トルコのロシア軍機撃墜で考える。敵の敵は味方か、それとも敵か?

11月24日のロシア軍機撃墜事件ですが、なぜトルコはロシアに反旗を翻したのでしょうか。そこには単純な敵・味方の考えでは説明できない理由がありました。メルマガ『uttiiの電子版ウォッチ』では、今回の敵対構造について、新聞の論説や政治家の視点を交えながら解説しています。

【遠きより】~敵か味方か~

外務大臣時代の田中真紀子氏だったと思いますが、周囲の人間には3種類しかいないと語ったことがありました。「」か「家族」か、あるいは「使用人」だと。随分寂しい世界観だなあと当時思ったものですが、でも、例えば「家族」の延長線上に「友達」を入れたとすれば、それなりにバランスの取れた考え方になるというか、案外的を射ているのかもしれないと思うようになりました。

この田中流の考え方を使って、伝統的な「」「味方」の観念を洗ってみるとどういうことになるか、ちょっとやってみましょう。「」以外の二つは、はたして「味方」なのかどうか、ということも。

まずは「家族」から。悲しいことに、実際の「家族」は必ずしも「味方」とは限りません(涙)。だとすれば、この「家族」は、とことん味方として加勢してくれる血縁者および非血縁者(友人のことですね)を指すと考えた方がいいのかもしれません。金銭以外のところでキチンとつながっている人たち。一応、一番頼りになるはずの人たちですね。もちろん、しばしば、本当はカネでつながっているのに、そうでないかのように覆い隠している場合があるので、そこはややこしい。

使用人」はどうか。自らの価値観に基づいて何かをしてくれる存在ではなく、飽くまで相互に利益を与え合う契約を結んでいる人たち、典型的には金銭の支払いを約束する代わりに、何か役に立ってくれる人たちのことですから、基本的には「味方」に入るべき人たちでしょうね。でも、金の切れ目が縁の切れ目。「」に買収されれば裏切るかもしれない。ゴルゴ13が相手に雇われてしまってピンチ、みたいな。

」は「」ですが、長い目で見ると、「」によって鍛えられ、そこから大きな利益を得ることだってある。ライバルってことですね。

こうしてみると、世の中を単純に「」と「味方」に分けて考えるよりも「味方」を「家族」と「使用人」に分けた方が、周りがよく見えてくるように思います。現実世界でも、そうです。

『紅白』終われば鐘が鳴ってお正月。この良さは海外に住むとわかる

日本人の大晦日、といえば『紅白歌合戦』ですよね。実はこれ、日本独自の文化なんだそうです。海外で長く生活しているメルマガ「ニューヨークの遊び方」の著者・りばてぃさんがグローバルな目線で、日本人からは分かりにくい『紅白歌合戦』のレアリティを解説してくれます。

音楽の力

先週、日本では、毎年恒例になっているNHKの『紅白歌合戦』の出場者や司会者が発表されたようで、さっそく大きな話題になっているようだ。

1960年代には、視聴率74.0%~81.4%!! という、まぁ、深夜営業するお店や施設もなく、みんなが家にいるのが当たり前じゃないとありえない水準だったこともあり、日本国内では、昔と比べると『紅白歌合戦』を見る人は減ったという声も出てるが、それでも、昨年、2014年も、前半平均35.1%、後半平均42.2%、瞬間最高47.5%(大トリの松田聖子さん)と高視聴率を記録

今でも『紅白歌合戦』は、日本国内の方々から大きな注目を集める特別な番組と言えるだろう。

いや、日本国内だけじゃない。

紅白歌合戦』は、日本で生まれ育った後、長年、海外に住むことになった日本人にとって、また格別な魅力がある。

たぶん、海外に住むようになって2~3年くらい、いや5年くらいまでの方々より、10年超えて住んでいる日本人の方が、『紅白歌合戦』に対する特別な思いは強くなってるかもしれない。

昔からずっと出場し続けている歌手の方々の変わらぬお姿(SMAP23回目!!!)とか、今年、日本でブレイクした方々とか、幅広いジャンルの方々が集まって、今年1年を締めくくる、いかにも日本らしい、日本ならではの雰囲気を、感じられる『紅白歌合戦』のような番組は他になかなかない。しかも、「音楽」を通して!!!

口癖は恥ずかしくない。言い続ければ、思いが必ず形になる魔法の言葉

「口癖」と聞くとあまりいいイメージを持ちませんが、無料メルマガ『ビジネス発想源』の著者・弘中勝さんは、口癖をネガティブに捉えず上手く利用して言い続けることで、自分や周囲に変化がおとずれると言います。その驚きの方法をわかりやすく解説していただきました。

意味の口癖

大抵、「口癖くちぐせ)」は馬鹿にされます。

「あいつすぐ、こう言うよね」と、陰でこっそり笑われたり、モノマネされたりします。

その馬鹿にされていることを恥ずかしがって、何とかその口癖出さないように直そう、と多くの人が思ってしまいます。

しかし、口癖には2タイプ種類があります。

1つ目のタイプは、「表現の口癖」です。

表現の口癖とは、例えば語尾が特徴的だとか、「雰囲気」を「ふいんき」と読む言い間違いだとか、生まれ故郷の独特のイントネーションだとか、要するに話し方喋り方の癖ですね。

これは、一度モノマネをされると、どんなシチュエーションでも真似ができます。

ものまね芸人がやっているモノマネは大抵これで、その人のしゃべり方、振る舞い方の特徴をつかんでいるので、よく似ていると感じます。

そして口癖の2つ目のタイプは、「意味の口癖」です。

これは、表現やシチュエーションはどうであれ、同じ意味のことばかり繰り返す口癖です。

ポジティブ思考とかネガティブ思考などという時はまさにこれで、いつもポジティブなことばかり言う、いつもネガティブな発言ばかり、などということに似ています。

例えば、アニマル浜口が「気合いだー」とよく言いますが、あれも気合いを入れようという意味があるので、まさに「意味の口癖」です。

現在放送中の大河ドラマ『花燃ゆ』で、主人公の美和(井上真央)が「世話ぁない」と言ったり毛利敬親(北大路欣也)が「そうせい」と言ったりしていますが、あれらも「大丈夫」「そうしなさい」という意味があるので、どちらも「意味の口癖」です。

そういう「意味の口癖」である口癖を持つ人は、陰でなんと言われようと、恥ずかしがることはありません。

その意味を伝えるために言っていることなのだから、それを恥ずかしがって直そうとするというのは、自分の信念を恥じ自分の信念を曲げるということです。

それよりも、自分が本当にそう思っての口癖ならば、全く気にする必要はないのです。

むしろ、その「意味の口癖」が浸透していくことで、その意味自分のキャラクター融合し、自分の新たな居場所拓けてくるようになります。

もっとひどいことをされた。北海道中学いじめ事件、被害者の母が告発

11月に報じられた、北海道の私立中学でのいじめ事件。無料メルマガ『いじめから子供を守ろう!ネットワーク』では、退学を余儀なくされた被害生徒の母親の告発と、公開するもすぐに削除された学校側のマスコミに対する抗議文が全文掲載されています。

いじめとマスコミ

先日、札幌市内私立中学1年男子生徒(12)が入学直後から半年間にわたってクラスメートらからいじめを受け、退学していたことが報道されました。

朝日新聞の記事によると、男子生徒は、殴る、蹴る、床に押し付けて髪の毛を1本ずつ抜く、シャープペンシルで腿を何回も突き刺す、お茶を顔に吹き付けるなどの暴力、さらに、「下の下の人間」「(お前は)俺のおもちゃだ」などの暴言や、LINEで、「こ・ろ・す・ぞ」というメッセージが送られるなどのいじめを受けていたことがわかりました。

そして、9月18日から不登校になり、10月末に退学。男子生徒の母親は「息子が連絡帳で訴えたのに、担任はなぜいじめを防げなかったのか。相談から2カ月もたつが、学校からは調査結果も知らされていない」と憤っている。

校長は「担任はふざけているのだと思い、いじめだと考えなかった。生徒と母親には申し訳ない」と述べ、学校側は、加害生徒らは謝罪の意思を示しており、同校もいじめを見抜けなかったなどとして謝る方針。主導した生徒を停学処分にし、ほかに関与した生徒らとともに指導する、などと報道されています(2015年11月15日付朝日新聞記事より)。

いじめられて助けを求めたら「ふざけていると思った」など、とても信じられません。しかし、マスコミの取材を受けたことで、それまでいじめ解決に消極的だった学校が、ようやくいじめ解決に向けて重い腰を上げたようです。謝罪や加害生徒を停学させる方針などが示され、いじめが解決の方向に向かっているようで、被害者側もほっとしているのではないかと思われました。

ところが、この札幌の私立中学は、この報道の翌日の11月16日、学校で保護者会を開き、校長が、「被害生徒は、大げさな反応をする子だという趣旨の発言をしたと報道されています。

さらに、朝日新聞に対しては、「取材内容異なる報道がなされたことに対して抗議する」と宣言し、テレビ局については、放送倫理・番組向上機構(BPO)放送人権委員会に申立てをしたことを報告する書面を配布しました。学校のホームページにも、この書面を掲載しました。

HTB テレビ放送及び朝日新聞の記事について(ご報告)

この反論がネットで取りざたされると、学校はこの書面をすぐさまームページから削除しました

野菜不足よさらば。1日の必要量350gを簡単に摂る5つのコツを伝授

1日の野菜摂取量の目安とされる350gという数字。しかし、これだけの野菜を摂るとなるとなかなか簡単なものではありません。。そこで今回は無料メルマガ『おひとりさんが健幸的に食べるシンプル調理の和風レシピ!』で紹介されている「350gを1日で摂取する5つのコツ」を公開。これなら仕事が忙しくても無理なく食べられますよ。

1日野菜350g 5つの「コツ」

gatugatu佐藤です。

「350gの野菜を1日で摂取するコツ」を伝授します。

先日は「野菜350gを摂取する理由」を暴露しました。

で、実際、生の野菜の場合350gを目視するとどう感じるのか?

下の画像、サラダにした生野菜120gです。

1

350gを3食で分けて食うとして1食分の約120gです。この3倍が1日に必要な野菜の摂取量350gになるわけです。

どうですか? 多いと感じますか?

画像のサラダは幅20cmの器です。

あなたが今、携帯電話でみているのか、パソコンで見ているのかで感じ方は変化しますが、例えると、ちょい大き目のお弁当箱にギュウギュウに詰めた込んだくらいの量です。

ちなみに、このサラダ、120gのうち緑黄色野菜は「40g」。サラダほうれん草、サニーレタス、赤パプリカ、ブロッコリーの新芽。

淡色野菜は「80g」で、丸レタス、赤玉ねぎ、セロリです。

緑黄色野菜120g/日、淡色野菜230g/日の摂取バランス考えて混ぜてます。

で、量は別にして画像のサラダを見て「食いてぇ」と思えますか? 彩りが綺麗なので、普通に「食べたい」と感じて頂けたと思います。

実は、これが「350gの野菜を1日で摂取するコツ」の1つです。

彩りが綺麗だと食欲が沸きます。食欲が沸けばたくさん食えます。特に赤色、オレンジ色は暖かさや興奮の印象を与え「食欲増進の効果」があるとされてます。

赤と緑、黄と紫、黒と白など、補色の関係の色同士を使うと互いに引き立つので、綺麗に映り食欲が沸きます。

抽象的ではありますが、そもそも、「食べたい!」と思わないとたくさんの量は食えません。食欲を掻き立てる料理を作る色使いの工夫も必要なわけです。

難しく考えるとめんどくさくなるので「サラダ」なら、同じ色の野菜ばかり使わず、色の異なる野菜2~3種類混ぜて使うだけで、「食欲を掻き立てる綺麗な料理」になります。

私は、普段「緑」「赤」「白」を意識して使ってます。

先日は、野菜1日350gを「できるだけ『生の野菜』で食え!」と言いました。

が、生野菜ばかりで350g摂るのは量が多く食えないです。

野菜350g具体的な野菜で表すと、

ほうれん草…約1束
南瓜…約1/3/個
大根…約1/3/本
胡瓜…約3本
トマト…3個それぞれ350gです。

仕事をして、朝は時間がない、昼は外食や野菜の少ない弁当を食べることが多々。忙しいあなたがこの量を毎日摂るには、夕食で多く摂取することになると思います…。

そこで、「350gの野菜を1日で摂取するコツ」をもう1つ。

「野菜を冷凍する」です。

例えば、「小松菜のおひたし」。正規の方法なら小松菜を湯がいて出し汁で和えます。

が、湯がきません。

根元を切り落とし流水で綺麗に洗ったら、3~4cm幅に切ってナイロン袋に入れ冷凍します。で、使う時に自然解凍で戻して水分を絞ってそのまま出し汁で和えます。

こうすると、湯がいた状態と同じになり、「量」が減ります。湯がくと破壊される栄養も無駄なく摂取できます。

量が減ればもう一品野菜料理をプラスでき、たくさん食えますからね。

「冷凍する」。ほうれん草、水菜、青梗菜、春菊、和え物に使う菜っ葉類に有効な方法です。

「350gの野菜を1日で摂取するコツ」、他の方法はとしては…、

先日も言いましたが、「炭水化物を減らす」です。結局、量を減らすために面倒なこれらの調理法になるのですが…。

しかし、メリットもあります。ビタミンA・D・E・Kの「脂溶性ビタミン」は油に溶けるので、油と調理する炒め物はそれらの吸収率がアップします。ほうれん草、にんじん、かぼちゃなどは炒めたり、揚げたりするといいです。

それと、体調の悪い時に生野菜を食うと、胃や腸に負担がかかるので熱を通した野菜を取る方がいいとされてます。

あとは、「野菜ジュースで補う」です。

が、実は野菜ジュースは殺菌のため一度熱処理されているので栄養量が生の野菜より劣ります。不足分の栄養を加えたものもありますが、自然の野菜と違いバランスが崩れているのでちゃんと体に吸収されているかは疑問です。

野菜を食べないよりはマシなので1日350gに近づける為にも飲んだ方がいいと思います。

まとめますと、

  1. 彩のよい野菜料理を作って食欲を掻き立てる
  2. 野菜を冷凍して、量を減らす
  3. 炭水化物を減らしてその分、野菜を食う
  4. 炒める、煮る、蒸す、揚げるの調理で熱を通し、量を減らす
  5. 野菜ジュースで補う

以上の5つを「コツ」に、1日350gの野菜を食うように心がけてみて下さい。

ロシア機撃墜は、トルコが石油利権を守るためだった

11月24日に起きたトルコによる露軍機撃墜事件。トルコ政府はロシアに領空侵犯があったと主張しますが、メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』は「攻撃はトルコ政府がISからの石油密売ルート問題を隠すために行った幼稚な戦術」と手厳しく論じています。

ロシア機撃墜で墓穴を掘った?トルコ──IS「石油輸出」幇助疑惑に国際社会の目

11月24日にシリア北部のトルコとの国境地帯でトルコ軍F16 戦闘機がロシア軍Su24爆撃機を撃墜した事件の真相は、まだ詳らかではないが、トルコ側のきわめて軽率かつ混乱した判断によるものであった可能性が濃厚である。

「国籍不明機が領空侵犯した」というのがトルコ政府の主張だが、そのトルコ政府の国連への公式報告では、ロシア軍機がトルコ上空を通過したのは「17秒間」であり、それすらもロシア政府は否定していて領空侵犯はしていないとしている。そもそもこの一帯でロシア軍機が活動していることは公知の事実であって、それを国籍不明機としていきなり撃ち落とすこと自体が異常としか言いようがない。

トルコのややこしい思惑

NATOの一員でもあるトルコは、米国主導の対IS「有志連合」に参加はしているものの、実はIS撲滅にそれほど熱心ではなく、サウジアラビアや湾岸産油国の「親米スンニ派」諸国と同様、シリアの「反米シーア派系アラウィ派」=アサド政権の打倒を最優先する立場である。

それに加えて、トルコ独自の事情として、シリアとの900キロ(さらにその東に続くイラクとの国境を加えれば1,200キロ)に及ぶ長い国境地帯を中心に1,500~2,000万人近いクルド人少数民族を国内に抱えており、イラク国内のクルド人自治政府やシリア国内のクルド人勢力が、ISとの戦いで力を増して、トルコ国内のクルド人を刺激して、「大クルド国」への独立志向が強まることを何よりも恐れている。

そのためトルコ政府は、シリア国内のクルド人地帯にモザイク状に入り交じって点在する(民族的に親戚筋に当たる)トルクメン人部族を積極的に支援して、反アサド武装勢力として育成を図ってきた。このシリアン・トルクメン人は、反アサドではあるが必ずしも反ISではなく、しかしトルコ政府にとってはそんなことはどうでもよく、本音は彼らが力を持つことでシリアとの国境の南がシリアン・クルド人の支配地域になることを牽制することにあった。

水木しげる先生を奪った心筋梗塞、そのリスクを60%も下げる食材がある

マンガ家の水木しげる先生、テレビ「テラスハウス」で人気を集めた今井洋介さんの命を奪った心筋梗塞。とくに今井さんの31歳での死は、この病がすべての人にとって他人事ではないことを物語っているかのようです。無料メルマガ『Dr.ハセのクスリとサプリメントのお役立ち最新情報』では、そんな心筋梗塞のリスクが魚を摂ることで下がると報告しています。

冬に多い心筋梗塞の発症を防ぐには

国立循環器病研究センター予防医学・疫学情報部 西村邦宏室長らの研究グループが、心疾患の1つである心停止が発生した4年間の消防庁統計19万6,000件について調べたところ、10月から4月にかけての冬に心筋梗塞の最重症型である心停止の発生が多いと報告しています。

突然死の原因となるものですが、これからますます寒い時期を迎えるにあたって、心筋梗塞の予防、特に寒冷地での防寒対策が重要となります。

さて、この心筋梗塞は心臓の筋肉(心筋)に、十分な血液が送られなくなって心筋が死んでしまう病気ですが、症状は突然胸の中央に焼けるような強烈な痛みで始まり、呼吸困難・めまい・吐き気・冷や汗などの症状をともなうこともあります。

この心筋梗塞は心臓の冠動脈管に動脈硬化が起こり、血管が塞がれた状態となって血液が流れなくなり、心筋が働けなくなって起こる訳で、依然死亡率の高い疾患です。

ところがありがたい事に、魚を週に8食食べる人は、1食しか食べない人と比べ、心筋梗塞を発症する危険度が60%近くも低いそうです。

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これは厚生労働省研究班の大規模調査により分かったもので、岩手、秋田、長野、沖縄県内に住む40~59歳の男女約4万人を対象にした、約11年間追跡調査の結果です。

研究では、魚の摂取量に応じて5グループに分けて、心筋梗塞の発症率を比較しました。

その結果、摂取量が週1食(1日当たり20グラム)程度の人たちに比べ、週5食(同110グラム)程度食べるグループは30%週8食(同180グラム)程度では57%も発症リスクが低くなっていたそうです。

ご存知のように、アジ、イワシ、サンマ、サバなど脂肪の多い青魚には、EPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)などの脂肪酸が多く含まれ、食べた人の血管を詰まりにくくする効果がある事が分かっています。

是非皆様これらの魚類を多くお摂りになり、心筋梗塞などのリスクを出来るだけ下げるような食生活を送られますよう。

もちろん、寒さ対策は忘れずに!

image by: Shutterstock.com国立がん研究センター

 

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年金の受け取りを5年遅らせるだけで、42%も受給額を上げる裏ワザ

65歳以降、年金をもらう時期を遅らせる「繰り下げ受給」。無料メルマガ『年金アドバイザーが教える!楽しく学ぶ公的年金講座』の著者・hirokiさんによると、最大42%も受給額が増えるのだとか。その注意点なども含め、詳しくお聞きしてみました。

65歳以降年金を貰うのを遅らせて、年金を増やす年金の繰り下げ

65歳から貰う老齢厚生年金と、老齢基礎年金は、年金貰う時を遅らせると、遅らせただけで年金が増えていきます。1ヶ月遅らせるごとに0.7%ずつ年金が増えていきます。

遅らせる事は65歳から70歳までの5年間分(60ヶ月間)が最大です。つまり0.7%×60ヶ月=42%まで年金を増やす事ができます。

ただし、66歳以上に達した人だけが年金を増やす事が出来る事に注意。65歳以降1ヶ月ずつ年金貰うのを遅らせる(以下、年金の繰下げと呼びます。繰下げ中で年金を貰わない間を繰下げ待機中といいます)ごとに年金が0.7%ずつ増えるんですが、最低条件としてまずは66歳以上にならないと増えた年金を受給出来ないんですね。

ちょっとざっくりですが65歳から貰う場合と70歳から貰う場合で一体どのくらい年金に差が出るのか、計算してみましょう。

65歳から通常通り年金をもらうとした場合。

(1)65歳時点での老齢厚生年金額1,000,000円。
(2)65歳時点の老齢基礎年金額780,100円(平成27年度老齢基礎年金満額)。
(1)+(2)=1,780,100円

しかし70歳まで年金を貰わずに繰下げたとします。となると、

(1)老齢厚生年金1,000,000円×142%=1,420,000円
(2)老齢基礎年金780,100×142%=1,107,742円
(1)+(2)=2,527,742円

65歳から貰うよりも747,642万円(2,527,742円-1,780,100円)も増えました。たった5年間、年金を貰わなかっただけで、こんなに年金が増えました(^^;;

とはいえ、年金を繰下げしてる間は年金が支給されないので、ある程度老後のお金に余裕があるとか、まだ稼いでいる、長生きに自信があるとかの人にオススメかもしれません。

師走に「もうすぐ年が終わる…」とか騒ぐより、もっと考えるべきコト

いよいよ2015年も最後の月になりました。年が終わることにあまり良い感触を覚えない日本人ですが、メルマガ『オーラのにしまりちゃん』では、年末を、次の年を有意義にするための準備期間として考える為の心構えを教えています。来年の成功へのステップを、一歩先取りしちゃいましょう。

 

11月は今日で最後。明日から師走になりますね。

日本の言葉の使い方って季節感があって好きなんだけど、わたし、個人的には師走って言葉は嫌いなんだなあ。

なんでって、ただでさえ忙しいのにみんな急かされる感じがするでしょ。

先生も走る、ってわかるけど、よく言ったと思うけど、なんだか日本人ってネガティブにとらえるらしいです。一年が終わることに。

あー今年も終わるどうしよう!!!みたいな。もう困るー!みたいな。

これ、まわりでもよく聞きはじめるよね。わたしもつい流れで口に出すけど、なんで?って思う。笑

毎日必死で一年を必死で生きていたらそんな言葉は出てこないんじゃ? とも。

とはいえ、何かをすること、は特にノルマではないので、それができてなくても、いいのだけど、何かしらの、攻められる感あるよね。なんでかしら? 笑

ブログでは書いたけど、実は12月は振り返ったり忘年会してる場合ではなく、いやギリギリの押し迫ったら振り返っていいのだけど、そんなことより、オイ、来年の目標定めろよってどつく時期。 
わたし、この時期とくにドSになりまっせ。

もちろん人なんて弱いから、私だってうじうじ虫になったりPMSの時なんて、もう死にたい、とか、生きていてわたしいいのかなあっとか。 笑

わたしでさえも、ネガティブになるからさ。いつもそうであれとは言わないけど。

子どものやる気を引き出す、お小遣いよりも効果のある方法

お子様に「お小遣いくれないならやらないよ!」などと毎回言われてお困りの方に。無料メルマガ『子どもが育つ“父親術”』では、報酬だけに頼らない子どものやる気をしっかり成長させる方法をご紹介しています。とてもシンプルで効果的な子どものモチベーションアップ法とは?

子どものやる気を育てるには

今日のテーマは、子どものやる気を引き出すことについて。

身に付けたら良いと思う習慣、習得中のものの練習・勉強、とりあえず目の前の『やってほしいこと』、いろいろありますが、いずれにしても子ども自身が“やる気”を持たない限り、行動することはありません。

その行動を起こすもとになる“やる気”ですが、別の言い方では動機づけとかモチベーションとか呼ばれたりもします。

そして、大きく分けると『内発的動機付け』と『外発的動機付け』の2つに分けることができます(ちょっと理屈っぽい話になりますが、日常生活に活かせる事例もご紹介するので、しばしお付き合いくださいね)。

内発的動機付けは、自分自身の中から湧き出る意欲好奇心興味関心などから行動して、充実感・満足感を得るメカニズム。

外発的動機付けは、外から与えられるご褒美報酬(モノだけでなく、褒められること、「罰を受けないように」という意識も含む)などを目的として行動して、満足するメカニズム。

この2つ、一概にどちらかが良いとか悪いとか言うものではありません。

それぞれに向き不向きがあるというだけ。

ある研究では『報酬などの外発的動機付けは、単純作業には効果を発揮するが、頭を使う創造性が求められる場面では逆効果』という結果が出ています。

<参考:研究内容に触れているスピーチ動画>

Dan Pink: The puzzle of motivation

※スピーチは英語ですが、日本語訳が表示できます。

なので、家庭でも単純作業─おもちゃを箱に片付けるとか、庭の草取りとか─であれば、外発的動機付けを活用すると効果が期待できます。

具体的には、ゲーム形式がいちばん使いやすいでしょう。

「今からお片付け競争するよ。ケイスケは自分のおもちゃを箱にしまう、パパはテーブルの新聞と本を片付ける。どっちが早く終わるかな? よーい、どん!」

これだけでも『ゲームに勝つ』という動機付けが発生します。

もっと盛り上げたいなら、さらに報酬を付ける方法もあります。

「先に片付け終わった人が、おやつのクッキー大きい方をもらえるよ」