【書評】何を食べても良い。痩せたいなら空腹の時間を増やせ

ダイエットで平成を振り返ってみるのもおもしろい。りんごダイエット、痩せる海藻石鹸、バランスボール、黒酢ダイエット、乗馬型のフィットネス器具、ビリーズブートキャンプ、朝バナナダイエット、ロングブレス、糖質制限…「あったあった」と懐かしむ人も多いのでは?そして、現在流行しているダイエット方法が「断食」。半日の断食や一週間に一度まる一日断食をするなど、さまざまな方法が提唱されています。今回の無料メルマガ『クリエイターへ【日刊デジタルクリエイターズ】』で編集長の柴田忠男さんがレビューしているのは「半日断食」の方法を記した一冊。食事内容ではなく、空腹の時間を増やすことが健康になるというお話。果たして、試す価値をあるのでしょうか?

偏屈BOOK案内:青木厚『「空腹」こそ最強のクスリ』

810A4uOno+L「空腹」こそ最強のクスリ
青木厚 著/アスコム

あっというまに完読。だって、章題で1ページ使い、本文は改行が多いうえ、行間スカスカの組版で、ページの天地左右の白地が多すぎ。大事なところはポイントを上げたゴシック。読みやすいというより、読みやす過ぎるというより、普通に組んだら半分以下のページで楽々収まるんじゃないかと思う水増し体裁。まあ、年寄りにやさしい組版といえなくもないが、情報量はあまり多くない。

タイトル通りのシングル・イシューである。カバーの折り返しにセールスポイントが記されている。

最新医学エビデンスに基づく本当に正しい食事法は、「何を食べるか」ではなく「食べない時間を増やす」たったこれだけだった。睡眠時間を合わせて「1日16時間は食べない」だけで、細胞内の悪いタンパク質や感染症を引き起こす病原菌が掃除され、全身の細胞がみるみる修復!この方法なら、炭水化物も、脂肪も好きなだけ食べても問題ない!空腹パワーであらゆる不調を撃退しよう!

最近の医学エビデンスは「食べものの内容を制限する」ことよりも「食べない時間を増やす」ことに、より注目が集まっている、のだそうだ。だから「1日16時間は食べない」だって。平日は朝軽めの食事、夜21時ごろ普通の夕食(1日2食)。休日は朝昼抜き、夕食のみ。

著者は内分泌代謝や糖尿病を専門とする医師で、さいたま市でクリニックを経営している。さまざまな経験を踏まえて考え出した「究極の食事法」がこれだという。「食べ過ぎは疲れやだるさの原因になるだけでなく、糖尿病や高脂血症などの動脈硬化性疾患、脳出血や脳梗塞、狭心症や心筋梗塞などの虚血性疾患、そしてがんの原因ともなるのです」。医師にそう断言されるとこわい。

糖質の摂りすぎによる最大の問題は、「糖質が血糖値を急上昇させる」点にあり、さまざまな病気にかかるリスクが高まる。そこで先生は、血糖値が下がり、脂肪が分解され、細胞が生まれ変わる方法として「ものを食べない〈空腹の時間〉を作る」ことをすすめる。さまざまな「身体のリセット効果」が期待できて(とりあえず省略)まさに「空腹は最高のクスリ」なのだという。

しかも、難しく面倒なカロリー計算は不要だ。空腹の時間以外は何を食べてもいい。空腹の時間中であっても、どうしても腹が空いた場合はナッツ類などであれば、いくら食べてもいい。連続して16時間以上の空腹の時間が必要だが、睡眠時間をうまく組み込めば、無理なく実行できるという。毎日続けるのが理想的だが、週一回、週末だけの実行でもリセット効果は得られるようだ。

先生も空腹の時間を作っている。平日は朝7時起床、軽めの朝食(ゆで卵と生野菜程度)、21時頃普通の夕食をとる。その間はものを食べない。ナッツ類を食べることもある。休日は、起床後、朝食と昼食はなし、夕食のみ。本人もかつては「食べ過ぎ」「糖質の摂り過ぎ」でメタボ体型だった。医者なのに。最大で78cmだったウエストは70cmになり、今も絶好調が続いているようだ。

「一日3食しっかり食べる」VS「空腹な時間を作る」、どちらが長寿と健康をもたらすか、医師の“人体実験”では「空腹」の勝ち。無理なく「空腹」を作り、身体を蘇らせる食事法がこれ。「糖」がもたらす毒を「空腹」というクスリで取り除く。これ、いいかもしれない。試す価値はありそうだ。

編集長 柴田忠男

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『親分はイエス様』のモデルが、裏社会と手を切り牧師になった訳

人間誰しも大なり小なり問題を抱えているものです。そして、それを誰にも相談できずに胸にしまっていれば、どんどん追い詰められてしまうばかりかもしれません。今回の無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、任侠の世界から牧師に転身した鈴木啓之氏の「平成駆け込み寺」の活動を紹介しつつ、出会いの大切さについて説いてます。

ヤクザから牧師へと私を導いたもの

穏やかな笑みを絶やさず、人生のやり直しを願う人々のために尽力する牧師・鈴木啓之氏。

驚くべきことに、その前身はヤクザであったといいます。様々な反社会的行為に手を染め、命の危機に瀕するまでの奈落を彷徨った鈴木氏は、いかにして劇的な回心を遂げたのか。その波乱に満ちた道のりを振り返っていただきました。


――やり直しの支援というのは、どのようになさっているのですか?

本気でやり直したいと願う人に、そのきっかけを提供することをテーマに活動しています。

私が回心を果たした後にこの千葉県で開拓させていただいたシロアムキリスト教会で、平成21年に「人生やり直し道場」というNPOを立ち上げて、借金や薬物、法的な行き詰まりや家庭内の揉め事など、様々な問題を抱えた人の相談に、専門家の方々の協力も仰ぎながら応じています。

26年にはある経営者の方から熱心なご依頼をいただいて、北海道のすすきのに「平成駆け込み寺」を立ち上げて同様の活動を行っています。

――なぜ、こうした活動をなさっているのですか?

過ちを犯して行き場を失った人が、門を叩ける場所の必要性を身を以て痛感しているからです。

平成11年に池袋で起きた通り魔殺人事件の犯人に、私は事件の数年前にアメリカで会っているんです。現地で知り合いの牧師のケアを受けていた彼に、「日本に帰ったら必ず来いよ」と声を掛けておいたんですが、彼が帰国した時に私は不在で連絡を受けられなかった。もしあの時彼に会うことができていたら、状況は変わっていたかもしれないと思うと、残念でなりません。

ある20代の子は、死に場所を求めて旅に出て、たまたますすきのの「平成駆け込み寺」を知って訪ねてきました。2時間くらい話をしたら突然泣き出して鞄から包丁を出し、「この包丁で死ぬつもりでした」と。一つ間違っていたら、何らかの事件を起こしていたかもしれません。

私はそういう体験を通じて、出会うことの大切さ、出会いの中に隠されている何かに気づくことの重要性を強く実感しているんです。

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味付けは自己責任。炒めただけの焼きそばを出す店が大人気なワケ

飲食店の人気を左右するのは常識的に考えて「味」ですが、あえてそこで勝負しないという選択肢を取り話題となっているお店があります。今回の無料メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』では著者で繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんが、前代未聞の「味のない焼きそば」を出す専門店の戦略・戦術を解説しています。

「味のない焼きそば」で勝負する専門店とは?

北海道・札幌市に、ちょっと変わった焼きそば専門店があります。焼きそばを注文すると、探さなければ見つからない程度のキャベツともやしが入り、青海苔が掛かっただけの、味つけしていない焼きそばが出てきます。つまり、炒めただけ。

お客さまは、どのようにして食べるのでしょうか。テーブルにはさまざまな「味つけ調味料」が置いてあり、お客さまの好みに合わせて、自身で味つけするのです。「特製ソース」「ラー油」「ソース」「酢」「正油」「キムチ」「焼肉味ソース」「ゴマ酢正油」「特製カレーソース」の9種類+マヨネーズ+紅しょうが。これらを自分の好みでかけて、味つけするのです。

麺の量は、10段階。並(1玉)・大盛(1.5玉)・ジャンボ(2玉)・スーパー(2.5玉)・ミラクル(3玉)・ウルトラ(4玉)・グレート(5玉)・これでもくらえ(7玉)・死んでもしらねえ(9玉)・信じられねえ(12玉)。

トッピングは、玉子・ウインナー・ハンバーグ・カツ・ハムフライ・お好み焼・焼き肉など、15種類。

焼きそばを食べるだけなのに、これだけの選択肢があると、お客さまは迷ってしまいます。麺の量とトッピングを選んで注文し、出てきたら、調味料も選ばなければなりません。こうした「作業」を面倒だと思う人は、このお店を利用しないでしょう。知らずに入ったとしても、リピーターになることはないでしょう。

しかし、このお店は人気があり、長年営業を続けています。このお店のファンは、ここの焼きそばを評価しているということです。美味しいと思っているのです。味がついていないのに。これは、どういうことでしょうか。

その答えは、迷いに迷う、このお店のシステムにあります。お客さまが迷うことで、お客さまの「理想の味」に、より近づくことができるのです。

麺の量は、食べたい分だけ。つまり、適量。トッピングは、自分の好きなものだけ。すなわち、わがまま放題。そして味つけは、自分の好みで自由自在。そんな焼きそばが、美味しくないわけがないのです。

調味料の組み合わせや量を間違ったとしても、その場で微調整できるので、不満に思うこともほぼありません。もし、美味しくないと感じたとしても、それはお店が悪いわけではなく、お客さま自身の責任であることをわかっているので、次の機会には別の味つけにチャレンジしてみよう、と考えるのです。つまり、前向きに積極的に、再来店を決めてくれるのです。

お店にとって、これほどの楽な商売はありません。お客さま自身が、もっとも美味しい焼きそばを作ってくれるのですから。

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松下幸之助が毎朝正門に立ち「おはよう」と社員を出迎えた理由

社会で成功するために、いちばん重要なものは何なのか…。そんなある意味「根源的」とも言える問に対して「挨拶」と答えるのは、営業実務コンサルタントの島田基延さん。島田さんは今回、自身の無料メルマガ『売れる営業マンの常識は売れない営業マンの非常識!』で、経営の神様と呼ばれた松下幸之助氏のとあるエピソード等を例に挙げ、挨拶の重要性をわかりやすく説明しています。

挨拶をする

言葉の中で大切なものに、「挨拶」があります。僕は、営業マンで成功するのって、「挨拶」だって思っているほど、「挨拶」は重要だと考えています。営業マンだけじゃなく、社会人にとって、挨拶って、最も重要なんじゃないかって、そう思います。それは「基本だから」です。

剣道も、礼に始まり礼に終わるって言いますが、礼って何なのか、挨拶なんです。お互いに頭を下げて、「よろしくお願いします」って挨拶します。終わったら、「ありがとうございました」って挨拶します。つまり、挨拶が「礼」なんです。

日本って儒教思想が入ってきて、武士の時代が長く続き、何を大切にしたかって、「礼」なんです。そのために切腹させられたりするぐらい、「礼」にうるさい国なんです!別に、武士の世界から戦争が終わり、昭和、平成、令和になったからって、この基本部分は変わりません。だから、挨拶が重要なんです!

会社でも、客先でも、「挨拶」をキチッとできていると、好かれます。あの若い社員は見所があるってなるんです。

松下幸之助さんが、毎朝、社員を出迎えたそうなんです。朝一番に会社に行って、正門のところに立って、「おはよう」って、経営の神様って呼ばれた人がだよ!?毎朝、毎朝、誰よりも早く起きて、「おはよう」って、やるんだよ、

幸之助さんが書いているんだけど、社員が100人を超えたときは、頑張らないといけないって思ったそうなんです。社員が1,000人を超えたとき、「よろしくお願いします」って、お願いしたそうなんです。毎朝、毎朝、社員を出迎えながら、「おはよう」って、言いながら、心の中で、「よろしくお願いします」って、一人一人にお願いしたそうなんです。凄いでしょう。

挨拶が基本って知っていて、率先してやったんだよね、これが、経営の神様の正体なんだよね、別に特別じゃないんだよ、自分にできることを、率先して、コツコツやり続けた。そして、基本を大切にし、人を大切にしたんだよね、だから、人がついていった。気が付いたら、世界の松下って、言われるようになったんだよね、でも、基本は毎日の挨拶なんだよ。

挨拶って、本当に大切だから、元気よく、気持ちのいい挨拶を、率先してやっていきましょう!

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軍事のプロが解説。河野大臣「日米同盟はプライスレス」の意味

1月19日、外務省飯倉公館で「日米安全保障条約60周年記念レセプション」が開催されました。その乾杯の挨拶で河野防衛大臣が「日米同盟はプライスレス」と発言し、双方にとって重要であることを強調。これを「変わってきた」と評価するのは、メルマガ『NEWSを疑え!』の著者で軍事アナリストの小川和久さんです。小川さんは一方で、「安保マフィア」と呼ばれ米国の言いなりになっているマスコミ、官僚、研究者たちの存在を憂い、果たすべき仕事は別にあると訴えます。

まだ生きている「安保マフィア」

日米安保調印60周年ということで、新聞各紙がスペースを割いて特集を組んでいます。そうした記事の中で、久しぶりに「安保マフィア」という言葉を目にしました。

「(前略)『日本はプランBを検討すべきだ』   1月中旬にワシントンで開かれた『日米安保セミナー』(日本国際問題研究所、米戦略国際問題研究所共催)で、複数の日本側参加者からこんな声が上がった。   『プランB』とは、米国に大きく依存した現在の日米安保の代替案を意味する。   『安保マフィア』を自称する日米双方の政府当局者や専門家らが集まる同セミナーでプランBが語られたことは、『米国はいざという時に守ってくれるのか』という疑念がくすぶっている現実を浮き彫りにした。(後略)」(1月20日付読売新聞)

実を言えば、私は「安保マフィア」と呼ばれてきた日本人を信用してきませんでしたし、評価したこともありません。それは、「安保マフィア」イコール「米国の言いなりの人々」という印象があるからです。官僚はもとより、研究者、政治家、マスコミの世界に広く棲息し、同調しない人間を排除するカルテルを形成してきました。

この人たちからは、それこそ耳にタコができるくらい、「日本はアメリカに守っていただいているのだから、逆らうことはできない。アメリカにノーと言った途端、米軍は日本から撤退し、日本は裸同然の国になってしまう」と、まるでお念仏のように聞かされてきたものです。むろん、私は排除されてきた人間です。

もちろん、「安保マフィア」の言っていることは根拠のない思い込みに過ぎません。日本の安全にとって唯一の選択肢は、日米同盟を徹底的に活用することがベストですし、それしか現実的な選択はありません。しかし、米国にとっても日米同盟は他の国との同盟関係に比べても群を抜いて重要で、ほかの同盟国は日本の代わりをすることができません。米国は日本なしに世界のリーダーでいられないほどなのです。

そういう日本の位置づけを直視すれば、日米同盟を日本の安全と繁栄に活用すべく、主張すべきは主張し、必要な提案をすることが日本に求められることは言うまでもありません。

さて、日米安保60年に当たって、そのあたりはどのように変わったのか。変わっていました、変わっていました。代表格は河野太郎防衛大臣です。

「改定された現在の日米安全保障条約の調印60年を記念する式典が19日、外務省飯倉公館(東京都港区)で開かれた。河野太郎防衛相は乾杯のあいさつで日米同盟について、『プライスレス(金銭に代え難い)』と述べた。トランプ米政権による駐留米軍経費負担増の要求を念頭に置いた発言とみられる。   英語が堪能な河野氏は、通訳を介さずに日本語と英語で交互にあいさつ。日米安保条約に関し『わが国の防衛のみならず、米軍の前方展開や地域と平和の礎となっている』と語った。   その上で『この同盟の価値は金銭では計れない』と強調。会場には米政府の関係者も多数出席しており、河野氏が繰り出した“ジャブ”に苦笑を浮かべていた」(1月20日付産経新聞)

あとは、米国にとってどのように日米同盟が重要かを事実とデータで客観的に示すことです。これはマスコミ、官僚、研究者の仕事ですが、こちらがおぼつかない。昔ながらの「安保マフィア」のレベルに終始しているのです。

日米安保70周年がきたとき、「安保マフィア」なる人々が姿を消し、当たり前に米国側と話ができるマスコミであり、官僚であり、研究者であって欲しいと願っています。(小川和久)

image by: 河野太郎 オフィシャルFacebook

人気コンサルが斬る。日本にカリスマ経営者が生まれない2つの理由

読者からのどんな質問にもスバッと回答してくれる、メルマガ『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』の著者で人気コンサルの永江一石さん。今回は、「日本人は優秀だと言う意見もあるが本当にそうですか?」という質問に答えます。永江さんは、この国に蔓延するある風潮のために、平均的には優秀でも飛び抜けた才能は生まれない傾向が続いていると分析。構造的な2つの理由も加わって、日本にはカリスマ経営者が誕生しにくくなっていると解説します。

他国と比べて日本人は果たして優秀なのか

Question

shitumon

デービットアトキンソンさんなど、日本人は優秀だと言う方が多いですが私はこう思っています。

  • 世界で通用する経営者
  • 世界で通用する社員
  • 世界でまだ通用しないが、常に勉強と行動をしているので、いずれ通用する人
  • 常に勉強するが行動しない人
  • 学校までは勉強していたが、社会に出てから勉強をせず、会社から指示されたことを頑張る人
  • 単純労働しか出来ない人

上記の中で日本人は、勉強をせず、会社から指示されたことを頑張る人、が多いイメージです。他の国は、この層が少なく、世界に通用する人と単純労働しか出来ない人、の層が多いイメージです。

日本人は、少子高齢化が一番の問題ですが、もう一つの多きな問題は、社会人になってから勉強する人が少なく、勉強しても勉強したことに満足して知識だけ増やす人が、多いのが問題だと思っています。教養がある人は多いが世界に通用する優秀な人が少ないイメージです。

永江さんはどう思いますでしょうか?

永江さんからの回答

結論から申しますと日本では飛び抜けて優秀な人が育たない風潮が問題だとわたしは思います。日本人は識字率も高いし学力的な点では全体的に底上げされ粒が揃っていることは確かでしょう。

それとは対照的にアメリカ人はできる人とできない人の格差は激しいですが、代わりに突出して優秀な人というのが存在します。そういった一部の天才的な人が何十万という雇用を生み世界を代表する企業を作っているのだとわたしは思います。

Facebookのマーク・ザッカーバーグやAppleのスティーブ・ジョブズ、Amazonのジェフ・ベゾスなどが良い例でしょう。ソフトを生み出すには天才的なひらめきが大事ですからね。ずば抜けて優秀な人の存在は大きく、そういった天才が日本から出てこないために、この分野で大きく水をあけられてしまったのだとわたしは思います。

一方ハードを作ることに関しては日本人は秀逸で自動車のように1から確実にコツコツと作る能力には長けているといって良いでしょう。今だって日本のロボット産業は世界を席巻しています。工業ロボットを製造しているファナックなんて技術が高すぎて他国は真似すらできなくて一人勝ち(笑)。ただしこの分野でも昔のホンダの本田宗一郎やソニーの盛田昭夫のようなカリスマ経営者が今はなかなか生まれません。

これには2つの理由があると思います。1つは会社のトップに鎮座する爺のおかげで風通しが悪く新しいことをしようにも潰されてしまう。もう1つは、ハード関連のビジネスでは大きな資金を必要とするのに、肝心な投資家が日本には少ないという点です。ハードを永遠に売り続けることは難しいですから、この分野でも体制自体を見直す必要があるとわたしは思います。

障がい者の学びの場で感じる「学び」=「勉強する」の狭い理解

特別支援学校を卒業したあとも地域で学ぶことができる「障がい者の生涯教育支援」の取り組みが、徐々に広がっているようです。シャローム大学校のオープンキャンパスを今年度7回実施した引地達也さんが、その中で見えてきた支援する側の先入観など、いくつかの課題について、メルマガ『ジャーナリスティックなやさしい未来』で綴っています。引地さんは、新しい「学びの概念」に触れた福祉施設の側の戸惑いに理解を示しながらも、あきらめることなく推進していかなければならないと前を見据えます。

オープンキャンパスでの少しずつの前進で見えてくる地平線

2019年度の文部科学省事業「学校卒業後における障害者の学びを支援する実践研究」は、シャローム大学校での全7回の「オープンキャンパス」と重度障がい者向けの訪問講義を中心に行い、先日第7回目となるオープンキャンパスを実施し、本事業をほぼ終えた。

オープンキャンパスは、障がい者が地域で学ぶために、登壇する人がどのような学びを提供できるのかと、障がい者の方々を学びに導くために情報アクセスをどのように確保するのか、そしてハード面としての場所をどのように確保するのかが大きな課題となる。

その課題の解決に向けて取り組んできたオープンキャンパスは今年度で2年目だが、昨年度よりも前進したと思いつつも、やはり前進した分、見えてきた課題も新しい。今年度事業を整理して、2月開催の最終報告会で総括し、最終報告書でも新たに見えてきた地平線のようなものを示したいと思う。

昨年度、シャローム大学校の本拠地である埼玉県和光市を中心に行ったオープンキャンパスは、今年度の取組みとして他地域での開催の可能性を探る事も念頭に、和光市のほかにさいたま市で2回開催したほか、長野県佐久市、静岡県伊東市でも行った。障がい者が生涯を通じて「学ぶこと」が普通にできるようにするために、どの地域でも障がい者が各自治体のほかコミュニティが開催する生涯学習に気軽に参加できるようにするための方策の探究である。

この新しい取り組みを2年通じて分かっているのは、「障がい者が学ぶ」ことへの理解と納得へのハードル=障壁である。特に知的障がい者が「学ぶ」ことに戸惑う人も少なくない。それは「学び」は「勉強する」ことを前提に考えてしまっているからであり、その学びの概念を広く捉えなければ、障がい者の学びへの理解は一歩も進まない。

オープンキャンパスを実施することで知り合い、触れ合った自治体関係者や当事者、当事者家族や関係者、支援事業所の方々の多くはその数だけ、その新しい「学びの概念」について考えたはずだと思う。地域で生きる障がい者が支援施設に通所したり、入所している中でも、それぞれに「学びの可能性」はあるはずで、その可能性をあきらめるのではなく、追究することが、このオープンキャンパスの社会的な役割だと考えている。

その役割を全うしようと動いていると、案外福祉領域で支援する側が障壁になることもある。この福祉領域ではない「学び」の概念を入れることに本能的に抵抗を示すケースも見受けられる。おそらく、新たな価値観は管理に支障をきたし、適正な施設の運営が妨げられるとの感覚かもしれない。もちろん、事故なく、リスクを回避することを重点に置く施設の考えも理解はできるが、ここは福祉も「学び」を推進する役割も、当事者視点で考えていきたいと思う。

ニューヨークで財布を拾ってもらうとどうなる?日本人社長の実話

日本は落とし物が見つかる国。私たち日本人にとっては当たり前のような感じがしますが、海外ではとても驚くことなんだそうです。ということは、日本人が海外で落とし物をしてしまうと、ほとんど戻ってこないという結果になりそうです。そんな落とし物にまつわる話をしてくれるが、メルマガ『NEW YORK 摩天楼便り-マンハッタンの最前線から-by 高橋克明』の著者でNY在住20年、『NEW YORK ビズ!』CEOの高橋克明さん。落とし物の常習犯でもある高橋さん、つい先日もニューヨークで財布を落としてしまったそうで、その驚きの顛末について語ってくれます。

善意に見るニューヨーカーの権利と義務

新年早々、またまたまたまた財布を落としました。もう病気です。どれだけ「なくしもの」常習犯かは、以前このメルマガでも書きました。家族、親戚、友人、社員、みんなが知っている僕の習慣、です(習慣?)。周知の事実。

厳密に診断してもらうと、多分、ナントカ注意欠落ナントカ症候群、とか、なんだと思います。つまりは病気だ。46年間の「落し物」総合計は、おそらく千葉の郊外あたりだとワンルームマンションを買えるほどの資産価値には匹敵するはずです。嫌になる。僕は僕以上に「落し物」をする人間を見たことがない。

ここまでくると、「なくしたことに気付かない」ことも珍しくありません。財布を届けてもらい、そこで「あ、なくしてたんだ!」って気付いたりする。

「物事に尋常じゃないくらい集中するから、ここまで来られたんだ。周囲が目に入らなくなるほど没頭しないと、何事も成し遂げられない!」…そう弁解すると。妻に「で?」。言いたいことはそれだけか。と被せるように潰されます。その言葉自体を。結婚指輪を結婚式の3日後になくされた彼女にしてみれば、生涯かけて許せない僕の癖(へき)です(癖?)。

機械式高級腕時計、指輪、アイフォーン、財布、名刺ケース、おそらく、すべて、各10個ずつくらいなくなっているはずです。だったら、もう「持ち歩くな」と言われそうですが、上記のすべてが、そもそも「持ち歩く用」に購入したものです。だったら、もう「所有するな(買うな)」と言われそうですが、毎回、毎回、「今回こそはなくさない!」と誓って購入したものばかりです。

40歳の誕生日に妻に買ってもらった100万円以上する高級腕時計を2カ月後になくした時は、そのままビルから飛び降りようかと思いました。ストラップで、もう首から下げたら?とよく言われるケータイは、ふとしたことで首から外し、首から下げること自体を忘れ、結局、なくす。ケータイショップのお姉さんに書類を確認されながら「あ、高橋さん、今回は半年、もちましたよ、がんばりましたねー」とか褒められるほど。

いつまで持つか?韓国経済がもはやパニック水準の落ち込み

韓国経済がもはやパニック水準の落ち込みを呈しているようだ。韓国のサムスン電子が30日、去年1年間の決算を発表。営業利益は27兆7700億ウォン、日本円でおよそ2兆5600億円と前の年よりも52.8%も減少したとNHKが伝えている。売り上げは前の年に比べて、5.4%減り、230兆4000億ウォン、日本円でおよそ21兆2000億円だった。主力の半導体部門が前年比68.5%減の14兆200億ウォンと振るわなかったほか、ディスプレー部門も需要低下や業界全体の供給増などで業績が悪化したという。

韓国経済が崩壊寸前

韓国経済が苦境に立たされている。韓国の2019年の経済成長率が08~09年の金融危機以降、最低の2%にとどまった。最大の要因は輸出金額の2割を占める半導体の失速。19年の半導体輸出額は前年比で26%減少し、輸出全体では10%減と、10年ぶりに2ケタ減となったと日本経済新聞が伝えている。

こうした中、2019年の韓国経済は、インフラやハコモノの整備で財政支出を増やし、建設や土木工事が増加。いわば政府が景気の下支えをした格好だ。

しかし、去年10月以降は、半導体事業の業績が上向きはじめていて、停滞局面を脱したとの見方も出ているという。事実、冒頭で述べたサムスン電子は、2019年10~12月期に限ってみると、営業利益は前年同期比33.7%減の7兆1600億ウォンとなっている。

韓国政府は2020年、さらに経済の立て直しに本腰を入れていくことになりそうだ。なぜなら、4月に迫る総選挙があるからだ。だが、その目論見も一筋縄ではいきそうにない。というのも、今世界を賑わせるあの現象が影響しているからだ。

使用済みマスク拾う中国人の動画拡散。新型肺炎で五輪は大丈夫?

東京オリンピックでの新型肺炎への対策について、IOC(国際オリンピック委員会)がWHO(世界保健機関)と協議していることがわかったと時事通信などが報じた。Twitter上では「オリンピック中止」というワードがトレンド入りするなど注目が集まっているが、実際には両組織が新型コロナウイルス への対策をめぐって協議をおこなっただけで、五輪の「中止」が発表されたという事実はない。

東京五輪は開催か? 中止か?

現在わかっているのは、IOCがドイツのDPA通信の問い合わせに対して、東京オリンピックの計画の重要な要素となるとして、「安全に大会を開催するための感染症対策」をあげたという報道のみ。今回の「オリンピック中止」のトレンドワード入りは、中止を憶測する記事が日本の情報サイトに公開されたためで、正式な見解などは公表されていないので注意が必要だ。日本国内にも感染者が出始め、政府などの対策が不十分だとされているが、果たして安全なオリンピック開催は実現できるのだろうか。ネット上では不安視する声も多く見られる。

日本国内でマスクやハンドジェルの品切れ相次ぐ

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中国国内ではマスクの販売価格が高騰し、売り切れも続出。その流れが今、日本にもやってきている。都内の薬局からはマスクが消え、メルカリなどのフリマアプリでも高値でマスクが出品されている。また、手の除菌に有効とされる「手ピカジェル」などのハンドジェルも、大手ドラッグストアなどを中心に品切れの店舗が増えているという。小さなお子さんを持つ家庭などが購入しているため、店頭から消えているという。爆買いの聖地ともよばれる東京・銀座では袋いっぱいのマスクを購入する中国人観光客の姿も見られた。

こうした中、香港在住の記者が撮影したという、ある映像がネットで拡散し、「恐ろしい」と話題となっている。