マンション敷地内でタバコを吸う部外者。水をかけたら逮捕される?

ドラマなどでよくある、バシャっとコップの水をかけるあの行為。実際にやってしまったらどうなるのでしょうか。今回の無料メルマガ『知らなきゃ損する面白法律講座』に寄せられたのは、迷惑行為を繰り返す輩に水をかけてやりたいのだけれど、罪に問われる可能性は? というご相談です。現役弁護士はどう見る?

不法侵入者に水をかけたらどうなりますか?

□相談□

マンションの入口付近に設置されている階段やスロープに勝手に入ってタバコを吸う輩がいます。管理会社から警告文が貼られてもまったくの無視です。

そんな連中に水をかけたら、傷害罪? 暴行罪? になるのでしょうか。 (40代:男性)

□回答□

刑法208条に規定される暴行罪は、「暴行を加えた」者が処罰の対象となります。ここで言う暴行とは、具体的には「不法な有形力の行使」一般を指すものとされます。したがって、水をかけたりする行為も含むものと考えられます。そのため、不法侵入者に水をかけた場合、(警察による捜査がされるかどうかはわかりませんが)刑法上は暴行罪が成立すると考えられます。

一方、暴行を加えた結果、相手が受傷した場合には刑法204条に規定される傷害罪が成立する可能性があります(相手に対して暴行しようと考えてした行為の結果、意図せずして受傷した場合は傷害罪が成立します)。ここで言う受傷とは「医療機関における治療を要する(加療◯日などと表現されたりします)程度の傷」であれば受傷と認定されます。

水をかけることで受傷することは考えづらいですが、「水をかけられたことで精神的にまいってしまい、うつ病と診断された」という事態になれば、傷害罪の成立もありえます。実際、騒音を出し続けた結果、精神的疾患となった事例で、傷害罪の成立を認めた裁判例もあります(最決平成17年3月29日)。

やればできる。死に体の日本マクドナルドを黒字化させた「鬼」改革

度重なる不祥事で一時は「再起不能」とまで囁かれたマクドナルドですが、2016年第1四半期の営業損益でが1億5,000万円を超える黒字となりました。多くのエコノミストたちが悲観的な見立てをする中で見せた復活の兆し。その勝因はどこにあるのでしょうか。メルマガ『理央 周 の 売れる仕組み創造ラボ 【Marketing Report】』では、マクドナルドの戦略を読み解いています。

日本マクドナルドの黒字転換から中小企業が学ぶべきこと

日本マクドナルドホールディングスは、5月11日に2016年1-3月期(第1四半期)の連結営業損益が1億5,100万円の黒字となった。前年同期は、99億6,200万円の赤字で、営業損益ベースでは実に7四半期ぶりの黒字とのこと。いっとき、期限切れ鶏肉問題や異物混入問題などで落ち込んでからの黒字転換を受け、様々なメディアで、「マクドナルド復活か!」との文字が躍っている。営業損益が黒字化する、ということは、「売り上げが上がる」か「コストが下がる」またはその両方によって成立するため、売り上げ増とコスト削減の両面から考えてみる。

まず、コスト削減に関しては、不採算店約130店舗の閉店を実施したとのこと。外資系企業らしく「短期的に利益を改善する一手を打った。もう一点は既存店の活性化のために店舗改装を行ったという(以上ロイターより)。これは逆に、優良店舗をさらに押し上げていこうとする「中長期的な視点」であり、マーケティング的な視点から見ると一種の投資と見える。売上高の方は、平成28年度1-3月期で、対前年比19億円23.0%の増加。新しい試みが功を奏しているように見受けられる。

マクドナルドの新しいマーケティング施策

まずは、新商品の導入。「クラブハウスバーガー」や「ロコモコバーガー」といった、これまでの同社の商品よりも、比較的「単価の高い期間限定」メニューが人気だったとのこと。

客数は7.0%増で5カ月連続、客単価は13.3%増で6カ月連続で、それぞれ前年を上回った(Sankei Bizより)。特に「Burger Love」シリーズの第3弾として、昨年人気だった「ロコモコバーガー」を期間限定で販売したのが好調だったようだ。

もう一点は、話題を醸成するキャンペーンの実施。まずは、「名前募集バーガー」というユニークなキャンペーンが目を引いた。北海道の食材を使った、「北海道産ほくほくポテトとチェダーチーズに焦がし醤油風味の特製オニオンソースが効いたジューシービーフバーガー」という商品のネーミングがあまりに長いため、「日本マクドナルド史上初」の名称募集を行ったところ、応募総数はなんと500万件を超えた。グランプリ受賞者には、バーガー10年分に相当する142万3,500円がプレゼントされる、というのも話題になっていた。

さらに話題を提供するキャンペーンといえば、先日発表された「裏メニュー」。3種類の具材を自由に選び、定番のバーガーメニューに加えられるサービス。これは、もはやファストフードの域を超える、まるでいきつけの和食屋さんで、自分だけの「まかないメニュー」を特別に作ってもらえるような感覚だ。インスタグラムやツイッターなどでの投稿で、クチコミによる拡散につながりそうなとても面白い企画である。

日本で惨敗した「イケア」が、なぜ20年後の再進出で成功できたのか?

米国ビジネスモデルコンサルタントの 清水ひろゆきさんが、世界の成功企業の経営戦略を紹介するメルマガ『顧客を喜ばせる世界の成功企業最新戦略紹介』。今回は、スウェーデン発祥の世界最大の家具メーカー「イケア」が執拗なまでに「低価格」にこだわる理由を探ります。多くの人を惹き付ける「イケア」の魅力は意外なところにありました。

北欧企業イケアが低価格にこだわるライフスタイル提案とは!?

素敵な暮らしのお役に立ちたい

この言葉をモットーに全世界で年5億人以上の顧客が買い物するスウェーデン発祥の世界最大の家具メーカーイケア

同社は今やグループ売上高4兆円、純利益4000億円、従業員数15万人以上に及ぶ未上場オーナー企業ですが、この会社、日本においても積極的にビジネスを展開し、顧客の支持を集めています。

創業は1943年、もとは1920年代、創業者のイングヴァル・カンプラードが5歳で近所の家々にマッチを売り始め、7歳になる頃には自転車で訪問販売を開始、17歳で優秀な学業成績を収めたご褒美に父親から貰ったお金で立ち上げたことから始まりました。

その後同社は1974年に一度、三井物産や東急百貨店と合弁で日本に進出し2店舗を展開し1986年に撤退した失敗の経験もあります。

が、日本再進出を果たし、今成功を収めています。

ではなぜイケアは一度失敗した日本で再び消費者の支持を得ることができたのでしょうか?

それは、イケアが自社の経営哲学イケアウェイに沿ってローコスト戦略を実直に実践することで、低価格を実現し、素敵な暮らしというライフスタイル提案を通して、顧客満足を獲得し続けているからです。

英大学が警告。トイレのハンドドライヤーが飛ばすウイルスの危険度

 レストランのトイレなどでよく見かけるジェット式のハンドドライヤーですが、手洗いを入念にしない状態でこのドライヤーを使用すると、ウイルスが拡散されてしまうという研究結果が明らかになりました。無料メルマガ『Dr.ハセのクスリとサプリメントのお役立ち最新情報』で詳しく紹介しています。

トイレのジェットドライヤーはウイルスをまき散らす

最近、レストランなどのトイレには必ずと言っていいほど、ジェット式のハンドドライヤーが備え付けられています。以前からも、手洗いで残ったウイルスがこのドライヤーで飛び散ってしまう、と危惧していたのですが、研究結果からも裏付けられたというお話を…。

トイレに備え付けられているジェット式ハンドドライヤーは、通常タイプの温風ドライヤーの20倍、ペーパータオルの190倍以上の量のウイルスを拡散するというものです。

これは応用微生物学の専門誌Journal of Applied Microbiologyに、英ウエストミンスター大学の研究者らが報告したものです。

論文タイトル:Evaluation of the potential for virus dispersal during hand drying: a comparison of three methods
専門誌名:Journal of Applied Microbiology, Volume 120, Issue 2, February 2016, Pages: 478
著者:P.T. Kimmitt and K.F. Redway

研究では、ペーパータオル、標準的な温風タイプのハンドドライヤー、そして最新式のジェットドライヤーから噴出されるウイルスのデータを比較しました。

その際、手に大腸菌に感染するMS2ウイルスを塗りつけ、3つの方法のうちのいずれか1つで手を乾かしたそうです。その後に空気サンプルを採取し、ウイルス量を調べたところ、サンプルを採取した地点のすべてから、ジェットドライヤーは温風ドライヤーの60倍、ペーパータオルの1,300倍のMS2ウイルスが検出されました。特に、ジェットドライヤーが放出したウイルスの70パーセントは、小さな子どもの顔の位置に集中していたそうです。

また、ジェットドライヤーが放出したウイルスの大半は約0.25m離れた場所から検出されましたが、3m離れた場所でも温風ドライヤーによるウイルスの500倍多く検出されました。

以上の結果から、ジェットドライヤーは温風ドライヤーの20倍、ペーパータオルの190倍以上の量のウイルスを拡散していることがわかりました。

研究者によると、ウイルスは空気中のわずかな数でも感染症を起こさせうることから、今回の結果は深刻であり、トイレで手を乾かす方法を慎重に検討する必要がある、と述べています。

この論文を読んでから、私はジェットドライヤーで手を乾かす前に手をよく石鹸で洗い、さらに備え付けのアルコール等でも殺菌することにしています。

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もういいよ…。連日の「舛添問題」報道を識者たちはどう見たか?

日本中を巻き込んだ大騒動となった、舛添要一東京都知事による公費の私的利用問題。16日にやっと辞任する意向を固めた舛添氏でしたが、退職金として2200万円もの大金を受け取ることも発覚し、まだまだ騒ぎが収束する兆しは見えません。そんな今回の「舛添騒動」を、人気メルマガ発行者である識者達はどのように見たのか?それぞれの観点で語っています。

結局、舛添都知事騒動とは何だったのか?

ファーストクラスやスイートルームの度重なる利用といった、高額すぎる海外出張費が指摘されたことに端を発し、その後は公用車の私的な利用や、家族旅行の宿泊費や飲食費なども政治資金で処理したことも発覚し、世論の批判を一身に浴びていた、東京都の舛添要一知事

当初は続投に意欲を見せるなど、強気な姿勢だった舛添氏。しかし、都議会での集中審議を経て提出された不信任案が、支持母体である自民党を含む全会一致で可決する流れとなったことから、ついに引責辞任の意向を固める格好に。前任の猪瀬直樹氏に続いて、政治とカネの問題で都知事が任期半ばで辞職するという事態となってしまった。

東京都民のみ問題に留まらず、広く注目を集める形となった今回の騒動。メルマガを日々配信する著者たちからも、今回の問題に関してはいろいろな意見が挙がった。

まずは、朝日・読売・毎日・東京の各紙朝刊の比較を連日行っているメルマガ『uttiiの電子版ウォッチ』。著者・内田誠さんは、16日朝に配信したメルマガで、この日の各紙一面がすべて舛添氏辞任だったことを受け、

もう、どうしようもない展開。昨日(15日・編集部注)に続いて「マスゾエ」による完全制覇です。

と、その熱狂ぶりを半ばあきれ気味なテンションで紹介。くわえて、

もう一日、「マスゾエ」とお付き合い下さい。しかし舛添さん、このまま逃げちゃうのって、ひどいなあ…。

と、説明責任を果たさないまま辞任を決めた舛添氏に苦言を呈している。

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また、メルマガ『日刊 大石英司の代替空港』を連日配信している作家の大石英司さんは、辞任の報道を受けて

いったいこの人は、いつからこうなったのか? 昔からマッチョな人ではあったけれど、こんなに金に汚い人だったとは思えない。厚労大臣になった辺りが分岐点だったのかとも思うけれど、実家の親族との確執も考えると、知らないふり、気付かないふりをしていたメディアの責任も大きいのでしょうね。

メディアによる権力監視がなされていなかったことを指摘。そして話は早くも次なる都知事候補に向き、

で、次は櫻井君パパで決定ですよ。まだ現職の官僚だから、出ますとは言えない。快諾しちゃうと、いかにも自民のポチみたいな印象を与えるから、いやいやしているだけ。

野党側は、人がいないですね。宇都宮先生は無しです。弁護士として実績があるというのと、都政都庁を回せるかというのは全く別ですからね。負けると解っている人を担ぐくらいなら、まだ蓮舫に賭けた方がまし。

来る都知事選の行方を分析している。

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最強の和解法。たった15分で「許さない」が「水に流す」になったワケ

オフィスで社員が大揉めし、何をアドバイスしようにも火に油状態でもうお手上げ…。そんな状況を上役としてはどのように収めればいいのでしょうか。7,000人以上の読者を持つ人気無料メルマガ『たった一つの小さな「コツ」があなたを変える』では、著者の野澤卓央さんが実際にそんなケースに遭遇した友人に伝授した「コツ」が紹介されています。

周りの人が味方になり繋がるコツ

先日、ある経営者の友人がお礼を伝えたいと会いにきてくれました。

2ヶ月前、「2人の女性社員がお互いを否定しあい、どうしたらいいかわからない。仲裁しようと間にはいっても、火に油を注ぐように炎上してしまい、お手上げの状態で困っている。」という相談を受けました。

そこで、「ただ話を聞いて、相手の感情に寄り添い相手の中にある感情や願いだけを返してみて」と、答えました。それを聞いた友人は「本当にそれでいいの?」と最初は戸惑い気味でしたが、それまで何を試してもダメだったので、会社に帰ってAさん、Bさんそれぞれの話を相手の気持ち、感情に寄り添って聴くことに徹底したそうです。

まずはAさんの話を聴きながら、「そうなんだね、それは苦しいよね、そうか、それは辛いよね」と、相手の中にある感情を感じ取り、それを相手に伝えました。15分くらい続けていると、「あの人だけは絶対に許さない!」と言っていたAさんがいいました。

「私も本当はこんなことしたくない。もう水に流す

Bさんも、「違うことで私もイライラしていた。本当はケンカはしたくない」と、本人の口から言い出したそうです。

それだけではありません。相手を許すことができたAさんがその日を境に大きな変化と成長を遂げました。Aさんはこれまでの職場でも誰かとぶつかっては退職を繰り返してきました。自分がBさんを許したとき、自分にもそうできるのだとハッと気づき、それまでのAさんとは話す内容が別人のように変わってしまったそうです。

さらに、社長である友人に対してAさんは、「あなたの言うことは信じられる」と言ってくれるようになり、急に右腕ができてとても心強い。自分の悩みの中心人物だった人が、社長として助けて欲しい所を助けてくれる人に急激に成長したことに驚いてました。

「ただ相手に寄り添っただけで、これほどの成果が出るとは思わなかった。相手と心の底から会話をすることで自分の心の底を人にさらけ出せるようになった。今回の体験で自分自身、社長としても大きく成長させてもらうことができた気がする」と、わざわざ言いに来てくれました。

相手に寄り添って話を聴く。僕自身できないときもあります。しかし、その効果、力強さは家庭や職場で体験し、心から信じることができます。

相手の気持ちや感情に寄り添って話を聴く。この効果の大きさは計り知れない。体感して、やってみて初めてわかるのかもしれないな。

【今日のコツ】

相手の気持ち、感情に寄り添って話を聴く力と効果に気づく。

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たった一つの小さな「コツ」があなたを変える
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試食三昧!日本征服目前のスイーツ大魔王、米子でどら焼きを乱れ食い

山陰地方を東へ東へと進んでいる『ママチャリで日本一周中の悪魔』こと大魔王ポルポルさん。島根で名物「割子そば」を堪能した後に向かったのは、おとなり鳥取県の米子市。……実は米子って、どら焼きで有名な場所だって、みなさんご存知でしたか?

悪魔もアチチ…どら焼きを丸ごと揚げた「揚げどら」って?

ママチャリで日本を征服する旅も、いよいよ終盤へと差し掛かってきた。

日本列島は、このまま黙って大魔王に支配されるのを待つだけなのか……。きっと日本中が不安になりながらビクビクする毎日を過ごしていることだろう。

そんななか、鳥取県の米子市が実は「世界一のどら焼きの生産量」を誇るという素晴らしい情報が、魔界から入ってきた。

甘いモノには目がない我輩。もちろんどら焼きも大好きだ。

思えば大阪ではフレンチトースト、この前の萩では丸ごとみかん羊羹など、日本中の甘いものを食べつくしてきた。こうなれば魔族として、本場のどら焼きも平らげなければならない。

そのうえ米子市には、どら焼きの神を祭る「どら焼き神社」まであるのだという。

「これは期待できるな! ガッハッハッハッハッハ!!」

闇のオーラは全開。ママチャリ(魔魔チャリ)のスピードは時速12キロメートル

「ガッハッハッハッハ!! どら焼き、どら焼き……」

我輩はワクワクした気持ちを抑えつつ、国道9号線を東へと向かう。横には島根が誇る名所である宍道湖中海が見える。普段なら広大でキレイな湖面に心を奪われるところだが、いまの我輩の頭の中はどら焼きでいっぱいだ。

「どらやき……どらやき……ガッハッハッハッハッハ!!」

こうして国道9号線は、闇へと落ちていった。

 

松江からママチャリを走らせること数時間。途中、何度も警察が横を通るも、愛想の良いお辞儀で職務質問を切り抜けつつ、我輩は無事に米子市にたどり着いた。

しかし、一体どの店のどら焼きが美味しいのか、まったくわからない。

「おい!! この街で一番ウマいどら焼き屋はどこだ!! どこなのだ!!」

我輩はスマホに向かって怒鳴りつける。するとグーグルは、それは「丸京庵」だと教えてくれた。

我輩はさっそく、その「丸京庵」へと向かった。すると、その店の隣には例の「どら焼き神社」が併設されていた。

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どら焼きの神を前にして、テンションが上がる我輩。

「今夜はどら焼きパーティーだ!! ガッハッハッハッハッハ!!」

我輩はママチャリを置くと、意気揚々と店の中に入っていく。

「ガッハッハッハッハッハ!! ここのどら焼きはうまいと聞いたぞ、ニンゲンども!!」

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しかし、中にいる店員さんは、白塗りで不気味な我輩の顔を見てもまったく動じない。どうやら忙しいようだ。我輩は邪魔にならないように、店の隅の方へと移動する。

店の中には、買ったどら焼きをその場で食べられるよう、ちょっとしたスペースが設けられていた。イスには大きなどら焼きのクッションまで置いてあり、それは我輩の心をくすぐる良いサイズのクッションだった。

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店員の忙しさが収まるまで、我輩はどら焼きクッションで遊びつつ、店の中を隈なく偵察することにした。

すると、この店には普通のどら焼き以外にも「ふんわり焼き」「どら焼きラスク」「パンケーキどら焼き」といった、魅力的なスイーツがたくさん並んでいることに気付いた。どんな味なのか買って確かめたいところだが、長旅の途中なため手持ちの金が少ない。さて、どうしようか……。

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「!!! ……喜べ! 我輩が試食してやるぞ!!」

我輩は店員に試食の許可をもらい、さっそく「どら焼きラスク」をつまむ。文字通り、どら焼きをラスクのようにしたという、不思議な食べ物。しかし口にしてみると、甘い餡子のカリカリとした食感がたまらない。

「え……ウマ!」

思わず試食だということを忘れて、ボリボリと食べてしまった。

続いて、「ふんわり焼き」にも手を伸ばす。どら焼きの生地が通常の物よりフワフワしているから、どうやら「ふんわり焼き」と名付けられているようだ。

「な……なんだこれは!!」

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口の中でとろける食感。まるで、夢の中にいるみたいだ。

あまりのウマさに試食が止まらない。……とはいえ、タダ食いばかりするのは、いくら我輩が魔族だとはいえ気が引ける

「おい、店員! 貴様に命令する。我輩のために「揚げどら」なるものを1つもってこい!!!

……とエラそうに言いたいところだが、ここはお金を差し出しつつ、

「あの……すみません。「揚げどら」を1つもらえますか?

謙虚にお願いをした。

 

一応は注文をしたということで、後ろめたさがなくなった我輩。再び試食という名の乱れ喰いを始めた。

先ほどの「どら焼きラスク」「ふんわり焼き」にくわえ、「抹茶味のどら焼き」「パンケーキどら焼き」などなど、瞬く間に全てを制覇した。なかでも個人的には、「どら焼きラスク」が気に入った

「試食はタダだ! ガッハッハッハッハッハ!! うまいうまい!!」

試食コーナーがすっかり闇に支配されたその時、注文していた「揚げどら」が供された。

「だ……大魔王様!! で、で、で、出来上がりました!!」

恐る恐る「揚げどら」を我輩へと差し出す店員さん。

「ガッハッハッハッハ!! これが「揚げどら」! 日本の輝く食べ物か!!」

辺りには、すでにあんこの甘い匂いが漂っている。

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「揚げているどら焼き……ものすごく熱いのだろうな。 ガッハッハッハッハッハ!!」

我輩は用心をしながら、「揚げどら」を口に入れる。

「あ……熱い!!! なんだ! これは!!!!」

どら焼きの中は灼熱地獄だった。欲張って口の中にいれたので、思いっきり舌をやけどしてしまったのだ。

「くっ! ……むかつく野郎だ!」

思わず「揚げどら」に向かって毒付くが、むこうは湯気を上げるばかりである。

こうして熱さと闘いながら、我輩は「揚げどら」を堪能したのであった。

 

ひとしきりどら焼きを食べ終わると、どら焼きの神に一言お礼を言おうと、「どら焼き神社」へと向かった。

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その名の通り、どら焼きを祭っている神社だが、そういえば以前には、そうめんを祭っている「そうめん神社」にも行ったこともある。

「日本には、まだまだ変わった神社があるのだな。我輩もそのうち、魔界神社でも建立してやろうか。ガッハッハッハッハッハ!!」

そんなことを考えながら社の前に立ち、手を合わせて一言お祈りした。

「事故なく、ゴールさせてください」

サクサクかと思えばふわふわだったりと、多彩な表情を見せてくれたどら焼きへの恋心が芽生えてしまい、鳥取県を支配できなかった我輩。そもそも鳥取はマンガ大国であったり、広大な鳥取砂丘があったりと、魔族からしても強敵なのである。

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我輩は鳥取県の支配を諦めて、再び西へと向かった。残す征服の場所は、あとわずかだ。

 

DATA
丸京庵 米子本店
住所:鳥取県米子市灘町3-57
営業時間:9:30~18:00
定休日:火曜日

 

『大魔王ポルポルの日本征服の旅』
著者/大魔王ポルポル
日本一周の旅をしている大魔王ポルポルである。旅の裏側、隠れた小話など話したいことは盛り沢山!! だがしかし! タダで公開はできない。メールマガジンで日本のいろいろなことを掲載するのだ。メルマガに記載のアドレスに悩みや質問を送ってくれればメルマガで公開回答するぞ! ガッハッハッハ!!
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隠蔽体質からの脱却。神戸市立校のいじめ件数が約11倍になったワケ

このほど神戸市と仙台市のいじめ認知件数が発表されましたが、両市ともこれまでより大幅に増加したことが明らかになりました。「そんなに増えたのか」と思ってしまいがちですが、実は今まで「いじめと捉えていなかった事案」まで掘り下げたために得られた数字。無料メルマガ『いじめから子供を守ろう!ネットワーク』ではこの結果を「軽微なものも無視せずにいじめの把握に務めた」と高く評価するとともに、いじめ解決に向け、両市の教育委員会の姿勢を全国に浸透すべきと訴えています。

これはいじめですか?

6月2日、「神戸市立校のいじめ11倍に」との報道がなされました。2015年度の神戸市の市立小中学校、高校、特別支援学校のいじめの認知件数が3,412件に上り、2014年度の310件に比べ約11倍に急増したというものです。この数値は途中経過の認知件数ですので、最終値はさらに増える見込みです。神戸市教育委員会によると、文部科学省の積極的認知の指導もあり、2015年11~12月、認知方法を根本から見直すよう各校に求め、「従来いじめと捉えていなかった事案を含めた結果」ということです。

続いて6月7日には、仙台市のいじめ認知件数が報道されました。小中高校生約8万人を対象にした調査で、昨年4月から11月の8か月間のいじめ件数は1万4,160件でした。どちらの市教委も、軽微ないじめも無視せずに、いじめの把握に務めた結果です。

本来、いじめ認知件数の調査は、実態把握のために行われるものです。しかし、毎年発表されるいじめ認知件数は、都道府県間で大きな差が出ています。その時々の文科省からの方針によって変動するため、いじめの実態を捉えているとは言い難いのが現実です。昨年発表された全国のいじめ認知件数は18万8,057件です。前述の仙台市でいじめを受けた生徒は17.5%にあたっています。30人のクラスの中で5人もの子が、1年間でいじめを受けていたのです。この比率を全国に適用すれば、計算上は230万人もの子がいじめを受けたということになります。膨大な数字のように見えますが、地域差を考慮しても、全国で100万人以上の子供たちがいじめを受けていると推測されます。

北海道新幹線。開業から2ヶ月で何が変わったのか?

北海道新幹線が開業して早2ヶ月以上がたちました。北海道新幹線の一番列車に乗った、無料メルマガ「客車隊報」の中尾一樹さんが、開業後、北海道新幹線をめぐるまわりの変化についてレポートしてくれました。

北海道新幹線開業で変わった事情

北海道新幹線が開業して早くも2ヶ月が経ちました。この間に起こった様々な事象に「数字から」切り込んでみたいと思います。

新幹線の線路使用料、1.14億円

国土交通省の発表によると、北海道新幹線の「貸付料」が年間1.14億円となった。

これは東北新幹線の盛岡〜新青森が149億3000万円、北陸新幹線の高崎〜上越妙高が340億円、上越妙高〜金沢が80億円、九州新幹線が102億円なのに対し極めて安く設定されている。

基本的に整備新幹線は国が保有し、JRに貸し付けているのだが、その貸付料はそれまで運行されていた在来線収入額以上となる増収予測分だけを負担するルールとなっている。

にもかかわらずこの低額となったのは在来線特急(2002年12月以降、青函トンネルは普通列車の運行がないため、すべて特急・急行列車となる)だけでは青函トンネルの維持費が賄い切れず、増収となる部分がないためで、今回の貸付料設定も在来線部分の赤字額が減少する額を増収額とみなして設定されたと仄聞する。

つまり在来線旅客列車を全廃することで赤字額を全て新幹線に転嫁し、従来の赤字額を整備新幹線使用料の算出根拠とするためだけに(夜行列車を含む)在来線旅客列車を全廃したと考えるのは筆者の邪推だろうか?

JR東日本の「根元受益」22億円

上記の国土交通省の発表によると、貸付料の不足額を少しでも補うべく(?)、JR東日本から22億円を徴収する旨が併記されている。

これは従前JR東日本やJR東海が必死に回避してきた「根元受益」負担をついに押し付けられたということを意味している。

「根元受益」とは、例えば東京から函館まで新幹線で行く場合、JR北海道の売り上げとなるきっぷ代金は全体の2割に過ぎず、残りの8割がJR東日本の売り上げとなってしまうため、その分ほかの整備新幹線の建設費を(この試算例ではJR東日本に)負担させようという政治的な動きを指した用語である。

事実JR東海ではこの根元受益による請求を避けるべく全額「自前で」リニアを建設しており、今回(しぶしぶとはいえ)JR東日本がこの22億円を支払った事例ができてしまったことは本州のJR3社にとって脅威であろう。

カシオペアの運転日数、とりあえず22日間

多客臨時列車(時刻表に掲載される臨時列車のこと)としての運行を終了した寝台特急カシオペア号だが、4月6日付のJR東日本公式発表によると、今年6月から7月にクルーズ列車(団体専用で、ツアーとして発売される)カシオペア号はのべ22日間運行されるとのこと。

特に青函トンネル区間はJR貨物からのEH800型機関車をレンタルしての運行となり、GW連休前には青森駅乗り入れ訓練が行われた。

来年にはクルーズトレイン四季島も登場するが、上述の通り新幹線貸付料試算根拠として在来線列車を廃止する必然は最早なくなっており、四季島と隔日交互にて運行する「多客臨時列車」カシオペアの復活を期待したいところである。

夜行列車利用客、一日平均600人

4月13日付の毎日新聞に「新青森〜新函館北斗間の1日の平均利用者は上下合わせて約5700人。

在来線だった前年同期(中小国〜木古内間)の特急・急行は同2700人(うち夜行600人)だった」という記述がある。

新幹線の平均乗車率が試算値の26%を1%だけとはいえ上回ったのは良いことだが、同時に夜行列車に一日平均600人もの需要があったということもわかってしまった。

これまで夜行列車の廃止は利用率低迷が主たる理由であったが、いくら座席車が多い夜行急行「はまなす」がメインとはいえ1日平均600人という数字は見逃せない。

なぜならば仮に夜行列車が存続していた場合、道南いさりび鉄道の赤字額が0円になっていた可能性すらある。

開業前の試算値だが道南いさりび鉄道の赤字額は10年間で23億円。

つまり年間2.3億円の赤字が見込まれている。これを一日あたりにすると63万円・・・夜行列車利用者数の600人で割ると一人当たり1050円。

いさりび鉄道全区間(五稜郭〜木古内)の運賃が960円なので、仮に夜行列車に乗るには「いさりび鉄道の」急行券とかの購入を必須とすれば、余裕で赤字解消が可能であると推定される。

もちろん車両や乗務員のレンタルコストがかかるので急行券の額を200〜500円程度にする必要はあろうが、それでも道民の負担が減るのであれば今からでも夜行列車復活を真剣に検討すべきであろう。