立食いそば屋のおばちゃんから「プロ意識」を感じる納得の理由

ゴルフや野球の話ではありませんが、あなたは「アマ」と「プロ」の違いはどこにあると思いますか? 実は、アマとプロの違いにはちゃんと定義があるんです。無料メルマガ『音多秀茂の【富と成功の5つのタネ】』の著者・音多さんが、立ち食いそば屋のベテランおばちゃんとバイトのお姉さんとの違いを例に、その違いの定義づけをわかりやすく解説しています。

プロとアマ

今日のテーマはプロとアマの違いについて。

あなたがプロフェッショナルを目指す過程にいるならば、役職や職位、富や名声は自然と拡大して行きます。

あなたは仕事に対して「自分はプロだ」と胸を張って言えるでしょうか? まずは最近プロとアマの違いを感じたあるエピソードからお話しします。

つい先日、私は出張時によく立ち寄る駅の立ち食いそば屋さんで昼食を取りました。私は何故かそのお店が結構好きで、仕事じゃなくても休みの日にわざわざ出かけて行って朝食を取ったりもします(笑)。

で、いつものように券売機で「かき揚そば」を選んで、お店の人に渡したんですが、その日のバイトのおねーちゃんの対応があまりにマニュアル化していて変な違和感があったんですね。

例えば目の前に私がいるのに、ただ棒読みでマニュアルを読み上げるんです。そばを渡す時など客は目の前に私一人しかいないのに、あさっての方向に「かき揚そばお待ちの方~」と呼んでいました。思わず「いや、ここにいるでしょ、私」と言いそうになりましたよ(笑)。

で、いつもはどうだったっけ? と思い出してみると、普段はおばちゃんが笑顔で自然な対応をしてくれていた事を思い出しました。

私はその店の蕎麦がいつも安定品質で食べられるから行くわけですが、実はその品質の中にはお店のおばちゃんの自然な対応も含まれていた、という事ですね。これが「バイトのおねーちゃん」に変わった事で、なんだか変な違和感を受けてしまい、蕎麦の味まで落ちる気分になりました。

米国が仮想敵ナンバーワンの中国を地経学的戦争で攻めきれぬ理由

先日掲載の「米中貿易戦争で世界のGDPは1.4%下がるが、日本はもっと下がる」の中で、「習近平氏が開いた終身国家主席への道が貿易戦争開始の一つの要因の可能性」という私見を記した、国際関係アナリストの北野幸伯さん。今回は自身の無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』に読者から寄せられた質問に答える形で、アメリカにとって「終身国家主席問題」がどの程度重要なのかについて解説しています。

習「終身国家主席」と「米中貿易戦争」

読者のSさまから、質問が届いています。

北野様

 

Sと申します。毎回、興味深いテーマについて、超分かりやすい解説をありがとうございます。「米中貿易戦争、日本への影響は?」について、質問が2つあります。北野様のご見解をお聞かせいただければ幸甚です。

 

米中貿易戦争の一つの要因が、習近平の「終身国家主席」への道であるとの見立て、目からうろこでした。

 

トランプは貿易不均衡について、選挙期間中から言っていた(と思うのですが)ので、この貿易問題を終身国家主席問題へのカウンターとしてぶつけているとの認識が全くありませんでした。トランプは終身国家主席問題が無くても、いずれ貿易戦争を仕掛けていたと私は思います。

 

分からないのは、私の考えでは、本件がカウンターであっても、トランプにとっては貿易戦争が主で終身国家主席問題が従であり、単なる貿易戦争開戦の契機に終身国家主席問題を利用した、となりますが、北野様の見立ては、終身国家主席問題が主、貿易戦争が従と読めます。

 

ビジネスマンのトランプにとって終身国家主席問題がそんなに大ごとなのかな? と言うのが私の感想なのですが、トランプ(=米国?)にとって、終身国家主席問題が貿易戦争より大ごとだ、と考えられる部分を解説して頂きたいです。

お答えします。

「終身国家主席問題」は、アメリカにとってどの程度重要なのでしょうか?

人手不足の保育園を闇に染める「補助金不正受給」の実態

依然として決定的な解決策が見出せない待機児童問題ですが、子供たちの受け入れ先である認可保育園の中には、悪徳業者顔負けの事業主も存在するようです。今回のメルマガ『伝説の探偵』では著者で現役の探偵である阿部泰尚(あべ・ひろたか)さんが、とある保育園で起きたパワハラ問題の調査中に掴んだ、園長主導の「補助金詐欺」の実態を詳細に記しています。

園内で起きた被害労働者をパワハラして、さらに解雇する保育園の闇

【関連記事】保育士が園内で窃盗、事件隠蔽のため解雇された被害者が探偵にSOS

虚偽理由による不当解雇

ある保育園で起きた、保育士による嫌がらせを目的とした窃盗事件が発生した。無事に犯人が被害者に自白したのも束の間、被害者のパート職員A子さんは、事件を隠そうとした園長からパワハラを受け、経営難という虚偽の理由で事実上の解雇を宣告された。

実際のところ、経営はどの資料を比較しても順調である。

A子さんは予告通り不当解雇となった。その上で、R保育園は無資格のパートさんを募集している。もっとも現場に慣れていたA子さんを欠いて、勤務する保育士さんらは不安に満ちている。

それを知ってか知らず、当のパワハラ園長は上機嫌だ。

パワハラ事情の一端

最近のパワハラ事件を見れば、多くのパワハラ事情が見えてくる。例えば、日本レスリング協会の強化本部長栄監督のパワハラは認定されたが、それまではなんと言っていたか。

日本レスリング協会の会長は「パワハラないと否定していた。至学館大学谷岡学長は記者会見まで開いてパワハラを否定した。

近くで見ていたであろう栄氏の上司にあたる人物らは、そんなものはパワハラではないと考えていたのだ。

パワハラとは、加害者側の意識の低さも大きな原因なのだ。

現実になんの非もなく、一方的に被害者であったA子さんは勤務継続の意向であったのに、これを無視して不当に解雇したことには理由がある

勤務保育士は金になる

私はそれをこの保育園で幽霊事務員をしているM氏から情報を得た。彼は、2月に1度しか出勤していないのに、出勤簿では皆勤賞になっている。ちなみに、窃盗犯である保育士NもR保育園に在籍していることになっており、ほぼ皆勤賞になっている。

出勤簿はY園長の管轄になっており、保育士らによれば、Y園長がこの出勤簿を改竄していたのだ。

なぜ、こんなことをする必要があるのか。

それは保育園が申請し受けることができる多額の助成金や補助金を得るためであった。M氏は出勤簿が改竄されている事実をぶつけると、私にこういった。

M氏 「そんなことまで調べたの。そうだね。出勤はしてないよ。できるはずもないんだよ。私は他の仕事をしているからね。もう辞めるんだよ。あの保育園は不正ばかりだからね」

阿部 「書類は全てあなたが作っていますよね?」

M氏 「手を動かすのは私だよ。というより、点検をする感じだね。やっているのは、Y(園長)さんだよ。有資格の長期パートさんは、常勤扱いにしているし、区から出ている保育士への家賃補助なんかはほとんどピンハネしているよ。他にもあるんだけど、私の口から言えないね」

保育士Nが移籍している系列保育園に勤務する保護者らに話を聞くと、R保育園の出勤簿は、移籍先での出勤と連動しており、その出勤とは正確に一致していた。

ただ、ここでも4月から別の保育園に研修に行くという話になっていた。

A子さんの不当解雇に伴い、訴訟リスクがあるからと、R保育園やその後の移籍先を突き止められてしまったため(A子さんには責任をとって辞職していると告げていたが示談勧告をした弁護士が口を滑られせてしまった)再び辞職していることにするために、さらに他の系列保育園に移籍させることにしたのだ。

その先は調査によって、認可保育園であるS保育室であると明らかになっている。

コインチェックたった36億の買収劇。中島聡が感じた不可解な点

1月に世間の耳目を集めた「コインチェック騒動」ですが、4月6日、コインチェック社はマネックスグループの完全子会社になることを発表し、再び世間を驚かせました。この記者会見を見た、メルマガ『週刊 Life is beautiful』の著者で世界的プログラマーの中島聡さんは、たった36億円の買収劇について「安すぎる」と不可解さを感じたことについて記しています。

※ 本記事は有料メルマガ『週刊 Life is beautiful』2018年4月10日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール中島聡なかじまさとし
ブロガー/起業家/ソフトウェア・エンジニア、工学修士(早稲田大学)/MBA(ワシントン大学)。NTT通信研究所/マイクロソフト日本法人/マイクロソフト本社勤務後、ソフトウェアベンチャーUIEvolution Inc.を米国シアトルで起業。現在は neu.Pen LLCでiPhone/iPadアプリの開発。

私の目に止まった記事

マネックス、コインチェック社を買収 松本CEO「将来はIPO目指す」

上のリンクは、580億円相当の仮想通貨NEM流出を起こしたコインチェックが、36億円でマネックスの100%子会社になると発表した時の記者会見の様子です。

コインチェックは、NEMの流出により消費者の信頼を裏切っただけでなく、その後の金融庁による立ち入り調査の結果、顧客の資産と会社の資産を明確に分割していなかったなどの問題点が可視化し、このままでは事業者として運営を続けるのが難しい状況に追い込まれていたのだと思います。

コインチェックは、NEM流出被害者への補償として、460億円を現金として返却することを発表し、「そんなに儲かっていたのか!」と多くの人を驚かせました。世界でもトップ10に入る取引量と、上手に設計された(異常なまでに高い)手数料により、莫大な利益をあげていたことは確実で、その会社がわずか36億円で買収されるというのは、それほど数字に強い人でなくても異常だということは分かります。

記者会見のやりとりを見ると、「事業が継続できないかもしれない」というリスクを考える買い手(マネックス)と、「事業が継続さえ出来れば莫大な利益を生み出せる」と考える売り手(コインチェックの株主)との間で、売買価格に大きな開きがあり、それをアーンアウトという仕組みで解決したそうです。

アーンアウトとは、この手のハイリスクハイリターンの買収に使われる手法で、すぐに支払われる買収金額は低く抑えつつ、もし事業継続が可能で、かつ、利益を上げることが出来れば、その利益に応じたお金が売り手に支払われる、という仕組みです。

具体的な数字は公開されていませんが、私が買い手であれば「1年以内に金融庁からお墨付きをもらうことが出来、かつ、ひと月の利益が10億円を超えた場合、その超えた分の30%を買収後3年間支払う。ただし、顧客からの訴訟などが継続している場合は、その50%を補償費用として保持し、弁護士費用、賠償金などを差し引いた後に支払う」などの条件を提示して交渉しただろうと思います。

一つだけ不可解なのは、コインチェックが内部保留していたはずの利益や、会社自身が所有していた各種暗号通貨の含み益の存在です。460億円の現金を補償金として支払うことが出来たコインチェックが、さらに数百億の利益を内部保留していた可能性は十分にあります。それまで含めて36億円で買収できたのであれば、とんでもなく安い買い物です。

これも私であれば、内部保留分や暗号通貨の含み益は、顧客からの訴訟への対応のための予備費として保持しておき、それが解決した後に、アーンアウトと同じく、既存の株主に払い戻すという形がすっきりとして良いように思えます。

なぜ、日本の保守派は未成年への「性教育」を妨害し続けるのか?

日本の「保守派」を自認する高齢者や支持層は、なぜ若年層への「性教育」について「妨害」とも取れる態度を繰り返しているのでしょうか? そこにはいったいどんな心情ないし理論があるのか、アメリカ在住の作家・ジャーナリストの冷泉彰彦さんは自身のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』で、日本の保守派が未成年への性教育を妨害し続ける「闇」について分析しています。

日本の保守派はどうして性教育に反対するのか?

勿論、性的な経験や妊娠出産が早すぎることは望ましくはありませんが、少なくとも子どもが性に関する正しい知識を得るというのは必要なことです。例えば、日本の場合は現状の法制では「性交同意年齢」つまり、同意をしていれば自主的な行動とみなされる年齢というのは13歳だとされています。

ということは、反対に13歳までに自分の身体を守るための最低限の知識と理解をさせておくのは社会的な義務であると言えます。また、本来なら、子どもの性的成熟は、祖父母になる世代にも自身の子孫を残す可能性を発生させることですから、本能的にはプラスなはずです。

ですが、日本の保守派、特に高齢層とその票に依存している政治家などは、執拗に性教育への妨害を続けているわけです。種の保存本能よりも、あるいは子どもを守るということよりも、子や孫の成熟を否定したい心情が優越するというのには、社会的な病理を感じざるを得ません。そこには一体どういった心情ないし論理があるのでしょう?

一つ考えられるのは、いわゆる保守系の親世代祖父母世代は「子どもを成熟させると、手の届かないところへ逃げていってしまう」という「依存先を喪失する不安」を抱えているという問題です。子どもを「無垢な状態に置いておきたい」というのも同じことではないかと思います。子や孫が成熟するということは、次世代の核家族を構成する準備に入ることであり、大家族の頂点に立って構成員に依存したい高齢者に取っては、身体的な部分で許容できない心情があるのだと思います。

更に言えば、子供や孫を依存先として囲い込みたい、性的に成熟して自立し自分から離れていくのが許せないという心理に加えて、若い時に性的に抑圧され禁欲を強いられた」マイナスの経験が「自分の一部」のように感じられて、そうした「虐待の連鎖を行うことで心理的なプラスマイナスを埋めたいという病理もあるのかもしれません。

堀江貴文と中島聡が検証。「自動運転」の時代はそこまで来ている

メルマガ『堀江貴文のブログでは言えない話』も大好評な、出版やビジネスにと精力的に活動を続けるホリエモンこと堀江貴文さん。そんな堀江さんの人気YouTubeコンテンツ『居酒屋ホリエモンチャンネル』に、メルマガ『週刊 Life is beautiful』の著者で世界的プログラマーの中島聡さんがゲストとして登場しました。いま話題の仮想通貨から自動運転車まで、そう遠くはない未来についての話が次々と飛び出します。第2回目の今回は、近く実現すると言われている自動運転車の将来性について、堀江貴文さんが中島さんと夢のある未来について語ります。

これからは「パーソナルモビリティ」の時代がやってくる?

中島:これからの仮想通貨は、いろいろと面白いことが出てくるという話はしましたが、僕としては他にも興味のあるテーマがいくつかあるんですよ。例えば、自動運転の時代になった時に町はどうあるべきか、とか……。

堀江最近の中島さんのメルマガには、よくテスラの話が出てきますよね。先日も、自動運転のUBERが死亡事故を起こしたってニュースがありましたけど……。というか僕、バッテリー問題の解決方法を思いついたんですよ。それは何かというと、パーソナルモビリティなんですよ。

ちょうど中島さんが書かれていたメルマガの内容にもマッチするんですけど、要は新しい都市を作るという話があったじゃないですか。だけど、それってインドや中国とかでしか実現不可能で、それが日本でできるかというと無理な話じゃないですか。既存の都市にあるものをリデザインして、どうやれるかと考えた時に、僕はパーソナルモビリティがいいんじゃないかと思ったんですよ。

利用者ごとにパーソナライズされていて、例えば高齢者だったら車いす型に近いものだったり、若者だったらセグウェイ型に近いものとか。これを時速6キロぐらいのスピードで自動運転させるんです。

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この前、エストニアのベンチャーで、ラストワンマイルの配送ロボットを作っている会社があったんです。そこでは、乳母車ぐらいの大きさのクーラーボックスを作って、ピザの宅配とかをやっているんですよ。で、時速は6キロまでしか出なくて、歩道を走るんです。ある都市に導入するときには、その街のマッピングをするんですよ。一度全体を走らせてみて「ここに横断歩道があるから、そこで一旦停止して、右左を用心深く見て、車や人が来なかったら、横断歩道を渡って……」ということを、あらかじめやっておくんです。

この配送ロボットは、可視光カメラと赤外線カメラとミリ波レーダーと超音波スキャナーしか積んでいないんです。ライダーはいないんですよ。時速6キロしか出ないから、それで充分なんですよ。ウェブカメラも搭載されていて、集中管理できるんです。そもそも中に入っているものは、ピザとかなんで、盗まれても被害はほとんどない。現地では生鮮食料品をコンビニから宅配するとか、そういう用途で使われているらしいんですよ。

中島:それは、もう実際に始まってるんですか?

堀江全世界、十数か所の都市で、実用化されているんです。エストニアのベンチャー企業が、それを作っていて「うわっ、これ面白いわ」「日本でもやろう」って今思っているんです。そんなレベルの自動化でいいんですよ。スピードも出さなくていいから、ライダーもいらないと。

中島:それだったら、長距離も行かないから……。

堀江そう。長距離も行かないから高性能のバッテリーはいらない。リチウムバッテリーでもいいけれど、昔ながらの鉛蓄電池でもいいんじゃないかっていうくらいで。これだったらバッテリー問題も気にしなくていいわけです。

それと、自動運転車になると何がいいかって言うと、比較的輸送密度の低い地域でも、自動運転車になれば、輸送密度を上げられると思うんですよ。大体道路って、複線可能じゃないですか。でも鉄道は、田舎のローカル線とかに行くと単線だったりして、離合が難しくてできなかったりする。でも、もし自動運転車が普及していけば、でっかいバスみたいなのを作って、今のお年寄りとか障害者の優先席みたいな場所を作って、ワイヤレス充電のスポットみたいにして、そこにガチャンとそのパーソナルモビリティが繋がるようにして……。

中島:そのまま乗り込んで?

堀江そう。そういうフリーアクセスのバスに改造すればいいんじゃないかと。あとは、エレベーターが少ない地下鉄とかでは難しいかもしれないけど、駅の改札口とかも、もう自動改札機をなくしちゃうと。それはもうAIで分かるじゃないですか。そういう風にパーソナルモビリティと公共交通をうまく組み合わせることで、既存のインフラをさほど改造せずに、快適な自動運転のシステムを作れると思うんですよ。

中島:なるほどね。

堀江この前、ウィラー・アライアンスという、高速バス日本最大手の会社の社長にインタビューしたんですけど、これがすごく面白くて。その会社は、京都丹後鉄道という田舎のローカル線の運営権を買ったんです。「どうするんですか?」と聞いてみたら「田舎のローカル線は、運転間隔がすごく長い。なぜかというと、人が乗らないから。人が乗らないから、さらに運転間隔が長くなるんですけど、だったら運転間隔を短くしてあげればいいんです」って言うんですよ。だから田舎のバスだって、例えば10分間隔で来るんだったら、みんな乗りますよ。

中島:そうですよね。なかなか来ないから乗らないわけで。

堀江そう。でも自動運転車になったら、労働者の問題が解決するんで、運転間隔を短くすることができるんです。

中島:そうですよね。あと、車両を長くする必要もなくなりますね。たとえば、10両編成で走っている路線でも、実は2両編成でもいいわけですよ。ただ運転士の数は、10両でも2両でも一人は必要だから、2両では走らせていないだけで。でも自動運転になれば、それは関係なくなるから、乗客が少ない時間は1両で走ればいいわけですよ。その代わり、もうほんとに5分おきに来ると。

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堀江そういう世界が実現すれば、パーソナルモビリティに乗っている時間っていうのは、もう自分の時間なんですよ。だって、今までのように車を運転する必要がないから。

中島:そうですね、他のことができる。

堀江移動しながらスマホを見てたりとか、スマートグラスで漫画見てたりしてもいいんですよ。僕が思うに、それが理想の社会なんじゃないかなと思っていて。だから、パーソナルモビリティが来ると言われている今の時代って、スマートフォン登場以前のPDAって言ってたあの時代と一緒かなって。当時、ザウルスとかニュートンとかブラックベリーとかあったじゃないですか。あの時代ですよ。 

もう乗り物に椅子は要らない?

中島:ひょっとしたら、パーソナルモビリティが普及したら、バスの中には椅子は要らないですよね。みんなが持ってるわけだからね。

堀江そう、みんなが持ってるんですよ。で、これは一大マーケットになると僕は思っています。なぜかというと、みんな椅子をパーソナライズしたいから。

中島:そうでしょ。それこそVRグラスを着ける人がいたり……。

堀江そうそう。で、iPhoneのように1人1台は絶対に持つし、人によってはもしかしたら3台持ちとか2台持ちの人も出てくるんで、Appleのような会社が2~3社は商売できる余地があるっていう……。

中島:ありえるかもね。すっごくいい椅子にして、自宅に帰ってもその椅子に座ってるって人も現れるでしょうね。

堀江レストランとかに行っても、「えっ? 席に座るの?」って感じで。

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中島:「オレ、マイ椅子持ってきたから」ってね。

堀江「おまえ、何? 昭和の椅子座ってんの?」みたいな。

寺田:超高級感のある椅子に座ってる人とかも出てきそうですね。

中島:それで、そこにマイ醤油とかも入ってて……。

寺田:めっちゃいい、それ(笑)

堀江でも、そんな感じになると思いますよ。

中島:そうですね。今でも例えば、家はすごく狭くて貧乏な暮らしをしているのに、車だけは良くて、車の椅子が一番いい椅子という人が、いるじゃないですか。それがその時代になると、パーソナルモビリティが一番いい椅子になってくるかも。

堀江そうなんですよ。だから自動車とかも、ミニバンでも、6人とか7人とか乗れるじゃないですか。でも、1人で運転してたりするでしょ。だから、要はピークシフトじゃないけど、月に1回ほど家族旅行に行くためだけにミニバンを買って、実際は空気を乗っけて運転してるわけじゃないですか。それって、めちゃくちゃ無駄じゃないですか。ほとんどは一人で移動してるんだから。

中島:レンタカーを借りればいいじゃという話もあるかもしれないけど、あれも椅子が汚かったりするのが嫌だから。あと、知らない人が座ってたところに座りたくないって人も、いるかもしれないからね。

堀江それも解決ですよ。

中島:いろんな意味で解決するかも。(第3回につづく)

撮影:上岡伸輔


……と話の尽きないお二人ですが、対談はこのあと最終回の第3回の記事に続きます。堀江さんがブログでは書けないとっておきの情報を毎週月曜日にお届けしているメルマガ『堀江貴文のブログでは言えない話』のご登録はコチラから。また、IT業界から日本の原発問題まで、感情論を排した冷静な筆致で綴られる中島さんのメルマガ『週刊 Life is beautiful』のご登録はコチラ。どちらのメルマガも初月無料ですので、この機会にぜひご登録してみてはいかがでしょうか。まだまだ続くお二人の熱いトーク、4月中にお二人のメルマガにご登録いただくと今回のトークのフルバージョンを全文お読みいただけます。それでは近く公開の第3回をお楽しみに!

※第3回公開されました。

【第3回】堀江貴文の構想に中島聡も興味津々。配送ベンチャーは世界を変える

● 【第1回】堀江貴文の実体験に中島聡も納得。ビットコインが持つ最大の弱点

 

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中島 聡(ブロガー、起業家、ソフトウェア・エンジニア、工学修士(早稲田大学))
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「時間をかければ絶対に良い物ができる」が根本的にダメな理由

「こんなに時間にかけたのだから」と、時間をかけたことを主張する人って、よく周りにいませんか? その主張は、逆に自分がいかに普段から仕事と向き合っていないかを露呈するものだと、メルマガ『ビジネス真実践』の著者で営業・マーケティング戦略コンサルタントの中久保浩平さんは語ります。時間をかければいいものができる、その考え方自体が間違っているそうですよ。

時間をかければいいものができる?

「三日三晩徹夜で考えた案なのだから、上司もきっと認めてくれるに違いない」
「こんなに時間をかけて作り上げた企画なんだからきっと通るだろう」
「これほど素材にもこだわり、開発に何十年もかけたのだから売れるに違いない」

などと、とにかく時間をかけたことを主張する人がいますよね? でも、時間をいくらかけたかなどはどうでもいいことで、それだけの時間をかけたからといってその企画が良いものとは限りませんし、必ずしも上司が認めてくれるものでもありません。お客様にとって良い商品であり、売れるという保証もありません。時間をかけるということと、その時間の中で取り組むことの質とは比例するわけではないのです。

そもそも時間をかければ良いものが出来る、認められる、という考えが間違っているのです。良い企画を練ろう、良い商品を開発しよう、良いサービスを提供しよう、良いアイデアを出そう、などということと時間をかけるということとは関係ないことです。

企画、商品、サービスを生み出す為に時間をかけなければできないということは、裏を返せば、普段から良いものを生み出そうという意識が低くそのための行動が伴っていないということを露呈しているに過ぎません。普段から良いものを生み出そうとしていれば時間をかけなくてもパッとアイデアが出てきたり、時間をかけて何十枚にも及ぶ企画書にしなくてもペラ1枚の企画書で十分通用するものになるはずです。

つまり、時間をかけたからといって必ずしも良いものを生み出すということではなく、普段からいかにして良いものを生み出そうと考えながら仕事と向き合って取り組んでいるかどうかなのです。

いま屋根を外せ。クライスラーを危機から救った元CEOの驚愕行動

やっぱりトップレベルの起業家はやることが違う! と思わせてくれるのは、大手自動車メーカー「クライスラー」の元CEOリー・アイアコッカのエピソード。無料メルマガ『元ミス湘南武藤祐果! 引きこもりで一日三万円稼ぐ!!』に、その驚愕のエピソードが紹介されています。

クライスラー社長が取った驚きの行動

あなたは「クライスラー」という会社をご存知でしょうか? アメリカの車の製造をしている会社です。トヨタやGMなどの競合です。

クライスラーは、一時期、経営危機になっていました。当時CEOをやっていた、リー・アイアコッカという社長は打開策を探していました。新しいアイディアはないか? 常に探していたのです。ある日、工場の作業員がアイアコッカをつかまえてこう言いました。

オープンカーにしたら絶対売れる車種があります

この直訴の時に、アイアコッカが取った次の行動は、役員会や商品企画を作ったのではありません。彼が取った行動は、その場で作業員に溶接用のブローランプで屋根を落とさせその車を自分で運転し周囲の反応を見に行ったのです。

その反応はどうだったか?

クライスラーはそのオープンカーの大ヒットで、経営危機から救われました。オープンカーはメディアに注目され、ケタ違いのスピードで会社は成長しました。

本来であれば、アイディアを出した時に、

  • 会議に出す
  • 企画書を作らせる

という行動に出ますよね。でも、トップクラスの起業家は違います。彼らはすぐに行動しているのです。こういう行動力、実行力はスキルです。

image by: Shutterstock.com

指原莉乃「気持ち悪い」DT男子のブラホック外しに激怒!

4月3日、AbemaTVで『指原莉乃&ブラマヨの恋するサイテー男総選挙』が放送された。

『指原莉乃&ブラマヨの恋するサイテー男総選挙』は、タレントの指原莉乃と、お笑いコンビ・ブラックマヨネーズの小杉竜一、吉田敬がMCを務め、番組スタッフが街頭やオーディションで見つけ出した、普通の男性とは異なる「サイテー男」たち10名を集めて、“サイテーな恋愛事情”を聞き出し、悪い男の人に引っかからないよう学んでいく、女性のための恋の教科書番組。

この日の放送回では、「新サイテー男発掘!春の2時間SP」と題して、“エロメン”の月野帯人、東惣介、モデルの山ノ内ジャン、バーテンダーの池上亮、ベーシストのITARU、ホストの京、地球大好き大学生の篠原祐太など、個性的なサイテー男たちとお送りした。

最初のテーマ「俺の秘蔵っ子!」では、サイテー男に、“秘蔵っ子”の友達や知り合いをスタジオに呼んでもらい、「友達に引かれた話」を聞いた。ホストの京の“秘蔵っ子”、メディアアドバイザーのせんちょは「一生残るプレゼント」と発表。「僕は、コンビニに行く感覚で整形に行っちゃう。整形代は結構かさむので、自分の誕生日に、彼女に『鼻のプロテーゼをください。俺の体に一生、生き続けるものだよ』と言った。同じように、歯も前の彼女に、300万円くらいお願いした。身につける物だと外せるけど、“私のあげた物が体の一部になるなら良いかな”と思わせる手法」と告白。すると、話を聞いていた吉田が「でも指輪と同じように、本気を出したら、取り外して返すこともできるよね?」と聞くと、「今の彼女には、『別れる時に、それ返してもらうから』と言われている。めちゃくちゃホラー」と答え、スタジオに笑いが起こった。

続いて、地球大好き大学生の篠原の“秘蔵っ子”で、人とは違う特殊なモノに興奮を覚える大学生の小保内は、“葱”と書いた紙を並べた部屋の写真を披露。「僕は漢字が好きで、文字で興奮できる。その中でベストが“葱”だった。アイドルのポスターを貼るのと同じ。“葱”は、クールだけどエロい女の人のように、僕には見える」と明かしたところ、指原は口を押さえ唖然とした表情に。吉田が「忍者の“忍”でもいい?」と聞くと、「柔らかさと硬さのバランス感覚なので、“忍”も悪くはない。でも“葱”がベスト。指原莉乃さんの“乃”の字も悪くはない」と答えたところ、指原は「私の“乃”でそんな…。ありがとうございます」と困りながらもコメントし、笑いを誘った。

吉田のコーナー「童貞オーディション」では、サイテー男の要素を持つ“次世代の童貞”を発掘する。コーナーの説明の中で、指原が「深刻な童貞不足です」と発言したところ、小杉に「石油不足みたいに言うな」と突っ込まれ、笑いが起こる場面も。今回は、役者志望、ホスト、芸人、そしてサイテー男として番組に出演している大学生の伊勢ら、4人の童貞たちが登場。

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テーマ「初めてのブラホック外し」では、童貞の皆さんに、セクシー女優の初川みなみを相手に、片手でブラホックをいかに早く外せるのか競ってもらう。すると「構造を把握していない」、「外したことがない」、「コントで付けた事はある」と早くも弱気な様子。サイテー男の伊勢も挑戦するも、乱暴なブラホックの外し方に、指原が「気持ち悪い」と言い放ち、さらに「もっと、ありがたくやってほしい! それは童貞とか童貞ではないとか関係なくて、女性のブラを外す時に、“ありがとうございます”の気持ちがないとダメ!すごく嫌だ」と声を荒げましたが、小杉から「怒り方が、幼稚園の園長先生みたいだった」と突っ込まれ、スタジオに笑いが起こった。

©AbemaTV

<関連サイト>
YOSHIKI、金スマ放送に反響「生きる気力が生まれた」
http://www.entameplex.com/archives/42429

星野源、新曲が朝ドラ「半分、青い。」で初解禁!
http://www.entameplex.com/archives/42434

筧美和子「リアクションが薄い」Hの時に怒られた過去!
http://www.entameplex.com/archives/42358

 

 

記事提供EntamePlex

【動画】君は乗っちゃダメ!男性と一緒にバスに乗り込んだ珍客

とある男性がバスに乗り込んできた。しかし男性だけではない。何かを引き連れている。

それを見て周りの乗客は驚いて思わず声を張り上げる。

一体男性は何をバスに連れ込んだのか??

 

 

なんとヤギだった!!

立派な角にフサフサした毛を携えて乗り込んできたヤギに乗客はみなカメラを向ける。

そしてほどなくして男性とヤギのもとに運転手がやってきた。やはりヤギは乗せられないようだ笑

男性も粘るものの、観念したのか降りることにしたようだ。

ちょっとさみしい気もするが、決まりは決まり。仕方がない・・・。

(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:YouTube(ViralHog)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

 

記事提供ViRATES