豊臣秀吉「中国大返し」に学ぶ、現代のビジネスで天下を取る方法

部下や後輩、チームのメンバーをやる気にさせるにはどうしたらよいのでしょうか? これは、人を束ねる側に立った時に誰でもぶつかるハードルといえるのではないでしょうか。難しいのですが、ビジネスマンにとっては必要なこと。まさに「それが仕事をしていく上で重要だ」と語るのは、無料メルマガ『戦略経営の「よもやま話」』の著者・浅井良一さん。浅井さんは、その例として豊臣秀吉が成し遂げた「戦国ドリーム」ともいえる奇跡のような合戦を挙げ、それを現代ビジネスに変換し解説しています。

“やる気”はどうしたら生まれるか 秀吉の中国大返し

人はどのように“働きかけられた”ときに動きだし、またどのようにすれば“活気づく”のか、これを良く知る者が名指揮者となりえます。ただし、戦略眼がなければ実りのない方向に導いてしまうので、偉大となるためには、リーダーシップと戦略眼が必要であると言えます。難しいのは、この二つをもって変化のなかで成果を得ることです。

※ 一言を入れますが、最大の戦略眼は、すべての人の戦略眼と知恵と貢献を活用することです。

大雑把な解説になるのですが、豊臣秀吉のことを考えてみます。歴史好きな人ならよくご存じだと思うのですが、秀吉の事跡で輝かしい「中国大返し」はその代表的な一つでしょう。備中高松から京までの230kmを2万以上の軍勢を引き連れ10日間でたどりついて、ただちに合戦におよんで勝利し天下取りの道を開きました。

ここでよくよく考えていただきたいのですが、なんで2万以上の将兵が、暴風雨や河川の氾濫を厭わずに大返しをなしたかということです。信長の仇を打とうとして、必死になったのでないことは確かです。この時の将兵を駆り立てた衝動は、例えるなら多額の当たりくじが高い確率で頻発する販売場所に殺到して、くじを買うことだったのでしょう。

時は大きな混乱期で、野望を持つ人間に多くのチャンスを提供する時代で、それは社会の底辺で埋もれているあぶれ者にも、能力さえあれば思いもよらぬ未来が約束されました。

戦国時代の信長は時代に先駆けてのイノベーションを頻発させて、それらを成功させて急拡大したベンチャーだとも言えそうです。そのなかでの秀吉軍は、気前が良く気配りもよい事業部長のもとに、多くのあぶれ人材が引きつけられてふくらんだ勢力だと言えます。このこと踏まえて話を進めて行きたいので、ポイントをご理解ください。

話を「中国大返し」のことに戻しますが、秀吉は、大返しで姫路城にたどりついた時、将兵に城内に備蓄してあった金銭・米穀をその身分に応じて悉く分与してしまいました。帰りつく場所のない、まさに「背水の陣」を敷いたと言えます。勝てば夢のような恩賞、一国一城の主も夢でない、まさに生涯に一度あるかないかの戦国ドリームが現出したのでした。

人をして奇跡とも思える行動に導くためには、この「中国大返し」でおこった状況を現出させることです。今日と言う時代は「情報化時代」であり、100年に一度の変革期であるとも言われており、確かな戦略眼をもって己のミッション(使命)を見切り、能力ある人材に場所と機会を提供し欲求を満たすことです。

多くの急成長しているベンチャー企業がおこなっているマネジメント手法は、人の活力を最大化する基盤をここにおいています。組織形態、管理(広義の)方法においては、従来の型とは異なります。企業のコンセプトや規範の基に、個々の社員が自由に企画して自身の物心両面の夢を適えられるような舞台設定が用意されるのです。

これが多くの成功を勝ち取っているベンチャー企業のビジネスモデルで、ここでは、起業家精神にあふれた人材や専門スキルを活用できることを喜びとするIT等の技術者が心置きなく力を発揮できるのです。

春名風花さん315万円で示談。「中傷した側」の相談また急増か?

女優の春名風花さん(19)がツイッターに虚偽の内容を投稿され名誉を傷つけられたとして、民事で訴えていた問題で、投稿者が示談金315万円を支払うことで示談したと、自身のYouTubeで明らかにしました。春名さんは刑事告訴を取り下げるといいます。

春名風花さん誹謗中傷は315万円で示談成立

春名さんはこの人物から「名誉男性」「彼女の両親自体が失敗作」などとTwitterでたびたび誹謗中傷を受けていました。

そんな春名さんが立ち上がったのは2018年10月。Twitterを訴えたところから始まり、20年1月には投稿者を神奈川県警に刑事告訴していました。

春名さんによると、「これから家宅捜索と取り調べが始まるという直前に、先方の弁護士を通して被疑者から示談金を支払うので、告訴を取り下げて欲しいと申し入れがあった」といいます。

最初は示談を拒否した春名さんですが、現行の法律では軽微な罰で終わると聞き、示談を受け入れることにしたということです。

動画の中で、最後に春名さんは「同じようなことで悩んでいる皆さんへ。嫌なことをされたら『嫌だ』と言っていいし、1人で悩まずにいろんな人の力を借りてください。どうかみんなも勇気を出して立ち上がってほしいと思います」とメッセージを送っています。

誹謗中傷した加害者からの相談件数が増加か?

今年5月に人気女子プロレスラーの木村花さんが22歳の若さで亡くなりましたが、木村さんを苦しめていたのもSNSによる誹謗中傷でした。

その際に起きたのが、誹謗中傷を受けている人ではなく、誹謗中傷した加害者が弁護士に相談するという動き。木村さんが亡くなって以降、弁護士事務所やNPO法人に誹謗中傷した側からの相談件数が増えたといいます。

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木村花さん死去で「中傷した側」から弁護士へ相談急増に怒りの声

今回、春名さんと誹謗中傷した側である投稿者との間で成立した示談金が315万円という高額な料金だったことから、普段からSNS上で名誉を傷つけるような行為をしている人からの相談は増加すると思われます。

しかし、ネット上では春名さんを誹謗中傷した人物の犯人捜しや、この加害者をたたくような動きが始まっており、別の問題へと発展していく可能性も。インターネット上での誹謗中傷をめぐる早急な対策が必要となりそうです。

source : 春名風花YouTube

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官邸にこもる安倍首相はすでにやる気なし?ネット「職務放棄だ」

18日付の北海道新聞に掲載された安倍晋三首相に関する記事が波紋を呼んでいる。同紙は安倍首相が「通常国会閉会翌日の6月18日を最後に1カ月間、記者会見せず、国会の閉会中審査にも出席していない」ことについて詳細に触れているが、多くの人を驚愕させたのは次の一文。「首相は周辺に『秋の臨時国会は開きたくない』と漏らす」と報じているのだ。

官邸にこもりっきりの安倍首相

先月18日に国会が閉会して以降、安倍首相は首相官邸でのぶら下がりには応じているものの、閉会中審査に出席するどころか、記者会見を開くことすらしていない。目の前からぱたりと消えてしまったという印象だ。

安倍首相の行動を記録した、時事通信の首相動静を見てみると、集中豪雨被害を受けた熊本県の被災地を訪れた日はあるものの、朝9時台に東京・富ケ谷の私邸を出発して官邸に入り、夜7時台には官邸を出て私邸に帰るという毎日を送っている。

誰よりも規則正しい。一国の首相のはずなのに、まるで公務員のようだ。

もちろん官邸にいる間は大臣やら他の国会議員やら官僚やらさまざまな人が安倍首相のもとを訪れている。しかし、それは内向きなことであり、外向けには首相自ら何も発信していない。

国会閉会後の安倍首相の行動を見てみると、北海道新聞が報じた冒頭の一文、「首相は周辺に『秋の臨時国会は開きたくない』と漏らす」が全てを物語っている。安倍首相は野党などから追及を受けることに疲れ果て、身内の人間だけを相手に進めていきたいのだ。誰にも会いたくないというのが本音だろう。

この報道を受け、著名人たちからも呆れるような声が上がっている。

秋の解散はあるのか?

官邸に巣ごもり状態になっている安倍首相。秋の臨時国会は開きたくない、閉会中審査にも出たくない、記者会見もやりたくない…となれば、もう総理大臣の椅子に長く座っていたいという気持ちはないということなのだろうか。

そうなると、現実味を帯びてきそうなのが、いわゆる「秋解散」。ポスト安倍に名を連ねている候補者たちをはじめ、自民党の権力者・二階幹事長、さらに派閥の領袖たちが動きを活発化させているが、実際に解散風は吹いているのだろうか。

自民党の岸田文雄政調会長は19日に出演したテレビ番組の中で、「解散・総選挙の雰囲気を感じる動きはない」と平静を装ったが、安倍首相がこのような状態であれば、解散へ一気に傾き始めることも十分に考えられるといえそうだ。

東京除外は悪手。政府が「GoTo」の対象から本当に外すべき人々

開始ギリギリのタイミングになって東京を除外し、大きな批判を受けるやキャンセル料を政府が補償する方向で調整に入るなど、ドタバタが続く「Go To キャンペーン」。そもそも感染者数が激増している今、国が打つべき施策として「正答」なのでしょうか。今回のメルマガ『国際戦略コラム有料版』では日本国際戦略問題研究所長の津田慶治さんが、「キャンペーンの意味は理解する」とした上で、広く国民の理解を得るために安倍政権がキャンペーンに付加すべき条件等を考察しています。

 「GoTo」トラベルの行方

東京の新規感染者が増えている。しかし、重症者が日本全国でも86人しかいない。中等症者もほとんどいない様であり、病院にいるのは軽症者であり、本来なら、病院ではなくホテル等の施設に収容するべき人たちである。軽症者も中等症にもならずに回復している。

このため、PCR検査を増やせば、その分、新規感染者数は上がるが、相談窓口に来る軽症者や濃厚接触者である無症状者が増えることになる。

よって、PCR検査を制限していた4月時点とは大きく違う。徐々に、コロナウィルスの性格が分かり、コロナウィルスの低濃度環境を経て、徐々に日本人の自然免疫力が上がり、ある程度のコロナウィルスでは病状が出ないし、コロナウィルスが常在菌化しているように思う。

感染者が増えると、その3週間後に重症者が増えると言われているが、その基盤となるPCR検査要件が違うので、そうはならない。

しかし、免疫力が落ちている高齢者や基礎疾患のある人か、高濃度のコロナウィルス環境で長期間滞在し自然免疫力を乗り越えて感染し病状が出ても長く放置した人しか重症者にならないように思う。

このような条件を排除して、国民全員が当分、マスクをするなどを励行すれば、それほどには心配する必要がないようだ。

薬としては、コロナから治った人のコロナ抗体を培養した血液製剤の登場を待たれるが、この薬は、大きな効果が出ている。今後、大量に製造可能なダチョウからのコロナ抗体製剤やワクチンの研究もしてほしいものである。これができれば、インフルエンザ並になると思う。

一方、地方のホテル・旅館が倒産寸前であり、観光客が来ないと夏終わりには倒産する所が多数出てくる。この苦境で、旅行需要を喚起する「GoTo」トラベルを、やる意味は理解する。

しかし、東京では293人/日と感染者拡大で、東京発着の旅行は対象外になったが、2週間で全国的に感染者が3倍になり、感染拡大をしても経済活性化を優先した施策は、国民の理解を得られない。

しかし、8月以降、倒産や失業者がますます増えて、自殺者の方がコロナ死者より多くなることが確実になってきた。その上に第2波が来ている。

このため、病院がひっ迫する危険がある中等症者が増えてきたら、「GoTo」トラベルを即座に中止する条件を付けて行うことで、国民理解を得た方が良いと見る。そうしないと、秋に総選挙を行うことができないし、もし、再度コロナでの死者数が増えたら、来年の任期切れの総選挙でも自民党は、敗退しかねない。

そして、重症化する危険のある高齢者や基礎疾患のある人は、政府も「GoTo」トラベル対象外として旅行させないで、3密を避け、食事質と適度な運動などの免疫力を上げさせることである。

中等症になる確率が高いのも、高齢者であり、その層に危険がある旅行を奨励するのは止めるべきだ。

最近、耳鳴りがひどく、直下型地震が来ないかと心配になっている。悪い時には、悪いことが続くようだ。疫病、集中豪雨、冷夏、地震、バッタ、食料不足、恐慌的不況、餓死者となれば、世も終わりであろうが、それに向かって、世界は突き進んでいるような気がする。

キリスト教では、最後の審判と認識されるのであろう。仏教は、末法の世ですかね。

さあ、どうなりますか?

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大丈夫か、楽天モバイル。繰り返す「誤掲載」の謎と拭えぬ不信感

何かとトラブルが続く楽天モバイルですが、今度はシステムメンテナンスを巡る情報が誤掲載されるという問題が発生しました。同社は、なぜこのようなミスを頻繁に犯すのでしょうか。ケータイ/スマートフォンジャーナリストの石川温さんは自身のメルマガ『石川温の「スマホ業界新聞」』で今回、ハッキングの可能性を疑いつつ、「社内の情報管理体制を根本から見直したほうがいい」と提言しています。

楽天モバイルが「大規模メンテナンス」を誤掲載――繰り返される「誤掲載」と「社内連絡ミス」

楽天モバイルは7月17日朝、当日午前8時から午後9時まで大規模なシステムメンテナンスを行うとアナウンスした。対象エリアは北海道、埼玉県、東京都、千葉県、神奈川県、愛知県、大阪府、兵庫県の一部自治体。メンテナンス内容はデータ通信、音声通話、SMSの利用ができなくなるというものだ。

筆者を含め、この告知Twitterを見たユーザーがSNS上で騒ぎ出した。「当日、昼間から音声通話とデータ通信が使えなくなるメンテナンスを実施するとは何事だ。しかも直前に告知なんてありえん」という具合だ。

百歩譲って、ホワイト企業として社員が深夜に働かないよう、昼間にメンテナンスするというのは理解しよう。実際、他社でも昼間にメンテナンスしていることも多い。ただ、告知の内容を見ると、朝から晩まで音声通話とデータ通信、SMSが全く使えないと読める。他社であれば、朝から晩のうち、数分程度、使えなくなるかもしれない時間が発生する程度ではないか。楽天モバイルは、これまで完全仮想化により、システムのアップデートも数分間で完了すると幹部が語っていたのに、なぜ13時間も時間を要するのか。

と、SNS上で、あれこれ突っ込まれていたのだが、午前10時ごろになって、楽天モバイルからメンテナンス情報は誤掲載であったという連絡があった。広報部によれば「そもそもメンテナンスの予定などはなかったが、なぜかあのようなページが存在し、なぜかアップされてしまった」という。また「社内の連携ミスも原因」とのこと。

楽天モバイルの「なぜか、あのようなページがあり、勝手にアップされてしまった」というので思い出されたのが、昨年12月、料金プランに関するページが誤掲載された件だ。当時も「表示検証のために作成したページが公開されてしまった」とのことだった。

これほどまで重要な情報が社内の連携ミスで勝手にアップされてしまう状況を鑑みると、社内の情報管理体制を根本から見直したほうがいいのではないか。もしかすると楽天モバイルはハッキングされまくっているのではないか。何度も誤掲載が続くとなると、ハッキングされやすい環境と疑いたくなってくる。もはやキャリアというより、会社組織として大丈夫なのか心配だ。

このご時世で、社員がテレワークで在宅勤務をしているから「社内の連携ミス」が発生しているのか。先日の技適問題も「社内の連携ミス」が原因だった。とはいえ、ユーザーにとって重要な情報が誤掲載されるのは本当に理解に苦しむ。技適問題や今回のメンテナンス騒動など、楽天モバイルは自ら墓穴を掘り、ネガティブなキャンペーンを展開しているように思う。

メディアとしても、どこまで楽天モバイルを信じていいかわからず、今後、楽天モバイルからリリースが出る度に「これは誤掲載ではないのか」と確認作業から始める必要がありそうだ。

なぜ旧民主党は政権交代を果たしたにも関わらず短命に終わったか

前回、『コロナ禍に想う。日本が今一度、脱近代、脱合理を目指すべき理由』で、人間の文明発達の歴史から、欧米と日本の第一次産業(農業、漁業など)の相違点に至るまでを取り上げたジャーナリストの高野孟さん。自身のメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』で前回から続いて、「コロナ禍を機に起こるべき価値観の転換」と題したシリーズの第二弾として、「日本近代史への物差しの当て方」というテーマで、旧民主党結成当時のために高野さんが作成したというチャート図を示しながら、明治以降の日本の近代史を総括しています。

 

※本記事は有料メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』2020年7月20日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール高野孟たかのはじめ
1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。2002年に早稲田大学客員教授に就任。08年に《THE JOURNAL》に改名し、論説主幹に就任。現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動中。

コロナ禍を機に起こるべき価値観の転換《その2》ーー日本近代史への物差しの当て方

前号《その1》で、コロナ禍を逆バネとして起こるべきは「稲作・漁撈・発酵文化の再生」であり、それは私が3・11の後に構想していたことではあったけれども、不発に終わったことを述べた。

あのフクシマの災禍の後では日本は、

(1) 脱原発を即断し、
(2) 再生可能エネルギー中心の戦略に転換し、
(3) さらにその先に、自然共生・地方分散・地産地消型

の21世紀的な社会のあり方を構築しなければならなかったが、その場合に、

(4) 日本は世界に誇るべき稲作・漁撈中心の循環型文明

の数千年に及ぶ歴史を持っていて、日本人自身がその基盤的な価値に気付いてそれを再興することができれば、誰よりも早く21世紀的な暮らしぶりを実現できるだろう、ーーと考えた。しかしドイツが遠目でフクシマを見て、直ちに(1)から(2)へと踏み込んだというのに、肝心の日本は(1)にさえ足を踏み出すことができなかった。

今のままでは、コロナ禍の後でも同じようなことが起きて、この国は今度もまた何ら思い切った価値観の転換ができないまま、マストが折れ舵を失った難破船のように漂流していくだけになるだろう。ドイツと比べた日本のこの無残さは何なのかを突き詰めると、結局は、日本は明治維新から150 年を過ぎてもまだ「発展途上国」を卒業できないでいるのに対し、ドイツはとっくの昔から「先進成熟国」であるという、とてつもなく深刻な現実に直面せざるを得ない。

「百年目の大転換」の未達成

本誌の古くからの読者にはすでにお馴染みのことで、ここでまた繰り返すのは気が引けるが、私は1995年冬から96年夏まで約1年半の旧民主党結成のための理念・政策議論に参加する中で、「百年目の大転換のイメージ」と題した一片のチャートを作成・配布し、リベラルな新党が登場すべき歴史的な意味合いを論じた。

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当時は、自社さ政権の成立で野党となった新生党、日本新党、民社党、公明党などの諸党が小沢一郎の主導下で94年12月に巨大野党=新進党を結成し、その小沢が「新保守主義」を標榜したことから、マスコミは「自民党=旧保守vs新進党=新保守」の2大政党制時代の到来を騒ぎ立てていた。けれども私らは「そんなものある訳がないだろうが」という立場で、その新旧保守の間にリベラル新党が割って入ることによって新進党は自ずと分解して、「保守vsリベラル」の新しい構図が現出するという見通しを持った。

なぜそうなのかと言えば、当時の(それが成し遂げられていないという意味では今も同じなのだが)メガトレンドで捉えた場合の現今日本の時代の課題は(1996年起点にして数えれば、手前から)、

・冷戦終結から7年、
・55年体制から41年、
・第2次大戦から51年

と物差しの当て方もいろいろあるけれども、結局のところ、

・明治維新から128年、それから21年間の混沌的助走期

を経て、

・明治憲法から107年。

というのが一番分かりやすい物差しの当て方なのではないか。そこから始まった「日本的発展途上国」段階が今も終わることができずに苦悶していて、それを終わらせることは、その旧段階の属性の一部でしかない自民党にもその亜流の新保守なるものにもできず、新たなリベラル的な市民型政党の登場によって初めて達成されるはずで、そこにこそこの新党が生まれるべき言わば歴史の必然が存するということになった。

政局論的な見通しは正しくて、旧民主党ができるとたちまち新進党はバラケ始めて98年の民主党再結成となり、そのプロセスは5年後の民由合併で新進党の張本人だった小沢までが民主党の軍門に下ったことで完結する。それによって確かに民主党は、数の上では大きくなって、自民党に政権交代を迫るほどの勢力にはなったのだけれども、そのように数を増やすのに忙しくて、結成当初の「百年目の大転換」という歴史的使命感はむしろ薄まってしまった。その意味で政策論的な見通しは誤ったと言える。

そのため、2009年にせっかく政権交代を果たしたにも関わらず、鳩山由紀夫政権は辺野古問題に、菅直人政権はフクシマ対応という、それぞれにシビアな目先の課題に追われて短命に終わり、その後の野田佳彦政権は自民党への“大政奉還”以外に何の知恵もない体たらく。そのため96年民主党の「百年目の大転換」イメージは実を結ぶことはなかった。

アメリカ人には理解不能。なぜ日本人はサービス残業をするのか?

白人警官による黒人男性暴行死事件がきっかけとなり、ニューヨーク市は警察改革を行うことになりました。驚いたのはその改革によって削減される金額です。日本円で何と1000億円あまり。ニューヨーク市長はその浮いたお金を教育や社会保障に充てると発表しました。日本だと「そんなに削減して安全は大丈夫なの?」と思ってしまいがちですが、そこには日本とニューヨーカーのお金に関しての考え方の違いがあるようです。米国の邦字紙「NEWYORK BIZ」CEOでメルマガ『NEW YORK 摩天楼便り-マンハッタンの最前線から-by 高橋克明』の著者である、ニューヨーク在住の高橋克明さんが、そんなお金にまつわる日米の国民性の違いを紹介しています。

ニューヨーカーにとってのお金

こんなニュースが飛び込んできました。

「NY市が警察予算約1000億円削減」。 黒人男性が警察官に暴行されて死亡した事件を受け、ニューヨーク市は警察改革を求める市民の要求に応えて警察予算を1000億円余り削減すると発表しました。

確かに、デモ隊が、NYPD(NY市警察)の予算削減を訴えるため、シティホール(市庁舎)前で抗議運動をしていました。 コロナによる経済打撃もあって、予算を抑えたかった市長にしてみれば、渡りに船だったのか、10億ドル(約1075億円)を削減する!と結構思い切った、かつ迅速な決断を発表しました。 その分、医療や、食料配布プログラムに回すとのこと。 ある意味、スマートな決断とも言えます。

ただ、その一方でやっと暴動デモが収まった矢先。 ここ最近、銃撃事件も多く、「余計、治安が悪くなる一方じゃないか!」との心配の声も上がってます。 うーん…確かに難しい。 とてつもなく高額な費用をインフラに投じる、「世界一割高シティ」ニューヨークでは、いくらお金があっても足りません。 「世界一税金が高いシティ」でもあるはずなのですが、医療、食料、警察、全部に十分には行き渡らない。

NYPD(NY市警察)にとっては、今回の予算削減、かなりの痛手であることは間違いないと思います。 経済制裁といえば、ちょっと不謹慎かもしれないけれど、市民の声を受け入れた結果です。

日本だと、どうなのでしょう。 僕はよくわからないのですが、たとえば警察が不祥事を起こし、国民が怒った結果、行政が予算を大幅に削減する、ということは珍しいことではないのでしょうか。 当事者を懲戒免職、というのはよく聞きますが、組織全体での金銭による罰則は、あまり聞かない気がします。

こっちでは、警察などの行政機関でも金銭によるペナルティーはよくよ行われます。 決して珍しいことではない。

日本だと「お金の問題じゃない!」という理屈の方が勝ってしまいそうにも思えるのですが、あらゆる罰則の中でも、貨幣経済の中、経済での制裁の方が等しく公平なペナルティーのような気もします。 「お金で解決するなんて、ひどい!」という声以上に、「とりあえず、お金で解決しよう」の声の方が多いのかもしれません。 もちろんケースにもよるけれど。

やはり、ひとつの指標として、共通のバリューを持つ、お金に対して、ニューヨーカーは日本人に比べ、より“おおっぴら”かもしれません。 この国では当然の権利、当然の義務、当然の報酬、当然の罰則の指標としてお金は露骨に登場します。

英語学校のマイケル先生のクラスで雑談していた時のこと。 彼は10年以上、日本で暮らした経験を持ちます。 その際、もっとも苦痛だったことが「サービス残業」という日本独自の概念だったと話します。

「サービス残業を断ったら、あいつは怠け者だと言われる。 どう考えてもおかしくないか???」と、10年以上前の出来事を、いまだに怒り心頭でしゃべってました(笑)。

「しかもさ、連中(日本の同僚、もしくは上司)は“サービス残業”って言葉を平気で使って、お願いしてくるんだよ! “サービス残業になっちゃうけど、今日、夜、残ってやってくれない?”って! “わかりました”って言うわけないじゃん!!!」

そりゃ、たしかに(笑)、 彼の気持ちはわかります。 日本独特の文化(と言っていいのか)は、日本で生まれ育った人間にしか理解できないことは多い。

「自覚はあるんだよね、資本主義の中で、報酬ないけど労働を提供する、ってことが理屈上おかしいこと。 だから、気まずそうに頼んでくる」と彼は続けました。

日本人は、日本人が勤勉だと言う。 それに対してアメリカ人は勤勉でない、と言う。 それは明らかに間違っています。 報酬が約束されれば、アメリカ人は日本人以上に勤勉です。 ただ、サービス残業は絶対にしない。 その概念自体が、彼らにはまったく意味不明。 1ミリも理解できないと思います。

まず、大前提として、どこからどこまでがサービス残業なのか線引きがわからない。 たとえば、「おまえは、奴隷だ!ここから先、ずっとタダ働きだ!」。 これなら、逆にわかる。 「報酬は一切もらえない」というルールなんだな、と理解はできる。 (実際にするわけはないけど)。

でも、「ちょっと、今月の締めまでは、残業代出ないけどさ、でも、まぁ、再来月以降、軌道に乗ったらさ、うん、その時はまぁ、ね、今回の分も、上乗せ…できる…かどうかは、まぁ、約束はできないんだけどね、でも、まぁ、そこはさ。 人間、そうゆー気持ちになるじゃん。 まぁ、ちょっと、とりあえず、ね、 今月は頼むよ。 そーゆーわけだからさ」……どーゆーわけ!!!???

日本の零細企業ではありがちなこの会話。 おそらくサッパリわからないと思います。

もちろん会社全体の売り上げによって、社員の給与が上がったり、下がったりはわかる。 当然です。 ただ、彼らにとってはこの大きな問題を、こんなファジーな言い方で済まされ、そのまま業務に突入させようとするのは、彼らにしてみれば、おそろしく理解不明だと思います。

頭の中、クエスチョンマークだらけのはずです。 再来月、乗せてくれるの? 決定なの? 未定なの? 口約束なの? なんなの? なにより、最大のクエスチョンマークは、この状態で、どうして他の同僚の日本人は、みんな納得して、黙って従ってるの!!!??
この一連の話を、僕は大笑いしながら聞いていました。

なぜ、おじさん向けの酒のつまみがこの店では女性に人気なのか?

お酒のつまみの定番といえば、珍味。どちらかと言えば年配男性が好むイメージが強いですが、若い女性向けに販売しているあるお店が人気を呼んでいます。今回の無料メルマガ『がんばれスポーツショップ。業績向上、100のツボ!』では、著者で経営コンサルタントの梅本泰則さんが、珍味専門店「ホタルノヒカリ」のユニークなアイディア戦略を紹介しています。

珍味「ホタルノヒカリ」戦略

あなたの酒のつまみは何でしょうか。燻製、チーズ、サラミ、ナッツ、さきイカ、ビーフジャーキー。いっぱいありますね。いわゆる「珍味」というものです。

「珍味」は、コンビニの定番にもなっています。よく売れるからでしょう。コンビニの「珍味」は、量は少ないものの価格は100円台~300円台のものが多いでしょうか。スーパーで売られている珍味は300円~500円といったところ。

しかし、この「珍味」は、どう見てもおじさん向けの商品ですよね。ビールや酒を片手に、珍味を食べる姿が似合います。ところが、この「珍味」が、若い女性に売れている人気のお店のことを知りました。それは、2015年に誕生した「ホタルノヒカリ」です。

ギフト珍味・おつまみ専門店「ホタルノヒカリ」

1号店は「東京・虎の門」に出店。小さなお店です。その後、渋谷と大阪梅田にも直営店が出来ました。年商2,000万円から始まった売上は2019年は16,000万円。すごい伸び率です。どうして、こんなに伸びたのでしょう。このお店の戦略を知りたいとは思いませんか。

いろいろと調べてみた結果、分かりました。一番重要なポイントは、他の店で売っている「同じようなもの」を「同じようなものでなく」売っていることです。どういうことでしょう。

珍味は、スーパーでもコンビニでもどこでも同じような商品を売っています。ところが、「ホタルノヒカリ」にかかれば、一瞬のうちに「同じものではない」商品に変身してしまうのです。つまり、少しアイデアを加えれば、今までと同じ商品でも違った商品として販売できてしまう、ということがここから分かります。

どんなアイデアなのでしょう。この「ホタルノヒカリ」の加えたアイデアは、

  • 商品のネーミング
  • パッケージ
  • ギフトセット

でした。それぞれ、簡単に説明します。

ネーミングの妙

まず、商品のネーミングです。例えば、

  • 午前0時のシンデレラ
  • 魅惑のRouge
  • ポセイドンの怒
  • 70 stardust
  • イザナミの舞
  • 小悪魔の悪戯
  • 秋の落し物
  • 上空10メートルの贈り物
  • 日曜日の1830
  • 千夜一夜の贅沢
  • 地球の誘惑
  • アラジン
  • パイレーツHey
  • 南の島のカメハメハ

という商品があります。この商品名をみただけでは、いったいどんな商品なのか、まるで分かりません。これだけでも、興味をそそられます。

では、これらはどんな商品につけられたネーミングでしょう。例えば、「ホタルノヒカリ」は、ホタルイカの丸干し。「午前0時のシンデレラ」は、焙り焼きした干しエイヒレ。「魅惑のRouge」は、ツブ貝の燻製。「ポセイドンの怒」は、カツオのジャーキーのことです。

それでも、商品とネーミングの関係が分かりません。どうしてこんなネーミングになったのでしょうか。実は、これらのネーミングは、勝手につけられたものではありません。ネーミングの由来があります。そう、このネーミングには物語があるのです。例えば、「小悪魔の悪戯」(甘エビの丸干し)は、エビの殻やヒゲ、足が、食べた口の中で「チクッ」と刺激するおいしさがあることから、この名前がつけられました。なるほど、ですね。

また、「秋の落し物」(秋鮭の燻製)の名前は、秋鮭の旨みをそのまま閉じ込めた恵みの秋がもたらす落とし物を頂きたい、ということで考えられました。「午前0時のシンデレラ」(干しエイヒレ)は、エイヒレを食べていたシンデレラがあまりの美味しさに終電を逃しちゃう!そうです。「魅惑のRouge」(ツブ貝の燻製)は、弾力あるツブ貝が魅力的な女性の唇そっくりなところからネーミングが決まりました。「ポセイドンの怒」(カツオのジャーキー)は、海の神ポセイドンの廻りをグルグル回遊するカツオがポセイドンの怒りの一撃でペッタンコになったとか。なかなか面白いですね。

こんな調子で、全ての商品にネーミングの由来があります。ここには何かの物語を感じさせるものがあるのです。素晴らしいとは思いませんか。きっと、お客様がこの商品を手にしたとき、このネーミングの由来だけで話が盛り上がることでしょう。ネーミングそのものが、酒の「つまみ」になってしまいます。

さらに、ポイントがあります。ネーミングだけで売れたわけではありません。パッケージデザインが、従来の珍味とは全く違っています。シンプルでおしゃれなデザインです。縦横15cm四方の半透明パッケージで統一されています。パッケージの中央に四角い透明シールを貼り、大きな文字の商品番号と、その上にホタルノヒカリのロゴ、下に商品名をプリントしたシンプルなものです。

考えましたね。全ての商品に使えるパッケージです。それに商品名を書いたシールを貼るだけで完成。商品ごとにパッケージを作る必要がありません。パッケージには商品番号が大きくプリントしてあるので、注文するのにも便利です。

性教育と同根か。圧倒的に足りぬ学校でのSNSに関する正しい教育

新型コロナウイルス対策として教育現場に導入されたオンライン授業ですが、思わぬ「利点」もあるようです。今回の無料メルマガ『「二十代で身につけたい!」教育観と仕事術』では著者で現役小学校教諭の松尾英明さんが、自らがオンラインで授業を行って見えてきた、子供たちのSNS使用に関して効果的と思われる指導法を論じています。

学校教育は失敗を経験する場

今、学校で「オンライン通学」という形をとっている。教師対子ども、あるいは子ども同士のコミュニケーション手段は、チームズというクローズドの中ではあるが、SNSである。

そうすると、SNS特有の様々なトラブルというのが、当然起きる。肖像権や著作権等のルール違反も、当然起きる。

ここが大切なのである。こちらからもある程度見えるクローズドの世界で起きるので、対応できる、指導ができる。いきなりオープンなネットの世界で大失敗をしてしまうと、助けようもないし、取返しがつかない。

つまりは、学校が、ICTの活用やネットの世界に関連する様々なことの、練習になるのである。いきなり本番よりも安心である。

データを見ると、小学校ではスマホ所持率は3割程度である。しかし中学以降で子どもにスマホをもたせる家庭が7割を超える。そこで持たせることに不安な保護者は多い。当然である。

いきなりネットやSNSの世界に出ることになるので、危険なのである。きちんとそこへの教育を受けた人間が出たのであれば、多少なりとも安心感が出る。つまり今の時代、先に学校がICTやSNSに関する教育をする必要がある。

最初は、ある程度自由にさせてみる。すると、問題が起きるので、制限をかけていく。その制限がかかっている場でしばらく様子を見る。上手くなってくるので、それらの規制を、段々と緩めていく。通常の学級指導と同じである。

学校で、来たるべき危険への対処練習をしておくことが大切なのである。

これに関連して、長年問題となっているのが、日本の性教育である。海外に比べて、学校教育で扱う範囲が大変小さい。また、家庭教育でも「タブー」のようになっていて、更に範囲が小さい。結局先延ばしして、見ないふりで終わり、という方向性である。

では子どもたちは実際それをどこで学び覚えるのかというと、インターネット上などの歪んだ性の世界である。もちろんきちんと子どもの性の悩みに正対した心理カウンセリングなどのページも多くある。しかし、そういったものとは違ったところから、誤った知識を先行して得てしまうというのが現状である。

これらは、学校におけるケガの大切さと根本は同じである。学校で、仮に全くケガをしないように完璧な環境整備とルールの徹底をしたとする。子どもは木や高いところから落ちることはないし、転ぶこともない。小さなケガを全くしないのである。こうした子どもたちが学校を卒業した後に直面する世界は、危険だらけである。

実際は、学校ではたくさん転ぶし、危険な目にもあう。大怪我だけはないように細心の注意を払うが、小さなケガまでしないように全て制限してしまっては、体育などできようもない。転ぶから、手をつけるようになるのである。柔道でも、最初に学ぶのは受け身だし、自転車でもスノーボードでも、転び方からスタートである。

正しい知識を得て、正しい失敗への対処の仕方を学ぶ。それがあって、初めて危険も多い外の世界に安心して踏み出せる。

失敗も含めて、学校でICTを活用し、疑似でもSNSを体験しておくべきである。そのためには、環境整備。今後は、GIGAスクール構想も本腰を入れていくようなので、期待していきたい。

学校は、社会に出る前の失敗を経験する場。成功ばかりが注目されがちだが、失敗にこそ学校教育の本質があると考える次第である。

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手抜きじゃないのよモヤシは。あり物で旨い副菜を作る3つのコツ

私たちの生活様式を大きく変えた、新型コロナウイルスによる感染症の流行。買い物ひとつとっても、少なくても1週間分くらいは一度にまとめ買い、というスタイルが増えているようです。当然食材も多めに購入するわけですが、そんな中で求められるのが、「冷蔵庫のありもので料理を作る」というスキル。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、あり合わせの食材でチャチャッと一品作る3つのコツを紹介しています。

冷蔵庫にあるもので

さて、本日はありもの・まにあわせのお話。

新型コロナのせいで、以前ほど頻繁に買い物に行かなくなりました。やれマスクだ消毒だというのがメンドクサイので、1回にまとめてドバッと買うようになったんです。いや、もともとまとめ買い派でしたが今は激まとめ・爆まとめ買い派に進化したということでしょうか(*゚∀゚*)

まとめ買いするときには、どうしても

  • 使いそうで
  • ソコソコ安い

ものを買うようになります。つまり、

  • いつ使うのかは未定

なんですよね。特に食品はそうなるのがフツーでしょう。

この買い方は、食費を安く抑えようとするときには結構有効です。しかし、問題がひとつ。そう、

  • 冷蔵庫のありもので料理を作る

必要があるんですよね。だって、献立を先に決めて食材を揃えているわけじゃないので、レシピに記載された食材がないんだよねえなんてことは、フッツーに起こるわけです。

いわゆる

  • あり合わせのものでチャッチャッと

ってヤツができないと、この買い方はワークしないんです。ま、実際これができると、毎日の献立を考えるのが、それほど苦痛ではなくなります。

でね、このやり方には

  • コツ

があるんです。あんまりこの「ありあわせのものでチャチャッと」をやったことがない人を前提にして説明してみましょう。

料理は、

  • 「食材」「調理法」「調味料」

で成り立っていますね。どんな料理でも、この組み合わせです。

当然ですが、これが複数組み合わさるほど難しくなるわけです。レストランの料理って、この組み合わせが信じられないほど複雑でしょ?

なので、シロートはこの逆、つまり

  • シンプルな組み合わせ

を考えると失敗せずに済むんですよ。複雑だと、失敗する可能性が高くなるだけでなく、どこで失敗したのか検証も反省も不能になるんです。百害あって一利もないですね。

で、まず調理法ですが、ここはやや強引に

  • 炒める一択

にしておきましょう。一番馴染みのある調理法じゃないかと思うからです。

そして、次は「食材」です。もともとあり合わせの食材でなにか作ろうということなんですからここでは冷蔵庫にあるテキトーなものを取り出してくる他ありませんね。今まで食べてきた炒めものを思い浮かべて、炒め物の中に入っていた具材を選びましょう。まあ、多くて3種類くらいです。

ただ、このテキトーさにもポイントがあるんです。それは

  • 出汁が出る食材をチョイスする

ということです。大半の料理は、この「出汁が出る食材」が入っているものなんです。逆にいうと、出汁の出る食材が全く入っていない料理は、調味料や調理法などが工夫されており、テキトーにちゃっちゃと作る料理には向いていません。

では、「出汁が出る食材」と言われて、どんなものを思い浮かべるでしょうか。

お肉や魚は、当然思い浮かぶでしょう。ですが、もっとずっとたくさんあるんです。また、お肉とかお魚とかいう区別は、大ざっぱ過ぎます。食材によって扱いやすいかどうかは違うので、これも含めて考えるべきでしょうね。出汁が出る食材といえば、たとえば

  • ベーコン
  • ハム
  • ソーセージ・ウィンナー
  • ひき肉
  • 豚バラ
  • 鶏もも
  • 牛こま
  • 海老
  • イカ

このあたりはパッと思いつきますよね。そして、このうちのいくつかは冷蔵庫にあるんじゃないでしょうか。これ以外にも

  • キノコ類
  • チーズ
  • キムチ
  • アサリなど
  • トマト

このへんの食材も冷蔵庫にあるんじゃないでしょうか。

こうしたものをひとつ選んで炒め物をつくるんです。そうすると、炒める過程で出汁が出て、美味しくなるんですよ。