現役医師が警告。2030年には世界で毎年3000万人が癌で死亡する

早期発見技術や新たな治療法の確立などで、不治の病ではなくなってきた印象もある癌ですが、「2030年には癌で亡くなる人が世界で現在の3倍、約3000万人になると言われている」と話すのは、現役医師の徳田安春先生。自身のメルマガ『ドクター徳田安春の最新健康医学』で、癌の要因と予防法について解説しています。

2018年、癌でなくなるのは世界で約1000万人

2018年の1年間では、世界で約2000万人の人々が癌に罹ったと見積もられています。そして、悲しいことに、約1000万人が癌で亡くなっただろうと言われています。癌による死亡は増えているので、このペースでいくと、2030年までには、毎年3000万人もの人々が癌で死亡すると考えられています。

癌による死亡が増えている原因は、生活習慣と高齢化です。まず、最大要因は喫煙です。タバコは肺癌の最大の危険因子です。2018年の1年間で世界の200万もの人々が肺癌で亡くなっただろうとされています。喫煙はほとんどの癌になりやすくなるリスクを高めます。乳癌、大腸癌、食道癌、膵臓癌、膀胱癌などです。

次に大きな要因は、動物性脂肪、特に赤身の肉の取りすぎです。赤身の肉を普段から食べていると、大腸癌のリスクを高めます。そして、飲酒。大腸や食道、肝臓などの癌のリスクが高まります。お酒を飲んですぐに顔が紅くなる人は、飲酒で食道癌のリスクが高くなることがわかっています。また、加工食品に含まれている発癌物質も無視できません。ソーセージやハム、スパムなどの常食はおすすめできません

感染症としての癌もある

癌には病原体で起こるものもあります。まず、ウイルス。肝炎ウイルスによる慢性ウイルス性肝炎や肝硬変から肝臓癌が発生することがあります。特に、B型肝炎ウイルスが問題です。B型肝炎ウイルス感染はワクチンで予防できます。性行為で感染するので、複数のパートナーがいる人には予防接種を勧めます

発癌ウイルスとして最近注目されているのはヒトパピローマウイルスです。扁平上皮癌の原因となります。子宮頚癌や陰茎癌、咽頭癌、喉頭癌などの頭頸部癌などです。子宮頚癌を起こすヒトパピローマウイルスに対してはワクチンが開発されており、世界的に接種が実施されています。日本ではワクチンの安全性に対する懸念からあまり普及していませんが、希望者は接種可能です。

胃癌の重要な要因にピロリ菌があります。胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの原因にもなります。ただし、ピロリ菌に感染している人のうち、ほんの一部の人でのみ胃癌を発症します。現在の医学的推奨では、胃潰瘍や十二指腸潰瘍などを発症した人に対して抗菌薬内服による除菌治療が勧められています。その他、HTLV1というリンパ球に感染するウイルスは、成人T細胞白血病の原因となりますが、発症率は低いです。

米朝首脳会談決定も、交渉のプロが「成果は出ない」と断じる理由

トランプ大統領による2度目の米朝首脳会談開催の公表を受け、「首脳会談が成立する前提が整っていないため、高い確率で成果は出ない」と分析するのは、メルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』の著者で、数々の国際舞台で交渉人を務めた島田久仁彦さんです。島田さんは、核問題で合意が得られなかった場合にアメリカが北朝鮮への攻撃を躊躇う理由がなくなっていると、北朝鮮との関係を深める中国と韓国の動向も鑑みて結論づけています。

2度目の米朝首脳会談の開催が決定。その見通しは…

米国東海岸標準時で2月5日に行われたトランプ大統領の一般教書演説において、2度目の米朝首脳会談が2月27日と28日にベトナムで開催されることが公表されました。

昨年6月12日にシンガポールで第1回目にして史上初めての米朝首脳会談が実現した際、世界は一様に「これで北東アジアに平和が訪れるのではないか」との気持ちを抱き、熱狂するメディアも多くありましたが、今回の2度目については、どこも非常に冷めた目で対応しているように思います。

本来ならば、“公言通り”2度目の会談を開催するわけですから、もっと前向きにとらえられてもいいはずですが、どうしてでしょうか?

それは、昨年6月来の両国の協議の遅々として進まない状況や、肝心の「朝鮮半島の非核化」の解釈を巡る両国間での大きなズレ、相変わらず核開発が継続されているという動かぬ証拠の連発といったことも大きく影響しています。しかし、それ以上に進展を難しくしてしまっているのが、両国以外の魑魅魍魎たちが過度に介入しているという現実です。

それはだれか?中国と韓国です。そして、両国がそれぞれに北朝鮮と築く“相思相愛の関係”です。まず、中国については、皆さんご存知の通り、習近平国家主席は「北朝鮮の後ろ盾」として、金正恩氏の発言や方針を裏で操っています。また、体制維持のため、金正恩氏も中国をうまく利用しています。

その証拠に、今回の会合の話が出る前にも新年早々、金正恩氏は北京を訪れて、習近平国家主席に“相談”をしていますし、昨年6月12日の前にも、そしてその後にも、まるで逐次、対米交渉の状況を“お耳に入れる”ために訪中しています。その見返りとして北朝鮮は、中国の庇護を受けている。そのような図式が描かれています。

北朝鮮と金正恩氏が対米交渉において、実情に合わないレベルで強気の態度を保っていられるのは、中国のバックアップを得ているからというのは間違いがありません。しかし、不思議なのは、「なぜ、中国がここで明らかな北朝鮮の肩を持つ戦略を取ったのか」という点です。理由としてはいくつか考えられます。

商機あり。なぜ筋トレ好きは普段着のトレーナー率が高いのか?

読者からのさまざまな質問に回答してくれる、メルマガ『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』の著者で人気コンサルの永江一石さん。今回は、ご自身がブログで予言したアンチエイジングとしての筋トレ人口の増加を狙ったビジネスについて、3つのジャンルに可能性ありとアドバイスしています。

筋トレをビジネス化するならどんなジャンルがある?

Q. 
先日のブログ、筋トレはブームではなく、世代は徐々に上がってアンチエイジングとなるであろうと予言する!、私も同感でジムに通っていてアンチエイジング=筋トレになるのではと思います。

Facebookに「この予言は必ず当たるのでビジネス化するなら早い者勝ちなのだ」とありましたがどんなビジネス化があるものでしょうか?私は現在サラリーマンですが、いつの日か漠然とまっとうな健康ビジネスをしたいと考えております。

永江さんからの回答

まず最初にお伝えしたいのは「いつの日かまっとうな健康ビジネスをしたい」と思うなら、1つくらい自分で具体案を考えてからご質問いただいた方が的確に回答出来るということです。Facebookにはヒントのつもりで投げたので、答えを丸々求められても浅い回答をするしかなくなります。

その前提でお答えしますと、今後筋トレと結びつけたビジネスで可能性があると思うのは大きく分けて3つで、まず1つ目が食です。例えば粉末を水に溶かさずそのまま飲めるプロテインドリンクや、高齢者向けのプロテインまんじゅうなどは需要があると思います。

特に後者は入院中のおじいちゃんがタンパク質を補うためにピッタリです。だって肉は無理でもプロテイン入りのまんじゅうなら食べられるかもしれませんよね。寝たきりになると骨が弱りガリガリになってしまうのですが、高齢者向けのプロテイン商品って全然ないんです。

わたしも父に粉末プロテインをあげたら「一杯牛乳に混ぜて飲んだらお腹が膨れてご飯が食べられない」と言っていました。でも和菓子ならいくらでも食べられるという人も多いでしょう。

次に2つ目はアパレルです。筋トレを本格的に続けていくと体が大きく出来上がってくるので、既成の洋服が入らなくなる人は多いんです。わたしも胸囲が105センチのため普通のジャケットはサイズが合わず、着られません。

筋トレ好きの普段着トレーナー率が高いのはそのためですが、もしおしゃれなアパレルブランドが筋トレで引き締まった体に合う普段着を出したら男女ともニーズはあると思います。もともとお金がある程度自由になる人しか本格的な筋トレはしませんから。

最後が筋トレ後の体を整えるマッサージです。例えば大阪なおみさんも試合後は専属のマッサージ師がつきっきりで数時間施術を行うそうですが、同様に、よくある肩こり腰痛を和らげる目的ではなく、トレーニング後の筋肉疲労を回復させるマッサージがあれば需要はあるのではないでしょうか。

以上、3つ挙げましたが特に2つ目のアパレルは可能性があると思います。日常的に筋トレするのってある程度富裕層なので、引き締まった体型に似合うデザイン性の高いアパレルがあれば、多少高額でも興味を持つ人は必ずいると思いますよ。

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現役アナウンサーが分析。話し方の悩みのない人に学ぶ魅力的話術

人前で話すあらゆるシーンに役立つプロの技を伝えてくれるメルマガ『話し方を磨く刺激的なひと言』の著者で、現役アナウンサーの熊谷章洋さんは今回、「話し方の悩み」がなぜ生じ、どうしたら解決できるのかを根本から考察しています。まずは、話し方の悩みがない人について分析し、頭の中で起こっている言語化、音声化の仕組みから解決策を探っています。

話し方の悩みの根本原因

「話し方の悩み」をひとことでまとめると、「上手に話したい」という願望や理想像と、「思い通りにいかない」というもどかしい結果の間にあるギャップ、だと思います。

いっぽうで、結果的に聞き手にうまく伝われば、どういう形でもOK~!という価値観も存在します。私が日々、話し方のご相談をお受けしている中では、そのように考えられる人の多くは、話し方で悩んだりすることは少ないように感じます。なぜなら、そういうタイプの人は、なんらかの「話すこと以外で伝達する術」を、それまで生きてきた中で習慣化しているからです。

実際に音を聞かせる、物を見せるなど、「話の聞かせ方の演出」を工夫する習慣や、言葉は短くても、感嘆など主観の伝え方がうまかったり、ほかの何かで代替すること、例えば、引用や例示がうまかったり、身振りや表情など、少ない言葉でも伝わる工夫など、努力の方向性を、ぺらぺらしゃべって表現すること以外へ向けられるのです。

確かに、綺麗な構成や、思いつく限りの言葉の表現に変換できなくても、にじみ出る雰囲気などで総合的に伝われば、それで結果オーライだと、私も思います。そういうタイプの人は、個性的で、人の印象に残る、むしろ人気者になりうる人物かもしれません。

しかし、多くの人は話し方に悩みます。書店へ行けば、関連書籍が山のように並んでいることからも、それは否定できませんよね。では「話し方の悩み」の正体は、いったい何なのでしょうか?

「上手に話したい」という願望や理想像と、「思い通りにいかない」というもどかしい結果の間にあるギャップ、この2行のまとめ表現の行間に潜んでいる、伝わればOK、では満足できない、もやもやとした物足りなさ。このもやもやに光を当てて、その正体を突き止めてみましょう。

古いスーツケースも職人が直してくれる、地元に根ざした老舗店

何年も何度も使っていると、特に車輪周りが壊れやすいスーツケース。簡単に買い換えてしまう人もいますが、相棒としていつまでも一緒に旅をしたいという人にとっては、なんとしてでも修理したいもの。ところが長年住んでいる街でも何十年も前のものを修理できるお店は限られているようで、NY在住の日本人から『メルマガ「ニューヨークの遊び方」』の著者、りばてぃさんに相談が寄せられました。りばてぃさんには、心当たりのお店があったようです。

老舗の旅行用スーツケース屋さん

こんな相談が来た。

友人が久しぶりに日本に里帰りするということで、普段の短期出張では使わない大きめの旅行用スーツケースを持っていこうということで、物置から出してみたらあまりにも長くしまい込んでたせいか車輪部分が壊れていた。

実はこの旅行用スーツケースは思い出の品。もう何十年も使っているという。できれば修理して、これからも使っていきたいけどどこか良い修理店を知らないか?という相談だ。

ニューヨークのお店についてブログなどでいろいろ紹介したりしているので、良いところを知っているのではないかと思ったそうだ。

ブログではまだ紹介していないが実は、以前アッパーイーストで専門店を見たことがあった。なんとなくぼんやりと覚えていたので、調べてみたらあった。レキシントン・ラゲージ(Lexington Luggage)というお店だ。

ご参考:
レキシントン・ラゲージ公式

他にも同様のお店はあるかもしれないが、昔からのお店や住居が立ち並ぶエリアなので、地元に根ざした店のようだったしここなら何十年も前のスーツケースを修理できるのではないかと思い、店情報を教えてあげた。

早速、本人が行ったところ店に職人がいるので一時預かって修理が可能とのことだった。ただし、値段などは現物を職人が見ないとわからないとのこと。住んでいるところがアッパーイーストから少し離れているので、今回の日本行きには急遽家族のスーツケースを借りて今度、時間のあるときに修理することにしたそうだ。

彼女のように何十年も長く同じ旅行用スーツケースを使い続けているという人はいるだろう。旅先で買ったステッカーをたくさん貼るという人もいるだろうし、時に未知の場所に一緒に行った旅の相棒という存在で大切にしている人もいると思う。

そんな方々にレキシントン・ラゲージは愛されている老舗店なので、もしニューヨークでの旅でスーツケースの修理が必要になったらオススメ。

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「虐待死」はもうたくさん。児相に人質救出と同じ法理の執行権を

頻発する子供の虐待死事件に「もうたくさん」と憤るメルマガ『8人ばなし』の著者・山崎勝義さんが、「何もやっていない」、「何もできない」児童相談所をいかに改革すべきかを論じます。山崎さんは、「子供の命が一番」という優先順位に基づき執行できる権能を児相に与えることが何よりも大切で、そこには人質救出と同じ法理が必要だと強調しています。

児童相談所のこと

理不尽としか言いようのないような、子供の痛ましい死亡事件が報道されるたびに「児童相談所は一体何をしていたのか」といった議論が巻き起こる。

これについては結論は簡単だ。児童に人死が出ている以上、何もやっていないも同然であり、その結果の重大さを考えると「同然」などといった婉曲表現は通用する筈もないから、やはり何もやっていないと言う他ないのである。

もうたくさんである。そこそこの役職の人が会議用テーブルの前でいくら頭を下げたとて失われた命は戻らない。この組織には大鉈を振るう必要がある。

まず、地方に任せるのではなく中央集権的組織に再編すべきである。というのも、ひとたび問題が明るみに出た家庭は当該児相の追及の手を逃れるために管轄区域を越境して引っ越したりすることがあるからだ。こういった問題に対処するのには情報の共有は欠かせない。たった一つ後手に回っただけで文字通り命取りとなる恐れがあるからだ。

また、中央組織化することで職員の質の向上、少なくとも質の均質化を図ることはできる。誤解を恐れずに敢えて言うが、地方の児相の職員は悲惨なほどレベルが低い。何しろ、そこに配属されただけの事務系地方公務員だったりするのである。子供にも、教育にも何の関心もない人がその職に従事しているのである。その意味ではレベルというよりリテラシーが低いと言うべきなのかもしれない。

ただ一言加えておくが、資格や肩書さえ立派ならいいというものでは当然ない。この辺りのところは専門家を置くことが何より重要といった論調とは多少ずれる。名刺にある資格や肩書は立派でも、ただそれだけで何の役にも立たない人も結構多いからだ。

それに専門家というものは専門的知識があるために場合によっては逆に始末に負えない存在にもなり得る。「そのことに関しましては私の専門外でして…」などと言われたらたまらない。資格によって与えられる権能は自分を守るためではなく、児童を守るためのものであることをまず肝に銘じて任に当たってほしいものである。

ギネス記録も持っていた。テニスの杉山愛が世界で戦えた納得の訳

トップアスリートがしのぎを削る世界で求められるのは何よりも卓抜した才能、そしてたゆまない努力と考えがちですが、本当にそれだけでしょうか。今回の無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では元プロテニスプレーヤーの杉山愛さんが、「人間力」を一番大切にしてきたからこそ結果を出してこられたと、その経験を語っています。

ギネス記録保持者だった杉山愛選手

日本女子テニス界において、17年の長きにわたってトッププレーヤーとして活躍を続けた杉山愛選手。そんな杉山選手が、世界のツアーで結果を残すために必要な能力として挙げているのが、「人間力」です。

生命のメッセージ 杉山愛(元プロテニスプレーヤー)×村上和雄(筑波大学名誉教授)

村上 「お見かけする限り、愛さんはプロの選手としてはかなり小柄なほうだと思うのですが、どのように戦ってこられたのですか」

杉山 「自分の武器はフットワークでした。あとは反応の速さとか、スピードですね。海外の選手には180センチ、190センチある選手もいて、そういう選手は特にパワーがあってリーチもあるので、160センチしかない私には不利な面がかなりありました

でも世界に挑戦するには、ない物ねだりしても始まらないので、自分の武器は何か、強みは何かということを明確にして、それを軸に戦っていく必要がありました。

若い頃にはそういうことは分かっていなかったのですが、世界と戦う中で自分としっかり向き合って自分を知るということはすごく重要なことだったと思います」

村上 「技術的なものに加えて、長く海外での生活を強いられるわけですから、適応力も求められますね

杉山 「日本から出たくないと言ってしまうと試合の舞台にも立てないので、そこに選択の余地は一切ありません。

テニスの世界には全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドン、そして全米オープンという四大大会(グランドスラム)があって、その最高の舞台でどれだけ自分のパフォーマンスを発揮できるかにかかっているので、順応性というのは海外で活躍するためには必須ですね。

常に自分をその場その場の環境にフィットさせていくことが大切で、そこをどれだけ楽しみながらできるかが大きなポイントだと思ってやってきました」

村上 「そういう意味では、世界で戦っていくには多様な能力が必要になってくるわけですね」

杉山 「そうですね。技術だけあっても世界のツアーで結果は残せないと思いますので、総合力というか人間力を高めていくことが、結果に結びついていくのではないでしょうか」

なぜダイエットしたいなら食事中にテレビを見ないほうがいいのか

毎日の食事を少し工夫するだけで、健康な体を手に入れることができたら素敵ですよね。今回の無料メルマガ『美容と健康ひとくちメモ』では、食材や食べる方法、タイミングなど、より健康的に過ごすための7つのコツを紹介しています。

健康的に過ごすために

1.野菜炒めにはオリーブオイルをチョイスする

かぼちゃやトマト、なすなどをオリーブオイルで炒めると、「フェノール化合物」と呼ばれる物質の量が増えるそう。この物質はガンや糖尿病失明の最大の原因である黄斑変性症の予防に役立つと考えられていて、ポイントはオリーブオイル。「オリーブ油は生野菜に含まれていない健康増進化合物を伝達する」のだとか。

2.箸を使う

ゆっくりと食事をすることで、体が実際に食べている以上の量を認識するようになり食事量が少なくなっていくのだそうです。パスタやカレーも、箸で食べてみるのもいいかもしれません。

3.チリのカベルネ・ソーヴィニヨンを飲む

ブドウを太陽の下で熟成させると心疾患やガン予防になる健康増進化合物を多く生成するのだそう。分析の結果、チリのカベルネ・ソーヴィニヨンがお勧めとのこと。

4.ジムへ行く20分前にブラックコーヒーを飲む

コーヒーに含まれるカフェインが疲れを感じさせる脳内物質アデノシンを遮るため、運動が一層はかどるらしいです。

5.外食時には事前オーダーを

事前に食べるものを決めておくと、空腹時のハイカロリーの誘惑に屈する可能性を削減でき、無駄なカロリー摂取をするリスクを避けられるのだそう。

事前オーダーするのとしないとでは、1食で1,000kcalも差が出るとか。事前にオンラインでメニューをチェックし、あらかじめメニューを電話などでオーダーしておきましょう。

軽い気持ちで言ってはいけない「親に傷つけられた言葉ワースト10」

メルマガ『子どもを伸ばす 親力アップの家庭教育』で、前回、「親から言われて嬉しい言葉ベスト10」を教えてくれた家庭教育のプロ、柳川由紀さん。今回は、「親から言われて傷ついた言葉ワースト10」を、言われたときの子どもの気持ちも合わせて紹介してくれます。「軽い気持ち」で自分の大切な子どもを傷つけてしまうことがないよう、しっかり心に刻みたいですね。

親から言われて傷ついた言葉ワースト10

前回は「親から言われて嬉しい言葉」についてお伝えしました。今日は、「親から言われて傷ついた言葉」をご紹介します。

「え?こんな言葉で傷つくの?」と言うご感想も頂いていますので、お子さまに、或いは大切なパートナーへ知らず知らずに言っている可能性もあるのでは?さっそくご紹介します。

 1.勉強しなさい
  自分ではやっているつもりなのに。

 2.やる気あるの?
  あるよ、あるのにできないんだよ。

 3.口ばっかり
  言葉にして鼓舞してるのに。

 4.やっぱりダメだな、お前は
  ダメだと思われていたのか…。

 5.使えないなぁ
  そんな言い方しなくても良いのに。

 6.そんな子に育てた覚えはない
  そんな子、ってどんな子?

 7.頑張りなさい
  頑張ってるのに。これ以上無理。

 8.いつも逃げてばかり
  逃げているつもりはないのに。

 9.だからあんたは嫌われるのよ
  自分は、嫌われていたのか?

10.どっちがお姉ちゃんかわからないね
  比較されて屈辱的だ

家庭教育アドバイス…「軽い気持ちは要注意」

いかがですか?こうしたひどい言葉は、どれも全て親はとても「軽い気持ち」で言っているのです。子どもは、大人になっても抜けない棘を抱えて生きていくことになります。

他にも「口答えするな」「誰のおかげだと思ってるの?」などの言葉が挙がっています。

言われた側は、ぐさっと傷つき、場合によっては大人になるまで引きずりトラウマになることもあるのです。幼い頃に言われれば、人格形成やその後の進路にも影響する可能性があります。大人になる準備をしている子どもからしてみたら、「親から否定されている」と感じます。

親として子どもを上から目線でみるのではなく、一人の人間として対等に向き合うことが大切です。そして「軽い気持ち」は要注意です。「大人の軽い気持ち」は、子どもに理解されません

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本田宗一郎というバケモノを支えた藤沢武夫。二人の「最強伝説」

技術を開発する優れた能力があっても、経営のノウハウがなければ会社は大きく成長できませんが、その両方を兼ね備えることもなかなか難しいものです。今回の無料メルマガ『戦略経営の「よもやま話」』では、ホンダを成功に導いた2人の立役者が残した言葉を挙げながら、1人は夢の技術開発に明け暮れる一方、もう1人は潔癖な経営を貫いたという類い希な二人三脚の様子を紹介しています。

ホンダ精神の根源(成功の条件) 技術の天才、経営の奇才

技術の天才はもちろん本田宗一郎さんで経営の奇才は藤沢武夫さんです。この二人が苦悩しながらも大を成し遂げたのには、最初からそのようながあってのことで、これに人生を賭けようとしたからでしょう。この「志」を持ってお互いを理解したから、心置きなく相手の得意分野に掣肘(せいちゅう)することなく信頼しきって仕事ができたからです。

また、この天才と奇才に共通する特徴は「自身の夢」を適えるために絶えず飛躍のための格闘を行い、その都度おこる問題を必死に考え抜いて切り抜けその都度より賢くなって成長し続けたことです。未来に向かって、いつも自分の足らない能力を磨くことを生きがいとする。これがホンダが大きくさせる「企業精神」となったようです。

本田さんは、昭和44年1月の社員に読んでもらうための社報に本音の自説としてこんな中堅企業としては一風変わったことを記しています。

世の中へ生まれたときは、働き虫で生まれたんじゃない。やっぱり何か楽しみたいんですね。ほんとうからいえば、楽しみたいから、その楽しむための時間と金がほしんだよ。だから一生懸命働いたんだ。

と。また

ひとりひとりが、自分の得手不得手を包み隠さず、はっきり表明する。石は石でいいんですよ、ダイヤはダイヤでいいんです。そして、監督者は部下の得意なものを早くつかんで、伸ばしてやる。適材適所へ配置してやる。そうなりゃ、石もダイヤもみなほんとうの宝になるよ。

と言っており、人事の要諦についてしっかりした認識を持っています。

「ホンダ」を世界企業に育て上げたもう一方の立役者の藤沢さんが経営哲学について問われた時に、こう言っています。

本田と組んだことにおいてできたことであって、あの人と組まなければできない。24年間もやってこれたっていうのは、私の考えていること、提案したことを、全従業員が実現してくれたからですね。

と言うのです。

技術の天才と呼ばれる本田さんの本質は何かと考えるのですが、それは「人生を最高に楽しむために、自分の大好きなこと(仕事)を必死で無邪気に無心に行い続ける」ことから生まれたものと考えられます。「技術商売だったので一点の矛盾も許さない科学者の目と顧客の喜びに励む事業家の心証を兼ね備えているといえます。