育児のプロは、なぜ我が子の誕生日会に友達を呼ばないのか?

コロナの心配も多少は落ち着きを取り戻し、外出や友人との集まりも考え始めた頃ではないでしょうか。しかし、それによって子育て中のお母さんからは悩みが増えてしまったことも…。今回はの無料メルマガ『幸せなお母さんになる為の子育て』では、 「友人の誕生日会に紹介された子供が自分もやりたいと言って悩んでいる」というお母さんからのお悩みに、著者のパピーいしがみさんがご自身の誕生日会の思い出とともに回答しています。

誕生日会

こんばんは。パピーいしがみです。

いよいよ12月になりましたね。クリスマスツリーの点灯式があったり、紅白参加歌手の発表がされたり、少しずつ年末、年始に向かっています。

そこでちょっと興味深いご相談を頂いたのでご紹介したいと思います。

誕生会やクリスマスパーティー。友達を呼んで…なんて、今までは(コロナもあり)あまりできなかったと思うのですが、もしかしたら今、集まる事も抵抗が無くなって、クリスマスパーティーなどを考えている方もおられるかもしれません。私たち大人だけではなく、子供たちが友達を集めてのパーティーもあるでしょう。

今日ご紹介するのは、コロナが落ち着いてきた時、長女さんがお誕生日会に呼ばれた…その時の内容です。

お誕生日会自体はとても楽しかったらしく「私の時もやりたい!」と言っているのですが…とのご相談を頂きました。

mitonさんご自身は友達を呼んだり、誕生日会をするのは手がかかるし、あまりしたくはないとお考えのようですが、「経済的にムリ」とか「手間がかかる」とは言いたくないし、どうしたらいいだろう?とお悩みでした。

これでコミュ強になれる!“聞き方”を変えれば他人との会話がうまくいく

2021年のベストセラーになった『人は話し方が9割』という本をご存知でしょうか?その続編が発売されたということで早くも話題になっています。今回の無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』で紹介されているのは、『人は聞き方が9割』。え?話し方じゃないの?と思ったかもしれませんが、読めば納得の一冊となっています。

年間ベストセラー1位!待望の続編⇒『人は聞き方が9割』永松茂久・著 すばる舎

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人は聞き方が9割

永松茂久・著 すばる舎

こんにちは、土井英司です。

本日の一冊は、2021年年間総合ランキング1位に輝いた、『人は話し方が9割』の待望の続編。著者は前作と同様、実業家・講演家の永松茂久さんです。

※ 参考:『人は話し方が9割

『人は話し方が9割』って言ってたのに、今度は『人は聞き方が9割』っておかしくないか?とツッコミが来そうですが、じつは「話し方」のなかで極めて重要なのが「聞き方」という位置づけです。

なかなか上手いですね(笑)。

前著は、話し方のメンタル面にフォーカスした良書でしたが、今回もまた、聞き方が相手のメンタルに与える影響についてよく書かれています。

相手に安心感を与える聞き方、好かれる聞き方、嫌われない聞き方、相手をノセる聞き方…。

良い場作りのための「聞き方」の極意がまとめられていて、今回も勉強になりました。

なかでも「魔法の傾聴」と「嫌われない聞き方」の解説部分は必読です。

人は基本、話したがる生き物ですが、本来は聞くことによって人間関係を構築することができる。そういう意味で本書は、ネットワーク作り、場作りの本でもあると言えるでしょう。

海外ビジネスで失敗ばかりの日本企業が中国に頼らなくても成功する方法

より広い市場を求める企業が希望に燃え展開するも、思ったとおりことが進まず結局撤退に追い込まれるという例が多々聞かれる海外ビジネス。決して軽くはない痛手を負うことになる海外展開の失敗は、どのような原因で起きてしまうのでしょうか。今回のメルマガ『j-fashion journal』ではファッションビジネスコンサルタントの坂口昌章さんが、多くの企業の失敗に共通する敗因を列挙するとともに、海外ビジネスに成功する「もっとも良い方法」を考察。さらに今後有望と思われるビジネス展開先としてベトナムを挙げ、その理由を具体的に記しています。

 

典型的な海外ビジネスの失敗例

日本企業が海外ビジネスで成功できないのには理由がある。

第一に、多くの企業が日本国内のビジネスだけしか経験がないこと。そのため、全ての意思決定は国内ビジネスの常識で判断してしまう。よく言われるが、日本の常識は世界の非常識である。

第二に、経営戦略全体と海外ビジネスの意義、あるいは国内事業との連携等について考えられていないこと。

多くは、既存のビジネスと切り離され、国内事業の担当者の協力が得られず、社内で孤立してしまう。

社長が個人的なビジネスとして行うことも多く、会社の組織のバックアップが得られず赤字を垂れ流すケースも見られる。

第三に、十分な事前調査を行わないこと。社長や役員が物見遊山のような視察を行い、進出を決めるケースもある。

本来ならば、現地の同業種の業界構造や商慣習、競合となる現地企業、流通構造、消費者意識やライフスタイル等を調査した後、テストマーケティング等を繰り返してから、本格的な進出を行うべきである。しかし、アジア諸国への進出の場合、相手を見下して調査を行わないことも多い

第四に、現地の状況を全く理解せず、言語も通じない日本人社員を現地の責任者として派遣すること。現地に親類も友人もいない環境の中で、ビジネスを始めることは無謀である。

第五に、自前主義で現地スタッフを信用しないこと。現地スタッフとコミュニケーションが取れないので、信頼することもできない。しかも、ビジネスの法律や契約に関する知識も少ないので、ルールや契約で社員をコントロールすることもできない。

しかし、課題が理解できれば、それを解決すればいい。怖いから国内に留まるという考え方だけでは、ビジネスチャンスを逃すことになる。

信頼できる人材が必要

海外ビジネスで成功する最も良い方法は、現地の人と結婚して、信頼できる配偶者や親類と一緒にビジネスを行うことだ。日本国内を見ていても、日本人と結婚して、日本に根を張って、ビジネスを行っている人は安定している。

それができないなら、信頼できる人とパートナーを組むことだ。しかし、これが非常に難しい。まず、信頼できるからどうかが判断できないし、互いに信頼できるようになるには、時間が掛かる。

あるアパレル専門店企業は、日本に留学し卒業した中国人を正社員として雇用し、数年かけて信頼関係を築き、そのスタッフを中国に派遣した。海外ビジネスに慣れた日本人を中心にその中国人がチームを組んで、業績を上げることができたのである。

私も、まず日本の本社がビジネス展開を計画している国の人材を採用するべきだと思う。その人材を育成する中で、その国の人の考え方も理解できるし、逆に日本のビジネスを理解してもらうこともできる。

その場合、どのように日本の本社に現地の人材を雇用することができるのか。また、どうすれば、事前にビジネスの可能性を調査できるのか。そして、現地法人を設立する場合にも、どうすれば「核」となる人材を採用できるのか。日本語が使えて、日本で生活した経験があり、必要な教育を受けた人材。言うのは簡単だが、実際に募集して、採用するのは大変な作業である。

 

アメリカ国防総省も恐れる、中国「サイバー民兵」10万人の脅威

先日掲載の「『米は中国を止めることなど出来ぬ」米中首脳会談の直後ある筋から届いた衝撃の一報」等の記事でもお伝えしているとおり、台湾を巡り激しいつばぜり合いを展開し続けている米中両国ですが、習近平政権は“台湾併合”に向けた準備を着々と進めているようです。今回のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』では元国連紛争調停官の島田久仁彦さんが、中国が仕掛けんとする「ハイブリット戦争」の全貌を白日の下に晒すとともに、台湾有事が起きうるタイミングについて考察。さらにこれまでほとんど語られてこなかった、日米を始め各国が台湾を防衛する側につく理由を明らかにしています。

【関連】「米は中国を止めることなど出来ぬ」米中首脳会談の直後ある筋から届いた衝撃の一報

 

New Typeの紛争を仕掛ける中国の戦略と危機

「もう大規模な軍事的侵攻は必要ではない」

先日、私も参加した国際安全保障系の会議で出た発言です。

これまで戦力といえば、陸海空軍をイメージし、そこに大量破壊兵器(Weapons of Mass Destruction)であるABCまたはNBCで略称される核・生物・化学兵器を扱う特殊な部隊が加わる内容でした。そこに最近、宇宙軍とサイバー対策軍が加わってきました。

それらをすべて駆使した新しい戦争を、最近、ハイブリッド戦争と呼んでいるのは、皆さんもご存じかと思います。

特にロシア、北朝鮮、中国…などの国々発のサイバー攻撃が世界各地で多発してくると、アメリカ軍や英国軍などではサイバー部隊を、総合安全保障戦略を担う組織に格上げする動きが活発化しました。日本の自衛隊も、規模こそ小さいとされるものの、サイバー部隊の編成を本格化しています。

日本周辺の地域、つまり朝鮮半島や台湾、南シナ海などで、安全保障環境が大きく変わり、そして地政学リスクも変容してきています。

表向きには米中対立の激化によって、台湾海峡が米中開戦の舞台になるのではないかとの話題ですが、この台湾をめぐる両陣営の攻防は、実は大いにハイブリッド戦争の様相を呈していると言えます。

先の発言は、中国関係の参加者から出たものですが、その裏には、「台湾有事の際には、国際社会が全面的な反応をする前に、短期的な地域紛争として片づけてしまいたい(台湾を併合したい)」という“本音”が見え隠れしているように感じます。

言い換えれば、米国や日本、そしてその同盟国が軍事的な介入をし、本格的な戦争にまで発展してしまう前に台湾を取りに行きたいという意図でしょう。

どうして日中米はもとより、欧州各国も台湾にこだわるのかはまた後で触れるとして、先に挙げたような“意図”を実現するための手段は、「物理的な攻撃を最低限にとどめ、メインはサイバー攻撃やフェイクニュース、そして噂の流布などを絡めた情報戦を組み合わせた戦略」である【ハイブリッド戦争】であると考えられます。

中国でそれを全軍的に支えるのが中国人民解放軍の中で格上げされた17万5,000人規模の戦略支援部隊と、軍の支持を得て作戦を遂行するAPT40(民間のハッカー集団からなるサイバー攻撃グループ)などの10万人規模の“サイバー民兵”と言われています。

アメリカの国防総省もその存在を恐れており、「台湾有事の際には、このサイバー部隊が台湾世論に影響を及ぼし、台湾に対する政治戦および心理戦の中心を担う」と分析し、急ぎ対策を練っているようです。

この戦略支援部隊は、1999年に人民解放軍大佐らが発表した『超限戦』という論文で示された【政治、経済、文化、思想、心理など社会を構成するあらゆる要素を非軍事の戦力として用いる】という考えから2015年に生まれた部隊ですが、これは予てより戦略として存在する「興論戦・心理戦・法律戦」(合わせて三戦)のコンセプトをより情報戦の実戦で用いることを目的とされています。

 

在CITY POP的天空翱翔的“孤鳥” 從家人及樂壇的口中全盤剖析作曲家瀧澤洋一遺留給北野武等人的名曲及音樂成就-名作曲家瀧澤洋一的一生及諸多偉大功績

70到80年代有位撰寫出許多城市流行樂(CITY POP、シティ・ポップ)名曲的作曲家、歌手,他的名字正是瀧澤洋一(滝沢洋一、たきざわ・よういち、Yoichi Takizawa)。因其提共給和聲樂團「Hi-Fi Set」的名曲隨意筆記(メモランダム)』而被世人所知曉的瀧澤,其實渡過了一段默默無名的人生。藉由採訪瀧澤的家人及樂壇夥伴,從他們口中揭開即將迎來冥誕15周年的瀧澤洋一的一生及音樂成就,以及留給許多歌手、女演員及偶像的名曲。也藉此細數推動CITY POP風潮幕後者的偉大成就。

序曲〜前所未見的CITY POP風潮。世界對日本投向了“熱切的關注”

近期,在海外樂迷中,日本的「CITY POP」造成了巨大的風潮。在70到80年的日本,由抱持著海外文化的憧憬及追求都市及度假中心生活的年輕人文化為背景而生的和製流行樂被稱之為CITY POP,因其音樂性而受到高度的評價。

在此之前喜愛CITY POP的樂迷只能透過購買只在日本國內販售的黑膠唱片或CD來收聽。近年由於網絡及智慧型手機的普及,透過在日常生活中也能觀看的影音網站「YouTube」的影片推薦功能讓CITY POP被更多海外的聽眾發掘

在當時,這些被稱為CITY POP的歌曲只在海外的愛好者間流傳,由於錄音師高超的演奏技巧、追趕上歐美樂的製作技術及編曲和混音的質量提升而被高度評價,形成了從前幾年開始就有海外聽眾為了購買CITY POP的黑膠唱片而造訪日本,在涉谷及新宿的唱片店也造成了人擠人的現象。

此外,因作為歌手松原美紀(2004年逝世)的出道曲而被熟知,同時也是CITY POP的名曲『深夜中的門~和我在一起(真夜中のドア~stay with me)』(1979)2020年12月進入世界92國的Apple Music J-Pop排行榜,此後不只是音樂網站,在一般的新聞網站或是報紙媒體都造成熱烈的討論。

● 現在,松原美紀的『深夜中的門~和我在一起』為何造成話題?深受全世界的CITY POP迷喜愛的讚歌(日文、billboard Japan)

由於CITY POP的風潮,目前已很難找到收錄山下達郎、竹內瑪莉亞、大貫妙子、角松敏生、吉田美奈子、松下誠等人深情樂曲的原版黑膠唱片,而這不過是CITY POP風潮的冰山一角而已。

世界性的熱潮的崛起,使得日本人開始對過去本國音樂產生興趣,正所謂就算在歐美樂面前也能有自信地收聽的時代已來臨,近年許多被埋沒的名曲、作曲家、音樂家們也開始有了曝光的機會。

本篇文章正是敘述前所未見的在CITY POP的天空翱翔的“孤鳥”瀧澤洋一的故事。

時隔37年進入大眾視線的一張專輯

2015年7月29日,有張CD在日本的Tower Record及索尼音樂網站(線上)開始限定發售。

那張唱片被取名為Leonids No Kanata Ni』(『レオニズの彼方に』、『Leonids的彼方』Leonids意指每年11月時會出現的獅子座流星群。

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原版的黑膠唱片是於1978年10月5日發售。但在問世後的37年間卻一次也沒有被做成CD,在日本的大眾流行樂史中幾乎是被遺忘的存在。在Tower Record的販賣時在商品介紹的地方引用了以下的文字。

雖然由將松任谷由實帶到世人面前的村井邦彥參與製作,並由ALFA製作的東芝/EXPRESS出品,但在發售當時並未取得好成績。在CITY POP迷中是被這樣再評價的-光是由有名的佐藤博編曲並且從稀少性來看都是難得一見的逸品、(省略中段文字)而賦予名曲光彩的正是編曲的佐藤博(Key) 、村上秀一(ds)、林立夫(ds)、青山純(ds)、鈴木茂(g)、松木恆秀(g)、松原正樹(g)、鳥山雄司(g)、松崗直也(p)、高水健司(b)、伊藤廣規(b)等這些有實力及技術的音樂家們

不難想像能促使這樣豪華陣容參與製作的是音樂家村井邦彥(むらい・くにひこ)先生。村井先生是這張專輯的製作人,也是阿爾發唱片的創始者,更是因為名曲給我一雙翅膀(翼をください)而被熟知。而瀧澤正是有著能被村井先生所認可的才華。

而讓這樣夢幻的作品增添光彩並將這張專輯首次CD化的是則是樂評家金澤壽和先生(金澤寿和、かなざわ・としかず),金澤先生以對CITY POP獨到的觀點去選取的指南Light Melow系列並擔當了復刻CD等的企畫和監修。

對於CD化的辛苦,金澤先生是這樣敘述的。

這張專輯最初是在我企劃、監修的唱片指南『Light Melow的日本樂699』(2004)中的「職人口中的不得不知道的奇蹟名盤3」被介紹。

1跟2都較早就被CD化,但製作Leonids No Kanata Ni(レオニズの彼方に)卻花費了10年的時間。

雖然現在在業界被高度評價,但過去卻鮮為人知。對於能夠被CD化這件事我很感激」(金澤壽和)

而創造出這樣的奇蹟名作Leonids No Kanata Ni』的正是本篇文章的主角,作曲家瀧澤洋一(滝沢洋一、たきざわ・よういち)

曾經鮮為人知,CITY POP的夢幻名作『Leonids No Kanata Ni(レオニズの彼方に)』

瀧澤洋一是在70年代到80年代,受到歐美樂的影響而創作出許多高品質名作的音樂家。

也許說到提供樂曲隨意筆記(メモランダム)(作詞中西禮)給由原本赤い鳥是由三個人組成的加盟組成的和聲樂團Hi-Fi Set的作曲家,就會使人有印象。

由於瀧澤已經逝世,所以在前面的文章以過去式去敘述。瀧澤在本篇文章刊登的15年前的2006年4月20日去世,享年只有56歲。

瀧澤生涯唯一的個人專輯『Leonids No Kanata Ni(レオニズの彼方に)2015年的Tower Record限定販售,並在日本的樂迷間有「不為人知的名作」「奇蹟的一張等高評價,原版的黑膠唱片價值在市面上現已高達數萬元日幣。Tower Record的店員曾給予「整張唱片找不到任何贅曲」,簡直就是CITY POP的奇蹟這樣的評價。

【#涉谷citypop通信】瀧澤洋一/ Leonids No Kanata Ni。原版的黑膠唱片在CITY POP中也是屈指可數的稀少珍品!由佐藤博擔任的編曲以及一流的演奏家的演奏合作無懈可擊,可以說是整張專輯都值得推薦,充分展現被埋沒的天才的作曲的一張逸品!

這張專輯現在,在各音樂平台媒體上是「訂閱解禁的狀態,只要下載Spotify的應用程式,不管身在何處都能免費收聽。建議嘗試收聽充滿1978年時古早風味的優美旋律及參與音樂家們精彩的演奏。現在全世界都能收聽這張專輯,也不枉金澤先生花了10年以上的時間與努力。

瀧澤獨有的平緩的演唱方式不可思議地讓這張專輯越聽越上癮。就連初次收聽的樂迷也給予這首樂曲的品味及演奏品質極高的評價。

但是,有一個疑問一直尚未得到答案。受到這樣的高評價,至今沒被注意到的瀧澤洋一到底是怎麼樣的一位音樂家?

在冥誕15年這樣的時間點,從音樂人、瀧澤的家人口中揭開過往默默無名的CITY POP風潮的幕後推動者「瀧澤洋一(滝沢洋一)的音樂活動全貌及提供給歌手、藝人、女演員的諸多名曲。在瀧澤身上仍有許多尚未被人知曉的,日本的CITY POP的偉大功績。

安倍政権「影の総理」が原発推進論で垣間見せた“国民見下し”の何サマ

気候変動対策として「脱炭素」が叫ばれ、わが国も2050年までにカーボンニュートラルを目指すと宣言。目標達成には原発の稼働が欠かせないとの言説が聞こえてきます。今回のメルマガ『週刊 Life is beautiful』では、著者で「Windows95を設計した日本人」として知られる世界的エンジニアの中島聡さんが、安倍政権の「影の総理」と言われた今井尚哉氏のエネルギー政策に関する考察を紹介。ポーランドの実情を語る形で「原発推進派」のロジックを巧みに展開していて、「経験」として「原発に対する不安」を抱く国民を見下し愚民扱いしていることがよくわかると訴えています。

※本記事はメルマガ『週刊 Life is beautiful』2021年11月30日号より一部抜粋したものです。全文をお読みになりたい方は、この機会にぜひご登録ください。

プロフィール中島聡なかじま・さとし
ブロガー/起業家/ソフトウェア・エンジニア、工学修士(早稲田大学)/MBA(ワシントン大学)。NTT通信研究所/マイクロソフト日本法人/マイクロソフト本社勤務後、ソフトウェアベンチャーUIEvolution Inc.を米国シアトルで起業。現在は neu.Pen LLCでiPhone/iPadアプリの開発。

 

私の目に止まった記事

「脱炭素と脱原発」~ 二兎は追えない | キヤノングローバル戦略研究所

日本の原発中心のエネルギー政策を作り、安倍政権時代は、「おぼっちゃん」である安倍総理を意のままにあやつる「影の総理」として君臨したことが知られている今井尚哉が、キャノングローバル戦略研究所の研究主幹として執筆した、小論文です。

「原発推進派」の人たちが、どんなロジックで「日本は原発に力を入れるしかない」と言っているかが良く分かる文章なので、是非ともお読みください。要約すれば、「再生可能エネルギーだけで化石燃料を置き換えることは所詮出来ないのだから、国民が嫌がろうが原発をやるしかない」となります。

理路整然とした文章なので、これだけを読むと説得されそうになりますが、「国民が嫌がろうが原発をやるしかない」という部分に、「選民思想」が明確に表れており、なぜ安倍政権が国民を愚民としてしか捉えて来なかったかが良く分かります。

今井氏が見過ごしているもっとも重要な点は、日本国民の間に広がる「原発に対する不安」そのものです。その不安は、いわゆる「風評」と呼ばれるような誤解に基づくものではなく、福島第一での事故という経験に基づいた「人間にミスはつきもの」という経験であり、「エリート官僚に対する不信感」なのです。

事故調査委員会が報告した通り、事故の原因は「想定外の津波」ではなく、「官僚と電力会社の癒着」と「勤勉な日本人なら原発を安全に運転できる」という驕り(おごり)にあったわけで、それらの払拭なしに原発など危なくて運転出来なくて当然なのです。

にも関わらず、その事故を起こした原因を作った張本人が、「脱炭素と脱原発は両立しないんだよ」と原発を怖がる国民を見下して書いているのがこの文章なのです。

 

対中国でベトナムと強める軍事的関係を日本のメディアが伝えぬ理由

11月24日、総理大臣官邸にてベトナムのチン首相との首脳会談に臨んだ岸田首相。共同声明では中国を念頭に置いた懸念が表明されましたが、日本国内において、ベトナムを始めとしたアジア各国と我が国の軍事的結びつきが大きく報じられることはありません。そんな状況に危機感を募らすのは、海外マーケティング会社の代表を務める大澤裕さん。大澤さんは自身のメルマガ『在米14年&起業家兼大学教授・大澤裕の『なぜか日本で報道されない海外の怖い報道』ポイント解説』で今回、香港のサウスチャイナモーニングポスト紙が伝えた日越首脳会談の内容を翻訳し紹介するとともに、国際関係をタブーなく議論する重要性を訴えています。

 

軍事的な結びつきが強まる日本・ベトナム関係

しばしば、日本の戦略について、海外の報道の方が分かりやすく説明していると感じることがあります。

先週の岸田首相とベトナム首相の会談を報じた香港サウスチャイナモーニングポスト紙の記事(11月25日)もそうです。以下、記事を抜粋します。

日本とベトナム、南シナ海をめぐる「深刻な懸念」の中で安全保障協力を強化

 

岸田文雄首相とベトナムのファム・ミン・チン首相は22日、両国間の安全保障協力を強化することで合意した。

 

両首脳は、中国とは明示しないものの「南シナ海の状況と、現状を変更して緊張を高めようとする一方的な試みに深刻な懸念を表明」し、いかなる紛争も国際法に沿って解決されることを求めた。

 

チン首相は、岸田氏が先月首相に就任して以来、初めて受け入れた海外リーダーである。

 

この会談は、9月に日本製の防衛装備品や技術のベトナムへの輸出を可能にする二国間協定が締結されたことを受けたものである。

 

日本の歴代政権は、ベトナムをインド太平洋地域における外交政策の重要な要素としており、2006年には日越経済連携協定を締結し、その後、より広範な戦略的同盟にアップグレードしている。

 

2014年から2018年の間に、日本はベトナムのインフラ整備、人材管理、環境・ガバナンス対策のために300億円以上の開発援助を行っており、日本はベトナムに対する最大の援助国となっている。

 

ベトナムは、昨年10月に菅義偉元首相が初めて海外訪問した国の一つでもある。日本がベトナムの沿岸警備隊向けに約400億円を投じて沿岸警備艇6隻を新たに建造すると発表してから数ヶ月後のことだった。この動きは、南シナ海をめぐる北京との領有権争いにおけるベトナムの立場を暗黙のうちに支持したものと見られている。

 

今年11月初旬には、日本の軍艦「かが」と「むらさめ」の2隻がベトナムのカムラン海軍基地に寄港し、ベトナムのフリゲート艦と「親善演習」を行った。また、日本はインドネシアに巡視船を、フィリピンとインドネシアに練習機を提供している。

 

国士舘大学のジンバーグ教授は、岸田首相とチン首相による緊密な協力関係の約束は、米国のジョー・バイデン大統領が今後数週間のうちにワシントンで岸田首相を迎える前の「贈り物」になるだろうと述べた。

 

「安全保障は、貿易や援助の延長線上で利用されており、それはアメリカの対中戦略にも合致しています。日本とベトナムの関係は、特に軍事的な分野で成長し、重要で永続的な関係になると期待しています」。

 

習近平に忖度か。WHOがコロナ変異株命名で「クサイ」を避けた理由

豊富な資金力を背景に自国の影響力を高めてきた中国ですが、各所でそのほころびが生じてきているようです。今回のメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』では台湾出身の評論家・黄文雄さんが、11月下旬にソロモン諸島で起きた、反中感情を背景とした暴動を伝えるニュースを紹介。さらに団体トップが中国のカネに転んだWHOやIOCに対して、世界から厳しい目が向けられているという事実を取り上げるとともに、中国に弱腰とも思える岸田首相の姿勢を批判的に記しています。

※本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2021年11月29日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:黄文雄こう・ぶんゆう
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』(徳間書店)など多数。

 

ソロモン、WHO、IOC…中国に忖度するほど世界の反中が強まる理由

ソロモン諸島で暴動、親中政権に反発 豪は治安要員派遣

ソロモン諸島の首都ホニアラで、ソガバレ首相の親中政策に反発した暴動が発生し、安全保障条約を結んでいるオーストラリアに治安維持のための要員派遣を要請する事態となっています。ソロモン諸島は2019年9月、台湾と断交して中国との国交を結びました。しかし、ソロモン国内ではこのことに対する不満が高まっていました。

もともと同国の中国人居住者は裕福である一方、何世代にもわたって暮らしてきたものの現地に溶け込まず、ソロモンの人々の怨嗟の対象となってきました。一方で、台湾からは農業支援を含めて、非常に良好な関係が続いてきました。総じてソロモン諸島では対台湾感情は良かったのです。そのため、2019年に36年間続いた台湾との関係を断ったときには、中国系の商店の多くが現地住民の反発を恐れて休業したほどです。

台湾と断交のソロモン諸島、警察は中国系住民への反発警戒

しかも、2019年9月の中国との国交樹立時、中国は経済支援を餌に台湾との断交を迫ったものの、例によってその経済支援は中国から中国企業や中国人を招き入れるだけで、現地の雇用をほとんど生まず、むしろ現地住民の職を奪っていました。

こうした事例はソロモン諸島に限らず、アフリカなどでも見られる光景です。そのため、アフリカ諸国では、中国企業を狙ったテロや暴動が頻発しているのです。中国人の自己中心的な中華思想が根本にあります。

中国人の工場幹部3人、従業員に惨殺される 「反中」広がるザンビア

加えて、ソガバレ首相が中国から賄賂をもらって私服を肥やしているという疑惑も、ソロモン諸島市民の怒りに火を注いだようです。

今回の暴動では、台湾との関係が深かった東部のマライタ州の住民が中心となっているとされています。マライタ州では、2019年の台湾との断交に反発し、2020年9月には、同州の独立の是非を問う住民投票を実施するという意向も示していました。それほど中国に対する反感が強かったのです。

現地警察によれば、チャイナタウンの中国人街の商店が襲われ、放火や略奪が行われ、11月27日時点で3人の遺体が見つかり、100人以上が逮捕されたそうです。

ソロモン暴動、3人死亡 親中国の首相に退陣要求

その一方で、中華民国の国旗(青天白日満地紅旗)を掲げた商店や建物は襲撃されなかったという話もあります。これは2014年5月、南シナ海で中国企業が石油を掘削したことに反発し、ベトナムで大規模な反中デモが発生した際にも見られた光景です。当時、中国企業が襲撃されるなか、間違って襲撃されたくない企業は、自国の国旗を掲揚しました。とくに台湾企業は、中国企業と間違えられやすいので、青天白日満地紅旗をこぞって掲揚したのです。

本来、ベトナムは中国との外交関係上、台湾国旗の掲揚を認めてきませんでしたが、現在では反中デモの被害対策として、台湾企業に国旗掲揚を容認するようになっています。

ベトナム 台湾企業の国旗掲揚を容認、反中デモ被害の対策で

 

中国が台湾本島を封鎖し兵糧攻め?そんな作戦は不可能と断言できる訳

「台湾有事」を煽るさまざまな言説に対し、中国の軍事力や台湾の地理的特徴を踏まえ、現実的に可能か否かを専門的な見地から検証する軍事アナリストの小川和久さん。先日掲載の「中国による「台湾の軍事的制圧」などほぼ不可能なワケ」で、「上陸作戦」が成功することなどあり得ない理由を述べたのに続き、今回のメルマガ『NEWSを疑え!』では、「台湾本島封鎖」が可能かを検証します。導き出されたのは、封鎖が可能かどうかどころか「封鎖作戦」自体が実行しようとも思わないほど荒唐無稽という結論でした。

※本記事は有料メルマガ『NEWSを疑え!』2021年12月2日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:小川和久(おがわ・かずひさ)
1945年12月、熊本県生まれ。陸上自衛隊生徒教育隊・航空学校修了。同志社大学神学部中退。地方新聞記者、週刊誌記者などを経て、日本初の軍事アナリストとして独立。外交・安全保障・危機管理(防災、テロ対策、重要インフラ防護など)の分野で政府の政策立案に関わり、国家安全保障に関する官邸機能強化会議議員、日本紛争予防センター理事、総務省消防庁消防審議会委員、内閣官房危機管理研究会主査などを歴任。著書は『フテンマ戦記』『アメリカ式 銃撃テロ対策ハンドブック』『日米同盟のリアリズム』『戦争が大嫌いな人のための正しく学ぶ安保法制』『危機管理の死角 狙われる企業、安全な企業』『日本人が知らない集団的自衛権』『中国の戦争力』『日本の「戦争力」』『日本は「国境」を守れるか』『危機と戦うテロ・災害・戦争にどう立ち向かうか』ほか多数。

 

中国は台湾本島を封鎖できるか?

今週も台湾有事の話があちこちで話題になっていますが、これまでお話しした中国軍による台湾本土への上陸作戦がリアリティを欠いていたのと同じように、しばしば囁かれている台湾封鎖についても実現可能性について考えてみたいと思います。

語られてきた台湾封鎖のシナリオは、台湾への海上輸送路(シーレーン)について、中国海軍の艦艇が攻撃可能な態勢をとり、場合によっては機雷を敷設する。そして、台湾を出入りする貨物船やタンカーを中国の空母艦載機と中国空軍の戦闘機が威嚇し、台湾への補給路を断つ、つまり台湾を兵糧攻めにするというものです。

確かに中国は、約70隻の駆逐艦とフリゲートなどを保有していますし、「遼寧」「山東」などの空母の艦載機J-15約60機や空軍の近代的戦闘機(第4、第5世代)約900機もあります。稼働率の低さを差し引いても、台湾を孤立させるには十分な戦力のように思えます。

しかし、封鎖作戦は台湾と中国の間でのみ成り立つ訳ではありません。国境を接する日本との関係、そして日本と同盟関係にあり、日本列島に本国と同水準の軍事機能を置く米国との関係を視野に入れなければ、語ることはできないのです。

台湾のシーレーンを遮断しようとするとき、中国側は米国からの軍事的圧力にさらされながら封鎖戦力を展開しなければなりません。さらに、台湾本島北部には中国が艦艇や航空機など封鎖戦力を展開しにくい日本との国境が広がっています。

中国が台湾を封鎖しようとするとき、国境を接する日本としては「隣の家の火事」の火の粉が飛んでこないように、国境周辺に自衛隊を緊急展開することになります。日本を拠点とする米軍も共同行動をとるでしょう。

その場合、中国の水上艦艇は海上自衛隊と航空自衛隊、そして米軍の対艦戦闘能力の射程内に置かれますし、水上艦艇と潜水艦は世界有数の水準にある海上自衛隊の対潜水艦戦(ASW)のターゲットにされることになります。潜水艦などから機雷を敷設し始めたら、ただちに日米の潜水艦の攻撃にさらされるでしょうし、世界トップレベルの海上自衛隊の機雷掃海能力もあります。中国の空母艦載機と空軍機も戦闘空中哨戒(CAP)する航空自衛隊機の前に、海上封鎖を支援する行動をとることはできません。

かくして、台湾への補給は日本側の海域から続けられることになるのは自然の流れでしょう。中国が日米との全面戦争を覚悟しない限り、台湾への海上封鎖という無謀な作戦は成り立たないのです。

中国が艦艇と航空機で台湾を取り囲み、台湾を兵糧攻めにすることができるなんて、当の中国の軍部も不可能だとわかっているのですが、台湾本島への上陸作戦同様に封鎖も可能なように見せ、日米台を牽制しておくために、そのそぶりを見せていることは知っておくべきでしょう。(小川和久)

 

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美味しい香りも“悪臭”に。匂いの害はどう防ぐのが正解なのか?

食品を扱う店舗や工場のみならず、すべての事業者が近隣住民の皆さんに対して細心の注意を払うべき事柄のひとつが、匂い対策。どんなに美味しそうな香りであっても毎日嗅がされてしまえば、それは悪臭でしかないと言っても過言ではありません。今回の無料メルマガ『食品工場の工場長の仕事』では、著者で衛生管理のプロでもある川岸宏和さんが、そんな「臭いの害」を防止する方法をレクチャー。「3つのポイント」がカギとなるようです。

近所に匂いをばらまいていないか

唐揚げの美味しい匂いも、毎日、毎朝匂っていると、悪臭になってしまいます。外の洗濯物に匂いがついてしまうと、苦情になります。最先端の技術で、匂いを防ぐ事を考えていますか。

美味しい匂いが、いやになる

「この家の晩ご飯はカレーだな」と散歩していると匂いを感じる事があります。台所の換気扇から、料理の匂いを感じます。散歩中の一軒ならいいのですが、毎日、窓を開けると、唐揚げの油の匂いを感じ、窓を閉めても匂う日も出てきて、洗濯物を外に干すと、唐揚げの匂いがついてしまうと、近隣の方は、「唐揚げの匂いが迷惑なんだけど」とクレームになってしまいます。

お店の壁から換気扇を出していると、屋根と壁の間に匂いがこもってしまう場合があります。換気扇側に隣の窓、ベランダなどがあると、苦情の原因になってしまいます。排気を屋根の上に取り付けることで、風にのり、匂いが薄まり、苦情を防ぐ事が出来ます。苦情になりやすい、加熱時の匂いの排気装置は、なるべく高く設置することが必要です。

最新の技術を考えているか

加熱時の匂い以外にも、排水の匂い、ゴミの匂い等があります。匂いは、ある一定時間、経ってしまうと、匂いになれてしまいます。厨房に入る前に、近隣の方の気持ちで、店の周りを歩き、匂い等の問題が無いか、確認することが必要です。

毎日、店の周りを掃除し、確認していると、近隣の方が声をかけてくれます。「ちょっとゴミ箱から匂いがするけど」等と言った声は、素直に聞き、記録することが大切です。

記録し、直ぐに対策出来ることを実施し、ちょっとお金をかけて出来る事を行い、常に、最新の技術はどうなっているかの技術情報を集める事も大切です。

同業者の情報、専門家の情報などの中には、必ず匂いを無くする最先端の技術情報があるはずです。

教育のポイント

  1. 近隣の方の立場で、匂いを点検しているか
  2. 近隣の方の話を、素直に聞き、記録しているか
  3. 匂いに関する最新の技術情報を学んでいるか

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