビになろうがどうなろうが、日本のために言うべき事を言うのだ、と言っているのです。

(1)矢野氏記事内容は財務省の公式パンフレットごときもので、大和魂とは無縁である

しかし、矢野氏はその原稿の中で自分自身の事を、幕府に盾を付いて死罪となった吉田松陰の様なヒーローの様に脚色していますが、それは吉田松陰に対して誠に失礼な話です。そもそも松蔭は「老中暗殺計画」という政府の重要役人を暗殺しようとしたため死罪になったのです。

一方で矢野氏が主張している(a)~(c)はいずれも、安倍内閣、菅内閣、そして岸田内閣の基本的な政策方針に他なりません。つまり矢野氏は、「大和魂」なり「勇気をもって意見具申せねばならない」などのヒロイックなもったいぶった文言とは裏腹に、単に政府の既定路線を繰り返し主張しているに過ぎないのです。

というより、彼がこの記事で主張しているのは、彼自身が事務次官として所管する「財政審」などの会議体で、(a)~(c)が正しいと言う(意見を持っているが故に選定したとすらしばしば疑われすらする)有名大学経済学部教授等による、(a)~(c)が必要だという発言に基づいて、財務省として省として決定したものを、内閣に上げて「閣議決定」してもらった方針そのものです。

(もちろん、(b)や(c)は積極的に決定したものではないものの、給付金や減税派、そういう主旨の政治決定があってはじめて実施されるものでありますから、それを頑なに財務省は拒否し続けることはすなわち、(b)や(c)を政治決定していることと同じ重みを持つのです)

したがって、こうした財務省決定、閣議決定で決まった事を雑誌で公表する事など、吉田松陰の命すら厭わぬ大和魂に基づく諸種の振る舞いとは縁もゆかりも無い振る舞いと言わざるを得ません。

さらに言うなら、その記事は単、財務省の公式見解を解説する財務省パンフレットのごときものとすら言いうるもの。そんな財務省パンフレットごときものを、大和魂があるから具申するなぞと脚色するなど、自意識過剰も甚だしいと言われても致し方無きものでしょう。

それが証拠に、矢野氏はこの記事を公表する前に、上司にあたる麻生財務大臣に、記事の公表について了解を得ています(それを、現在の上司にあたる鈴木財務大臣が公言しています)。

財務省事務次官が異例の寄稿 衆院選の政策論争「バラマキ合戦のよう」と批判

しかも、「政府の方針を否定するようなものではないと受け止めているし、中身が問題だと思っていない」と現・鈴木財務大臣は公言してすらいます。

これは単なる一サラリーマン、一組織人として至って普通の行為ですが、そんな当たり前のお役所仕事をしておいて「大和魂で具申する」と言うなど、他人として見ているだけでも穴があったら入りたくなる程に恥ずかしい話に思えます。

 

ツッコミどころ満載の岸田首相「所信表明」28箇所で浮上した4つの問題

10月6日公開の記事「岸田首相よ、正気か?『新しい資本主義』を謳う新政権の危険な経済オンチ」では、岸田政権が「取るしかない」4つの経済成長政策を提示した米国在住作家の冷泉彰彦さん。その2日後には首相が臨時国会で所信表明演説を行いましたが、そこで語られた内容は今後の日本経済を再生に導き得るものだったのでしょうか。今回冷泉さんは自身のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』で、所信表明の「経済政策」全文を詳細に検証。そこから見えてきたのは、「4つの問題」に鈍すぎる岸田首相の姿でした。

【関連】岸田首相よ、正気か?「新しい資本主義」を謳う新政権の危険な経済オンチ

※本記事は有料メルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』2021年10月12日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

緊急告知・第4弾LIVE配信のお知らせ

 

政治経済からエンタメ、スポーツ、コミュニケーション論まで多角的な情報を届けしている冷泉彰彦さんが、メルマガ読者を対象にライブ配信を行います。この機会にぜひ初月無料のメルマガお試し購読をどうぞ。

 

テーマ:総選挙展望と日本の課題
日時:2021/10/22(金)21:00~ ※90分程度を予定

 

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所信表明演説から、岸田政権の経済政策を読み解く

岸田文雄政権が発足しました。「新しい資本主義」であるとか「脱・新自由主義」というような言葉が飛び交う中で、岸田政権はどこまで財政規律を緩めるのか、バラマキに際してリターンを気にするのか、そもそも全体的に辻褄が合っているのか、やはり心配になります。

今回は、10月8日に行われた所信表明演説の「3.経済政策」の全文をワン・センテンス毎に検証しながら、その経済政策の「現在地」を確認したいと思います。演説の原文は官邸のHPから借用しました。

首相官邸 総理の演説・記者会見など 
第二百五回国会における岸田内閣総理大臣所信表明演説

三 第二の政策 新しい資本主義の実現

 

次に、私の経済政策について申し上げます。

 

マクロ経済運営については、最大の目標であるデフレからの脱却を成し遂げます。

前政権までデフレ脱却ができなかったことを批判していますね。いきなり芸が細かい。

そして、大胆な金融政策、機動的な財政政策、成長戦略の推進に努めます。

金融政策は「大胆」で、財政は「機動的」という形容詞がついていますが、成長戦略には形容詞がないというのが面白いですね。当たり前すぎて、でも難しすぎて形容のしようがないという感じでしょうか。

危機に対する必要な財政支出は躊躇(ちゅうちょ)なく行い、万全を期します。

これもコロナ対策費をケチった、前政権への批判。

経済あっての財政であり、順番を間違えてはなりません。

これは財務省の均衡財政原理主義者への宣戦布告でしょうか。

経済をしっかり立て直します。そして、財政健全化に向けて取り組みます。

前の文章を言い換えてますね。こういう優先順位というわけです。

その上で、私が目指すのは、新しい資本主義の実現です。

 

新自由主義的な政策については、富めるものと、富まざるものとの深刻な分断を生んだ、といった弊害が指摘されています。

出ました「新しい資本主義!」厳密な定義はないのですが、とにかく言葉として、こういう言い方がトレンドになるというのと、中道左派の票を取り込みたい、それ以上でも以下でもなさそうです。

 

「子どもをYouTuberにさせたくない」と嘆く親に育児のプロが出した答えは

数年前から子どもたちの「将来なりたい職業」として上位に君臨するユーチューバー。キッズユーチューバーと呼ばれる子どもたちの動画チャンネルも多く出てくるためか、現在では、「今ユーチューバーになりたい」という子も多いようですが、親としては困ってしまう面もありますよね。今回の無料メルマガ『幸せなお母さんになる為の子育て』では、著者であるパピーいしがみさんが 、お子さんがユーチューバーになるのを諦めさせたいママさんからのお悩みに真摯に回答しています。

YouTuberにさせたくない!

こんばんは。パピーいしがみです。

子供達の「将来なりたい職業」は、さまざまですが、2019年の結果ではユーチューバーが1番になり、直近でも第3位までには必ずに入っているそうです。子供達にとっては、画面に出てくる皆さんが「楽しそう」に感じるのでしょうね。

もちろん親としては、そんなに簡単に稼げない事も知っていますし、楽しいことばかりじゃない事も分かっています。そもそも親からすると「なるべく見せたくない」という印象を持っているユーチューブですから「なってほしくない職業」なのかもしれません。

そして多くの方が子供が「ユーチューバーになりたい!」と言われるとお困りになるようです。小学校3年生の娘さんがいらっしゃるmomoさんからこんなご相談を頂いていました。

パピーさん、こんにちは。

不思議と悩んでいる時にぴったりの答えが見つかって、不安になってもすぐに改善することができています。ただ今回は、自分自身どう対処したらよいか分からずアドバイスを頂ければ、と思いご相談させて頂きました。

それは娘から「私もユーチューバーになってみたい!」という言葉を聞いたことからでした。娘はゲームには興味はないのですが、その代わりユーチューブが大好きで、時間があれば1日中でもユーチューブを見ている子でした。

幼稚園の時には、好きなチャンネルを見っぱなしだったのですが、それじゃマズイと思って、小学校に上がった時に、「宿題はちゃんとやる」「ご飯や歯磨き、眠る時間を優先する」「やるべきことをしたらユーチューブ可」とルールを作ったら、宿題はちゃんとやりますし、ご飯やお風呂も「ご飯だよ」と言えば、すぐに止めますし「お風呂だよ」と言えばすぐにお風呂に入る準備をします。

約束は守るし、体操教室も休まず続けているので「ダメ」とは言えないのですが、ユーチューブを文句言われずに見たいからやっていると思います。母としては「これで良いのかな~?あんまりユーチューブばかり見ていないで欲しい」という気持ちでした。

そうこうしているうちに娘が「私もユーチューバーになってみたい!」と言い出しました。いつか言い出すだろうな~とは思っていましたが、どんなにデメリットを話しても諦めさせられる事ができません。どうやら自分が見ているチャンネルで、同じ3年生ぐらいの女の子もやっているし「私もやってみたい」との気持ちの方が強いようです。

結局は「ユーチューバー?ママはイヤだよ。〇〇にはユーチューバーになんてなってほしくない」と感情をぶつけるだけで納得もさせられないし、案の定「どうして?」「なんでダメなの?」の嵐で、その話をするたびに態度も悪くなっています。

今、小学生ユーチューバーって本当に多くて、親が協力もしていると思うのですが、子供が前面に出ているチャンネルがいくらでも出てきます。私自身もインターネットの構造も良くわからないし、チャンネルを作れば、生活を公開するようなことにもなるし、非常に危険だと感じています。なんとか諦めさせたいと思うのですが、いい方法がないでしょうか?

という内容でした。

書家・武田双雲が勧める、プラスしかない「ありがたい」という言葉の魔法

あなたの口癖はなんですか? 自分では気がついていないけれどネガティブな言葉を発してはいないでしょうか。そこで、『武田双雲の極上機嫌になるための言葉』の著者で書家の武田双雲さんがおすすめの2つの口癖を紹介。口に出すことでプラスしかない口癖を使っていくと気分も上がるそうですよ。

 

上機嫌になる言葉。口癖を変えると人生が変わる。

10月11日なのにまだ半袖で過ごしています。
少しずつ涼しくはなっていますが、このままだと大好きな秋感がとても短く一気に寒くなる予感。こういう季節の変わり目はファッションを楽しめたら良いですね。寒くなったらどんなジャケットやコートを着ようかな♪とワクワクします。

前回は、不機嫌になる自分のパターンを見つけようという話をしてきました。
他人のことはよく見えますが、自分のことになると見えづらくなりますよね。
自分の不機嫌パターンを紙に書き出すだけで、不機嫌パワーは減ります。
不機嫌を客観視するだけで、だいぶ軽減されますよという話でした。

今回は、「つい口走ってる言葉」について書きます。口癖って自分では気づいてないことが多いものです。気づかないうちにネガティブな波動の言葉を発していることが多々あります。それは幼い頃からの癖なので気付きにくいのです。親や友人、テレビやゲームから受けたネガティブな口癖をまず見直しましょう。

逆におすすめの口癖ダントツ一位はもちのろん「ありがとう」です。これは僕の中ではダントツ一位です。

「ありがとう」を口癖にするとプラスしかありません。言いすぎても副作用もないしお金も時間もかかりません。無意識レベルでついうっかり「ありがとう」なんて口癖が出てしまった日はおめでとうでございます。

またもう一つのおすすめが

「ありがたい」

です。ありがたいの方がいいやすい人はこちらを積極的に口癖にしていきましょう。
さぁ今口にしてみて
「ありがたい」
ほら、なんか心がほっこりしませんか
言うだけで、口にするだけで、脳や全身の細胞は反応します。
ありがたい事が起きてから「ありがたい」と言うのではなく
「先出しありがたい」です

まず先に「ありがたい」を出していくと脳がありがたいことを自然と探すのです。そして収集します。この感謝言葉の凄さ、効用についてはまだまだ語っていきますので次回もお楽しみに。

さらに極上機嫌になるコツを伝えていきます\( ?o? )/

 

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昨年末の“チラ見せ”がアダに。ドコモ「エコノミーMVNO」の残念な中身

「ahamo」で衝撃的な料金値下げを実現したNTTドコモが、課題だったデータをあまり使わない人向けのプランとして「エコノミーMVNO」を発表しました。その内容が先行しているLINEMOやpovoに対抗できるものになっていないと厳しく指摘するのは、メルマガ『石川温の「スマホ業界新聞」』著者でケータイ/スマートフォンジャーナリストの石川温さん。ユーザー、ドコモショップ、MVNOの3者とも中途半端に感じる内容とその原因を伝えています。

NTTドコモがようやく「エコノミーMVNO」を発表──競争力に乏しい内容。昨年12月のチラ見せは失敗だった?

NTTドコモがようやく「エコノミーMVNO」を発表した。ただ、昨年12月に発表した「ahamo」の衝撃的なデビューに比べると何とも中途半端でインパクトに欠ける内容だった。実際のところ、どこまでユーザーが興味を示すかはかなり微妙だ。

現在のドコモユーザーで、あまりデータを使わない人が「それに見合ったプランがない」と嘆くのは無理もない。「ギガライト」を展開しているが、お世辞にもコストパフォーマンスがいいとは言えない。ドコモユーザーであまり容量を使っていないのであれば他社に乗り換えたくなるのもよくわかる。

だからといって「ドコモショップで契約できるMVNO」が、そうしたユーザーのニーズを満たすモノなのだろうか。おそらく、昨年12月の段階で登場していれば、印象も変わったが、すでにLINEMOが3GBで990円というミニプランを出し、povoは基本料金ゼロ円を打ち出している。

NTTコミュニケーションズで0.5GBで550円というプランを新設したが、他社に比べれば、安いという感じは全くしない。ユーザーとすれば、一度、NTTドコモを解約し、MNP手続きをして、MVNOに新規契約する流れとなる。ソフトバンクなどはブランド間の移行がスムーズにできるのとは対照的だ。

KDDIとソフトバンクは一度、サブブランドを使っても、すぐにメインブランドに戻れるようになっているので、将来的に通信料収入の回復が見込める。エコノミーMVNOでは、通信品質に満足できなかった場合、NTTドコモに戻るのも、他グループに行くのも同じ手間となるため、ユーザーが他グループに流出する可能性もあるだろう。

KDDIやソフトバンクの場合、電気とのセット割や家族まるごとでの契約など、ARPUを上げることのできる仕掛けが備わっている。一方、エコノミーMVNOは単なる収入減にしかならない。ドコモショップでの手続きを売りとしているが、その費用を負担するのはMVNO側だ。dポイントの付与もMVNOが負担する。そもそも「サポートがないから安い」という触れ込みであったMVNOだが、店頭でのサポートをするとなると、それだけのコスト増を吸収するのは無理があるのではないか。結局、ショップへの手数料をあまり支払えないようだと、ドコモショップとして、販売するモチベーションも下がることだろう。

確かにフリービットが手がけるトーンモバイルのように子供の初めてのスマホに特化したようなサービスをドコモショップで販売するというのは、ユーザーそしてMVNOであるフリービットにとってはメリットがあるだろう。しかし、NTTドコモとすれば、ユーザーが他社に流れるエコノミーMVNOよりも、手数料はかかるが、店頭でahamoを販売する方に注力していくのではないか。

エコノミーMVNOは、もっと早くサービスを開始できていたら、状況は変わっていたはずだ。なぜ、昨年12月にチラ見せをしてしまったのか。あの段階でチラ見せするなら、もっと早くサービス開始すべきだったが、やはり、NTTと総務省の会食問題が足を引っ張ったのだろう。

先週、総務省での情報通信行政検証委員会からの報告書が出たことで、ようやくエコノミーMVNOを発表できた感がある。本来であれば、エコノミーMVNOはお蔵入りにして、ahamoで3GBプランを出せば良かったものの、昨年12月にチラ見せしたモノだから、何とも中途半端なサービスとなってしまったのが本当に残念だ。

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縁起の悪い「仏滅」総選挙。それでも岸田新総理が決断したウラ事情

岸田新総理は、10月21日の任期満了を待たず、14日に衆議院を解散し19日告示、31日投票という日程を表明しました。日本ならではの暦の問題があり、この日程は各地の選挙管理委員会も予想外だったようです。メルマガ『石川ともひろの永田町早読み!』著者で小沢一郎氏の秘書を長く務めた元衆議院議員の石川知裕さんは、19日と31日が「仏滅」に当たり、政治家は大切な行事を避けると、政界の常識を説明。にも関わらず総選挙を断行するのは勝つためではあるものの、党幹部が抱える「爆弾」のために「凶」の目が出る可能性もあると指摘しています。

仏滅総選挙は吉か凶か/岸田新総理が心配する「爆弾」

「10月19日公示、10月31日投票はどちらも仏滅だからないよね」。自民党関係者ですら、この日程での総選挙はないと踏んでいた。報道各社もほぼ「10月26日公示、11月7日投票が軸」と予想し、全国の自治体もこの日程を最短として準備を進めていた。

しかし、岸田文雄・新総理が選んだのは「仏滅公示・仏滅投票」という誰もが予想しない日程であった。佐藤優さんから電話をいただき、「石川さんなら選ぶかな?」と聞かれたので、「事務所開きのときには仏滅を避けますね」と答えたら、「そうだよね。立憲民主党が結党した日も仏滅だから伸び悩んでいるのかもしれないよ!」と冗談を言われた。

「結婚式は大安がいい」「葬儀は友引を避けて」というのは『六曜』から来ている。「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の「六曜」は、中国で「時間」を区切る際に使われていた考え方である。日本に伝承されその日に「やってはいけないこと」を考えるための指標として使われてきた。

まあ、六曜に縛られていたら、忙しい現代人は日程を組めないので普段気にして生活している人はいないと思う。しかし、いまでも葬儀は友引の日はしないようになっており、火葬場も稼働していない。結婚式もあえて仏滅を選ぶ人は少ないだろう。六曜は未だに日本人の生活に影響を与えているのは事実だ。

岸田新総理も当然、考慮したと思う。だが、あえてこの日程を選んだのは以下の2つの要因が大きいと言われている。

  1. 10月26日公示だと、眞子様の結婚と重なる
  2. 内閣支持率が高いうちに投票日を迎えたい

私はやはり「支持率が高いうちに」というのが一番の理由だと思う。発足時の支持率は50%前後であまり高くはないが、それでも菅内閣の低支持率より跳ね上がっている。総選挙に先駆けて2つの参議院補選(山口県、静岡県)が告示されたが、どちらも自民党候補が優勢で、総裁交代は選挙に有利に働いている。

しかし甘利明氏を幹事長に起用したり、パンツ大臣こと高木毅氏を国対委員長に起用したりするなど、新しい布陣は爆弾を抱えており、いつその爆弾が破裂するかわからない。仏滅選挙は吉と出るか凶と出るか。

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大阪のドヤ街で、お好み焼き店が「1枚100円」の商売を続けるワケ

日雇い労働者やホームレスのための宿泊施設やシェルターなどがある大阪市西成区「あいりん地区」(通称:釜ヶ崎)には、そこで暮らす人達を支えているお店があります。今回の無料メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』では繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんが、西成区「釜ヶ崎」の地域の人々を思い、値上げを断じてせず、大繁盛している100円お好み焼き店の「信念」を紹介しています。

ドヤ街のおっちゃんたちを優しく包む、100円お好み焼きの香り

大阪市西成区。ドヤ街・あいりん地区と呼ばれる地域には、日雇い労働者やホームレスが、日本中から集まってきます。

野宿を余儀なくされる人のためのシェルターや簡易宿泊所があり、おっちゃんたちが日雇い仕事の斡旋を受けながら、最低限以下とも言える暮らしを何とか維持しています。

自活できる人もいれば、生活保護で生き延びている人も。ボランティア団体のサポートがなければ、生きていけない人もいます。

そんな人たちが多く住むこの地域には、彼らを支える人もたくさんいます。ボランティアの人や周辺のお店もそうです。その中の1軒が、100円でお好み焼きを提供しているお店です。自店舗の前で屋台を組み立て、そこで調理し、店内や屋台横に飲食用のテーブルを出しています。

夕方開店し、営業時間は適当。しかも不定休というアバウトなお店です。屋号もなし。開店と同時に人が集まって来て、いきなり大忙しとなります。それは、まわりをウロウロしているおっちゃんたちが、開店準備の様子を見ているから、開店即注文となるのです。

一度に20~30枚を焼くのですが、次々に売れていきます。

稼ぎを減らすと豊かになる。山奥で妻と犬猫と暮らすお百姓さんの不思議生活

コロナ禍の直撃もあり、都市部を離れ農村部での移住生活に憧れを抱く声が以前にも増して聞かれるようになりましたが、さまざまな障壁に阻まれ、なかなか思ったように動けないという方が多いのも現実です。そんな方々にとって有益であろう情報を届けてくださるのが、移住したとある地方の山奥で農園を営む「むらも」さん。むらもさんは10月2日に創刊されたばかりのメルマガ『むらも農園のしょぼい百姓で行こう!』で今回、仲間とともに田んぼや畑仕事に勤しむ楽しさを紹介するとともに、自分が作り上げたい理想の「循環」について綴っています。

 

才能を小さな田んぼに持ち寄って

僕の周りにはたくさんの百姓仲間がいるんです。

仲間って本当にいいものだし、頼りになります。

田んぼとか農作業って、一人だと結構めげちゃうんですよ。一人でやると、なかなかというか全然、進まないから。

それが二人だと、2倍じゃなくて、3倍進みます。これ本当!効率が全然違うし、話しながらできたりするしめちゃくちゃ楽なんですよ。

3人だと、もっと楽しい。4人なら、もっと賑やか。5人なら、もっと充実。6人なら、もっともっと。増えれば増えるほど、楽しいし楽です。

そして、みんなの能力を持ち寄って、仲間、なんですよね。

もちろん僕の能力も使えて、嬉しい。

今週はそんな話です。

ひとりでやってたなぁ

振り返ると結構一人で作業してたことが多いですね。これは僕の性格もあると思うんですが。

毎日、田んぼをぼちぼちやりつつ、週末にオーナーが来て確認してもらう、みたいなこともありました。

雇われ百姓時代。

その時も手伝ってくれる人もいたんですが距離が少し遠いのもあって、頼むのも億劫というか遠慮してほとんど一人で作業してましたねぇ…。

ま、どちらかと言うと僕の性格でしょうね。酒も一人でよく飲んでましたし…。ちなみに今はお酒はやめてますけどね~。

頼んでいいのか、がよくわからないんです。今も正直、よくわかりませんし、そういうのはちょっと苦手です。

なんでも言うてね~~とか言われてもちょっと気がひけてしまう僕なんですよ。

あ、今日の作業は楽しいぞ~!っていう時にはガンガン誘いますけどね~。

普通に楽しいですから、田植えとか稲刈りとか。

田んぼというピクニック

百姓仲間っていう仲間ができ始めたのは自分で田んぼをやるぞ!って決めて、実際にスタートしてから、でした。それが去年の春ですよ。

田植えの時とか、いろんな人に来てもらって。急に百姓仲間ネットワークになっていきました。

田んぼをお互いに手伝いあうんです。今日はあっちの田んぼ、来週は誰々の田んぼ、それから僕ん家の田んぼ、って具合で。

田植え、稲刈りなんてもうお祭り状態!

たくさん人が来てくれてめちゃくちゃ楽しいのです。

ご飯作って持ってきてくれるだけの人とか、もう、めちゃくちゃありがたいでしょう~~。

腕によりをかけて美味しいものを作ってくれるわけです。

農作業に誘うときも遊びに来てね~って言ってるからかな。ロケーションもいいので、ドライブがてらピクニックにどうぞ、とか。

田んぼの作業をするかしないか、力になるか、ならないかって僕はどうでもいいんです。

もし、田んぼに入りたかったら入ってね~~って感じ。

でも、せっかくだしちょっとやろうかな~ってなる人が多いですね。

あんまり無理して仕事!みたいになっちゃうのも好きじゃないですし、なるべくみんなが楽に楽しくできるように段取りするのが僕の仕事だとも思っています。

 

「Dappi」だけじゃない。ネトサポやカルト信者を使った自民党「野党攻撃」、総選挙前にも加速か? 中国の五毛党と変わらぬ日本の惨状

Twitter上で自民党など与党を擁護・応援する一方、立憲民主党などの主要野党を批判するツイートを大量に投稿していた、フォロワー16万人超を誇るアカウント「Dappi(@dappi2019)」に「法人運営」の可能性が浮上し、ネット上で大きな話題となっている。問題は、その法人が主要取引先として挙げているのが「自由民主党」だったことが判明し、総選挙を前に物議を醸しているのだ。

きっかけは立憲・小西議員の訴訟

その発端は、立憲民主党の小西ひろゆき参院議員が、「Dappi」から自身を誹謗中傷するツイートを投稿されたとして、今月6日に名誉毀損の訴訟を起こしたことだった。以下のツイートは実際に小西議員がTwitter上でDappiを批判しているツイートだが、このツイート1本を根拠として訴訟を起こしたのかについては現在まで分かっていない。

この裁判の過程で「情報開示請求」をおこない、Dappiアカウントを運営していたのが「法人」だったことが判明したのだ。

今回の「Dappi」アカウント運営元の法人は、複数のメディアが報じている通り、民間の信用調査会社が掲載している同法人の主要販売先には「自由民主党(自民党)」の名があり、Buzz Feed Japanが11日に公開した「野党批判を繰り返すアカウント「Dappi」の運営法人?自民党支部や国会議員が取引、政治資金収支報告書などで明らかに」という記事によれば、自民党の小渕優子元経産相(衆院群馬5区、党組織運動本部長)や自民党東京都参議院比例区第18支部とは、過去に取引をしていた形跡が政治資金収支報告書に記載されていたと報じている。

MAG2 NEWSでは、独自の調査をおこなった結果、この法人と思われる会社を特定。社名が報道された訳ではないため実名は控えるが、都内に実在する同法人はホームページのトップページに現在「テレワーク中」であると記載しており、同アカウントについても社員が自宅等から更新をおこなっていたものとみられる。また、問い合わせについても「お問い合わせフォームよりご連絡を」とのことで、直接の取材には応じていない模様だ。

田中みな実は“マッパ生活”でほぼ裸族。憧れは「ヌーディストビーチ」!?西野七瀬との禁断の関係にファン嫉妬

フリーアナウンサーの田中みな実(34)がMCを務める『グータンヌーボ2』(関西テレビ系)の公式インスタグラムに登場。超ミニ丈のニットショートパンツから、すらりとした美脚を見せた“絶対領域”ショットが話題となっている。可憐なコーディネート姿を披露した田中だが、その一方で自宅では一糸まとわぬ“マッパ生活”を送っているという。

田中みな実、私生活では“マッパ生活”をエンジョイ?

番組の公式インスタグラムでは「#みな実さんファッション」というハッシュタグとともに、3枚の写真をアップ。ピンクコーディネートでポーズを決める田中のショットが公開され、コメント欄には「可愛いの大渋滞」「少女に戻った!?」「めちゃめちゃカワイイ!!」などの声が寄せられた。

しかし、田中みな実にとってそれは仮の姿。

実は田中、自宅ではすっぽんぽんの裸状態で生活しているといい、かなりこだわりを持った“裸族”だという。

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田中は昨年、『めざましテレビ』(フジテレビ系)でインタビューに答えた際、自宅では料理や掃除など、すべてを生まれたままの姿でしていると告白。さらには洗濯物もマッパで干しているといい、「なんなら、いつ見られても大丈夫」と語っていた。

「田中さんは以前まで、『自宅の中は水着で過ごす』とコメントしていましたが、裸指向がさらに進んでいるようですね。美意識が誰よりも高い田中さんですから、行き着くところまで行ってしまった感があります。体に自身がある人はどうしても他人に見せたくなります。第2弾の写真集発売も近い将来あるのではとの観測も広がっているようです」(スポーツ紙の芸能記者)

ちなみに、田中は家の中で裸で過ごす理由を「ボディクリームを塗ってなじませている間にパジャマを着ちゃうと、パジャマがべたべたになっちゃうから」と語っている。

アサヒ芸能によると、田中は最近、老若男女問わず裸で行き交う『ヌーディストビーチ』に関心を寄せていて、「コロナが明けたらヨーロッパのヌーディストビーチに行きたい」と話しているという。真偽は不明だが、周りに気兼ねせず裸を満喫できる楽園での生活に憧れを抱いているようだ。

いずれにせよ、同世代女性に影響力がある田中みな実だけに、彼女をお手本に“マッパ生活”をマネする独身女性が増えるかもしれない。

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ヌードに絶対の自身を持つ田中みな実のプロ意識

今や芸能界でも1、2を争う高い美意識を誇る田中みな実。もちろんこだわっているのは裸だけではない。下着にも並々ならぬ思いが詰まっている。

田中がブランドミューズを務めるランジェリーブランド「PEACH JOHN」の冬のNEWビジュアルが解禁。公式インスタグラムでその写真が公開された。

ランジェリー姿でふっくらとしたバストラインをあらわにした田中。今年11月で35歳になるとは思えない抜群のプロポーションを披露した。

田中は20日に同ブランドとのコラボムック本『田中みな実×PEACH JOHNファーストガードルBOOK』(講談社)を発売予定。同ムックには田中がプロデュースしたガードルと「田中みな実責任編集 1冊丸ごとおしりBOOK」もついており、発売前にもかかわらず緊急重版が決定するなど話題を集めている。

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水面下では各出版社が田中みな実の第2弾写真集を狙っているという情報もある。発売から2年が経過し、すでに機は熟している。もしかしたら、驚きの発表が近々あるかもしれない。