PayPayボーナスで半年間に18.1%の運用益。お金のプロが裏技を大公開

消費税増税の還元策に始まり、コロナ禍で加速したキャッシュレス決済。利用者にとってポイント付与は大きな魅力で、キャンペーンを活用してより多くのポイントをゲットしているという人も多いはず。そうして得たポイントを、少しのリスクを取って運用し、増やしている人がいるのをご存知でしょうか。5月14日に新創刊された“ワクワクしながら効果的に活用できるお金の情報”を伝えるメルマガ『豊福公平の夢を叶えるハート&マネー』では、著者の豊福公平さんが、たった半年で7万4846円分のポイントを貯め、その半年の間に8万8390円分にした「PayPayボーナス運用」について具体的に紹介し、オススメしています。

 

半年でPayPayボーナス8万8390ポイントが貯まった!

お金のことについて、メルマガ執筆担当の間野が豊福さんに直接聞いていきます。今回のテーマはQRコード決済「PayPay」について。中でもボーナス運用がすごいことに!「PayPay」初心者ですが、使用開始後1カ月で相当メリットを感じています!

運用益18%近くも!「PayPayボーナス運用」のススメ

豊福公平さん(以下、豊福):突然ですが、PayPayのボーナス運用は活用されていますか?

──実は、一度登録したもののまだ使ったことがないんですよ。

豊福:あれは金融マンである私から見ても、かなりお得ですよ! なぜなら、ポイント運用とはいえ投資した額の十何%もの金利が付くからです。たとえば、2021年3月に「超PayPay祭り」というのをやっていたんですが、そのときはほぼすべての加盟店で最低20%、新規登録者の場合は50%ポイント還元です。これは相当お得ですよ! これだけでも相当得だと思いますが、ここで伝えたいのは、このポイントの運用です。

──ポイントの運用というのは、ポイント投資のことですか?

豊福:そうです。PayPayで払ったものに対して、通常は0.5%がポイント還元されます。この貯まったポイントをPayPayボーナス運用に移し、運用します。このときスタンダードとチャレンジコースの2つがありますが、私はあえてここでチャレンジコースをお勧めします。

チャレンジコースとスタンダードコース、始めるならどっち?

──チャレンジコースとスタンダードコース、どう違うんですか?

豊福:チャレンジコースは、短期運用向けです。アメリカを代表する複数企業の株価に連動して3倍上下するコースにしていて、仮に10%上がればボーナスは30%プラスになります。スタンダードコースは、同じくアメリカを代表する複数企業の株価に連動していますが、チャレンジコースほど変動はありません。そのため長期運用に向いています。

──あえてチャレンジコースをお勧めする理由はなんですか?

豊福:なぜかというと、ポイント投資はそもそもの金額が少額だからです。少額だからといって減ってもいいとは言いませんが、ポイントは現金を使っているわけではなく、あくまでも現金を支払ったものに対していくらか還元されているものです。いいかえれば、ポイントが減っても損はしませんよね。せっかくなら増えやすい運用にいれておいたほうがいいと、私は考えているからです。

これがたとえば現金1000万円を使って運用するのであれば、一部はチャレンジコース、一部はスタンダードコースにと分けたほうがいいです。

──30%プラスは大きいですね!
(※参考:PayPayボーナスを運用する – PayPay

 

健康ブームなのにナゼ? 体に良くても野菜が売れなくなった理由

一般常識的に考えれば、健康志向の高まりは野菜の売上をアップさせそうなものですが、そうとも言い切れない現状があるようです。今回の無料メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』では繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんが、健康ブームがかえって野菜の売上を下げる理由を解説。そこから見えてくるのは、この時代ならではとも言える、食品市場と人々の意識の変化でした。

健康志向が高まると、野菜が売れなくなる!?

健康ブームが長く続いています。というより、定着したのでしょうか。テレビ番組・ネットサイト・雑誌では、健康に関する情報が、毎日溢れています。次から次へと、“身体に良いこと”が紹介され、これを実践すると、1日24時間でも足りないくらいです。

特に女性は、健康情報に敏感です。「健康=美容」という意識が働くのか、見聞きするものは片っ端から試したくなるようです。

中でも“意識高い系”の女性は、「お洒落な健康」に目がありません。出掛ける前は「スムージー」を飲み、バッグには「酵素」を入れて持ち歩きます。食事は、サラダ中心。見事なまでに健康志向です。

そこまで意識は高くなくとも、普通の人も健康志向は持っています。できる限り、身体に良いことをしようとします。

しかし、体操やスポーツは気合いを必要とするので、食べるもので健康になりたいと願います。脂の多い肉類や炭水化物を避け、野菜中心の食事を心掛けるようになります。

意気込んで、しばらくは続けますが、やはり挫折するのが人の常。外食で野菜を摂ることは容易いのですが、自宅で調理するのは面倒。そこで、人びとが行き着く先は、「サプリメント」なのです。

野菜の代わりとなったり、魚の効用があるサプリメントが次々と登場しています。高い効果が証明されているものも多くあります。「EPA&DHA」「青汁」「ユーグレナ」「セサミン」「ローヤルゼリー」「酵素」……。これらを摂っていれば、食事を気にする必要はない。と、人びとは思い込み、結果的には、野菜さえ食べなくなってしまうのです。

サプリメントの市場規模の推移を見ると、どれだけの人がサプリメントに頼るようになってきたかがわかります。手軽に“身体に良いもの”を摂取できるのは良いのですが、食の偏りが激化するのではないかと危惧します。何も気にせず、好きなものを食べるようになります。

手間の掛かる調理はしないので、野菜を食べるのは、調理済みのサラダか外食のみとなります。つまり、食材としての野菜を買わなくなるのです。調理の面倒な魚を買わなくなったことと同じです。家で食べなくても、外で食べれば良い。サプリメントで補えば良い、となるのです。

食材というのは、各家庭で使ってこそ、大量に消費されるものであって、スーパーや飲食店で使われるものだけでは、たかが知れているのです。外で食べて、家でも使うことが、食材の消費へと繋がるのです。

健康志向でサプリメントを摂るようになれば、食材、特に野菜が売れなくなってきます。非常におかしな話ですが、これは現実なのです。

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4万個の遺伝子を調べて判った、笑いが人を健康にするという事実

笑う門に来たるのは、「福」だけではないようです。今回の無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』は、遺伝子工学の第一人者である村上和雄さんが「笑いの健康効果」について語った、医学博士の高柳和江さんとの対談記事を再録。そこで明らかにされていたのは、驚くべき実験結果でした。

人を健康にする「笑い」の研究

笑いには「医力(いりょく)」がある──。医学博士の高柳和江さんと、4月13日に逝去された筑波大学名誉教授の村上和雄先生は、そう提唱されていました。医学と遺伝子工学、異なる見地から放たれる“笑い”の知られざる効用に目を見開かされると共に、笑顔でポジティブに生きる大切さを教えられます。ユーモアを武器に、力強く朗らかに生きたいものです。


村上 「ストレス社会と言われて久しいですが、私はストレスにもポジティブ・ストレスとネガティブ・ストレスがあると思いました。

問題にされているのはネガティブ・ストレスで、それが加わると血圧や血糖値が上がったりする。では、喜びとか感謝とか、笑いとか、ポジティブなストレスを加えたら下がるのではないかという仮説を立てたんです。

こういうことを考え始めた時に、偶然吉本興業の社長に出会うんですよ」

高柳 「ご縁ですね。村上先生が吉本興業と組んで笑いが体に与える影響を調べられていたのは、私は本当に画期的なことだと思っていたんです」

村上 「実はそれまでは、吉本なんて全然見たことがなかった(笑)。だから、すべては偶然の出会いから始まったんですよ」

高柳 「あれはいつ頃から始めたのですか」

村上 「2002年ですね。みんな、遺伝子と吉本なんてミスマッチだと思ったはずですが、そうじゃなかったんですね。科学は知的なエンターテインメントだから。

まず、笑いによって血糖値が下がると仮定して、糖尿病のお医者さんのところに『こういう実験をやりたいんです』と相談に行ったら、ほとんどのお医者さんから『それはちょっと…』と断られました。まあ、そんなアホなこと、まともな医者はやりませんよ。

ただ、私たちはアホだったから(笑)、私の教え子の関係で半ば無理やり協力してもらって実験を開始しました。

やってみて分かったのは、笑いは科学にしにくいということです。よく『笑いのツボ』とかいいますが、東京の奥様と関西のおばちゃんでは、笑うところが違うんですね(笑)。そういう地域差もあるし、年代差もある。

だからどうしたら科学になるかを考えて、2日に分けて実験をすることにしました。対象は糖尿病の初期の患者さん二十数人です。1日目は軽い昼食後、大学の先生による「糖尿病について」という講義を聞いてもらったんです。特に下手な話をお願いしたわけじゃないですよ(笑)。先生にはいつもどおりの講義をしてもらった。

すると、食前に測った血糖値よりも、平均で123ミリも上がったんです。上がる人は200以上も上がった。これは予想以上でした。だから、血糖値の高い人はつまらない話を聞いちゃダメなんですよ(笑)。

2日目も同じ昼食を取ってもらった後、同じ時間から漫才を聞いてもらいました。そうしたら笑いによって平均77ミリ下がっていたのです」

世界中から嫌われる菅首相。各国から「五輪中止」の大合唱、英BBCが開催せざるを得ない“深い闇”を指摘

開幕まで2カ月あまりとなった東京五輪・パラリンピック。菅義偉首相の開催方針は変わっていないが、朝日新聞の世論調査では「中止」が43%、「再延期」が40%など、今夏の開催中止を求める声が日に日に高くなっている。それは日本国内のみならず、世界中から巻き起こっているようだ。

五輪選手に許可して日本国民にワクチンを打たない疑問

フランスの日刊紙「リベラシオン」は一面で「東京オリンピックはノックアウトか?」と衝撃的なタイトルを据えた。クーリエ・ジャポンが伝えた。

記事の中で、「政府はPCR検査数を増やすこともなく、ワクチンの提供を急ぐこともなく、医療体制を強化することもなく、必要な資金援助をすることもなく、1年以上もウイルスの蔓延を放置している」と痛烈に批判。

また、オリンピック期間中に3万人の選手団とその関係者へのPCR検査が毎日予定されていることについて触れ、「なぜそれを住人には提供しないのか」と日本政府に疑問を呈し、選手を優先して国民をないがしろにしているとした。

【関連】ワクチンも政治利用。変異株の危機感足りぬ菅首相に国民は殺される

カナダでは世論調査会社レジェ・マーケティングが15日、東京五輪をめぐるカナダの調査結果を公表した。

朝日新聞によると、「東京五輪に自国選手が参加することは安全だと思うか」という問いに対しては、カナダ46%が「いいえ」と答え、「はい」の35%を上回った。

「自国選手は東京五輪に参加すべきだ」と答えたのは42%で、「参加すべきではない」の39%と賛否が拮抗している。

英BBCが指摘「北京五輪のせいで中止できず」

世界各国で広まる「五輪中止」の声。BBCは「なぜ日本政府は東京五輪を中止しないのか 事態は簡単ではなく」というタイトルの記事を掲載した。

新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない中、国民から開催の中止を求める動きが加速している日本の現状を報告。その上で、東京五輪を中止にできない理由を述べている。

記事ではオリンピック大会はIOCの独占的財産だとし、開催を中止する権利はIOCのみにあり、開催都市側にその規定はないと断言。

日本とIOCにとっては放送権とスポンサーシップという意味で数十億ドル規模がかかっており、経済的な損失が大きすぎるため簡単に中止という選択は取れないとしている。

また、2022年2月に開幕される北京冬季五輪も要因のひとつだと指摘。

アジアで日本と勢力を競い合う中国が開催するとなれば、日本も簡単に中止にはできない。なぜなら、日本では失敗したのに中国は大成功という最悪の結果になりかねないからだ。中国との差をつけられてしまうような形にしたくはないとしている。

【関連】菅首相が招く「五輪地獄」の悪循環。ことごとく外れる希望的観測

しかし、そんな日本政府との考えとは裏腹に、世界からも東京五輪開催を疑問視する声が高まっている。果たして菅首相はどのような決断をするのか。東京五輪は7月23日に幕を開ける。

激怒したクレーマーからの早口電話をたった3分で収める話の聞き方

ビジネスシーンの中で困るもののひとつに、お客様やお得意先からのクレーム電話があります。怒りが収まらない相手を、どうやったら落ち着かせることができるのでしょうか? コールセンターでの勤務経験もある作家・起業家の岡崎かつひろさんは、自身のメルマガ『岡崎かつひろの『好きを仕事にするための本当の考え方』』の中で、ビジネスにおける話の聞き方のコツを伝授。さらに、クレーマーなど怒っている人との会話で、早く相手の怒りを鎮められる方法についても紹介しています。

元オペレーターのプロが教える、3分で相手の怒りを収める話の聞き方

4月入社の新入社員の方々、仕事には慣れてきましたか? もしかしたら「この仕事は自分には合わないからやめたい」と思っている人もいるかもしれませんね。

さて、僕がコールセンターでどんな工夫をしていたのかを、具体的にお話しましょう。

まずやったことは、相手の呼吸を読むことです。どういうことかというと、相手の話を聞いてうなずくときのリアクション。これはすごく大事です。

「はい、はい。そうですね。お客様のおっしゃるとおりです」

と伝えることによって、相手は「ちゃんと自分の話を聞いて理解してくれた」と思うからです。

ただ、大事なのは間違いないんですが、リアクション芸人のように大げさすぎてもダメなんですよ。リアクション芸人みたいな話の聞き方をするとどんなことが起きるかというと、文節ごとに相槌を入れるようになるんです。

例えば、お客様が「それで」と話したら「はい!」、「だから」「はい!」こんなふうに、一言話すたびに、はいはい言われたらうっとうしいですよね。

「ちょっとお前、話を聞けよ!」となりますよね(笑)。

話相手がリアクション取るのに一生懸命すぎて、むしろ話す方は話しにくいみたいな感じになります。

そうではなくて、しっかりと相手の話を聞きながら、「どこが意味をとらえるための文節なのか」をしっかりと聞かなければいけません。文書で言ったら「句読点」ですよね。これを読まなきゃいけないのです。そうすると、大体、句と句の切れ目が句読点になってくるので、そこを意識して相槌を打つことが大切です。

仲良くなりたいときは相手の「ペーシング」に合わせる

人には「ペーシング」と言うものがあります。ペーシングとは何かと言うと、相手がゆっくり話す人ならゆっくり話し、早く話す人ならその速度に合わせるなど、話し方や状態、さらには呼吸などにいたるまで、相手のペースに合わせることをいいます。 たとえば、話をしていて「心地いいな」と感じる相手とは、自分と相手の話のテンポが一緒なんですよ。

ちょっと早口だなと言う人は、早口の人と話していると心地がいいんですね。逆に、ゆっくりがいいなと思う人は、基本的にはゆっくり話す人との会話が心地いいんですよ。

「自分にとって心地いい話し方」というのは、世の中の正解と言うよりは、その人たちの正解なんです。世の中的な正解は、「ちょっとゆっくり話したほうがいいよ」というのがありますけどね。

大事なのは「怒っている人のペース」に流されないこと!

さらに、「世の中的な正解」は何かと言うと、「怒っている人にはゆっくり話す」と言うことです。なぜそうなのかと言うと、怒っている人と言うのは大体早口で、語気が強くて、音程は人によって違うんですけど、女性は高音になるケースが多い気がします。男性はドスを効かせるケースが多いんじゃないでしょうか。

「お前さぁ、マジでいい加減にしろよ!」「あなたはなんで私のことをわかってくれないの!」みたいな感じですよね。

初めて電話対応する人などは、これを知らないからびっくりして相手の話すスピードと声のトーンに合わせちゃうんですよ。「お客様本当に申し訳ございませんでした!」みたいな感じになってしまいます。

そうすると相手は、電話に対応したオペレーターの話すペースが自分にあっているから、気持ちよくて怒る怒る!

だから、怒っている相手には、不快感を与えない範囲で相手を落ち着かせなければいけないんです。そういう時はちょっと落ち着いた声のトーンにしてゆっくり話すのがいいんです。そうすると、相手はペースが合わないからそこに不協和音が鳴り出すんです。それでちょっとずつ落ち着いてくるので、落ち着いてきている人には、ちゃんと落ち着いたペースで合わせてあげるといいですね。

こういうことをちょっとずつやっていくと、コールセンターの対応品質が上がってくるわけですよ。

ここにも中国の影。イスラエルとパレスチナ衝突でほくそ笑む指導者たちの思惑

イスラエル─パレスチナ間で上がった火の手は、中東全土を巻き込む猛火になりうるようです。今回のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』では著者で元国連紛争調停官の島田久仁彦さんが、しばらく沈静化していた両者間の武力衝突が再発した要因を分析するとともに、この衝突にほくそ笑む各国指導者たちの思惑を考察。その上で、アラビア半島全体の火薬庫化に対しての懸念を記しています。

 

イスラエル─パレスチナ“紛争”―近づく全面戦争の足音とその背後でほくそ笑む者たち

東エルサレムにおけるパレスチナ人に対する退去命令に端を発した、イスラエルとパレスチナとの対立は、今週に入って、エスカレーションの一途を辿り、ついには“新たな中東戦争の勃発”さえ予想させるほど激化しました。

東エルサレムを舞台にしたイスラエル警察とパレスチナ人居住者との間の衝突が、たった数日で、爆撃とミサイル攻撃の応酬を含む激しい武力紛争に発展しました。今では戦火は、ガザにまで拡大しています。

パレスチナの“基盤”を支え、パレスチナ人の権利を守るハマスが、イスラエル(ネタニエフ首相)による対パレスチナ強硬姿勢に反発して、これまでに東エルサレムとガザで合計2,000発を超えるロケット弾をイスラエルへの攻撃に用いました。

ハマスをテロリストとみなし、ハマスによる“蛮行”への報復と称して、ネタニエフ首相はイスラエル空軍に、ガザや東エルサレムにおけるパレスチナ人の居住区への爆撃を命じ、ハマスの活動拠点と思われる建物へも迷うことなく攻撃を加え、一歩も退かない姿勢を鮮明にしています。

まさに【報復の応酬】が起こってしまっています。

結果、多くの市民が犠牲となり、互いへの非難と戦争への恐れが日に日に高まっています。

ところで、しばらく沈静化していたイスラエルとパレスチナの武力紛争が、なぜ、今、このタイミングで再発し、エスカレートすることになったのでしょうか?

まず挙げられる問いは【アメリカの中東地域へのグリップが弱まったからなのか】です。

評価できるか否かは別として、トランプ政権は、あからさまにイスラエルに対する肩入れをし、パレスチナの言い分を聞き入れることなく、とてもイスラエル寄りの和平案を突き付けたのは、ご記憶に新しいかと思います。

ただ、この“事件”が暴き出した真実は、アラブ諸国が、かつてほど【アラブ人の使命】とまで呼んでパレスチナを支え、イスラエルと対立してきた構造が、かなり薄れてしまったということでした。中にはトランプ政権による和平案を評価するアラブ諸国も現れ、パレスチナの孤独が鮮明化したともいえます。

その裏で、トランプ政権による工作が行われ、中東の安定のためと【イスラエルとアラブ諸国の融和】が進められており、それがその時期のアラブのチョイスに多大な影響を与えていたと思われます。

「トランプのアメリカの機嫌を損ねないほうがいいし、何よりも最先端技術と資金が手に入る」

といったような目論見だったのでしょうか。

しかし、トランプ大統領が敗れ、アメリカがバイデン政権に移行すると、バイデン政権は中東諸国と距離を置き、アメリカのアラビア半島へのコミットメントの仕方を見直す決定をしました。

「トランプの行き過ぎたイスラエル偏重型の政策と、人権擁護の精神を無視してアラブ諸国との接近を急いだ方針を全面的に見直す」と。

その結果、どうなったか?

イスラエルも、アラブ諸国も

「おそらく、アメリカはあまり頼りにならず、アラブのために何も動かないだろう」

という分析に至ったようです。

実際に今回のイスラエル―パレスチナ間の武力衝突に際しても、自制を促すだけで、特段、行動を取ってはいません。

 

デジタル庁創設など100年早い。ワクチン予約システム丸投げのお粗末

日本中から聞こえてくるワクチン予約システムの不具合への怨嗟の声。13日、チケット販売・予約サイトを運営するぴあが、ワクチン予約用にサービスを提供すると発表したことで、改善が期待されるものの、行政が提供するオンラインシステムは、なぜこうも低品質なのでしょう。横浜市のワクチン予約で時間を浪費させられたと語る軍事アナリストの小川和久さんが、主宰するメルマガ『NEWSを疑え!』でその原因をズバリ指摘。長い行政機関との関わりから、役人たちのITリテラシー欠如の実態を明かします。

PC音痴の役人がシステム担当だと…

横浜市民の私のところにも5月6日、コロナ・ワクチンの予約票が届きました。横浜市の場合、5月3日から予約開始と告知されていましたが、それより3日も予約票の到着が遅れ、しかも5月3日の予約開始から40分でサーバがダウンしたというニュースが流れるに到っては、そのちぐはぐというか、デタラメというか、行政の在り方に不信感が募りました。

通知票が届いた6日、すぐに横浜市のサイトにアクセスすると、受け付け終了の表示。次は10日の午前9時開始となっていました。これでは先が思いやられます。忙しい人はどうするの?

いつアクセスしてもつながらないようでは、不便だなぁという利便性の問題を超えて、国民が予約に時間を浪費させられている分、社会活動や経済活動が阻害されるということがわからないのでしょうか。何千万人の国民で考えると、その損失は莫大なものになるのです。

ワクチンの予約について、いま私が少しばかり懸念しているのは、PCやスマートフォンからスムーズに予約できるかどうかという、実に基本的なお話しです。それというのも、日本の行政のオンラインの仕組みは非常に使いにくく、完成度が低いからです。

先日も内閣府のNPOに関するアンケート調査があり、PCで回答しようと入力を進めていったのですが、ある段階からは先に進めません。多分、フォントが全角か半角かの違いくらいだろうと試すのですが動かない。そこで窓口に電話したのですが、そんなことはあり得ない、回答用紙を郵送するから返送してくれとしか答えません。腹を立てた私は、「××に丸投げしているから、そんなことになるんだよ」と、広告代理店の名前を挙げて回答拒否を伝えました。送られてきた用紙は両面に印字されており、裏面をメモ用紙にも使えないので、シュレッダーにかけました。

そんなことはあり得ないというのは、私のほうが言いたいことです。それは通販サイトで品物を買うのと比較してみればわかります。まず、入力していって先に進めないなどということはありません。うっかりして全角か半角かを間違えていても、それを指摘してくれますから、打ち直すだけです。それくらいスムーズに行かないと商売になりませんから、通販側はどんどん買ってもらえるように、消費者の立場でシステムの完成度を高めているのです。

行政はどうか。国民、住民の立場で使いやすくしようなどという意識はありません。意識があるようなら、こんなに使いにくいシステムが放置される訳がありません。

江頭2:50休養で見えた“人気ユーチューバー”たちの逃れられない現実

年代によっては、お笑い芸人というよりもユーチューバーとして人気の“エガちゃん”こと江頭2:50が、体調不良を理由に活動休止を発表し、世間を驚かせました。メルマガ『井上公造の「とっておき芸能情報+LIVE」』では、元デイリースポーツ記者で芸能リポーターの中西正男さんが、エガちゃんの周辺を取材し活動休止に至った本当の理由に迫ります。明らかにするのは身体的な疾患ではなく心の問題。真面目なエガちゃん故に起きたこととしながらも、多くのユーチューバーが囚われ逃れられない現実があることを伝えています。

中西正男の「マル秘取材メモ」:江頭2:50休養から垣間見えるYouTubeの現実

タレント・江頭2:50が体調不良で活動を一時休止することが発表された。今や登録者数234万人のトップユーチューバーでもあるだけに、活動休止の衝撃も大きかったが、取材する限り、内臓疾患や外科的な不具合があるということではない。端的に綴ると、“心が疲れた”というのが正確なところのようだ。

極めて強いプロ意識

各所から聞いた話をまとめると、以下のようなものになる。

  • 番組に対する“疲れ”は、少なくとも半年以上前から周囲に漏らしていた。心の疲れに関してはそれよりも前から露呈していたという声もある。
  • 要因として考えられるのがYouTubeの特性。江頭ほどのトップユーチューバーになると、頻繁に動画をアップしないといけない。しかも、YouTubeは刺激の積み上げによって視聴者数を得るのが一般的なため、前回の動画よりさらに強い刺激のものを更新しないといけない。
  • 江頭は元来プロ意識が極めて強く、いい加減なことはできない性格。必ず自分が体を張り、手を抜かずにやる。だからこそ、江頭のYouTubeは芸人の視聴率が異常に高い。ソムリエが選ぶワインバーみたいなもので、プロが見ても「ここまで頑張っているのはすごい」と思えるクオリティー。その中で、さらに強い刺激を作り続けるという疲弊(ひへい)の積み重ねが、今回の流れを招いたと言える。

数も企画も飽和状態

江頭の真面目さ。頻度と刺激を両立し続けないといけないYouTubeの宿命。その2つが合致した結果、今回の流れにつながったというのが、僕が取材したこのニュースの核の部分だったが、他方からこんな声も聞こえてきた。

「今回のことは単に江頭さんだけにとどまらず、YouTubeの1つの限界点を示しているという話もあります。数的にも飽和状態。企画も飽和状態。でも、スタッフさんを抱えているし、やめるわけにはいかない。いったん走り出したら走り続けるしかないYouTubeの仕組みへの“疲れ”があらゆるところに出ています。なので、自分が前に出ることはやめてチャンネルやプラットフォーム、ノウハウを販売して、YouTubeの最前線からは足を洗う。そういう動きも各所で増えています」(映像制作ディレクター)。

昨今、ユーチューバーが子供たちの憧れの職業と言われているが、言わずもがな、人の何倍も稼ぐ仕事が楽なわけがない。そして、どんな業界であれ、注目→人気→飽和→衰退のサイクルに飲み込まれるパターンが圧倒的多数。今回のニュースは江頭個人の話のみならず、実は、奥行き深くあらゆるものをあぶりだすものだと感じた。

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配達員自身が告白、ウーバーの「危険運転」とマクドナルド配達の裏

メルマガ『ジャンクハンター吉田の疑問だらけの道路交通法』に届いた相談をきっかけに、そのメールの送り主で都内在住の女性タクシードライバーにインタビューする機会を得た交通ジャーナリストの吉田武さん。前回の記事『公道の悪魔“脇見スマホウーバー珍走員”の逆走を見逃す警察の職務怠慢とは?タクシー運転手「殺す気か」絶句』に続き、今度は女性ドライバーから紹介された現役ウーバーイーツ配達員にインタビューする機会を得た吉田さんが、「接触事故」で知り合ったという2人の出会いと、コロナ禍でのウーバー配送員の現状を聞き出しています。

※本記事は有料メルマガ『ジャンクハンター吉田の疑問だらけの道路交通法』2021年4月30日、5月7日、14日号の一部を抜粋したものです。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

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モラルが問われるフードデリバリー。ウーバー配達員が明かした現状

元キャバ嬢の女性タクシードライバーFさんから紹介して頂いた清水さん(下の名前はNGとのこと)は、ウーバーイーツで自身の自転車を使ってフードデリバリーをしているという。配達する側からの目線で、交通状況など含めて忌憚なく伺ってきた。

吉田:タクシードライバーのFさんとはどのような形でお知り合いだったんですか? もしかしてキャバ嬢時代に知り合ったとか?

清水:これが恥ずかしい話なんですけども、Fさんが運転するタクシーに、僕がウーバーイーツのバッグを自転車で配達中にぶつけてしまったことが切っ掛けなんですよ。

吉田:え? というと被害者と加害者の関係ってことなんですか?

清水:言うなればそういうことですよね(笑)。

吉田:なんて珍しい関係なんですか!(爆) どんな感じの接触事故だったんですか?

清水:繁華街での配達中にスマホ見ながら自転車を運転中に、一時停止無視をして飛び出してしまい、自転車の後部にウーバーイーツのバッグを付けていたんですけどもおもいっきりFさんのタクシーへぶつけてしまいました。Fさんは繁華街の中だったので徐行してくれていましたから大した接触事故にもならず、バッグがぶつかっただけでしたのでタクシーにも傷が一切残らなかったこともあり、警察を呼ぶこともなく僕がひたすら謝った形で終了しました。

吉田:ということは、清水さん自身は接触時に転倒とかもしなかったんですね?

清水:はい。僕がよそ見運転しての飛び出しでしたが、タクシーもゆっくりな速度でしたから問題なかったです。クルマ側にも過失云々を置いといて、実際に交通違反したのは僕でしたから、完全に悪いのは僕なわけで、ひたすら頭下げて謝ってました。

吉田:Fさんのその時の反応は?

清水:お客さんを乗せていたので、そりゃあもう怒りまくってました。確か「自転車だからって軽々しく運転してんじゃないわよ!」と、飛び出した僕へ当然激怒モード発動でしたが、幸いなことに口頭注意で許して貰えました。

吉田:清水さんの自転車も壊れず、Fさんのタクシーにも傷が残らずだったから良かったんですね。これ、どちらかに大きな破損等があったら、Fさんも口頭注意だけで済ませなかったでしょうね。

清水:最初、運転席の窓を開けて大声で怒鳴ってきた時は、女性のタクシードライバーとは思わず、お客さんが怒鳴り散らしているのかと。タクシーから降りてきて、改めてFさんが運転のタクシーと気づくまでに少々のタイムラグが発生していたのは、今だから初めてお話しする事実です(苦笑)。若々しい女性が、まさかタクシードライバーだとは思いもよらなかったんです。

吉田:Fさんは、あのルックスでも気が強いから清水さん自身も怒鳴られてビックリしたんじゃないですか?

清水:ええ、驚きました。「お客様を送り届けなきゃいけないから、アンタの相手をしている時間なんてないんだよ! 連絡先を教えなさい」と言われ、クルマの運転免許証を見せつつ携帯電話の番号を教えて、その時は終わりました。翌日の夜にFさんから電話を頂きまして「タクシーも傷はなかったし、お客様も新幹線の終電に間に合ったので問題なかったので、今後自転車の運転は注意深くするように」とお説教を受けました。

吉田:で、それで終わりではなく……そこからどのような形でやりとりが始まったんですか?

清水:2カ月ぐらいしてからですかね。新宿の靖国通りで信号待ちしていたら、僕の自転車の隣にいたのがFさんのタクシーだったんですよ。街中をフードデリバリーしている自転車と流しのタクシーは街を徘徊してますから、偶然にしては出来過ぎてますが、お客様を乗せていなかったので、僕からFさんへお声をかけて少々立ち話をしたのです。そこからですね。LINEを交換して、時折連絡を取り合うようになったのは。Fさん的にはウーバーイーツの配達員の交通マナーがけしからんからと、僕から情報を聞くためのやりとりなだけなんですけどね。決して「男女の関係」ではないですよ。

現役精神科医がど真面目に考察、2個のミカンを公平に分ける方法

固定観念に縛られすぎるのも問題ですが、頭を柔軟にすればいいということでもないようです。そんな「真理」を綴っているのは、現役精神科医のゆうきゆうさん。ゆうきさんは無料メルマガ『セクシー心理学! ★ 相手の心を7秒でつかむ心理術』で今回、「ミカンを分ける方法」を考察して悟った、「固定観念から脱却することで失ってしまうもの」を記しています。

ミカンを一切の文句なく分ける方法

こんにちは。ゆうきゆうです。

「ミカンを分ける方法」というものをご存じでしょうか?それはこんな問題です。

あるところに、大きなミカンと、小さなミカンがありました。これを2人の子供から文句が出ないように分けたい場合、どうするのがいいでしょうか?

もし1個ずつ渡した場合、小さい方を渡した子供から文句が出ます。当然です。

「あぁっ!僕だけ小さい!快感…!」

という被虐的な少年はそうそういないと思います。

おそらくよくある回答はこうです。

「どっちのミカンも半分にして、大きい方の半分と小さい方の半分を、それぞれに渡せばいいのでは?」

これ、結構、正解に近いと思います。素晴らしい。

ただ分ける人間が不器用で、それぞれうまく半分に割れなかったらどうするか。そもそもミカンって、房に分れてますからね。この房が奇数だったら最悪です。ちょうど半分に割れない。余りの1房を半分にするのもどこまで納得されるか、という話です。

さぁ困った。

…回答は…

回答は…?

それこそが

「全部ツブして、ジュースにする」

というもの。そう。ミカンジュースという液体にすれば、半分にするのはカンタンです。ミカンの房などと違って余りがありません。特にハカリなど使えば、1mlとかそれ以下の単位まで、かなり正確に半分にできるはずです。

よく「頭の体操」みたいな本に掲載されている問題で、これによって出題者は

「固定観念に囚われていてはいけない!頭を常に柔軟にしよう!」

みたいに結論づけてます。

それ本当に正解か。いや、言いたいことは分かるんです。でもね?ジュースですよ?

「ぼく、ミカンのまま食べたかったのにー!」

っていう子供が絶対出ます。

そりゃそうですよ。少なくとも「食感」とかは失われちゃうわけですし。

高級レストランで出てきた料理を全部ミキサーにかけて「飲めば一緒でしょ」に近い。

失われた!失われてないようでいて失われた!