ソフトバンクの賭け。iPhone SE「1円ばら撒き」で狙う5Gの普及

日本でも3月18日に発売された第3世代となるiPhone SEですが、早くも初日から1円で販売され大きな話題となっています。この動きを好意的に記すのは、ケータイ/スマートフォンジャーナリストの石川温さん。石川さんは自身のメルマガ『石川温の「スマホ業界新聞」』で、中古市場の活性化や5Gの普及といった第3世代SEの「ばら撒き」が日本にもたらす効果を解説するとともに、総務省に対しすべての契約で一括1円発売が可能になるよう、現行の面倒なルールの変更を強く求めています。

 

iPhone SE(第3世代)が発売初日から一括1円――ばら撒き販売がニッポンの5G普及を加速させるか

3月18日にiPhone SE(第3世代)が発売となった。

すでに一部家電量販店では一括1円での販売が始まった。MNPまたは5~30歳の人が新規契約かつメリハリ無制限もしくはスマホデビュープランに加入した場合、64GBが機種代金一括で1円、128GBで機種代金一括7,200円という。

新規、乗り換え、機種変更、端末単体購入で4万5,679円が割り引かれ、MNPやプラン契約に対して2万2,000円が割り引かれる。

早いタイミングでiPhone SE(第3世代)が1円で売られることは想定できたが、まさか発売日から1円が適用されるとは思わなかった。ちなみにキャリアは「メリハリ無制限」でわかるとおり、ソフトバンクだ。

総務省では、家電量販店などで「端末単体で購入できない」という消費者からのクレームを問題視している。家電量販店のショップでは表向きは端末単体販売と契約販売の在庫は別々に扱っており、「端末単体販売の在庫はない」といって断っているとされている。

確かにキャリアというか販売代理店は身銭を切って割引を適用させており、端末単体で購入されては商売あがったりなのだろう。

一部では「反社会的勢力に狙われており、転売が資金源になっている」という指摘もある。これらの販売方法が問題視される雰囲気も出てきた。

ただ、もはやユーザーも高いお金を出してスマートフォンを買う習慣はないし、安く買えるのであれば、こうした売り方が大歓迎なはずだ。

端末単体で売るからこそ、転売目的で反社会的勢力に狙われるのだから、むしろ「完全分離」など強制せずに、契約と一体ならば1円で売っていいように戻したほうがいいのではないか。

契約をしっかりと行い、身分証明書もチェックし、クレジットカードで与信審査を行って、売った方がよっぽど健全だ。

4社は競争しているからこそ、iPhoneの割引販売を行っているのだし、この販売方法によってMNPが活性化しているのは間違いない。MNPの件数が増えたことを総務省は自分たちのアクションプランの手柄にしたいのかも知れないが、結局は「iPhoneが1円で手に入るから」というのが大きいはずだ。

契約に紐付くのは2万2,000円までなんて面倒くさいルールは撤廃した方がいい。

むしろ「使い放題プランを2年間、契約する」という条件の上で、1円販売を認めた方が、キャリアの経営も安定するし、「毎月、高い通信料金を支払う人は端末を安く買える」というほうがよっぽど健全ではないか。

iPhone SE(第3世代)が1円でばら撒かれれば、それだけ市場に5G端末が普及し、日本の5G環境も一気に広がる。1円販売が増えれば、今使われているスマートフォンが中古買い取り業者に買い取られ、中古市場も活性化していく。

iPhone SE(第3世代)のばら撒きは世界から大きく遅れている「ニッポンの5G」を大きく前進させる起爆剤になるような気がしているのは自分だけなのだろうか。

 

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駅ナカ食品を自宅まで?宅配事業にも進出するJR東日本の囲い込み術

コロナ禍にあって厳しい業績が続く鉄道各社ですが、JR東日本の「攻めの姿勢」に変化はないようです。今回のメルマガ『理央 周の売れる仕組み創造ラボ【Marketing Report】』ではMBAホルダーの理央 周さんが、同社がスタートさせた駅ナカ食品の宅配事業について詳しく紹介。その上で、保有する経営資源に新たな事業を加え、全てを駅周辺で囲い込むというJR東日本の戦略を高く評価しています。

 

JR東日本の新規事業に学ぶ経営資源を活用する差別化の仕方

JR東日本が、宅配事業に進出しました。品川駅中に、ちょっとしたショッピングモールの様な場所があります。

お土産や駅弁はもちろん、惣菜やベーカリーも売っていて、ご飯を食べられるレストランも豊富です。先日も駅ナカにある「バルマルシェ コダマ」という店のワンコインのモーニングセットが、話題になっていました。

また、食品だけでなく、ユニクロや書店、雑貨屋さんのような物販のお店もあるのです。これがいわゆる駅ナカと呼ばれる、ショッピングスペースです。

JR東日本では、その駅ナカで販売している食品を、駅の物流の拠点に集めて、そこから宅配をする、ということです。

この商品の配達に、単発での仕事を請け負う、ギグワーカーと呼ばれる人たちを起用するのです。

ビジネスモデルとしては、ECとウーバーのようなシェアリングを合体させたもの、といえます。

これを、スタートアップ企業の「207」という会社と組んで行うそうです。

日経新聞によると、2021年11月には、新潟の漁港で朝に水揚げされた鮮魚を、新幹線で都内に運んで、そのギグワーカーが宅配する実験を実施したそうです。

計画としては、品川駅の駅ナカで販売している食品を、この仕組みで配送するとのことです。

私も品川駅はよく利用するのですが、定番のお土産や、新幹線で食べるおいしいお惣菜、お弁当、ワインショップもあります。本当に何でも揃う感じです。

さらに、期間限定のショップが、出店のような形で出店していたりするので、目新しいものもあり、近隣に住んでいる人や、働いている人たちの楽しみが増えることが予想されます。

JR東日本の事業は鉄道での人や物資の輸送がメインです。駅という抜群の立地を生かして、物販にも力を入れています。

主要駅の多くで、JR東日本グループは、アトレやルミネという商業施設を有していて、そこにも食品や飲食店があります。

 

パワポでの資料作成時間を短縮する「目からウロコ」の方法とは?

プレゼン資料作りで上司からオッケーが出ずに悪戦苦闘している人が多くいます。苦戦の原因が上司にあるケースもありますが、自分で改善できるところもあるはずです。今回のメルマガ『『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」』では、世界的なコンサルティング会社マッキンゼーで14年間もの勤務経験を持つ、ブレークスルーパートナーズ株式会社マネージングディレクターの赤羽雄二さんが、豊富な経験の中で確立した「アウトプットイメージ作成アプローチ」を伝授。上司が最終形をイメージでき、作成中にもアドバイスをしやすく、ダメ出しもされにくい目からウロコの時間短縮法です。

 

パワーポイントでの資料作成時間を短縮するには?

Question

shitumon

商社に入社して5年、パワーポイントでの資料作成が苦手です。いつも3度、4度と上司に突っ返されて、何週間もかかります。何とか検討会などで発表しても、今度は上司の上司が違う意見を言うのでひっくり返されます。そのとき、上司は守ってくれるどころか「なんでこんな資料を作ったんだ」的な発言ではしごをはずしてきます。どうしたらこういうプロセスを少しでも減らして、もっと短時間で作成できるようになるでしょうか。

赤羽さんからの回答

ご質問どうもありがとうございました。パワーポイントへの苦手意識を持たれているのですね。上司からそういう接し方をされていては、無理もありません。パワーポイントでの資料作成は、本来、大変楽しいものですので、ぜひ一緒に取り組んでいきましょう。

まず、根本的に、上司がこういう態度だと、こちらのアプローチや資料の質にかかわらず、必ずケチをつけてきます。これはご自身のせいではないので、気にしないほうがいいです。もちろんそう言われたからといって、急に気にしないようにはできませんが、過度に落ち込む必要がないということは理解してください。

資料作成で効果的なのは、「アウトプットイメージ作成アプローチ」です。私が数百回、資料を作成し、その数倍の資料作成に助言をする中で確立したやり方です。特別なことは何もないのですが、日本でも海外でも取り入れておられる方はきわめて少数です。ほとんど出会ったことがありません。ある意味、コロンブスの卵とお考えいただくといいでしょう。

これは、仕上げが20ページほどの企画書なら、最初に30分で表紙、目次、各章のタイトルページ、各章のチャートイメージをざっと書き上げ、上司に確認した上で、所定の時間内に仕上げていくアプローチです。

初めてのときは、アウトプットイメージ作成に1時間ほどかかるかも知れませんが、数回取り組んでいると30分でできるようになります。この形で進めると、どういう資料を作ろうとしているのかが上司は最初から理解でき、途中のフィードバックで、内容に貢献できます。上司は自分が貢献しているので、自分ごととしてとらえてくれます。

本来は、上司が部下のためにアウトプットイメージを作成して進めるアプローチですが、上司がやってくれないので、自分でやることがお勧めです。

よほどできる上司以外、最終的にどういう資料を作成してほしいのかしっかりとしたイメージを持っていません。そのため、最初や途中ではあまり価値のある助言ができず、締め切りぎりぎりになってあたふたしたり、部下を罵倒したり、会議中にはしごをはずしたりしがちです。アウトプットイメージ作成アプローチを取っていると、それがなくなります。

 

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現場教師たちをがんじがらめに縛る「教育心理学」という名の“印籠”

「どんな話をすれば、聞く人のやる気を引き出せるのか」。悩む教師や職場のリーダーなど、人を教え導く立場の人たちに向けて、ロングセラー『君と会えたから』『手紙屋』などの著者で作家の喜多川泰さんがメルマガを創刊。配信1回目の『喜多川泰のメルマガ「Leader’s Village」』のテーマは、教師にとって黄門様の“印籠”のような効果があるという「教育心理学」。ときには教師たちをがんじがらめに縛ってしまうほどややこしく、だからこそおもしろく、学びがあると伝えています。

 

教育心理学という印籠

先生になるためには「教育心理学」を学ぶ必要があります。「心理学」というのは、「人間にこういう環境でこういう刺激を与えたらこういう反応を示します」という臨床実験を集めて体系化した学問ですから、人を指導する立場の人は当然興味を持つ必要があるし、知っていなければならないと考えるのが自然です。

有名なものをいくつかあげると、例えば「ピグマリオン効果」というのがあります。教師の期待によって学習者の成績が向上するという教育心理学の効果のことですね。学習者に、先生が「君には才能がある」と期待をしてたくさん誉めて教育をしたら、実際に学習者の成績が向上したという実験結果があるんですね。

一方で「ゴーレム効果」というのもある。これは「ピグマリオン効果」の対義語的効果で、指導する側が、相手に見込みがないと思っていると、実際にその通りになっていくという心理効果。部下などに対して「こいつは絶対に伸びない」と思っていると、その通りになる。言葉にしなくてもそう思っているだけで成長に悪影響を及ぼすことがあるそうなんですね。

他にも、人は何かを禁止されると、逆にそれをやりたくなってしまうということがわかっています。伊邪那美命に「この扉を開けてはいけませんよ」と言われた伊邪那岐命も扉を開けてしまった。人どころか神様だって抗えない。これを心理学では「カリギュラ効果」と呼ぶ。

人を教える上では「返報性の原理」なども知っておいた方がいい。これは、人間はよくしてもらったままでは居心地が悪く感じてしまい、何かお礼をしたくなるという心理のこと。例えばモニターとしてある商品をタダで使わせてもらったら、結局それを買い取ってあげなキャいけない気がしたり、友人に勧めたり、試食をしたら商品を買わなきゃいけないような気がしてしまったり。

さらには「バーナム効果」も面白い。「あなた、いつもは元気に振る舞っているけど、本当は人に言えない悩みを抱えていて、一人の時には、どうしようもないほど苦しくなることがありますね。それに、今のままでいいのだろうかと心配になるけど、ずっとそのままにして放置している大きな問題を抱えている」など、実は誰にでも当てはまる曖昧な表現を、自分だけに当てはまるものだと捉えてしまうという効果。

占い師がよく使う手口ですね。ある心理学者がおこなった実験では、学生に心理テストを実施し、その診断結果が自分に当てはまっている度合いを5段階評価で評価してもらったら、平均で4.26だったそうですよ。返却した診断結果は全員に同じものを返したにも関わらず。

 

中国人にとって核兵器は国の誇り?「大幅に増強すべき」という危険な考え

ロシアのウクライナへの侵攻を皮切りに、世界各国から核戦争への言及がされ始めました。では、米国に迫る勢いで成長を続ける隣国・中国はどのように核を捉えているのでしょうか?中国出身で日本在住の作家として活動する黄文葦さんは自身のメルマガ『黄文葦の日中楽話』で、 中国の一般の人々の核兵器への考えについて語っています。

 

中国の一般の人々は核兵器をどのように受け止めている?

【Question】

このところ、世界の指導者から核戦争への言及があることに恐怖を覚えます。中国の一般の人々は核兵器をどのように受け止めているのですか?

【黄文葦さんからの回答】

中国一般の人々は核について、複雑な気持ちを抱いていると思います。核の研究者、つまり科学家について、国の誇りという存在だと宣伝されていることです。核、勿論怖いものだと知っているはずですが…。

ネットで調べていると、中国の核兵器に関する話題をよく目にするのが、中国の核兵器政策のメリットを語る人がたくさんいます。以下のような意見がありました。

50年前の中国は貧しく後進国であり、核兵器開発時に採用された最低限の核反撃要件により、核兵器製造の目的は主に他国による中国への核脅威と核侵略を防ぐことでした。中国が徐々に強くなり、他国が簡単に中国を侵略する勇気がなくなってきたのです。しかし、中国が強くなったため、アメリカは中国を敵視するようになり、中国に迷惑をかけ続けています。それなら、中国もそろそろ核政策を調整して、実力のある相手になってほしいと思います。

つまり、中国の核兵器政策は今、米国の脅威に合わせて調整されなければならないと主張します。核兵器がやはり必要だと思われます。

 

アボカドはなぜ日本で流行したのか。その仕掛け人“エンジェル”とは誰のこと?

いつのまにか私たちの生活の中で定着したものってありませんか?例えば、野菜でいえば「アボカド」。当初はちゃんと発音できる人すら少なかったのに、もはや当たり前のような顔をして食卓に並んでいます。なぜ、馴染みのないアボカドがここまで日本で流行ったのでしょうか?メルマガ『Mのメルマガ』の中でその知られざる事実が明らかになります。

 

アボカドのお話

先日ネイルサロンに行った際、朝に食べたアボカドが小指の爪の間に入っていて緑色になっていてとても恥ずかしかったのです。

アボカドは今や男性も食べる健康食。アボカドバーガーやアボカドサラダなど爪が緑になるおしゃれなアボカド絡みの食べ物が世の中にいっぱいです。

私も日常的にアボカドを食べているものの、買うのは結構難しい。数年間、毎日のように食べているものの、未だにスーパーで“いい”アボカドを選ぶことができず、硬かったり、逆に柔らかすぎて端が黒く変色していたり、はたまたぱっと見かなり調子良さそうなのに種が取れない?ようなものだったりと、そのためアボカドについては、スーパーではなく八百屋で買うようにしています。

八百屋のアボカドの目利きは相当なもので、大きさも十分だし切るとまるでアボカドのフリー画像に使えるのではというくらいのクオリティ。シミ一つないきれいな薄いグリーンで、スプーンですくうとクリームチーズのように滑らかです。

こんなアボカド選べるのはすごい。八百屋は無くなってほしくないと思いつつも、近所にできたイオン系スーパーに完全にお客さんを取られてしまっていて、閉店するのは時間の問題かなと個人的に思っています。

こういうのはとても残念なのですが、やはり時代の波というのがあり、人々は現金以外で支払いたいし、どうしても“便利”というのは強力で流れてしまいがちです。

高齢者などのこういう昔ながらの商店は、東京に限らず、大きいスーパーなどの進出によって閉店の危機にさらされていますよね。

今の波に乗って行こうとする商店の経営者は、ネットでの販売を学んだり、今の時代に合わせて売上を伸ばす努力を重ねて、日本中にファンを持つ、地方の小さなお店も少なくないと思います。

個人的には、年配の方には難しいとは思いつつも、今の売り方やITについてがんばって学んで、わたしたちに買い物をさせてくれるような魅力的なお店に生まれ変わってほしいと思います。

ただ先ほども書いたけど「現金だけ」しか使えないというのは、お客さん想いとは言えない気がしています。

コロナで現金をあまり使いたくない、というのもあるし、支払い方法だけでも何かキャッシュレスで支払えるようにしてくれたら、それだけでも買い物に行く機会は増える気がします。(個人的に)

私が行く八百屋さんも、無くなってしまったらいいアボカドを食べられなくなってしまうしパスモでいいからキャッシュレス、お願いします。。

 

ウクライナとロシアの紛争。日本人として何を考えればいいのか?

終わりが見えないロシアとウクライナの紛争。連日メディアで報道される中、さまざまな思いを巡らせている人も多いでしょう。では、日本人として何をすればいいいのでしょうか。そこで今回は、メルマガ『久米信行ゼミ「オトナのための学び道楽」』の著者でiU情報経営イノベーション専門職大学教授を務める久米信行さんが、読者からの質問に答える形で意見を述べています。

 

オトナの放課後相談室:東欧で戦争が起きています。日本人として何をすれば良いのか?

東欧で戦争が起きています。日本人として何をすれば良いのか、どのような気持ちでいれば良いのか分かりません、どうしたら良いのでしょうか?

(東京都/29歳/男性)

【久米信行さんからの回答】

ニュートラルな姿勢で情報を吟味。インフレやバブル崩壊にも備えて自衛しましょう。

メディアは連日のように ウクライナ紛争 の戦況と惨状を報道しています。

みなさんの眼には どう映っている でしょうか?
ゼレンスキー派 でしょうか? プーチン派 でしょうか?

デリケートな内容ですので、 最初に私の立場を明確にしておきましょう。

1 私は平和を希求する理想主義者の一人です。尊敬するジョン・レノンの名曲、イマジンやハッピー・クリスマスで歌われているように、人種も宗教の違いも超えて、世界がひとつになればいいと願っております。

2 一方で、人間が人間である限り、戦争はなくならないと考える現実主義者でもあります。見かけ、信条、言語、暮らし方などが違う人たちを、ついつい警戒したり避けたりするのが人間の悪い性癖。そして、人は土地に縛られ、因縁のある国境で区切られているので、隣り合わせの国は仲が悪くなりがちというのが、地政学の教えです。

3 政治的にはニュートラルで、右翼でも左翼でもありません。双方に親しい友人もいるので、互いの良い点・悪い点を冷静に見つめつつ、特有の政治家や政治団体からはなるべく距離を置くようにしています。

4 戦争の理由には、表向きの理由の他に、軍事的な戦略上の話や、資源など経済的な利権の話が複雑に絡み合っていることに着目します。その戦争で得をする人・企業・国が、ニュースに出てくる表向きの主人公の裏側で、暗躍していることも少なくないので、そこも合わせて考えています。

 

5000円の給付金配布で“中抜き”か。事務経費700億円はお抱え企業の懐に?「またパソナ」「竹中平蔵が大儲け」皮肉の声

新型コロナウィルス禍で支給額が減少する年金受給者に対し、1人5000円を臨時給付する与党提案への批判が強まっている。予算額は1300億円以上となる見込みだが、それに加えて事務経費で700億円近くなると言う専門家の指摘がある。「また中抜きか」「パソナが大儲けするのか」など批判の声が上がっている。

「いい加減にしろ」選挙目当てのバラマキに国民激怒

年金の支給額は物価と賃金の変動に応じて、毎年改定されており、新年度の4月分からは今より0.4%引き下げられることが決定している。

受給額が減る年金生活者を支援するために、政府は「臨時特別給付金」を設けると発表。年金を受給する高齢者約2600人を対象に1回かぎりで1人5000円を支給する方針だという。

岸田首相は22日の参院予算委員会で「コロナ禍でさまざまな支援が行われているが、取り残されている方がいないかという問題意識に基づく提案だ」と弁明したが、野党は「夏の参院選目当てのバラマキにしか過ぎない」と批判した。

引き下げられた今年度の4、5月分の年金が支給されるのは6月15日。

参院選の公示はその1週間後の6月22日で、年金が減って不満を持った年金受給者にそっぽを向かれないためにもその前に給付金を配っておきたいという意図が透けて見える。

6年前の前回の参院選の前にも、同じように3万円相当の給付金が出ているが、ばらまきにしても5000円では効果があるのか疑問だ。

【関連】プーチンに21億円も上納。安倍晋三氏の「負の遺産」がウクライナ国民を殺す

アベノマスクの悪夢が再来?懲りない政府の愚策

また問題視されているのは、年金生活者1人あたりに給付するために生じる事業経費だ。

テレビ朝日によると、対象となる2600万人に対して5000円給付することから、単純計算として、支給金額約1300億円+事務経費約700億円=約2000億円かかると専門家の試算を報じている。

給付するだけでなく、それにかかる事業経費が莫大であり、当然のことながらそれは全て国民の税金から支払われる。

自民党のバラマキ政策のために700億円もの経費を費やす必要が果たしてあるのだろうか。

思い起こせば、似たような政府の愚策は数年前にもあった。記憶に新しい「アベノマスク」だ。

2020年、新型コロナ感染拡大防止のために全世帯へ布マスクを2枚配布するため、マスク調達費は184億円、配送費などに76億円かかった。

その後、マスクの品薄状態が解消され、8000万枚が在庫になり、保管費用は約6億円で、2021年度の費用は約3億円を超えた。今年度の再検品費用には総額21億円かかったが、本年度中に廃棄される見通しだ。

大金がかかったにもかかわらず、ほとんどの国民が装着しなかったことから、“呪いのマスク”とまで揶揄された。

また、「アベノマスク」、「GoTo事業」「持続化給付金」政府の対策をするときに必ず名前が上がってくるのが大手人材サービス業「パソナ」だ。

今回の5000円給付についても、もし支給が決定したとなれば、またパソナや竹中平蔵氏の名前が浮上してくる可能性がある。

ネットではすでに「パソナの中抜き決定」「竹中平蔵また大儲け」など批判の声があがっている。

【関連】安倍派に“鞍替え”?二階氏に見切りをつけた片山さつき氏の「思惑」

FNNプライムオンラインでは臨時給付金の批判の高まりを受けて、党内に差し戻され再検討される見通しだと報じた。公明党幹部も「今回は自民党の茂木幹事長の提案に合わせただけだ」と述べるなど、あらかさまなバラマキ施策に懸念を示している。強引に実現させれば、岸田政権の“大失政”になる可能性が高そうだ。

なぜ市民運動家は反戦デモ中にウクライナ国旗を持てなかったのか

世界各地で広がりを見せる、ロシアのウクライナ侵攻に対する抗議行動。市民運動家で著書『嵐を呼ぶ少女とよばれて―市民運動という生きかた』でも知られる菱山南帆子さんも、志を同じくする仲間たちと街頭行動を企画したそうです。しかしそのさなかに菱山さんは、ウクライナ国旗を手にすることに抵抗感を覚えたと言います。なぜかような感情が湧き上がってきたのでしょうか。菱山さんは今回、自身のメルマガ『菱山南帆子のメールマガジン「猫とトラメガ」』に、その理由を綴っています。

※ 本記事は有料メルマガ『菱山南帆子のメールマガジン「猫とトラメガ」』2022年3月11日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

 

やっぱり、私、国旗は持てない。ナショナリズムに気をつけて!

前回のメルマガを配信したとき、ロシア軍によるウクライナ侵略が始まった翌日でした。その日の朝から状況が判明し、一般市民が巻き添えになっているこの戦争をテレビで見ていていいのか。何か行動しなくてはならないと私は宣言し、提起しました。

戦争になったら殺し殺される現場に駆り出されるのはまず若い人たちからです。

私たちが当事者として全世界で立ち上がる反戦運動と連帯して何か行動を起こそう!と話し合いました。

そして3月4日、ロシア大使館前、3月6日新宿駅東南口にて街頭行動を企画しました。

ロシア大使館前には400人。

新宿東南口には450人そして改憲反対の署名は130筆集まりました。

このような大きな運動を自分たちで提起したことがなかったので、予想以上の集まりに慌てふためきながらも、青年たちは声の限り自分の思い、そしてシュプレヒコールを行いました。

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さて、私たち総がかり青年PTは行動の前に何度もグループLINEで話し合いました。

戦争とはどういうものなのか、目を背けたくなるような市民が殺され泣き叫ぶ子どもたちの報道を毎日それぞれが共有しあいました。

そして、私たちは「国を支持するのではなく、あらゆる戦争に反対するのだ」ということを確認し合いました。

これは危うく、「ロシア=敵」となってしまいがちな気持ちへの問題意識です。

ロシアの市民たちも侵略直後から「ウクライナ市民に申し訳ない。恥ずかしい」と反戦の声を上げていました。

ロシアで反政府的な発言や行動をすること自体、とても危険で難しいのにも関わらず。

その証拠にいま、ロシアでは子どもも含む、反戦の声を上げた市民が1万人以上拘束されました。

行動するだけではなくそれに向けて私たちの意見を出し合い、情報を共有し合い考えることも行いました。

そんな話合いを毎日グループLINEの中で繰り広げるうちに「戦争とは真っ当な判断が出来なくなるのだ」ということも学びました。

過去の戦争もそうだったと思います。

 

広瀬アリス、“ジャニーズと熱愛”でも爆売れの謎。大倉忠義は事務所黙認?春ドラマで異例の2本同時主演できたワケ

女優・広瀬アリス(27)の人気が急上昇している。春クールは2本のドラマで異例の同時主演を務めるなど絶好調。今年の1月には関ジャニ∞・大倉忠義(36)との真剣交際が報じられたことで、その後の活動が心配されたが影響はないようだ。とはいえ、なぜここまで広瀬アリスが今、“確変状態”となっているのだろうか?芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが解説します。

広瀬アリス、“掛け持ち”主演の危険過ぎる落とし穴

デイリー新潮』が広瀬アリスの4月期ドラマ“掛け持ち主演”を異例中の異例と報じています。

『探偵が早すぎる~春のトリック返し祭り~』(日本テレビ系)と『恋なんて、本気でやってどうするの?』(フジテレビ系)の両方が広瀬の主演を銘打っているからです。

この2つのドラマは放送曜日も時間帯も違いますからバッティングすることはありませんが、私の記憶を紐解く限り、異例なケースであることは間違いないと思います。

広瀬すずに隠れていたお姉ちゃんがいつの間にかこんな売れっ子になっているとは…驚きです。

掛け持ち主演を男優という括りで見れば、最も記憶に新しいのが『今ここにある危機とぼくの好感度について』(NHK)と、『あのときキスしておけば』(テレビ朝日系)で主演した松坂桃李でしょう。この時も曜日と放送時間帯が違いました。

つまり、しっかりと“棲み分け”が出来ていれば、人気俳優が同じクールで同時主演することは決してタブーでも何でもないということなのでしょうね。

そしてもうひとつ重要なのは“演じるキャラクターが被らない”ことでしょう。

松坂でいえば、不祥事に翻弄される名門大学の広報マンと、恋人が憑依した清掃員を愛するスーパーの店員役でした。

広瀬だと、実父の遺産5兆円を相続することになった女子大生と、恋愛群像劇の中での洋食器のチーフ・デザイナー役だといいます。コメディとラブ・ストーリーという“棲み分け”がしっかりできているというわけです。

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デイリー新潮』によれば、この“掛け持ち主演”はあくまで男優に適用されてきたテレビ業界の常識だといいます。

昨年10月期には『劇団EXILE』鈴木伸之が3作品のドラマに“掛け持ち”出演していました。全てが主演ではないものの、スケジュール調整に伴うキャラクターの切り替えが大変だったでしょうね。