安全なら東京湾に流せ。トリチウム汚染水放出で復興を妨げる菅政権の蛮行

やはり「復興五輪」は名ばかりと判断して間違いないようです。今回のメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』では著者でジャーナリストの高野孟さんが、福島第一原発の汚染処理水が漁業復興の妨げになりうることも顧みず、海洋放出する方針を固めた政府を猛批判するとともに、どうしても放出するのならばまずは東京湾から始めるべきとの持論を展開。さらに、汚染水問題の根本を取り除くには「地下ダム」の建設しかないとして、その理由を詳細に解説した旧稿を再録しています。

 

※本記事は有料メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』2021年4月12日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール高野孟たかのはじめ
1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。2002年に早稲田大学客員教授に就任。08年に《THE JOURNAL》に改名し、論説主幹に就任。現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動中。

トリチウム汚染水はまず東京湾に放出すべき――“復興五輪”と言いながら福島県民を踏みつける菅政権の酷薄

何もこんな時期に、福島第一原発事故の結果として溜まり込んできたトリチウム汚染水の海洋放出を決定しなくてもいいだろうにと誰もが思うけれども、菅義偉政権にとってはそうではない。そもそも2020東京五輪は、安倍晋三前首相が2013年9月のブエノスアイレスIOC総会で「福島の原発事故は完全にコントロール下にある」と世紀の大嘘をついて誘致したもので、それと辻褄を合わせるためにはどうしても五輪前に汚染水についての方針だけは決めておかなければならなかった。

だってそうでしょう。仮に五輪が開催さ世界中から記者が集まってくれば、必ず「そう言えばあの時安倍さんはアンダー・コントロールと見栄を切ったが、いま福島事故跡はどうなっているのか」と質問が飛ぶに決まっている。その時に「いや、実は、トリチウム汚染水の処分方法がまだ決めっていなくて……」とは答えられないだろう。

それにしても、“復興五輪”などとリップサービスを繰り出しておきながら何の対策を打つわけでもなく、今になって「やっぱり海洋放出するので我慢しろ」と福島の漁民はじめ県民を思い切り踏みつけるかのような所業に出るというこの酷薄さは一体どうだろうか。

もちろん政府は、トリチウムがいかに健康被害とは無縁であるかについて熱弁を振るうだろう。いや、本当にそうかという科学者の異論があると反論すれば、トリチウムは自然界に存在しているし、日本に限らず世界中の原発ではこれまでも海か大気中に放出してきて何の問題も引き起こしてこなかったと強弁するだろう。しかしそんなのは屁理屈で、福島の漁民を追い詰めてきたのはいかなる理屈をも超えた風評被害なのだ。この10年間、さんざん風評被害に苦しみ、岸壁から這いずり上がるようにしてようやく普通の操業ができるようになるところまで漕ぎ着けたばかりの漁民たちにとって、海洋放出はもう一度岸壁から蹴り落とされるに等しい仕打ちとなることが、どうして菅には理解できなのか。

もし本当にトリチウムがそれほど安全なのであれば、首相官邸の前庭に象徴的な汚染水タンクを置いて、その水で水道を賄ってみせたらどうなのか。それは極端だとしても、どうしても海洋放出しなければならないのであれば、東京湾から始めて、全国の海岸に広げて行ったらどうだろうか。しかし、福島の海にだけは流してはいけない。沖縄の米軍基地を本土各地に分散させ、沖縄はこれまで苦しんだ分、これからは1つも置かないという論理と同じく、苦しみは皆で引き受けて福島の人々にはこれ以上辛いことを押し付けないようにしたい。

相変わらず根本的な解決を回避

それにしても、こういうことになるのが分かっていながら無為無策で過ごしてきた政府・東電の怠惰には呆れるほかない。トリチウムは、従来の汚染水処理の方法では除去しきれないが、実は除去する方法はあって米国ではすでに一部実施されているという市民運動からの情報は前々からある。10年間もあればそれを研究することもできたのではないのか。

また、これまでに1,000基超のタンクに溜まった汚染水は放出できたとしても、汚染水が発生する元を断つことができていないから、引き続き1日あたり140万トンほど汚染水が増え続ける。ここにも、根本原因を取り除くのではなく起きた結果に対して対症療法を施してその場を切り抜けようとするこの国お得意のやり方が現れている。

根本原因を取り除くには、「地下ダム」の建設しかない。廃炉が簡単には進まず、従って原子炉下のデブリの除去が何十年先になるか見通せない中、そこへ流れ込んでくる地下水を止めなければ果てしもないことになる。

この問題について本誌は、安倍の大嘘発言直後の2013年9月9日付No.696で論じ、同10月に私が主宰する「大山村塾」に小出裕章助教を招いて講演会を開いた際に私が同趣旨のサブ報告を行い、さらにその記録を『アウト・オブ・コントロール』と題して出版した(花伝社、14年1月刊)。これらでこの問題の基本部分は論じ終えていると思うので、ここでは、本誌旧稿を再録し参考に供したい。

 

ここにも中国の影。台湾で重大列車事故が繰り返し起こる真の原因

先日掲載の「死をも覚悟。台湾の特急列車脱線事故で日本人乗客が見た地獄絵図」でもお伝えしたとおり、多くの死傷者を出してしまった台湾東部で起きた特急列車の脱線事故。台湾では2000年代に入ってから実に1年半に一度、重大な鉄道事故が発生しているのですが、その背景には何があるのでしょうか。今回のメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』で台湾出身の評論家・黄文雄さんが、その裏事情を白日の下に晒しています。

【関連】死をも覚悟。台湾の特急列車脱線事故で日本人乗客が見た地獄絵図

※本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2021年4月11日特別号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:黄文雄こう・ぶんゆう
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』(徳間書店)など多数。

【台湾】改革を阻む国民党勢力と繰り返される台湾鉄道の事故

台湾の鉄道事故は起こるべくして起こった…重大事故を繰り返す台湾国鉄という“病”

台湾の鉄道事故問題は、台湾社会を大きく揺り動かしています。それは、今回の被害者の数が台湾の列車事故にしては大きかったことと、それまでに類似事故がいろいろとあったにも関わらず、今回の事故が起こってしまったためでした。

事故から1週間以上たった今も台湾のメディアは様々な情報を取り上げていろいろな角度から事故を検証しています。たとえば、被害者の中で最も多かったのは立ち席の切符を持った客だった、列車には危険を察知して緊急停車するようなAI機器が搭載されていなかったなどなど。ワイドショーでは、感情的になったコメンテイターから、政府は東部を軽視しているなどというコメントまで飛び出す始末です。

被害者遺族への取材も加熱しており、様々なケースが紹介されています。例えば、もともと普通列車で帰省しようとしていた若者が、少しでも早く帰りたいためタロコ号に急遽変更したため、立ち席の切符しか買えなかった。そこで事故に遭い帰らぬ人となったケース。

または、帰省すること楽しみにしていた若い女性は、こまめに家族と連絡を取っており、乗車直前にも連絡していた。そして事故に遭い、家族と対面したときには頭部を強打したため頭部が血だらけだったというケースなどなど。

この事故について、現段階では、事故の直接的な原因となった重機の運転手を含めた関係者6人が被疑者として挙がっています。そもそも、線路上の斜面の工事を請け負っていた業者は、ブラック企業だったなどという話まで出ており、まさに情報が錯綜している状態です。

安倍が改悪。生活保護受給を阻む「親族照会」を新聞はどう報じてきたか?

3月30日、厚労省は生活保護申請者の親族に対する援助可否の照会について、申請者の意向を尊重するよう通知しました。安倍政権によって作り出された生活保護を受けにくくするこの「親族照会」も、コロナ禍で生活困窮者が増加し、路線を変更せざるを得なくなったようです。今回のメルマガ『uttiiの電子版ウォッチ DELUXE』では、著者でジャーナリストの内田誠さんが、過去の東京新聞の記事から「親族照会」の問題点を明らかにし、「自助・共助・公助」と、いの一番に「自助」を掲げる菅首相や安倍前首相の古い家族観の弊害を指摘しています。

改悪された生活保護制度の問題点を象徴する言葉「親族照会」を新聞はどう報じてきたか?

きょうは《東京》から。改悪された生活保護制度の問題点を象徴する言葉、「親族照会」が見出しの中に見えています。ただし、正式な用語としては「扶養照会」ですので、きょうはこれで検索。《東京》の5年分の記事から18件ヒットしました。まずはきょうの3面記事の見出しから。

生活保護 厚労省が新通知
「親族照会 申請者の意向尊重を」
支援団体「大きな前進」

生活保護を申請すると自治体の福祉事務所が申請者の親族に連絡して援助ができないか確認する「扶養照会」について、厚労省は照会を拒む申請者の意向を尊重するよう求める通知を自治体に出した。新型コロナによる困窮者が増加しているにも関わらず、扶養照会によって家族などに知られることを恐れて申請をためらう人が多く、批判が出ていた。

支援団体は今回の新通知について「大きな前進」と評価するが、扶養照会は「申請者が事前に承諾した場合に限る」よう要望するとして、一層の改善を求めている。

●uttiiの眼

2013年12月に当時の安倍内閣が生活保護法を改悪して導入したのが「扶養照会」。社会保障切り捨て政策の最たるものだった。

これは、生活保護の申請を受けた福祉事務所が、扶養義務者に対して扶養照会を行い、扶養できないと回答した場合に、本当に扶養できないのかどうかも含めて「扶養義務者」の資産・収入等について、官公署に資料の提供や報告を求めることができるようにしたもので、当初から、生活に困窮した人が生活保護の申請をためらうのではないかと危惧されていたもの。

コロナ禍で生活困窮者が急増しているために、安倍・菅路線の金看板を降ろさざるを得なくなった形か。

【サーチ&リサーチ】

*ヒットしたのは2016年9月から今年3月までの18本。まずは「社会派ソング」についての文化娯楽面の記事から。

2016年9月18日付
「生活に根ざした“社会派”の演歌や歌謡曲がじわじわと増えている」という記事の中で、生活保護の問題も取り上げられているとして、以下の重要な記述。
「ひとり親の大半を占める母子世帯の相対的貧困率は高く、厳しい経済状況に置かれている。低所得者支援には生活保護もあるが、受給者はひとり親世帯の約1割ほど。親族への扶養照会の手続きなどへの抵抗が影響しているとみられる」と。

2017年12月17日付
「司法福祉と生活保護」をテーマにしたシンポジウムについての記事中、パネラーの1人、柏木ハルコさんについて、以下の記述。
「生活保護の実態に迫る漫画「健康で文化的な最低限度の生活」を連載する柏木ハルコさんが登壇。新人のケースワーカーを通して多重債務や不正受給、扶養照会といった問題を取り上げる漫画の物語について、「福祉関係者らに聞いた話が基になっている。人に話を聴く難しさを伝えたかった」と話し、「ケースワーカーは人権を守る大切な仕事。誇りを持ってほしい」と激励した」

ユニクロ、ウイグル問題に無言の卑怯。中国「新疆綿」禁輸の前に日本がすべきこと

欧米諸国が中国共産党によるウイグル人へのジェノサイドを認定し抗議の声を上げ、名だたるアパレル関連企業が新疆(しんきょう)綿の使用停止を決めています。しかし日本は、政府もユニクロを展開するファーストリテイリングなども懸念を示すか無言を貫くばかりです。メルマガ『j-fashion journal』著者で、ファッションビジネスコンサルタントの坂口昌章さんは、こうした態度に対し、まずは政府が中国共産党による人権弾圧への反対と抗議の姿勢を示すべきと主張。そのうえで国益的に困難な新疆綿製品の禁輸については、中国を追い詰めることの危険性を国際社会に訴えることで回避すべきと持論を述べています。

新疆綿問題を考える

1.ウイグル人への人権弾圧

新疆綿の根本的な問題は、ウイグル人への人権弾圧である。トランプ大統領は中国共産党政府がウイグル人を弾圧しているとし、ポンペオ国務長官は「ジェノサイド」だと断定した。ジェノサイドの定義は、1948年に国連総会で採択された「ジェノサイド罪の防止と処罰に関する条約」(通称「ジェノサイド条約」)による。

本条約の第2条によると、ジェノサイドとは「国民的、民族的、人種的または宗教的な集団の全部または一部を集団それ自体として破壊する意図をもって行われる次のいずれかの行為」であるとし、5種類の行為を挙げている。

  1. 集団の構成員を殺すこと
  2. 集団の構成員に重大な肉体的または精神的な危害を加えること
  3. 全部または一部の身体的破壊をもたらすよう企てられた生活条件を故意に集団に課すこと
  4. 集団内の出生を妨げることを意図する措置を課すこと
  5. 集団のこどもを他の集団に強制的に移すこと

欧米で放映されたテレビ番組には、強制的に連行されているウイグル人の様子が紹介され、SNS上には内部告発の動画もアップされている。西側先進国は、次々と米国のジェノサイド認定を支持し、中国との対決姿勢を強めている。現在のところ、日本政府はジェノサイド認定を行っていないし、強い抗議行動も取っていない。

2.新疆綿、新疆綿製品の禁輸

持続可能な綿花栽培を促進する「ベター・コットン・イニシアティブ(BCI)」は、2020年10月、人権への懸念を理由に2020/21年シーズンの新疆綿承認を停止すると表明した。

この判断は至極妥当である。国際認証機関はコンプライアンス(法令遵守)が徹底されており、その中でも人権弾圧は最重要課題である。人権弾圧の可能性があるという段階で、取り扱いを停止するのは当然だ。本来なら、この段階で中国政府は第三者機関の調査を受け入れるなどして、疑いを晴らさなければならない。

池田教授が警戒。コロナ禍で家に引き篭もる高齢者に「要介護」の危険性

新型コロナウイルスの感染を警戒して外出を控え、親族や知り合いと直接会うことも控えるお年寄り。これによって心身の衰えが急激に進み、自立と要介護の中間とされる「フレイル」になる人が増えると心配されています。そうした事態を回避するには、一人でも適度に体を動かせる楽しみを見つけること。今回のメルマガ『池田清彦のやせ我慢日記』では、CX系「ホンマでっか!?TV」でおなじみの池田教授が、コロナ禍の高齢者の健康問題について綴り、自身にとっては野菜を育てる庭仕事が「フレイル」予防になっていると伝えています。

コロナ禍を乗り切る方途は庭仕事

老人は新型コロナウイルスに感染すると重症化しやすいということなので、家に籠っている人も多いと思う。感染しても症状が出ない不顕性の高齢者も2割程度はいるようなので、重症化する人と不顕性の人では何らかの遺伝的な違いやエピジェネティックな違いがあると思われるが、それが何であるかはよくわかっていない。リスクの多寡が分かれば、それなりに対処の仕方もあると思うが、今のところ、すべての高齢者は重症化するリスクが高いという前提で対応するほかないので、活動を制限せざるを得ない高齢者の中にはフレイルになる人も出てくるということだ。

フレイルとはFrailty(脆弱)の日本語訳で、高齢化社会にとって重要な概念であるとして、2014年に日本老年医学界が提唱したもので、自立と要介護の中間に位置する状態のことだ。生活の質によっては、自立に戻ることも可能だが、要介護になってしまうこともあるというクリティカルな状況のことだ。

重力に逆らって体を動かすことと、他人と会話をしたり一人であっても何らかの生産的なことを考えたりすることは、身心を健康に保つためになくてはならないことである。例えば、体力のある若い人でも重度の骨折をしてベッドで1か月ほど寝たきりになっていると筋力が低下する。宇宙飛行士のような鍛え上げた人でも無重力状態で長いこと暮らしていると、重力のある地球に帰って来た後は、暫くの間苦労する。ましてや体力のない老人であれば、余程頑張ってリハビリしないと寝たきりになりかねない。

そういうことが分かっているので、整形外科では骨折が治るまで待たずに、無理やりにでも動かすことを奨励しているところが多い。コロナ禍で、外出もしないで、家に籠っているとどうしても運動不足になり、そのうち歩くのがおっくうになり、さらに運動不足になって、ロコモティブシンドロームになり、フレイルに落ち込む人が出てくる。出かけなければならない用事があれば、いやでも動かざるを得ず、結果的にフレイルの予防になっているわけだ。

定年になって隠居を決め込んでいる人は、特段の出かける用事もないが、自治体がサービスでやっている体操教室とか、あるいは友達と楽しんでやっているゲートボールとか、散策クラブとか、その気になれば、体を動かす機会はいくらでもある。しかし、新型コロナの蔓延を恐れてこういったイベントは次々に中止になって、体を動かす機会はめっきり減った。もちろん自分一人で、フィットネスに励んだり、ランニングをしたりすることもできるのだが、普通の人は、気の置けない友達とたわいのないおしゃべりをしながら運動もするから続けられるのであって、一人で続けるのは根性がいる。

社労士が解説。企業は従業員にワクチン接種を命令できるか?

日本では、ようやく高齢者に対する新型コロナワクチンの接種が始まりました。ワクチン接種に関してはさまざまな情報が流れていますが、企業が従業員にワクチン接種を強制することはアリなのでしょうか。今回の無料メルマガ『新米社労士ドタバタ日記 奮闘編』では、 今回の新型コロナワクチン接種に関する企業としての立ち位置を分かりやすく説明しています。

コロナワクチン

高齢者に対する、新型コロナウイルスコロナワクチンの接種申込みが始まった。

ワクチンに関しては、家庭で、職場で色んな噂があるようだが、果たしてどうなのか?事業主としては接種に関して、どのように考えると良いのか?迷うところですよねー…。

——

新米 「コロナワクチンの接種って先輩は受けるんですかぁ?」

E子 「何よ、いきなり。私は、沢山の人が懸命に研究して、ようやく形にしてくれたものだから、有難く受けるわよ~。新米くんは、どうなの?」

新米 「正直、迷ってるんす。良くない噂では、何が入ってるんだかわからないなんて言っていますし、まだ死にたくないですから、もうちょっと様子を見てからにしたいなーなんて」

大塚T 「あぁ、あれねー。そもそもコロナウイルス自体がつくられた陰謀だ!説もあるし、ワクチンにも何が入っているんだかって思うと確かに怖いわよね」

E子 「何を寝ぼけたこと言ってんのよ。この間、ニュースでも『人減らしのためのまき散らし』なんて変なデマが流れているようですが、そんなことはありません!って言ってたわよ」

新米 「そんなことをニュースで言っているんですか?ますますコワイです…」

大塚T 「ま、心配しないでもあんたの場合、そんな簡単には死なないわよ」

新米 「ひどい言い方しますよねー」

E子 「それはそうと、うちの母に高齢者枠申し込みの案内が来ていて、接種のときついて行きたいから、ボスに年休申請したいのよね。良いよね?」

大塚T 「あ、そうか。もう案内が来ているんですね」

E子 「そう。申し込み開始日にはさすがに電話がつながらなかったんだけど、翌日は午後イチにすぐつながって、2回目の接種まで同時に申し込めたそうよ」

新米 「まとめて申し込みできるんですね」

E子 「そうみたい。1回目は4月27日火曜日の16時半、2回目は5月21日金曜日の同じ時間なの」

大塚T 「それならどちらも半休で大丈夫ですね。E子先輩の顔見ないと、私寂しいので…(^^)」

E子 「そうね。この時間なら確かに1日年休とる必要はなさそうね。午後からの半休にするわ」

深田GL 「ワクチン接種の話かい?」

大塚T 「はい、そうです。E子先輩のお母様のことです」

客が「他のお店と比べたい」と言い出したら一流店員はどう振る舞うか

足を運んだお店にお目当ての商品があったとしても、他店とくらべてみたいと思ってしまうことも多々あるもの。では、自分が接客しているお客様がそう口にしたとしたら、販売員としてどう対応するのが正答なのでしょうか。今回の無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』では接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんが、二流以下、一流、超一流の3タイプの振る舞いを具体的に紹介。さらに坂本さん自身が驚いたという接客についても記しています。

どう送り出すか

お客様から「他の店も見てみたい」と言われることがあります。自店の商品を気に入ってくれていて、購入を迷っているけれど、やはり他との比較検討もしたいということでこのように言われることはよくある話です。

「ちょっと考えてきます」「誰々と相談してきても良いですか」などと言われることもあるかもしれませんが、それらも同じ意味合いです。それが体の良い断り文句になっていることも実際にはありますが、きちんと接客をしていてお客様が本当に迷っている時も多々あります。

こういう時、どんな対応になるかで販売員の質がわかるものです。

二流以下の販売員は、お客様から比較検討したい旨を告げられると、途端に興味を失ったかのようになってしまったり、やたらと焦り出します。

「そうですか、わかりました」と、それまで懸命に接客してくれていた人とはまるで別人かのように急に冷たい態度を取る人もいれば(これはもう論外ですけどね)、「何とか買ってもらわないと!」と焦り出して、「今買ってもらえたらポイントが~」とか、「限定品なんですぐ無くなりますよ」のように畳み掛けるようにクロージングをかけるような人もいます。

では、一流の販売員はどうするかというと、「かしこまりました、ぜひご覧になってきてください」と、お客様の心情を察して気持ちよく送り出します。

商品そのものにも、そこまでの接客にも自信があり、お客様が落ち着いて考えても、購入してくれるだろうと捉えられているため、急に焦ってみたり、冷たい態度を取るようなこともなく、お客様の不安を煽るようなこともしません。「遠慮なくいくらでも考えてもらって大丈夫」と送り出すことができるわけです。

お客様からしても、そうしてもらうことができると、悪い印象を持つこともなく冷静に考えられますから実際に購入に繋がることは少なくありません。

こうした接客は素晴らしいなと思いますが、これを超えてくるさらに超一流の人も存在します。

超一流の販売員はお客様から考えたいと言われてどう送り出すかというと、「他に検討すべきことを伝える」のです。

接客で提案していた商品について、「考えたい」と言われれば、普通は「どうぞ落ち着いて決めてください」と送り出すまででも十分です。しかし超一流の人たちは、「それならこの店を見ると良いですよ」「こういう商品がこのブランドにあるので、比較しやすいと思いますよ」など、他店や他メーカーの商品についても事細かに教えてくれたりします。

自店(自分)の売り上げが無くなるかもしれないのに、他の店舗のことをお客様に伝えて、比較見当をしやすくしてくれるのです。

これはなかなかできることではありません。

実は真逆。若い世代が誤用しがちな「話が煮詰まる」本来の意味は

言葉は時代とともに変わると言われますが、今まさに「過渡期」を迎えている言い回しもあるようです。今回の無料メルマガ『親も子供も一緒に伸びていく』では著者の高久手はるかさんが、世代によって「煮詰まる」の意味の捉え方が違うという調査結果を紹介。表されるのは「全く逆の状態」だけに、口にする際には注意が必要としています。

そんなつもりで言ったんじゃないのに

今日はちょっと大人向けです。特に40代~60代の方に感想を伺いたいんです。

会議で議論百出、既に開始から3時間!そろそろ出席者の顔にも疲労の色が。そんな時に会議の進行担当者から「煮詰まりましたね」の一言が出ます。

さて、この時の状態はどちらでしょう?

  1. 議論や意見が十分に出尽くして、結論の出る状態になること
  2. 議論が行き詰ってしまい、結論が出せない状態になること

ちょっと前の調査(平成19年度)ですが、驚くことに、当時の30代以下と50代以上でどちらの意味を選択するかが違っていたんです。

30代以下は2.を、50代以上は1.を選ぶ人が多く、丁度40代が境目になっていました。

どちらが正しいの?

元々は「1.議論や意見が十分に出尽くして、結論の出る状態になること」でした。少なくとも今から20年くらい前に発行された広辞苑(第5版)では、そうなっています(もちろん、「煮えて水分が無くなる」が最初に出ています)。

ところが、平成20年に発行された広辞苑(第6版)では、「2.議論が行き詰ってしまい、結論が出せない状態になること」も載っているんです。

つまり、今は年代によって同じ言葉(煮詰まる)が違った意味で受け取られる可能性があるということです!!怖~っ!

例えば、30代の社員が、50代の部長から「例の案件の進捗は?」と問われて、「煮詰まっておりまして…」と返答したら、部長はもうすぐ結論がまとまると考え、言った本人は、まだまだ結論どころか、収拾がつかないと伝えたかった。なんていう笑うに笑えない話になりかねないんです。

言葉は生き物という例ですね。仕事での会議、打ち合わせでよく使われる「話が煮詰まる」をお使いの際は、お気を付けくださいね。

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「はやぶさ2」のリーダーはいかにして600人の集団をまとめたのか

小惑星「リュウグウ」からサンプルを届け、次なるミッションのため再び宇宙の彼方へと向かった「はやぶさ2」。その快挙の裏には、プロジェクトを率いたリーダーのチームに対する思いと確たる信念がありました。今回の無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』ではプロジェクトリーダーの津田雄一さん自身が、組織をまとめていく上で必要な2つの要素について語っています。

600人のプロ集団を束ねる上で心掛けたこと

小惑星探査機「はやぶさ2」。地球から約3億キロメートル彼方に位置する小惑星「リュウグウ」でのサンプルリターンミッションを果たし、昨年12月6日に地球へ帰還しました。

約600人の多国籍のスペシャリストで構成される一大プロジェクトを5年半にわたり牽引し、世界初となる偉業を7つも成し遂げたのが津田雄一氏です。

39歳の若さでプロジェクトリーダーに抜擢された津田流のチームマネジメント手法やリーダーとしての心得から、成功の扉をひらく要諦を学びます。


津田 「いろんな数え方があって、メーカーの下請けや大学の研究者の助手の人たちを入れると数千人になると思うんですけど、私から直接連絡することができる範囲で600人と申し上げています。

もちろん私より年齢もキャリアも上の人たちが数多くいますし、JAXAの職員以外にも企業や大学などに様々な分野の専門家がいます。加えて、日本人だけではなく、アメリカやドイツ、フランス、オーストラリアの研究者もいます。ですから、国籍も年齢も所属も専門分野も違う600人のスペシャリスト集団なんです」

── そういう人たちを束ねていくのは並大抵でないと思いますが、津田さんは日々どういったことを心掛けてこられましたか?

津田 「すごく専門性の高い研究者や技術者ばかりなので、まぁ私の言うことを聞かないんですよ(笑)。若いゆえにそれは無理もないなと思いました。

私の場合、皆をグイグイと引っ張っていくような君臨するタイプのリーダーではありません。じゃあ自分でもやれるマネジメントの仕方って何だろうと考えた時に、600人のチーム全体が一人の人間のように同じ意志を持っていて、だけど頭脳は一人の人間ではなく600人の頭脳があるわけだから、それが有機的に結びつくことでいろんな難題に取り組める。

たくさんの人がいるけれども、最後までバラバラになることなく、問題が生じたら解決に向けて皆で頭を捻って答えが出せる。そういうチームにしたいと思ったんです。

なので、それぞれのメンバーがどういうバックグラウンドを持っているのか、『はやぶさ2』にどういう思いで携わっているのかということをまず知る。そこを理解した上で、「じゃあこういう役回りでやってくれないか」と。そうやって一人ひとりと個別にコミュニケーションを取り、丹念に調整していきました」

── 一人ひとりのメンバーと誠実に向き合ってこられたと。

広瀬すずは橋本環奈が“大嫌い”。ドラマ『ネメシス』で初共演も仲良しアピールは見せかけ、不仲の驚くべき原因とは

広瀬すず(22)と櫻井翔(39)のダブル主演となる連続ドラマ『ネメシス』(日本テレビ系)の第1話が11日に放送され、平均視聴率が11.4%を記録して2桁スタートを切った。まずは上々の滑り出しとなった同ドラマだが、最も注目されているのは主演を務める2人ではない。実はそれ以上に、同い年である広瀬と橋本環奈(22)の初共演が話題となっている。

ずっと“避けていた”同い年女優の共演

ドラマは広瀬演じる天才助手・美神アンナと櫻井演じるポンコツ探偵・風真尚希の凸凹バディが、コミカルなやり取りで難事件を解決していくミステリーエンターテインメント。

広瀬は2019年4月期に放送された連続テレビ小説『なつぞら』以来、櫻井は嵐の活動休止後、初の連ドラ出演となる。

共演者には江口洋介(53)や仲村トオル(55)、真木よう子(38)などビックネームが並ぶ中、注目されているのは橋本環奈。1998年6月生まれの広瀬すずと1999年2月生まれの橋本環奈は同学年なのだ。

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広瀬すず&橋本環奈_比較表

しかし、10代の頃から女優として活躍したきた2人だが、これまで共演したことは一度もなかった。一体それはなぜなのか?

学園ドラマで同じ生徒役として共演してもおかしくはないはずだが、2人の売れ方がまったく違うため共演が実現しなかったのである。

広瀬は「Seventeen」の専属モデルをきっかけにデビューしたものの、早い段階からドラマや映画などに出演。

2015年に出演した映画『海街diary』ではその演技力が高く評価され、数多くの映画賞で新人賞を総なめにした。広瀬は若手女優の中でも本格派として地位を築いてきたのだ。

一方、橋本は周知の通り奇跡の一枚をきっかけに、「1000年に1人の美少女」として注目されて以来、バラエティ番組を中心に活動。ドラマや映画に出演しても、演技というよりはそのかわいらしいルックスに需要があった。

共通点は同い年ということだけで、芸能界に入ってからはそれぞれ異なる道を歩んできたといえる。

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広瀬すず&橋本環奈「不仲説」の真相

とはいえ、1998年生まれ世代を代表する2人であることに間違いはない。だが、あまりにも接点がないため、いつしか広瀬と橋本には“不仲説”がささやかれ、共演NGともいわれるようになった。

芸能事情に詳しい週刊誌の記者は次のように語る。

「過去に一部のメディアが広瀬さんが橋本さんを嫌っていて、橋本さんの名前が出ると『環奈じゃ相手にならないよ』と言うのが口癖になっていると報じたことがあります。実際にそこまではっきり言っていたかどうかはわかりませんが、お互いに意識していたことは事実のようです」

2人と同い年の女性芸能人といえば、「まいんちゃん」として知られる福原遥や平祐奈くらい。それぞれの存在を意識するのは当然かもしれない。

「ただ、不仲だったから今まで共演がなかったというのは違うと思います。活躍してきたフィールドが違うため、共演しても“お互いに得はしない”と事務所が避けてきたとみられます。でも、最近は橋本さんが本格的に女優業への進出を狙っているようなので、“ライバル”関係に発展していくかもしれません」(前出・芸能記者)

今回のドラマ『ネメシス』の番宣のため、2人は櫻井とともにいくつかの番組に出演しているが、傍から見てもぎこちなさがわかってしまう。

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また、それぞれTwitterで共演についてツイートしたり、写真を投稿したりしているが、こちらも打ち解けていない感が明らか。むしろ、“不仲説を打ち消すのに必死”ということが伝わってしまっているようだ。