褒め方にちょっとした工夫をすれば、部下や子供はグングン伸びる

上司から部下、親から子供など、人を褒める行為はお互いの関係性にプラスに働くことが多いと言われますが、褒められたことによるプラス効果が次の成長に繋がる場合と、その場限りの場合とがあるようです。今回の無料メルマガ『起業教育のススメ~子供たちに起業スピリッツを! 』では著者の石丸智信さんが、あるシーンを例に取り、褒め方のコツについて考察しています。

褒め方をちょっと工夫してみよう

これまでに経営者や管理者、職場のリーダーなどといった企業の中で部下、メンバーを持つ方々を対象とした研修を聴講する中で、「部下を褒めること認めることの重要性についての講義がよくありました。そして、その受講者の方々のお話しを聴くと、部下やメンバーに対して怒ったり、叱ったりよりも褒めること、認めることを苦手にしている、という声がありました。

褒めること、認めることは重要だと言れますが、ただ褒めればいいかと言うとそうではないようです。そこで、本号では、褒め方のちょっとした工夫について考察していきたいと思います。

「褒めること、認めることが大切、重要だ」と言われる中で、なぜ大切、重要だと言われるのでしょうか。

諸説色々あると思いますが、私自身が思うのは、褒める、認めることによって、その人自身が自信を持って、自らの可能性を信じて、主体的に伸びていくことを促すためには、褒めること、認めることが、重要になるのではないかと考えます。褒めることによって、その人を自分の都合の良いように誘導したり相手を依存させたりするために褒めてはいけないと思います。

よくやってしまいがちな褒め方として、このような褒め方があります。例えば、子どもが、皿洗いのお手伝いをしてくれました。そこで、その子に

皿洗いをやってくれるなんてとっても良い子だね

と褒めました。この褒め方は、一見、その子を褒めているように見えますね。しかし、実は、褒める方の基準に基づいて、その子ども自身を評価査定しているとも言えます。いわゆる「ヒトに焦点を当てています

また、「○○をやってくれたから」などと言ったように、何かをした時にだけ与えられる条件付きの褒め言葉にもなっているので、何かをしなかったら、「良い子ではない」と解釈することもできます。

では、褒め方をちょっと工夫してみましょう。

その責任感が迷惑。インフルなのに出社する社員を帰らせる方法

インフルエンザやノロウイルスなどの感染症が猛威を振るっています。羅患したらもちろん休養すべきですが、そんななかでも出社してきてしまう社員もいます。会社としてそれを止めるためにはどうすればよいのでしょうか。今回の無料メルマガ『採用から退社まで! 正しい労務管理で、運命の出会いを引き寄せろ』で、現役社労士の飯田弘和さんが詳しく解説しています。

御社では、感染症罹患者への対処法を定めていますか?

冬はインフルエンザやノロウイルスなど、恐ろしい病気が流行る季節です。社内でそのような病気が拡がったら大変です。病欠者が大勢出れば、当然、業務に支障が出てきます。会社としては、感染拡大防止のためにも、インフルエンザ等に罹患した者やそのおそれのある者に出社して欲しくないはずです。

ところが、インフルエンザだというのに出社してくる者もいます。「どうしても仕上げなければならない仕事があるから」とか「有休を使いたくないから」など理由は様々。

このようなインフルエンザやノロウイルスにかかっている従業員を就業禁止にすることはできるのでしょうか?

労働安全衛生規則では、「病毒伝ぱのおそれのある伝染症の疾病にかかった者の就業を禁止しています。「就業を禁止しようとするときは、あらかじめ、産業医その他専門の医師の意見きかなければならない」とも定められています。ただし、この「病毒伝ぱのおそれのある伝染症」とは、結核梅毒淋病トラコーマ等とされています。

感染症予防法では、新型インフルエンザやエボラ出血熱コレラ等の患者や無症状病原体保有者に対して、都道府県知事より就業制限の通知を受けた場合は、就業が制限されます。

ただ、どちらも通常のインフルエンザやノロウイルスは対象外であり法的に就業禁止にすることはできません。したがって、本人が出社を希望している場合には、会社はその従業員に対して休業を命じることになります。

スタッフが客の集まる理由を「安さ」と思っているのがヤバいワケ

「なぜ当店を選んでくださったのですか?」などと、お客様に面と向かって聞くわけにはいきません。しかしそこには、価格とは別に何か理由があるはずです。今回の無料メルマガ『飲食店経営塾』では著者で飲食店コンサルタントとして活躍中の中西敏弘さんが、「自分の店にお客さまが足を運んでくれる正しい理由」を知ることの大切さを、わかりやすく解説しています。

「安い」から売れるのではない!「価値」があるから売れるのだ!

あるご支援先の勉強会にて。

その会社が経営している居酒屋の客単価は、2,200円ぐらい。各店売上は、ほぼほぼ好調である。

スタッフに、

自分の店が売れる理由お客さんから選ばれる理由は何だと思いますか?」

と聞くと、

「安いから売れるのでは?…安いから選ばれているのでは?…」

と答える。

しかし、本当に「安いから…」売れるのだろうか?2,200円という価格自体をみると、確かに「安い」かもしれない。

でも今の時代、2200円よりも「安く」利用できる店はたくさんある。だから、「安い」だけが「売れている」「選ばれている」理由ではないはずだ。きっと「価値がある」から、「売れている」「選ばれている」はずだ。2,200円だけど、それ以上の価値があるからこそ、「売れている」はずだ。

「売れている」理由を店のスタッフが理解していることも大切だ。

もし、「安い」だけが理由で「売れている」と思ってしまうと、「安いから仕方ないと考えてしまう危険がある。

「安いから、商品もそれなりでいい…」
「安いから、店が汚くても…」
「安いから、接客もそれなりでいい…」

と現場スタッフが考えがちになる。

だから、どうしても商品や清掃接客に対してスタッフのいいわけが多くなるのだ。

この「いいわけ」が増えれば増えるほど、どんどん顧客満足度が落ち気が付けば、「売れなくなる恐れもある。

だからこそ、店が売れる理由を皆で把握する必要性があるし、店は常に「価値の追求をし続けないと、気が付けばお客様はいなくなるということが起こる。

今の時代、単なる「安さ」だけでは売れない!「価値」がなければ売れないのだ!

だからこそ、店は常に価値の追求をし続けなければならないのだ!

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そこそこ使えればヨシ。数十年使って判った手帳活用3つのルール

スマホがここまで普及しても、まだまだ手帳は根強い人気を持続しているようです。ただし、スマホに優る利点を引き出すにはいくつかコツがいるようでもあります。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、ご自身が数十年間試行錯誤して体得した「手帳活用で最低限守るべき3つの鉄板」について詳しく解説しています。

手帳を使う

さて、本日は毎年新しくする手帳のお話

私は数年来の「ほぼ日手帳オリジナル」の愛用者です。ほぼ日以前にも、たくさんの手帳を毎年使ってきて、手帳には一家言あるんですよ(^く^)。スマホでカレンダー機能も使ってオットと一緒のスケジュールは管理しているんですが、それだけじゃモノ足りないんですよね。

たとえば

  • 毎日のTODOリスト
  • 美味しかったレストラン
  • ガーデニングの予定
  • 買ってみたい家電の情報
  • 習慣化したいこと

などなど、雑多でまだ整理されていない情報をとりあえずストックしておくのに便利なんですよね。

ところが!後生畏るべし。最近のインスタを見ていると、そりゃーものすごい手帳活用家たちがウヨウヨ(モンスターみたい)出現しているではありませんか。

そのインスタを眺めて溜息をつきつつ感じるのは、この人たちが

  • 特に字を書くことが大好きな人たち

だということです( ̄∇ ̄)

いや、この手帳を活用してインスタとかにアップされているものを見てキョーレツな既視感に襲われたんです。そう、これってつまり、

  • 料理研究家の料理本の推敲ノートみたい

なんですよ。

  • 毎日書いてある
  • 文字もイラストも多い
  • フセンやスタンプを使いこなしている
  • 管理している事柄が多い
  • 見開きギッシリ
  • 進捗や達成度などキッチリ記録されている

…これを一言で表現すると、

  • コってる

でしょう( ̄∇ ̄) それはもう、フツーのヒトにはマネできないレベルで。

そう、

  • マネできないレベル

ですよ、アレ。あのくらい出来なくちゃとか思ってませんでしたか?そんなことないからね。日本の家事はこういうとこで、なんともいえないレベルアップ圧力っていうのが存在してますが、それがみんなの首を締めているんですよ!!

なので、まずは

  • 手帳を活用し切れていない…などと自分を責めない

ことです。アレは眺めるモンです( ̄∇ ̄) 料理研究家の料理本を見たところで同じ料理が作れないのは、自分がヘタだからだなんて思わないでしょ。それとオンナジ。

出来る人はやったらイイし、スゴい。でも、出来なくても構わない。他のことをすればイイだけです。

なので、手帳歴数十年の私が最低これだけは守るべしという手帳活用の鉄板を挙げておきます。

  • やりたいこと管理したいことをリスト化する
  • フセンやペンで色分けして見やすく
  • 一冊に仕事もプライベートもまとめる

以上!!!(o゜▽゜)o!!!

いや、まあ、それだけじゃあまりにヒドいので、解説します。

すべては親の接し方次第。子どもが「いじめる側」になる3つの訳

子どもの人権問題として多くの親を悩ませる「いじめ」。家庭教育のプロ、柳川由紀さんが発行するメルマガ『子どもを伸ばす 親力アップの家庭教育』では今回、「いじめさせない」ために「自尊感情」と「思いやりの心」を育てるために親はどう子どもに接するべきか、について教えてくれています。

いじめさせないためには?

前号では、子どもがいじめ行為をする理由として、以下の3つをお伝えしました。

  • 自分の存在感や自尊感情を満足させるため
  • 欲求不満のはけ口を得るため
  • 他者への思いやりを持てないため

いじめを根本的に解決するには、いじめを行う子どもの存在感や自尊感情を満足させること、感情をコントロールする力をつけること、他者を思いやる気持ちを持たせること、が必要です。

そのために親がすることは何か、順を追ってお伝えします。

1.自尊感情を育てるために

自尊感情とは、自己肯定感、自尊心、などとも言われますが全て同じことで「自分のありのままを価値あるものと認めて大切にする」ということです。「自分はすごい」と自信満々でいるということではなく、「自分には弱いところもダメなところもあるけれど、良い面もあるから全体的には良しとしよう」と、自分にOKを出せることです。

自分にOKを出すためには、そのための基本となるものが必要です。それは、「自分は自分のままで、ここに居ていい」という「存在への自信」です。これこそが自尊感情の基本です。

ですから親や祖父母、先生などが、まずその子どもを丸ごと受け止めることです。個性を認め、あるがままを受け入れ、条件なしの愛情を注ぐことが大切なのです。

Q. 子どもとの約束を守っていますか?

Q. 子どもの話に、きちんと目を見て耳を傾け向き合っていますか?

Q. 子どもを大人の都合で叱ってませんか?

Q. 子どもを誰かと比較していませんか?

Q. 子どもが何を好きか、何が苦手か知っていますか?

Q. 子どもの友達を複数知っていますか?

Q. 子どもを一人の人間として尊重していますか?

Q. 子どもだから親の言うことは聞いて当たり前、と言う態度でいませんか?

Q. 子どもに感謝の気持ちを伝えていますか?

Q. 子どもと共感できるもの、共有できる時間を持っていますか?

Q. 子どもを信頼していますか?

子どもに対する態度一つひとつの積み重ねが、その子どもの自尊感情に影響します。これまでの自分自身の子どもに対する態度を振り返ってみて下さい。

煮え切らぬ北方領土問題の着地点は「国境なき四島共同管理」か?

2019年1月22日、安倍首相とプーチン大統領による首脳会談が開かれました。今回、かなりの進展が期待されていた首脳会談ですが、フタを開けてみれば“肩すかし”を食らった感があるようです。果たして今回の協議は進展なのか、後退なのか。メルマガ『竹内睦泰と読者で作る「未来へとつながる歴史、政治、文化座談会」』の著者、竹内睦泰さんが分析しています。

日露交渉の着地点

安倍政権下では通算25回目です。内容を外務省HPから抜粋要約(一部補足)しておきます。

平和条約締結問題
シンガポールでの合意(1956年の日ソ共同宣言を基礎として平和条約交渉を加速させる)を踏まえた具体的な交渉が開始、率直かつ真剣な議論が行われたことを歓迎。2月中に外相間の次回の交渉、首脳特別代表間の交渉も行い、交渉を更に前進させるよう指示。
北方四島における共同経済活動
両首脳は早期実現のために共同作業を着実かつ迅速に進展させるよう、事務方に指示することで一致。
幅広い分野での二国間協力
防衛交流・安全保障、議員間交流等のさらなる推進と加速。「政治対話」では、6月の大阪G20サミットに併せて日露首脳会談と日露交流年閉会式を行うことで一致。

いまはクールダウンの時期

そのためでしょう、メディアでは「進展せず」「焦る首相」「後退」といった否定的な表現が踊ります。自民党内部からは「いったん交渉を打ち切るべき」との強硬論が出ているとも報じられています(1/29毎日新聞)。

しかし、水面下ではかなりのところまで交渉が進展していると見るべきです。交渉の着地点はほぼ定まっているものの、いまは表に出す時期ではないと両首脳が判断しているのでしょう。

ここしばらくはクールダウンし、水面下でさらに内容を詰めながら機が熟すのを待つ。その時期は2020東京オリンピックが終わってから、安倍首相の自民党総裁としての任期が満了する2021年9月までのどこかであると予想します。

着地点としての予想3プラン

では、平和条約交渉の行方、その核心部分となる北方領土問題の着地点とは?3つのプランA、B、Cとして示します。

*プランA「二島返還」
*プランB「四島共同管理特別区」
*プランC「四島一括返還」

いずれのプランも「平和条約締結後に」との前提条件が付き、それぞれ派生形があります。可能性として一番高いと私が考えるのはプランB「四島共同管理特別区」です。
プランCは私の願望と期待を込めてのものですが、両首脳の頭の中には、そのシミュレーションも含まれていると思います。
以下の私の推論の根拠となるものは、現在に至る交渉過程で表に出ている情報、そして表には出ない裏情報(名を明かせない関係筋からの一次情報)です。それぞれのプランについて見ていきます。

PlanA「二島返還」双方にメリットなし!

▼日本国民の合意が得られない

プランAは、1956年の日ソ共同宣言を「ほぼ忠実に」履行する内容を基本とします。すなわち「平和条約締結後の二島(色丹島、歯舞諸島)返還」に準じます。
戦後一貫して四島一括返還を求めてきた日本政府、日本国民としては到底飲める案ではありません。日ソ共同宣言から64年間、紆余曲折がありながらも、日本政府が粘り強く交渉を継続してきたのは、「二島返還で決着させない」とする国民の強い意思を受けてのものです。
安倍首相も、そのことを充分すぎるほどわかった上でロシア側との交渉に臨んでいるはずです。

▼プーチン大統領の“爆弾発言”

しかし、最近になって「二島返還もやむなし」との声が国民の間に広がりつつあるのが気がかりです。
きっかけのひとつに挙げられるのが、昨年「ウラジオストク東方経済フォーラム」の公開討論おけるプーチン大統領の“爆弾発言”です(2018/9/12)。
いま思い付いた」と前置きしたプーチン大統領は、「あらゆる前提条件を付けずに、年末までに平和条約を結ぼう」と安倍首相に呼びかけたのです。

▼にわかに台頭した「二島返還論」

安倍首相がその場での返答を避けたことから、日本のマスコミは「領土問題、事実上の棚上げか?!」と大騒ぎました。
菅義偉(すがよしひで)内閣官房長官はすぐさま「北方四島の帰属問題を解決して平和条約締結」との従来通りの政府方針を述べて否定します。
これを契機にさまざまな憶測を呼ぶことになります。
その2カ月後、シンガポールでの日露首脳会談(2018/11/14)で、「1956年宣言を基礎として平和条約交渉を加速させる」ことが安倍・プーチン両首脳の間で確認されます。
ここにきて、「二島返還」とその派生形の「一島返還+α」「二島返還+α」論がにわかに台頭します。

▼情報操作、世論誘導を疑う

昨年12月に実施された産経・FNNの合同世論調査では、「四島一括返還少数派に転落しています。
・「歯舞・色丹の2島だけの返還でよい」7.7パーセント
・「歯舞・色丹二島返還先行、国後・択捉引き続き協議」50.0%
・「四島一括返還」30.8%
https://www.sankei.com/politics/news/181210/plt1812100019-n1.html
「これまでの交渉経緯から四島返還は不可能。であれば、ここは妥協して実現可能な範囲で決着すべき」と考える人が急増したということでしょうか? 必ずしもそうではないでしょう。
穿った見方かもしれませんが、「四島一括返還」では都合が悪い勢力による情報操作世論誘導が行われているように思えます。心当たりがありますが、ここには書きません。

▼ロシアの国内事情による焦り

ロシア側にとって、北方領土問題は日本からの経済協力を取り付けるための重要な外交カードです。日本からの経済支援によってロシア経済を活性化させることが一義的な課題となります。
ただ「二島返還」で決着させれば、日本国民の大きな反発を招き、ようやく前進し始めた日露間の経済協力、人的交流などが停滞します。ロシアにとって困ったことになります。
ロシアの国内事情を見てみましょう。
ロシアによるクリミア侵攻・併合(2014)により発動されたロシアへの経済制裁(米、EU、日本など)が、ここにきてボディーブローのように効き始めているのです。
https://www.nhk.or.jp/kokusaihoudou/archive/2018/05/0521.html

▼ロシア側のメリットは小さい

ロシア国内におけるプーチン大統領の支持率は、一昨年あたりから急激に落ち込んでいます
直接的には年金改革に対する国民の反発によるものですが、ロシア経済の地盤沈下が背景にあるのは言うまでもありません。
プーチン大統領にとって平和条約交渉の加速は、
1. 日本から額の大きい経済援助・協力を引き出す
2. アメリカやEUの風当たりを和らげる(経済制裁の緩和)
の2つの狙いがあります。
その両方を壊すことになりかねない「二島返還」は、ロシア側に大きなメリットがありません。
以上より、プランAの可能性はかなり低いと考えます。

ユニクロU着るならどんな風に?全品購入で世界最速レビューしてみた

TVや雑誌、単行本と各界から引っ張りだこの人気ファッションアドバイザーで、メルマガ『【最も早くおしゃれになる方法】現役メンズバイヤーが伝える洋服の着こなし&コーディネート診断』の著者として知られるMBさんが、ユニクロUの発売日にすべて買って・着て、世界最速の超特急レポートを書かれています。その中でも、MBさんが95点以上の高評価をつけたアイテムを厳選してご紹介します!

世界最速ユニクロU全型レポート!!「発売日に全型買って・着て・書いて・配信する超特急企画!!」

お待たせしました!!
いよいよ今年のユニクロU発売日となりました!!本日(2月1日)朝からユニクロ銀座店に並び大量購入して参りました。その後試着・吟味してこちら世界最速レポートをお届けしております。

2月1日当日ユニクロ銀座店で購入

総額26万円費やしています、多分全国一!!

タクシーの腹ん中はパンパンに…

ユニクロUは発売時に完売・欠品を起こすアイテムも多いので、すこしでも早く情報をお届けするため例外的にこのレポート部分だけ最速号外配信させていただきます。
ではさっそくいきましょう!!

総評 80点「攻めも守りも含んだ好コレクション」

ではまず今回の総評です。大変勝手ながら総評として今回は80点とさせていただきます。

ユニクロUも恒例定番になってきておりおそらく売れ筋が見えてきた感があるのでしょう。

「今回もコレをやらないと」
「この品番を作らないとクレームが来る」

など、回を増すごとにおそらく制約も増えてきているのではないかと推察します。どんなブランドもコレクションは回を重ねれば重ねるほど難しくなるもの。ユニクロおよびルメールさんの苦労が想像できます・・・。

しかしそんな中でトラックジャケットやミリタリーのセットアップなど、かなり攻めたアイテムもあるのが今回のコレクション内容。定番のミラノリブ半袖やシャツ類など守りのアイテムもあるものの、飽きさせまいとする面白いアイテムも十分揃っている。

多くの人を相手に商売をせねばならないユニクロという枠組みの中で最大限トレンドとおしゃれを表現し、多くの人に文化を拡散しようとする心意気を今回のコレクションでは特に感じました。

視点によっては良品悪品と玉石混交ではあるでしょう、しかしながらなるべく100人中99人が気に入ってくれるようにとする配慮が見え隠れしています。

先鋭的で尖ったルメールデザインとマス的でベーシックなユニクロデザインとが過去にないくらい最大公約数的に交差している様に思えます。

ただしもちろん不満点もあり、例えばシャツの素材、例えばパンツのシルエット、例えば小物のマンネリ感。そのため100点満点とはいきませんでしたが、個人的には十二分に満足できた内容ではありました。特にアウター類、パンツ類にアタリ品番が多かったのは嬉しい限り。

諸々言いたいことを好き勝手に書き散らしている大変失礼なメルマガではありますが・・・偉大なデザイナーであるクリストフルメールのプロダクトをたった3000円程度で手に入れられる機会を与えてくれたユニクロチームには敬意しかありません

その敬意を織り交ぜながら、感謝の気持ちを持ちながら、私なりの視点でレビューをさせていただきました。では是非読み進めてくださいー!!

評価 95点「控えめに言って最高クラスの出来」

テーラードジャケット 7,990円

思う以上に風合いが優れていたこちらのジャケット。控えめに言って「最高」です。ポリエステルとは思えないほど美しい風合いを持つコート。これは素材開発お疲れ様でした、ありがとうございましたと素直に言いたい。
見た目は高級ウールに近いツヤ感を持っています。「ツヤ感」と「テカリ」を混同してはいけませんが、ポリエステル素材の場合は光沢がついつい「テカリ」になってしまう。安ポリエステル素材のスポーティーで安っぽいテカリでジャケットを作ってしまうとまるで楽天市場で叩き売りされている格安粗悪品の様になる。ところが今回の場合ウールに近い鈍い光沢を持っており高級感満載

セットアップのスラックスを合わせればフォーマルシーンでもギリ使えるほどドレスライクです。

ネクタイとシャツを合わせてしまえば仕事でも使えそうでしょう??
黒やグレーも良かったのですが、光沢感がひときわ強かったネイビーを今回は選んでいます。
ジャケットはサイズMを買いました。ほんの少しゆったりめですが光沢感強めなのでややルーズに着ても大人っぽい印象があります。おすすめ。

「キメすぎ」にならないようにゴージラインを落としてルーズな印象にしたり、

ポケットをパッチポケットにしてワーク調にしていたりとカジュアルな要素をところどころで入れ込んでラフに見せてるバランスも素晴らしい。

コーディネート解説はまた来週に。

 

評価 95点「今期最高クラスにオススメ!!是非セットアップで」

ミリタリージャケット 6,990円

良い出来だろうなと思っていたけれど予想を上回る出来に。通常のミリタリー素材と異なり光沢感を少しプラス。シャツ襟のあるデザインも相まって大人なミリタリーアイテムになっています。これならベージュを選んでもやんちゃな印象にはなりにくい。

ユニクロは最近ミリタリーを作るのが上手になってきました。素材感を良質でツヤあるものにして、デザインをシンプルにすることで、カジュアルだけどドレスな要素をほんのり入れた大人な印象に仕立てる・・・理想的な使いやすいミリタリーアウターです。

来週詳しく解説しますが、今回あえて上下同じ素材でベージュカラーを選んでコーディネートしてみたのですが・・・素材感のツヤっぽさとシャツ襟・落ち感のあるテーパードシルエットなどのおかげでこんな組み合わせでもおしゃれが成立する様に。

薄い素材ですが安っぽさもゼロ。今期最高クラスにオススメです。

評価 120点「これぞ望んでいたマスターピース」

ポケッタブルトラックジャケット 4,990円

この発色は一体なんだろう。
通常のスポーツジャージのようなクッキリとしたビビッドカラーではなく少しくすんだ色で表現したのがこちら。ナイロンの自由な発色性をフル活用して、「派手色だけどやりすぎじゃない」程よい装飾性を実現させました。

元ネタは古着などで見かける70~80年代のウインドブレーカー。現代のジャージよりも太めの作りだけどメリハリのあるシルエットが特徴です。

ただルーズなだけの90年代風スタイルと違い、裾や袖先をキュッと絞ったデザインが特徴。そのためカジュアルなのだけれど、どこか大人っぽい印象に。

袖先・裾先・首回りなどは視線が止まる目立つ箇所。ここを細くすることでルーズな身幅や肩幅などから生まれる子供っぽさをカバーする役割があるわけです。(「メリハリのあるシルエット作り」は本年度最初のメルマガトレンドレポートにもあった通り今年のスタイル作りの特徴です!!)

首回りも高めに作ってありこれもまたドレスライクな印象。ルーズでカジュアルなシルエットだけどどこかほんのり大人っぽい印象がある色も派手で装飾的だけど、くすんだ色合いで決して派手すぎにはなっていない。このバランスは本当に凄い。商品画像を見て「こんな派手なもの着れない」とお思いの方も多いでしょうが、是非一度試して見てください。発色とシルエットのおかげで案外大人っぽく抵抗感なく着用できます

そして何よりこれをアンダー5000円で実現したのが本当に偉い。今のトレンドである「アンチノームコア」「装飾性」を伝えながらもノームコアになれたマス層にも抵抗がないバランスで実現している。より良いものを他人目線で実現させている。しかも挑戦できるように低価格で・・・。ハイブランドでも一流のデザイナーでもなかなか実現できない、優しく崇高な仕事ぶりだと思います。今買うべきはコレです。

私は全色Lサイズ購入しました。(当初銀座店は3色買いでしたが、事務所に戻ってから全色通販で買いました)

ノームコア的な白T、黒スラックスなどのスタイルにこれをひょいと載せるだけで今年っぽくなるでしょう。最高の出来です。

評価 95点「今年も変わらず良い素材、イエロー&ピンクが一推し!!」

ミラノリブクルーネックセーター(半袖) 2,990円

いいですねえ〜これも事前予想通りでしたが、配色が綺麗だったので5点UP。

密度が高く美しいツヤのあるニット素材。これだけ高級感ある素材ならばイエローなどビビッドな色で遊んでも大丈夫。思い切ってイエローやピンクを選ぶと良いでしょう。白黒もおすすめですが、ノームコア的スタイルに飽きた人は是非ビビッドカラーを。

もちろん私は全色購入しています。Lサイズ。

 

評価 100点「最高の出来、今年もマストバイ」

ワイドフィットタックテーパードチノ 3,990円

前回もあったアイテムですが、ややウエストのゆったり感が強くなり、テーパードがきつくなっている印象がある。ウエストがゆるく、裾が細いメリハリのあるシルエットは体型難を抱える日本人にぴったり。事前評価で書いた通りです。

素材はチノ風のものですが、通常のチノよりもハリが強く、クッションが出にくい素材になっています。そのためスラリと綺麗な細身のシルエットが崩れることがない。しかもタフで耐久性が高く、イージーケア。3990円でコレが買えるのは奇跡じゃなかろうか。

今回黒もおすすめですが、ピンクベージュカラーも面白い。

黒系のトップスに合わせても春らしい印象になる。
メンズは春でも黒系のトップスやアウターを選んでしまいがちで、季節感の迷子になるもの。そんな時こんな明るめカラーのパンツが一本あると春らしさを作りやすいでしょう。膨張色であるベージュカラーでも、綺麗にテーパードしている細身シルエットだけにあまりルーズにはならない。

2/3号はユニクロUコーディネート特集

ルメールが手がける世界最高峰のデザインを200%最大限に活用するには「着こなし力」が必要。モノの力に着こなしを加えて一気に三段抜かしで「上級おしゃれ」になっちゃいましょう。あなたがレベルアップするチャンスは今です。
というわけで来週(2/3配信のメルマガ)はコーディネート徹底攻略「ユニクロU着るならこんなふうに」をお届けします!!お楽しみに!!

※2/3に配信された「ユニクロU」の着こなし術をもっとお知りになりたい方は、2月中にメルマガをご登録いただければ、2/3号を含む1ヶ月分のメルマガを「初月無料」でお読みになることが可能です。この機会にぜひご登録ください。

中国の犠牲者が続々。途上国を蝕む「一帯一路」のやりたい放題

中国が提唱する現代版シルクロード構想「一帯一路」。「着々と進行中」とも「息切れ寸前」とも伝えられていますが、その真相はどこにあるのでしょうか。先日、一帯一路構想に乗り国土開発を進めるカンボジアを視察してきたというジャーナリストの高野孟さんが、自身のメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』で、当地で見た思いもよらない光景を紹介しています。

※本記事は有料メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』2019年2月4日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール高野孟たかのはじめ
1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。2002年に早稲田大学客員教授に就任。08年に《THE JOURNAL》に改名し、論説主幹に就任。現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動中。

荒々しい中国資本主義の「一帯一路」戦略──カンボジアで見た思いもよらぬ光景

中国や東南アジアで手広くビジネスを展開している友人の案内でカンボジアを3日間、視察した。カンボジアはASEAN-10の中でも国力的には下位にあって、人口は第7位の1,600万人、GDPは第8位の223億ドル、1人当たりGDPは第9位の1,390ドル(2017年推定)ではあるが、近年はGDP年率7%ほどで成長し続けていて、活気に満ちている。とはいえその活気を吸い尽くしているのはどうやら中国で、その「一帯一路戦略の光と陰のコントラストがカンボジアでこそよく見えるのだという。

実際、カンボジアはタイ、ラオス、ベトナムと国境を接するインドシナ半島のヘソなのである。

シハヌークビル経済特区

首都プノンペンから南西に国道4号線を230キロ、3時間半かけて走ると、シハヌークビルの港町に達する。この港は、カンボジア唯一の海洋港で、しかも水深のある良港である。というだけでなく、1953年にフランスの支配から脱した後にシハヌーク殿下が真っ先にこの港を建設し、それを見下ろす山上のホテルをも自ら企画し設計を指導もして「インディペンデンス・ホテル」と名付け〔そこに私共も宿泊した〕、殿下のそれらの行跡を記憶するために旧市名コンポンソムをシアヌークビルに改めたという、町そのものがカンボジアの独立を象徴する記念物なのである。

ところがここ数年の内に、そこがカンボジアの中国への従属を示す一大拠点に変貌してしまうという酷いことが起きた。

“従属”と言っても、もちろん悪いことばかりではない。港から12キロほどの4号線沿いに2008年から建設が始まった「シハヌークビル経済特区(SSEZ)」は、カンボジアと中国との政府間協定に基づいて中国の官民が全面協力し、計画面積1,113ヘクタールの広大な敷地に最終的には300社従業員8~10万人小学校まで備えた一大工業都市を作り上げようとするもので、現在までに敷地の約半分が整備され、110社が入居もしくは準備中である。その9割は中国企業。職種は繊維・縫製、靴・鞄、家具・木工などが多い。

実はカンボジア全土には、経済特区が47カ所もあってサービスを競っているが、その中でこのシハヌーク経済特区はダントツの規模と企業数を誇っていて、それはこれを何としても成功させて「一帯一路構想のランドマークに仕立てよう」という習近平主席とフン・セン首相との合意によるところが大きい。港のすぐ近くには日本のODAによるシハヌーク港経済特区」が2012年に開所したけれども、面積は25分の1、入居企業は日本からの2社のみで、ゲートに管理人もおらず半ば廃墟化しているのとは、天と地の違いである。

恐らく日本の場合、外務省と現地大使館は有償資金協力を出しただけで満足で、出来た特区が巧く活用されているかどうかには関心がない。後のことはJICA辺りに委ね、JICAとて自分が作ったものではないし、閑散としていても自分の懐が痛む訳でないから何もしない、問い合わせがあれば答える、ということなのではないか。それに対して中国の場合は、政府間協定の下で江蘇省無錫の民間開発企業が全面出資し、まずは自分の地元の企業に働きかけて進出を促し事業として成功させようと必死に取り組むから、初めから意気込みが違う。日本のお役所仕事というのは、国民の税金を使って国の恥を晒しているようなものなのである。

カジノ&ホテルの乱立

ところが困ったことに、「一帯一路」構想に乗って進出してくるのは繊維や靴の工場だけではない。それより遥かに凄まじい勢いで、中国の不動産業とカジノ産業とがシハヌークビルに殺到し、静かな海浜リゾートだった田舎町は下品極まりないギャンブル街へと変貌しつつある。我々が到着したのは夜も22時近い頃だったが、建ち並ぶカジノ&ホテルにはケバケバしいネオンが煌めいて、超ミニスカートのお姉さんや黒服のお兄さんがたむろし、玄関には制服に警棒の逞しい警備員が構えているという異様な光景が広がっていた。いまこういったカジノ&ホテルはいくつあるのかを尋ねると、まだ市内の数十カ所で突貫工事が続いていていくつになったか分からないけれども、昨年末で86軒になったことは確かであるらしい。

こうなると当然治安も悪化して、中国人同士の喧嘩や撃ち合い、強盗、誘拐、麻薬売買などの闇の犯罪が広がる。また中国人とカンボジア人との抗争もあり、昨年11月にはカンボジア人の10代の青年3人が中国人を襲撃して逮捕される事件が起きた。

安倍官邸が統計不正キーマンの厚労省官僚を即座に更迭した理由

日を追うごとに与党の旗色が悪化する観のある厚労省の統計不正問題。国会での野党の追求にも政権サイドは防戦一方ですが、この一連の状況を新聞各紙はどのように伝えているのでしょうか。ジャーナリストの内田誠さんが自身のメルマガ『uttiiの電子版ウォッチ DELUXE』で詳細に分析した上で、問題の本質追求を試みています。

「統計不正」問題、新聞各紙の伝え方

ラインナップ

◆1面トップの見出しから……。

《朝日》…「野党「政府、解明をブロック」」
《読売》…「休業補償 7月追加給付」
《毎日》…「追加給付工程 急場しのぎ」
《東京》…「関東地銀8割 手数料増」

◆解説面の見出しから……。

《朝日》…「統計不正 政権逃げ腰」
《読売》…「アベノミクス 影響巡り攻防」
《毎日》…「厚労省の『統治』問題視」
《東京》…「厚労省 報告遅れの連鎖」

ハドル

国会の審議が熱を帯びてきました。もちろん、統計不正問題です。安倍首相はスケジュールの合間にレクの連続なのでしょう、既にヘロヘロの状態。辛うじて精気を保っているふうに見えました。閣僚は野党の追及をかわそうと、わざと見当違いの答弁を繰り返したりしていて、到底、正面から問題を受け止める姿勢とは言えません

各紙、色々書いていますので、きょうも「統計不正」です。

真相解明を妨害する政府

【朝日】は1面トップで衆院予算委の審議に関する記事と追加給付に関する記事。関連で2面の解説記事「時時刻刻」、4面は国会質疑の焦点採録、14面社説。見出しから。

1面

  • 野党「政府、解明をブロック」
  • 統計担当の前幹部招致を与党拒否
  • 追加給付 11月から 雇用保険

2面

  • 統計不正 政権逃げ腰
  • 衆院予算委 実態解明進まず
  • 野党、招致拒否を批判
  • 「アベノミクス偽装」にも照準
  • 与党は政府対応を「宣伝」
  • 厚労相擁護し官僚に矛先
  • 行政監視しない与党は論外

14面

  • 統計不正解明
  • 政権与党の本気を疑う(以上、社説)

uttiiの眼

1面トップは、見出しが「野党政府解明をブロック』」という刺激的なもの。閉会中審査には政策統括官として出席し答弁していた大西康之氏を更迭したことの意味は、まさしくこの予算委で野党の質問に晒させないがため。政権は、万が一にも、大西氏が官邸からの圧力や自身の忖度を口にすれば大変なことになると恐れての「人事」であり、与党が参考人招致にも応じないという頑なな態度を取っている理由も、簡単に想像がつくというものだ。

もう一つ、1面には「追加給付 11月から」という見出しも躍っている。ここには、雇用保険の過少給付に対する「埋め合わせ」としての追加給付が、9ヵ月も先にならないと始まらないという意味が隠れているのだろう。統計不正によって過少給付となった人は延べ2,015万人。そのうち、雇用保険の失業給付に関わる人は1,942万人と圧倒的な多数を占める。その中でもおそらくは圧倒的多数を占める「受給が既に終わっている人」に対しては、4~10月に対象者を特定する作業を行い、判明した住所とそれ以前に分かっている住所に送付、受け取り口座を指定してもらってから振り込むという手順になっている。サラッと「対象者を特定する作業を行い…」などと書いたが、この作業は「消えた年金問題の時の復旧作業に次ぐ難事業で、住所が分かっていない人は1,000万人もいる。《朝日》は、「追加給付」の大宗が、難事業を経て行われるこの人たちに対する給付だという点を捉え、「11月から」と報じているわけだ。

2面「時時刻刻」は、予算委員会での追及についての分析。野党は大西康之前政策統括官の招致拒否を責め、また麻生財務相の「鶴の一声」で賃金の伸びが大きくなるような工作をしたのではないかとの疑惑の指摘(安倍氏は「できるわけがない」と否定)など。

与党側は小泉進次郎氏が、政府対応の説明の呼び水になる質問や閣僚らへのエールを繰り出す始末だったという。

野党質問の時の様子を国会中継で一部見たが、厚労相の答弁ぶりは特に酷いように思った。ほぼ答弁拒否に近いものまであった。

中国の好きにはさせぬ。米が対ロ関係悪化を承知で阻止したいもの

2月1日に行われた米国の「INF条約から正式離脱」という一方的ともとれる発表はロシア側の反発を強め、米ロ関係悪化は避けられない状況となっています。これを受け国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんは、自身の無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』で、INF条約を巡る米ロの攻防や、今このタイミングでトランプ大統領が米ロ関係悪化を受け入れてまで阻止したい「中国」というもう一つの脅威について、詳細に解説しています。

アメリカがINF条約から離脱する理由

アメリカ・トランプ政権がINF条約からの離脱を宣言しました。

INF離脱、NATO「全面的に支持」 ロシア対抗措置を警告

毎日新聞 2/2(土))11:53配信

【ワシントン会川晴之、モスクワ大前仁、ブリュッセル八田浩輔】

 

トランプ米政権は1日、ロシアとの中距離核戦力(INF)全廃条約からの離脱を正式に発表した。ロシアの条約違反を理由にしており、北大西洋条約機構(NATO)も米国の決定を「全面的に支持」する声明を発表。一方でロシアは反発を強め、対抗措置を警告した。

今回は、これについて考えてみましょう。

INF条約ってなんですか?

まず、基本から理解しましょう。INF条約って何でしょうか?「中距離核戦力全廃条約(Intermediate-range Nuclear Forces、INF)」のこと。1987年にアメリカとソ連の間で締結されました。背景は?「FNN PRIME2018年10月21日」に、フジテレビ解説委員 能勢伸之さんの解説が載っています。

1976年、旧ソビエト連邦は、米ソ戦略核制限条約(SALT II)で、三段式SS-16大陸間弾道ミサイルと共通コンポーネントを使った二段式の中距離弾道ミサイルSS-20を就役させた。最大射程は約5,000kmとされ、5,500km以上とされる大陸間弾道ミサイルの範疇には入らない。従って、戦略核兵器には当たらず、当時の戦略核制限条約の範疇外であり、同条約で生産や配備に制限を掛けることができない兵器だった。

なんかよくわかりませんね。射程距離5,500km以上は、「大陸間弾道ミサイル」(ICBMに分類されます。米ソ冷戦時代、ICBMは、両国を完全破壊することができる。それで、第一次戦略兵器制限交渉が行われ、1972年に締結されました(SALT1)。

ところが、ICBMつまり5,500kmよりも短い射程のものは制限がない。つまり中距離核ミサイルは、いくらでもつくれる。そうなると、たとえば、アメリカの同盟国であるNATO諸国日本などが危険にさらされます。で、どうしたか?

米本土には届かないが、米の同盟国・NATO諸国や日本には優に届く。これは、米国が同盟国に約束してきた拡大抑止“核の傘”の信頼性を損なうものだった。そこで、NATOは1979年、米本土ではなく、NATO欧州諸国に配備すれば、ソ連に届くパーシングII準中距離弾道ミサイルとトマホーク巡航ミサイルの地上発射型グリフォン巡航ミサイル・システムの開発と配備、そして、ソ連と交渉を行うという「二重決定」を1979年に行った。
(同上)

一方で、「俺たちも中距離弾道ミサイルを配備するぞ!」と脅しつつ、交渉のテーブルに引き出したと。結果は?

米ソがINF条約に署名したのが、1987年11月8日。結果は、中曽根首相の主張通り欧州に限定せず、米ソ(後にロシア)は、射程500kmから5,500kmの地上発射弾道ミサイルと巡航ミサイルを全廃することで合意。
(同上)

めでたく中距離核戦力全廃条約」(=INF条約締結となったのであります。