米国がコロナで動けぬうちに。中国が一線を越え台湾を奪いに来る日

エスカレートする一方の、中国による台湾への軍事的威嚇。習近平国家主席は、ついに「台湾併合」に向け動き出したのでしょうか。今回のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』では著者の島田久仁彦さんが、習近平氏が歴史に名を刻むために足りないのは台湾であるとした上で、自らが掲げる「大中華帝国の大復興」のため台湾を取りにくる日はそう遠い未来ではないとの見方を示しています。

 

習近平氏の夢へのLast Missing Piece―台湾を巡る国際情勢

世界の目が、いまだ猛威を振るう新型コロナウイルスとの戦いと、ミャンマーで起きたクーデターに向く中、台湾を巡る米中間の綱引きは日に日に熱気を帯びてきています。

習近平国家主席は、就任来、「大中華帝国の大復興」を掲げてきました。経済力は、習近平体制下で、アメリカと肩を並べるレベルにまで達し、軍事力でも、すでに海軍力ではアメリカに匹敵するか凌駕していると、アメリカ海軍が認めるほど、実力を蓄えてきました。

強力な経済力に支えられる一帯一路政策の下、中国の影響力は東南アジア諸国、中東諸国、そしてアフリカ諸国にまで広がりました。

また、別ルートを通って、現代のシルクロードは、中東欧諸国、そしてイタリアやギリシャをはじめとする南欧諸国に伸びています。

まさに中国“帝国”の西進です。

そして、2020年、世界を襲った新型コロナウイルス感染症のパンデミックは、皮肉な話ですが、中国の躍進を後押しする効果を見せました。

いち早く“コロナを克服”した中国は、ここぞとばかりに、影響力拡大に動きます。

その一つは、マスク外交・医療戦略物資外交、そして今は、中国製のコロナワクチンを用いたワクチン外交です。

マスクや医療物資は、質が悪いと揶揄されましたが、それでもいち早く物資が届けられる様は、多くの途上国、そして中東欧諸国のハートを掴みました。そして今、ワクチンが同じ役割を果たしています。

東南アジア諸国、中東諸国、アフリカ諸国、そしてラテンアメリカ諸国の多くに中国製ワクチンは届けられ、「途上国にワクチンが普及するのは2023年」、「欧米製のワクチンのほとんどは富める国の富める層に独占される」といったジレンマを逆手に取った姿勢は、各国での中国脅威論を少し中和する役割も担っているようです。

その中国脅威論は、主に一帯一路政策の下、各国に高利で貸し付けられ、借金漬けにする姿勢と、南シナ海、そして東シナ海で展開される、強大な軍事力を背景にした領有権問題に起因します。

脅威は衰退しないものの、困ったときに迅速に手を差し伸べる姿は、被支援国、特に東南アジア諸国の対応と心境を複雑なものにしているようです。

 

年金保険料の「免除制度」を利用した場合、将来いくら年金が貰える?

収入の減少や失業等により国民年金保険料を納めることが経済的に困難な場合、保険料の免除制度というものがあります。よく知られている「全額免除」のほかに、実は「部分免除」という種類もあることをご存知でしょうか。そして、免除制度を使った場合、自分の年金はいくら支払われるのでしょうか? 今回の無料メルマガ『年金アドバイザーが教える!楽しく学ぶ公的年金講座』では著者のhirokiさんが、この国民年金保険料の免除について詳しく解説しています。

今日はよく苦手意識を持たれる、保険料免除分の年金計算をザッと復習していきましょう

国民年金から支給される基礎年金には年金の2分の1に相当する税金が投入されています(平成21年3月までの期間は3分の1でした)。税金額としては現在は年間11兆円ほど。なので、以前は保険料の全額免除をしたとしても老齢基礎年金額の2分の1に反映する事を話しました。

例えば20歳から60歳までの480ヶ月間の間に、厚年期間240ヵ月と国民年金保険料を納めた期間が30ヶ月、平成21年3月までの全額免除90ヵ月、平成21年4月以降の全額免除が120ヶ月あったとします。

そうすると老齢基礎年金額は令和3年度満額780,900円÷480ヶ月×(240ヶ月+30ヶ月+90ヶ月×3分の1+120ヶ月×2分の1)=780,900円÷480ヶ月×360ヵ月=585,675円(月額48,806円)となります。他に過去の給料に比例した年金である厚生年金が支払われる。

2分の1に反映とか3分の1に反映とか言われても実際どのくらいの年金額になるのかピンとこないですが、計算としては上記のような流れです。全額免除の期間に税金反映分の2分の1を掛けるだけ。実際計算してみないとわからないものは多いです。

ところで国民年金保険料免除にはいくつか種類があります。全額免除の他に平成14年4月から半額免除、平成18年7月から4分の3免除と4分の1免除が導入されました。保険料の一部を免除するのでこれらを一部免除とか部分免除といいます。

なぜこのように保険料の免除が段階的に免除できるようになったのかというと、従来は保険料を納めるか全く納めないかの2択しかなかったですが保険料額も高額になって来たし、個人個人の負担能力に応じた免除制度にするためです。平成元年に入った時は月保険料が8,000円ほどでしたが、平成10年頃は13,300円にまで上がってきましたからね。

ところが、この部分免除(約40万人)は全額免除(約580万人)に比べると、あんまり利用者は居ないんですよ。大体は全額免除。

遅きに失して真実に迫れず。中国の思惑通りなWHO「武漢調査」

武漢入りから2週間の隔離期間を経て始まったやはり2週間のWHOの調査が終了。調査団の会見は、武漢ウイルス研究所からのウイルス流出説を否定し、海鮮卸売市場も発生源ではないと、中国側の主張をなぞるだけでした。メルマガ『uttiiの電子版ウォッチ DELUXE』著者でジャーナリストの内田誠さんは、今回の調査の重要な舞台の1つ「武漢ウイルス研究所」に関する新聞記事を昨年4月まで遡って検証。同研究所の実習生が感染した疑惑の説明はなく、調査中発せられた「多くの疑問」も明らかにされず、会見に同席した中国のガードの堅さを窺わせています。

新聞各紙は「武漢ウイルス研究所」でどんな記事を掲載してきたのか?

きょうは《毎日》から。WHOの調査団が会見を開き、武漢ウイルス研究所からのウイルス流出説を事実上否定しました。各紙書いていますが、「武漢ウイルス研究所」でどんな記事が掲載されてきたのか、毎度のことで申し訳ないですが、《東京》の検索機能で探してみました。

昨年の4月以降、8件にヒット。今日の《毎日》の記事を入れれば9件ということになります。まずは《毎日》4面記事の見出しと【セブンNEWS】第4項目の再掲から。

研究所起源は否定的
武漢調査終了 WHO会見

中国・武漢で新型コロナウイルスの起源について調べていた世界保健機関の調査団は、約2週間の調査を終えて会見。米国トランプ前政権が唱えていた武漢ウイルス研究所からのウイルス流出疑惑につき、「可能性は極めて低い」として今後の調査対象から外すことに。

会見は中国側と合同で行われ、WHOの専門家、ペンエンバレク氏は「実験室の事故によってウイルスが流出した可能性は極めて低い」と述べた。一方で、「武漢市以前の感染経路や人とウイルスを結びつける動物の絞り込みには至らなかった」とも。

最初に集団感染が確認された「華南海鮮卸売市場」は、初期のクラスターの1つではあるが、同時期に市場以外でも小規模な感染が起きていたとした。

●uttiiの眼

ウイルスの型などから、武漢ウイルス研究所も、華南海鮮卸売市場も「発生源」ではないということになった。またコウモリからどんな動物を経て人間に感染したのかについても結論は出なかった。要は、何も分からなかったということに近い。同席した中国側は、「中国以外で調査する必要性を強調し、「輸入冷凍食品などを介してウイルスが外国から流入した可能性」を指摘したというから、中国側はこの調査と会見を通じて実現しようとしていた目的を果たしたことになるのだろう。

それでも、この結果に対する責任の半分は中国側にあると言わざるを得ない。調査開始が大幅に遅れたことで、発生から1年後にようやく実現した今回調査の有効性には、最初から疑問が投げかけられていた。

日本人が知らない2022北京五輪の醜悪。森叩きの裏で蠢く本当の悪とは何か

日本では現在、東京オリ・パラ競技大会組織委員会の森喜朗会長の失言による辞任問題が大きな話題となっていますが、2022年に開催予定の「冬季北京五輪」のボイコットを呼びかけるチベット人の会見など、北京五輪に関する批判の声を見かけることはほとんどありません。今回のメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』では著者で台湾出身の評論家・黄文雄さんが、チベット人やウイグル人を迫害する中国と北京五輪に対して多くの批判の声があがっている現実を紹介しています。

※本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2021年2月10日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:黄文雄こう・ぶんゆう
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』(徳間書店)など多数。

【中国】日本がちっとも報じない「冬季北京五輪」を糾弾する声

北京五輪ボイコットを 中国の少数民族迫害で在日チベット人ら会見

2月4日、在日のチベットやウイグル人らが東京で記者会見を開き、中国で行われているウイグルやチベット、モンゴル、香港人への弾圧の即時停止を訴え、状況が改善されない場合は国際オリンピック委員会(IOC)や各国は来年2月に開催される冬季北京オリンピックをボイコットすべきだと主張しました。

この2月4日は、前日の日本オリンピック委員会(JOC)の臨時評議員会で森喜朗会長が「女性蔑視発言」を行ったということで謝罪・撤回会見を行った日でした。メディアはこぞって森氏の会見ばかりを報じましたが、この在日チベット人らの会見については、新聞は数紙が報じたものの、テレビなどはほとんどが無視していました。

2008年の北京オリンピックの際、長野市で聖火リレーが行われましたが、当初出発地として予定されていた善光寺は、チベット問題を理由に出発地となることを辞退しました。

善光寺は長野冬季五輪や1964年の東京五輪の聖火リレー出発地でもあったのですが、チベット問題を看過できないということで、勇気ある決断をしたわけです。

● 善光寺、北京五輪の聖火リレー出発地を辞退 チベット問題を理由に

2022年の北京オリンピックでは、さらに状況は悪化しています。

一方、テレビや新聞、国会などでは、毎日、森喜朗氏の発言について「オリンピックの精神に反する」と大々的に問題視、糾弾していますが、いまだ中国のウイグル弾圧を問題視し、「オリンピック精神に反する」と批判するメディアやコメンテイターを見たことがありません(スポーツライターの二宮清純氏がフジテレビの「プライムニュース」で、IOCがもっと中国に人権問題を問いただすべきだと発言していたと聞きましたが、それ一件くらいです)。

「ナナメの会話」が効果的。子供に自ら勉強したいと思わせる方法

ちっとも勉強をしない子供に対してはついガミガミと声を荒げてしまいがちですが、その対応は完全に悪手のようです。今回の無料メルマガ『【待ってました思春期】飯塚ひろみ』では思春期・発達障害療育専門カウンセラーの飯塚ひろみさんが、子供の気持ちを勉強に向けるために有効なアプローチ法を紹介。「優先すべきは親子の関係改善」と説いています。

子どもの気持ちを勉強に向けるには

勉強して欲しいと思う親と、素直にいう事をきかない思春期の子ども。この関係の中で、どうやって受験に導いていったら良いのか、私のところにも多くご相談が寄せられています。

「親がガミガミ言わなくても勉強する子になって欲しい」

これは、子どもを持つ親の共通の願いなのではないでしょうか。今回はここのところをみていきたいと思います。

子どもに勉強をして欲しい、また、自ら勉強をする子になって欲しいのであれば、「勉強しなさい」という言葉を封印することです。

というと「そんなことをしたら、もっと成績が悪くなっちゃう!」「無理無理無理!うちの子はガミガミ言わなきゃやらないんだから!」というお気持ちに今、なっているのではないでしょうか(笑)。

現在も勉強を渋っているのに、もっとやらなくなったらどうしよう…と、不安になるのは親としては当然の気持ちですからね。

だからといって「勉強しなさい」と言って、素直に勉強をするのかというと、思春期の子どもはテコでも動きません。

このように「勉強しなさい」という言葉に効果がないことはもう、明らかなのですね。

なのでここは「勉強しなさいと言ったら1点テストの点数が下がる」と思って、言いたくなる気持ちをグッと我慢しましょう。

それよりも「最近疲れていない?」「しんどそうだけど疲れてたら休んでいいんだよ」と、身体を労う言葉を掛けて行くほうが効果的です。

更には「ナナメの会話」をたくさんして、親子関係を風通しの良い物にしていたほうが、もっと効果的です。

会話で盛り上がりを見せながら、時折時間を気にする素振りを見せ「あ、もうこんな時間になちゃったけど、宿題はどうする?」「ごめんごめん、こんな時間になっちゃったね。そろそろ勉強の時間にする?お母さんも○○(家事など)片付けちゃうから」と、提案していく形のアプローチをする様にしてください。

そこから先は子どもの判断です。するもしないも、子どもが自分で判断し、決め、行動に移していくので、もし勉強をしないと言ってきたとしても焦らず「わかった。じゃあ、やりたい時にやってね」と言ってあげましょう。思春期以降は自分の行動に責任をとることも学ばせていかなければなりませんからね。

と、ガミガミ言うよりも親子関係を改善したほうが、子どものやる気が上がることはもう多方面で検証結果がでています。

大切なのは、子どもに「勉強をさせる」のではなく「勉強という行動を起こす気持ちを湧き上がらせる」ことなので、関係改善を優先しつつ導いてあげてください(^-^)

【今日の実践課題】

  • 子どもが勉強したいと思う気持ちになるには、どのようなアプローチをしたら良いですか?ナナメの会話を意識しながらできる事を羅列してみましょう
  • どんな時に子どもが勉強に意欲を見せていますか?ちょっと前向きになった瞬間などを思い出し、前後の会話やシチュエーションを書いてみましょう。今後もこうした良い環境を整えて行くためにできることを書いてみましょう

お手元のノートで書き出してみてくださいね(^-^) 書き溜めたノートは世界に一つだけの教科書になっていきます♪

image by: Shutterstock.com

「売ってくれない魚屋」から学ぶ、良くないものは売らない決断

商品やサービスを扱っている限り誰しも売り上げは立てたいものですが、敢えて「売らない」という決断をすべきシーンもあるようです。今回の無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』では接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんが、かつての経験から学んだ「良くないものは売らない」という考え方を紹介するとともに、目先の利益を追いお客様にとってデメリットとなるような商売は、結局自分たちが割りを食うことになるとしています。

売ってくれない魚屋

魚屋さんに買い物に行ったことってありますか?スーパーとかではなくて、魚だけを専門に扱う商店街にあるような魚屋さんです。それかもしくは、市場なんかでも良いでしょう。鮮魚市場に行くと、魚介類が大量に並んでいる様子を目にすることができますね。

私は実家が魚をメインに扱う和食料理屋だったこともあって、懇意にしている魚屋さんに行ったり、親の手伝いと称して、明け方の市場に連れて行ってもらっていた経験が結構あります。そういうところで買い物(当時は仕入れでしたが)をしていると、時々、魚屋さんが魚を売ってくれないという場面に遭遇することがあります。「これが欲しい」と言っても、「それはダメだ」と売ってくれないのです。

なぜかというと、あまり良い素材ではないから。魚という食材は、その時々の天候や海の状態によってかなり味が変わります。悪天候でまともな魚が取れていないこともあれば、気温が普段とは違っていて、おいしくないということもあるわけです。プロである魚屋さんは、そうした味の変化をよく理解しているので、「これは良くない」というものは、ある程度顔を見知った相手になると売ってくれなかったりするわけですね。その逆に、「だったら今日はこっちが良いよ」と別のものを勧めてくれることもあります。

当然、私の親がやっていた料理屋でも、そうしたお勧めとされている食材を使うから毎日メニューは変わります。お客様がやって来て「今日は〇〇がいいな」と言っていても「今日は〇〇は味が悪くて仕入れていない。こっちならどうか?」と言うわけです。そうしてお客様もそれを注文し、刺身などを食べて美味しいと喜んでくれる。そういう光景を子供の頃にかなり見てきました。

でも今振り返ってみると、こういう中で育ってきた私はすごくラッキーだったのかもしれません。なぜかというと、「売らない決断」をできるからです。「良くないものは売らない」という判断をしている大人を間近で見てきたものですから、目の前のお客様にとって良くないものは売らない、その代わりに良いものを勧めるという感覚があったように感じています。もし良いものがなければ、「次に良いものが入った時に来てくださいね」と言える。これって結構難しいと思うのです。

富裕層がターゲット。地方の「ペット可」ホテルに潜む商機とは?

ペットと一緒に宿泊できる施設は徐々に増えていますが、まだほとんどないというエリアもあるようです。『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』の読者から、海辺のリゾート地にある小規模ホテルの差別化策としてペット対応型を検討中も、需要面に不安があると相談が届きました。犬好きとして知られる永江さんは、富裕層ターゲットのサービスなのでマーケット全体のトレンドは無視していいとずばり。「ペット可」ホテルが多い軽井沢などでしっかり調査すること、海辺だからこそ必要な設備もあることなどをアドバイスしています。

地方のペット対応型ホテルは需要があるか

Question

shitumon

本日はペット対応ホテルについて質問です。現在、地方でホテル運営をサポートしているのですが、ホテルの差別化としてペット対応型ホテルというのを検討しています。現状としては下記になります。

  • リゾートエリアで富裕層も多い
  • 近隣にはペット対応ホテルは皆無
  • ホテルはオーシャンビュー、海まで5秒の立地
  • 夏場は料金も高く取れるが、冬場はかなり厳しい
  • コロナにより瀕死状態
  • 小規模ホテル

このような状況なのですが、今後ペット対応ホテルというのは可能性がありますでしょうか?ペット統計等を見ていると、猫は増えているけど、犬は減っていたりして、マーケット的には旬な感じはしません。私自身ペットを飼っていない為、なかなかペット主の気持ちがわからず質問した次第です。

大のペット好きの永江様のご意見をお聞かせ頂けますでしょうか。よろしくお願い致します。

永江さんからの回答

小規模のホテル運営であればマーケット規模は議論する必要ないほど十分あるので、軽井沢などのペット同伴のホテルなどを見に行き、ターゲットユーザーのことをよく考えてサービスを設計することをお勧めします。

まず前提として、小規模のホテルであればペット連れで宿泊したい富裕層が10万人でもいれば十分過ぎるので、全体的なペット数などのトレンド・統計は気にしなくて良いでしょう。

実際ペット同伴のホテルは既に多数あって、一番は軽井沢です。行ってみるとよく分かりますが、富裕層はリテラシーがあるのでコロナで大騒ぎしないですし、犬連れも多いので全く瀕死ではありません(わたしの周囲で別荘を所有している人はほぼ確実に犬を飼っています)。

なので、軽井沢などペットを連れた富裕層が滞在している宿泊施設などを見に行き、提供されているサービス・設備や利用者などを見て参考にすると良いと思います。海辺のペット同伴ホテルも首都圏から近いところでは熱海や下田に多くあります。

犬についてコメントを補足すると、山川で動き回ってもブラシをかければキレイになりますが、砂浜で遊ぶと砂だらけ・塩だらけになって洗うのも大変でホテルに連れて行くのが大変です。手入れしやす設備や気にしなくて良い施設の工夫などあると良いでしょう。

また富裕層は大型犬を飼っている比率が高いはずなので(家が大きくないと飼えないため)、大型犬も宿泊できるようにすることもポイントだと思います。

image by: Shutterstock.com

鉄壁の守り。自衛隊中央病院が新型コロナ院内感染を阻止できた訳

ダイヤモンド・プリンセス号の乗客をはじめ、多くの新型コロナウイルス感染者を受け入れた自衛隊中央病院ですが、スタッフへの二次感染は今に至るまでただの一度も発生していません。そのカギはどこにあるのでしょうか。今回の無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、前院長・上部泰秀氏が語った現場での対応や、隊員たちがいかにして厳しい状況に対峙したかが紹介されています。

自衛隊中央病院は、なぜ院内感染を阻止できたのか

昨年、新型コロナウイルスの集団感染が発生したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」。同船の乗客をはじめ、多数の感染者を受け入れながらも、自衛隊中央病院はなぜ院内感染を見事に阻止できたのでしょうか。多数の患者と向き合ってきた前院長・上部泰秀氏のお話の一部を紹介します。


ダイヤモンド・プリンセスへの対応に当たった時は、相手は未知の感染症であり、しかも短期間に多数の患者さんを受け入れる必要もあり、緊張感は極度に達しました。

私たちはそうした中でも、患者さんに良質で安全な医療や、思い遣りのある看護を提供する態勢維持に尽力しました。これまでの訓練の成果を活用し、様々な情報を勤務員間で共有するなどの取り組みにより、院内感染防止や医療事故防止を図りながら多数の患者さんを受け入れることができました。

おかげでその後の市中感染期に勤務員は、「防護処置を適切に行えば院内感染を防止できる」「訓練したことはできる」と、自信を持って対応することができたのです。

本院は、院内感染が生起した場合、診療継続が不可能になるとの認識のもと、まず院内感染を出さないことを何より最優先としました。病院全職員に対して手洗いやマスク着用等の徹底を図るとともに、感染者とスタッフ等の動線の区分を明確にしました。

目から飛沫・接触感染するリスクも想定されたので、対応する職員はフェイスマスク、N95マスク、ガウン等を着用して対応しました。特に個人防護衣は脱ぐ時が重要であり、姿見を随所において一人でもチェックできるようにし、手指消毒も徹底しました。

さらに、感染症病棟以外でもドアノブやエレベーターのボタン、業務で使うタブレット端末など、職員や患者さんが手に触れるものの感染対策にも十分な注意を払いました。

また、院内感染制御チーム(ICT)による個人用防護衣の着脱訓練及びN95マスクのフィットテストを実施しました。さらに、ICTによる各種会議及び院内掲示物による注意喚起等で院内感染防止の徹底を図りました。

集団で行動するという自衛隊の特性も、院内感染を防ぐことができた一因かもしれません。「自分自身が感染して、他の職員に感染を広げるのは避けたい」という意識、使命感、責任感を一人ひとりが堅持して、厳しい状況に対峙してきたのです。


メルマガが本になりました!新刊のご紹介 

cc20201202-s1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書
(致知出版社 刊)
致知出版社の「人間力メルマガ」』が一冊の本になりました。
日本が誇る超一流の方々の名言集、好評発売中!

image by: 陸上自衛隊 - Home | Facebook

社長が「誰かに変えてもらいたい」という態度の企業が成長しない訳

たとえ優れた商品やサービスを開発しても、お客様の手に届かなければ無価値も同然というのは、ビジネスの素人でも分かること。ところがそんな「常識」を理解していない、もしくは理解していても動けない経営者も少なくないようです。今回の無料メルマガ『ビジネス真実践』では著者で人気コンサルタントの中久保浩平さんが、かつて関わったある企業の経営者のエピソードを紹介しつつ、「社長としての仕事」について考察しています。

知ってもらうわないと困るのはあなたでしょ!?

コロナ以前のお話です。「この新商品を販売したいのですが…」と相談に来られた製造業の経営者がいました。会社は小規模ながらも仕事は丁寧で創業してン十年、コツコツとやってきて取引先、顧客への信頼・実績も十分ありました。

新商品についても非常に魅力的なものでテストマーケティングを行った結果、顧客を含め市場からの評判も上々でした。そして、いよいよ「では本格的に動きますか?」という段階になったときに、「いやっ、まだそのタイミングではないような…」と尻込みな様子。

私 「何か問題でも?」

社長 「商品ラインナップの絞込みをもう少しじっくりと…」

私 「了解しました。では、テストマーケティングした結果で良かったものを中心に構成してみてはどうですか?」

社長 「はい、それでいきます。」

ということになり、新商品のラインナップからセグメントのブラッシュアップをはかり、再度テストマーケティング。結果、ニッチながらもやはりニーズは高いことがわかり、「では、これで行きましょう」となったのです。ところが、「今、ちょっと、既存のモノが繁忙期で、動けないんです」と、またもや停止状態。

しばらくして、新商品の販路も見えてきていることを伝えても「今はちょっと…」の返答。結局、凍結状態のまま、時間だけが過ぎて行きました。

関ジャニ∞に再び“解散説”が浮上。大倉が俳優業に本腰、目指す方向バラバラで「嵐」と同じ道辿る?

昨年のラストライブをもって活動休止に入った嵐に代わり、ジャニーズ事務所を引っ張っていく存在となった関ジャニ∞。事務所からの期待も高く、メンバーはそれぞれバラエティやドラマなどで活躍を見せている。しかし、ここへきて新たな火種が生まれ、幾度となく巻き起こった「グループ解散説」が再び浮上してきた。

俳優としての評価がうなぎのぼりの大倉忠義

毎週木曜日22時から放送中の連続ドラマ『知ってるワイフ』(フジテレビ系)に主演している大倉忠義(35)。視聴率はやや苦戦しているものの、視聴者からは「おもしろい!」と評判が良い。

同作は主人公の元春(大倉忠義)が恐妻の澪(広瀬アリス)と結婚する前にタイムスリップして未来を変えるというファンタジーラブストーリー。

特に絶賛されているのが大倉の演技力で、絶妙な表情やダメ夫ぶりが最高にイライラさせてくれると話題になっているのだ。

【関連】嵐の活動再開が「2年後」の現実味。松潤の大河PR、都内でヒマする大野、低い視聴率に苦しむ相葉

実は大倉、今回のドラマに限らず、関係者たちの間では俳優としての評価がかなり高い。ドラマ制作会社の関係者は次のように語る。

「大倉さんはこれまでたくさんの作品に出演してきたわけではありませんが、昨年9月に公開された映画『窮鼠はチーズの夢を見る』で評価を上げました。成田凌さんとのボーイズラブに挑戦し、見事に演じきったことで関係者たちを驚かせました。あまり演技派のイメージがなかったのは確かですからね。この作品で一気に知名度を上げ、今やドラマや映画関係者からラブコールの嵐です」

大倉は難しい男性同士の恋愛というテーマをやり遂げ、新境地を開拓。あるひとつの作品をきっかけに一気にブレイクすることは、俳優の世界でも珍しくない。

しかし、この俳優・大倉忠義の評価の高さが、関ジャニ∞というグループの存続を難しいものにしてしまっているのだ。

大倉の脱退は「グループ解散」に直結する

そんな大倉は今後、俳優一本でやっていくのではという見方が強い。映画やドラマで主演が続いていることから、今後はさらなるステップアップを目指していくのは必至だ。

【関連】石原さとみに人気急落と離婚危機。コロナ“隠蔽”で綾野剛が激怒、宗教問題で夫婦に赤信号

「すでに大倉さんには次の作品のオファーがきていると聞いています。俳優業に主軸を置くことは明白です。ただ、俳優はイメージも大切ですから、バラエティに出続けていることで、役の幅が狭まってしまうことを懸念します。朝ドラや大河も狙っているという話もありますし、俳優として生きていくことで、大倉さんがグループ活動を重荷に感じてしまう時期はすぐにやってくるでしょう」(前出・ドラマ制作関係者)

関ジャニ∞のビジュアル担当である大倉が、現在グループの人気を支えているといっても過言ではない。

その大倉が俳優業に専念するため、もしグループを抜けるようなことがあれば、それはすなわち「大倉脱退=グループ解散」と意味している。

2019年9月に錦戸亮(36)が脱退した時、大倉は「すばる君も亮ちゃんもいなくなってしまったら、もうこれは関ジャニ∞ではない。解散させてください」とジャニーズ事務所の上層部に訴えたと言われている。

それだけ大倉は責任感が強い男ではあるが、一方ですでにグループ活動から気持ちが離れていることも確かだ。大倉の気持ちは今、グラグラと揺れている。

【関連】手越祐也が錦戸亮を上から目線で挑発!元ジャニーズ2人に深い確執、『NEWS』ガチ下剋上バトルの行方は

大倉にもしものことがあれば、関ジャニ∞の存続は難しい。自分たちが危うい状況の中にいることは、他のメンバーたちが誰よりも気付いているだろう。