「寝た子を起こすな」衆院解散前に統一教会問題の再燃を警戒する岸田文雄の本音

一部のワイドショーを除いては、ほとんど報じられることがなくなった自民党と旧統一教会を巡る問題。一時期は時間の問題とまで言われた同教会への解散命令請求も未だ出されぬままとなっています。その裏にはどのような力学が働いているのでしょうか。今回のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』では著者で元全国紙社会部記者の新 恭さんが、解散・総選挙を目指す岸田首相の旧統一教会問題に対する本音を考察。さらに「再びの沈黙」を始めたメディアに対して厳しい言葉を投げかけています。

統一教会問題はどうなった。岸田首相が解散・総選挙前につけるべき決着

電撃的ウクライナ訪問を無事すませ、G7広島サミットを前にアフリカ4か国も歴訪して、岸田首相は解散・総選挙への準備に余念がないようだ。

朝日新聞によると、敵基地攻撃能力の保有や原発運転期間の延長など政策の大転換を決めたことをもって「安倍さんもやれなかったことをやった」という“高揚感”に包まれているそうである。

自分がやりたいというより、安倍政権がやり残したことを、国民に丁寧に説明することなく、官僚作成の答弁を繰り返すだけで進めただけなのだが、それでもアンチ岸田の多い右派勢力をなだめる一定の効果はあったと考えているのだろう。

内閣支持率の上昇、衆参補選の4勝1敗に気をよくして、6月解散へまっしぐらなのだと観測するメディアもある。

だが、そうすんなりいくだろうか。筆者はいささか懐疑的だ。長期政権をねらう岸田首相が乗り切るべき来秋の自民党総裁選まではあと1年以上もある。急いで総選挙をやって、たとえ思い通りの勝利が転がり込んできたとしても、支持率を維持できるとは限らない。

総選挙後に岸田首相が描くシナリオがある。2023年度から5年間の防衛費を従来の1.5倍超の43兆円に増やすための増税と、少子化対策の財源を捻出するための社会保険料上乗せ。つまり、国民に負担を強いる政策の実行だ。それでも支持率を維持できるとしたら、日本国民はよほどお気楽だ。

なにしろ所得に占める税金や社会保険料などの負担割合を示す「国民負担率」は47.5%にもおよんでいるのだ。すでに半分近くも持っていかれているというのに、さらなる召し上げを許すことになる。

ふつうなら、内閣支持率は落ちるだろう。そうなれば自民党のことだ、党内に岸田おろしの嵐が吹き荒れ、これまでは党三役として政権を支えてきた茂木幹事長や萩生田政調会長らが権力欲をたぎらせて動き始めるだろう。総選挙で国民の信任を得たからという理由で総裁再任を勝ち取るには、もっと先の、できるだけ総裁選に近い時期をねらうべしという判断もできるはずだ。

ともあれ、躍進目覚ましい日本維新の会から受ける強迫観念もあり、岸田首相が、野党陣営の選挙態勢が整わない今のうちがチャンスと前のめりになるのも分からぬではない。

だが、そうだとすれば、ちょっと待ってほしい。あれは一体どうなったのか。国会、地方議会を問わず自民党の議員たちが統一教会と癒着し、秘書を派遣してもらったり、選挙の手伝いや、教団票の割り振りをしてもらってきた件だ。

不安心理に乗じて日本国民から莫大なカネを収奪し、せっせと韓国に送ってきた統一教会の活動に加担した政治家たちが今もなお、よりによって愛国心の強い自民党のなかで、のうのうと生きているのは、いかにも不思議なことだ。

自民党としての調査や説明はおざなりにして、抜け穴だらけの被害者救済法を成立させただけでよしとするつもりなのか。この由々しき問題に決着をつけないまま、国民の信を問う総選挙などできないはずである。

この記事の著者・新恭さんのメルマガ

「禁句」だらけで何も言えない現代に疑問。“自由な主張”の意味を履き違えている人たち

昭和や平成の時代に比べて、自身の主義主張をより自由に世に問えるようになりつつある令和時代の今。しかしそこには、かえって「不自由」になっているという矛盾をはらんでいる可能性もあるようです。今回のメルマガ『FROM LA TO JAPAN』ではLA在住のAJさんが、世界中に拡がる「自由な主張」というもののあり方について考察。自由な主張の発信時に必要なものとは何かについて持論を展開しています。

世界中に蔓延する「自由な主張」の履き違え

先週、マイケルジャクソンの長女(パリス・ジャクソン)が「自分の裸を見せる自由を…」と、ジャンポール・ゴルチエによる“裸ドレス”を着用し話題になった。女性の裸のパーツが描かれているこの服は性差別に対してわかりやすい意思表明だという。

毎度お騒がせなこの方、わき毛を生やしたり、全身タトゥーの姿を見せたりと、ファッション界のインフルエンサーなのだが、こういういかにも「今の時代はこれよ!」とばかりに「自由」をはき違えている申し子たちが多すぎる。

パリス・ジャクソンの「思想」は、ただの自己主張。この前のコラムにも書いたが「見ている方」はとても不快である。食事中に、こういう彼女の自己主張を見せられた日には、たまったもんではない。

何でも「主張」すれば良いというものではない。

礼儀と節度、TPO…大人であれば相手を配慮するという「わきまえ」がなければならない。

自由の主張は結構だが、そこに「責任」という文字が見当たらないのはどうしてか?個人の主義主張を押し通すなら、それを受ける人、見る人、子供や社会的影響という「責任」を持つべきであると私は思う。

個人の思考や美学を否定してはいけない…という今の傾向に、誰もが口を閉じる必要はないのだ。「否定してはいけないムード」が、実は自由を奪っていることにはならないか?

社会に対して主張は大いに結構。だが、それを誰もが「認めなければならない」という法律などはない。

人間は社会の中で生きている。

2020年、Black LIVES Matter(BLM)という運動があった。アフリカ系アメリカ人に対する警察の残虐行為をきっかけにアメリカで始まった人種差別抗議運動で、暴動が起きた。

実は私はもっと前1991年のロサンジェルス暴動を体験している。これも「ロドニー・キング」という黒人男性が、白人警官によって殴打するなどの激しい暴行を加えられたことによって勃発した暴動。

この時の私は、まだロスに来たばかりの頃だった。日本でもこの様子は報道されたと思うが、まるで戦争。

黒人 vs 白人の暴動ではなく実はアジア人(韓国系)への被害も多かった。要するに「便乗」。暴動を起こす人、それを制圧しようとする人、この対立に便乗して、あちらこちらで強盗事件が起きた。ついでにアジア人の店も襲っちまえ~!って奴。

街の中には戦車が出向き、火炎瓶による放火に数十台の消防車が出動。住民は家から出ることを禁じられ、買い物に出ようものなら、軍服の兵隊に制圧される。

当時私は暴動の中心地に住んでいたもんだから、銃の鳴り響く音を映画以外で初めて耳にした怖い思い出となった。

この記事の著者・AJさんのメルマガ

ブレない脱原発。菅直人元首相が反対討論で「安倍晋三」の名を出した理由

「エネルギーの安定供給」や「脱炭素化」といったワードを駆使しつつ、原発回帰に向け突き進む岸田政権。そんな彼らに待ったをかけたのは、原発事故を首相として経験した唯一の政治家、菅直人氏でした。今回、毎日新聞で政治部副部長などを務めた経験を持つジャーナリストの尾中 香尚里さんは、GX法案に対する菅氏の反対討論について解説を交えながら全文紹介。その上で、彼の発言全てを掲載した意図を記しています。

プロフィール:尾中 香尚里(おなか・かおり)
ジャーナリスト。1965年、福岡県生まれ。1988年毎日新聞に入社し、政治部で主に野党や国会を中心に取材。政治部副部長、川崎支局長、オピニオングループ編集委員などを経て、2019年9月に退社。新著「安倍晋三と菅直人 非常事態のリーダーシップ」(集英社新書)、共著に「枝野幸男の真価」(毎日新聞出版)。

岸田のちゃぶ台返しは我慢ならぬ。GX法の反対討論に立った菅直人のブレない脱原発

立憲民主党の菅直人元首相(党最高顧問)が4月26日の衆院経済産業委員会で、原発の運転期間を「60年超」に延長可能にする「GX(グリーントランスフォーメーション)脱炭素電源法案」の採決を前に、反対討論に立った。11年前の東京電力福島第1原発事故当時の首相として「脱原発」に大きくかじを切った菅氏。首相退任後も一議員として、原発問題を中心に国会質疑に積極的に臨んできたが、自らが敷いた国家方針を「ちゃぶ台返し」するかのような岸田政権に我慢がならなかったのかもしれない。

原発政策については国民の間にもさまざまな意見があるだろう。しかし、どんな立場をとるにせよ、この機会に12年前の「国難」を改めて思い起こし、胸に刻むことは、決して無駄ではないと考える。

約5分半に及んだ反対討論を、解説を加えながら全文紹介したい。

政府提出の「GX脱炭素電源法(脱炭素社会の実現に向けた電力供給体制の確立を図るための電気事業法等の一部を改正する法律案)」について、反対の理由を申し述べます。

菅氏はこう前置きすると、やや意外なところから語り始めた。

亡くなられた安倍晋三元総理の祖父である岸信介元総理は、東条英機内閣の商工大臣だったときに、太平洋戦争開戦の詔勅に署名し、戦後、A級戦犯容疑で逮捕、収監されました。

一瞬戸惑ったが、謎はすぐに解けた。

いま、原発を推進していこうという趣旨の法律を成立させることは、約80年前に、アメリカと戦争をすることに賛成したのと同じぐらい、後になって犯罪だと批判される政治判断である。このように言わざるを得ません。

原発推進にかじを切ることを、太平洋戦争の開戦決定になぞらえた。開戦の詔勅に署名した閣僚はもちろんほかにもいるわけだが、あえて岸氏の名を挙げて「安倍晋三元首相の祖父」を強調してみせた。

なぜ安倍氏なのか。原発事故当時に安倍氏が「菅首相が原発を冷却するための海水注入を止めて事故を拡大させた」というデマを流したことへの遺恨なのか。おそらくそうではない。想定されたのは、安倍氏が第1次政権当時の2006年、巨大地震に伴う原発への危機の発生を過小評価していたことではないだろうか。

共産党の吉井英勝衆院議員(当時)が、巨大地震の発生によって原発の電源が喪失し、深刻な危機に陥る可能性を質問主意書で指摘したのに対し、安倍政権は答弁書で「我が国において、非常用ディーゼル発電機のトラブルにより原子炉が停止した事例はなく、また、必要な電源が確保できずに冷却機能が失われた事例はない」として、何の対応もしなかった。原発の「安全神話」に染まり、推進姿勢を一切見直さなかったわけだ。

それから5年もしないうちに、福島第一原発を大津波が襲った。原発は全電源を喪失し、菅氏は日本で初めて、首相として原子力災害対策特別措置法に基づく「原子力緊急事態宣言」を発令した。まさに「国難」だった。

最速30秒で口座開設。「アップル銀行」預金額、4日で1360億円はナゼ実現できたのか?

米アップルがアップルカードのユーザー向けに預金口座を提供するサービスを開始。俗に「アップル銀行」と言われるこのサービスには、たった4日間で日本円にして約1360億円もの預け入れがあったと話題になっています。顧客の心を捉えたのは、普通預金にも関わらず年4.15%もの金利がつくことに加え、マーケティング視点で納得の理由があるようです。今回のメルマガ『理央 周 の 売れる仕組み創造ラボ 【Marketing Report】』では、著者の理央さんが、銀行口座開設に絡む煩雑な手続きを不要にしたアップルの秀逸なUX(顧客体験)戦略を解説しています。

なぜUX=顧客体験が重要なのか?アップルの預金口座に学ぶ顧客価値の向上

アップルの預金口座開設が、多くのメディアで取り上げられていましたね。中でも、最初の4日間で9億9000万ドル(約1360億円)の預け入れがあった、初日だけで4億ドル(いずれもFobes Japan)という桁外れの金額の大きさが話題でした。

この背景にある理由として、アップル口座に預けた時の、「年利」の影響も大きいという、財務的な分析も多く見られました。アメリカでの銀行口座の平均的な利回りは、0.5%かそれ以下、ということもあり、アップルの口座の年利4.15%という、大きなリターンは魅力的だ、という論調です。

マーケティングの観点からみてみると、この人気の最大の要因は、総合的な「UX=顧客体験」にあります。具体的には、

  1. サイトでの申し込み方法がシンプル
  2. 申し込みから開設までの時間が短い
  3. iPhoneでできる

1について、iPhoneマニア(2023年4月18日)に、以下のように説明されていました。

「ウォレット」アプリのApple Cardから、あっという間に開くことができました。

 

Apple Cardで決済することで受け取れるキャッシュバック「Daily Cash」の「Daily Cashエレクション」の項目に新たに登場した「Savings」をタップ、自分の情報を確認(社会保障番号を入力)、利用規約に合意すれば完了です。

この記事にはiPhoneのスクショの画像とともに、解説されていましたが、このプロセスであれば、数分で申し込みができそうです。

2に関しては、日本経済新聞電子版、(2023年5月2日)の記事に、興味深い解説がされていました。以下引用記事です。

アップルは19年に米国でゴールドマン・サックスと組んで「アップルカード(Apple Card)」というクレジットカードの提供を開始しました。Apple CardはiPhoneから申し込むことができ、利用場所や支払い方法によっては1~3%のキャッシュバックが受けられる仕組みです。

 

また、Apple Cardは通常のクレジットカードのようにカード本体に番号が書かれていないため、セキュリティー面でも軍配が上がっています。

 

アップルが新たに今回始めた預金サービスは、このApple Cardを持っている人であれば、最速わずか30秒ほどでスピーディーに口座を開設できてしまいます。名前の入力すら不要です。

この記事の著者・理央 周さんのメルマガ

賀来賢人の「NG80回」は前代未聞。思い出すキムタク主演ドラマの“伝説”エピソード

俳優の賀来賢人(33)さんがバラエティ番組で、「80回のNGを出した」と告白しましたが、これに対して「80回は前代未聞」と語るのは芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんです。そんな芋澤さん自身も、ある現場の「忘れられないNG場面」があるとか。過去の印象深いエピソードを回想しながら紹介しています。

キムタクの凄すぎる神対応とは?

賀来賢人が、過去に80回の撮り直しをしたことをあるバラエティ番組で話していました。

これまでの私の取材経験でも、“NG80回”なんて噂にも聞いたことがありません。

本人も共演者もスタッフも、現場は凍り付いたことが想像できます。

私から言わせていただければ、演出家のこのようなターゲットになり易い役者のタイプは、キャリアが浅く、将来が有望視されている若手が断然多いように思えます。

本人も「1回、あまりに計画性のない感じで現場に行って~」と告白していますから、まだ新人とも言えるような賀来の、芝居に対する軽んじた姿勢が演出家には鼻持ちならなかったのかもしれませんね。

有名芸能人の撮り直しといって必ず引き合いに出されるのは、平均視聴率30%超えの2003年1月期『GOOD LUCK!!』でしょうか。

このドラマで主人公の木村拓哉の弟役を演じた中尾明慶が15回を超えるNGを連発した話です。

ここまで回数が多いと、有名役者の中にはアシスタント・ディレクターを捕まえてキャスティングの変更を訴える者もいると聞きます。

待ち時間が長引いたり、自分の演技にも影響が出るからだという理由です。

ところが現場のキムタクは、スタジオの隅で肩を落とす中尾に、笑顔でー

“おい、昼飯はおごり…な!”

“次、早く準備しな!”

と、神対応をしてくれたという逸話が今でも語り継がれています。

中尾はこのキムタクの対応に、“ショックを引きずったまま、役者の仕事を辞めていたかも…”まで落ち込んでいた気持ちが心底救われたことを役者仲間に話をしているといいます。

やはり大スターの許容範囲は違いますね。

実は私も、ある人気タレントの、少々ヘビーな撮り直しに遭遇したことがあります。

それは数年前の夏、星野源が主演したドラマでのことでした。

早朝に緊急地震速報が鳴り響くも「気づかなかった」「またかよ」…地震をナメている日本人を大震災が襲うとき

11日午前4時16分頃、千葉県南部を震源とする最大震度5強を観測する地震が発生した。震源の千葉県だけでなく、東京都・神奈川県の一部地域でも震度4の揺れがあり、早朝に鳴り響く「緊急地震速報」に飛び起きた人も多かったのではないだろうか。SNSには、先日石川県で発生した最大震度6強の地震との関連を疑うとともに「大地震の前兆なのでは」という不安の声が上がっている。 

「立て続けに地震」「南海トラフの前兆?」ネットにあふれた不安の声

今回は明け方に発生した地震ということもあり、人々への影響も大きかったよう。最大震度4を観測した品川区に在住の男性はいう。

「音が鳴ってすぐに大きめの横揺れがきたのでびっくりしました。先日、石川で大きい地震があったので少し不安ですよね。ちなみに、地震後は地震速報のあの音が頭にこびりついて一睡もできず。そのまま仕事に行ったのでとても眠いです(笑)」

SNSでも、「中途半端な明け方の地震速報で寝られなくなった」「緊急地震速報で起きてしまって眠い」といった投稿が複数見られる。

また、「立て続けに地震…日本大丈夫?」「どんどん東に来ている気がする」「南海トラフもそろそろ…?」といった、大きい地震が続いていることを不安視する声もある。

Twitterアカウント『NHK生活・防災』は地震発生後、

千葉県で震度5強の揺れを観測した地震ですが、南海トラフで想定される巨大地震とは発生場所が異なり、直接関係はありませんし前兆とする根拠もありません どうぞご冷静に願います ただ、南海トラフについての理解を深め、対策をとることはいいことですので、ぜひ進めて下さい

と投稿。これにより、人々の不安は少なからず解消されたようである。

また、「地震雲を見た」という地震の前兆を疑う投稿が拡散されたようだが、地震雲=地震発生の科学的根拠にはならないことをニュースサイトが掲載している。

つまり今回の地震では現状、より大きな被害が発生する可能性が高い「大地震発生」との関連は確認されていないということである。

「寝てた」自慢ツイート多数

しかし、そもそも「地震への警戒心がなさすぎる」人も一定数存在する。

「職場の後輩に今朝の地震の話をしたら、『寝てました。気付かなかったっす』と言っていました。まあ、地震が多い国だし過剰に心配するよりはマシなのかもしれないけど、こいつ大丈夫かなとは少し思いますよね」(前出の男性)

ネットでも「地震あったんだw寝てたw」「すぐ二度寝」「地震気付かんくらい熟睡しとった」「地震気が付かなかった。大きいの来たら死ぬかもw」といったノンキな投稿も多く確認することができた。

地震大国に住む日本人は他国と比べて地震慣れしているのは間違いない。だが、楽観視しすぎるのは危険かもしれない。

新品の隣で中古品を販売。家電大手『ヤマダデンキ』の取り組み

昔は中古家電に抵抗感を持つ人が多くいましたが、最近では、そういった層が積極的に購入するようになってきているといいます。メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』で著者の佐藤きよあきさんは、中古家電が見直され始めたきっかけと、家電大手・ヤマダデンキの新たな取組を紹介し、これからのリサイクルを考えています。

いま、中古家電が熱い!SDGsな暮らしに近づいたのか?

世界的な物資不足及び急激な物価上昇などにより、中古品への注目度が高まっています。

中でも中古家電は、これまで抵抗感を持っていた人までもが購入するようになりました。

大きな転換点は、エアコンの不足ではないでしょうか。

海外からの原材料が入りにくくなり、生産できなくなったためです。

暑さが厳しい夏に、新品の入荷が日数を要するため、中古でも構わないという人が増えました。

その結果、リサイクルショップは大盛況となり、そのニュースをキッカケに、「中古家電」が見直されたのです。

不況でもあるため、その安さの魅力にも人びとは惹かれました。

新品と中古品の価格差を初めて知った人も多く、そのお得さに驚いたのです。

また、不動産会社が行うものですが、賃貸物件に、中古家電が一式ついてくるサービスも登場しています。

テレビ、冷蔵庫、洗濯機など、8点が無料で用意されています。

引っ越しのタイミングで家電を買い換える人も多くいますが、引っ越しにはお金が掛かるため、家電一式が無料になるのは、非常に助かります。

このサービスは好評で、家電目当てにこの会社を選ぶ人もたくさんいます。

中古品に抵抗のない人が増えているということです。

「60点で良いから早く終わらせて」に対応できない人が役立たずな理由

そこそこのクオリティだけど、誰よりも早くできた─。あなたはこれをどう評価するでしょうか。今回の無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者・佐藤しょうおんさんは、点数を積み上げる思考の危なさと時間とクオリティについて語っています。

そこそこのモノを速く

人間ってひとつの習性として、点数を積み上げる方向の思考をしてしまうところがあるんです。点数を積み上げるというのは、

 ▼ 一度目にやったモノの点数が60点だったら、それを70点に高める
 ▼ 次には70点を80点にする
 ▼ 最後は100点になるように頑張る

こういう積み上げをするということで、これはみなさんの多くが得意というか、理解できる思考なんです。

ところが普通にやったら90点を取れる実力のある人が、60点で良いから、今の半分以下の時間で片付けてくれ、と言われた時の対応ができないんです。それは切り捨てるとか、削るという思考ができないからです。点数を積み上げることはできても、点数を削ってその分、時間を節約するという訓練をしていないからなんです。

仕事といえば、とにかく点数を高めることだという方向にばかり意識が向いて、点数を落としながら生産に掛かる時間を短くしていくという意識がないんですよ。

多くの人が、速読の訓練で躓くのはここなんです。

1/3の時間で60点の理解なら十分でしょ?と説明しても、80点、90点、いやいや100点じゃないと納得できないんですって顔をするんですね。

でもこの文章の理解に100点満点の理解度は必要ないですよね?要点が理解できれば十分じゃないですか?その代わり、いつもの1/3、1/5の時間しか使っていないんですから。と言ってもピンと来ない人が多いんです。

これは、そこそこのクオリティではダメなんだという既成概念から抜け出せていないからなんですね。そうなってしまう理由は、

 ● そこそこのモノだけど、誰よりも早く生産できた

ということの価値を理解していない、そういう仕事のやり方で評価されたことがないからなんです。

探偵が解説「裏切られる人」の共通点。なぜ、あなたは浮気されてしまうのか?

浮気調査の多い探偵業。だからこそわかる浮気されやすい人の特徴があります。今回は、メルマガ『探偵の視点』の著者で現役探偵の後藤啓佑さんが、今まで見てきた依頼者の共通点をまとめています。

浮気されやすい人の特徴

完全なる探偵視点なので、浮気されやすい人=依頼者さんの特徴にもなってしまいますが、特徴を書いてみます。

浮気されやすい人、つまり依頼者さんには数種類の特徴がありますので、その種類別に書いていきます。

1.DVを受けやすい人

DVを受けやすい人の特徴に、「依存しやすい」という性質があります。

これは相手にメンタルコントロールされやすく、気が付いたら相手の言うことを聞いてしまう。信じてしまうという結果になりやすいです。

そして、日常では相手の恐怖イメージが強いので、自分と話してくれたり、少しでも自分のことを気遣ってくれるとすごく安心してしまいます。

相手はそれをわかりながら関係を修復しようとはしません。この状態のほうが都合がいいのです。

初期段階ではこの2人の状態が「幸せ」だと思い込んでいる方がいます。

自分がモラハラを受けている状態でも、周囲から反対されればされるほど、相手のことを守りたいという感情が強くなる方がこのパターンです。

目が覚めたら、自分はハラスメントを受けているのに、相手はさらに浮気しているという状態になります。

この記事の著者・後藤啓佑さんのメルマガ

 

「ボクはやってない」会社にセクハラ加害者とされ精神を病んだ社員

誤認逮捕の例も少なくない「痴漢犯罪」ですが、「セクハラにも同じことが言える」と話すのは、無料メルマガ『「黒い会社を白くする!」ゼッピン労務管理』の著者で特定社会保険労務士の小林一石さん。職場でのセクハラがきっかけで起きた裁判事例をあげて、裁判結果と、会社が気を付けるべきことを解説しています。

「セクハラの加害者にされて、うつ病を発症」会社は責任を問われるのか

「痴漢冤罪」という言葉が、以前話題になりました(それを題材にした映画もありましたね)。

当然ながら痴漢は犯罪であり、決して許される行為ではありません。

ただ、実際は痴漢をしていないにも関わらず、痴漢として誤認逮捕された事例もありましたし、なかには「痴漢被害を偽装する女性」も極めて少数ながら存在することを、警視庁長官が記者会見で認めています。

もし本当に痴漢があったのならその加害者は厳重に処罰されるべきですが、本当は痴漢が無かったのであればその人は冤罪の被害者になってしまいます。

その判断は慎重さが求められるところですね。

これはセクハラにも同じことが言えます。

それについて裁判があります。

ある輸送サービス会社で「会社にセクハラ加害者とされたために、うつ病を発症した」として、社員が会社を訴えました。

その社員の言い分は以下の通りです。

・会社はセクハラ調査を充分に行わず、始末書の提出や(セクハラ被害者への)謝罪を強制した
・面談では懲戒処分にも言及され、そのことには恐怖も覚えた
・(自分を)セクハラ加害者として扱うのは職場環境配慮義務違反である

ではこの裁判はどうなったか?