「いじめの現場に警察を」文科省が教委に出した通知の画期的な項目

2月7日に全国の教育委員会に対して、犯罪と判断されるいじめについて「警察との連携」の徹底を求める通知を発出した文科省。現役探偵で「いじめSOS 特定非営利活動法人ユース・ガーディアン」の代表も務める阿部泰尚(あべ・ひろたか)さんによると、この通知の中に「画期的な項目」があったといいます。今回阿部さんは自身のメルマガ『伝説の探偵』で、その内容を紹介。さらに「教育業界にとって大きな一歩となる」と高く評価しています。

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文科省からの通知(いじめと警察連携)に新たな明記事項を発見

文科省から各教育委員会へ「警察との連携」を求める通知は、平成24年から少なくとも3回は出ている。

令和5年2月、文科省は新たに警察との連携について各教育委員会に通知をしたことが、初めての事のように報じられたが、こうした問題に携っているものからすれば、また通知をしたのか…、連携が上手くいっていないのか?と思えてしまうことなのだ。

そもそも法には連携の条文がある

いじめ防止対策推進法23条の6

 

学校は、いじめが犯罪行為として取り扱われるべきものであると認めるときは所轄警察署と連携してこれに対処するものとし、当該学校に在籍する児童等の生命、身体又は財産に重大な被害が生じるおそれがあるときは直ちに所轄警察署に通報し、適切に、援助を求めなければならない。

上のように「いじめ防止対策推進法」には、犯罪行為があったときは警察と連携しなければならないということだ。

つまり、法施行からこれまで、わざわざ何度も通知を出さなければならないほどに、連携が出来ていないという問題が生じているということなのだ。

令和5年2月の通知の軸は「緊密な連携」を「徹底」しなさいということだ。これは過去の通知でも「連絡員」を設けて日常の情報共有や緊急時の連携対応ができるように予めしっかりと関係を持つようにしてくださいという内容がある。

そもそも学校は少年事件などで警察との連絡や懇談会などがあるものだ。それをより強化して、徹底しようという通知は再三行われてきた。

いじめの現場に警察

過去、『伝説の探偵』でも取り上げた大阪八尾市でおきたいじめ暴行事件では、長時間、男子児童が女子児童の手を執拗に踏みつけ骨折させるという事件があった。

【関連】探偵が見た八尾市小6女子いじめ暴行事件の大人達によるクズ対応

この事件では警察の記録が開示されたが、私は被害女児が担当の警察官から、罵詈雑言を浴びせられ、恐怖で家から出ることができなくなってしまったと聞いている。また、川口市のいじめ訴訟では、警察の文書偽造が問題になった。

高知県小学生水難事故での警察対応は、司法解剖がされていなかったり、無い傷があったことになるなど、杜撰な対応が指摘されている。

【関連】あまりに多い嘘。探偵が調査で見抜いた高知小2水難事故の深い闇

一方で、私の記録に新しいいじめ事件では、いわゆるリベンジポルノ的にアイコラ写真(被害生徒と裸の女性の写真を合成したもの)を使って脅しと強要未遂があったが、警察の素早い対応で、加害生徒は家庭裁判所に送られ、その写真などは全て回収されていた。

暴力と恐喝によって金品を取られていた被害者のいじめ事件でも、警察の対応が早く、学校と教育委員会が話し合っている間に、各加害者の処分が決まっていたという事例もある。

この件で驚いたのは、防犯カメラの映像を追って、被害者本人が混乱して報告していなかった件が、警察の捜査によってわかったということだ。

つまり、適切かつ的確に動く警察があれば、被害救済や加害指導といった面を含め、学校では対応しきれない問題も、極めて速く、さらに効果的な対応が可能というわけだ。

ところが、何度も通知を出しているということは、現場レベルでの差が大きく、中には逆作用するケースもあるから、より具体的に、また頻繁に通知を出す必要が生じたということなのだろう。

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「ワクチン接種で致死率上昇」衝撃データを厚労省が隠蔽。京大名誉教授が開示を求める不都合な事実と悪魔の契約書とは?

大手マスコミで報じられないものの、週刊誌等では公然と語られ始めた、接種後の死亡を含む新型コロナワクチンによる被害。このような状況下において、ワクチン接種に関する重要なデータを隠すかのような姿勢を取る厚労省を、京大名誉教授が提訴したという大きな動きをご存知でしょうか。そんな大ニュースを取り上げているのは、漫画家・小林よしのりさん主宰の「ゴー宣道場」参加者としても知られる作家の泉美木蘭さん。泉美さんはメルマガ『小林よしのりライジング』で今回、厚労省が非公開を貫くコロナ患者の致死率や、ワクチン契約書に記されていると見られる文言、そして福島雅典京都大学名誉教授が提訴後の会見で記者たちに語りかけた衝撃の発言内容を紹介しています。

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ワクチン情報開示求め、福島雅典氏が厚労省を提訴

週刊誌は軒並み、ワクチン被害の実態報道へと踏み切り、新聞の広告欄には「ワクチン死の実態」「ワクチンで免疫低下」などの言葉が躍っている。YouTube上の週刊誌の公式チャンネルでは、堂々とワクチンの効果を疑問視する内容が配信されており、削除される様子はない。

疑われ始めたワクチンの効果 追加接種に積極的な国ほど感染増 NEWSポストセブン

しかし、テレビ・新聞では、絶望的に報道されないままの状態がつづく。

昨年11月25日、衆議院議員会館で行われた「新型コロナワクチン接種と死亡事例の因果関係を考える勉強会」で、厚労省の役人たちに向かって「即刻評価委員会解散して、全例調査しなさい!」「無能な学者を揃えて、御用学者とも言えない。曲学阿世の徒!」と喝破した京都大学名誉教授の福島雅典氏が2月2日、ワクチンの有効性を問い直すために必要なデータについての情報開示を求めて厚労省を提訴した。

同日、司法記者クラブで会見が行われ、井上正康氏、長尾和宏氏も出席。記者席には、記者クラブ所属の大手マスコミが軒並み参加していたが、報じられることはないため、ここで発言内容を紹介しておきたい。

福島雅典氏は、日本ではじめての薬害防止の講座を立ち上げるために、京都大学に招かれ薬剤疫学の教授として着任し、薬害防止の科学と研究、教育実践に尽力してきた人物だ。

昨年7月、福島氏は、厚労省のアドバイザリーボードが公表してきた資料のなかで、ワクチン接種者と未接種者における、コロナ感染による致死率を比較したデータが記載されなくなっていることに気がつき、厚労省に対して、情報開示請求を行った。

2021年9月に公表されていた資料では、たしかに、年齢別、接種回数別の陽性患者の致死率が詳細に記載されている。

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年齢区分別の新型コロナウイルス感染陽性者数と死亡者数-年齢区分別のワクチン接種についても検証-(2021年7月)

これを見ると、「65歳以上」については、赤字で数字が記載されており、致死率は、未接種で2.83%、1回接種で2.35%、2回接種で1.22%。接種しているほうが死亡しづらいかのように見える。

ただ、高齢になればなるほど、「そもそもワクチンを打てる状態ではない、終末期を迎えて衰弱している未接種老人」の人口が増えることになるのだから、未接種者の致死率が高くなるのは自然なことだと私は考えているが、指摘すべきは、それ以外の年齢の致死率だ。

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障がい者の法定雇用率アップに企業は不安?定着させるために必要なこと

現状の2.3%から、3年後には2.7%に引き上げられることが決まった障がい者の法定雇用率。「共生社会の実現」という側面から見ても極めて重要な取り組みですが、企業サイドから不安の声が上がっているのも事実のようです。そんな状況を鑑みつつ、障がい者雇用を社会に定着させるためには企業側の「苦労」を取り除くことも必要とするのは、要支援者への学びの場を提供する「みんなの大学校」学長の引地達也さん。引地さんは今回、自身のメルマガ『ジャーナリスティックなやさしい未来』でその理由を解説するとともに、法定雇用率アップをきっかけにした新しい障がい者雇用支援への期待感を記しています。

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政府、障がい者「法定雇用率」を二段階に分け上げることを決定。関係者周辺がザワザワしている理由

政府が障がい者の法定雇用率を二段階に分けて上げることを決めたことで、関係する企業や支援機関等、障がい者雇用の周辺では何かザワザワした雰囲気になっている印象がある。

法定雇用率が2.7%になるということは38人以上を雇用している企業にその雇用義務が発生することになるから、「そろそろ対応しなくてはいけない」との思いと不安の声を該当する企業の幾人から聞いた。

障がい者が企業で働くことで産業面での共生社会を目指す取組はマクロでみれば誰もがハッピーなキーワードだが、企業の担当者がいざ障がい者雇用に直面すると、未知への対応に気苦労は多いようだ。

その企業側の「苦労」を取り除けば、障がい者雇用は社会に広がり、定着させることになるのだろうから、企業に焦点を当てた支援活動は必須。

この「企業への支援」も念頭に先日、専門家や研究者が集まってこれからの就労支援について話し合う機会を設け、次の支援の形に向けて少しずつ言葉を探し、つなげ始めている作業を開始した。

今考えれば、私が福祉サービスでの支援の世界に入ったのは就労移行支援事業からで、障がい者が企業に就労することで社会参加を活発にしようという機運の中で、「福祉観」が作られたような気がする。

障害者総合支援法が施行され、障害者権利条約を批准するなどで、障がい者の権利が注目されはじめ、障がい者自らの決定を尊重し始めた時期で、就労も自己実現のひとつの形として捉えられていたが、周囲の就労支援の「支援策」は、簡単に言えば「就職試験に受かること」に焦点を当てているように感じ、少々拙速のような印象もあった。

就職しても安定した気持ちで仕事が続けられるように考える支援をするには、自分の見つめ直しや人生についての考え方などにも焦点を当て、長いレンジ・広い視野での就労支援が必要だから、それをひとくくりのキーワードで表したのが「コミュニケーションの改善」であった。

良好なコミュニケーションは生活へのストレスもなくなるし、就労もスムーズであることを何人かの「コミュニケーション改善の支援」事例を積み重ねた。

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猫が抗がん剤治療を始めたら、飼っている他の猫とは隔離すべき?

ペットも長生きになってきて、犬や猫もがんを患う子が増えています。複数の飼い猫を飼っていて、抗がん剤治療を始めた子がいる場合、他の猫への影響についての考え方は獣医師によって違うようです。今回のメルマガ『しんコロメールマガジン「しゃべるねこを飼う男」』では、ボストン在住医学博士のしんコロさんが、読者からの質問を受けて「しおちゃん」のケースについて回答。抗がん剤の種類によって対応が変わってくる理由を説明してくれます。

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猫の多頭飼いと抗がん剤治療について、しんコロさんのお考えを訊かせてください

Question

shitumon

猫の多頭飼いと抗がん剤治療について、しんコロさんのお考えを訊かせて下さい。抗がん剤治療を開始すると、多頭飼いの場合は隔離が必要と考える獣医師から、いつもより少しマメにトイレ掃除をすればOKという獣医師まで、色んな考え方がありますが、しんコロさんはどのようにお考えですか?

しんコロさんからの回答

ご質問ありがとうございます!ご質問の内容は、つまり抗がん剤を与えた子の糞尿を通して、別の子が抗がん剤に暴露されてしまうということですね。

質問者さんのおっしゃるとおり、獣医によってこの質問の回答はかなり変わってくる傾向があります。僕もこの質問は抗がん剤を処方した獣医に投げかけたのですが、彼は「少しマメにトイレ掃除をすれば大丈夫」という考え方でした。

また、これは抗がん剤がどれだけ代謝されるか、どれくらいのスピードで代謝されるか(Pharmaco Kinetics=薬物動態)でも変わってきます。しおちゃんに与えるクロラムブシルはほとんどが肝臓で代謝されるということが知られているので、糞尿を介して他の猫に影響を与える可能性は低いという意見もあります。

抗がん剤を多頭飼いの環境で使う場合は、それぞれ抗がん剤の代謝の特性や糞尿への混入がどれくらいあるかを獣医に訊いてみるのが良いと思います。

ということで、一概には答えはありませんが、個々の抗がん剤によって対応を変えるのが良いと思います。我が家の場合はクロラムブシルなので、飲ませてから24時間以内は特にこまめに掃除をすることを意識して気をつけようと思っていますが、隔離は今のところ考えていません。

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時間に限りがあることを無視。巷の「成功術」が放つ“うさん臭さ”の正体

「このノウハウを用いれば仕事がさくさく進む」や「○○さえ徹底すれば悩みは解消」など、世の中に溢れる「成功術」に触れて、煙に巻かれたような気持ちになったことはないでしょうか。なぜちょっと「胡散臭い」と感じるのか、ある一冊の本ですっきりと理解できたと語るのは、メルマガ『Weekly R-style Magazine ~読む・書く・考えるの探求~』著者で文筆家の倉下忠憲さんです。今回倉下さんは、人間にとって最も根本的な問題への対応を避け、取捨選択の問題を棚上げにした「成功術」が多いことを指摘しています。

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成功術のうさん臭さ

オリバー・バークマンの『限りある時間の使い方』を読んでいて腑に落ちたことがありました。それは「成功術」に感じるうさん臭さの正体です。

『限りある時間の使い方』は、人間の有限性に目を向け、その中で何を為すのかを考えていこうと提言している本で、私の中では「よい自己啓発書」に分類されています。

で、その際のポイントは「大切なものを優先しようとしても、そのすべてを手にすることはできない」となります。たとえば、「タスクに優先順位をつけましょう」とアドバイスは有効なものの、すべての作業が「最優先」となってしまったら状況は何も変わっていません。結局、それらの中からどれかを選ぶ必要が出てきますし、つまりそれは何かを捨てる選択をする、ということです。

時間管理がうまくなれば、そうした「捨てる選択」をしなくても済むかのように謳うタイムマネジメントはぜんぜんダメなのだと本書はばっさり切り捨てているのですが、まさにその通りでしょう。

たとえば、Tak.さんは一日のタスクリストには6つしか「やること」を載せないという運用をされています。当然何か新しい「やること」が増えたら別の何かが「今日やること」からは落ちていきます。そこにはどうしようもないトレードオフがあるわけです。残念きわまりない。

「何もかもが思い通りに達成できる」という幻想は万能感で自分を満たしてくれるわけですが、結局それは「自分にとって何が大切なのか」という問いとの直面を避けているにすぎません。

限られた存在である人間は、限られたものしか手に取ることができず、そこではいやおうなしに価値観(=自分にとって何が大切なのか」が試されるのですが、それを回避しているのです。そのことを理解すると、ちまたの「成功術」に感じるうさん臭さの正体がはっきりします。

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ユダヤ人に学べ。混乱の中でも長く続けられるビジネスの秘訣とは

突然やってくる疫病などは世界中を混乱に陥れます。その混乱の中でも強くありつづけるビジネスとはどのようなものでしょうか。Google、マッキンゼー、リクルート、楽天の執行役員などを経て、現在はIT批評家として活躍されている尾原和啓さんが自身のメルマガ『尾原のアフターデジタル時代の成長論』のなかで、それが得意なユダヤ人から得たヒントを紹介しています。 

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【混乱に強く混乱で儲けるコミュニティ】ユダヤ人の秘密と感謝される焼け太り

今日は、「オンラインコミュニティの力」の副次編を解説していきたいと思います。

僕はこういったコロナなどの混乱の時代に、一番混乱しても大丈夫で、かつ混乱の時にむしろ長期的に続くビジネスに変えていく存在っていうのが、ユダヤの方だと思っていて。

今回こういうコロナの状況があって、少人数のレストランでユダヤの方とご飯を食べた時に一つ質問をしたんですが、その話を共有させてください。

混乱の中でも商売がうまくいくシンプルな秘訣

それは何かというと、「混乱の中でも商売がうまくいく秘訣は何か?」っていう話なんですね。これを聞いたときに、彼はすごくシンプルに答えたんです。「尾原、たった一つだ。」と。

混乱している時でもどんな時でも商売をする本質は何かというと、「困らないこと」だって言ったんですね。

つまり、商売っていうのは、困っている人はすぐに現金が欲しいので、安く売ってくれるわけですよ。しかも本当に困っている人っていうのは、安くても買ってくれたら感謝してもらえるんですね。

全く同じで、今度は困っている人に高く売る、そうするとこの人は両方で差額がもらえて両方から感謝されるわけですね。

例えば、マスクが本当にありません。みたいな話になったときに、マスクを1万円で売ると、「何だこいつ!?」みたいになるわけですけど、普段100円のマスクを、「いや~、手に入りにくかったんで。」って言って200円で売ったら感謝されるわけですね。

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このままじゃ長所はなくなる。「日本の良さ」が失われ続けている大問題

多くの社会問題を抱える我が国、日本。その日本で今考えられる「長所」とはなんでしょうか。今回のメルマガ『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』では人気コンサルの永江さんが、読者さんからのそんな疑問に率直に答えています。

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今考えられる日本の長所とは

Question

 

shitumon

 

永江さんのTwitterやメルマガ、Voicyを拝見すると、日本の少子高齢化をはじめ、多くの社会問題を指摘されていますが、日本の良いところや強みはどんなところだと思いますか?

 

 

 

 

永江さんからの回答

期待される答えではないかもしれませんが、日本の良さといったら「1.治安の良さ、2.魚食の文化、3.雪」かなと思います。

最初に暗い話で申し訳ありませんが、コロナ騒動で分かった日本人の非科学性や学歴コンプレックス(権威がありそうな人を妄信する愚かさ)、自民党右派が象徴する男尊女卑の価値観と政治に影響与える程はびこっている新興宗教、高齢化と共に衰退する製造業の技術力と開発力、スシローのバカッター事件が見せた社会の底辺…全てを消し去る圧倒的な少子高齢化の中で日本の良さはどんどんと失われています。

そんな背景から良いと言えることは少ないですが、先日ニセコに行ったときに旅行に来ていた外国人と話して得た視点から思う日本の良さは3つです。

1つ目はやはり治安の良さ。日本はアメリカで日常的に生じる銃乱射もないし、フィリピンや中南米のような法の及ばない麻薬カルテルなどの犯罪組織もありません。治安の悪い国の犯罪組織のトップは刑務所に入っても刑務所内に特別個室が女性も呼べて監獄の中から犯罪を指示するそうですが、日本にいるとそんな世界とは無縁です。

あと30年もしたら若い警官が足りず治安も悪くなるかもしれませんが、治安の良さは生活の大前提の基盤で、それが世界一なのは間違いありません。

2つ目は魚食の文化です。島国として昔から根付いている漁業に支えられ、多くの種類の魚を生・煮・焼・揚など色んな形でたくさん食べるのは日本独自の豊かな食文化です。これも漁師の高齢化で衰退するかもしれませんが、世界の中でも貴重な価値があると思います。

3つ目は、雪です。日本の雪、長野や群馬の雪もいいのですが、北海道のニセコの雪は軽くて世界一だと言われています。スウェーデン人もスウェーデンの雪よりずっと軽いといっていました。

それしかないかと思うかもしれませんが、少子化は日本の全てを消し去っていきます。これまでも散々言ってきたように、(もう手遅れ感もありますが)国の総力を上げて少子化対策をしなければ日本は消滅していくだけです。

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クリエイティブな思考を身につけている人は「仕事」だけをしていない

企画書がすらすらと書ける人、新しいことを生み出せる人とそうでない人の違いはどこにあるのでしょうか? 今回のメルマガ『石川和男の『今日、会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになるためのメルマガ』』の著者、石川和男さんは、クリエイティブな思考を身につける方法について紹介しています。

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クリエイティブ思考を身につけるには?

まわりが「うんうん」と唸り悩んでいるのに、ひとりだけ企画書がどんどん書ける人。新たなことを生み出せる人。その人は、まわりの人たちと、一体何が違うのでしょう。

毎日決まりきったルーティン業務に対して、頭を使って考えてやる仕事のことを「クリエイティブな仕事」と言ったりします。思いつくままに例をあげれば、

・得意先への企画書
・上司へのレポート
・会議のプレゼン資料
・議事録広報から依頼された商品PRの記事
・社内報の原稿

会社の業務外でいえば、ブログやメルマガ、SNSなどの発信も、クリエイティブな仕事と思っています。

こうして眺めてみると、クリエイティブな仕事と呼ばれることのほとんどが、「書く」ことだとわかります。頭のなかで考えたことや、他人に伝えたいことなど、それらを自分以外の人に伝えるために書く。このスピードが速い人を「クリエイティブな仕事が速い人」 として認識しているのです。

当然、書くという行為が速いか遅いかで仕事の速さは変わってきます。この「書く」というクリエイティブな仕事をいかに効率的に行うか。

大原則としては、インプットなくしてアウトプットはできません。良質なアウトプットができる人は、必ず良質なインプットをし続けている人です。良いアイディアが浮かばないと嘆く人は、インプットが足りていないのです。もとになるものが何もなかったら、「1」から作り出さなくてはなりません。それこそ天才でもない限り、難しい話です。

クリエイティブな仕事が速い人は、常にインプットをしているから速いのです。

では、このような人たちは一体どこでアイディアの元を仕入れているのでしょう。答えは、「社外で仕入れている」です。社内にいて上司や後輩とだけ交流しているのでは、いいアイディアは浮かびません。

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スパイ気球撃墜の原因は「中国の痴話ゲンカ」涙目の習近平 処刑か戦争開始か?

2月2日にアメリカ上空で確認され、大きな騒ぎとなった中国の偵察用と見られる気球。結果的に米空軍機により撃墜され習近平国家主席の面子が潰れた格好となってしまいましたが、この騒動、誰が何の目的で仕組んだのでしょうか。今回のメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』では台湾出身の評論家・黄文雄さんが、気球を米上空に飛来させた勢力を推測する専門家の分析を紹介。さらに中国の歴史を紐解きつつ、この気球事件が対外戦争にまで発展する危険性があることを示唆しています。

【関連】謎の「白い飛行物体」がアメリカ上空に出現、米国防総省が対応を開始。宮城上空のアレにそっくり?

※ 本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2023年2月8日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:黄文雄(こう・ぶんゆう)
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』(徳間書店)など多数。

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戦争する気満々の偵察気球が露わにした習近平のボロ。中国のお家芸「失脚なら処刑」も?

中国、気球問題で対米姿勢急変-遺憾の意表明から一転、報復を警告

アメリカ本土に中国の気球が飛来し、これをアメリカ空軍が撃墜したことは、すでにニュースなどでご存知のことでしょう。事の起こりは2月2日、アメリカ国防総省の報道官が、中国による偵察用気球がアメリカに飛来したと発表したことからでした。

この気球はアメリカを横断し、2月4日、サウスカロライナ沖に出たところで、米空軍のF22戦闘機によって撃墜されました。被害を回避するため、海上に出たところで撃墜したわけです。この件に絡んで、ブリンケン国務長官は、2月5日から予定していた中国訪問を延期することを発表しました。

中国政府は当初、気球は民間の気象研究用であり、不可抗力によってアメリカ領空に入ったと説明し、「遺憾の意」を表明していましたが、撃墜後の5日には「明らかな過剰反応」だとアメリカを非難し、報復措置の可能性も示唆し、態度を急変させています。

来るなら迎撃するまでだ。スパイ気球は日本に飛来の過去も

中国の気球は中米コスタリカでも確認されており、中国はこちらに対しても不可抗力で進入したとして「遺憾の意」を示しています。2つもの気球がいずれも計画航路をそれて他国へ進入したことになりますが、そのようなことがあるのでしょうか。同様の気球は、日本でも2020年に仙台で目撃されています。

そもそも、民間のものだというなら、その民間会社の責任者が記者会見なりを開いてもよさそうですが、そういう動きもなく、また、中国政府はその民間会社の名前も明かしていません。これも不思議なことです。

中国外務省の毛寧報道官は、メディアから「中国はなぜ自国の気球をコントロールすることがそんなに難しいのか」と問われ、「私は専門家ではないので答えられない」と答えをはぐらかしたそうです。

被問為何中國很難控制氣球? 毛寧稱:我不是專家

この気球がスパイ用だったかどうかは、今後のアメリカでの分析で明らかになると思いますが、いま中国問題の研究家のあいだで話題になっているのは、習近平政権は、なぜ世界中に撃墜シーンが映し出され、面目が丸つぶれになるようなことを、わざわざしたのかということです。アメリカが撃墜しないとタカを括っていたのでしょうか。他国の領空を侵犯するような物体を飛来させておいて、それではあまりにも能天気です。

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ようやく気づいたか自民党。遅きに失した「子ども手当」復活の流れ

民主党政権時の「子ども手当」を、まさに挙党態勢で潰しにかかった自民党。しかしここに来て、ようやく自らの過ちに気づいたが如き動きを見せ始めています。今回のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』では著者で元全国紙社会部記者の新 恭さんが、自民党が「宗旨替え」とも言える児童手当の所得制限撤廃の方向に舵を切った理由を考察。さらに自公と財務省による「妨害工作」に屈した当時の民主党政権に対しては、痛烈極まりない批判を記ぶつけています。

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かつてバラマキと批判した民主党政権「子ども手当」を復活?自民は少子化対策の理念を大転換できるのか

変われば変わるものだ。かつてバラマキだと批判した民主党政権の「子ども手当」を復活させるかのごとく、自民党が児童手当の「所得制限」を撤廃する方向に舵を切りはじめた。

2022年の出生数は統計開始以来初めて80万人を割り込み、想定より8年も早いペースで人口減少が進んでいる。このままでは国の衰退は目に見えている。少子化対策を迫られた自民党はついに“宗旨替え”を決断したということだろうか。

1月25日の衆議院本会議。代表質問に立った自民党の茂木敏充幹事長は「すべての子供の育ちを支えるという観点から、所得制限を撤廃するべきと考えます」と述べた。

「すべての子供の育ちを国が支える」というのは、これまでの自民党の主張を大きく転換するものだ。自民党には「子どもはそれぞれの家庭で育てるのが当たり前」という考えが根強い。

だからこそ、民主党政権で2010年3月に設けられた子ども手当に所得制限がなかったのを「バラマキだ」「自助の考えが欠如している」と激しく批判したのだろう。

参議院厚生労働委員会でその法案が採決されるさい、丸川珠代議員が「愚か者めが。このくだらん選択をした馬鹿者どもを絶対に忘れん」と罵ったことが昨今、話題になっているが、なにも丸川氏だけでなく野党当時の自民党はこぞって“批判のための批判”を繰り広げていた。

党の広報本部長だった小池百合子氏(現東京都知事)がその年の夏の参院選に向け、PRグッズとして「この愚か者めがTシャツ」をつくっても、「はしたないからやめろ」と声が出ることもなく、党広報戦略局長だった平井卓也氏にいたっては、丸川氏とともに報道カメラに向かってそのTシャツを広げて見せるパフォーマンスを演じたほどである。

岸田首相が年頭の記者会見で「異次元の少子化対策に挑戦する」と表明し、それに呼応するかのように、通常国会の代表質問で茂木幹事長が所得制限の撤廃を打ち出す。党内には安倍派を中心として所得制限にこだわる議員が少なくない中、あえて幹事長が軌道を大きく変更する姿勢を示したのは何を意味するのか。統一地方選を前にして国民の気を引きたいのか、本気で考えを改めるのか、それとも他に理由があるのかは、現時点ではわからない。

しかし13年の時を経て、ようやく自民党が、民主党政権の目玉であった「子ども手当」の意味を理解し始めたと、捉えることができるのではないだろうか。それは、茂木幹事長が所得制限撤廃を唱える理由として、少子化対策に成功しているフランスの「シラク3原則」を持ち出したことにも表れている。

「シラク3原則」の根本には「育児は女性だけでも夫婦だけでもなく、社会全体で育てる認識の共有が必要」という考え方がある。社会が子どもを育てるのだから、所得によって支援に差をつけるべきではないということになる。

第2次世界大戦後のフランスでは、少子化による国力の低下がドイツの侵略を許してしまった。その反省から画期的な「N分N乗方式」などの子育て支援政策が進んだのだと、茂木幹事長は安全保障ともむすびつけて少子化対策を語った。

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