日本人を油断させろ。中韓を叩く「ネット右翼」のスポンサーは誰か?

街宣車等を用い自らの政治信条を声高に主張する、いわゆる「右翼」と呼ばれる人々。彼らは一体どこからその活動資金を得ているのでしょうか。今回そんな疑問に迫るのは、精神科医にして映画監督でもある和田秀樹さん。和田さんは自身のメルマガ『テレビでもラジオでも言えないわたしの本音』で、彼らが中国や韓国を叩くことにより誰が利を得るのかを考察しつつ、その資金源を推理しています。

ウヨクの資金源にまつわる妄想

さて、今回のメインテーマは、ウヨクと言われる人たちを陰であやつる人だ。

朝の情報ワイドをみていると、大谷という医師がPCRをもっと受けさせろという主張をしたら、「国の批判をするな」とネット上で炎上し、クリニックにまで押しかける人がいるという話をしていた。

こういうのを警察がまじめに取りあわない。

中国は政府が警察を使って言論弾圧をやるからわかりやすいが、日本の場合は、ウヨクと言われる人を使って言論弾圧や思想弾圧を行い、彼らがいくら法に触れるようなことをしても警察が動かない(これが政府の意向でないと言えないはずがない)という間接的なやり方の弾圧だ。

海外も批判しづらいし、政府も知らないで済ませるだろう。

中国でさえ最近はやらない関係ない家族まで被害にあうのだから、はるかに言論封殺には有効だ。もちろん、警察は知らぬ存ぜずだ。

騒音も許され、日本の将来のためになくてはならない赤ん坊の眠りを妨げても警察はなんの手出しもしない。

こっちのほうがはるかに性質の悪い思想弾圧、言論封殺と言える。

かつての資金源は「アメリカ」

問題はその資金源だ。

かつて右翼の資金源はどうもアメリカだったらしい。

CIAの重要な仕事に相手国の世論を親米的にするというのがあった。

ただ、CIAも心理学者を雇っているので、一般大衆に嫌われている右翼に「アメリカ万歳」と言わせると逆効果になる。

だから、CIAは保守言論人を使って、いかに共産主義が怖いかを書かせたり、反共の街宣車に金を出したらしい。

もちろん、その流れは続いていて、日本会議などは日米同盟の大切さを訴え、親米集団と化している。しかし、堂々と親米と言えないウヨク(アメリカのイメージダウンになるので金を出してもらえない)は、これまでは「反共」で済んだが、いまや共産主義国は中国と北朝鮮くらいになってしまった。

しかも、中国はもはや半分資本主義で「共産主義国」とはいえないありさまだ。

そこで、中国と韓国をセットでたたくようになってきた。

ただ、これにアメリカが金を出すのかという疑問はある。

もって1年か。コロナ拡大もGoToを止めぬ菅政権が選挙で大敗する日

もはや第3波が到来したとも言われる、新型コロナウイルスによる感染症の流行拡大。それでも政府は来年1月末までとしているGoToトラベルを中止するどころか、延長する方針すら示しています。本格的な冬を迎え感染の広がりが懸念される中でのこの判断は、国民の理解を得ることはできるのでしょうか。今回のメルマガ『国際戦略コラム有料版』では著者で日本国際戦略問題研究所長の津田慶治さんが、来年の総選挙の自民党に対する評価について「トランプ大統領に向けられた選挙結果と同じことになる」と予測。さらに菅首相に対して、新型コロナ感染抑制失敗による辞任だけは避けるべきとした上で、今もっとも重視すべきことを記しています。

コロナ感染「再拡大」の日本

コロナ分科会では、感染拡大でフェーズ3地域に対して、「GoToトラベル」を中止すると尾身会長は言うが、菅首相は、「GoToトラベル」の中止はしないと強く述べた。

しかし、現時点でもGoTo宿泊施設従業員の感染は133人にもなっている。地方の感染した従業員たちは、地方のお年寄りに移すことになる。地方の死亡者数増加や病院ひっ迫が起きる可能性も視野に入れる必要がある。

「ハンマー&ダンス」政策で、コロナ感染拡大時には、経済的な縮小を伴う感染防止の方向の政策であったはずが、菅首相は経済優先で、コロナ感染拡大でもハンマーを使わないとした。

西村担当相も、菅首相に追従して「(GoToトラベルを利用するかどうかは)国民の皆さんの判断だと思います」と述べ、感染拡大でもGoToトラベルを中止しないようである。

これは、経済優先でポピュリズムのトランプ路線であり、科学的な知見を無視することであり、その先にはコロナ感染拡大で重症者の増加、死亡者の増加と病院機能の麻痺という結果が待っている。

今現在、日本でもコロナを完全に制御できているわけではないし、コロナ・ワクチンが急に準備できるわけでもない。期待できるのは重症化する患者を早期に見つける血液検査で、アトピーの診断で用いるCCL17の量を計ることだという。CCL17が少ない人は重症化しやすいという。それでも、感染者数が増加すれば、その分重症化する人が増えるので、解決にはならない。

ということで、野党は、日本学術会議の任命拒否問題より、コロナ感染拡大でも、「GoToトラベル」を行う菅首相を追求した方が、国民の支持を得ることができる。

そして、来年は総選挙を実施することになるが、国民の審判は、おそらく、トランプ大統領に向けられた選挙結果と同じことになると予測できる。選挙では自民党が大幅な減少の敗北になり、しかし政権は維持できるが、菅首相の任期は1年と短くなるような気がする。

地銀再編や規制緩和・デジタル化を積極的に進める菅首相に期待したいので、コロナ感染拡大防止を無視することで辞任する事態だけは避けてほしい。

国民の生命と経済とのバランスが重要であるが、最後は生命を重視する必要がある。菅首相は、業界団体や県知事たちの意見に流されているが、最後は国民の生命を優先するという基本的な考えを持ってほしいものである。哲学が大事な時である。

生命を優先すると、企業のリストラが加速して、中高年の失業者が溢れて、自殺者も増えるので、中高年失業者への特別給付金のような手当が必要になる。全体的な死亡者数を抑えるためにも必要なことである。国民全員ではなくても、失業者への手当は絶対に必要である。

しかし、自民党の敗北時を想定して、岸田氏は準備していてほしい。また、安倍前首相は、4年後のトランプ再任時の切り札カードとして温存してほしいものだ。1年後に再度首相になると、4年後にはトランプ氏が裏切りとして大変なことになる。それより、今は我慢してトランプ氏との暖かい交流を続けていてほしい。

バイデン政権は、民主党の左右激突で4年後、米国民はトランプ氏を再度、大統領にする可能性が大いにあるからだ。

「バイデン大統領」に歓喜するマンハッタンで日本人が抱いた不安

アメリカ大統領選挙は、投票日の11月3日から4日たった7日、ようやく民主党のバイデン候補勝利が確実な情勢となりました。民主党支持者が多いことで知られ、この結果を待ち続けたマンハッタン住民たちの様子を『メルマガ「ニューヨークの遊び方」』著者で、NY在住の人気ブロガーりばてぃさんが伝えてくれました。りばてぃさん自身もバイデン政権に寄せる期待は大きいようですが、日本人として対中国政策への一抹の不安も吐露しています。

バイデンさん当確したのでいろいろ備忘録

日本でも大きく報じられているように、ペンシルバニア州の選挙人をバイデンさんが獲得と決まったことで、トランプさんの巻き返しが難しくなり、アメリカ時間7日にバイデンさんが次期アメリカ大統領に当確となりました。副大統領となるハリスさんと一緒に挨拶も済ませ、1月の就任式への準備がすでにはじまっているそうです。

当確直後のニューヨークの様子はYouTubeにあげたので以下ご参照ください。この動画は様々な歓喜シーンまとめたもの。
Here’s how New Yorkers are reacting to Biden’s Win

こちらはイースト・ビレッジのいつもなら静かなトンプキンス・パーク内の様子。
New Yorkers celebrate election results on park & streets!!!

ニューヨーク州でも4割ほどはトランプさん支持者もいますが、マンハッタンは特にバイデンさんというよりも民主党支持者が多いので、こういった反応が各所で見られたという状況です。

一方、トランプさんはというと選挙不正を訴え負けを認めない状況。しかも不正は各所であるとして訴えを起こしていますが、どうでしょう…?勝訴するほどの材料に欠けるし、勝訴したとしても結果をくつがえすほどの票になるかというと難しいのではと言われています。

というのも、疑惑の渦中にあるバイデンさん当確を決めたペンシルバニア州だけでなく、本来なら取れるはずだった州を早々に逃していて、再集計したところで巻き返しはかなり難しいようなのです。まぁ、なので疑惑がある州に関してはもう少し一悶着ありそうなので様子見ですね。というわけで、不確定要素も多く、メルマガに書くかどうかは正直迷いましたが、備忘録として残しておきたいと思います。

(1)不正はあったのかどうか?

ペンシルバニア州は、締め切り後に受け付けた郵便投票も数えており「不正だ、数えなおせ」との訴えがトランプ支持者、トランプ側から出てます。

同州の郵便投票のルールは、11月3日の夕方5時までに郵便で届く、または3日の消印があり選挙日から3日以内に届く必要があります。緊急事態(予期せぬ病気や障害など何かしらの事情)が発生した場合は、その日の夜8時まで(早いとベター)緊急投票として届くこと。同様に郵便投票で申請したものの、郵便では間に合わない場合も直接投票所に届ければ良いというルールになっています。
Deadlines for the November 3 General Election

なので、選挙日当日の何時以降に届いたのか?消印はいつなのか?緊急投票の手続きをした上での投票だったのか?など確認する点があるのでしょう。

「次に潰れるのはうちだ」トヨタ経営幹部が放った言葉の真意とは

日本を代表する企業であるトヨタは「次に潰れるのはウチだ」と社員を鼓舞するそうです。もちろん本当に潰れるわけではありませんが、この言葉の真意はどこにあるのでしょうか。今回のメルマガ『戦略経営の「よもやま話」』では著者の浅井良一さんが、トヨタとアップルを例に挙げ、ドラッガーの言葉を引きながら論じています。

真摯さの系譜 存続と成長のルールが変わった

“なぞなぞ”です。

「上場企業で、次に潰れるのはウチだ」と経営幹部が言っている企業がありますが、さてどこの企業でしょうか。いきなりの答えですが、それが“もっとも潰れることがない”と思われるあの「大トヨタ」だと言うとほとんどの方は意外に思い、一部の訳知りは「なるほど、もっとなことだ」と思うでしょう。

そこには、相異なるのですが同根の2つの事情があります。一つの事情は、トヨタの創業以来の苦難の歩みからくるもので、もう一つは今日の“大変革”がそう言わしめている凄まじみがあります。

前にも書いたのですが、トヨタはその起業のはじめから“真摯さ”で危機を乗り越えてきたのですが、それが第二次世界大戦後のしばらくの頃、大量の解雇者を出して倒産の淵にあったことがあります。それもメインバンクから見放されてというオマケまでついて、地域経済が破綻するとの日銀の判断で救済され生き残ったのです。

少しここで、ドラッカーによる“真摯さ”の定義を確認します。

“真摯さ”とは「一流の仕事を要求し、自らにも要求する。基準を高く定め、それを守ることを期待する。何が正しいかを考え、誰が正しいかを考えない。真摯さよりも知的な能力を評価したりしない」。“真摯さ”は始めから身につけていなければならない資質で、これに欠けことは危険で、組織を死へとたどらせると言い切っています。

その当時、トヨタ中興の祖と言われ社長であった石田退三さんは、後に会長にもなる若手社員であった張富士夫さんらを相手に「この会社は、いつつぶれるかも分からないぞ。頑張れよ」といつも口癖のように言っていたそうで、“危機意識”は底知れないもので、それが企業文化にもなっています。

トヨタの実質的な創業者は豊田喜一郎さんです。発明王豊田佐吉さんの長男で、東京帝国大学卒業後は家業の研究開発に取り組み、画期的な「G型自動織機」を完成させています。その豊田喜一郎さんが「トヨタ」のまた「日本産業」の将来の“発展の礎”にとして考えて、取り組んだのが「自動車製造」でした。

女性の命を救えぬ日本の男たち。「AEDでセクハラ」懸念はデマか女の自業自得か?

突然の心停止時の救命に用いられる自動体外式除細動器(AED)。人命を助ける大切な手段のひとつだが、この機器の利用を巡って、女性への処置の際に体に触れたり服を脱がせたりする行為が「セクハラやわいせつ行為になりかねない」との議論があることをご存知だろうか。

女性へのAED救命行為がセクハラになる?

たとえば千葉県では公共施設等でAEDの設置が進んでいるものの、使った場合に「責任が問われる可能性がある」との心配から利用が進んでいないことを受け、万が一の際の訴訟費用を貸し付ける規定を盛り込んだ条例が制定されている。

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これは基本的には救命が上手くいかなかった時のことを想定していると思われるが、実は「セクハラで訴えられる」ことまで考慮されているのではないかとの見方もある。なぜなら、もし女性が倒れていた際にAEDを使用する場合、女性の洋服をめくり、胸をはだける必要があるからだ。

AEDによる救命行為がセクハラになるというのは悪質なデマだ、という見方が一般的ではあるが、それでも世の男性たちが躊躇してしまうのはなぜだろうか?

目の前に見知らぬ女性が倒れていた場合に、「救命する」か「通報だけする」か「無視する」か?果たしてあなたは、胸を張って「自分なら女性の命を救う」と言えるだろうか。万一の事態を考えると、失うものがあまりに多すぎるのもまた事実だ。

AED②

こうして比較するとわかるように、AEDを使って救命したとしても、相手が女性の場合は「セクハラで訴えられる」という大きなリスクが存在している。「私は不快に感じた」「救命に必要な範囲を超えて胸を触られた」などと主張された場合、反論は容易ではなく、世間からは白い目で見られ、最悪の場合は巨額の賠償金を支払うことにもなりかねない。

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たとえ目の前で女性が倒れていたとしても、気づかないふりをして「無視する」という選択は、妻や子を持つ男性にとっては、あながち悪い選択肢ではないのかもしれない。少なくとも、そう考える層が一定数存在するのは間違いないだろう。

何でもかんでも“セクハラ”という風潮

AEDとは心停止の際に自動で電気ショックを与えて回復を図ることができる機器。電極パッドを体に貼り付ける必要があり、右胸と左わき腹に直接つけることになる。

男性としては、倒れている人が同じ男性であれば何のためらいもなく行えるが、これが女性であればそうはいかない。衣服をめくるだけではなく、下着の中へ手を入れなければならないため、どうしても躊躇してしまう。

そこに何でもかんでも“セクハラ”と言われてしまう、昨今の風潮を垣間見ることができる。

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たとえば、オフィスで「その洋服かわいいね」「髪の毛切ったんだ」と男性上司が女性社員に言っただけでセクハラになる。これが逆に女性から男性に「洋服かっこいいですね」「今日の髪型素敵ですね」と言った場合はセクハラだとは捉えられない。

これは電車における痴漢冤罪も同じことが言える。混雑した社内でちょっと女性の体に触れてしまっただけで睨まれたり、場合によっては痴漢扱いされることもある。一方、女性が男性の体に触れたからと言って、同様の扱いはされない。「この女性痴漢です」と駅員に伝えても、全く相手にもされないだろう。

現代日本の男性たちは常にセクハラのリスクと隣り合わせで女性と接している。もはや家族以外の女性とは一切関わりを持たないほうが賢いという考え方すら出てきた。そのような環境に長年置かれた男性が、いくら医療行為だから問題はないと言われても、「女尊男卑」のこの世の中で、セクハラとも言われかねないリスクを男性は負いたくないのである。女性という存在自体を信用できなくなっていると言ってもいいかもしれない。

苦しんでいる女性が目の前にいるのに、「無視する」という選択をする男性たち。彼らを人でなしと非難することは簡単だが、一部の権利ばかりを主張する女性たちにも責任の一端はあるのかもしれない。

コンビニの逆を行く。大阪・京橋のパン屋が24時間営業を続ける理由

そのお店を支えているのは、「お客様のことをとことん考える」という姿勢でした。今回の無料メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』で繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんが取り上げているのは、大阪京橋の商店街で24時間営業を続けるとあるパン屋さん。佐藤さんは同店が朝から夕方までの営業時間を終日とした理由や、地域住民のすべての層に喜ばれるようにと今も続けている努力を詳しく紹介しています。

大阪・京橋のパン屋は、なぜ24時間営業を続けるのか?

大阪・京橋の商店街に、24時間営業のパン屋さんがあります。パン屋さんという業種で、24時間営業は極めて珍しいと言えます。パンの仕込みや焼きに時間が掛かるので、少なくとも、開店前の数時間はお店を閉めているものです。

では、なぜ24時間営業なのでしょうか。それは、京橋という土地柄が関係しています。ビジネス街である一方で、繁華街でもあり、住宅街でもあります。すなわち、さまざまな“人種”が集まって来る、賑やかな街なのです。

朝、昼、晩、深夜。常に人の動きがあり、静けさとは無縁な場所だと言えます。そんな場所にパン屋さんがオープンしたら、どうなるのか。

このパン屋さんも、当初は他と同じく、朝から夕方までの営業でした。ところが……。ある日、パンの仕込みのために、シャッターを半分だけ開けて、中で作業をしていると、勝手にシャッターを開けて、中に入って来る人がいました。

「もう、買える?」

開店時間には早過ぎるのに、中に人のいるのがわかると、買えるかもしれないと、声を掛けてみるのです。これは、関西人特有の図々しさかもしれません。こんなことが何度かあり、営業時間を早めてみたのです。

すると、早朝でもたくさんのお客さまがやって来ることがわかりました。早起きの高齢者が、朝食用に買いに来たりするのです。また別の日には、閉店間近に駆け込む人がいて、開いていたことを喜んでくれました。

すると、同じような人が多いことにも気づいたのです。そこで、閉店時間を延長してみました。閉店時間を遅くすると、さらに遅くてもお客さまがいることがわかりました。近くに飲み屋さんが多いので、飲んだ帰りに立ち寄る人がいたのです。買って、その場で食べる人が多いことに驚き、さらに閉店時間を延長。

近辺には、飲み屋さんの他に、風俗店やキャバクラ、大阪では有名なサウナなどがあることから、24時間人がいるのです。24時間人がいるのなら、24時間お店を開けよう、となったのです。“人種”の多さに対応した結果が、24時間営業だったのです。

セコム創業者の飯田亮氏も呆れる、ダメ幹部の「どうしようか」思考とは

20代で日本初の警備保障会社として設立したセコムを、一流巨大企業に育て上げた飯田亮氏。そんな飯田氏は社員に対して常に、「エネルギーは出し切れ」と言い続けてきたそうです。その理由はどこにあるのでしょうか。今回の無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、飯田さん自らがその訳と、勝ち続けるのに必要な要素を語っています。

「エネルギーは出し切れ」 飯田亮(セコム会長)

社員には、エネルギーは出し切れ、と言っています。

人間的エネルギーというものは使えば使うほど増殖されるものなんです。僕自身、人間的エネルギーは使えば減るし、減った分を補充するには、それなりの時間がかかると思っていた時期もありましたが、そうではない。充電するには時間などかからないし、使えば使うほど、充電されるものなんです。2ひく1は1という算数のロジックをすべてに当てはめようとするのは間違いです。

創業して間もない頃は、まだ会社も小さく、いい人材が集まらなかった。優秀な人間を集めて、いい企業体をつくるのはわけのない話なんだけど、僕をはじめとする半人足の人間が集まって企業を成長させていくには、人一倍のエネルギーを出していかなければならないから、そういうことを言い続けたわけです。

最近、財界活動を控えているのは、自分の好みの問題もあるが、何よりも、いまはやっぱり自分の事業に専心したいというのが正直なところです。それには集中力を拡散させないことが一番重要なんですね。

ぼくは新しい事業のデザインをしたり、いわゆるセコムの総体的なデザインをするための集中力を欠きたくないんです。新しくセコムに入ってきた人たちに対する義理もありますから、セコムの将来をちゃんとしておかなければいけない。そのためのコンセントレーションを欠きたくないというのが、いまの一番の願いですね。

自分なりに結論が出るまでは誰にも相談しない。自分の中で決めてから相談するのはいいのですが、どうしようかと迷っている時に誰かに相談してしまうと、もうそれでいいやと思ってしまって、集中力が半減してしまうんですね。

徹底して一人で考える。思いついた考えを書き留めて、それをファイルしておき、それをまた見返して書き足して事業のデザインをしていく。その間、それがある結論に達するまでは、どうしたらいいだろうかと人には一切相談しない。

うちの幹部などにも、僕がこれこれこういうことをやれと指示すると、すぐに部長や次長のところに行って、「会長からこう言われたけど、どうしようか」と相談する幹部がいるけど、こういうのは絶対にいかんですね。とてもじゃないが、幹部にはしておけない。

事業は継続していかなければなりません。それには勝ち続けなければならないんです。誰でも一度はまぐれで勝つことはできます。だが、勝ち続けるということは非常に難しいことなんですね。勝つということは、相手より優れているということであり、凡でなく非凡であるからこそ勝てるのです。非凡は、いわゆる常識の枠内からは決して生まれません。はっきり言えば、勝ち続けるには「狂」であることが必要なんです。

まあ、平平凡凡でいいやというのでは事業はできませんね。思い込んだら命懸けというところがないと、事業は続かないと思います。

※ 『致知』1996年10月号より(肩書は掲載当時)

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なぜ世の上司は「トイレの貼り紙」レベルの人心掌握ができないのか?

相手に直してほしいと思う点がある時、その「欠点」を指摘し矯正を促してもなかなか思い通りにはいかないものです。そんな際に試してみたいのが、相手の自尊心を利用する方法。今回の無料メルマガ『弁護士谷原誠の【仕事の流儀】』では現役弁護士の谷原誠さんが、「期待効果」と言われるその方法をレクチャーしています。

期待効果

こんにちは。弁護士の谷原誠です。

私が何度も読み返している名著『人を動かす』(デール・カーネギー)の中に、「期待をかける」という章があります。相手のある点について矯正したいと思えば、その点について彼はすでに人よりも長じているといってやるのだと言います。

たとえば、失礼な人がいたら、「あなたは礼儀をよくわきまえている人だ」と言葉をかけます。そうすると、その人は、礼儀をわきまえるよう行動する、ということです。

「そんなバカな」と思うかもしれません。「あなたは失礼な人だ!」と言った方が効果があると思うかもしれません。でも、こう言われた人は、どう思うでしょうか。まず、自分を正当化するでしょう。その上で、「そんなことを言うあなたの方が失礼な人だ」などと考えるでしょう。

人間の、この習性を利用しようとしたのが、男子トイレに書いてある「いつも綺麗にご利用いただき、誠にありがとうございます」という貼り紙でしょう。期待に反する行動をとらせないように、という作戦です。

では、なぜ、人は、期待をかけられると、その通り振る舞おうとするのでしょうか。その秘密は自尊心にあります。

「あなたは礼儀をよくわきまえている人だ」と言われると、自尊心が満足します。そして、「失礼なことをして、せっかくもらったこの評価を落としたくない」と思います。なぜなら、一旦、「礼儀をわきまえている人」というレッテルが貼られたにもかかわらず、その後、「礼儀をわきまえない人」と見られてしまうと、自尊心が傷ついてしまうためです。自分の自尊心を傷つけないようにするために、人は、他人からかけられた期待どおりの行動を取ろうとするのです。ですから、職場で書類の整理の仕方がいまいちの人がいたら、「いつも綺麗に書類を整えてくれてありがとう」と言ってあげると、その後は綺麗に書類を整えてくれるかもしれません。

人は、不満があると、すぐに文句を言おうとしますが、それは自分の感情を吐き出しているだけのことであり、よい効果を期待するのであれば、相手の自尊心に配慮して、効果的なコミュニケーションをとる必要がある、ということだと思います。

そして、コミュニーションには、質問が有効です。

● 『人生を変える「質問力」の教え』(WAVE出版)

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今日は、ここまで。

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政治家・森田健作の功績と汚点「熱血漢」のイメージはなぜ消えたか?

来年4月に任期満了を迎えるs知事が4選への不出馬を表明しました。会見では「身の丈以上のことをできた」と自己評価しましたが、マスメディアはその仕事ぶりをどう伝えてきたのでしょうか。ジャーナリストの内田誠さんがメルマガ『uttiiの電子版ウォッチ DELUXE』で朝日新聞の記事を検証。台風被害時の対応で「熱血漢」「正義漢」のイメージが消え失せ、「ぼんやり」してしまった人となりと仕事に迫ろうと試みています。

 

知事選不出馬を決めた森田健作千葉県知事を新聞はどう報じてきたか?

きょうは《朝日》から。知事選への不出馬を決めた森田健作知事についての記事が出ています。菅義偉首相との関係などについて書かれていますが、私たちがこの人について覚えておくべきことは何なのか、検索の力で明らかにしてみることにしましょう。きょうの検索ワードは「森田健作」です。

《朝日》のサイト内には333件、この1年に限った新聞記事検索では209件ヒットしました。多いようですが、同一イベント内に複数の記事が重なっている可能性が高いので、この333件をザザッと見ておくことにします。まずは今日の記事。見出しから。

森田知事、4選不出馬を表明 千葉県 首相は「もう1期やったら」

千葉県の森田健作知事は、来春の千葉県知事選に立候補せず、3期12年で退任へ。森田氏が国会議員に転身した頃から親交がある菅義偉首相からは、「もう1期やったら。応援に行くぞ」と言われたが、退任する意思を伝えたと定例記者会見で語ったという。

森田氏は「前回の選挙で『3期目は集大成』と話してきた。公約と同じぐらい重い言葉だった」と説明。この時期に不出馬を表明したのは、台風災害の時期が過ぎたことなどを挙げたという。

●uttiiの眼

森田氏といえば、数々の映画やテレビドラマに出演し、「熱血」漢の役どころで知られた俳優だが、90年代には参議院議員、衆議院議員を経て2005年に千葉県知事に立候補。その時は敗北したが、2009年から連続で3回当選という経歴の持ち主。

4期目不出馬表明のタイミングについて「台風災害の時期が過ぎた」からだという説明の背景には、本当の理由を隠すためとも見られるが、昨秋の台風災害のときの行動について様々批判されたことがあるのかもしれない。

「俳優としての知名度」は政治家としても貴重な資産だろうが、それ以外にこの人の政治家としてのパワーの根源に何があるのか、詳らかにしない。かなり不思議な政治家…というのが私の印象。

【サーチ&リサーチ】

*最も古い記事は、県警OBが3人常駐する「防犯ボックス」が、柏市に設置されたときの開所式。2015年11月で、森田氏は既に県知事2期目。以下、いくつか問題となったケースを拾ってみる。

2016年2月5日付
「環境省が茨城県に、東京電力福島第一原発事故で出た放射性物質で汚染されたごみ(指定廃棄物)の分散保管を認める考えを示した」ことで、1カ所での集約を前提にしてきた千葉県内にも波紋が広がったという。県内では計約3690トンを保管してきた。搬出せずにそのまま保管し続けることになるのではないかという疑念。森田知事は「環境省は、千葉県においては今まで通り1カ所での処分の考えは変えていないと聞いている」という反応。

*県立の行徳野鳥観察舎が耐震基準を満たしていないということで2015年末に休館。存続か廃止かが議論になった。(その後、市川市立で復活)。知事は「担当課にしっかり検討してもらい、後日、に回答する」と。

*船橋オートレースが廃止されるにあたり、最終レースの折に挨拶した森田知事に「帰れ!」などの声。

ホンマでっか池田教授が探る「物々交換」の未来。金と格差はなくせるか

コロナ禍で喘ぐ庶民を尻目に上がり続ける株価。資産があり余る人たちはさらに資産を増やし、問題視されているはずの貧富の差は拡大する一方です。それが資本主義の必然と言えばそれまでですが、貧富の差がなかった物々交換の時代から貨幣経済成立までを概観し、新たな貨幣の可能性を探るのは、CX系「ホンマでっか!?TV」でもお馴染み、メルマガ『池田清彦のやせ我慢日記』著者の池田教授です。先生は、貨幣の性質の中でも貧富の差を生む最大要因は貯蔵可能性にあると指摘。お金に有効期限があって貯められない場合について思考します。

物々交換の過去と未来

資本主義は何もコントロールしなければ、必然的に貧富の差を拡大させる装置である。その根本的な理由は、物と物とを交換するための道具に過ぎない貨幣の専制にある。物の売り買いによって生じる資本家の儲けは、上手に再配分させなければ、特定の法人や個人に蓄積し、結果的に貧富の差は拡大する。

法人や富裕層の税率を強化するとか、労働者の最低賃金を上げるとかすれば、多少は貧富の差の拡大は防げるが、法人税の税率は儲けに関わらず一定であり(日本では23.2%)、個人の税率も日本では4000万円までは累進課税であるが、それ以上は一定で(税率45%、1億円の所得でも10億円でも税率は45%)、相続税の累進課税も法定相続人の取得金額6億円までで、それ以上は一定である(税率55%、100億円相続しても、1000億円相続しても税率は55%)。これでは超富裕層の子孫はいつまでも超富裕層のままだ。

物やお金が国境を超えて自由に行き来している、グローバル・キャピタリズムの下では、法人の税率が高い国の企業は、国際競争で不利になるので、法人税は下がる傾向にある。実際アメリカのトランプ政権は法人税を35%から21%と大幅に引き下げた。アメリカは個人の最高税率も39.6%から36%に引き下げ、ために富裕層と貧困層の経済格差はますます拡がっている。アメリカが法人税を下げれば、他の国も自国の企業の国際競争力を確保するために追随せざるを得なくなり、グローバル・キャピタリズムをコントロールしない限り、貧富の差の拡大は世界的な傾向となる。

私は近刊の『環境問題の嘘 令和版』(MdN新書)で、物々交換こそが、行き過ぎたグローバル・キャピタリズムを牽制する力を秘めていることを述べたが、まずは物々交換から貨幣経済へ変化した歴史を概観し、その後で、物々交換の未来と新しい貨幣の可能性について考えてみたい。

今から1万年以上前、人類が50人から100人くらいの集団で暮らしていた狩猟採集生活の頃、物々交換で欲しいものを入手するということは滅多になかったのではないかと思われる。獲ってきた獲物や果物、種子などはみんなで食べ、誰か特定の個人の所有物ではなかったので、物々交換はまず起こりえなかったに違いない。