シリア攻撃と「火垂るの墓」で考える、メディアのあり方

米英仏がシリア攻撃に踏み切った際、異例だったことは、本来なら極秘である攻撃の詳細がメディア上で「公開」されたことでした。メルマガ 『ジャーナリスティックなやさしい未来』の著者でジャーナリストの引地達也さんは、先日亡くなられた映画監督、高畑勲さんのアニメ映画の代表作「火垂るの墓」を引き合いに出しながら、平和実現に向けたメディアの役割について記しています。

シリア攻撃と「火垂るの墓」に見る、メディアのあり方

先日、米英仏がシリア攻撃に踏み切った。105発ものミサイルを「化学兵器工場」3か所に打ち込み破壊したという(アサド政権側は「ほとんど迎撃した」と発表している)。国連決議を経ないまま「人道的介入」(英国)を理由に攻撃を正当化しているが、今回は攻撃の詳細を「公開」する異例な対応が行われている。攻撃の正当性を示し、国際世論を味方につけようとの意図だが、メディアの役割という観点からは、熟慮が必要なケースとなりそうだ。

米国防総省は4月13日(米国時間)の攻撃直後とその翌日に記者会見を行い、105発の内訳を米85発、英仏20発と明らかにし、標的施設の状況などを、画像を示して説明。同省ホームページにはシリア攻撃に関する特設ページ」で、巡航ミサイルの発射映像や標的の衛星写真などを公開した。

米国がイラク攻撃に踏み切った湾岸戦争では、米国による「攻撃の正確性を映像で伝えることに成功するなど情報戦メディアコントロールは米国の得意な分野である。シリアと後ろ盾のロシアが「主権国家への侵略行為」と非難するのは予想していただろうから、対応策としていち早く準備していたような印象だ。

懸念されるのは、105発の攻撃により民間人の犠牲者がいなかったのか、もしいた場合に、その現実は世界に届けられるのか、という問題である。

シリアが「化学兵器を使用したとされる子供が苦しむ映像が、今回も攻撃前に世界中で見られ、その何かしらの力で一般の人々は感情的な扇動を受けているような気がするが、子供が苦しむ映像に感情が揺さぶられない人はいない。仕組まれたものだとしても、私もすぐにでも救い出したいと強く思う。じゃあ、攻撃はよいのだろうか

目からウロコな夫婦円満の秘伝の書を役所でもらえるって本当?

奥様や旦那様の実家、大事にしていますか? 夫婦円満の秘訣は「お互いの実家を大切にすること」とおっしゃるのは、無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』著者の真井花さん。そうは言ってもなかなか難しい…と感じてしまいがちな方々、どうやら役所で「夫婦円満の秘伝の書」がもらえるらしいですよ! 一体どういうものなんでしょうか?

ルーツを探る

さて、本日はおじいちゃんのおばあちゃんのお話。

リッチー&ハッピーな友人が東京にいます。そろそろ後期高齢者になるくらいのお歳で、いつも示唆に富んだアドバイスをくださるんです。とりわけ結婚生活については、名言が多いんですよね(*^O^*)。その中で呻ったのがお互いの実家を大切にするです。…あ、いや、これだけなら呻らないんですよ。これには続き…というか前提があって、それがお互いの次になんです( ̄∇ ̄)。つまり、一番はお互いで次がお互いの実家ってことです。……うーーむ。既婚者には解る、この難しさ。お互いを大切にするまでは解りますよ。でも、その次って自分になっちゃいませんかねえ。アラセブ(って言わないのか)どころかオーバーセブの彼女の年代を考えれば、結婚すれば女性はそのイエの人で自分の実家を大切にしてくれなんて、言えたもんじゃない時代だったはずですよね。それなのに、このセリフ。うーむ。

なぜ客に愛される販売員は、あんなにも上手く質問できるのか?

お客様に商品やサービスの提案をする際、先方が何を求めているのかわからなければどうにもならないのは言わずもがな。そこで重要になってくるのが「質問」ですよね。今回の無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』では著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんが、普段ご自身も実践しているというある「ワザ」を紹介しています。

頭の中に問診票を持っておく

お客様へ提案をしようと思うならば、必ず質問ができなければいけません。お客様のことを知らないままで、提案をしようとしても、それはただの押し付けでしかないからです。きちんとお客様が求めるもの(ニーズやウォンツ)を把握することで初めて、適切な提案というものができるようになります。

しかし、そうはいっても、「どんな質問をすれば良いかがわからない」という販売員はたくさんいます。経験が増えてくると自然にできるようになるのですが、販売の仕事を始めてすぐの頃は、やっぱりなかなか難しいものです。

そういう人は、頭の中に問診票を作っておきましょう。病院に行くと、

  • どんな症状?
  • いつから?
  • 考えられる原因
  • 今までにかかった病気

などを書かされますよね。アレのことです。あの問診票を、接客に必要な要素に落とし込んで、自分なりに頭の中に作っておくのです。事前にこれをやっておくと、実際に接客をする際に、とてもスムーズに質問ができるようになります。

拉致問題解決も約束。なにが日米首脳会談を大成功に導いたのか

日本時間18日未明に行われた、6回目の日米首脳会談。海外メディアなどでは手厳しい評論も見られますが、無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の著者で国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんは、「大成功だった」としています。北野さんは何を以って「成功」と見ているのでしょうか。

日米首脳会談の最重要ポイント

皆さんご存知のように、安倍総理が訪米し、トランプさんと会談しました。会談は成功だったのでしょうか?

日米関係は、2015年4月の「希望の同盟演説以降ずっと良好です。当時、アメリカ大統領はオバマさんでした。しかし、安倍総理は、トランプさんとも「親友」といえる関係を築いています。

ところが、ここ数カ月、日米関係がらみで気になることが二つありました。一つは、トランプさんが3月8日、突然、「金正恩に会う!といいだしたこと。日本は「圧力一辺倒」だったので大きな衝撃を受けた。そして、「安倍総理も金正恩に会うべきだ!」というバカげた主張も出てきました。

RPEは、「圧力派の目的は、金に『非核化前提の対話』を受け入れさせること。金が『非核化する意志』を示したのだから、対話するのは当然」と主張。さらに、「米朝首脳会談に対抗して日朝首脳会談を急げば田中角栄の過ちを繰り返すことになる。トランプの最高顧問キッシンジャーは、『日本は、今も昔も最悪の裏切り者!』と絶叫し、日米関係は破壊されるだろう」と警告しました。安倍総理は、その後落ち着かれたようですが、「なんでもかんでも強気で行け!」という政治家さんたちが騒ぐので心配でした。

もう一つの問題は、「スクリパリ殺害未遂と対ロシア制裁」の問題。3月4日、ロシアのダブルスパイ、スクリパリさん殺害未遂事件が起こった。イギリスは、この事件を、「ロシアの仕業!」と断定。アメリカ、EU諸国、カナダ、オーストラリアなどがこれに同意し、制裁として「ロシア外交官追放措置」を取りました。日本は、対ロ制裁に参加していない

この二つで、「日米関係大丈夫かな?」と心配だった。実際はどうだったのでしょうか?

異例の厚遇

産経新聞4月19日は、トランプさんが「異例の厚遇」をしたと報じています。

日米首脳会談 またも異例の厚遇 濃厚な4時間に何を話したか?

産経新聞 4/19(木)6:33配信

 

【パームビーチ=田北真樹子】安倍晋三首相は今回の訪米でもトランプ米大統領から異例の厚遇を受けた。2人だけの会談、少人数会合、安倍、トランプ両夫妻だけの夕食会、そしてゴルフ。両首脳の会談の中身はほとんど表に出ていないが、北朝鮮情勢をめぐり、腹を割ったやりとりがあったとみられる。緊迫した情勢下で日米両首脳が強い絆を国際社会に見せつけた意義は大きい。

どうも、北朝鮮問題、対ロシア制裁問題での立場の相違は、両国関係にまったく影響を与えていないようです。

トランプ氏

「首相の訪問を歓迎する。日本はとてもとても特別な国で、とてもとても類いまれな指導者がいる」

(同上)

安倍総理のおかげで、日本は「とてもとても特別な国」だそうです。

夕食会は約2時間。夫人を伴ったとはいえ、大部分が両首脳だけの会話に費やされた。両首脳は初日だけで4時間もの時を一緒に過ごしたことになる。
(同上)

長さも大事ですね。ちなみに安倍総理、オバマさんとはじめて会った時、会談時間は、たったの30分でした。オバマさんは初め、「右翼」と呼ばれる安倍さんを嫌っていたのです。

「米中貿易戦争は回避される」国際交渉人がそう判断した根拠

トランプ大統領による鉄鋼製品を始めとする関税措置により、火蓋が切って落とされたかのように報道される米中貿易戦争。世界一・二の大国は、このまま本格的な「戦闘状態」に突入してしまうのでしょうか。元国連紛争調停官で国際交渉人などの顔を持つ島田久仁彦さんは、自身のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』の中で、米中両国の要人たちの発言等を分析し、「交渉人の目線」で米中貿易戦争の今後を予見します。

時事問題ギリギリ解説:米中貿易戦争の行方とその影響

アメリカ・トランプ大統領が予てよりアメリカが抱える累積貿易赤字を、中国、日本、欧州諸国などの対米貿易政策と待遇の不均衡の責任と批判してきましたが、ついに本格的な措置に乗り出す気配を見せました。

日本も対象になってしまった鉄鋼製品を始めとする関税措置は、その一例ですが、やはり規模でもその威力でも、無視でないのは、米中間の貿易戦争ともいえる対抗措置の応酬でしょう。

トランプ政権が、4月初旬に中国からの輸入に対しての制裁措置の“可能性”に言及したことに端を発し、そして通商法第301条をベースに、中国に対して知的財産権の侵害を訴える動きに出ました。中国もすぐさま米国製品の輸入に対しての制裁を発表し、対抗する姿勢を示しました。

そして、その後、トランプ大統領は、500億米ドル規模と言われた当初の制裁規模に加えて、1,000億ドル規模の制裁を追加する可能性に言及し、中国もすぐに追加の対抗措置の可能性をほのめかしています。もし、このまま、世界第一位と二位の経済国間で、貿易制裁の応酬が続き、制裁が実際に発動されたら、世界経済に与える影響は決して小さくはないでしょう。

日本の河野外務大臣も「両国に自制を求め、常識的な行動をとることを望む」と発言していますし、世耕経済産業大臣も「パートナーとして両国に引き続き働きかけをする」と、問題を深刻にとらえているようです。

米中両国経済への負の影響は否めませんが、それ以上に悪影響を被るのは、タイやフィリピン、インドネシアといった米中両国と貿易関係がありそれぞれの国家経済の基幹となっているような東南アジア諸国でしょう。そして、日本の経済も例外ではないかもしれません。

もし、恐れているシナリオが事実になってしまったら、好調を保っている東アジア、東南アジア経済の成長をはじめ、世界経済の復調にも水を差すことになりえません。各国の政府・メディアはこぞってその恐怖の可能性について発言しています。

そろそろ気づけ。やりたくない仕事は40代になるとむしろ増える

英語力と仕事力の両方を向上させる「ノート術」を紹介しているメルマガ『金田博之のたった一冊のノートで出世する「一流のグローバル人材」への確実な道』の著者・金田博之さんが「嫌な仕事との向き合い方」についてアドバイスしています。この記事を読めば、仕事はもっと楽しいものに思えてくるのかもしれませんよ。

やりたくない仕事は、成長すればなくなる?

みなさんの日常を振り返ってみてください。今やっている仕事のすべてが「やりたいこと」だと言えますか?

おそらくほとんどの方がやりたいこともできてはいるけれど、やりたくないことも常に抱えている、という状態だと思います。仕事でやりたいことをやるという理想を追うあまり、「嫌」という本音を押し殺しながら毎日を送っている方もいるんじゃないでしょうか?

成長日記」を使いながらやりたい仕事の枠を広げてこられた私にもいまだに、やりたくない仕事はあるんです。やりたい気持ちはあるけれどまだ能力が足りなくて自分には荷が重い、と思う仕事もありますし、仕事の意味が見出せなくてやる気が出ない仕事もあります。100%、やりたい仕事だけです!なんて言えたらカッコいいのですが・・・

でも実は、「やりたくない仕事」って、自分が成長すればするほど増えるんですよ。

やりたくない仕事は40代になるとむしろ増える

意味が見出せないルーティンな報告業務。生産性の悪い会議への参加。そんな仕事の1つや2つ、みなさんにもありませんか?何かと雑用を頼まれることの多い20代はもちろん、部下を持った30代になっても、こんな仕事がつきまといます。いろんな権限を持って仕事ができるようになった40代の私だってそうです。

たくさんの部下を抱える40代になれば、頼まれ仕事が減って、自分のやりたいことだけで毎日が送れるんだろうな。そう考えていた人も多いかもしれません。でも真実はむしろ逆 なんです

自分の扱う仕事が大きくなるほど、面倒に感じる仕事も、それに比例して多くなる。仕事でカバーする範囲が広がるので、それに付随するトラブルや人のためにやる仕事が増えるぶん、労力が増えるわけですね。

さらに、やりがいある立場になるほど相対的に、どうでもいい仕事を嫌だと思う気持ちも増していきます

新入社員の頃だったら当たり前と思って苦もなく我慢できていたことが絶えられなくなってくることって、ありませんか。最初は学びがあるんだけど、経験が増えると、大抵のことは経験済みですから新しさを感じられなくなるんですよね。

つまり、 10年前なら「挑戦」だったことが単なる「ルーティン業務」になってしまう。そんな仕事がどんどん増えていくとしたら・・・先には、絶望的な毎日しか待っていないのでしょうか?

そんなことは、ありません!重要なのは、 マインドの切り替えです。

元国税調査官が暴露する、消費税と財務省の「不都合な真実」

「森友問題」の文書改ざんから、事務次官のセクハラ疑惑まで、連日のように世間を騒がせている財務省ですが、このタイミングで消費税を増税しようとしていたのはご存じでしょうか? そんな恐ろしい事実を明かしたのは、元国税調査官の大村大次郎さん。大村さんは自身のメルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』に、その増税のカラクリと「消費税」そのものの欠陥点を暴露しています。

※本記事は有料メルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』2018年4月16日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール大村大次郎おおむらおおじろう
大阪府出身。10年間の国税局勤務の後、経理事務所などを経て経営コンサルタント、フリーライターに。主な著書に「あらゆる領収書は経費で落とせる」(中央公論新社)「悪の会計学」(双葉社)がある。

消費税を19%に?消えぬ財務省の野望

いろいろ世間を騒がせている財務省ですが、このどさくさに紛れて、こともあろうに、消費税の増税を企てているようです。最近、朝日新聞に興味深い記事が出ていたので、まずそれを読んでみて下さい。

「消費税19%に」OECD事務総長、麻生氏に提言

経済協力開発機構(OECD)のグリア事務総長は13日、麻生太郎財務相と会談し、日本の消費税率は将来的に、OECDの加盟国平均の19%程度まで段階的に引き上げる必要がある、と提言した。財務省によると、OECDが文書で19%という具体的な水準を示したのは初めてという。

2019年10月に予定される消費税率の10%への引き上げについて、グリア氏は「適当だ」と話し、麻生氏は「予定通り引き上げられるように努力したい」と応じたという。(2018年4月13日 朝日新聞配信)

この記事を読まれた方は、OECDから勧告まであったのだから、やはり日本は消費税を上げるべきなのだろう、と思うでしょう。しかし、騙されてはいけません

OECDは一応、国際機関ではあります。

しかし、日本の財務省はOECDに対して、強い影響力を持っているのです。日本はOECDへの拠出金がアメリカに次いで第2位です。そして、OECD内事務方トップであるOECD事務次長には、日本の財務省出身の河野正道氏が就任しているのです。

訳あり物件専門家が斬る、「かぼちゃの馬車」問題の不可解さ

先日公開した「家賃収入10億のハズが破産へ。会社員を狙うシェアハウス投資の手口」という記事で、どこよりも早くシェアハウス「かぼちゃの馬車」の悪質な投資詐欺の手口について報道しましたが、件の不動産会社「株式会社スマートデイズ」は4月18日、東京地裁より民事再生手続きの棄却を受けて「破産」が決定的なものとなりました。“いわくつき”な物件を得意とするアウトレット不動産の「れいか」社長が配信する無料メルマガ『訳あり物件の専門家「れいか」のメルマガ』では、「訳あり物件の専門家」という視点からのイチ意見として、今回のスマートデイズ問題におけるスルガ銀行の審査基準の不可解さについて一刀両断しています。

かぼちゃの馬車を斬って観る

シェアハウスかぼちゃの馬車」の投資家は700人と数が多いので話題になっており、1人の投資家がシェアハウスを3棟も所有しているなど、複数所有しているため処分が余計に厄介ときています。

しかも、シェアハウス投資で困窮している投資家は、スマートデイズの「かぼちゃの馬車」ばかりではありません。相談者の中には、ゴールデンゲイン社の「シェアハウス」プランを入れられない土地で、苦肉の策として「民泊プランを設定されてしまった物件を所有している人もいます。

その取引価格は10坪1億円で、しかも普通の不動産取引価格とは異なるようで、通常の不動産取引価格はおよそ4000万円ほどの土地になります。

10坪で1億円の取引となると、一個人が売買契約を締結する金額ではなのではないでしょうか。しかも建物代金は別口融資で、金利3.5%で一部が融資実行されています。

地方銀行のスルガ銀行が土地の決済時に1億円の融資を実行しているのですが、土地評価での融資ではないようです。事実上、担保割れしているものに融資実行する金融機関は他にはないでしょうから、スルガ銀行の審査基準は不可思議なものがあります。なにか裏事情があったに違いないという憶測が働かざるをえません

福田次官セクハラ疑惑、テレ朝の会見で狂った財務省の「筋書き」

週刊誌にセクハラ疑惑を報じられ、音声データを公表されても頑なにセクハラの事実を認めなかった福田淳一財務事務次官。ところが19日午前0時過ぎにテレ朝が行った会見で事態は一変、辞職を表明した福田氏や財務省を動揺させました。元全国紙社会部記者の新 恭さんは自身のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』で、財務省の体質を批判するとともに、そのやり口における「官邸との共通点」を指摘しています。

福田次官の開き直り、クロをシロと言う政権の手法そのもの

週刊新潮が報じたセクハラ疑惑。すったもんだの末、渦中の福田淳一財務事務次官は18日夕、辞職を表明したが、あくまで身の潔白を主張し新潮社を訴えると息巻いていた。

それから5時間ほどしか経っていない午前零時過ぎ、テレビ朝日の篠塚浩報道局長は緊急記者会見し、福田氏に“最後通告”を突きつけた。なんと、同社の女性記者が福田氏のセクハラ被害者だったのだ。

福田次官のセクハラを受けたとされる記者の中に、当社の女性社員がいることが判明しました。録音内容の吟味及び関係者からの事情聴取等を含めた調査を行った結果、セクハラ被害があったと判断しました。当社は福田氏による当社社員を傷つける数々の行為と、その後の対応について、財務省に対して正式に抗議する予定です。

テレビ局による深夜の異例会見。「事実を曖昧にしてはならない」という女性記者の意向を確認したうえで、財務省首脳の姿勢を断罪した。

それにしても、財務省はなぜ組織的開き直りまでして、コトを大きくしてしまったのか。いったん文書として世間に示した以上、取り消せない。

公開された音声データから女性の声が消されているのをいいことに、福田次官は「全く身に覚えがない」と言い、財務省は被害を受けた女性記者がいるなら名乗り出よと、“お上意識丸出しの呼びかけをした。

当然、野党は反発し、メディアの騒ぎもエスカレートする。与党からも懸念の声が強まる。たまらず、福田次官が「報道後の現状に鑑み職責を果たしていくことが困難」と、マスコミのせいにして辞任という名の逃亡をはかった。

週刊新潮4月19日号によると、東京に桜が咲き誇るある日、いつものように大企業の社長らとの夜の宴席を終えた福田次官は、財務省担当の30代の女性記者に連絡を入れた。

待ち合わせ場所に指定したのは次官の自宅近くのバーだ。その場での女性記者とのやりとりが以下のように記述されている。

一人暮らしの極意。休日こそ野菜をいつもより一品多く食べなさい

4月からとうとう親もとを離れて一人暮らし、あるいはお子さんが新社会人になったという方も多いのではないでしょうか。新生活スタートにあたり、意外と見落としがちなのが「休日の過ごし方」です。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、平日と同じリズムで過ごす、野菜を一品多く摂るなどの「心得」について紹介しています。

休日の過ごし方

さて、本日は新社会人になる人へのお話。

今年は、春が早いですね。

桜と言えば、日本人にとっては出逢いと別れの季節。4月からとうとう

  • 新社会人!進学!
  • 親元から離れて一人暮らし

という方がいらっしゃるんじゃないでしょうか。あるいはお子さんが新社会人になったかもしれませんね。そんな方々こそ、このメルマガで言うところの家事若葉ちゃんでしょう。家事系メルマガなので、「家事」が若葉マークであることにフォーカスしていますが、実際には家事だけ若葉なんじゃなく

  • 生活全般について

若葉マークなんですよね。今まで実家で暮らしてきた人は、周囲に自分を気遣ってくれる存在がいたために、自分を自分でケアすることに不慣れです。それが如実に表れるのが

  • 休日の過ごし方

です。あれ? 意外でしたか? 平日はなんだかんだで過ぎて行くんですよ。特に仕事をしていると、毎日追いまくられる勢いですから。でも、それが全くない休日になると、途端に自己ケアの下手さと時間の使い方の下手さが出て来ちゃうんです。

平日ではなく、休日をどう過ごすかで平日のパフォーマンスって決まってくるもんなんです。それは仕事についても家事についてもです。

ま、とは言ってもそんなに難しいことではありません。コツは

  • 平日と同じリズムを保つようにする

ということです。ついハメを外したくなる気持ちも分かるんです。実際ハメを外しても、若さで押し切れますからね。ただ、若くてチカラが有り余っていても家事にも仕事にも慣れていない状態では、気がつかないうちにストレスが溜まり体調が悪くなってきているものです。

説教くさいことを言うようですが、働くことも遊ぶことも人と出逢うことも、なにもかも健康でなくてはできないことです。健康を損なってからそれを治療するより健康をキープする方がよほどラクで安上がり(*´∀`*)ですから。かつて失ったことがあるので、本心からそう言えます。

そして、その健康をキープするのは、毎日の家庭生活なんですよ。その家庭生活を上手く回していくためには実は

  • 休日に平日と同じリズムを保つこと

なんです。いや、なにをして過ごすのかは措いときましょう。その前提として、生活のリズムが崩れすぎるとそれだけで家事も生活も健康も、もちろん仕事や学校も上手く行かなくなるからです。

平日と同じリズムを保つとは、具体的には

  • 朝は、ある程度の時間には起きる
  • 夜は、ある程度の時間には寝る

です。すっっごく重要です。朝起きて活動し、夜寝て休息する。このリズムが崩れて、夜中飲み歩いたり昼夜逆転してしまうと身体のリズムが根本から崩れてしまいます。なので、この崩れと体調不良を平日に立て直さねばならず、これが実にタイヘンなんですよ。ま、一度や二度は若気の至りで済みますがたびたび繰り返してしまうのは、ただのおバカさんですよ。

その上で、

  • 野菜をいつもより一品多く食べる

ことです。一人暮らしでも実家暮らしでも、です。現代では、平日に数回は外食してしまうでしょう。そこでは肉がメインの食事なっているはずで、どうしても肉類が過多になっているんです。

ま、一品多く食べても帳消しには出来ないでしょうがそれでもなにもしないよりはマシです。

あ、トーゼンですが、外食でも内食でも構いませんよ。いつも外食の人はたまには自炊したらいいし逆にいつも内食の人は、たまには外食してもみるのもいいモンですよ。なので

  • 野菜ジュースを飲む
  • 野菜炒めを作る
  • サラダを多めに食べる
  • 具だくさんのスープにする

もっとできる人は、もっとやってくださいね。ほんと、野菜は足りていないから。掃除や作り置きなどまとめ家事をするのは、この後です。家事も仕事も健康の上にしか成り立たないんですよ。

休日は、平日と同じリズムを保ちつつ、野菜を食べる。これでまずは健康を保ってくださいね。

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