加速するポスト安倍争い。「菅義偉政権」誕生で投資すべき業界とは?

安倍晋三首相の健康状態についてさまざまな憶測が流れる中、すでに自民党内では「ポスト安倍」選びが進んでいるようです。次の日本のリーダーは誰になるのかによって、日本経済の行く末が大きく変わると語るのは、国際金融コンサルタントで投資家の菅下清廣さん。菅下さんは自身のメルマガ『経済の千里眼 菅下清廣の“波動から見る未来予測”』の中で、予想されるポスト安倍候補を3人あげつつ、もし「菅義偉政権」が誕生した場合に大きく動くであろう業界について、大胆な予測を立てています。

政局!ポスト安倍の行方

いよいよ日本の政界も、ポスト安倍にむかって動き出している! それを裏づけるような2つの記事を、以下ご紹介します。

まず、2020年8月1日の毎日新聞「時の在りか」、見出しは「もう菅政権になっている」。菅義偉官房長官の笑顔の写真入り記事です。その写真のキャプションには「“安倍晋三首相が月刊誌でポスト安倍の有力候補の一人”と発言」の文字。

記者会見で質問され、笑顔を見せる菅義偉官房長官と紹介されている。その中身をちょっと、ご紹介すると、政府のカジを切り、旗を掲げるのは菅義偉官房長官である。

「前面に出てきましたね」と政府高官に水を向けたら、「もう菅政権になってるよ」
さらりと返されぎょっとした。
(中略)
ぎょっとしたのは、以前と評価が一変していたからだ。

「菅さんは剛腕だけど、首相にしてはいけない、抱負経綸(ほうふけいりん)がないから、と言ってたじゃないですか」そうただすと、真顔で答えた。

「だったら、他にいますか」
「とにかく政府を動かせなきゃ始まらない。菅さんは安倍さんよりバランス感覚もいい。昨年の訪米で外交デビューも済んでいる」

ちなみに、「ポスト安倍」候補の自民党石破茂元幹事長や岸田文雄政調会長はまるで人気がない。

「無理でしょう。務まらない。」

官僚本位の「菅政権待望論」には素直にうなずけないが、官僚が仕事を通じて知る政治家評もあなどりがたい。……末期である。

以上、伊藤智永という専門記者の署名入りコラムです。

この記事の内容は、「霞ヶ関の高級官僚たちからは、すでに『菅政権待望論』が出てきている。まさに安倍政権は末期的症状」だということです。

そして、もうひとつの記事も「ポスト安倍」を占うには興味深い内容です。

同じく2020年8月1日の読売新聞「語る コロナと政治」、見出しが「一律10万円 元気届けた…自民党幹事長 二階俊博氏」。ご存知、辣腕を振るう、二階幹事長のインタビュー記事ですが、その中で、“菅氏を評価”という小見出しがあり、

「今国民は誰も衆院解散なんか望んでいない。新型コロナ対応などをしっかりやってもらいたいという希望の方が多い。謙虚にその期待にどう応えていくかということに最善の努力を尽すべきではないか」

と述べています。実は菅官房長官も公の席で、ほぼまったく同じ内容の発言をしているのです。

菅、二階両氏とも、解散総選挙の決定は首相の特権事項と知り尽くしている立場ですが、この秋の解散総選挙を明確に否定しています。これだけ堂々と安倍首相に選挙をするなと主張しているのは、安倍、麻生(財務大臣)ラインのパワーが低下している証明でもあります。

永田町政界情報を多少でも知っている人なら、お分かりと思いますが、安倍首相の盟友・麻生財務大臣は再三再四、安倍首相に今秋の解散総選挙を提言しているのです。

この安倍、麻生ラインはポスト安倍の有力候補として、岸田文雄政調会長を推してきたいきさつがあり、それを拒否する菅、二階ラインとの暗闘が続いているとも言えます。

「幸せ」は曖昧。まず追求すべき「不幸にならない」最低条件とは

「幸せって何だっけ?」との問いに、調味料1つあることと歌い上げるCMが流行ったことがありました。その歌詞に「そのくらいのものだよね」と思った人もいれば「そんなちっちゃなものじゃない」と思った人もいるでしょう。「幸せ」の定義は難しく人それぞれ。メルマガ『j-fashion journal』の著者でファッションビジネルコンサルタントの坂口昌章さんは、幸せの前に不幸にならないための最低条件を提示。そこから一つの結論を導きます。

幸せになれる暮らしと仕事

幸せの前に不幸にならないこと。嫌なことはやらない。嫌な人とは付き合わない。命令されること、強制されることはやらない。好きなこと、面白いことだけで生活を維持する。それが不幸ではない最低条件だ。不幸ではない生活を淡々と過ごすのも幸せにつながる。お金があれば使うが、なければ使わなければいい。幸せとは生活の維持を超えるところにある。

1.幸せって何?不幸って何?

恋人同士で「幸せになろうね」と言う場合、「結婚したら幸せになれる」という思い込みがあるように感じる。しかし、実際に結婚してみると、そこは幸せのゴールではなく、生活のスタートなのだ。同様に、幸せの条件と考えていたものが、満たされても、幸せになれるとは限らない。

例えば、「お金があれば幸せになれる」と考える。欲しいものは何でも買えるし、美味しいものも食べられるし、行きたい場所に旅行にも行ける。「欲しいものが何でも買える」ほどのお金を手にしたことはないが、「今、欲しいものは何か」と問われても、すぐには思いつかない。車が古くなったので、新車に代えたいとは思うが、古い車でも特に不便はない。そもそも、私は「車は走ればいい」と思う方なので、ろくに洗車もしない。

もちろん、美味しいものを食べたいとは思う。たまに食べる本マグロの大トロは美味しい。でも、鰹でも鰯でも美味しいものは美味しい。食べれば美味しいと思うが、食べられなくても不幸だとは思わない。

蕎麦も美味いし、お酒も美味い。それほど美味しくなくても、まぁ、それなりに満足する。もちろん、銘酒は美味いが、安酒しかない店では、安酒もしみじみと美味い。旅行に行けば行ったで楽しいが、それなりに疲れる。ゆったりと一人で散歩するのも結構楽しい。どちらが楽しいかと言われると、どちらも楽しいと思う。

幸せに対しては曖昧だが、不幸については明確なイメージがある。何かを強制されるのは嫌だ。押しつけられたり、命令されるのが嫌だ。楽しいことでも、命令されれば嫌になる。嫌なことをやらされるのは、即ち不幸である。やりたくないことをやらされる。自分のペースではなく、決められた時間通りに行動しなければならなくなる。それも嫌だ。

嫌な人と会話したり、食事をしなければならない、というのも嫌だ。そう考えると、お金がないから不幸だというわけではない。むしろ、行動や思考を制限されること。自由を束縛されることが不幸であると感じる。

2.マズローの欲求5段階説と幸せ

マズローの欲求5段階説の順に欲求が満たされれば幸せになれるのだろうか。最初に必要なのは「生理的欲求」だ。具体的には、呼吸、食事、水、排泄、睡眠、性、恒常性維持など。これは、健康が維持できていれば、問題ない。2番目が、「安全欲求」。身の安全、雇用の安定、健康、財産、資源確保など。これは、生活の維持ができれば問題なさそうだ。

3番目が「社会的欲求」。友情、愛情、家族、社会。社会に所属していることが実感できること。家族をつくり、どこかに所属するという満足感を得たいというのだが、これはシングル社会の現在ではどうなのだろう。配偶者や子供を強く望む人にとっては、それが幸せの条件になるかもしれないが、それが満たされたからといって、幸せになれるというものでもない。

【書評】元中国人が息子に実践。「正しい日本人」に育てる教育法とは?

日本人は我が子に対して「素晴らしい人になってほしい」とは願うかもしれませんが、「素晴らしい日本人になってほしい」と願う日本人は少ないのではないでしょうか。しかし、日本に帰化した中国人の方が我が子に「正しい日本人になってほしい」と学ばせたものは、私たちが振り返るべきものなのかもしれません。今回の無料メルマガ『クリエイターへ【日刊デジタルクリエイターズ】』で編集長の柴田忠男さんがレビューしているのは、そんな元中国人の評論家・石平さんが「我が子を日本人にするための教育法」を綴った一冊です。

偏屈BOOK案内:石平『日本の心をつくった12人 わが子に教えたい武士道精神』

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日本の心をつくった12人 わが子に教えたい武士道精神

石平 著/PHP研究所

「わが子に教えたい武士道精神」として、石平が選んだ〈日本の心をつくった〉12人の武士とは源義経、北条時頼と時宗、楠木正成、徳川家康、徳川吉宗、松平定信、大塩平八郎、武市半平太、大久保利通、東郷平八郎、西郷南洲である。このなかで、わたしがわりと詳しく知っているのは源義経、徳川家康、西郷隆盛、大久保利通、東郷平八郎くらいである。日本人としてまことに遺憾……。

石平は生まれこそ中国四川省成都だが、2007年に日本に帰化した〈日本生まれの日本人より日本を愛する〉みごとな日本人である。長男が生まれてから、礼儀と常識を身につけさせるための躾や、色々な情操教育を始めた。小学校に入学してからは音楽や絵画の塾に通わせたり、論語の言葉や百人一首を暗記させたりした。知識の教育は学校に任せるが、人間教育は両親がやろうと決めた。

「一人の日本人として生まれて来た以上、一人の正真正銘の日本人として、日本の精神をきちんと受け継いだ素晴らしい日本人として育てていかなければならないと思っている」とは、今どきの日本人が失った精神である。わたしだって、何十年も前に息子が、娘が、生まれたとき、正しい日本人として育てるぞと決意した。というのは嘘で、成長期にもそういう教育をしたことはなかった。

「将来のわが子を、少しでも日本的な美しい心を受け継ぐような人間として育てていくことが何よりも大事である」と考える石平は、教材を日本史から選んだ。日本の長い歴史の中にある、先人たちの生き方と行いにおいて輝いた日本人の心の美学。それらがすべて、わが子の精神教育のための恰好のテキストとなる。なかでも武士道精神こそが、日本の心と美学の集大成であると見抜く。

「居酒屋は若者がいて危険」と定食屋で酒盛りする老人たちの実態

新型コロナウイルスの感染防止のため、さまざまな対策が求められている飲食店。しかし、いくら事業者が気を砕こうとも、利用者の自覚が足らなければその効果は期待できないと言っても過言ではありません。そんな飲食店は今、どのような状況となっているのでしょうか。今回の無料メルマガ『まんしょんオタクのマンションこぼれ話』では著者の廣田信子さんが、定食屋とファミリーレストランで遭遇したグループの振る舞いを紹介するとともに、店側が客に対して「ルール遵守の徹底」を求めるべきとの見方を記しています。

感染防止徹底とはお客にきちんと注意ができること

こんにちは!廣田信子です。

自主申告の「感染防止徹底宣言ステッカー」があるお店で、本当に感染防止が徹底されているのか…が、議論になっています。感染防止策は、それぞれの店舗がいろいろ工夫し、入り口に貼ったり、ホームぺージで公開していますが…それを本当に徹底するのは難しいことです。

私は、もう半年、居酒屋のようなお酒を提供するお店には行っていないので、こういった飲食店の状況は、テレビやネットで見るか、知り合いの話を聞いているだけなので、どの程度、徹底されているかは想像するだけですが…さすがに、仕事が少しづつ動き出し、外出の機会も増え、定食屋さんやファミレスには、ひとり又は2人で行くようになりました。そこでの出来事です。

ある定食屋さんでは、夕方6時、あまり人は入っておらず、テーブルを空けて座ってひとり、2人で静かに食事をしていて、これなら安心と思い入ったのですが…すぐに高齢者のグループの方が4人来られて、にぎやかに席に着きます。で、大きな声で店員の方を呼んで、イレギュラーな注文をしています。ほとんどが定食メニューなのですが、つまみにするのに、それを全部ご飯なしの単品にするように。一応、ビールはメニューにあるので、ビールの銘柄や、他のお酒はないか聞いています。かなり離れた席の私のところにも聞こえる大きな声です。店員の方は名札からベトナムの方のようで、マスク越しのイレギュラーな注文が聞き取りにくいようで何度も聞き直しています。

そうしたら、後から仲間が3人来て合流。本来なら空けているべき、すぐ隣のテーブルに着き、7人が密に座って会話をしています。何かの会合の帰りのようで、幹事役の方が、居酒屋は若いのがいて危ないから、こういう定食屋で飲む方が安全でいいんだよ…と自慢げに話ししています。料理とビールが運ばれてくると、みんなマスクを外して、食べて、飲んで、さらに話が盛り上がっています。高齢になると耳が聞こえにくくなる傾向があるので、どうしても話す声は大きくなります。その雰囲気はまるで居酒屋です。

感染防止対策でマニュアルが一応あっても、まとまった人数が来られれば、密な形でテーブル席が埋まります。入り口の注意書きには、食事をするときは静かに…食事が終わったら、マスクをして小さな声で会話を…と書いてありますが、そのマスクなし大声のグループを店員の方が注意する気配はありません。もし、あの7人の中に感染している方がいたら、間違いなく、クラスター発生です。私は、時間調整で、少しゆっくりしたかったですが、食事が終わったら、すぐ席を立ちました。その後、そのお店には行く気になれません。

また別の日のファミレスでのランチでは…私は、ピークを避けて午後2時過ぎに行きましたが、店内はいくつかのママ友グループが、話に花を咲かせ、にぎやかな笑い声が響いています。もう、食事はすんでいて、食後のおしゃべりが盛り上がっています。席についているときも、ドリンクバーにドリンクを取りに行く時も、ほとんどの人がマスクはしていません。コロナ以前の日常のような風景です。

やはり、入り口には、食べる時以外はマスクをして会話は小さな声で…と書かれていますが、マスクなしで長時間盛り上がっているママ友グループに、店員さんが注意をする様子はありません。

高齢の方のグループも、ママ友グループも、その中に感染者がいる確率は極めて低いでしょうし、きっと、ずっと自粛していて、久しぶりに集まれて話が弾んでいるのでしょう。そんなときぐらい水を差さずに、思いっきり話をさせてあげたい…とも思いますが、そういう気のゆるみを、新型コロナウィルスは見逃してくれません。店が自ら決めた感染防止対策が守られていないのに、お客に注意(守るようにお願い)をすることができなければ、とても感染防止対策が徹底しているとは言えません。

最年少二冠達成!藤井聡太の「将棋星人」ぶりがわかるヤバい話2つ

将棋の高校生棋士、藤井聡太棋聖(18)は20日、王位戦七番勝負の第4局で木村一基王位(47)に80手で勝ち、史上最年少(18歳1か月)で「王位」のタイトルを獲得して二冠を達成した。また同時に八段昇段もはたした。

史上最年少での「二冠」は28年ぶり、「八段」は62年ぶりの快挙となる。

7月には棋聖戦で渡辺明名人(36)に勝ち、最年少の17歳11カ月で「棋聖」のタイトルを獲得。5日におこなわれた王位戦第3局でも勝利し3連勝、二冠に王手をかけていた。

というわけで、いよいよ「人間ばなれ」してきた藤井二冠の快進撃。その強さの秘密はどこにあるのだろうか?興味深い2つのエピソードをご紹介しよう。

その① 実績が「ラノベ主人公」を超えている

将棋に少しでも興味のある方なら、アニメ化もされた人気ライトノベル『りゅうおうのおしごと!』を聞いたことがあるかもしれない。

この作品の主人公「九頭竜八一」はプロ棋士で、16歳の若さにして将棋界の最高タイトル「竜王」を獲得したという設定。主人公は将棋が強いだけでなく、美人の姉弟子である「空銀子」や、美少女小学生の内弟子「雛鶴あい」、さらにはそのライバル「夜叉神天衣」といったキャラクターに囲まれ、なんだかんだハーレム状態で棋理を追求していく。

常識で考えれば「そんな都合のええ話あるかいな」と、思わずツッコミながらも熟読したくなる、そんな夢の詰まった将棋ラノベ作品だ。だが作者の白鳥士郎氏も、リアルでの藤井聡太の快進撃には驚かされるばかりだという。

藤井聡太は、史上初の10代二冠(王位・棋聖)を達成し、あっさりと「ラノベ設定」を超えてしまった。現実の姉弟子には美人の室田伊緒女流二段がいるし、藤井二冠に憧れて女流棋士を目指している美少女Oさんの存在も業界内では有名、まさに今がリア充全開期となっているのだ。

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その② 「脳内将棋盤」という常識に依存していない

藤井聡太二冠は2018年10月、ニコニコニュースのインタビュー記事で「脳内に将棋の盤面を思い浮かべない」という衝撃的な発言をした。「盤は目の前にある」のだから、盤面を思いかべる必要なんてないでしょ?と、はにかみながら笑ったのである。

このインタビューでは、かつて若き日に「羽生さんに勝っていい女を抱きたい」と発言して一世を風靡した実力派棋士の行方尚史九段も、さすがにド肝を抜かれたようだ(余談だが今回、藤井に敗れた木村一基元王位と行方九段は飲み仲間だという)。

藤井二冠は「脳内に盤面を浮かべない」――それの何がそんなにヤバイのか?

「将棋ウォーズ」などのネット対局が盛んな昨今だが、基本的に将棋は人間同士が対面で「盤」と「駒」を使って戦うアナログなゲームである。

そこで、昔から将棋の上達法としてよく言われるのが、自分の頭の中に自由自在に操れる「脳内将棋盤」をつくることなのだ。

これは文字どおり、頭の中で将棋の駒を自由自在に動かし、いわば「イメージ」で複雑な局面の変化を読みきる能力をさす。一般的には、詰将棋を大量に解くことや棋譜並べによって獲得でき、アマチュア時代から徐々に強化されていくと考えられている。

無理矢理サッカーに例えるなら、優秀なパサーが常にピッチ全体を俯瞰で見られるのにも近い特殊能力と言えるかもしれない。

プロ棋士ともなれば、この「脳内将棋盤」を持っているのは当たり前。たとえば将棋界の第一人者である羽生善治九段は「盤面は白、線は黒。駒は外形が無く黒の一字彫り」で、トップ棋士の渡辺明名人は「ダークグレーの空間に、字の書かれていない黒に近い灰色の駒が浮かんでいる」ともいう。

この脳内将棋盤の正確性が棋力の向上に寄与するという考え方は、アマ高段者やプロ棋士の間で半ば常識となっていた。将棋指しなら誰でも、脳内に将棋の盤と駒を思い浮かべて、一手でも先まで深く読みを入れようとする(手数が限界に達すると脳内将棋盤は雲散霧消してしまうが)ものと考えられていたのだ。

そんな常識を根底からくつがえしたのが、他ならぬ藤井二冠なのである。

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藤井聡太は脳のつくりが違うのか

他のプロ棋士と、将棋に対する考え方が根本的に違うようにも見える彼の脳内には、「将棋OS」が直接インストールされているとでもいうのだろうか?みなさんの将棋は、所詮Windows上で動くGUIアプリのようなものですよ、と――。

藤井聡太二冠の「将棋星人」ぶりに、いよいよ目が離せない。

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source: NHKニュース

image by: 古賀円 / CC BY-SA

離婚のプロが女子に教える「結婚相手に選ぶとヤバイ男」32の特徴

結婚相手と結婚前に同棲する期間が短かったり、そもそも一緒に住んだ経験がなかった場合には、相手の性格や問題点を把握することはとても難しいことです。では、結婚前から相手に問題があるかどうかを見極めるためにはどうすれば良いのでしょうか。開業から6年で相談7,000件の実績を誇る「離婚のプロ」、行政書士の露木幸彦さんが発行する無料メルマガ『10年後に後悔しない最強の離婚交渉術』では、露木さんが過去に受けた離婚相談の事例から作成した、トラブルを起こしそうな男性を見極める「ダメ男チェックリスト」を公開。さて、あなたの婚約者や旦那様はいくつ当てはまりますか?

結婚トラブルの3割は性善説、7割は性悪説

私の相談者(結婚期間0~3年で離婚した20~30代の男女)に対して、

はじめから問題がある人だった=性悪説
結婚生活のなかでおかしくなった=性善説

のどちらに該当するかを聞き取りしたところ、前者は73%後者は27%でした。

「性善説」の場合、交際期間や結婚期間の「途中で」、少しずつ2人の足並みがそろわなくなるのですが、どんな相手でも一定の確率で起こり得ることです。

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image by: shutterstock.com

そのため、相手選びの段階…婚活の最中に将来の危険を察知することは難しいです。

一方で「性悪説」の場合、最初から問題を抱えた相手です。そのため、間違った相手を選ばないよう予備知識を得ることが大事です。

今回は相談実例をもとに4つのチェックリストを作成しました。「お金」「浮気」「暴言」「モラルハラスメント」に関するトラブルを引き起こす男性の共通点をあらかじめ知っておいてください。

なぜ期待の新人が職場のお荷物に?入社後に評価が下がる人は「アレ」に弱い

期待の新戦力として迎え入れてはみたものの、いざ同じ職場で働き始めるや、その評価に疑問符をつけざるを得ないというケース、よく耳にするものです。なぜこのようなギャップが生じてしまうのでしょうか。今回のメルマガ『金田博之の「出世したサラリーマンが絶対やらなかったこと」』では外資系IT企業の日本法人代表をつとめる金田博之さんが、「あとから評判を落としてしまう人」に共通する“イレギュラーに対する弱さ”を分析するとともに、高評価を保ち続けるために本人が取るべき行動や、上司や先輩ができるフォロー法を紹介しています。

 

一見デキる人の価値が下がってしまう理由

課題背景

面接や新入社員、あるいは異動などで新しいメンバーが入ってきたとき、「この人はすごい!」と思ったものの、いざ一緒に働いてみたらイマイチだった……。そんな経験はありませんか?最初は高い評価を受けていたのに、あとから評判を落としてしまう人には、ある共通した理由があります。典型的なパターンとその解決法をお話します。

評価が下がるのは「緊急時」イレギュラーに要注意

履歴書や職務経歴書を見ると、とても期待できる人という印象。面接で話してみても、人当たりがよくて経験も豊富そう。自分だけでなく他のメンバーも「あの人はいいよね」と高評価。

そんな鳴り物入りの新人といざ一緒に仕事をしてみて、「あれ?」と思ったことはありませんか?

例えば、仕事が切羽詰まってくると「これは○○さんの仕事ですよね」と途中で投げ出したり、「前の会社ではこうだったから」と過去の経験を引っ張ってきて意見を否定するような人がいます。

また、会社の雰囲気に慣れていないのに加え、なかなか成果が出ないことに焦って、勝手に的外れな動きをしてしまう人を見かけることもあります。

こんなふうに、初めは高く評価されていたにもかかわらず、みずから評価を下げるような行動をとってしまう人が少なくないのはなぜなのでしょう?こうした現象に共通しているのは、何だと思いますか?

それは、「緊急時に起こりがち」だということです。

転職するときは誰しも、前向きな気持ちになっています。これからいい仕事をしていこうというイメージを膨らませて面接や新しい職場に臨みますが、いざタフな状況になると、その理想通りの行動がとれなくなってきます。その結果、平常心を失って、冷静な行動が取れなくなってしまうのです。

その現れ方はさまざまですが、予期せぬトラブルや、急に大きな変更が生じたとき、あるいは急ぎの仕事が発生したときなど、イレギュラーな緊急時につい弱い本性が出てしまうのです。

しかも、この緊急事態が訪れるのは、そんなに先のことではありません。本格的に仕事を開始すると、正しく危機感を持って仕事をしている人なら、案外早くに危機が訪れます。

そこでどういう行動をとるかによって、当初の高評価をキープできるか、評価がひっくり返ってしまうかが決まります。

いざその緊急場面が訪れたときに、「来た!」と身構えておいて対策を取れれば、新しい環境で評価を下げることは防げるのです。

修羅場でもいいんだよ?大人の「コミュニティ内恋愛」はこじれてからが本番だ

世の中にはサークルや飲み友達、趣味の集いなど、さまざまなコミュニティがあります。そんな人間の集まりで一番トラブルになるのが「男女のもつれ」、つまり恋愛問題です。そんなコミュニティ間の恋愛トラブルに巻き込まれたという経験を語るのは、メルマガ『毎月1000人集客するプロ講演家が教えるコミュニティづくりの秘訣』の著者でベストセラー作家・起業家の岡崎かつひろさん。岡崎さんは自身のメルマガで、過去の恋愛トラブルから得た教訓と、コミュニティ内の恋愛はアリかナシかについても言及しています。

サークルやサロンで多発する恋の修羅場。組織のリーダーは許す?無視する?プロがアドバイス

コミュニティの中で揉める原因になるのは、恋愛です。というのも、当人同士はもちろん、コミュニティメンバーも巻き込んだ大騒動に発展する可能性が高いからです。

実は、僕がコミュニティ運営において一番困ったトラブルと言うのはこの恋愛です。といっても、僕自身の恋愛トラブルではありません、メンバー間の恋愛の仲裁で巻き込まれたのです。なにが起こったのかというと、あるコミュニティにリーダーがいてその人が結婚することになったんです。結婚相手である彼女はこのコミュニティ内にいました。このカップルは男女ともにリーダーシップを張っている感じでした。ここまでは問題なかったのです。問題は、彼がこのコミュニティ内で過去に何人かの女性と付き合っていたことです。

僕は、コミュニティ内で彼氏彼女がいてもいいと思うんです。付き合うことがあれば、当然別れることもありますよね。そこは別にいいと思います。ただ問題はそれをよく思っていない人もいます。今回のトラブルは、まさにそんな感じで、以前からリーダーのコミュニティ内恋愛についてよく思っていなかったメンバーの一人の女性が、リーダーの恋愛関係に対して怒りを感じていたらしいのです。彼女はすごく正義感が強くて、彼のこれまでの恋愛遍歴について「許せない」ところがあったのでしょうね。このトップを張っていたリーダーの男女2人が結婚することになったとき、リーダーとメンバーの女性とで揉めたんですよ。

彼女の言い分としては、「あんたが結婚するなんて信じられない」ということだったんでしょうね。そこで僕が仲裁に入ったんですよ。今振り返れば、軽率だったなと思うんですけど、その時僕は「それぞれには正義があるし、どっちが正しいとか言うのはないよ」と言いました。そしたらメンバーの女性は、彼女なりに思ったことがあったんでしょうね。今度は、怒りの矛先が僕のほうに向き「あの男性の味方をするなんて!」と、僕自身が超バッシングされました(苦笑)。

コロナだけではない。1週間で1万人以上が救急搬送、熱中症の事実

命にかかわる「危険な暑さ」が続く日本列島。メディアでは連日、熱中症への注意喚起がなされていますが、緊急搬送者は増える一方となっています。我々はこれから、熱中症にどう対処していけばいいのでしょうか。今回のメルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』では著者で健康社会学者の河合薫さんが、これまでの研究により明らかになった熱中症に関するデータを紹介。さらに「感染症と熱中症との共存」が人類最大の課題になるという見方を記しています。

プロフィール:河合薫(かわい・かおる)
健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経たのち、気象予報士として「ニュースステーション」などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後は、産業ストレスを専門に調査研究を進めている。主な著書に、同メルマガの連載を元にした『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアムシリーズ)など多数。

死者1,135人!「熱中症」の未来予測

10日から16日の1週間で、なんと1万2,804人もの人が熱中症で救急搬送され、都内では53人が亡くなっていることがわかりました(15日まで)。

熱中症患者は2000年以降、急増しています。特に今年は連日の猛暑に加えコロナ感染拡大防止で外に出る機会が減り、体が暑さに慣れてないので、熱中症が起こりやすいのです。

9月以降も、平年より高い気温が予想されているので、くれぐれもエアコンをうまく使って、水分補給などにつとめてください。

ということで、今回は「熱中症」について、あれこれ書きます。

そもそも日本で熱中症への関心が高まったのは、1990年代後半以降です。それまで「生気象学=気象が心身に与える影響を科学的に捉える学問」は、季節性うつ病や冬季の脳血管系疾患死亡などが主たる研究対象で、熱中症を始めとする熱ストレスに関する研究はかならずしも多くはありませんでした。

1990年代後半から温暖化の影響による猛暑日の増加や、ヒートアイランド現象で夜間の気温が下がらなくなり、自宅で熱中症を発症する人が増加。徐々に、社会問題となり研究者の関心も高まっていきました。

特に、2003年の夏のヨーロッパにおける熱波をきっかけに、世界的マターとなり、熱波による死亡に関する論文が急増。高齢者や基礎疾患を持つ人々が熱波の影響を受けやすいことがわかりました。

2004年3月にはWHOが「異常気象、気候イベントに対する公衆衛生対策」というテーマで国際会議を開催し、各地で熱波による健康被害を予防する取り組みが進められるようになりました。

国内で、これまで死亡者が最も多かったのは、2012年の1,135人です。この年は記録的な猛暑で、群馬県館林では32日間も「猛暑(35度以上)」が記録されました。また、研究が蓄積されたことから、

  • 熱中症患者の発生と日最高気温・日平均気温とに強い関連があり、具体的には、25℃あたりから患者が発生し、31℃を超えると急激に増加する
  • 同じ暑さでも、「暑さに対する慣れがあるかどうか」が極めて重要
  • 平均気温が数日連続して32℃を超える猛暑の第一波時に多発する

さらに、

  • 性別では男性が多く、全体のおよそ3分の2
  • 年齢別では、65歳以上が8割と最も多く、独居老人や高齢者だけの世帯が大半を占める

などがわかりました。

高齢者は「温度」の感度が低下するので暑さを感じにくく、喉の渇きの感度も鈍るため、水分摂取がうまくできません。介護施設などに入居していればヘルパーさんがケアしてくれますが、高齢者だけだと気がついた時には手遅れ…となってしまうのです。

文筆家が愛用する「ひとりSlack」のすごい効果。アイデアは継続なり!

アイデアがひらめいた際、メモをとることをルールにしているという方は多くいらっしゃいますが、ツール選びに悩んでいる方が多いのもまた事実。いったい何を用いるのがもっとも便利で効率的なのでしょうか。今回のメルマガ『Weekly R-style Magazine ~読む・書く・考えるの探求~』ではブロガーで文筆業、コンビニアドバイザーでもある倉下忠憲さんが、さまざまなツールを試した末に辿り着いた、「ひとりSlack」という方法を紹介。世界中で人気のビジネスチャットは、メモを残すことはもちろん、アイデアを育てる上でもこの上なく優秀なツールでした。

「ひとりSlackで継続的思考」 #知的生産の技術 #メモの育て方

「ある対象について継続的に考え続けるにはどうしたらいいのか?」

最近ずっと考えているテーマです。〈メモの育て方〉という連載を書いているのも、その探究の一環です。

たとえば散歩をしていて、ふと「2020年からのメルマガはどんなことを書いていこうか」と思いついたとします。それと一緒にいくつかのテーマ候補も思い浮かびました。もちろん、即座にそれはメモに書き留めます。

しかし、そうして書いただけでは終わりにはなりません。他のテーマ候補についてもアイデア出ししたいですし、それらの中から実際のテーマを選択する作業も必要です。きっとそれは、一日で完結するものではないでしょう。時間を置き、アイデアを集め、実際例を収集し、ときに他人と相談しながら少しずつ煮詰めていく工程が必要となります。

その工程をどのツールで実施すればいいのか?

ここで注目したいのがタイミングです。もし、追加で考える作業を、家の作業机の前で「よしやろう」と思ったタイミングでしか実施しないなら、どんなツールを使っても問題ありません。極厚のアナログノートでも、テキストファイルでも、なんならWordだって大丈夫でしょう。

しかし、最初に思いついたのと同じように、散歩をしているタイミングでふと思いついたらどうでしょうか。その状況で、ぱっと「以前の書き込み」を取り出せるツールでないと、思考の流れが混線します。以前考えたことをもう一度考えたり、考えるべきことが抜け落ちたりするのです。これはできれば回避したいところです。

私のメインツールの一つであるEvernoteは、こうした使い方はあまりフィットしません。モバイルでパッと情報を取り出せるかというと、やっぱり微妙なわけです。

では、他のツールではどうでしょうか。

たとえば、Ulyssesは可能性があります。一つのファイルですべてをまかなうので、断片的な思いつきを保存するのは向いています。モバイル版もキビキビ動くので特に支障はありません。わりと、適性があるツールです。

同じように、Mac標準の「メモ」アプリも、適性がありそうです。メモを任意の順番に並び替えられますし、クラウド連携も素早く、安心感があります。

一方で、Scrivenerのようなツールはこうした使い方には向いていません。もともと1プロジェクト1ファイルの体制になっているので断片的な記録が扱いづらく、またモバイルもキビキビ使えるとは言い難いものです。

やはり、ツールには特性があるものだなと考えたところで、記憶の底からコンコンとドアをノックする音が聞こえてきました。慎重にそのドアを開けてみると、「ひとりSlack」が目の前に立っていました。以前結城浩さんがメルマガで紹介されていた、チームツールであるSlackをひとり情報ツールとして運用する、というやり方です。

私も、そのときは一度試してみたのですが、結局長くは続かず、そのまま放置されている状態でした。しかし、試してみたことで、機能自体は頭に入っています。そして、その記憶が、今の思考と結び付いたのです。