木村拓哉のインスタが炎上。帰国後の自主隔離終了→即外出に批判殺到、『家事ヤロウ!!!』出演&仕事順調も事務所独立めぐり静香と対立か

海洋SFサスペンスドラマ『THE SWARM』の撮影を終え、8月22日にイタリアから帰国した俳優の木村拓哉(48)。その後、新型コロナウイルスの感染対策として2週間の隔離生活を送っていたが、6日に自身のインスタグラムで期間を終えたことを報告した。しかし、その後の行動を巡ってネットが炎上。木村のファンからも疑問の声があがっている。

イタリアから帰国後の木村拓哉が電波ジャック

イタリアから帰国した木村が今、さまざまな番組に登場し、動きを活発化している。2日は『モニタリング』(TBS系)に出演、ドラマ『ロングバケーション』の名シーン、スーパーボールキャッチに25年ぶりに挑戦した。

また、7日に放送される『家事ヤロウ!!!』(テレビ朝日系)にはサプライズゲストとして登場し、自宅でも普段作るという激うまレシピを紹介。『SMAP×SMAP』を思い起こさせる料理の腕前を披露する。

「あれ?イタリアに行ってたんじゃないの?」と思ってしまうが、もちろんこれらは旅立つ前に収録されたもの。今月17日に公開される主演映画『マスカレード・ナイト』の告知のための出演で、帰国後の稼働では遅いため、事前に出演していたとみられる。

他にも、木村が出演する日産のCMと『マスカレード・ナイト』がコラボ。昨年放送のTVCM「やっちゃえNISSAN ハマっちゃう篇」が映画公開記念特別バージョンとして生まれ変わり、木村演じる破天荒な刑事・新田浩介と「日産アリア limited」の“バディCM”が解禁となる。

イタリアへ出国前に木村が“種をまいていた”作品が次々とオンエアされているが、映画公開に向け今後もさらなる木村の電波ジャックが行われるようだ。

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木村拓哉が自主隔離後に不要不急の外出で炎上

イタリアから帰国した後は、新型コロナウイルスの感染対策として、自宅で2週間の隔離生活を送っていた木村。しかし、そんな木村が今、炎上してしまっているという。

きっかけは6日、自身のインスタグラムに投稿した文章。木村はハットを被り、色付きのサングラスとマスクをした状態の写真を添え、「雨が降り出しましたね…。友達の買い物の付き添いで出かけて来ましたぁ〜‼︎めちゃくちゃ喜んでくれて良かったです!」と投稿した。

前日の5日には「2週間の自主隔離もまもなく終わりに近づいてます。とは言え、隔離明けも引き続き緊張感を持って日々の現場に赴きたいと思います!」と記しており、自主隔離が終了したことで外出したとみられる。

しかし、これがネットで炎上。「友達の買い物の付き添いって不要不急ですよね」「自主隔離明けすぐに友達と買い物って…必要ないでしょ」「50歳にもなろうという大人が、今そんなことしないで欲しい」など批判が殺到している。

木村といえば、インスタに投稿する文章には必ず最後に「STAYSAFE! 」と記し、撮影現場でもマスクを欠かさないことで知られている。

にもかかわらず、自主隔離明けすぐに友人と買い物へ出掛けたという報告に、ファンからも失望の声が上がってしまった。

「木村さんは映画出演者と撮影した集合写真でも、一人だけマスク姿で写るなど、感染対策をしっかりやられているという印象でした。自主隔離で2週間も閉じこもっていたため開放感を感じてしまったのかもしれませんが、今回の投稿はちょっと迂闊でしたね」(週刊誌の芸能記者)

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自身の買い物なら問題はないが、友達の買い物の付き添いという点が今回の炎上の要因となった。悪気があったというわけではないだろうが、木村にとっては予想外の反響となってしまったようだ。

ウイルスからペットを守れ。獣医師が教える「ケージ」の掃除方法

1年半以上にわたって見えないウイルスの存在を意識する生活が続いています。人間は自らの意識と行動である程度感染を予防できますが、ペットの場合は飼い主がしっかりとケアすることが大切です。そんな中、見過ごされ病気を引き起こすことがあるのが「ケージ」の汚れなのだそう。今回のメルマガ『佐藤貴紀のわんにゃんアドバイス』では、著者で獣医師の佐藤先生が、ケージを清潔に保つために必要な3点セットと除菌の手順を教えてくれます。

ウイルスから犬や猫を守りましょう!「ケージ」の除菌方法

犬や猫のケージは、どうしても体臭や抜け毛で悪臭の原因になってしまうことがあります。また、ケージ内は細菌が発生しやすいため、衛生的に管理しておかなければ様々な病気を引き起こすことがあります。

特に皮膚病の1つである「膿皮症」。不衛生な環境下で引き起こされやすい経口感染の「細菌性腸炎」など病気が非常に多いのです。そのため、ケージは常にきれいな状態にしておかなければいけません。そこで今回は「ケージの除菌方法」についてお伝えしていきたいと思います。

犬のケージ掃除に必要なもの3点セット

お掃除の前の下記の3点はご用意下さい。

  1. 汚れを拭き取る雑巾や手ぬぐい
  2. 洗剤スプレー
  3. ノンアルコール除菌シート
    (犬や猫が舐めても安全な除菌スプレーや除菌ティッシュ)

犬のケージ掃除の手順

1、クエン酸スプレーを作ろう
クエン酸スプレーを作りましょう。食品用に売られているクエン酸小さじ1杯に500リットルのお水で溶かし、それをスプレーボトルに入れて使ってください。クエン酸には、細菌の増殖(繁殖)を抑える殺菌効果があると言われています。汚れを落とすのと同時に消臭効果と除菌効果が期待できます。

2、ケージの本体部分(囲い部分)を掃除する
一度、洗面台やふろ場でキッチン洗剤などの住宅用洗剤で洗い、しっかりと完全にお湯で洗剤を流してから、拭くと良いと思います。その上から「クエン酸」を吹きかけて、タオルで拭いてください。

3、ケージのトレー部分を掃除する
毎日1回~2回程度犬用ウェットティッシュなどで拭いてあげることはもちろん1週間に1度はしっかりと住宅用洗剤などを利用して洗い流しをしましょう。洗面台やふろ場を利用してキッチン洗剤などの住宅用洗剤を利用して洗い、しっかりとお湯で洗剤を流した後に良く拭き取って天日干しして下さい。

4、小物の掃除・洗濯をする
最後にケージ内のトイレやベッド、毛布や給水ボトルなどの小物をしっかりと掃除してげてください。ベッドや毛布については洗濯機で洗濯できるものは洗濯機で、型崩れしやすいものは手洗いするといいですね。ウイルスはしっかり除去してあげましょう。

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「ありがとう」という言葉が幸福を運ぶ。感謝できる子に育てる3つの方法

感謝の言葉「ありがとう」。人に何かしてもらったとき、相手に手間や面倒をかけたとの気持ちから「ごめんね」や「すみません」と言ってしまうことが日本人にはよくあります。思いは同じでも言った本人の気持ちは少し後ろ向き。前向きな感謝は、言われた側は気持ち良く、言った本人にも幸福感を与えると、大学の研究でも証明されているようです。今回のメルマガ『子どもを伸ばす 親力アップの家庭教育』では、著者の柳川由紀さんが、心から感謝し「ありがとう」を言える子どもに育てるために、親子で一緒に取り組みたい3つの方法を伝えています。

「ありがとう」が運ぶ奇跡

感謝すると脳が活性化する!

人は何かをしてもらうと、感謝の気持ちが生まれて、お返しをしようという気持ちが高くなります。これは、何かをしてくれた人に対して感じるだけではなく、関係のなかった他者に対しても感じます。これは「利他的感情」といいます。

「感謝」と「利他的行動」は、どちらも脳の報酬系といわれる部位の活動と関係していて、「感謝」や「利他的行動」をすると脳のこの部位の活動が上がることが明らかになっています(※1)。

脳内からは、幸せホルモンと呼ばれ、心のバランスを整えるセロトニンや、集中力やヤル気を生み出すドーパミン、絆ホルモンと呼ばれ幸福感をもたらすオキシトシン、脳内麻薬とも言われ、免疫力アップに繋がるエンドロフィンが分泌されると言われています(※2)。このように脳と体に様々な良い効果が期待できます。

感謝する人ほど幸福度が高い

カルフォルニア大学ディヴィス校のエモンズ教授らは、感謝が幸福にどう関係するかの研究を行っています(※1)。因果関係を調べた実験では、1日の中で感謝したことを5つ記録する人たち、面倒だったことを5つ記録する人たち、他者よりも自分が優れている点を5つ記録する人たちの3つに分けて、調べました。

その結果、感謝を5つ数えることが、ポジティブ気分や人生に対する肯定的な評価の向上、運動時間の長さ、病院にかかる回数やネガテイブな感情の頻出度の少なさにつながり、幸福度が向上したことを明らかにしました。

また、感謝することで、以下の結果が出ています。

  1. ストレス反応が起こりにくい
  2. 充実感を得やすい
  3. 主観的幸福感が高い
  4. 自分はほかの人から助けてもらえるという考え方を持つ
  5. 楽観的である

感謝の気持ちを育てるには

「ありがとう」という感謝の言葉は、心がこもっていなければ、その効果は発揮できまん。心のこもった「ありがとう」を相手に伝えるには、感謝の気持ちを育てることが大切です。そのためにできることを3つご紹介します。

1.週に一度、感謝の時間を持つ
週に一度でも感謝する出来事を思い浮かべると、幸福感がアップした、と言う結果が出ています(※1)。是非、子どもと一緒に振り返りましょう。例えば、「〇〇が美味しかったと言ってくれて嬉しかった、ありがとう」「〇〇がお手伝いしてくれて助かった、ありがとう」。

中国&イタリアとの差別化を図れ。日本製の靴は世界でまだまだ売れる

素材も技術も決して世界に引けを取らないと言われながら、海外でのシェアをなかなか伸ばせないでいる国内革靴業界。問題の根本はどこにあるのでしょうか。今回のメルマガ『j-fashion journal』ではファッションビジネスコンサルタントの坂口昌章さんが、アパレルとの比較でその要因を解説するとともに、現状を打破する方法を考察。世界展開のカギとして、「差別化」と「マニアックな展開」を挙げています。

 

日本の靴業界の課題について

1.ヴィーガニズムへの対応

靴や鞄に加工される皮革(レザー)は、食肉の副産物でもある。したがって、ほとんどの皮革は、家畜が原料である。牛肉、羊肉、馬肉、豚肉だけを食べて、その皮を捨てるのは勿体ないので、靴や鞄という生活に役立つ商品に加工しているのだ。そして、革なめしや革靴生産の技術は、歴史的な文化であり、人類の財産とも言えるだろう。

ところが、家畜を飼育すること自体に反対し、「人間は動物から搾取せずに生きるべきだ」というヴィーガニズムという考え方が出てきた。

ベジタリアンは肉は食べないが、卵や牛乳、チーズ等は食べるのに対し、ヴィーガンは、卵や乳製品を含む全ての動物性食品を拒否し、皮革やウールの使用も否定している。

ヴィーガンの中には、単に動物性食品を食べないという人もいれば、動物の商品化や動物製品を拒否する人、畜産業が環境を破壊し持続可能ではないと考える人もいる。

現段階では、ヴィーガンの人口は決して多くはないが、私は皮革関連の業者もヴィーガンに向き合う必要があるのではないか、と考えている。

なぜなら、我々は毛皮業界の事例を知っているからだ。ヨーロッパでは、室内でイブニングドレスを着ている場合、外出する時にはその上に毛皮のコートを着るのが常識だった。もちろん、ファッション業界もその常識通りに毛皮を扱っていた。

しかし、1980年に「動物の倫理的扱いを求める人々の会(PETA)」が発足してから、ファッション業界の常識は徐々に否定されるようになった。

PETAは、反毛皮運動の一環としてアメリカ、ヨーロッパの何百ものファッションショーにメンバーを送り込み、ランウェイに赤い塗料を投げ込み、ランウェイで毛皮反対のメッセージが書かれたバナーを広げたのである。また、セレブやスーパーモデルは裸でポーズを取り「毛皮を着るぐらいなら裸になる」(I’d Rather Go Naked than Wear Fur)キャンペーンを展開した。

こうしたキャンペーンは着実に成果を上げた。ファッションデザイナーやブランド企業が次々と毛皮を使わないことを宣言し、それがトレンドにもなったのである。

同じことが皮革業界に起こらないという保証はない。その前に、自らヴィーガン対策を行うべきだと思うのだ。

2.海外展示会への出展は有効か

日本のメーカーが考えていること。自社の技術レベルは高いはずだ。自社のことが海外には知られていない。海外の展示会に出て、取引先に知ってもらえば仕事が来るのではないか。

そう考えて、海外の展示会に出展する。多くの場合、「素晴らしいですね」と褒められる。しかし、具体的な商談になると、「価格が合わない」と言われる。更には納期が合わない、生産能力が足りない等の理由で本格的な受注には至らない。試験的な発注があれば良い方だ。それでも、補助金で出展しているので困らない。海外の展示会に出展したことで、国内の商談に有利になればいいと思っていることが多い。

例えば、アパレルや靴の場合は、体型や足型が日本人と欧米人は大きく異なる。タオル等では、製品サイズの規格が日本とは異なる。

気候風土も異なれば、人種も宗教も異なる。売れるデザインもカラーも異なるのだ。

欧米のメーカーが日本市場に参入する場合、最低でも3年程度はリサーチを行う。そして、日本の商慣習、日本市場の規模や特性、業界の規模や競合他社の状況等を詳細に調べ上げるのである。

そして、可能性があれば、現地法人、つまり日本に法人を設立し、日本人をスカウトする。それで初めて、市場に参入できるのだ。

最初に見本市や展示会に出展し、それが契機となってビジネスで成功する例はほとんどない。なぜなら、輸入品を扱う日本の専門店等は世界中をリサーチしているし、売れそうだと思えば、広く知れ渡らないうちに、自分から先方のメーカーに交渉に行く。

見本市や展示会に出展するということは、広く情報を公開することに等しい。小売店のバイヤーにすれば、誰もがアクセスできる情報には価値がないと考えるのだ。

したがって、トランクに見本をつめて、直接、飛び込みで営業をかける方がはるかに効果的である。

 

会社からの「コロナ自粛」要請を拒否。社員を解雇することは可能か?

規定回数のワクチン接種を終えていても、感染自体は防げないとされる新型コロナウイルス。そのような状況の中、会社サイドからの要請を無視する形で感染リスクの高い行動を改めない社員に対しては、どのような対応を取ることができるのでしょうか。今回の無料メルマガ『採用から退社まで!正しい労務管理で、運命の出会いを引き寄せろ』では社会保険労務士の飯田弘和さんが、そんな社員に対する「企業が不利益を被らない対処法」をレクチャーしています。

プライベート上の行動への制限について

接客業を営む事業主さんから、こんな質問を受けました。

「プライベートでコロナ感染リスクの高い行動をとる従業員に対して、コロナが落ち着くまで控えるようお願いしたが、応じられないと拒否された。どうすればよいか」

事業主としては、とても悩ましい問題だと思います。特に、接客業という事であれば、自宅でのテレワークも難しいでしょう。かといって、その従業員がコロナに感染していた場合、他の従業員やお客様に感染が拡大しかねません。その従業員が、しばらくの間、感染リスクの高い行動を自ら控えてくれれば、それが一番良いのですが…

プライベート上の行動を事業主が制限することは難しいでしょう。事業主の名誉や評判を著しく貶める蓋然性が相当高い場合でなければ、従業員のプライベート上の行動に対して、指示や命令をすることはできません。そうなると、事業主の対応としては、かなり限られたものになります。

対応策の1つとして、その従業員を休業させることが考えられます。ただし、この場合には、労基法26条に定められた“休業手当”の支払いが必要になります。休業手当の金額は、労基法で「平均賃金の60%以上」とされています。ですから、事業主の都合で従業員を休ませた場合でも、平均賃金の60%を支払えば労基法違反とはなりません。しかし、民事的には、労働者には100%の賃金請求権があるので、必ずしも、休業手当を支払ったから問題がないとは言い切れません。

では、その労働者に辞めてもらうのはどうでしょう。辞めてもらうには、“解雇”の他に“退職勧奨”が考えられます。解雇を行うのであれば、労基法によって、その労働者に対して解雇の30日前に通知するか、あるいは、その不足の日数に対して“解雇予告手当”という金銭を支払わなければなりません。ただし、これとは別に、解雇の理由が事業主の“権利の濫用”に該当しないかどうかが問題とされ、それ相応の理由がない解雇は民事的に“無効”となりかねません。

ですから、できれば、退職勧奨を行って、合意退職を目指すのが良いでしょう。この場合には、退職のための条件交渉において、可能な範囲で、労働者の意向を汲んであげることが、退職をスムーズに進めるコツです。そして、退職の合意ができたのであれば、退職条件等の記された“退職合意書”を交わしておくことが、後々の紛争を防ぐ意味で重要です。

ちなみに、先ほどの休業について、もし、その従業員がコロナに感染した場合には、当然に保健所から外出禁止等の指示が出るでしょうし、その従業員を休ませても“事業主の都合による休業”とは扱われません。ですから、休業手当の支払いは不要であり、無給で構いません。ただ、もし、その従業員が健康保険の被保険者であるならば、“傷病手当金”を受給できる場合があります。傷病手当金の詳細は、協会けんぽや各健保組合にお問い合わせください。

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ワークマンのPB商品は高くても売れる。決め手はハイスペックとデザイン性にあり

作業服の専門店として産声を上げながら、ユニークな戦略で一般女性客からの支持も得て順調に成長を遂げるワークマンが、新たな勝負に打って出たようです。今回のメルマガ『理央 周の売れる仕組み創造ラボ【Marketing Report】』では著者でMBAホルダーの理央 周さんが、ワークマンがプライベートブランドに加えると発表した、3つの高価格帯ラインナップを紹介。さらに同社がこれらのラインを売り出す際に実践する「マーケティング・ミックス」という手法を、プロの目線で解説しています。

 

なぜ、ワークマンは高価格帯のプライベートブランドを出すのか?

ワークマンの業績が好調です。中でも、プライベートブランド(PB)が好評です。

株式会社ワークマンが5月に発表した、「2021年3月期の決算短信」では、ワークマンのPB商品の、チェーン全店売上高での構成比は59.7%で、昨年同期比で、8.3ポイント増えています。この勢いを受けて、さらにまた新しい、PBのラインナップを出すことが話題になっています。

2020年から作業者向けに展開している、「PRO CORE(プロコア)」シリーズという、作業員の方向けのPBがあります。ワークマンらしい、シンプルなデザインが特徴です。このプロコアシリーズに新しく、

「ブラストデニム」
「スーパーストレッチ」
「ブラックエディション」

という、3つのラインを発売する、と発表しました。ホームページを見てみると、これまでの作業着のイメージとは、まったく異なっていて、ZARAのようなデザインに特徴があるショップのアパレル製品のようです。

ブラストデニムは、文字通りジーンズ素材の上下で、コンセプトは「デニムファン向けの主流のStylish作業服」とあります。

また、スーパーストレッチは、文字通り「伸びる」のが特徴で、伸縮性が従来のものよりも、150%プラスになっているそうです。こちらもデザインがシンプルでかっこよく、GAPで売っていそうなイメージです。

この3つの中でも、「ブラックエディション」が特徴的です。もともと機能性や使いやすさにこだわったラインナップです。なかでも私が注目したのは、その価格帯です。ジャンパーが4,900円、カーゴパンツを3,900円に設定されていて、これまでのワークマンが展開してきた、PB商品の価格帯である、1,900から2,900円と比べると、かなり高めの価格設定にしています。

もちろん、単に価格を高くしたのみでなく、膝や肘に蛇腹構造が入っていて折り曲げやすくなっていたり、作業の時に使うハーネスという金属製のフックをかけるパーツをつけたりと、機能性を充実させた上での、価格設定です。

これまでのワークマン製品より高いとしても、同じカテゴリーの他社製品に比べると、相対的には価格を抑えた形になっています。

ただ、これまでのワークマンファンから見ると、「高くなったな」という認識をされるでしょう。そんな中で、付加価値をどう見せていくのか、というのが売れるかどうかの分かれ目になります。

 

総選挙後の“ブタ箱送り”を恐れる安倍晋三氏。「森友」焦点の総裁選で自己保身に奔走、岸田氏を恫喝し高市早苗を支援する前首相の末路は哀れ塀の中か?

自民党総裁選に立候補を表明している岸田文雄前政調会長は6日、インターネット番組に出演し、学校法人「森友学園」の国有地売却問題に言及。「再調査をするとか、そういうことを申し上げているものではない」と述べ、再調査は必要ないとの考えを強調した。いきなりの方針転換となった発言だが、その裏には総裁選で支援をチラつかせる安倍晋三前首相の存在があるようだ。

背景に安倍氏の“恫喝”、岸田氏が森友問題の再調査を否定

岸田氏は2日に出演したTBSのBS番組の中で、学校法人「森友学園」への国有地売却をめぐる公文書改ざん問題について、「調査が十分かどうかは国民が判断する話だ。国民が足りないと言っているので、さらなる説明をしなければならない課題だ」と述べていた。

また、菅義偉首相が否定している再調査については、「国民が納得するまで努力をすることは大事だ」とも語り、再調査の必要性を説いていた。しかし、今回の発言はそれをトーンダウンさせた形となり、そうせざるを得ない何らかの事情があったことが推察される。

というのも、岸田氏が森友学園に対して説明が必要だと発言した直後、安倍氏が立候補に意欲を見せる高市早苗前総務相の支援を決断。岸田氏にとって大きな痛手となった。

安倍氏にとってみれば、野党から引き続き森友学園問題を追及されることは明白で、とにかくダメージを少なくし、早く打ち消したい思惑がある。にもかかわらず、岸田氏が再調査に意欲を見せることで、問題を掘り起こされてしまっては困るのだ。

「安倍氏の悪事を暴いて牢屋に入れよう」高まる機運

なぜ、安倍氏はそこまで躍起になっているのか。そこには事の展開次第によっては、モリカケ問題をきっかけに安倍氏の逮捕に繋がる恐れがあるからだ。

「Windows95を設計した日本人」として知られる米シアトル在住の世界的エンジニアで、メルマガ『週刊 Life is beautiful』の著者である中島聡さんは「自民の悪事を暴いて牢屋に入れよう」衆院選で政権交代が実現する唯一の公約の中で、モリカケ問題や政権とパソナの癒着など、安倍政権が行ってきた悪事を白日の元に晒すことで、悪徳政治家を政界から一掃できると指摘。

また、日本経済が弱くなった根本原因は自民党の「利権政治」にあると分析し、「安倍晋三の悪事を暴いて牢屋に入れる」ことが、日本経済が長期低迷から脱却するために必要不可欠であると説いている。

この記事は瞬く間に拡散され、SNSで約1万ものシェアを獲得。ネットでは「まさにその通り」「自民党の好き勝手は許されない」「野党が公約にすれば勝てる」など共感する声があがっている。

【関連】「自民の悪事を暴いて牢屋に入れよう」衆院選で政権交代が実現する唯一の公約

逮捕回避を狙い“炎上確実”の高市早苗氏を支援か

だが、安倍氏が支援するとした高市氏もさまざまな疑惑だらけ。もし、首相にでもなればサンドバッグ状態になることは目に見えている。

たとえば、高市氏は超タカ派として知られているが、過去にナチス礼賛本に推薦文を寄せた件や、ネオナチ団体代表とツーショット写真を撮っていたことなどが早速蒸し返されている。

総務相時代の2016年には衆院予算委員会で「政権批判メディアには停波の可能性がある」ととんでもない問題発言。こちらは、米・国務省の人権報告書で「報道の自由に関する懸念がある」として取り上げられるほどの大騒動となった。

また、2012年に行われた議員連盟の研修会では、当時クローズアップされていた生活保護不正受給に絡めて行ったとされる「さもしい顔して貰えるものは貰おう。弱者のフリをして少しでも得しよう。そんな国民ばかりでは日本国は滅びてしまいます」と発言。ネット上からは「こんな発言する人が総理候補ってありえない」「これが彼女の本性」「さすが安倍の後継らしい」など、批判の声があがっている。

しかし、安倍氏にとって高市氏は自分の立場を優位にするコマにしかすぎない。高市氏を使って自らが総裁選のキングメーカーとなって勝ち馬を作り、新総裁に影響力を持とうとしているのだ。

岸田氏を揺さぶることで「細田派をまとめてあなたを支援するよ」というメッセージを送り、岸田氏が思い通りに操れるとみれば、一気に岸田氏の支援に回るものとみられる。

【関連】五輪も市長選も大失敗。菅義偉首相「最悪の退陣劇」を招いた7つの誤算

総裁選の結果によっては自身の逮捕にまで直結しかねない安倍氏。それゆえ裏で繊細な駆け引きをし、存在感を示している。

さまざまな思惑がうごめく永田町。9月17日告示、29日投開票の間にまだまだ大きな動きがありそうだ。

中国の「日本街」わずか2週間で閉鎖の怪。海外紙はどう報じているか?

中国東北部の遼寧省大連市にある日本の京都の街並みを模したテーマパークが、8月25日の開業からわずか2週間足らずで閉鎖されました。「日本の文化侵略だ」との批判を受けたことが影響していると日本では報じられていましたが、海外では今回の閉鎖をどのように報じているのでしょうか? 今回のメルマガ『在米14年&起業家兼大学教授・大澤裕の『なぜか日本で報道されない海外の怖い報道』ポイント解説』では著者の大澤先生が、香港の英字紙による報道を翻訳して内容を伝えるとともに、同香港紙が伝えるロシアの北方領土「非課税ゾーン」設置に関するニュースも日本語に訳して分かりやすく紹介しています。

 

 

中国で日本テーマパークが閉鎖

中国の大連市にある日本をテーマにした超大規模な文化・住宅プロジェクト「唐小京都」が、開業後、わずか2週間で閉鎖されました。

その模様を香港サウスチャイナモーニングポストは以下のように伝えています。

京都の町並みを再現した大連市の「唐小京都」プロジェクトは、2週間前にオープンしコロナウイルスによる渡航制限が続いている国内の観光客に人気を博していた。

このプロジェクトのショッピングエリアは、京都の観光名所である清水寺の二年坂と三年坂を模している。家電量販店をはじめ、北海道や広島の物産店、日本料理店などが出店している。

2019年に60億元(9億2,800万米ドル)をかけて建設を開始し、2024年の完成を目指している60万平方メートルの複合施設の一部である。

主導する大連樹園集団は大連市から一時的に操業を停止するよう指示を受けたという。

中国のオンラインコミュニティからは、日本文化の「侵略」であるとの批判も寄せられていた。また大勢の人が集まることによるコロナウイルスへの懸念を指摘する政府関係者のコメントもあった。

日本側のパートナー企業である株式会社 JPMのホームページによると、

「本開発プロジェクトは最終的に50万平方メートルの敷地に1000戸の住宅別荘、100の商業店舗が混在する和風の街並みになります。」

「各住宅にも小商いができるスペースがあらかじめ組み込まれていて、家主は自分の販売戦略、趣味などを考慮して、商店、土産物店、茶房、喫茶店、居酒屋、各種趣味の店、工房等を開くことができるように設計されています。」

「路地に面する住宅兼小商いの商店は、小京都にさらなる活気と賑わいと与えつつ、凛とした雰囲気を醸し出し、まるで京都に来たような錯覚を覚えることでしょう。」

完成すれば今までにない日本のテーマパークになりそうです。

今回の閉鎖はあくまで一時的なものとの事ですが、「中国のオンラインコミュニティーが文化侵略であると騒いでいる」との報道は気になります。中国共産党も自らの存在基盤としての反日イデオロギーと経済利益のバランスをとりながら進めているという事でしょう。

 

 

五輪も市長選も大失敗。菅義偉首相「最悪の退陣劇」を招いた7つの誤算

先日掲載の「菅首相が辞任の意向。GoTo復活、酒提供容認でも批判殺到で万策尽きた?」でもお伝えしたとおり、9月3日、突如首相辞任の意向を発表した菅義偉氏。ギリギリまで自らの延命策を模索していた首相がまさに「電撃退陣」を決意するに至った背景には、どのような事情があるのでしょうか。今回のメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』では著者でジャーナリストの高野孟さんが、その裏に「7つの誤算」があったとして、各々について詳しく解説。一連の菅氏の動きを「史上最悪の退陣劇」と強く批判しつつ、現役首相が総裁選不出馬という道を選ばざるを得なかった理由を推測しています。

【関連】「菅では無理」見切りをつけた二階幹事長が石破を担ぐ自民のカオス

 

※本記事は有料メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』2021年9月6日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール高野孟たかのはじめ
1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。2002年に早稲田大学客員教授に就任。08年に《THE JOURNAL》に改名し、論説主幹に就任。現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動中。

オロオロ、ジタバタ、コロコロの挙句にプッツン/7つの誤算が重なった末の菅義偉首相の頓死

先週の本誌は「菅義偉政権の終わりが『見えてきた』」と題し「菅プッツン」の可能性があることを指摘したが、まさにそのようになってしまった。

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それにしても、政権末期の首相がこれほどまでにオロオロ、ジタバタ、コロコロを繰り返した挙句にプッツンしてすべてを投げ出してしまうという醜態を演じた例はなく、まさに史上最悪の退陣劇となった。もちろん菅自身の素質が何より問題であるけれども、こういう人物を1年前にほぼ満場一致の無競争でリーダーに選んでおきながらそれを支えられなかった自民党の劣化、それを含めてこの国の衰弱ぶりは目を覆いたくなるほどである。

横浜市長選での惨敗で弱気に

本誌が繰り返し指摘してきたように、菅の希望的観測に頼った総裁再選戦略は、五輪さえ始まってしまえば人々はコロナ禍も忘れて金メダルに夢中になり、内閣支持率も上向きに転じるので、それを背景に無投票再選、その勢いで衆院選も自民党が単独過半数を割らない程度の敗北で乗り越えられれば長期政権への道も開かれるだろう……というものだった。

ところがこの「GoTo五輪」作戦は大失敗で、直前に改めて緊急事態宣言・蔓延防止措置を発布・延長してもなおコロナ感染は燃え盛り、医療逼迫が各所で始まるという最悪事態となり、人々は五輪を楽しむどころではなかった《誤算その1》。

そこを何とか挽回しながら月末に向けていい流れを作りたいと思ったのだろう、菅は8月8日告示・22日投開票の横浜市長選に着目した。周知のように、菅政権になってからの重要選挙で自民党は負け続けており、とりわけ今年4月の衆参3補選での全敗と7月都議選での敗北は大きな打撃となった。それに対して横浜はそもそも自分の地元で、市議時代から「陰の市長」と呼ばれたほどの地盤を築き、現市議の中に自分の元秘書が5人もいるし、経済界との繋がりも深い。しかも立候補するのは兄弟のような関係にある小此木八郎=前国家公安委員長で、小此木自身も父=彦三郎の時代から横浜に強固な地盤を持つ。そこへ総理大臣である自分が全面支援に入れば勝つに決まっていて、そこで「選挙に弱い菅」という悪評は断ち切れるだろうと踏んだ。

1つの懸念は、どういう訳か小此木が「IR反対」を掲げて立候補したことで、「IR誘致」の張本人である菅が応援するのは辻褄が合わない。しかしそこは彼のいつもの「争点隠し」の手法で、聞かれて困るようなことには触れない、仮に聞かれても答えないということで押し通そうということだったのだろう。しかしこれは完全に裏目に出て、小此木の「IR反対」は嘘でもし当選すればコロリと賛成に変わるに決まっているという相手陣営からの攻撃をかわすことができず、それが大惨敗の一因となった《誤算その2》。

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衝撃的なことに、小此木票の出方を見ると、菅の衆議院選挙区である同市の西、南、港南の3区合計で自分が落選しかねないほどの劣勢で、自民党神奈川県連内でも「菅では総選挙は闘えない」という空気が広がった。菅周辺によると、そこから彼は急に弱気になり、「俺って、人気がないんだ」と呟くなど、オロオロし始めたという。

 

ミュー株の脅威で終わらないコロナ禍。いま日本が検討すべき6つの対策

先進国でのワクチン接種率は上昇してはいるものの次々と変異株が現れるなど、一向に収束が見通せないコロナ禍。このような現状にあって、我が国はこれから先、いかなる考え方を持ちどの方向へ進んでゆくべきなのでしょうか。今回のメルマガ『国際戦略コラム有料版』では著者で日本国際戦略問題研究所長の津田慶治さんが、「構築すべきはウィズコロナ社会」とした上で、そのために検討すべき6つの対策を提示。さらに自民党総裁選の行方についても解説しています。

 

ウィズコロナ社会の構築

何人かの総裁候補の政策が出てくるが、一番の争点はウィズコロナ対策である。

ウィズコロナ対策には、有事法の体系を作るしかない。ロックダウンができることやCDCを作ること、医療機関に命令できる権限を知事に付与するなど、国民の生命を守る法体系にするべきである。

もう1つが、有事法で、ロックダウンなどの有事の給付はチェックなしで行い、後で返還を迫る法体系にする。勿論デジタル化で、チェックできるようにした方が良いが、それができなくともすぐに給付することである。法体系を有事法体系と平時法体系とに分けるべきである。自衛隊法も有事と平時を分けるべきである。

2番目の争点は、経済政策や成長戦略である。ウィズコロナでの経済体系を前提にした施策が必要であり、コロナ禍でコト消費からモノ消費に消費が世界的に転換している。

中国はサービス業に大きな制約をかけて、モノ消費に戻し始めている。米国もコロナ禍が長引き、サービス業の雇用が減少している。

そのため、IT産業(特にEC、ゲームなど)や製造業(特に半導体、自動車)は活況であり、コト消費からモノ消費にシフトしてきている。この傾向は、当分続くと思う。このため、アベノミクスのような金融緩和だけでは、経済規模は大きくならない。

製造業では、日本企業は海外に工場を展開したが、そこでコロナ禍になると、ワクチンなどの対応ができずに、長期間のロックダウンになるので、ワクチン対応などがスムーズな国内回帰や先進国展開を必要としている。

製造業の復活で、素材や海運なども活況になり、一時的に昔に戻ったような経済になっている。日本企業の復活のチャンスでもあるので、政府は産業政策を作り、その上で研究開発費支援を行うべきである。

それと、中国の有能な技術人材引き抜きをどう止めるかである。有能ではない技術人材の引き抜きは止めないことも必要である。有能な人材をどう判定し、優遇措置を取るかが重要な視点になる。その他には、ハッカー対策、スパイ対策も必要になる。要するに、経済安保法制の整備が必要である。

ミュー株でベルギーでは、2回ワクチン接種した人も多数死んでいるようであり、変異種の影響で今後とも数年の間、コロナ禍を抜け出せない。WHO(世界保健機関)もミュー株を「注目すべき変異株」に分類し、警戒を強めているが、ワクチンの「死亡予防効果」を減退させる恐れが出てきている。ということで、コロナ禍は当分続くとみて、経済政策を構築するべきなのである。

3番目は、高齢化少子化対策である。製造業を日本に回帰させると、その労働力が不足することになる。今までは移民を入れずに、工場を発展途上国に持っていき、労働力不足を回避してきたが、今後は、逆に日本に移民してもらい、労働力不足をカバーするしかない。

このためには、難民もある程度入れるしかない。特にアジア圏の難民を受け入れていくことが必要になる。欧州は中東やアフリカの難民を入れている。米国は中南米からの難民を入れている。日本はアジアからの難民を受け入れるしかないはずで、国際会議で日本の責任が問われかねない。