身代金要求型ウイルスの被害拡大。市販の対策ソフトは有効なのか

データを人質に金銭を要求する、身代金要求型ウイルス「ランサムウェア」の被害が世界中で広がりを見せています。今回のメルマガ『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』では、人気コンサルでネット事情にも精通する永江一石さんが、読者からの「市販のウイルス対策ソフトは効果がないのか?」という質問に回答するとともに、誰にでもできる簡単なランサムウェア対策についても言及しています。

市販のウイルス対策ソフトは効果がないのか?

Question

shitumon

ウイルス対策について質問です。

先日(5/15)の貴ブログで、

「ウイルス対策ソフトの内、トレンドマイクロのウイルスバスターなどは、全く効果がありません。あるのはESETのNOD32 Ver10以降ですが、ランサムウェアは改版亜種が早いので、感染拡大後にESETが対応したケースもありますから、あまりウイルス対策ソフトは効果ないと考えた方が良いです」

ということでした。ところで、利用者の多いGoogleやAWSなどクラウド大手が最高の技術と対応力でやっているだろうはずのネットセキュリティがあるのだから、そこを突破してくるウィルス等にはセキュリティソフトはあまり対応力は無いのじゃないかと思えるのですが、いかがでしょうか?

保険としてもちろん当方も使ってますが、あまり実効性は期待していません。

エレベーター内で「階数ランプ」を見てしまうのには理由があった

あなたはエレベーターや満員電車など人ごみの中で、視線をどこに向けていますか?

エレベーターなら「階数表示ランプ」という答えが案外多いのではないでしょうか。

今、何時かを確認するために時計をしばしば見るのと同じように、今、どこにいるのかを確認するために「階数表示ランプ」を見るというのが自然の心理でしょう。

でも、他にも心理的理由があるかもしれません。

今回は一つずつ、その理由を紐解いていきましょう。

階数ランプを見る理由1:見当識

自分や自分が生活している状況を、客観的に正しくとらえる精神機能を「見当識(けんとうしき)」といいます。

現在の時間、今いる場所、自分自身の年齢や氏名、生年月日などが、見当識の身近な指標です。

近年、この見当識が障害されている状態に注目が集まっています。

精神疾患と認知症です。

どちらも、脳の機能が障害されていることに起因します。

ですから、見当識がしっかりしていることは、脳の機能が正常な健常者の基本のようなもので、通常、当たり前のように、また反射的に、私たちは見当識を確認しています。

時計を見て時間を確認したり、エレベーターで現在の階数を確認したりといったようにです。

ですから、エレベーターで階数ランプを見るのは、反射的な見当識の確認作業ということができるでしょう。

階数ランプを見る理由2:パーソナルスペース

通勤電車やエレベーターなどで、見知らぬ人が寄ってきたり、やたら近づいてくると不快に感じることはありませんか。

これは、パーソナルスペースといって、自分を中心とした円周状に広がる距離空間の影響によるものです。

相手と自分の距離が近ければ近いほど、赤の他人だと、自分の縄張りを犯されたように不快に感じてしまいます。

反対に、家族や恋人など親しい人が、パーソナルスペースに入ってきてくれないと、孤独感を強く感じることになります。

このようなパーソナルスペースの見解からすると、満員のエレベーター(あるいは通勤電車)など、赤の他人がパーソナルスペースに入ってこないことを確保できない空間では、不快感から目を逸らせるために、エレベーターだと表示階をじっと見つめていたり、満員電車だとつり革広告や液晶ディスプレイ(トレインチャンネル)を見つめていたりするでしょう。

エレベーターで階数ランプを見る2つ目の理由は、赤の他人とくっつきすぎていることが不快で、その状況から目を背けるために「階数ランプ」に意識を集中するというものです。

階数ランプを見る理由3:対人恐怖

大勢の人前で話をしたり歌ったり、初対面の人と会ったりすることに緊張や恐怖感を覚える人は少なくないでしょう。

多かれ少なかれ誰にもあるこの傾向は、精神医学的には「対人恐怖」の影響と考えられています。

対人恐怖の傾向が強い人には神経質だったり、恐怖心をもちやすい「怖がり」だったりする人も少なくありません。

ちょっとしたことが気にかかったり、人前に立つのが怖かったりしやすい傾向があります。

ところで、対人恐怖には、対人緊張、赤面恐怖、スピーチ恐怖、電話恐怖など、さまざまな症状があることが専門家から指摘されていますが、昨今、割と多いといわれているのが、「視線恐怖」です。

これには、「他人の視線が気になる」というタイプと、「自分の視線が相手に嫌な感じを与えるのが怖い」というタイプがあります。

どちらにしても、視線恐怖の傾向が強いと、とくに、満員電車やエレベーターなど、他人が大勢いるなかで、まなざしを人に向け、視線が合ってしまうことを何よりも恐れたり嫌がったりします。

そこで、視線が合わないところにまなざしを向けざるを得ず、結果として階数ランプに目が釘づけになるような事態となります。

エレベーターで階数ランプを見る3つ目の理由は、近くの人と視線を合わせたくないためです。

階数表示ランプがない?

最近、とくにオフィス仕様の大規模ビル用のエレベーターなどでは、すべての階での待ち時間が最短になるようファジィ制御を行い、結果として、階数表示をしていないエレベーターが増えているのだとか。

エレベーターを待っている人がイライラしないように、このシステムは構築されているそうですが、そうなると、以上に述べたような階数表示を見る心理的理由は、トレインチャンネルのような液晶ディスプレイで解消されるようにシフトしていくのでしょうか?

そのあたり、今後の動向が楽しみです。

執筆:山本 恵一(メンタルヘルスライター)
医療監修:株式会社とらうべ

 

<執筆者プロフィール>
山本 恵一(やまもと・よしかず)
メンタルヘルスライター。立教大学大学院卒、元東京国際大学心理学教授。保健・衛生コンサルタントや妊娠・育児コンサルタント、企業・医療機関向けヘルスケアサービスなどを提供する株式会社とらうべ副社長

<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供

 

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【関連リンク】

 

ドイツの怒りを買ってしまったトランプ。一体、何があったのか?

深刻さを増している、「グローバリスト」と「ナショナリスト」の対決。無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の著者・北野幸伯さんがかねてから指摘していたことが現実になっています。以前からナショナリストを自負し、「アメリカ第一」を公言してきたトランプ大統領ですが、今度はEUの「盟主」にしてグローバリズムを提唱するドイツの怒りを買ってしまったようです。一体、何が起きているのでしょうか?

メルケル、「自らの運命のために戦う」

何のことでしょうか?

米英はもう頼りにできない、メルケル独首相が警告

AFP=時事 5/29(月)14:02配信

 

【AFP=時事】アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)独首相は28日、ドイツ南部ミュンヘン(Munich)での選挙集会で、英国の欧州連合(EU)離脱やドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の就任で欧米の同盟関係に亀裂が走る中、欧州は「その運命を自ら握らねばならない」と訴えた。

トランプのせいで欧米の同盟関係に亀裂が走っている」そうです。どういうことでしょうか?

メルケル首相は、27日までイタリアで開催されていた先進7か国(G7)首脳会議(サミット)から帰国したばかり。サミットでは温暖化対策の国際枠組み「パリ協定(Paris Agreement)」をめぐり、米国とその他6か国の意見が対立し、合意に至らなかった。メルケル氏はこの「6対1」の議論の結果について「極めて不満とまでは言わないが、極めて困難だった」と評していた。

温暖化対策パリ協定」をめぐって、アメリカと他6か国が対立関係になってしまった。これまでは、アメリカの大統領が、「こうしようぜ!」と言い、他の6か国が「そうしましょう! そうしましょう!」と服従する関係だったのです。メルケルさんは、さらに言います。

「われわれが他国を完全に頼りにできた時代は終わりつつある。私はそれをこの数日間で経験した」。聴衆に向けてこう述べたメルケル氏は、ドイツも欧州も米英との友好関係維持に努める一方で、「自らの運命のため闘わなければならない」と主張。ドイツ政府はエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)仏新大統領との関係を強化する必要があると続けた。

要は、「アメリカはもはや頼りにならない」ということですね。そして、「自らの運命のため闘わなければならない」と。具体的には、「フランスとの関係を強化する」。

メルケル・ドイツとトランプ・アメリカの対立は深刻みたいです。これは、「グローバリスト」メルケルと「ナショナリスト」トランプの争いですね。

【京成立石】ラーメン官僚が異次元レベルと驚嘆した、みそホルモンメン【一力】

日本全国に数多あるラーメンの中でもとっておきの一品を食べ歩きながら紹介する、ラーメン官僚かずあっきぃこと田中一明さん。豪華執筆陣による興味深い記事を1本から購入できて読める、まぐまぐの新サービス「mine」で無料公開中の、田中さんの記事から本日ご紹介するのは、東京・立石「一力」のみそホルモンメン。今まで12,000杯のラーメンを食べ歩いたラーメン官僚が、味噌と油・背脂のバランスが非の打ちどころなく完璧とベタ褒めする、一力のみそホルモンメンのお味とは?

オススメ!【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】一力

一力@京成立石にて、みそホルモンメン。

5月24日にオープンしたばかりの新店。

店主は、京成立石エリアの伝説的人気店『貴生奥戸店(先般閉店)』の店長だった方。

『貴生』の閉店を機についに独立。同じく、京成立石駅の近傍に『一力』を開業し、既に常連を中心に凄まじい人気を誇っている。

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注文したのは、『貴生』時代からの圧倒的な一番人気メニューである「みそホルモンメン」。

周りを見廻すと、初訪問っぽいカップル客以外は皆、「みそホルモンメン」を注文している。

待つこと5分強。

登場した同メニューは、見るからに凡百の背脂チャッチャ系味噌とは一線を画した厳かな表情を持ち合わせている。

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期待に胸を膨らませ、まずはスープをひと口。

これは美味い、美味過ぎる!

味噌と油、背脂のバランスが非の打ちどころなく完璧。

おそらくこの1杯、立石近隣はもちろんのこと、都内及びその近郊で食べられる背脂チャッチャ系味噌の中でも異次元のレベルの高さを誇っているのではないかと思われる。

味噌のみに頼らない重層的なうま味が印象的なスープ。このスープを真正面から受け止め支える低加水の太平打ち麺。

そして、トロトロに煮込まれた柔らかなホルモン。

これらのスープ、麺、具が繰り出すトリプルアタックに心揺り動かされない者はいないだろう。

20数年前、背脂チャッチャ系ラーメン全盛期に貪り食った野趣味溢れる1杯の記憶がまざまざと蘇る。

間違いない。これは2017年における背脂チャッチャ系の最高峰だ!

自身が食べて美味かったラーメンのみUPする、田中一明さんの記事をチェックしたい方はこちらでフォロー

DATA

一力

営業時間 17:00~23:00

住所 東京都葛飾区立石7-7-11

定休日 日曜

あずきバーの井村屋が、寒い冬にアイスクリームで最高益を出せた訳

大ヒット商品「あずきバー」で知られる井村屋の業績が好調なようです。アイスクリームが売れる夏はともかく、なぜ同社は鈍化する「冬の売り上げ」をアップさせることができたのでしょうか。無料メルマガ『店舗経営者の繁盛店講座|小売業・飲食店・サービス業』の著者で店舗経営コンサルタントの佐藤昌司さんが、その秘密を探ります。

あずきバーで有名な井村屋の「やわもちアイス」が大ヒットした理由

ようかん、あずきバー、肉まん・あんまんで有名な井村屋の業績が好調です。2017年3月期の連結決算は、売上高が前年比8.7%増の419億円、最終的なもうけを示す純利益60.9%増の7億円で、いずれも過去最高を更新しました。

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アイス事業が好調で、前年比15.5%増の133億円です。その中でも「やわもちアイス」シリーズが好調で、57.2%増の34億円です(やわもちアイスの売上高情報は井村屋グループ提供)。「あずきバー」シリーズは、24年ぶりに約10%の値上げを行ったにもかかわらず、売り上げ本数が3.2%増加しました。

やわもちアイスシリーズは、冬でも美味しく食べられるアイスの新商品として2012年に発売しました。井村屋の独自技術で、冷凍下でもやわらかいもちと、つぶあん、アイスの3層で構成される新感覚のスイーツです。カップタイプと最中タイプのものがあります。2016年の9月末までの集計で累計販売個数が1億個を超える大ヒット商品です。

やわもちアイスシリーズは「逆転の発想」で生まれました。井村屋のアイスは夏に売り上げが伸び、冬は鈍化する傾向があります。例えば、井村屋の2016年度のアイス事業の売上高の構成比は、夏の7~9月が42.4%で半数近くを占めています。気温が低下する10~12月では16.7%に低下し、1~3月では13.3%にまで落ち込みます。

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一方、やわもちアイスは目論見通り冬でも売れています。2016年度の7~9月の売上高の構成比は31.8%とそれほど高くなく、10~12月は24.5%、1~3月では16.8%で、アイス事業の中で冬でも売れていることがわかります(やわもちアイスの売上高構成比の数値は井村屋グループ提供)。

効いているのか? 前川前事務次官が「個人攻撃」されだしたワケ

前川喜平前文部科学省事務次官から次々と明かされる「新事実」で、なおも荒れそうな加計学園問題。無料メルマガ『ジャーナリスト嶌信彦「時代を読む」』の著者・嶌信彦さんは、「政治の側が寄ってたかってたたきに回るのは、やましいことがあるからとも取れる。安倍一強政治も、驕り高ぶれば転げ落ちる可能性がある」と、政権の姿勢を厳しく批判しています。

驕りが過ぎると高転びも…加計学園問題で異様な擁護と役人たたき

先日、森友問題より加計学園の方が大事になるとコラム(※)に書いたが、何やらそんな成り行きになりつつある。官邸、関係省庁はフタをしてしまいたいようで、事態を暴露した文科省の前川喜平前事務次官の証言を寄ってたかっておとしめている。しかし、世間は菅官房長官などの異様な言い方にかえって不審をもっているのではなかろうか。このままフタをされてしまったら政治不信は極まり、安倍政権の横暴ぶりにも批判が高まるに違いない。

学部新設を突然認めた安倍内閣

加計学園の加計孝太郎理事長は、小泉内閣が経済特区を構想した約15年前から獣医学部を新設したいと許可を願いでていたという。しかし近年の獣医師の需給関係や既存の獣医師養成とは異なる構想、ライフサイエンスなど新たに対応すべき具体的分野の需要が見えないこと──などを理由に新設要請は却下されていた。要するに新たな需要が見えず特別な特色を持たない学部新設は必要ない、と文科省などが認めてこなかったのだ。

ところが安倍内閣が登場し、新たに戦略特区構想が発表されると安倍首相と長年の友人であった加計氏の学部新設構想が簡単に認められた。しかも加計学園には新設にあたり地元となる今治市は36億円余の私有地を獣医学部用地として無償譲渡し、県と共同で最大96億円の施設整備費を負担することになったため、文科省が安倍首相と加計氏の長年の友人関係を忖度して許可したのではないかと疑惑がもたれたわけだ。事は疑惑のまま封印されるかと思われていた。

ガラパゴスの悪夢再び。日本車メーカーがテスラに負ける構造上の理由

「日本の技術は世界一」と呼ばれたのも今は昔。家電製品をはじめ多くの分野で海外企業の後塵を拝しています。無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者・佐藤しょ〜おんさんは、米国・テスラモーターズについての記事を紹介しつつ、トヨタや日産といった日本の自動車メーカーは、「iPhone」の登場で完全に市場から淘汰された日本の「ガラケー」と同じ事態に陥る可能性を指摘。その理由を「技術ではなく、自動車メーカーの構造にある」と分析しています。

日本車はガラケーと同じ末路をたどるのか?

日本車はガラケーと同じ末路をたどるのか?」を読んで感じたことを、2日続けて書いています。

テスラという会社は、提携先の修理工場を持たず全て自前でやっているということを書きました。このスゴさを理解するためには、自動車の流通について知っておく必要があります。自動車ってトヨタとか日産の工場で製造されたら全国各地にあるディーラーと呼ばれる会社に届けられるんです。正確に言えば、ディーラーがメーカー(トヨタや日産ね)に注文を出したから工場で製造されたのです。

そしてこのディーラーとメーカーは一部資本の関係があるところもありますが、法人としては別会社です。発注者がディーラーで、受注したメーカーが製造して納車する、そして両者は別会社という構図から理解出来るのは、ディーラーはメーカーにとってお客さんという立場だということです。我々消費者的目線では、トヨタの車を買ったら自分がトヨタのお客さんになったような気になりますが、これは大きな間違いでメーカーのお客さんは、ディーラーなんですよ。我々消費者はディーラーのお客さんなんです。

これが致命的に重要で、メーカーはお客さんであるディーラーを儲けさせなきゃいけませんし、彼らのお客さんを奪ったらいけないんです。お客さんを奪う? ちょっと違和感ありますか?

ここでさらに話を変えると、テスラという車はソフトウェアの更新は全てネットで自動的に行われます。一台一台の車が携帯電話のようにネットに繋がっていて、ソフトウェアやカーナビの地図更新、音楽のダウンロードなどが出来るようになっています。この仕組みを聞いた日系自動車会社の某役員は、

「ウチの会社でも技術的には同じ事が出来るんだけど…」

と言った後、

「それをやっちゃうとディーラーさんにおカネが落ちなくなっちゃうから

だから出来ないって言ったんですよ。

先ほど書いたように、メーカーのお客さんはディーラーなんです。そして消費者はディーラーのお客さんなんです。そんな消費者にメーカーが直接何かをやる、その結果ディーラーの売り上げ利益に不都合が起こるということはメーカーには出来ないんです。

カーナビの地図更新をメーカーがネット越しに自動的にやってしまったら、今まで地図更新を担当し、しかもそこから某の(決して安くない)おカネを得ていたディーラーのメシの種を奪ったことになってしまうんです。だからそれはやりたくても、技術的に可能でもやっちゃいけないやれないことなんです。これは構造の問題で、簡単には変更出来ません。

とんかつラーメン? いだまみ? NYで急増するインチキ和食店の正体

近年、海外が「日本食ブーム」である事は有名ですが、「人種のるつぼ」であるNYの街でも「日本食レストラン」が増加傾向にあるようです。ところが、メルマガ『しんコロメールマガジン「しゃべるねこを飼う男」』の著者でNY在住の医学博士・しんコロさん曰く、NYの日本食レストランの多くは、中国・韓国系の人々が経営するお店で、とても「日本食」とは呼べない驚きのメニューも多いとのこと。日本では想像もできない話に驚くこと必至ですよ。

チャイナでジャパンを考える

NYには「日本食」のレストランが非常に多いです。しかし、それが本当に「日本食」なのかどうかというと、ほんとんどが日本食ではありません。店頭に「日式拉面(日本風のラーメン)」といきなり書いてあったりします。「日式」って書いちゃうところが、もう「日本食レストランではありません」と白状しちゃっているようなものです(笑)。

度々このメルマガでも話題にしてきましたが、NYは中国系や韓国系経営の日本食レストランが大多数を占めています。もちろん、日本人経営の本格的なレストランや鮨屋もあります。ただし、日本人経営の日本食レストランは非常に高価だったり、予約が取れなかったり、なにげにハードルが高いのです。

なぜこんなに日本人経営ではない日本食レストランが多いのかと考えてみたことがありましたが、日本食はNYでは人気なので、日本食レストランを経営することがビジネスとして中国や韓国の人たちに人気があるのでしょう。フラッシングという中国コミュニティに遊びに行った時に、中国人向けの「スシ学校」を見かけたこともありました。これから日本食レストランをやろうとする人向けの学校です。そんな学校があるのも、日本食人気の現れでしょうね。

中国の人が作る日本食が日本人から見たら「何か変だ」ということが起きるように、僕達日本人が作るイタリア料理だってイタリア人から見たら「変だ」と思われるかもしれません。深い食文化を理解していなければ、盛り付けや付け合せ1つが違うだけでも「変な」料理になってしまうことはよくあります。だから、変な料理を見ても見下したり人種差別的な感情を抱いたりすることなく、「そういうもんだ」と思って楽しめると「人種のるつぼの街あるある」を理解できるようになります。

法律上は禁止。それでも「坪」や「寸」の単位を日本人が好む理由

先日掲載の記事で、「地球が1周4万kmになった理由」を教えてくれた、無料メルマガ『1日1粒!「幸せのタネ」』の著者・須田將昭さんが今回取り上げるのは、「メートル法」以前に使われていた単位について。メートルが完全にメインとなった今でも、日本人がついつい昔の単位を口にしてしまうのには、意外な理由があるようです。

坪、尺、寸はどんな単位?

【豆知識】ドコを測った? 地球1周『4万km』のキリが良すぎる訳」では「国際的に単位を共通化しよう」ということでメートルという単位が生まれた話を書きました。

日本も1885年にメートル条約に加盟し、1891年に度量衡法が広布されたことで、単位系はメートル法に沿うことになりました。

今、そういったことに関連する法律は計量法で古い単位は取引や契約で使うことは禁じられています。それでも日常生活の中では今も古くからの単位も残っていますね。

私は昔、剣道をやっていましたが,竹刀の長さは「三六(さぶろく)」「三七(さんしち)」などと呼んでいました(短めなのは子供の時のことなので…)。それぞれ三尺六寸、三尺七寸という長さです。

は約3.3cmですが、「一寸の虫にも五分の魂」や「一寸法師」など、いろんなところで見かける単位ですね。

は面積を表す単位です。もちろん現在の不動産取引で使うことはできませんが、感覚的には「あの家は何坪ぐらいなんやろ?」というような感じで日常会話の中では今も普通に使われています。

長さや広さは今も耳にすることはありますが、重さはどうでしょう? 「」ですが、「百貫デブ」などという囃し言葉では子供の頃に聞いたことはありますが、日常ではどうでしょう?

体積の単位としてはがありますが、これは今も「一升瓶」や「五合炊き」などで見かけます。「米1合が1食分」という感覚があるので、これはなかなか廃れることはなさそうです。

1位と同じ事してちゃダメ。なぜ2位転落の企業は返り咲けないのか

かつては地域で一番品揃えが良く人気のお店だったのに、ライバル店に1位の座を奪われてしまってから売上が戻らない…。なぜ、一度失った首位の座はなかなか取り返すことが出来ないのでしょうか。今回の無料メルマガ『がんばれスポーツショップ。業績向上、100のツボ!』では著者で現役コンサルタントの梅本泰則さんが、ナイキとアディダスの2社を例に、「2位に落ちた時に取るべき戦略」を紹介してくださっています。

1位と2位との戦略の違いは?

かつて、売上一1番を誇っていた会社が2位の会社に逆転されることがあります。さまざまな業界で起こっていることです。

スポーツ用品業界も例外ではありません。たとえば、圧倒的な1位だったアディダス社が、あるときナイキ社にその地位を譲りました。ずいぶん前のことです。ところが、その後、なかなかその順位が入れ替わりません

この現象は、アディダスとナイキに限ったことではないようです。日本のメーカーさんや問屋さんなどを思い浮かべても、そんなことがあります。

では、どうして、そうした現象が起こるのでしょう。おそらく、2位になった会社の戦略に問題があるからではないでしょうか。どういうことかというと、2位になった会社は、1位にいたときと同じ戦略をとっている可能性があります。

1位の会社がとる戦略は、「全方位戦略」です。2位以下の会社の攻撃を、圧倒的な力でねじ伏せていきます。商品戦略にしても、顧客戦略にしても、地域戦略にしても2位以下の会社がとろうとする戦略を、早い時期につぶしていきます

たとえば、ある商品が売れ始めたら、同じような商品を取り扱って市場をうばっていくというようなことです。これは、1位だからこそできる戦略です。しかし、いったん2位になってしまったら、この戦略を変える必要があります。2位の会社が「全方位」戦略で一位の会社を攻撃しても勝てません。どうしたらいいでしょう。とるべき戦略は部分攻撃」です。