島耕作のような会社員人生を送るためには、どう生きればよいのか

1983年、講談社の青年誌「モーニング」誌上に課長として登場し、今や相談役にまで登り詰めた弘兼憲史の人気漫画・主人公『島耕作』。実に40年近くに渡り読者を惹きつけ続けてきたその理由は、どこにあるのでしょうか。今回の無料メルマガ『人間をとことん考える(人間論)』で、島耕作シリーズの大ファンを自称する小原一将さんが、その魅力に迫っています。

今の自分を生きよう

私はマンガがとても好きで、かなり小さい頃からマンガと共に生活をしている。私の家は変わっていて、両親が二人ともマンガ好きなので私たち兄弟がいくらマンガを読んでいても怒られたことはない。

むしろ、どんどん買ってくれたし、父親が持っていた影響でキャプテンやドカベン、釣りバカ日誌などを読むようになったほどだ。ドラゴンボールやキングダムなど王道のマンガも読むのだが、その中でも私は「島耕作」という作品が好きで何度も読んでいる。こちらのメルマガではなぜ島耕作を私が好きで読んでいるかを真面目に考えてみる。

島耕作は一般のサラリーマンであり、苦難を乗り越え大企業の中で出世を重ねて社長となり、今や相談役という立場にいる。この人が出世したり人望を集めたりする理由として仕事ができるというのはもちろんあるが、私はもう一つ理由があると思っている。

それは自分の人生を生きているということだ。

人は色々な周りの事象に影響を受けて生きている。人間社会で生きていく以上、それは避けられない運命である。本当の自分自身というものはないのではないかとすら私は考えている。

そんな中、島耕作は色々な出来事に振り回されながら、失敗を重ねながらも自分らしく等身大の自分として迷いながら進んでいく。ここが男として、そして一人の人間としての魅力だろう。

華々しい経歴や、圧倒的な外見を持っているわけではない。今自分ができることを最大限実行し、周りからの影響を最小限にして進んでいく。これは一見、当たり前で普通のことのように思うかもしれないが意外と難しい。

私も含めて普通の人は、失敗からは目を背けたいし、良いことは誇張したい。自分はもっとできると思っているし、全然できないとも思っている。周りに好かれたいと思っているし、放っておいて欲しいと思うことも多い。些細なことに一喜一憂し、無駄なことに多くの時間を費やしてしまう。

もちろん、島耕作もそのような一面は持っている。しかし、彼はそれをなるべく減らし、すぐに前を向いて歩き始める。そのような姿が周りの人を惹きつけるのだろうと思っている。

私たちは自分というものを大きく見せたり、小さく見せたりと忙しい。時には演じて、時には本音をさらけ出して生きていく。

よく等身大の自分で生きようという言葉があるが、あれは半分正しいと思っている。背伸びする必要もしゃがむ必要もない。良い意味で人の人生に人は興味がないし、自分もそれほど他者の人生を気にしてはいない。

どこかにいる今より良い自分を目指して生きるのではなく、今ある自分の通り生きれば良いはずだ。そのように生きる人は、地に足が着いていて、器が大きい。人を非難したりしないし、精神的にも落ち着いている。

まさに島耕作もこのような人である。私はこの作品を読みながら、このような人物になれるようにと日々努力している。

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「朝鮮戦争」勃発なら日本の金融市場に悪影響。北から目を離すな

北朝鮮は16日、開城にある「南北共同連絡事務所」の庁舎を午後2時49分に爆破し、世界中に衝撃を与えました。事前予告はあったものの、突然緊迫感が増した北朝鮮情勢ですが、このまま韓国と戦争状態に突入してしまうのでしょうか。メルマガ『今市太郎の戦略的FX投資』の著者でコンサルタントの今市太郎さんは、万が一朝鮮半島で「有事」となれば、日本の金融市場にも大きな悪影響が出ると、投資家の視点から警告しています。

いきなり動き出した「北朝鮮」。半島で戦争になれば相場には大きな痛手

北朝鮮が、金正恩体制を非難するビラを北に向けて散布した韓国の脱北者団体と、文在寅政権を強く批難しはじめており、事前予告どおり南西部の開城にある韓国との連絡事務所を本当に爆破してしまうという暴挙にでています。

朝鮮人民軍総参謀部の報道官はさらに南北の経済協力事業を実施してきた金剛山と開城に部隊を展開すると表明しており、これが単なる挑発なのか本格的な戦闘から戦争へと発展することになるのかどうかに注目が集まり始めています。

連絡事務所爆破の第一報を受けて16日の東京タイムドル円は一時的に下落する動きとなりましたが欧州時間以降、とくにNYタイムは全くもってどこ吹く風で北朝鮮の状況を相場が憂慮しているという雰囲気は全く感じられていません。

ただ中国で感染者が拡大した新型ウイルスがいよいよイタリアや英国、米国に広がってはじめて株価暴落で大騒ぎとなった相場展開を見ますと北朝鮮問題も決定的な問題が事実として顕在化しはじめるといきなりリスクオフになる可能性は高く、ここからの北朝鮮の動向には相当な注意が必要になりそうです。

確実に姿を現しはじめた金正恩の妹の存在

新型コロナ禍の4月、金正恩が突然公の場から姿を消し、雲隠れ説、死亡説、替え玉登場説などいくつもの憶測が飛び交うこととなりました。それにともなって妹の金与正(キム・ヨジョン)が後継者になるのではないかといった見方が強まりましたが、金正恩の生存が確認されたことで一旦この話は消滅しかかっていました。

しかし今月13日、この金与正氏が突然登場し、連絡事務所の破壊を予告し、まんまと実行に移してしまったことからこの国の権力構造になんらかの変化が示現している可能性も出始めているようです。ここから先の北朝鮮情勢分析はさすがにFXのメルマガでは荷が重い状況ですが、我々がひとつ気にしてかなくてはならないのが今回の問題が北朝鮮と韓国の武力衝突になり、さらに戦争へと発展していくことになるのかどうかという問題で、これが現実のものになると金融市場に与える影響は想像以上に大きなものになるリスクがいきなり高まることになりそうです。

自分の「価値」が幾らなのか分からない正社員がこの先ヤバい理由

「身を粉にして働いているつもりなのに、見合った給料を受け取れていない」とお悩みの方、それはもしかしたら、企業サイドが自分が思うよりも「あなたの価値」を低く評価しているからかもしれません。そんな状況から抜け出すためには、どんな手を打つべきなのでしょうか。今回の無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』では著者の佐藤しょ~おんさんが、「給料を上げたい人が実践すべきこと」を納得の筆致で記しています。

あなたのバリューはナニ?

資本主義の世界で、おカネをやりとりするのは、そこに何らかの価値を認識するからです。価値が無いと思われる対象に、おカネを差し出すことはありません。この極めて当たり前のことが、「自分」という存在を対象にした途端に忘れられてしまうのが、資本主義の厄介なところなのです。

言わずもがな、あなたという存在にも、何らかの価値があるから、おカネをもらえるんです。あなたという存在と、会社という存在との間で、何らかの価値を認識し合うから、会社はあなたという存在を利用するためにおカネを払うのです。

あなたの持つ価値と、会社が払うフィー(お給料)は釣り合いが取れているのが一般的です。もしこの構図が、「あなたの価値>>支払うフィー」であれば、あなたが受け取るフィーが不当に安いということになり、市場つまりマーケットは割安なあなたを買いに来て、あなたの受け取るフィーはあなたの価値と等しくなるところまで上がるのです。

逆に、「あなたの価値<<支払うフィー」であれば、会社は給料を下げるか、場合によってはあなたに、会社を出て行ってもらうように仕向けるでしょう。そして最終的には、あなたの価値と等しいフィーになるところまで、お給料は下がるのです。

これは当たり前の話なんですが、この構図が分かっているのに、

 ● ではあなたのどこに、どのような価値があるのですか?

と問われて即答できる人はほとんどいないのです。

あなたの会社は、あなたの持つ価値におカネを払っているのに、そのおカネを受け取っているあなたが、自分のどこにどの程度の価値があるのかを認識していなければ、その価格が高いか安いかを論じることはできません。

会社の給料が安いと嘆く(もしくは文句を言う)人は、自分が持つ価値を振り返ってそう考えるのではなく、自分の生活をより良くするための原資をもっと欲しいと言っているだけなんです。あなたが新車を買いたいとか、マイホームが欲しいという理由で、もっと給料が欲しいということと、あなたが会社で発揮している価値には何の関係もありませんから。

あなたがどこにいくら使おうが、それが足りるのか足りないのかを含めて、会社には一切関係が無いんです。あくまでも会社は、あなたが差し出す価値の重さに釣り合うフィーを、支払っているだけなんですから。

なので、あなたのお給料を増やしたいと考えるのなら、

 ● そもそも自分が会社に提供している価値はナニか?

を考え、その価値を高めるための方策を考えなければならないのです。

そしてデフレが続く日本では、価格の低さがバリューなのだという信仰が根強く残っています。安いことは良いことだとばかりに、価格引き下げ競争が続いたのが、この20年の日本なんですね。その結果、みなさんが手にするお給料も、「価格の安さがバリュー」になりがちなんです。非正規雇用ってまさに、「低価格であることだけがバリュー」になっている働き方ですから。

世間の潮流がそちらに向かっている状態で、お給料を増やしたいというのなら、尚更のこと、低価格とは真逆のバリューを見つけて、育てて、強化させなきゃならないんですよ。これを考えずに、正社員という肩書きで働いている人は、時代に淘汰され毎年年収が下がるか、非正規雇用に転落することになると思います。

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防衛省も財務省も地元も不満。陸上イージス計画停止の本当の理由

防衛大臣は6月15日、ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」の配備計画を停止すると発表しました。突然のこの大ニュースを新聞各紙がどう伝えたか、ジャーナリストの内田誠さんが自身のメルマガ『uttiiの電子版ウォッチ DELUXE』で解説します。内田さんは、各紙ともに河野大臣が説明したブースター制御問題に留まらないいくつもの理由を挙げていると指摘。毎日が論じた「白紙撤回による安倍政権の一層の求心力低下」も「間違いない」と支持しています。

イージス・アショア配備計画停止という大ニュースを各紙はどう報じ分けたか?

ラインナップ

◆1面トップの見出しから……。
《朝日》…陸上イージス 計画停止
《読売》…陸上イージス「困難」
《毎日》…陸上イージス計画停止
《東京》…地上イージス計画停止

◆解説面の見出しから……。
《朝日》…陸上イージス 急転直下
《読売》…装置改修機に見直し
《毎日》…「盾」迷走の末
《東京》…安全面・高コストで断念

プロフィール

河野防衛相は、陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備計画を停止すると表明。ミサイルを打ち上げた際に切り離す推進装置であるブースターが落下する際の安全性を担保するには、なお大幅な改修が必要になることが判明したためとして。

■「導入ありき」への反発■《朝日》
■費用対効果■《読売》
■事実上の白紙撤回■《毎日》
■八方ふさがりだった■《東京》

「導入ありき」への反発

【朝日】は1面トップと2面の解説記事「時時刻刻」。見出しから。

(1面)
陸上イージス 計画停止
安全担保に費用・時間
河野防衛相「合理的でない」
秋田・山口に配備予定

(2面)
陸上イージス 急転直下
ブースター制御 理由に
河野氏「別のやり方を」
「導入ありき」当初から懸念

ブースターの落下云々は飽くまで口実であり、本当の理由は別にあるという見方。河野氏は元行政改革担当相でもあり、今年に入ってから有償軍事援助方式による米国からの「防衛装備品」購入の見直しに言及することが多くなり、イージス・アショア、グローバルホークをはじめ、30を超える項目について、見直した場合の選択肢を検討するよう指示していたという。その一環としての「陸上イージス計画停止」という理解。

イージス・アショアの場合、北朝鮮のミサイル開発が進み、米国からの武器購入圧力の増大などから安倍政権が異例の「導入ありき」で進めてきたものの、「配備する地元の反発や費用の高騰などから停止に追い込まれた」もの。

政権内には「河野氏のパフォーマンス」だとして、「日米関係を重視する関係から実行できない」との見方もあり、この決断の「見直し」を迫られる可能性もあるとしている。

●uttiiの眼

《朝日》はイージス・アショアの計画が「トップダウン」で決められ、「導入ありき」で進められたと盛んに強調している。明記はしていないが、この論調はおそらく、イージス・アショア導入に対する防衛省内の反発、あるいはもしかしたら財務省内の異論を反映していたのかもしれない。

重ねて、これも《朝日》は明記していないことだが、イージス・アショア導入が「日本の防衛」目的ではなく、ハワイとグアムの防衛のためではないかという、広く行き渡った疑念が作用した可能性があるかもしれない。

石原慎太郎氏「腰抜け」と政府批判。一方ネットは河野大臣を「英断」

元東京都知事で作家の石原慎太郎氏(87)が17日、自身のツイッターを約半年ぶりに更新。「腰抜けの日本政府はこの国を守るためのイージス・アショアの配置をなぜ日本の固有領土の尖閣列島におこなわないのか」と激しい口調で、イージス・アショアの計画停止問題を批判した。

石原氏がイージス・アショア問題で怒りのツイート

石原氏がツイッターを更新したのは昨年11月25日以来。「腰抜けの日本政府」という強い言葉を使っていることから、言わずにはいられないという石原氏の思いが伝わってくる。

イージス・アショアをめぐっては、河野防衛相が15日、秋田、山口両県への配備計画を停止すると表明。「導入を決めた当時としては正しかったが、コストと期間を考えると合理的な判断とは言えない」と説明していた。

これを受け、身内である自民党内からは不満が続出し、導入を決めた際の担当大臣であった小野寺五典氏は「説明がなければ到底承服できない」と語り、二階幹事長も「党に何の相談もなく、一方的に発表された」と不快感をあらわにしている。

しかし、16日付の毎日新聞によると、「河野氏が配備停止を決めたのは、迎撃ミサイルの発射の際に切り離されるブースターを演習場内など安全な場所に確実に落下させられない『技術上の不備』が発覚し、高額なコストと期間がかかることから『合理的ではない』と判断したため」と報じていて、改良には10年以上の期間と数千億円の費用がかかる公算が大きいという。

河野防衛相の今回の判断を英断とする見方もあり、相応の覚悟と信念がなければ下せなかったとして、ネット上では称賛する声が多数聞こえてくる。

計画停止を受けて、河野防衛相は候補予定地だった地元に説明と陳謝を行うため、19日に山口県、21日には秋田県を訪れることにしているといい、どのような説明がなされるのか注目される。

元国税が暴露。電通「中抜き」問題と官僚天下り問題との深い関係

20億円もの税金が「中抜き」された疑いのある、持続化給付金事業の委託問題。その説明の説得力のなさに納税者の怒りは高まるばかりですが、そもそもなぜ我が国では、このような杜撰な対応がまかり通るのでしょうか。今回のメルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』では元国税調査官で作家の大村大次郎さんが、もはや「国が主導しているとも言える腐敗の構造」を暴いています。

※本記事は有料メルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』2020年6月16日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール大村大次郎おおむらおおじろう
大阪府出身。10年間の国税局勤務の後、経理事務所などを経て経営コンサルタント、フリーライターに。主な著書に「あらゆる領収書は経費で落とせる」(中央公論新社)「悪の会計学」(双葉社)がある。

 

持続化給付金は天下りの温床

前号(6月1日号「すべてはメンツと利権死守。アビガンを厚労省がすぐ承認できぬ闇」)では、「新型コロナ対策では、アビガンがなかなか承認されなかったり、世界で大活躍している日本企業製のPCR検査機器が日本国内では使用不可になっていたりなどの不可解な点が多々ある」「それは厚生労働省の官僚たちが自分たちの権威と利権を守るために、日本の優れた医療資源を承認しないのだ」ということを述べました。今回は、その官僚たちの天下り事情についてお話したいと思います。

昨今、持続化給付金の中抜き問題が大きくクローズアップされています。この問題も、実は官僚の天下りと大きく関係しています。なので、持続化給付金に絡めて官僚の天下り事情をご説明したいと思います。

持続化給付金というのは、新型コロナにより経営が悪化した中小企業に、悪化状況に応じて現金を給付するという事業です。中小法人で最高200万円、個人事業者で最高100万円が支給されます。経営悪化している事業者は多いので給付の総額は膨大になると見込まれ、事務委託費だけで769億円もの予算が組まれています。

この持続化給付金の事業が、「サービスデザイン推進協議会」という団体に769億円という巨額な費用で事務委託され、その委託費は20億円抜かれた後さらに電通などに再委託されていた、それが発覚し問題となったというわけです。

冒頭に述べましたように持続化給付金の委託においての「中抜き問題」も、官僚の天下りが大きく関係しているのです。持続化給付金の委託を受けた「サービスデザイン推進協議会」という団体は、実は天下りの巣窟なのです。

サービスデザイン推進協議会の理事の中には、天下り官僚はいません。さすがに、国から莫大な委託費を受け取っている団体に、天下り官僚などがいれば世間から叩かれるのはわかっているので、官僚たちはそんなヘマはしないのです。

が、サービスデザイン推進協議会に名を連ねている企業が、天下りの代表的な受け入れ先なのです。

サービスデザイン推進協議会は、電通、パソナ、トランスコスモスなどによってつくられた団体です。

電通は昨年も元総務省事務次官の桜井俊を取締役に受け入れるなど、官僚の天下り先として非常に有名な企業です。

またパソナという会社は人材派遣業であり、小泉内閣の経済政策を一手に引き受けていた竹中平蔵氏を会長に迎え、官僚の再就職業務(つまりは天下りのあっせん業務)なども行っていた「天下りの総本山」というような会社なのです。

サービスデザイン推進協議会の理事として名を連ねている「日本生産性本部」という公益法人も、天下りの総本部のような法人です。日本生産性本部とは、労働問題などを研究するシンクタンクですが、国から莫大な補助金をもらっています。そして、この日本生産性本部は、大量の天下り官僚を受け入れており、国会などで何度も批判を浴びて、その都度規模を縮小されるのですが、いつの間にか復活して肥大化するというゾンビのような集団なのです。

このように電通、パソナ、日本生産性本部は、日本の天下りを象徴するような存在なのです。彼らが中心になってつくられた「サービスデザイン推進協議会」が、どういうものなのか、赤ん坊でもわかるはずです。

 

現場は限界。たった40万で介護職員を呼び戻そうとする国の浅はか

深刻な人手不足が続く介護現場の現状を打破すべく、このほど厚労省は、介護職員の再就職準備金を40万円に引き上げる方針を固めました。しかしこの決定を、「その場しのぎの絆創膏治療」と切り捨てるのは、健康社会学者の河合薫さん。河井さんは自身のメルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』で、瀕死の状態に陥っている介護現場の実態と離職が多い理由を紹介するとともに、高齢社会に向き合ってこなかった政府の姿勢を厳しく批判しています。

※本記事は有料メルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』2020年6月17日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:河合薫(かわい・かおる)
健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経たのち、気象予報士として「ニュースステーション」などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後は、産業ストレスを専門に調査研究を進めている。主な著書に、同メルマガの連載を元にした『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアムシリーズ)など多数。

老いる社会の闇

介護現場が“瀕死の状態”に追い込まれています。

慢性的な人手不足に加え、新型コロナの影響で施設の運営が厳しくなる一方で、高齢者の体力や知機能が低下し、業務負担が増大しているのです。

そこで即戦力となる経験者を呼び戻そうと、厚労省は最大40万円を復帰する経験者に貸し付ける方針を固めたそうです。

これまでは「最大20万円」だった介護福祉士修学資金等貸付制度の貸付額を倍増し、2年間介護の仕事を続ければ返済は免除されます。

介護福祉士として登録しながらも、介護職として働いていない「潜在介護福祉士」は全国に45万人(推定)。団塊の世代が全て75歳を超える2025年に必要となる介護職員の人数は245万人。不足する人数は34万人と試算されているので、45万人の人たちになんとか戻って欲しいというのが、国の本音なのでしょう。

これで少しでも戻ってきてくれれば、短期的にはいいかもしれません。

しかしながら、これだけではスズメの涙にしかならない。その場しのぎの“絆創膏治療”では、どうにもならないくらい介護の現場は疲弊しているのです。

「人」相手の介護現場は、常に予想外とイレギュラーの連続です。私たちが想像する以上に忙しく、拘束時間も長い。しかも、まとまった休みも取れません。365日24時間の仕事だし、賃金も安いので、いい意味で遊んで、見聞や視野を広げる機会も乏しく、人間関係も…施設の中だけに限られがちなのです。

40万円は確かに魅力的です。こういった取り組みは必要だとは思います。しかし、それだけでは足りないのです。「ここで働き続けたい!」と働く人たちが思える職場環境がなければ、離職率を下げることも、介護人材を増やすこともほぼ不可能です。

実際、離職した理由を調べると「職場の人間関係」「休暇が取れない」などをあげる人が多く、逆に「離職率の低い」施設では、例外なくスタッフに投資していました。

ある施設では、サバティカル休暇のような長期休暇が取れたり、ある施設では、スタッフの自己啓発の教育支援を行ったり、ある施設では、スタッフ同士、利用者、利用者の家族がつながる機会を積極的につくったり、カネと時間と手間をかけて、「働き続けたい職場作り」に精を出していました。

つまり、そういった職場を作るために、国が出来ることは何か?どんなサポートをすればいいのか?「介護する人」の社会的評価を高めるには、何が必要なのか?

そもそも「介護」において、超高齢社会の日本が大切にしたいことは何なのか?

そういった議論を、今こそするべきだと思うのです。

夏のボーナス6%減も大手企業は92.5万円。ネット「うらやましい」

時事通信は17日、「経団連が発表した大手企業の2020年夏ボーナスの妥結状況(第1回集計)は、前年比6.0%減の92万5947円となった」とし、「リーマン・ショックによる世界同時不況の影響を受けた09年(19.4%減)以来の減少率だ」と報じている。

大企業と中小企業で大きな差

新型コロナウイルスの感染拡大の影響による業績の悪化が反映された数字となった。外出自粛のあおりを受ける形となった非製造業では、減額や支給見送りが出ているという。ただ、今回発表された金額は大手企業のもので、中小企業はさらに厳しい数字が予想され、例年通りのボーナス支給とはならなそうだ。

冬のボーナスも期待できない

夏のボーナスが少なければ、次の冬のボーナスに期待したいところだが、残念ながら思い通りにはならないだろう。新型コロナの影響を受けた企業の業績が、たとえこれから上向きになったとしても、年末に反映されるとは考えにくい。どうやらことし1年間はボーナスをあてにした買い物や旅行はできなさそうだ。

ネット上では「夏のボーナスなどない」「思っていたほど減っていない」「政治家はなぜ減らないんだ」など悲喜こもごもな声が上がっている。

明日は夏のボーナス支給日。ボスから明細手渡しされた。評価低いので見もしなかったけどね…

— montetsutsu (@montetsutsu) June 17, 2020

夏のボーナスなんてねぇよ

— 飛鳥 (@6aaejpjpDC03) June 17, 2020

大手企業の夏ボーナス平均90万以上あるん?やば

— 勝成 (@gotooooooo16) June 17, 2020

夏のボーナス
平均92万とか…
どの平均とってんねって#夏 #ボーナス

— 昭和37年式 (@yamasan55sai) June 17, 2020

大手の夏のボーナス羨ましい額だなあ

— サトゥー (@satwuu) June 17, 2020

大手企業の夏のボーナス減らしいけど出るだけいいじゃないか。こちとら中小企業は出ない上に、現在の給料も少なくてマジ生活できんわ。
10万じゃ足りない!!!

— きよこ (@kiyoko945) June 17, 2020

大手平均が夏に6%減って相当ヤバい感じするな 夏ボーナスって基本は前年度利益だから今年度の影響無い筈で、今年度影響乗っちゃってるなら大手レベルでも内部留保食い潰し掛けてるとか先行き超不透明とかになってるとこ出てるんでは

— 森谷樹里@南東 (@Julie_U_RMP_3) June 17, 2020

※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

source: 時事通信

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プラスとマイナスの両面を見てわかる「コロナ禍」からの脱出法

新型コロナウイルスにより不幸にして亡くなった方が多くいる一方、日本ではインフルエンザの患者や交通事故が減ったという悪くない数字が発表されています。メルマガ『毎月1000人集客するプロ講演家が教えるコミュニティづくりの秘訣』の著者にして、ベストセラー作家・起業家の岡崎かつひろさんは、「コロナ禍」から脱出するヒントを掴むにはプラス・マイナス両面を見る必要があると伝えています。例として、テレワークのメリットとデメリットを挙げ、デメリットから注目される「Remo」のようなバーチャルオフィスのサービスを示しています。

コロナ禍からの脱出法。プラス・マイナス、セットで見ること

悪いことばかりじゃない。コロナがあったからこそ助かった命も

コロナをキッカケに世の中が少しずつ変わり始めました。中でも変わったのが働き方じゃないでしょうか。外出自粛も、東京アラートも解除されてだいぶコロナも落ち着いてきた印象があります。コロナで経済が打撃を受けたり、たくさんの感染者が出てここ数カ月は大変でしたが、悪いことばかりじゃなかったともいえます。

というのも、例年に比べてインフルエンザがおちついていたり、交通事故の発生件数も過去最少となりました。2020年4月の交通事故においては、昨年の同じ時期に比べて1万人近く減り、さらにひと月当たりの事故発生件数としては過去最少となったことを考えれば、コロナが流行ったことで外出自粛になり、逆に助かった命もあったんじゃないですかね。

このように物事は、どちらか一方だけ見て判断するのではなく、必ずプラスとマイナスの面、両方セットで見ることが大切です。人は、それぞれ思考の癖があり、プラス面を多く見る人、マイナス面ばかりを見てしまう人がいます。

今回のコロナでいえば、世界全体がマイナス面に目を向けた人が多かったんじゃないかと思いますが、こういうときこそプラス面にも目を向ける癖をつけることが大切。両方見ることで、物事を俯瞰して見られるようになります。

テレワークが急激に増加。働き方はどう変わる?

コロナの影響で外出自粛になり、オフィスワークからテレワークに切り替えた人も多かったでしょう。Twitterでは在宅勤務を永遠に可能にすると発表し、在宅ワーク用機材や保育料も支援しています。そこまでしなくても、テレワークができる環境の人は自宅でテレワークをやり、また必要な機材などを会社持ちで購入した人も多いと聞きます。

テレワークが進んで便利になった人たちと、1カ月、2カ月だったためテレワークになり切れず出社に戻った人たちと、これから2分化するんじゃないでしょうか。その結果、今まで通りの働きかたをする人たちもいます。

テレワークの割合が増えることで、生活そのものが変わる人も増えてくるでしょうね。たとえば、移動しなくていいなら車を持つ必要もなくなりますよね。なかには、これから先は自給自足がもっと流行るんじゃないかと言っている人もいます。ある人は「川沿いに住みなさい」といいます。川沿いをすすめる理由としては、魚が獲れる、水もある。水力発電ができる。そういうわけで、今、川沿いが今一番熱い、というわけです。

僕的には、そこまで世の中が変わるとは思えません。とはいえ、メソポタミア文明など歴史をさかのぼれば川のそばというのは文明が発展します。そういった意味では、川沿いに引っ越すというのも手かもしれません。

筋トレのプロに聞く。人間の体も筋肉もあまり大きくならない理由

がんばってもがんばっても思うように筋肉が大きくならない。「なぜ?」「もう限界?」これは、ボディメイクに勤しむ多くの人が抱く疑問のようです。メルマガ『届け!ボディメイクのプロ「桑原塾」からの熱きメッセージ』著者の桑原弘樹塾長が、人間の進化と体の大きさと筋肉の関係を解説。筋肉は必要以上に大きくならないようになっているからこそ、大きくするには筋トレが必要なのだそうです。すなわち、がんばるしかないようです。

進化と筋肉の関係

Question

shitumon

人間の体は進化と共にこれからも大きくなると思われますか?昔の人に比べれば現代人の体は随分と大きくなったと思いますが、これからもどんどんと体は大きくなるのでしょうか。そして筋肉は何故あまり大きくならないのでしょうか。体が極端に大きくならないように、筋肉も大きくならないように出来てしまっているのでしょうか。(40歳、男性)

桑原塾長からの回答

昔の人に比べて現代人の体が大きくなったのは、やはり栄養的な要素が大きいのではないでしょうか。食べ物がしっかりとあるという大きな前提のうえに、更には栄養学も進んできて、単なる食事ではなくサプリメントまで登場してきたわけですから。

人に限らず生物は様々な環境に適応して進化を続けていますから、とりあえずは現時点での姿はほぼ最適に近いのだと言えると思います。私たち人間も体のサイズには個人差はあっても、だいたい似たようなサイズ感の中での小さな差でしかなく、例えば身長3mの人がいないのはそれが人間として地球で生息していくうえで適していないからでしょう。

地上では重力という負荷がかかりますから、必要以上に大きくなってしまうと、関節や骨への負担が大きくなりすぎて耐えられなくなるという問題もあります。直立二足歩行で両手を器用に操り、高い知能を抱える人間にとっての最適な体のサイズとなると、ざっと一定の枠のサイズに入ってしまうのでしょう。

陸上に生息する生き物では象が一番大きな動物だと思いますが、それ以上に巨大な生き物へとなかなか進化はしていきません。それも大きくなるメリットがあまり無いからだと思います。

大昔の恐竜は確かに巨大な体をしていました。だからそれを支えるために、特に陸上ではティラノザウルスに代表されるように巨大な太腿が重心に近いところから生えて体を支えていました。それ以上に大きくなる場合は、水中もしくは半分水中といった具合に重力という負荷から逃げなくてはいけません。

当時の大きさは生きていくうえでのメリットも大きかったから、あそこまで大きくなる方に進化したのかもしれません。それは補食しやすいという事です。体が大きくて強いという事が捕食に有利になって、生き残る確率をあげていったのでしょう。

そして捕食が十分になることで栄養が行きわたり、そのためにまた体が大きくなる要素が備わって、どんどんと巨大化していったのです。皮肉なことにやがて捕食する獲物が減って来て、強大化した恐竜同士の争いになっていきました。

恐竜の絶滅は巨大隕石の衝突によるものですが、仮に隕石の衝突がなかったとしても巨大化という進化はそれ以上には進まなかったのではないかと思っています。