猫好き医学博士に聞く。愛猫にステロイド剤の投薬は続けるべき?

しゃべる猫「しおちゃん」の飼い主として有名な米国在住の医学博士しんコロさんが発行するメルマガ『しんコロメールマガジン「しゃべるねこを飼う男」』には、多くの質問や相談が届きます。今回は愛猫が「好酸球性胃腸炎」と診断された読者が投薬について質問。しんコロさんは、病気の原因と症状から薬の効能と注意点を解説。食物アレルギーをチェックするためキャットフードを替えてみるなど具体的にアドバイスしています。

 

8歳の猫が下痢と嘔吐を繰り返し激痩せに…ステロイド剤の投薬は続けるべき?

Question

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昨年末、8歳の次女猫「姫」が下痢と嘔吐を繰り返し、食欲が無くなり見る見る内に痩せてしまい、かかりつけ医に駆け込み入院しました。「好酸球性胃腸炎」の診断にて12日のち退院、ステロイド剤の投薬加療を続けています。お財布も痛かったですが、このままずっと薬を飲み続けなければならないのでしょうか?教えてください。

しんコロさんからの回答

好酸球性胃腸炎とは、そもそもどんな病気なのでしょうか?まず、好酸球とは免疫細胞の1種ですが、アレルギー反応に深く関与しています。胃腸炎だけでなく、ぜんそく、アトピーの発症にも関わっている細胞です。好酸球が胃腸の組織に多く集まり、そこで慢性的な炎症を起こすと、嘔吐や下痢、栄養障害などが起こることがあります。

好酸球が炎症を起こしているので、治療としてステロイドを投与するのが一般的です。ステロイドは効果がありますが、免疫を抑制する薬でもあるので、長期で投与するには副作用もあるので、獣医としっかり相談する必要があります。同時に、なぜ好酸球性肺炎が起きたか、食物アレルギーがあるかどうかを確認して下さい。

もし穀物やとうもろこしが入っているキャットフードを与えている場合は、肉ベースのものに切り替えて症状が改善するか観察して下さい。それでも改善がない場合は、普段与えているキャットフードに含まれるタンパク源とは違うものを使用したアレルギー向けフードもあるので試してみると良いかもしれません。

一般的なフードは鶏肉がよく使われますが、アレルギー向けフードでは、カモ、ターキー、ラム、うさぎ、ベニズン(鹿)などの肉を用いたキャットフードもあります。もしくは、アレルギー反応を起こしにくい、加水分解したタンパク質を用いたフードもあります。キャットフードを替えることで症状が収まれば、ステロイドを減らしつつ様子を見ることが可能です。そういった方針も含め、かかりつけ獣医と相談しつつ方針を決められると良いと思います。

 

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【書評】太宰治だからできる解釈「カチカチ山のウサギは16歳の処女」

日本を代表する文豪の一人「太宰治」、彼の名を知らない日本人はいないというほど有名ですが、彼の作品は今も多くの人々を魅了し続けています。今回の無料メルマガ『クリエイターへ【日刊デジタルクリエイターズ】』で編集長の柴田忠男さんが取り上げているのは、各種メディアでも有名な教育学者の齋藤孝氏が太宰治の知られざる魅力について力説する一冊です。

偏屈BOOK案内:齋藤孝『太宰を読んだ人が迷い込む場所』

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太宰を読んだ人が迷い込む場所

齋藤孝 著/PHP研究所

「君は太宰の毒に勝てるか?」という、かっこいいセリフがあるようだ。「高校生くらいのときに一度は、はまるよね」とか、「太宰文学はハシカみたいなもんさ」とか。

わたしもエラそーに言ってみたいところだが、そんなに太宰を読み込んでいないから、言う資格がない。

文学部教授である著者は、60歳を迎える歳になって、改めてちくま文庫の『太宰治全集』全10巻を読み直したところ、感慨を新たにしたという。

「いくつになっても、太宰には、はまる。若いときのハシカとばかりは言えない」と思ったそうだ。この全集、一巻につき450ページ前後と、かなりのボリュームらしい。

太宰を読んで過ごす日々に愛おしさを感じている自分がいたという。「だから自信をもって言う、太宰は青年のみならず幅広い年齢層の方が楽しめると」。

太宰作品にはいわゆる駄作もある。イマイチだ、フツーだ、なんだこの落ちは、などという気がしても、どれも「愛すべき小品」に見えてくるという。

作品の良し悪しは別にして、太宰の文章は「笑える言い回し」が多い。「太宰といえば爆笑」といってもいいくらい。私は「爆笑マーク(顔文字)」を書きながら、読み進めている。読むほどに楽しくなってくるので、みなさんにもお勧めしたい。

って、顔文字書けって?本に何か書き込むなんてことできません。

「ブレない人ほど成功する」の数学的な正しさ。確率思考が人生に与える影響とは

ネット記事などでよく目にする「ブレない人が成功する」という法則めいたフレーズがありますが、それは思った以上に真理をついているようです。今回のメルマガ『深沢真太郎の「稼ぐ力がつく! 数学的思考の授業」』では、ビジネス数学教育家で大学でも教鞭を執る深沢真太郎さんが、確率思考の観点から「ブレない人」が人生において有利である理由を証明。さらに「ブレない人」になるための条件を考察し提示しています。

 

確率思考:なぜ「ブレる人」はうまくいかないのか

本日も学びのためにお時間をとっていただき、ありがとうございます。

前回に続き意思決定とメンタリティの話。そこに数字や確率思考はどう関わるのか。机上の話ではなく、ビジネスの現場で戦う人のための話を続けたいと思います。

今回は「ブレる」という心の症状について話題にしてみたいと思います。この「ブレる」とは一貫性がないという意味で使われる言葉です。

皆さんの職場にも「ブレる」人はいるのではないでしょうか。言っていることがコロコロ変わって一貫性がない。なんというか軸がないというか…最近読んだ本とかにとても影響されたり(笑)。

私は「ブレる人」と「ブレない人」のどちらになりたいかというと、もちろん後者です。人としてカッコいいと思います。加えて私は「ブレない人」の方が人生においても有利なのではないかと思っています。それを説明するために、また簡単なモデルを用意します。

2つの箱があり、それぞれをAとBとします。Aにはくじが2枚入っており、あたりとはずれが1枚ずつ。一方のBはくじが100枚入っており、あたりが51枚ではずれが49枚だとします。それぞれの箱でくじを1枚引いた時の当たる確率は次の通りです。

A 50%
B 51%

当たりを引く確率が高いのは箱Bです。普通に考えれば、誰もが箱Bを選んでくじ引きをするでしょう。そこでこんなことを考えます。

<Q1>

 

どちらかの箱を選んで本日1回だけくじ引きができます。

 

あたりが出たら100円もらえます。

 

箱Aを選ぶことは絶対に無理でしょうか?

実際にあるビジネスパーソンにこの問いをしたところ、このような答えをいただきました。

「絶対に無理かと言われると…実際のところたった1%の違いですし、ほとんど変わらないから箱Aでもいいかなぁと思ったりするかも」

頷く方も多いのではないでしょうか。確かに確率もほとんど変わりませんし、得られるものもたった100円ですから、そう考えるのは不自然ではないと思います。ではこのような条件だといかがでしょうか。

<Q2>

 

本日から10年間、どちらかの箱を選んで毎日1回だけくじ引きができます。

 

日によって箱を変えても構いません。さてどうしますか。

いかがでしょうか。ちなみに先ほどのビジネスパーソンの方は「迷わず箱Bで固定して10年間やります」と答えました。そこで私はその理由を尋ねます。

「うーん…なんでだろう?(笑)」

 

ゼットスケーラー日本・アジア代表の金田博之氏が伝授、マルチタスクがまわらない時の実践的「時間管理手法」

現役世代のビジネスマンであれば、常に複数のタスクを同時に回していかなければならない状況がやってきます。マルチタスクを上手くまわせない人は何がダメなのか? そして何を改善すれば上手く複数のタスクをまわすことができるのか? そのコツを伝授しているのが、メルマガ『ゼットスケーラー日本・アジア事業責任者が教える「金田博之のグローバル・ビジネススキル最前線」』の著者で昨年12月にクラウドセキュリティ業界を牽引する「ゼットスケーラー株式会社」の日本・アジア事業責任者として代表取締役に就任した金田博之さん。時間管理の方法について、金田さんは「時間管理マトリックス」を応用する独自の解決法を、わかりやすく具体例をあげながら丁寧に解説しています。

【緊急告知・LIVE配信のお知らせ】
ゼットスケーラー日本・アジア事業責任者、金田博之さんがオンラインで無料勉強会を開催します。 これまで有料で開催してきた勉強会を無料公開。この機会にぜひご参加ください。

テーマ:マルチタスクがまわらない時の実践的時間管理手法 (時間管理マトリックスの応用)

日時:2021/6/19(土)10:00~10:45
視聴方法はこちらから。

 

マルチタスクがまわらない時に使える「時間管理マトリックスの応用法」とは?

課題背景

マルチタスクをどう効果的に時間管理するか?

今回も金田サロンのメンバーから多数相談いただいた内容をテーマにしました。

みなさんは多くのタスクを複数同時にまわしていかなければならないときにどのようにして時間管理しているでしょうか。

私の場合、タスクが飽和していて、時間管理しようにもどうしたらいいかわからないという場合は、まずタスクの棚卸し・優先付けをして上司とその認識合わせを行うことを推奨しています。自分が考える優先度と上司の考える優先度が違うかもしれないからです。

ですが、上司と意見がまったく合わないということもあるでしょう。

例えば、タスクが多すぎて全ては対応できない。一部をほかの部署に回してもらうか、一時的にでも人員を増加させたいときなど、上司の立場からすると「今の状況でなんとかできないか」と言いたくなるものです。

そういった上司を説得するにはどのように説明するのがよいでしょうか。

そのプロセスの中に、より効率的な時間管理のヒントがあります。

今回はそのタスク管理の優先度を説明するという例を通して時間管理についてお話していきます。

一流、二流、三流はここが違う!

【三流】目の前のことでマルチタスクに忙殺。何とかやっつけで処理(計画をおろそかにし悩みながら走る)
【二流】困ったらまずは「時間管理マトリックス」で整理 (書籍:7つの習慣の実践)
【一流】重要度の判断基準を明確にし、緊急度の高いタスクに絞りこむ(時間管理マトリックスの応用)

タスクをどのように分けるか

タスク管理・時間管理において欠かせないのが優先付けです。

三流のビジネスマンはこの優先付けが甘く、思いついた順にとにかく片付けるような段取りをしてしまっています。最悪な状態は、残業してでもやっつけで処理しようとしてしまうことです。

上手くいくこともあるかもしれませんが、これでは優先度の低い作業に時間を奪われ、本当にやらなければいけないことへの時間が確保できなくなる危険性があります。つまり、マルチタスクにおいてインパクトのある成果が出せなくなります。

先日の勉強会でいただいた相談で、その優先付けが上司の意見と噛み合わず、どうすればいいかというものがありました。 

冒頭で軽く触れたとおり、現場目線では明らかに時間が足りない量の仕事が降りてきていて上司にヘルプサインを出しているのだけど、上司との意見が合わずに「現場(3人)でうまく片付けてくれ」と言われてしまうというものです。

相談者の場合は、上司に説明するためにタスクの棚卸しをし、各タスクの見積もりを仕事の難易度と、インパクト(重要度)という2軸でマトリックスで整理して分類していました。

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相談者の具体例を上げると、保守系の仕事で、

  • サポートデスクの管理
  • 社内ネットワークの管理
  • サーバー管理
  • 新入社員教育
  • 電話対応
  • 国内外の関連会社との調整

など他にも複数の重要タスクが重なっており、これを3人で分担しなければいけない状況。

これを必要工数・スキルなどから見積もった難易度と、重要性という意味でのインパクトで考えて分類し、高難易度かつインパクトの大きいタスクが貯まっている状況であるということを上司に説明。

対する上司はこの説明を受けて、「インパクトはすべて大きいので、そういった意味ではどれも優先度が高い」、「なんとかうまくまわすようにしてほしい」との回答。

そうなってしまった原因は、難易度とインパクトの 見積もりが曖昧 だったことにあるのではないかと考えています。

 

天才Kindle作家・末吉宏臣「言葉は資産、発信こそ現代の錬金術だ」――理想の印税生活を実現するために個人がいま知るべきこと

かつては自著を出版したりテレビやラジオで自らの意見を訴えることは、限られた人の「特権」のようなものでしたが、今やスマホ1台あれば誰にでも可能な時代。とはいえ、いざその舞台に立とうと思っても、具体的に何を発信していいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。そんな迷える皆さんを力強くサポートしてくださるのは、過去にDNAパブリッシングの編集長として250冊以上の電子書籍をプロデュース、現在はKindle作家として活躍する末吉宏臣さんです。末吉さんは5月20日に創刊したばかりの自身のメルマガ『Kindle作家・末吉宏臣の「自分らしい発信で生きていく!」』にて、「すべての人の中に資産のタネは眠っている」とした上で、自身の経験を交えつつその資産のコンテンツ化を勧めています。

 

発信は、現代の錬金術である

エキサイティングな時代になりました。

個人の力でテレビ局のようなものを持ったり、出版社を通さなくても本を出せる時代です。YouTubeやKindle出版、各種SNSの登場によって、10年ちょっと前まではありえなかったことが、だれでも、0円もしくはわずかなコストで、出来るようになりました。

その辺りにいるような普通の若者が億万長者になったり、芸能人よりも人気や影響力を持っていることもザラです。

この変化にはおもしろい特徴があります。

発信して活躍しているのほとんどが、多くの人の目に触れていないという点です。こんな話を聞いたことがあります。

「武道館でLIVEをやっている、しかも満席にしているアーティストやグループのこと、きっと知らないと思うよ」

実際に調べてみたら、その通りでした。しかし、ネットで調べてみると、一部の人たちには圧倒的人気を誇っていたりするのです。

テレビなどのマスメディアが衰退しはじめて、ニッチなメディア=セルフメディアへの移行が進んでいます。

わかりやすいのは、芸人や芸能人、最近ではアイドルのYouTube進出などでしょうか。また、観る側の私たちも、部屋にテレビがない人も増えていたり、動画はYouTubeやネットフリックスで観る機会が多くなっているのではないかと思います。

冒頭の言葉に戻ります。

エキサイティングな時代になりました。

今までは何者でもなかった私たちが、ある日を境に、人気者やお金持ちになれるのです。そんなことが、ブログやKindle出版、YouTubeや音声メディアなどによる発信によって、可能となる時代になりました。

そこには仕入れやコストという概念はありません。たとえばメンタリストのDaiGoさんは、スマホ1台で数億円のお金を稼いでいます。自分の頭と紙とペン1本、いえ今はパソコンかスマホ1台あれば、ゼロからお金を生み出すことができるのですからまさに……

発信は、現代の錬金術なのです。

 

日本の新聞が報じぬバイデン大統領「最初の試練」アメリカ国境崩壊の危機が近づいている

昨年11月の米大統領選挙によって僅差で勝利したバイデン大統領ですが、早くも「国境崩壊」という問題で大きく揺れていることをご存じでしょうか? こうした日本のマスコミがほとんど報じない重要な海外ニュースを毎回詳しく丁寧に解説しているのが、在米歴14年の起業家にして大学教授の大澤裕さん。この度、大澤さんが5月23日に創刊したメルマガ『在米14年&起業家兼大学教授・大澤裕の『なぜか日本で報道されない海外の怖い報道』ポイント解説』 では今回、米国内でリベラル寄りのマスコミさえ批判するバイデン政権の「国境崩壊」問題を取り上げ、いかに偏向報道というものが恐ろしいかについて解説するとともに、海外ニュースを見るためのポイントを伝授しています。

 

 

日本では報じられない、アメリカ「国境崩壊」の危機という現実

2021年5月4日現在、アメリカで「このままでは近く国境が崩壊する。国家的危機だ」と騒ぎになっています。大量の不法移民が押し寄せて国境管理機能が麻痺しているのです。今後、大きな問題になります。 

バイデン大統領になって不法移民政策が大幅に変更されたためです。彼は就任初日に国境の壁の建設の中断を命令しました。そして不法移民に市民権を与えるなどと言及したためです。特に「親のない子供は強制送還することはしない」と発言したために、中南米の貧困家庭の親が子供だけを米国に送り込む悲劇的な例が増えています。 

トランプ大統領時代には「 700人もの子供が国境保護施設で親と離された 」と批判されていましたが、バイデン政権になり子供だけの不法移民が急増して2万人に達しようとしています。 

ところが、日本のマスコミはその経緯をほとんど報道していません。 

ちなみに下記は、3月後半から4月前半のニューヨーク・タイムズの記事表題です。 

  • 3月11日 移民の子供の保護に奔走するバイデン政権 
  • 3月16日 満杯の国境の保護施設でマットに眠る子供 
  • 3月20日 国境での移民急増に直面する民主党 
  • 3月25日 バイデン、ハリス副大統領に中南米移民問題を任命 
  • 4月1日  国境危機の本当の理由 
  • 4月3日  国境での逮捕が過去15年で最高レベルに 
  • 4月6日  バイデン、移民急増で苦しむも「我国を選んでくれて感謝」 
  • 4月9日 「私の娘はどこ?」移民の母 
  • 4月11日 若者でいっぱいになるシェルター、バイデンの試練 
  • 4月14日 我々に必要なのは門のある高い壁だ、南部国境 

このニューヨーク・タイムスはリベラル、反トランプで有名な新聞 です。 それが連日のように報道し、4月半ばには「 トランプの壁を早く完成させろ 」とさえ言っているのです。 

バイデン大統領と民主党政権が右往左往

このような不法移民の急増に動揺したバイデン大統領は、本年の難民受け入れ数をトランプ政権時代と同数の1万5000人に抑えると発表しました。受け入れ数の大幅増という方針から転換したのです。ところが、これがまた身内の民主党の大反発を受けて再度修正。5月3日には6万2500人にするとしました。 

それほどバイデン大統領と民主党政権が右往左往して混乱しているのに、その経緯をなぜ日本の新聞・TVは報道しないのか、というのが私の疑問であり怒りです。一貫して「トランプはバカなアメリカ人を騙している」といった論調で放送していたので、今さらトランプの政策を是認する報道をすることに抵抗があるのかもしれません。 

 

 

不自然すぎる陽性率。東京都のコロナ感染者データに「捏造」疑惑

減少傾向が伝えられる東京都の新型コロナ感染者数ですが、データの解釈には注意が必要なようです。今回の『きっこのメルマガ』では人気ブロガーのきっこさんが、感染者数の「分母」である検査数が、5月17日から22日までの間に不自然なほど減少している東京都公開のデータを転記。さらに「陽性率」を算出して判明した、都による「データ改竄の可能性」を指摘しています。

 

摩訶不思議な東京都の感染者数

5月24日(月)の夕方、新聞各紙やNHKなどのネットニュースは、一斉に「東京都の新型コロナの新規感染者は340人」「300人台になったのは4月12日以来」「1週間前の月曜日より79人減」「前の週の同じ曜日を下回るのは11日連続」と大々的に報じました。これまで、500~800人台の数字が続いていたので、ずいぶん減ったように感じた人も多かったと思います。それでは、前の週の月曜日から8日間の東京都の感染者数を見てみましょう。

東京都の5月の感染者数の推移

 

17日(月) 419人

18日(火) 732人

19日(水) 766人

20日(木) 843人

21日(金) 649人

22日(土) 602人

23日(日) 535人

24日(月) 340人

確かに、前の週の同じ曜日の「419人」より79人減っていますし、全体の流れとしても、週の後半から少しずつ減り続けているように見えます。しかし、あたしは当初から言い続けていますが、これらの数字は「分数の分子」に過ぎないのです。分母、つまり、検査数が分からなければ、これらの数字には何の意味もありません。

たとえば、ある日の東京都と大阪府の新規感染者数が、どちらも500人だったとします。そして、この数字だけが報じられれば、多くの人は「東京と大阪の感染の様子は同じくらいだ」と思い込んでしまいます。しかし、この日の検査数が、東京都は5,000人、大阪府は1万人だったとします。すると、東京都の感染率は大阪府の2倍になるため、状況は大きく変わるのです。

また、東京都だけの推移を見る場合でも、毎日の検査数が違うのですから、感染者数だけを見て「昨日より減った」「前の週の同じ曜日を下回った」「300人を下回ったから緊急事態宣言を解除する」などと言うのはナンセンス、意味のないことなのです。それでは、先ほどの東京都の感染者数の推移に、それぞれの日の検査数を書き込んでみますので、以下、ご覧ください。

東京都の5月の検査数と感染者数の推移

 

17日(月) 14,700人 419人

18日(火) 10,489人 732人

19日(水) 9,163人 766人

20日(木) 8,402人 843人

21日(金) 5,950人 649人

22日(土) 5,150人 602人

23日(日) 1,665人 535人

24日(月) 9,815人 340人

これは、東京都のHPに公開された数字をそのまま書き写したものですが、左側の検査数の推移を見てください。17日から22日までは、まるで何らかの意図があるかのように検査数が減り続けています。あえて言わせてもらえば、何が何でも東京オリンピックを強行したい勢力が、東京都の感染者数が減少しているように演出するために、集計したデータを改竄しているのでは?と勘ぐってしまいます。

「そんなバカな!」と言う人がいるかもしれませんが、政権に都合よく公式データや公文書の改竄や隠蔽を日常的に行なって来たのが安倍政権であり、どんなに緑色の衣装で自民党との差別化をアピールしようとも、水面下の利権の部分では自民党と完全に一致しているのが小池百合子都知事なのですから、これは一概に妄言とは言えません。その証拠が、23日と24日の検査数と感染者数の不自然さです。

また忖度か?コロナワクチン“副反応”を正しく伝えぬメディアの怠慢

メリットばかりが喧伝される新型コロナワクチンですが、あまねくすべての人に恩恵ばかりをもたらすわけではないようです。今回のメルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』では著者で健康社会学者の河合薫さんが、とある著名人の家族の身に起きたワクチンの深刻な副反応と、国が公表している副反応に関する情報等を紹介した上で、接種にあたっては当然ながら熟考が必要と指摘。さらに、その判断に必要となるワクチンのデメリット情報をまったくと言っていいほど報じないメディアの姿勢を強く批判しています。

プロフィール:河合薫(かわい・かおる)
健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経たのち、気象予報士として「ニュースステーション」などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後は、産業ストレスを専門に調査研究を進めている。主な著書に、同メルマガの連載を元にした『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアムシリーズ)など多数。

 

“副反応”情報を伝えぬ不可解

ワクチン接種が始まった当初は、メディアが速報で伝えていた“あのこと”が、めっきり報じられなくなりました。

はい、あれです。接種後の体調、「副反応」に関する情報です。

そんな中、信州大学特任教授の原田曜平氏の80代のお父さんが、ワクチン接種直後に、深刻な副反応で重篤な状態になっていることがわかりました。

5月13日に更新された内容によると、「家に戻って少ししたら40度近い高熱。全く動けなくなり、何も食べられず、体の一部が腫れ上がり、2日経ち、接種会場が設置されている病院に連絡しても東京都のワクチン相談センターか接種会場に連絡せよ。接種会場に電話しても繋がらず」「近くの医院に連絡するとかかりつけ医に連絡しろとたらい回し。結局、東京都相談センターのススメで救急車を呼び接種会場の病院へ」とのことで、18日になっても高熱がひかない状態が続いていました。

当初は、「ワクチンの副反応かどうかわからない」と医師に言われたそうですが、20日には「昨日頂いた父の診断内容。とりあえずコロナの可能性を明記頂き、ほっ」とツイート。

しかし、その後も状態は回復せず、接種から13日目の24日には、次のように更新されました。

「車椅子に乗り点滴を何本かぶら下げ、両手は腫れあがり、両足から体にかけて無数の赤い斑点。後頭部にはたくさんの皮膚がめくれた跡。後ろの首筋は火傷の跡のようなケロイド状。長らく食事をあまり食べられなかったので痩せ細っていた」

私の80代の母も、5月17日にワクチン接種をしたので、原田さんのお父さんの状況は他人事とは思えないし、何より情報公開をしてくださったことに、とても感謝しています。

そして、どうかお父さんにはがんばって回復してほしいし、こういった情報は1人でも多くの人にメディアが伝えるべき情報だと思うのです。

ところが原田さんが出演していた一部の情報番組などで取り上げられただけ。しかも、伝え方も決して満足できるものではありませんでした。

接種を加速するにせよ何にせよ、接種は「本人同意」が前提なので、極めて重要な情報なのに、なぜ、メディアは伝えないのか?

ここでも、忖度をしているのではないか?

そんな疑念がつきません。

 

親の「困ったなあ」という言葉が子どもの心に与える大ダメージとは

もしあなたが親であれば、子どもに対して「困ったなあ」という言葉、気安く使ってはいないでしょうか。子ども相手にこの言葉を使う際には注意が必要だと説くのは、現役小学校教諭で無料メルマガ『「二十代で身につけたい!」教育観と仕事術』の著者である松尾英明さん。角田光代さんの著書から気づきを得たという松尾さんは、「困る」や「怒る」ということの本質を考えながら、教育やしつけの指導力について説明しています。

「困る」の本質を考える

次の本からの気付き。

● 『何も持たず存在するということ角田光代 幻戯書房(2008)

『対岸の彼女』で直木賞を受賞するなどしている、大変著名な作家が10年以上前に出したエッセイ集である。気負わず読めて、とても面白い。

この本の中で「困る」というタイトルのエッセイがある。以下、一部引用する。

「私が困っている」ということと、「だれかが私を困らせている」というのは、必ずしもイコールで結ばれない。

これは、「困る」を「怒る」に置き換えても同じことだ。

ちなみに、電話で仕事の依頼が来たが、時間がないから断ったという時の話である。相手は「困りましたねえ」と大きくため息をついたという。それで「いけない、私はこの人を困らせている」と思い込み、引き受けてしまった。しかし電話を切った後で「なんか、違うじゃん!」と気付いたというお話である。

この文章がとても響いた。教育現場に限らず、あらゆる間違いの元凶はここである。

例えば、教室で「私」の言うことをきかない子どもがいて、困っているとする。「困っている」のは間違いなく担任である「私」である。しかし「その子が私を困らせている」というのは、真実か。その二つはイコールか。

これは残念ながら「否」である。私が困っていることと、相手が私を困らせていることは、イコールではない。困っていることの根本的原因は、私自身の捉え方の方である。それは、相手の行動のせいではない。

私が困っているから、相手に「言うことをきいてくれ」と頼んだり、あれこれ手をうつのは構わないのである。相手はそれで聞くようになるかもしれないし、聞かないかもしれない。しかしながら「私が困っているのはあなたのせいだ」と言うのは違う、ということである。

要望されている子どもの立場になって考えてみればよりわかる。子どもである「私」は、担任の先生に「あなたが言うことを聞かないのが困る」と言われた。しかし、子どもである「私」は自制心がきかず、言うことを聞けないでついはしゃいでしまう。自分は、相手を困らせる悪い子だと思う。

…これは、結構よくあることであり、かつ悲劇的である。確かに、言うことを聞いて欲しい相手と、聞けない自分の間は、ミスマッチである。

しかしながら、ここは折り合いをつけるしかない。担任の先生の側も、子どもの側も、それぞれ自分の100%を通せると思わないことである。離れて別々の空間にいられれば問題ないが、そうはいかないのだから、お互いの譲歩が必要である。そしてこの場合、子どもの側はやろうにも「できない」のだから、大人の側が大きく譲歩するしかない。