あのラムネ瓶の中にある「ビー玉」は、どうやって入れるのか?

夏ですね、夏といえば夜店でラムネ。子どものころラムネのビンの中に入ったビー玉を取り出そうと「格闘」したという記憶は誰しもあるのではないでしょうか? 郷愁の食べものたちをこよなく愛するUNCLE TELLさんの無料メルマガ『郷愁の食物誌』では、郷愁の飲みものとも言うべき「ラムネ」のビー玉の謎について種明かしをしています。あれって、どうやって入れているのか知っていますか?

郷愁のおやつたち・ラムネ

ラムネは今はもう郷愁の飲みもの・おやつと言った方がいいだろう。コンビニや食品スーパーに普通に売っているものではなくなっているからである。祭りや縁日イベントの露店などで見つけて、なつかしくもほっと心がやすらぐのである。

ウィキペデアによれば、ラムネという名称は、イギリスから到来したレモネードが転したものという。独特な瓶のデザインもこのとき同時に持ち込まれたもので、明治初期に神戸旧居留地のシム商会が日本で初めて製造と販売を行なったとある。1872年(明治5年5月4日)に日本人に初めてラムネ製造の許可が下り、のちに5月4日は「ラムネの日」となったとか。日本ラムネ協会という団体もあるようである。

ところで、清涼飲料水の「ラムネ」だが、あのビンの中に入っているビー玉はどうやって中に入れるものだろうかと、疑問がわいたこともむろんある。例の参考書「駄菓子屋図鑑」(奥成達著・飛鳥新社)の中に種明かししてあった。著者によると答えは簡単・当たり前でちょっと拍子抜けすると…。

つまりそれは、ビー玉を入れてから、ビンの口をガスバーナーで焼き、溶かして細くすぼめるというのである。その後、発生したガスの圧力でビー玉を押し上げ、固いフタ仕立てる。この卓越したアイデアは、約140年前に英国人によって発明されたもののようである。どうもこの説明だけでは良くわからないが…。

ネットで、試しに、“ラムネの思い出”と入れ検索してみた。その一つ二つを。

--こどもの頃、お祭りで買ってもらったラムネの びー玉の入ったびんが好きで、飲んだらその場でびんを返さなきゃならないのがとても嫌 でした。 いつも、お家にもって帰りたいと言っては親にダメだと言われ …--

そう持って帰るというと、「保証金」とかいって100円也を加算して取られたのであった。

--この、透明なブルーがきれいなチェコビーズに初めて出会ったときから、イメージはノスタルジックなラムネの思い出。私の子供のころはすでにラムネはかなり希少な飲み物になってはいたけれど、それでも小学校前の駄菓子屋でたまに買っては、中のビー玉を取り出そうと必死に振っていた記憶があります。--

なかなか詩的な表現。ビー玉はビンを毀さない限り出て来ないと思う。ラムネについても、それぞれに思い出が詰まっているおやつ、飲みものである。

image by: Shutterstock

【池尻大橋】ラーメン官僚も旨味の皮に包まれた極上肉ワンタン麺【八雲】

日本全国に数多あるラーメンの中でもとっておきの一品を食べ歩きながら紹介する、ラーメン官僚かずあっきぃこと田中一明さん。豪華執筆陣による興味深い記事を1本から購入できて読める、まぐまぐの新サービス「mine」で無料公開中の、田中さんの記事から本日ご紹介するのは、東京・池尻大橋「八雲」の肉ワンタン麺(白だし)。今まで12,000杯のラーメンを食べ歩いたラーメン官僚が、肉のうま味を思い存分味わうことができるワンタンを極上と評価する、「八雲」の肉ワンタン麺のお味とは?

オススメ!【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】八雲

八雲@池尻大橋にて、肉ワンタン麺(白だし)。

言わずと知れた、東京を代表する実力店のひとつ。

本年1月13日、2005年から12年間にわたって営業を続けていた場所から移転を果たした同店。新たな店舗のロケーションは、池尻大橋駅のアクセスがより一層向上。

フロアも建物の2階から路面店(1階)へと移ったことにより、食べ手を迎える態勢は盤石になったと言えよう。

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店内のレイアウトも一新された。客席と客席の間がグッと広がり、八雲の1杯がよりじっくりと堪能できるように。

「肉ワンタン麺(白だし)」をオーダーした。

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静寂を保つ湖面のように穏やかなうま味を湛えたスープは、ほのかな芳香も相まって、食べ手に鮮やかな印象を刻み込む。

浜田山の『たんたん亭』を祖とするこの系統は、非常に大ざっぱに申し上げれば、『かづ屋』と『八雲』を二巨頭とし、それぞれで修業・独立した店舗を含め、『たんたん亭系』という一大勢力を築き上げている。

個人的な所感になるが、『かづ屋』の系統はトータルバランスで食べさせるラーメン、『八雲』の系統はビビッドなうま味と香りで惹き付けるラーメンを提供する傾向があるような気がする。

明確なうま味と香りは、ハマれば抜群の破壊力を見せ付けるが、少しでも調整が狂うと途端に体感的な印象が低下する諸刃の剣。

そんな難しいチューニングを、やすやすとこなす『八雲』の1杯は、流石は本家と感嘆せざるを得ない。

肉のうま味を思い存分味わうことができるワンタンも極上の出来映え。

無我夢中で麺を啜り上げ、気が付けば丼が空っぽになっていた。

自身が食べて美味かったラーメンのみUPする、田中一明さんの記事をチェックしたい方はこちらでフォロー

DATA

八雲

営業時間 11:30~15:30 17:00~21:00 月曜は昼営業のみ

住所 東京都目黒区東山3-6-15 エビヤビル 1F

定休日 火曜

民進党・蓮舫代表が辞意表明。SNSでは「#蓮舫辞めるな」の声

【速報】民進党の蓮舫代表が辞意を表明。「民進党を新たな執行部に率いてもらう」「一議員に戻ります」

7月27日午後3時、民進党の蓮舫代表は定例会見の冒頭で「党の代表をひく決断をした」と述べ、同党の代表を辞任する考えを示した。

蓮舫代表は「一日熟考させていただいた。遠心力を求心力に変えるにはどうすれば良いか、国民にしっかり託してもらえる民進党になれるか。人事ではなく、私自身を見つめ直さないといけないと考えた」と辞意を決めた理由について語った。

また「攻めの部分は、しっかりと行政監視をして来た。ただ、受けの部分に私は十分に力を出せなかった。率直に認め、より受けに強い民進党になるため、新たな執行部に率いてもらう、それは国家の民主主義のために。私は一議員に戻り、足りないところを補います。ゼロに戻って再スタートする、党はまだまだ強くなる」と述べた。

相次ぐ離党者や都議選の惨敗に加え、自身の「二重国籍問題」などで求心力を失った蓮舫代表。野田佳彦幹事長の辞任発表に大きく遅れをとる形で代表辞任を表明したが、国民に対して「遅きに失した感」を強くしたことは否めないようだ。

SNSでは左派右派ともに「蓮舫辞めるな」の声

一方、ネット上では、TwitterなどのSNSで「#蓮舫辞めるな」のハッシュタグが登場。

奇妙なことに、リベラル派、保守派ともに「#蓮舫辞めるな」のハッシュタグをつけてツイートするユーザーが多数見受けられた。

リベラル派は文字通りそのままの意味として、保守派は「民進党を攻撃出来る相手が口実がなくなって寂しい」との意味で呟かれているようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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『君の膵臓をたべたい』浜辺美波インタビュー「タイトルの本当の意味を知ると泣けます」

実写版「あの花」のめんま役がかわいるぎると反響を呼んだ17歳の女優・浜辺美波が、7月28日(金)から公開される映画『君の膵臓をたべたい』に出演します。透き通るような存在感と癒やしのボイスで、映画界のニューヒロインとして活躍が期待される若手女優をMAG2 NEWSが直撃取材してきました。

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予告編だけで泣けると大反響。住野よる原作、本屋大賞第2位の大ヒット小説が映画化

『君の膵臓をたべたい』。

まるでホラー映画のようなセンセーショナルなタイトルですが、その中身は想像もできないほどピュアで美しい物語。決して「お涙頂戴」ではないものの、タイトルに隠された本当の意味がわかった時、誰もが泣けると口コミで話題に。その評判から、検索大賞2016小説部門賞や2016年本屋大賞2位など、瞬く間にベストセラーになった小説が、ついに映画化されました。

物語は膵臓(すいぞう)の病を患う女子高校生・山内桜良と、その病気を唯一知ることになったクラスメイトの「僕」の交流を描いた、儚くも美しいストーリー。

『世界の中心で、愛をさけぶ』にも通じる高校生の病と恋愛を描き、予告編だけでも「号泣する」と早くも反響を呼んでいる本作ですが、そのヒロインを演じているのが17歳の女優、浜辺美波。2011年に東宝シンデレラオーディションで「ニュージェネレーション賞」を受賞し、2015年にNHK朝のテレビ小説「まれ」に出演。そして、実写ドラマ版「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」でヒロイン・めんまを鮮烈に演じ、一躍名前を知られました。

本作では、重い病を患いながらもそれを表に出すこともなく、明るく屈託のない女子高校生役に挑戦。「自分の同級生にもこんな子がいたら」と男子諸君の妄想をかきたてる、魅力的なキャラクターを演じきっています。それにしても一度聞くだけで心に染み入る癒やしのボイスと、透明感あふれる抜群の演技力。この先、彼女の代表作として語られるであろう、この『君の膵臓をたべたい』について、撮影の苦労話を聞いてきました。

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「あの花」のめんま役・浜辺美波が、重い病を患う高校生役に挑戦

──原作を読まれた感想を教えてください。

浜辺美波:内容を存じ上げていなかったんですけど、読ませていただいてすごく素敵な言葉が多かったです。桜良(さくら)という子がすごく好きになって、出演させてもらえることを本当に嬉しく感じました。

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──「君の膵臓をたべたい」というタイトルを聞いたときの印象は?

浜辺美波:一体どんな話なんだろう?って思いました。ホラーだとは感じなかったんですけど、どういう話なのかまったくわからなくて、お話のテイストも見えてこなかったです。でも、タイトルに込められた思いを知って衝撃を受けましたが、その意味が素敵だなと思いました。映画を観る方も、その意味を知った時に自然と涙すると思います。

──浜辺さんが演じる桜良についてどんな印象を持ちましたか? 

浜辺美波:桜良は、みんなにすごく愛されている女の子です。私も原作を読んで、とても眩しくて憧れの女の子に見えました。とにかく笑顔が印象的な女の子なので、私なりに精一杯表現したいと思いました。

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──桜良は〝僕〟と接している時は、ある意味元気を装っていて演じていますよね。 

浜辺美波:桜良は人に心配をかけないように笑う子なんですよね。そこが桜良のいいところなので、私は思いをこめて笑顔で笑うことを意識しました。

──この役を演じる上で難しかったところは?

浜辺美波:〝僕〟と図書館で会話をするシーンがたくさんありましたが、そこのテンポ感が難しかったです。桜良のパパっと切り返して、面白おかしくだったり、コミカルにやりとりするテンポ感がなかなかつかめなくて、大変でした。リハーサルもやらせていただいたし、本番もかなりのテイクを重ねましたが、監督とお話をさせていただいて、少しずつ掴んでいくことができました。

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──桜良のテンションまで持っていくのが大変でした?

浜辺美波:私は普段は低いほうなので(笑)、テンションを上げるのが大変でした。さらにテンポ感を掴んでいくのが難しかったです。

──具体的に桜良に共感するところ、逆にここは絶対違うというところを教えてください。

浜辺美波:私と桜良が違うと感じることは多かったです。桜良は太陽みたいに明るくて、人との間の壁をぶちやぶって距離を近づけていく女の子です。私は質問することすらためらってしまうので、良い意味で人の懐にぐいぐい入っていく強さがすごいと思います。でも、食べ物でテンションが上がるところは近いかも(笑)。桜良がラーメンではしゃいでしまうシーンがあるんですけど、ここは素に近いと思います(笑)。

──桜良が〝僕〟を連れて博多に旅するシーンですね。

浜辺美波:博多のシーンは、桜良として楽しみながら精一杯笑えていたと思うので個人的に好きなんです。たくさんご飯を食べさせてもらえて、全部がおいしくて。ただ膵臓に病を患っている役なので、太っているわけにはいかなかったので、ちょっとずつご飯を抑えていたんですけど、撮影のときに食べさせていただいて感動していました。

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──桜良は日記をつけていますが、浜辺さんは日記を書いたことはありますか?

浜辺美波:私は普段日記は書いていないです。続かないんです(笑)。撮影のときは、桜良がつけているので、自分もつけようとしましたが、何を書いたらいいのか途方に暮れました。天気の話を2、3行書くのが精一杯で。あとで読み返したら、暑いとか、寒いしか書いていませんでした(笑)。しばらく日記を書くことはないと思います

17歳の現役高校生が学んだ共演者との「距離感」

──W主演となる〝僕〟役の北村匠海さんとの共演はいかがでしたか?

浜辺美波:二人とも距離があっても気にならないタイプだったので、自然と絶妙な距離感でした。お互い一人でいるのが大丈夫な人だったので、一人で興味があるところにぶらっと行ったりして。桜良と僕の距離感は、リハーサルと本番のお芝居を重ねるとごとでお互いに掴んでいきました。

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──北村さん以外にも、同世代の共演者が多かったと思いますが、仲良くなった人はいますか?

浜辺美波:私は自分から話しかけるのが苦手なんですけど、親友の恭子を演じる(大友)花恋ちゃんがお姉さんのようにたくさん話しかけてくださって、宿泊先の部屋に遊びに行くぐらい仲良くなれました。恭子とは親友の仲だったので、たくさんお話できてよかったです。花恋ちゃんとは役作りの苦労も共有できてよかったです。

──12年後の〝僕〟を演じる小栗旬さんとも少しだけですが、共演されています。

浜辺美波:小栗さんが来た瞬間に、台風が方向転換したのが印象的でした(笑)。台風が来たらどうしようって思っていたら、小栗さんが「俺が行けば台風もどこか行くから大丈夫」っておっしゃってさすがだなって。こういうふうに言えるとかっこいいなあって思いました。

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──死に向き合う役を演じられて、どんなことを感じましたか?

浜辺美波:桜良を演じて、私自身、一日一日の大切さや大切な人の笑顔を毎日見られる嬉しさを感じるようになりました。人と人が想い合う姿とか、辛い思いがあっても人と関わりを持って生きていく強さとかが、魅力的に感じられる作品です。みなさんにも作品のメッセージが伝わったらいいなと思います。

CM「魔女の宅急便」キキ役にも抜擢された、癒やしのボイス

──浜辺さんといえば、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のめんま役でもそうでしたが、この作品でも声がとても印象的でした。最近はCM「魔女の宅急便」のキキの声優も担当されましたが、自分の声についてはどう思いますか?

浜辺美波:めんまは声がかわいらしい女の子として演じたのですが、今回の映画は地の声だったんです。作品を通して聴くと、こういう声なんだってまだ慣れない部分あります。

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──普段の自分の声は好きですか?

浜辺美波:声が通らないから注文がしにくいんです(笑)。聞き返されるとドキドキします。めんまっぽい声の方が通るのかもしれませんね。

──さて、今プライベートに気になっていることは?

浜辺美波:私はからあげとか、かき氷とかが大好きだったのですが、今は健康志向をめざしています(笑)。花恋ちゃんが食に気を使っていて、バランスよく食べることが大事なんだなあと思って。なので、からあげはおかずとして、かき氷はデザートとして食べていきたいです(笑)。

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──今後チャレンジしたいことはありますか?

浜辺美波:行きつけというとコンビニしかなかったんですけど(笑)、ちょっと面倒くさくても行きたくなるお店を探したいです。食べ物屋さん系が気になるんですけど、かわいい雑貨屋さんとかいいですね。部屋が本ばかりで殺風景なので、かわいい小物を見つけたいです。

 

取材・文/杉嶋未来
撮影/松浦文生

 

浜辺美波(HAMABE MINAMI)
2000年8月29日、石川県出身。2011年に第7回「東宝シンデレラ」オーディションにてニュージェネレーション賞の受賞をきっかけに芸能界入り。NHK連続テレビ小説『まれ』で注目を集めると、2015年には人気アニメの実写ドラマ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のめんま(本間芽衣子)役が大きな話題に。今年は映画『咲 -Saki-』『君の膵臓をたべたい』『亜人』の3作品に出演する期待の若手女優。

 

information
映画『君の膵臓をたべたい
7月28日(金)全国東宝系にてロードショー
監督:月川 翔
脚本:吉田智子
原作:住野よる『君の膵臓をたべたい』(双葉社刊)
出演:浜辺美波 北村匠海
大友花恋 矢本悠馬 桜田通 森下大地/上地雄輔
北川景子/小栗旬ほか
(C)2017「君の膵臓をたべたい」製作委員会
(C)住野よる/双葉社

中国にダマされた…ようやく気づいたトランプ大統領「怒りの逆襲」

先日掲載の記事「『反中』に逆戻り?中国のウソに気付いたトランプの逆襲」でもお伝えしたように、習近平について「大好きだ」と公言していたトランプ大統領が一転、「中国にダマされた!」と怒りの逆襲を開始しています。今回の無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』では著者の北野幸伯さんが、何がここまでトランプ大統領を激怒させたのかその全容を探りながら、今後変わりゆく世界のパワーバランスについて推察しています。

「習近平にだまされた!」ことに気づいたトランプ

トランプさんと習近平が会って、100日が経ちました。それでトランプさん、「習近平の野郎にダマされた!と気がついたようです。

米中、転機の「100日」 トランプ氏「少し甘かった」

朝日新聞DIGITAL 7/17(月)0:39配信

 

米国と中国が4月の首脳会談で、北朝鮮問題や両国の貿易不均衡の是正を「100日」で成果を出すと合意した計画が16日に期限を迎えた。北朝鮮問題で期待した協力が得られず、トランプ米政権は貿易分野で中国への圧力を強め始めた。

トランプー習会談で、「100日で成果を出そう!」と合意した。しかし、習近平は、「口だけ」で約束をはたさなかった。

「まったく互恵的でない。中国との貿易は最悪だ」。トランプ大統領は12日、フランスに向かう大統領専用機内で記者団にそう話した。

 

「私は彼ら(中国)の助けがほしかったので、これまでは(中国に)少し甘かった」とも明言。北朝鮮の核・ミサイル開発の問題で協力を取りつけるため、貿易面で配慮をしていたことを認めた。
同上)

「北朝鮮の核・ミサイル開発の問題で協力を取りつけるため、貿易面で配慮をしていたことを認めた」というのが大事ですね。

トランプ氏は4月、中国の習近平(シーチンピン)国家主席との会談で、「100日計画」に合意。大統領選で公約した中国の「為替操作国」認定を断念するなど、経済分野での批判は矛を収めた。
(同上)

北朝鮮問題で協力を得るために、トランプさんは、中国経済批判を封印していたと。しかし、100日経って、「ダマされた!!!」と憤っています。ま、「予想通りの展開」ということですね。米中関係のこれまでを振り返ってみましょう。

なぜ中国資本が進出したアジアで、「反中感情」が高まっているのか

各国へのインフラ投資や企業の海外進出など、世界にその存在感を見せつけている中国ですが、トラブルも絶えないようです。メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』では、著者で台湾出身の評論家・黄さんが先日ラオスで起きた中国人襲撃事件を取り上げ、なぜ中国の行く先々で反中感情が高まりを見せるのか、歴史を引きながら解説しています。

【中国】アジアの親日国はなぜ必ず中国を憎むのか

ラオスで中国人襲撃事件 高まる反中感情

ここ数年、世界を舞台にした習近平のバラマキ外交インチキなインフラの押し売り合戦が繰り広げられ、各国の反発が高まっていました。そのことについては、本メルマガでも紹介してきました。

中国による「インフラ投資」のインチキに気づいた各国から非難の声

そしていま、中国人に対する感情が非常に悪化しているのがラオスです。中国資本の乱開発や地元民の強制労働により、反発が高まっているのです。冒頭の記事では2015年以降、中国人を狙ったと思われる襲撃事件が続発していることを論じています。記事の一部を引用します。

2015年2月にはラオス北部の中国資本が入ったバナナ農園で有害物質が入った農薬を使用していたことが原因で労働者の農民に深刻な健康被害がでたほか、土壌汚染も進んでいることが明らかになった。さらにこの農園ではライフル銃などで武装した中国人がラオス人農民を安価な賃金で強制的に働かせていたことも判明、ラオス政府が事態調査に乗り出し農薬禁止を決めた。ラオスの法律では外国人は武器を所持できないことになっており、労働者の人権侵害も問題化した。

また、ダム建設や高速鉄道建設などのインフラ建設で、中国本土から大量の労働者が送り込まれ、付近にできる中国料理店など全てが中国人で、地元の雇用創出や経済波及効果にはほとんど繋がっていないというのも、中国のいつものやり方です。

今年の6月には、ラオスのサイソンブン県で中国人が襲撃されて1人が死亡しています。

【ラオス】強引な中国の環境破壊から恨みが爆発、新たな中国人襲撃計画で注意喚起

ラオスの最大の経済支援国は日本です。そのためラオスは台湾とならんで、伝統的な親日国でもあります。ラオスの親日については、外務省のホームページにもわざわざ書かれています。

ラオスという国「日ラオス外交関係樹立60周年」

しかし、近年は中国が金銭外交を重ねてきており、存在感が高まっていました。それでも、やはりやり方は中国流で、地元民から嫌われる結果にしかなっていません。いくらカネを積んでも、日本のやり方とは異なるのです。

残業ゼロなら手当を支給。紳士服はるやまの新制度は正解なのか?

コスト削減のためノー残業を推奨する企業は増えていますが、なんとノー残業に「手当」を支給する会社があるそうです。今回の無料メルマガ『MBAが教える企業分析』では著者の青山烈士さんが、そんなユニークな制度を導入している「スーツのはるやま」を取り上げ、同社の徹底した「顧客との約束を守る企業姿勢」を紹介しています。

スローガンを現実のものにする

スーツで日本を健康にすることを掲げる紳士服店を展開している企業を分析します。

はるやま(紳士服店)

戦略ショートストーリー

健康を気にする方をターゲットに、「スーツで日本を健康にする」という宣言に本気で取り組む企業姿勢に支えられた「健康になれるスーツ」などの強みで差別化しています。

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健康をテーマにした業界初のスーツを次々にリリースし、さらには店舗を健康支援の拠点にするなど、「健康宣言」という約束を守ることで顧客の支持を得ています。

 

分析のポイント

● スローガンを現実のものにする

「はるやま」の素晴らしいところは、「健康宣言」をただの標語とせずに、現実のものにするべく、一貫して取り組んでいることです。

様々な企業がスローガン(標語)のようなものを掲げていますが、ただのお題目になってしまっている企業が多いです。なぜそうなってしまうのでしょうか。その主な要因は、実際の行動にまで落とし込まれていないからです。

大々的に社内外向けにスローガンを掲げたとしても働くスタッフの行動が変わらなければ、そのスローガンは、ただのお題目、絵に描いた餅に過ぎません。

「はるやま」の良いところは「健康宣言」をより具体的に「商品開発」、「店舗の役割」、「社内から健康にと落とし込んでいることです。ですから、商品開発担当者は、健康をテーマに商品を開発し、店舗スタッフは健康を訴求し、さらには、制度面では社員を健康にするために、ノー残業手当て(残業ゼロでも10時間分の手当を支給)まで支給しています。

このノー残業手当により、人件費は1億円程度、増える見込みのようです。これが何を意味するかというと、コストをかけてでも社員の健康を実現するという本気度の表れだと思います。

本来、残業削減はコスト削減を目的に行われることが多いです。利益を確保するために、残業を削減するというのはよく聞きますね。「はるやま」の場合は、社員を健康にするためにコストをかけてでも残業を削減しているわけです。

治山社長が「健康宣言」という約束を本気で守ろう、一貫して実現しようとしていることが伝わってきますね。やはり、トップのコミットメント(責任をもって関わること)がなければ、社内には波及していかないですし、現場の行動にはつながりにくいでしょう。トップの本気度が伝わって初めて現場の行動が変わっていくのだと思います。

今後、健康をテーマに「はるやま」がどのような企業となっていくのか非常に楽しみです。

ヒントはSNS。褒めてもやる気を起こさない社員を奮起させる方法

会社の発展にとって「人材育成」は欠かせないものですが、その方法に関してはこれといった「正解」がみつけづらい、難しい課題でもあります。今回の無料メルマガ『がんばれスポーツショップ。業績向上、100のツボ!』では著者で現役コンサルタントの梅本泰則さんが、「人間は皆認められたいもの」とした上で、「ナンバーワン社員評価シート」を使い社員のモチベーションを高める方法を提案しています。

社員を育てる簡単な方法

以前、私に「いい社員が入ってこない」と嘆いておられた中小企業経営者がいました。これは、多くの中小零細企業の社長が持っておられる悩みの一つです。しかし、一方でこう言われる経営者の方もいます。

「中小企業に優秀な社員が入ってくるなどとは思わない方が良い。入ってきた社員を育てるのが社長の仕事だ」。

素晴らしいですね。きっとこの会社では、社員が立派に育っているに違いありません。とはいえ、どうしたら社員がうまく育つのでしょう。ここが問題です。世の中では、いろいろな「人の育て方」が提案されています。よく言われているのが、

  • ほめて育てる
  • 叱って育てる
  • 自分の背中を見せて育てる
  • 自ら実行してみて育てる

といった方法ですね。最近では、特に「ほめる」ことに光が当たっています。そのためのセミナーや研修も盛んなようです。「ほめる」のが難しいからです。逆に、「叱る」ことだって簡単ではありません。

ところが、「育てる」のに、結構単な方法があります。知りたいですか? ではお教えしましょう。それは、「認めるという方法です。

だからか。私たちの「金運」がちっとも上がりゃしない納得の理由

「そのうち使うかもしれないから」と物を捨てられない……心当たりのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』の著者・真井花さんによると、その思考こそが金運を下げてしまうとのこと。なぜ「捨てられないこと」が金運に関わってくるのでしょうか。

金運サゲ癖

さて、本日は意外な金運サゲ行動のお話。

片付けセミナーをやっていると、「そのうちなにか使うかもと思って捨てられない」という人がとっても多いんです。

解るんですよねえ、その気持ち。私も服を処分できなかったですから。稀少サイズなので、これを処分したら次の服が買えるかどうか解らないですから。もう手に入らないかもしれないと思うと、捨てられないもんですよね。

……だったんだけどね。今はそんなことはなく、結構チャッチャッと捨てています。捨てられるようになった一番の理由は、コレを言っているうちには金運が絶対上がらない(◆_◆; ということに気がついたからです。

「そのうちなにか使うかも」というのを言い換えると、その「使うとき」には「ちょうど良いモノが手に入らないかも」と不安に感じているということです。もう一度繰り返しますよ。捨てられない心理の深層にあるのは、二度と手に入らないかもしれないという不安です。だよね。

もうちょっとそのイタイところをエグりましょう。手に入らないかもと不安に感じるのは、実は「自分が今より豊かになると思っていない」ということです。ね、思ってないよね。だって、もし今より良くなるなら、その「使うときに改めて買えばいいだけだからね。もらったり偶然手に入ったりするかもしれないけど、それも思っていない。あるいはもっと性能やデザインのいいものが発売されているかもしれないよね。でもそれは自分が手に入れられるとは「思っていない(◆_◆)」んですよね。これこそが金運をサゲる思考なんですよ。

もう使わないとハッキリ解っているのに捨てられないモノを見るたびに、あなたは「そのうち使うかも」、すなわち「今より豊かになるとは限らない(;_;)」と繰り返し潜在意識に叩き込んでいるんです。

で、顕在意識より潜在意識の方が強大ですから、潜在意識に刷り込まれたとおりになるんです。そう、今より豊かにならないんですよ。今が豊かさのピークであって、あとはそれを失う危険だけがあるので、それを恐れて汲汲とする他ないわけです。

うん、これを「貧しい」と言うのですよ。

なぜ繁盛している居酒屋は「お通し」を手間暇かけて作るのか?

お客様にリピーターになってもらうためには、まずはお店の「第一印象」を良くすることが必要ですよね。では、具体的にどうすればいいのでしょうか。今回の無料メルマガ『飲食店経営塾』では、著者で若手飲食店コンサルタントとして活躍中の中西敏弘さんが、自身のクライアントが行って効果的だった「顧客満足度」を上げる方法を公開しています。

「第一印象」にこだわり、顧客満足度を向上させる方法

「終わりよければすべてよし」

居酒屋などでは、お客様がお店から帰られるときの最後の印象を良くするために、お見送りを行ったりします。今では、多くのお店がやるようになりましたね。

お客様が店に滞在する時間はほとんどの方が2~3時間で、店を離れてからの時間の方が長いため、少しでも「いい印象」を残してお店を離れてもらいたいということが、お見送りを実施する目的。

このように、「最後の印象」はとても大切なことなのですが、「最初の印象」、つまり「第一印象にこだわることも、お店の滞在時のお客様の「印象」を良くするためには、とても大切だと僕は考えています。。

そこで、「第一印象」を高める工夫の方法についてご紹介します。

お客様との最初の接点、接客であれば「出迎え」。いつもご支援先では言っているのですが、「出迎えでお客様にインパクトをできるだけ与えようと。インパクトと言っても、お客様に何かアトラクションを行って驚かせるのではなく、「他の店と違って、入った瞬間に、いい店だなあと『驚く』ぐらいの接客をしよう」と。これは別に奇を衒う必要はなく、お客様に「いい印象」を与えるポイントを意識して接客を行えば実現できます。

入口の扉が開くと、小走りでお客様に駆け寄り、最大限歓迎していると言う意思を体全体で表現するために、笑顔でアイコンタクトを意識して、お客様に「いらっしゃいませ」と声をかけ、オーバーアクションで受け答え、席まで誘導する。これができれば、お客様の「第一印象」は絶対に良くなります。

上記の点を意識しながら、ロールプレイングを何度も何度も実施すれば、きっと「第一印象」がよい接客ができるようになるでしょう。