さらば楽天。自社サイトで商品を売るもっとも効果的な方法とは

楽天などの大手ECモールに頼っているショップが増加していますが、苦戦を強いられているお店が多いそうです。なにか打開策はないのでしょうか。今回の無料メルマガ『がんばれスポーツショップ。業績向上、100のツボ!』では、著者の梅本泰則さんが売れ行き不振の原因を探るとともに、ECモールに頼らず自社サイトで商品を売るコツを紹介しています。

自社サイトで商品を売るコツ

近頃、スポーツ用品のネットショップでの売れ行きが鈍っているということを、よく聞きます。いったい何が起こっているのでしょうか。問題は、その売り方にあるかもしれません。今回はそのヒントになるかもしれないお話です。

ネット販売の現状

スポーツショップにとって、今やネット販売は避けては通れない話題です。ネット販売を行っているお店は当然ですが、そうでないお店も影響を受けています。そして、ネット販売で年間数億円、数十億円を売り上げるお店も珍しくはありません。それに伴って、販売価格が乱れています。価格競争が激しくなっているのです。

同じ商品なら価格の安いところで買うお客様が増えるのは、致し方ありません。市場競争の常です。メーカーさんもネットで価格が乱れるのを嫌がっていますが今のところ、効果的な対策を打てずにいます

それはともかく、一見、スポーツ用品のネット販売は好調のようです。ところが、何となく変化を感じるようになりました。その原因は、販売チャネルにあるようです。スポーツ用品ばかりでなく、ネットショップの多くはECモール最大手の楽天市場に出店しています。スポーツショップもその集客力を頼りに売上を伸ばしてきました。しかし、最近では、ヤフーやアマゾンが楽天を追い上げてきています。楽天の牙城を崩そうとしているのです。そのため、楽天はいろいろと戦略を変えてきて、それにうまく対応できないお店があります。その対応ができていないスポーツショップが売上に苦しんでいるようです。

このように、大手モールだけに頼っているとその戦略に振り回されてしまうことになります。ですから、私は提案したいのです。もうそろそろ大手ECモールに頼る商売から離れましょうと。そこで、ECモールに頼らないで売上を増やしているお店のことを紹介します。ただし、スポーツショップではありません。

MBAが解説。100億あげちゃったPayPayが生き残るためにすべき事

割り勘時に威力を発揮するLINE Payや「100億円あげちゃうキャンペーン」が話題となったPayPayの登場など、キャッシュレスサービス業界が活況を呈しています。しかし、乱立の後に淘汰が起こるのも世の常。いったいどのサービスが勝ち残るのでしょうか。MBAホルダーの理央 周さんは自身のメルマガ『理央 周の売れる仕組み創造ラボ【Marketing Report】』で、PayPayの100億円キャンペーンを紐解きつつ業界の未来を占うとともに、そこから学ぶべきことを考察しています。

スマホ決済はどこが生き残るのか? ~PayPayの戦略をマーケティングで紐解く

消費者が購入する際の決済手段の一つの、キャッシュレス化がどんどん進化しています。ここのところ、ニュースでも大々的に取り上げられている、ソフトバンクの「PayPay」も、スマホ決済もそのキャッシュレスサービスの一つです。

消費税変革や、2020年の東京オリンピック時の、インバウンド需要の増加を睨んで、政府もキャッシュレス化を進めているとのこと。2025年までに、支払いの40パーセントをキャッシュレスにする、という方針を打ち出しています。

キャッシュレスで購買できる手段は、クレジットカード、交通系カードのようなICカード、そしてQRを読みとるだけのスマホ決済が主なものです。

そんな中で、マーケター的にスマホ決済をはじめとする、キャッシュレス化の動きがどうなるのか、私たちは何に気をつけ、何を学び、何をしてくべきかを考えていきます。

ソフトバンクのPayPayは何を狙っているのか

ソフトバンクのペPayPayは、その「100億円あげちゃうキャンペーン」で大きな話題となりました。LINE Payや楽天ペイよりも後発のPayPayとして、話題を醸成すること、そして、幅広い認知と使える範囲を拡大することを、初期の戦略としています。

キャンペーンの内容は、購買額から20%戻ってくる(上限月5万円)、40回に1回の確率で10万円までのボーナスポイントがある、総額は100億円とし、そこで終了。といったような内容でした。

また、40回に一度の10万円のポイントバックによって、高額商品を買いたくなるという消費層を取り込みました。これは、アップルやダイソンの高額だが高品質というイメージを持つ企業の戦略とマッチし、がゆえに相性も良いでしょう。希少価値がある商品をPayPayで買うという動機づけになります。

PayPayは、中国大手QR決済の「アリペイ」と提携していることで、中国からのインバウンド需要も取り込めます。

このように、中長期的に明確な戦略が立てられている、というように見受けられます。

1杯780円の価値あり。みそ汁を主役に据えた専門店の美味しい戦術

「みそ汁が1杯780円」と聞くと驚いてしまいますが、それでも人気を博しているみそ汁専門店があります。今回の無料メルマガ『MBAが教える企業分析』では著者でMBAホルダーの青山烈士さんが、そんなお店「MISOJYU」の人を惹きつける秘訣を分析・解説しています。

脇役を主役に

注目を集めている「みそ汁」専門店を分析します。

● earth grace株式会社が運営している創作みそ汁専門店「MISOJYU

戦略ショートストーリー

食べ物にこだわる方をターゲットに「ヘルシーで美味しいみそ汁を存分に楽しめる」「日本の伝統的な食文化を楽しめる」等の強みで差別化しています。

こだわりのみそ汁やおにぎりを提供するだけでなく、武田双雲さんの作品ギャラリーやわかりやすいオーダーガイドの設置により、海外からの観光客の支持も得ています。

■分析のポイント

脇役を主役に

飲食店に食事をしに行って、みそ汁の価格が780円と聞いたら驚きませんか? みそ汁が無料で付いてくるお店もありますから、なかなか受け入れがたいですよね。

ですが、「MISOJYU」は、お得なセットメニューがあるとはいえみそ汁単品の価格が780円にもかかわらず、人気のお店になっているのです。これは、「MISOJYUのみそ汁に780円を払う価値があるということを示しています。

そこで、今回は、なぜ「MISOJYU」のみそ汁に780円の価値があるのか?について、考えてみましょう。

まず、大きなポイントとしてはみそ汁を主役にしたということです。日本人の感覚ではみそ汁が主役(メイン料理)になるとは思いませんよね。脇役のまま、価値を高めることは難しいと思いますが、主役にすることで価値を高めているわけです。

具体的には、みそ汁を主役に置いたことでみそ汁には、メイン料理としての役割が求められますので、「MISOJYU」のみそ汁は、様々な具がゴロゴロと沢山入っていて、食べ応えがあるようにしています。さらに、材料は有機野菜を中心に使い、だしは厳選して、こだわりのオリジナルブレンドのお味噌で、作られています。

このように、こだわりのあるメイン料理としてであれば、780円という価格でも受け入れられやすいと思いますし、有機野菜を使っていることを考えれば、むしろ、安いと思う方もいるかもしれません。

また、みそ汁を単体として考えるのではなく、日本の食文化を楽しむための空間全体の中の一部と考えるとどうでしょうか。

書道家の武田双雲さんの作品を鑑賞しながら、食事ができるということは貴重だと思いますし、特に海外から来た観光客にとっては、浅草という立地かつ和の空間で、日本の食文化を代表する「みそ汁」や「おにぎり」を楽しめるということは、価値のあることだと思います。そう考えるとみそ汁に780円を払う価値があると思う方も多いのではないでしょうか。

要するに、「みそ汁を売っているのではなく日本の伝統的な食文化を楽しめるなどの体験を売っているということですね。

「MISOJYU」をプロデュースしている「TEAM地球」には様々なスペシャリストが関わっているようですが、「MISOJYU」のみそ汁だけでなく、店舗を構成する一つひとつがよく考えられていると思います。今後も注目していきたいです。

沖縄の米軍機に民家上空を飛行させないため、日本がすべきこと

日本防衛のノウハウは安全保障条約と米国の庇護下で70年以上も培われてきましたが、自衛隊防衛活動の法的矛盾で、いざというときの自国防衛もままならないのが現状です。AJCN Inc.代表で公益財団法人モラロジー研究所研究員の山岡鉄秀さんは無料メルマガ『日本の情報・戦略を考えるアメリカ通信』の中で、この矛盾解決のためだけの「改憲案」とは別視点で「本当の意味で日本を守る方法」を探っています。

憲法改正をすべき本当の理由

全世界のアメ通読者の皆様、山岡鉄秀です。

憲法改正を主張する根拠としてはいろんなものがありますね。

占領軍に押し付けられた、というのもひとつだし、世界制覇を企む中国の脅威が日々増大している現実への対応もあります。なにしろ、尖閣や沖縄どころか、宇宙に進出して衛星から敵国をレーザービームで攻撃する能力を獲得しようとしているそうですから、アメリカもとうとう全面対決を覚悟せざるを得なくなりました。

一方、反対する人たちの中には「憲法改正をしたら戦争になっちゃう」と心配している人が多くいるようです。

そこで今回は、違った観点から問題提起してみたいと思います。

先般の沖縄知事選挙のころ、テレビのニュースに沖縄の子連れの主婦の方が登場して、目を潤ませながら次のように訴えていました。

なんで米軍機は民家の上空を飛ぶのを止めてくれないんでしょうか?それがどうしても理解できないんです」

小さな子供を持つお母さんの立場なら特にそう思うのは当然ですよね。部品が落ちてきたり、墜落事故があればなおさらです。次の場面では、市役所か県庁の職員が「米軍に説明を求めているのですが…」としどろもどろに答えているシーンが映りました。

米軍の方も地元住民と摩擦を起こさないように努力しているとは思いますが、飛びたいときはどこでも飛んでしまうでしょうね。

もし前述のお母さんが私の目の前で「理解できないんです!」とおっしゃったら、「それはね、日本は戦後ずっとアメリカに軍事占領されているからですよ」と答えるかもしれません。お母さんが目を丸くして驚く顔が目に浮かぶようです。

米軍という外国の軍隊は沖縄だけではなく、首都圏も含めて日本中に展開しています。もちろん、日本の民間機は基地上空を飛ぶことができず、迂回しなくてはなりません。はっきり言って、日本は戦後ずっとアメリカの軍事占領下にあるのです。だから、アメリカにたてつく総理大臣なんて簡単に潰されます。

吉田茂首相はアメリカに「ずっと基地を提供しますよ」と提案することで有利な講和をし、戦後の安全保障をアメリカに任せて経済的復興に集中するという方針を立てました。いわゆる「吉田ドクトリン」ですね。マッカーサーもそれでいいと思ったし、新規に発足する国際連合への期待もありました。吉田はアメリカを番犬にできると思ったようです。

【動画】9歳の天才ドラマーの演奏に魂が震える人が続出!

2歳からドラムを始め、4歳でライブに出演するなど、その圧倒的な才能を光らせている9歳の天才ドラマー・よよかさん。

そんな彼女がQueenの『Stone Cold Crazy』を演奏した動画が話題になっている。

百聞は一見にしかずということで、早速その演奏を聞いていただきたい!

 

 

演奏の途中にカメラに向ける笑顔は9歳の少女そのものなのに、本家に引けを取らない圧倒的な演奏にひきこまれてしまう。

よよかさんは北海道で開催されている野外音楽フェス『RISING SUN ROCK FESTIVAL』に出場したこともあるそうで!

他にもMark Ronson & Bruno Marsの『Uptown Funk』のカバー演奏も公開している。

こちらも素晴らしい演奏なのでぜひお聞きしていただきたい。

 

 

(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:YouTube(nite official)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

 

記事提供ViRATES

中条あやみ、金髪役に本音「確かにハーフですけど、素の自分は大雑把な大阪人」

モデル、女優、日テレ系紀行バラエティ「アナザースカイ」のMCなど幅広く活躍する中条あやみさん。Sexy Zoneの中島健人さんとW主演したラブコメ『ニセコイ』が12月21日(金)に公開。これまでの“清純派”なイメージから一転、「ゴリラ女」とも言われる金髪ハーフの少し大雑把な女子高生、千棘(ちとげ)をコミカルに演じています。前回『ニセコイ』で取材した池間夏海さんに続き、今回は中条さんをMAG2 NEWSが直撃取材してきました。

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中条あやみが金髪&ハーフで喧嘩っ早いキョレーツ女子に

『ニセコイ』は「週刊少年ジャンプ」で2011~2016年まで連載され、ラブコメ史上で最長連載を果たし、累計1200万部以上を売り上げた人気コミックを映画化。極道一家「集英組」の一人息子・一条楽(中島)と、ギャング組織「ビーハイブ」の一人娘・桐崎千棘(中条)が、性格真逆で相性最悪にも関わらず、組織の抗争を鎮めるために“偽物の恋人(ニセコイ)”を強制的に演じさせられることから始まるストーリーです。

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──千棘は金髪ハーフの女の子ですね。役を演じるに当たっての思いは?

「今まであんまり(自分自身が)ハーフということも出してこなかったですし、私自身、千棘に近い性格で、大雑把なんです(笑)。河合監督は映画「チアダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~」の時から私を見てくださっていて、『素でいいよ。大阪出身の中条あやみを出せばいい』と言ってもらったので、思い切って自分を出す、というか、関西にいた時のキャラ濃いめの友達を浮かべて、演じようと思いました」

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──素の中条さんはどんな人なんですか?

「楽しいことや、面白いことが好きで、小5男子みたいってよく言われます(笑)」

──映画には素に出ていますか?

「そう思います。多少、素よりオーバーではありますが、楽しみながら開放的な気分で演じていたので、撮影ごとに涙を流すくらい笑っていました。この作品の中で一番楽しんでいた自信がありますね。だから涙を流すくらい笑える映画になっていると思います!」

──千棘の性格は近いものがあったんですか?

「(千棘は)大胆に見えて、繊細な部分を持っている子。私自身もこう見えて、繊細な部分があるので、共感できる部分がありました。愛着というか、(千棘と)肩を組み、励ましながら、演じてきた部分はあります」

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──ハーフであることは公言しなかったのは?

「純日本人の役をすることがあるので、あまりイメージをつけたくなかったんです。でも、隠すことでもないので、『本来の自分を知ってもらったら』と思いました。(本名の)ポーリンはイギリスのおばあちゃん(ポーリンさん)からもらった名前です。家族や友達からはポーリンと呼ばれています」

──これまで、シリアスなものからコミカルなものまで幅広く演じられていますが、今回ほどコミカルな部分が全面に出た作品はないですよね。大阪出身ですが、お笑いは好きですか?

「私自身、面白い人間ではなかったので、笑いのネタを振られても、結構気付かなかったり、すっとぼけた部分があって。すると、みんなから、『ホンマにノリが悪いな~』と言われたり……。笑いを強要してくる大阪は、私にはきついなと思っていました(笑)。だから、人とツボは違うかもしれません。今回、コメディって、一番難しいと思いました。お笑いを改めてリスペクトしました」

──好きな芸人さんは?

今田耕司さん。『アナザースカイ』でご一緒し、本当にすごいなと思いました。笑いの神様ですね。話していると、関西弁がうつっちゃうんです。ほかには、ダウンタウンさん、バカリズムさん。バラエティー番組に出演させていただいて、お笑いをやっていらっしゃる方って、本当にすごいなと思いました」

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──今回の現場でも笑いは絶えなかった?

「中島さんを筆頭にみんなが盛り上げてくれました。間の取り方や表情を考えて、どれくらいオーバーにやればいいのかを中島さんと話し合いました。彼はものすごく頭がいい人なので、細かく説明してくれました。常にアドリブを入れてくるので、気を抜けなかったです(笑)」

──髪を根元から金髪に染めましたが周りの反応はいかがでしたか?

「金髪にしている間は、街を出歩いていても気付かれなくて、エレベーターでボタンを押してあげたりすると、『サンキュー』と言われて、外国人だと思われていたみたい(笑)。すごく心地良かったです」

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──役のギャップはどのように感じますか?

「自分とは違う人になったりするので、ギャップは感じます。(チアリーダーを演じた)『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』、(ロック歌手役の)『覆面系ノイズ』に出会って撮影していくうちに、両方ともだんだん好きになり、食わず嫌いだったなと思いました。嫌いなものも真逆になることを実感したので、苦手なことでもチャレンジしていこうと、気持ちが変わりました」

──苦しい瞬間もあったはずですが、どのように乗り越えたのですか?

負けず嫌いなんです。中学時代はバドミントン部だったんですが、試合に出るメンバーは限られていて、いつもみんなの貴重品集めをさせられて(笑)、何のためにいるんだろう、辞めたいと思っていました。でも、ここで辞めたら、やりきることができない人間になると思って、毎日、部活に行っていました。見えない景色を見るために、自分に甘えない人間になるために乗り切りました」

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──女優やモデルをやる上での糧はなんですか?

「現場が好きなんで、良い作品ができたらという思いでしょうか。みんなで楽しみながら全員で作りたいという気持ち。そういう空気感が好きです。私自身は中島さんとのお芝居が一番多かったので、お芝居について話し合いました。監督も、シーンごとに言いに来てくださったり、スタッフさんも言ってくださって、みんなで作ろうぜ、というお祭りのような感じで作っていたので、それが作品に出ているんじゃないかと思います」

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──劇中では変顔にも挑戦する一方、女の子らしさが出ているシーンがありますね。その辺のギャップの魅せ方は?

「ギャップは千棘のかわいらしいところ。いつもはゴリラ女みたいなのに、ふとした瞬間に乙女になる。そのキャラクターを出したかったので、モデルで鍛えたものを発揮させていただきました(笑)」

──かわらしく見せるポイントは?

「女子って、下から(男性を)見上げるじゃないですか。それだけでも結構、かわいいと思います。上目遣いに勝てるものはないんです(笑)」

──楽には最初、反発していますが、恋に落ちてしまいますよね。中条さんは男性にはどんなところに惹かれますか?

「思いやりを感じたり、意外なことを言われた時。『今日は元気ないね?』とか言われると、あ、見てくれているんだな、と思います」

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──のっけからワイヤーアクションがありました。

「CMや作品で何かと吊るされることが多いので、いつも通りかな(笑)。高いところは平気なので楽しんで撮影できました」

──プールサイドから飛び込むシーンもありましたね。

「一発撮りだったので、緊張しました。実はやらかしてしまったことがあって……。お風呂のシーンだったのですが、セリフを間違えてしまい……。濡れてしまった中島さんを乾かすところから始めなければいけなくて、すごく落ち込んでいたんです。夜中の撮影でみんな疲れていたし、『一発だからね』と言われていたから。中島さんに『本当にごめんなさい!』と言って落ち込んでいたら、奥から大声が聞こえてきて、わぁ、怒られると思ったら、『元気出せよ!』って。やっぱりセクシーだなって思いました(笑)」

──楽をビンタするシーンは何回くらい撮ったんですか?

リハーサル含め4回です。痛くないように練習したんですけども、結構、痛そうな音が出て、私も叩いている手が痛かった(笑)。でも、中島さんは『全然』と言うんです。そこでも王子様でしたよ!」

インタビュー・文/平辻哲也
撮影/能美潤一郎

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中条あやみ(NAKAJO AYAMI)

1997年2月4日生まれ、大阪府出身。2011年に雑誌『Seventeen』の “ミスセブンティーン” グランプリに選出され、12年にドラマ「黒の女教師」で女優デビュー。映画『劇場版 零 ゼロ』で映画初主演をつとめ、その後『ライチ☆光クラブ』『セトウツミ』『覆面系ノイズ』『3D彼女 リアルガール』に出演。映画『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』では、第41回日本アカデミー賞新人俳優賞受賞した。現在も『CanCam』専属モデルを務めながら、多くの映画、TV、CMに出演。2019年2月に『雪の華』も公開予定。

Information

ニセコイ
12月21日(金)全国東宝系ロードショー

原作:古味直志
監督:河合勇人
出演:中島健人 中条あやみ 池間夏海 島崎遥香 岸優太(King & Prince)/ DAIGO
©2018映画『ニセコイ』製作委員会 ©古味直志/集英社
ヘアメイク:横山雷志郎(Yolken)
スタイリスト:maiko

中国ファーストぶりに米国激怒、「中華思想」で崖っぷちの習近平

米中貿易戦争の勃発をはじめ、大きな動きを見せた2018年の世界情勢。日本もそのうねりに巻き込まれた1年となりました。台湾出身の評論家・黄文雄さんが自身のメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』で、激動の2018年を総括しています。

※ 本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2018年12月18日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:黄文雄(こう・ぶんゆう)
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』(徳間書店)など多数。

世界の分断が進む中で中国の独善が明らかになった2018年

今年も早くも12月半ばとなりました。皆さんも年末のいろいろなご用事に忙殺されていらっしゃる方も多いでしょう。今回は、少し早いのですが1年の総括第一弾ということで、私がこの1年を振り返って、今年はどんな1年だと感じたのか、そして、それを象徴するような出来事はどんなことだったのかを挙げてみたいと思います。

まずは、やはりアメリカのトランプ政権から始まった自国ファースト的な世界の潮流です。トランプ政権になってからオバマ路線とは大きく違う政策を次々と打ち出し、結果的に米中貿易戦争が起こり、華為技術ファーウェイの孟晩舟副会長兼最高財務責任者CFOが逮捕されることとなりました。

アメリカ国内の大学に併設されている孔子学院も次々と閉鎖が決まっています。諸外国に存在する孔子学院は、表向きは中国語学校ですが、その実は中国政府のプロパガンダ機関として知られています。

もちろん、中国はこうしたアメリカの態度に対して猛烈に抗議しています。華為技術の孟晩舟逮捕のこともそうですが、華為技術製品を排除する動きを見せていることにも怒り心頭です。その報復としてカナダ人二人を中国国内で難癖をつけて拘束し、人質合戦になっています。

トランプ政権の功罪は今後検証されるべきではありますが、中国のスパイ活動を公に批判し華為技術と中国政府の関係にメスを入れることができたのはトランプ政権ならではの動きではないかとも思います。

台湾もトランプ旋風の後押しを受けて、独自路線をぐいぐいと進んだ年でした。先だっての選挙では民進党は大敗したとはいえ、蔡英文政権が舵取りをしてからというもの、中国とは一線を画した存在として国際的に活動してきました。

中国が、台湾と国交のある国に資金援助を申し出て台湾と断交させたり、スポーツの国際大会を台湾で開催できないようにしたりと、様々な手段で妨害してくるのは、裏を返せば台湾という存在が世界的に認められつつあるからです。

11月末の統一地方選挙については、今回のメルマガで総括していますが、民進党が大敗したといっても、大事なのはこれからです。台湾は、これからもその歩みを止めることなく前進あるのみです。

しかし、自国ファーストがあまりに広がると、自分ファーストという思考が蔓延することにもなります。それは、公共心や道徳心とは真逆のものであり、そうした社会にはギスギスした空気が流れ、些細なことで争いが起こり、暴力や犯罪が蔓延する社会となります。

もともと中華思想こそ究極の自国ファーストであり、国家を背景に国有企業が過剰生産を繰り返し、世界市場でダンピングを行うという、非常に不公正な競争をしてきたからこそ、アメリカの怒りを買うことになりました。中国への貿易戦争は、トランプ大統領が勝手に仕掛けたのではなく、アメリカ議会も中国に対して非常に厳しい姿勢で臨んでいます。

「防衛は最大の福祉」中谷元防衛大臣の発言につきまとう違和感

12月18日に閣議決定された新防衛大綱。日本最大の護衛艦「いずも」の事実上の空母化が盛り込まれたことに対して、野党からは「専守防衛逸脱」という批判の声が上がっていますが、与党サイドは今回の改定についてどのように説明するのでしょうか。健康社会学者の河合薫さんはメルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』で、自身のラジオ番組にゲストとして迎えた中谷元元防衛大臣とのやり取りを紹介しつつ、「平和」について考察しています。

※本記事は有料メルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』2018年12月19日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:河合薫(かわい・かおる)
健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経たのち、気象予報士として「ニュースステーション」などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後は、産業ストレスを専門に調査研究を進めている。主な著書に、同メルマガの連載を元にした『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアムシリーズ)など多数。

防衛は最大の福祉?

ラジオは、国会の答弁や記者の囲み取材、あるいはテレビでは決して出てこない「言葉」を拾うことができるメディアです。

カメラのない小さなスタジオで気が緩む、というか思わず「本音がポロリとこぼれる。ラジオのメインが「パーソナリティ」と呼ばれる所以です。

私がコメンテーターで出演している「サキドリ(文化放送)」では、17日(月曜)に元防衛大臣で衆議院議員の中谷元氏にゲスト出演していただきました。

18日(火曜)に日本の新たな防衛力整備の指針となる「防衛計画の大綱」と「中期の防衛力整備計画」が、閣議決定される見通しであるため、「ニッポンの防衛力ってどうなってるの?これからどうなるの?」という素朴な疑問を教えていただくのが目的でした。

中谷さんには初めてお会いしたのですが、とてもとても丁寧な方で、打ち合わせのときから周りをリラックスさせる心遣いのある紳士でした。

本番直前も「防衛のことはわかりづらいから、わかりやすく話しますね」とご自身で準備してきたメモを見直すなど、好印象。

オンエアが始まってからもメインパーソナリティの斎藤一美アナや、アシスタントの水谷加奈アナウンサーの質問にも、わかりやすく答えていました。

  • 日本の兵員の数(自衛隊の数)は14万人で、世界24位。上位国はインド、北朝鮮、中国
  • 日本の海の兵力は49万トンで世界5位。上位国はアメリカ、ロシア、中国
  • 日本の空の兵力は航空機400機で世界11位。上位国はアメリカ、中国、ロシア

…etc., etc.

とまぁ、あれこれ具体的な数字を出して教えてくださいましたが、「ん?日本って結構兵力高くない?」と、内心思うわけです。でも、中谷さんは「周辺国が軍事力を強めている状況がある」ということを繰り返しアピールし、「パワーバランス」という言葉を繰り返しました。

でも、やっぱり納得がいかないのです。そこで「いずもの空母化への疑問をぶつけたのですが、「母艦であって空母ではない」と。

「でも、事実上の空母ですよね?」と質問すると、「いわゆる空母ではない」と。

「でも、周辺国は空母としかみないですよね?」と食い下がると、「一般社会の常識の空母じゃない自衛隊の常識での空母」だと。

ふむ。なんだか「いわゆる移民ではない」によく似ています。

米中覇権争奪戦が勃発の2018年。日本は2019年、中国に付くのか

南北朝鮮・米朝の首脳会談など歴史的な出来事が相次いだ2018年ですが、現時点で「今年、世界で起こった歴史的重要事件」とは一体なんでしょうか。国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんは自身の無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』で、08年のリーマンショックから今年までの間に世界で勃発し各国に影響を及ぼした出来事を時系列で解説した上で、今後世界は「米中覇権争奪戦争」を軸に動くだろうと記しています。

2018年はどんな年だった?(歴史的に)

はやいもので、2018年ももうすぐ終わりですね。今年は「歴史的にどういう年だったのでしょうか?まず過去10年で起こったことを、ざっくり振り返っておきましょう。

2008年リーマンショックから「100年に一度の大不況」が起こる。

2009年アメリカが沈み中国は浮上する。この年のGDP成長率、アメリカは、マイナス2.54%。日本は、マイナス5.42%。中国は、プラス9.2%。世界で、「これからは中国の時代だ!」と考える国が激増する。日本では、反米親中民主党政権が誕生。

2010年尖閣中国漁船衝突事件。「アメリカは沈み、わが国を止める力はない」と認識した中国が、横暴になる。

2011年東日本大震災

2012年尖閣国有化。中国は11月、ロシア、韓国に、「反日統一共同戦線構築」を提案。完全証拠はこちら。

反日統一共同戦線を呼びかける中国

私の中では、「新日中戦争」が開始された年。日本では、安倍政権誕生。中国では、習近平政権スタート。ロシアでは、プーチンが大統領に返り咲く

2013年、反日統一共同戦線戦略の進展。中国は、大金を使って反日プロパガンダを行い、安倍政権を追いつめる。12月、安倍総理の靖国参拝後世界的日本バッシングが起こり日本は孤立する。

2014年、ウクライナ革命とクリミア併合。安倍総理は、ロシアに救われる結果に。

2015年、AIIB事件。イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スイス、オーストラリア、イスラエル、韓国など、親米諸国群がアメリカの制止を無視し、中国主導AIIBへの参加を決める。アメリカの没落と中国の影響力増大が世界に知られることに。

2016年トランプ氏、大統領選で勝利。

2017年トランプ政権誕生北朝鮮に振り回された1年だった。

そして、2018年。

2018年に起こったこと

少し、詳しくみてみましょう。

3月、中国全人代、国家主席任期の制限撤廃。習近平は、「終身国家主席」の道を開く。同月、プーチン大統領選で圧勝。4期目スタート。

4月、南北首脳会談。金正恩が初の訪韓

6月、初の米朝首脳会談

7月、西日本豪雨。

9月、北海道地震。安倍総理自民党総裁選で3選

10月安倍総理訪中

11月、ゴーン日産会長逮捕。アメリカ中間選挙。下院は民主党が優勢に。